JPH0967483A - ポリオレフィン系ラップストレッチフィルム - Google Patents
ポリオレフィン系ラップストレッチフィルムInfo
- Publication number
- JPH0967483A JPH0967483A JP7225592A JP22559295A JPH0967483A JP H0967483 A JPH0967483 A JP H0967483A JP 7225592 A JP7225592 A JP 7225592A JP 22559295 A JP22559295 A JP 22559295A JP H0967483 A JPH0967483 A JP H0967483A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ethylene
- film
- propylene
- copolymer
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/10—Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
リオレフィン系ラップストレッチフィルムを提供するも
のである。 【解決手段】 示差走査熱量計により測定した融点が1
35〜165℃であるポリプロピレン成分が1〜30重
量%、エチレンに基づく単量体単位を15〜40モル%
含むプロピレン−エチレンランダム共重合体成分が30
〜89重量%、炭素数4以上のαオレフィンに基づく単
量体単位を5〜15モル%含むエチレン−αオレフィン
共重合体成分が10〜50重量%の樹脂構成からなるポ
リオレフィン系ラップストレッチフィルム。
Description
に優れたポリオレフィン系ラップストレッチフィルムに
関するものである。
生鮮食品等の食品包装に好適に使用されている。このラ
ップストレッチフィルムは、通常、発泡スチロール等か
らなるプラスチック容器に被包装品を入れ、自動包装機
又は手動包装機にてその容器にラップストレッチフィル
ムをかぶせてフィルム自身を伸ばしながら容器を包み込
むようにして使用される。そのために、被包装品が明瞭
に見え、プラスチック容器が変形しないでシワなくタイ
トに包装できることが必要である。従って、透明性・柔
軟性・粘着性に加えて、変形回復性に優れていることが
要求される。
る透明性・柔軟性・粘着性・応力緩和性・変形回復性等
の性能に適した樹脂として、従来、可塑剤が30重量部
程度添加されている軟質ポリ塩化ビニル(以下、軟質P
VC)が広く使われてきた。
生鮮食品を包装する場合には食品に直接接触することな
どを考慮すると可塑剤を含む軟質PVCの使用は望まし
いものではない。また、焼却する際に発生する有害ガス
等が、環境上問題視されている。
替材料として、ポリオレフィン系樹脂を用いたラップス
トレッチフィルムの開発が行われている。例えば、一般
市場では、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合
体(EVAとも略す)、ポリブタジエン等からなるもの
が挙げられる。また、特開平6−256539号公報よ
うなポリプロピレン系樹脂等の材料からなるものも開発
されている。
用いた場合、ポリ塩化ビニル系ラップストレッチフィル
ムに比べ、変形回復性に劣る。つまり、フィルムを指で
押した後に、フィルムにくぼみが生じて元に戻らず、ラ
ップストレッチフィルムの特性が十分に得られない。
等で扱う弁当や惣菜等の包装にもラップストレッチフィ
ルムが使用される。この場合、電子レンジで加熱するこ
とがあり、ポリエチレンやEVA等のポリエチレン系樹
脂のラップストレッチフィルムは、フィルムが容器に融
着する等で好ましくない。また、軟質PVC系ラップス
トレッチフィルムは、可塑剤が入っているため、可塑剤
のブーリド等で衛生上問題であることから、電子レンジ
などの使用は好ましいものではない。
を解決するために、軟質PVCを使用せず、変形回復性
が良好であり、さらに、耐熱性に優れたポリオレフィン
系ラップストレッチフィルムを提供するものである。
Cを使用せず、変形回復性が良好であり、耐熱性に優れ
たラップストレッチフィルムを得るために、鋭意研究を
行った結果、上記の要求に適した特定の樹脂構成からな
るフィルムを見い出し、本発明を完成するに至ったもの
である。
DSCともいう)により測定した融点が135〜165
℃であるポリプロピレン成分(A)が1〜30重量%、
エチレンに基づく単量体単位を15〜40モル%含むプ
ロピレン−エチレンランダム共重合体成分(B)が30
〜89重量%、及び炭素数4以上のα−オレフィンに基
づく単量体単位を5〜15モル%含むエチレン−α−オ
レフィン共重合体成分(C)が10〜50重量%からな
るポリオレフィン系ラップストレッチフィルムである。
ィルムの樹脂構成のポリプロピレン成分(A)は、ポリ
プロピレンを主成分とするものが使用される。例えば、
プロピレン単独重合体、該プロピレンに対して、5%以
下のエチレンもしくはブテンをコモノマーとして含むラ
ンダム共重合体が挙げられる。
計により測定した融点が135〜165℃であることが
重要である。具体的には、セイコー電子工業(株)製D
SC200を用い、熱流束示差走査熱量測定法によっ
て、230℃で5分間溶融し、降温速度10℃/分で冷
却後、昇温速度10℃/分で測定される融解を示す吸熱
ピーク温度が135℃〜165℃の範囲内にあるポリプ
ロピレン成分である。
35℃未満の場合、低融点成分がブリード成分となり易
く、ブロッキングや表面荒れが生じるため好ましくな
い。また、165℃を越えるようなプロピレン成分を得
ることは、一般に困難であり、工業的でない。
未満であれば、組成物の溶融流動性が損なわれ、成形加
工性が困難となる。また、耐熱性も低下する。30重量
%を越える場合は、フィルムの柔軟性・変形回復性を損
ない、ラップストレッチフィルムの物性として、不十分
となる。
性・変形回復性等を考慮すると1〜30重量%であり、
好ましくは3〜20重量%である。
体(B)成分は、30〜89重量%であり、好ましくは
40〜80重量%である。
共重合体(B)成分が30重量%未満であると、プロピ
レン−エチレンランダム共重合体(B)とエチレン−α
オレフィン共重合体(C)の相溶性を損ない、透明性が
低下する。また、変形回復性・柔軟性も損なわれ好まし
くない。
10%以下になるため、弾性回復性が損なわれる。ま
た、このプロピレン−エチレンランダム共重合体(B)
成分のエチレンに基づく単量体単位は、15〜40モル
%であり、好ましくは15〜30モル%である。このエ
チレンに基づく単量体単位が15モル%未満の場合、柔
軟性が損なわれ、40モル%を越えると、フィルム強
度、耐熱性を損ない、好ましくない。
(C)は、エチレンと炭素数4以上のαオレフィンとの
共重合体である。このα−オレフィンとしては、例え
ば、ブテン−1、ヘキセン−1、4−メチルペンテン−
1、オクテン−1等がある。
%、好ましくは、7〜10モル%である。この場合、α
−オレフィン含有量が5モル%未満であれば柔軟性・変
形回復性を損ない、15モル%を越えるとフィルム強度
・成形加工性を損ない好ましくない。
(C)成分は、10〜50重量%であり、好ましくは1
5〜40重量%である。このエチレン−αオレフィン共
重合体(C)成分がフィルムの樹脂組成の10重量%未
満の場合、変形回復性が得られず、50重量%を越える
と耐熱性を損ない好ましくない。
の組成が上記の範囲にある限り、2以上のプロピレン−
エチレンランダム共重合体やエチレン−αオレフィン共
重合体を混合して使用してもよい。
ロピレン−エチレンランダム共重合体成分(B)は、例
えば、以下のような公知な方法で得られるプロピレン−
エチレンブロック共重合体として製造することが、一般
的である。
合物及びアルミニウム化合物の存在下、チタン含有ポリ
プロピレンを生成する。次に、第2段階以降の重合にお
いて、プロピレンとエチレンを上記チタン含有ポリプロ
ピレンと共重合させる。このことにより、プロピレン−
エチレン共重合体が得られる。
230℃でのメルトフローレートを0.1〜10g/1
0分に調整することが、フィルムを成形する上で好まし
い。
チフィルムをえるには、上記樹脂組成物を単層フィルム
でも無論、滑り性と自己粘着性のバランス・熱融着性等
実用に応じて、この発明の樹脂組成物からなるフィルム
の少なくとも一表面に、プロピレン−エチレンランダム
共重合体、プロピレン−αオレフィン共重合体、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル
酸共重合体及びエチレン−(メタ)アクリル酸エステル
共重合体の内少なくとも1種からなる表面層を積層した
3層積層フィルムとすることも可能である。上記プロピ
レン−エチレンランダム共重合体、プロピレン−αオレ
フィン共重合体及びエチレン−酢酸ビニル共重合体とし
ては、従来からラップストレッチフィルムに用いられて
いるものを用いることができる。この場合、上記共重合
体を積層した表面層の厚さの割合が、本発明の樹脂構成
からなる中心層の厚みの50%以下でなければならな
い。
得られない。
防曇性、帯電防止性、紫外線防止性等の機能を付与する
ために、本発明の樹脂構成からなるフィルム及び積層し
た場合の表面層樹脂には、一般に使用されている酸化防
止剤・粘着付与剤・アンチブロッキング剤・防曇剤・帯
電防止剤・紫外線吸収剤・着色剤・鮮度保持剤・ガス吸
着剤・消臭剤・香料・難燃剤等が配合されても良い。他
にも、本発明の特徴を損なわない限り、必要に応じて別
の成分を添加しても良い。
来公知の技術により製造することができる。例えば、単
数あるいは複数の押出機を用いて、インフレーション成
形、又は、Tダイ成形よる単独押出、共押出又は押出ラ
ミネート等により製造できる。
5μm以上50μm以下であることが好ましく、さらに好
ましくは、8μm以上20μm以下である。フィルムの厚
みが8μm未満の場合、フィルム強度が損なわれ、ま
た、50μmを越えるとフィルムの柔軟性が損なわれ、
トレー等を包装するのに作業性が良くない。
を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定するもの
ではない。
測定・包装適性評価方法は下記の方法により行った。
ー)法により測定した。ウォーターズ社製GPC−15
0Cによりo−ジクロロベンゼンを溶媒として135℃
で行った。用いたカラムは東ソー製TSK−gel G
MH6−HT、ゲルサイズ10〜15μmである。校正
曲線は標準試料として、重量平均分子量が950、29
00、1万、5万、49.8万、270万、490万の
ポリスチレンを用いて作成した。
合体成分におけるエチレンに基づく単量体単位及びプロ
ピレンに基づく単量体単位のそれぞれの割合の測定 13C−NMRスペクトルのチャートを用いて算出し
た。即ち、プロピレン−エチレンランダム共重合体成分
におけるエチレンに基づく単量体単位及びプロピレンに
基づく単量体単位のそれぞれの割合は、ポリマー(Po
lymer)第29巻(1988年)1848頁に記載
された方法により、ピークの帰属を決定し、次にマイク
ロモレキュールズ(Macromolecules)第
10巻(1977年)773頁に記載された方法によ
り、エチレンに基づく単量体単位及びプロピレンに基づ
く単量体単位のそれぞれの割合を算出した。
間100mm標線間50mm引張速度500mm/mi
nで100%伸ばし、その状態で10分間保持し、その
後、解放して10分放置してその前後の寸法変形回復性
を評価し、以下の計算式を引張永久歪Tとした。
引張前の標線間の長さ(mm) l1 は引張時の標線間の長さ(mm)、l2 は収縮後の
標線間の長さ(mm) (5)耐熱性試験 口径100mmφのガラス製円筒容器の上部をフィルム
で包装して、フィルムの上に1gのアルミ球を載せて、
130℃〜150℃の高温室で30分放置し、その後の
フィルムの状態を観察する。なお、測定温度は5℃間隔
で測定した。
100gの鋼球を30分放置してその後鋼球を取り除い
たときのフィルムの状態 評価: ○ 外観変化無し △ 中心付近に少しくぼみがあるが外観は大きく損なわ
ない × 中心付近に深いくぼみがあり外観を損なう。 2.ブロック共重合体の重合 重合例1 (予備重合)攪拌機を備えた内容積1リットルのガラス
製オートクレーブ反応器を窒素ガスで十分置換したの
ち、ヘプタン400mlを装入した。反応器内温度を2
0℃に保ち、ジエチレングリコールジメチルエーテル
0.18mmol、ヨウ素化エチル22.7mmol、
ジエチルアルミニウムクロライド18.5mmol、及
び三塩化チタン(丸紅ソルベイ化学社製TOS−17)
22.7mmolを加えた後、プロピレンを三塩化チタ
ン1g当たり3gとなるように30分間連続的に反応器
に導入した。なお、この間の温度は20℃に保持した。
プロピレンの供給を停止した後、反応器内を窒素ガスで
十分に置換し、得られたチタン含有ポリプロピレンを精
製ヘプタンで4回洗浄した。分析の結果、三塩化チタン
1gあたり2.9gのプロピレンが重合されていた。
プロピレンを1リットル、ジエチルアルミニウムクロラ
イド0.70mmolを加え、オートクレーブの内部温
度を55℃に昇温した。三塩化チタンとして0.087
mmol加え、55℃で30分間のプロピレンの重合を
行った。この間水素は用いなかった。次いでオートクレ
ーブの内部温度を急激に55℃に降温すると同時にエチ
ルアルミニウムセスキエトキシド0.50mmol及び
メタクリル酸メチル0.014mmolの混合溶液を加
え、エチレンを供給し、気相中のエチレンガス濃度が、
7.0mol%となるようにし、55℃で120分間の
プロピレンとエチレンの共重合を行った。この間のエチ
レンガス濃度はガスクロマトグラフで確認しながら7.
0mol%を保持した。この間水素は用いなかった。重
合終了後、未反応モノマーをパージし、粒子状の重合体
を得た。重合槽内及び攪拌羽根への付着は全く認められ
なかった。収量は140gであり、全重合体の重合倍率
は7300g−ポリマー/g−三塩化チタンであった。
kgに、有機過酸化物として1,3−ビス−(t−ブチ
ルパーオキシイソプロピル)ベンゼンを適量の割合で添
加して、また、一般に使用される酸化防止剤を0.1p
hr添加し、ヘンシェルミキサーで1分間混合した後、
φ50mm単軸押出機で230℃の条件で溶融混練し、
ペレットを得た。 重合例2 重合例1のプロピレンの重合を60℃で30分間、プロ
ピレンとエチレンの共重合を気相中のエチレン濃度5m
ol%にして、60℃で120分で行った以外は重合例
1と同様の操作で行った。 重合例3 重合例1のプロピレンとエチレンの共重合を気相中のエ
チレン濃度13mol%で100分間行った以外は重合
例1と同様の操作で行った。 重合例4 重合例1のプロピレンの重合を70℃で150分間、エ
チレン−プロピレンの共重合を55℃で80分間とした
以外は重合例1と同様の操作で行った。
を表1に示す。又、これらの重合体は、重合例1で得ら
れたペレットと同様に有機過酸化物と溶融混練しペレッ
トとした。
合体(ダウケミカルジャパン製:エンゲージEG810
0 C8含有量7.6モル%、190℃でのMFR=
1.0g/10分 密度0.87g/cm3 )を表2に
示した配合割合で混合した。上記樹脂を単層インフレー
ション法フィルム成形機(押出機:50mm、L/D=
25 ダイス径:200mm)でブロー比を3にして製
膜し、厚さ15μmのフィルムを得た。
合体(ダウケミカル製:エンゲージEG8100)を表
2に示した配合割合で混合した。上記樹脂を単層インフ
レーション法フィルム成形機(押出機:50mm、L/
D=25 ダイス径:200mm)でブロー比を3にし
て製膜し、厚さ15μm のフィルムを得た。
合体(ダウケミカル製:エンゲージEG8100)を表
2に示した配合割合で混合した。上記樹脂を単層インフ
レーション法フィルム成形機(押出機:50mm、L/
D=25 ダイス径:200mm)でブロー比を3にし
て製膜し、厚さ17μmのフィルムを得た。
合体(ダウケミカル製:エンゲージEG8100)を表
2に示した配合割合で混合した。上記樹脂を単層インフ
レーション法フィルム成形機(押出機:50mm、L/
D=25 ダイス径:200mm)でブロー比を3にし
て製膜し、厚さ17μmのフィルムを得た。
フィルム成形機(押出機:50mm、L/D=25 ダ
イス径:200mm)でブロー比を3にして製膜し、厚
さ17μmのフィルムを得た。
フィルム成形機(押出機:50mm、L/D=25 ダ
イス径:200mm)でブロー比を3にして製膜し、厚
さ17μmのフィルムを得た。
合体(ダウケミカル製:エンゲージEG8100)を表
2に示した配合割合で混合した。上記樹脂を単層インフ
レーション法フィルム成形機(押出機:50mm、L/
D=25 ダイス径:200mm)でブロー比を3にし
て製膜し、厚さ15μmのフィルムを得た。
合体(ダウケミカル製:エンゲージEG8100)を表
2に示した配合割合で混合した。上記樹脂を単層インフ
レーション法フィルム成形機(押出機:50mm、L/
D=25 ダイス径:200mm)でブロー比を3にし
て製膜し、厚さ15μmのフィルムを得た。
価した結果を表2にまとめた。表2から実施例のフィル
ムは、変形回復性・耐熱性が良好であることがわかる。
によれば、ポリプロピレン成分、プロピレン−エチレン
ランダム共重合体成分、エチレン−αオレフィン共重合
体成分が特定の割合の樹脂構成において、変形回復性、
耐熱性に優れ、包装適性が良好であるラップストレッチ
フィルムが得られる。このラップストレッチフィルム
は、軟質PVCを用いないので可塑剤の食品への移行も
なく、焼却の際に発生する有害ガス等もなく環境衛生的
に有意である。
Claims (1)
- 【請求項1】 示差走査熱量計により測定した融点が1
35〜165℃であるポリプロピレン成分が1〜30重
量%、エチレンに基づく単量体単位を15〜40モル%
含むプロピレン−エチレンランダム共重合体成分が30
〜89重量%、及び炭素数4以上のα−オレフィンに基
づく単量体単位を5〜15モル%含むエチレン−αオレ
フィン共重合体成分が10〜50重量%からなるポリオ
レフィン系ラップストレッチフィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22559295A JP3499333B2 (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | ポリオレフィン系ラップストレッチフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22559295A JP3499333B2 (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | ポリオレフィン系ラップストレッチフィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0967483A true JPH0967483A (ja) | 1997-03-11 |
JP3499333B2 JP3499333B2 (ja) | 2004-02-23 |
Family
ID=16831743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22559295A Expired - Lifetime JP3499333B2 (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | ポリオレフィン系ラップストレッチフィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3499333B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006213770A (ja) * | 2005-02-01 | 2006-08-17 | Prime Polymer:Kk | 樹脂組成物、透明弾性回復性フィルム又はシート並びにラップフィルム |
-
1995
- 1995-09-01 JP JP22559295A patent/JP3499333B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006213770A (ja) * | 2005-02-01 | 2006-08-17 | Prime Polymer:Kk | 樹脂組成物、透明弾性回復性フィルム又はシート並びにラップフィルム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3499333B2 (ja) | 2004-02-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8470449B2 (en) | Propylene-based polymer composition | |
JP3357525B2 (ja) | 熱可塑性のシール及び包装用フィルム | |
JP4844091B2 (ja) | プロピレン系樹脂組成物およびそのフィルム | |
JP4688247B2 (ja) | プロピレン系樹脂組成物、その製造方法および用途 | |
JP3612374B2 (ja) | ポリオレフィン系樹脂組成物 | |
WO2001090227A1 (en) | Film | |
JP3815827B2 (ja) | ポリオレフィン系ラップストレッチフィルム | |
JPH10338778A (ja) | ラミネート用プロピレン・1−ブテンランダム共重合体組成物およびその組成物を用いた複合フィルム | |
JP3499333B2 (ja) | ポリオレフィン系ラップストレッチフィルム | |
JP4382186B2 (ja) | 軟質ポリプロピレン樹脂組成物 | |
JP2014169437A (ja) | オレフィン系樹脂組成物、これからなるフィルム及び医療用包装容器 | |
JP4748827B2 (ja) | ストレッチフィルム用軟質フィルム | |
JP2000129053A (ja) | ポリプロピレン樹脂組成物およびその無延伸フィルム | |
JP2014076543A (ja) | ストレッチ包装用フィルム | |
JP3324975B2 (ja) | ストレッチ包装用フィルム | |
JPH1072538A (ja) | ポリエチレン組成物 | |
US20050031883A1 (en) | Wrapping film and shrink film each comprising butene polymer | |
JP2004217839A (ja) | プロピレン系樹脂組成物、ならびにその成形体 | |
JP2004231919A (ja) | プロピレン・α−オレフィン共重合体組成物、成形体およびその用途 | |
JPH11152378A (ja) | 医療用エチレン−α−オレフィン共重合体組成物およびこの組成物を用いた成形物 | |
JPH07300548A (ja) | ポリオレフィン系フィルム | |
JP3476159B2 (ja) | 樹脂組成物 | |
JP3281464B2 (ja) | ストレッチ包装用フィルム | |
JPH11152376A (ja) | 二軸延伸フィルム用ポリエチレン組成物およびこの組成物よりなる二軸延伸フィルム | |
JPH0967453A (ja) | ポリオレフィン系ラップストレッチフィルム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071205 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091205 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091205 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101205 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101205 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131205 Year of fee payment: 10 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |