JPH096712A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH096712A
JPH096712A JP15724495A JP15724495A JPH096712A JP H096712 A JPH096712 A JP H096712A JP 15724495 A JP15724495 A JP 15724495A JP 15724495 A JP15724495 A JP 15724495A JP H096712 A JPH096712 A JP H096712A
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data
bus
main memory
unit
mpu
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JP15724495A
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Nobuyuki Tsukada
伸幸 塚田
Masafumi Wataya
雅文 綿谷
Yoshiaki Kamuragi
義明 冠木
Sohei Tanaka
壮平 田中
Noriyuki Suzuki
範之 鈴木
Hiroshi Uemura
寛 植村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 MPUのバスにキャッシュメモリを有するデ
ータ処理装置において、データ転送処理を効率良く行な
えるようにする。 【構成】 シリアルプリンタの印字部104と、主記憶
RAM107の間でバス切り換え部108の制御により
DMA転送を行ないデータ入出力する構成において、M
PU102のバスにデータキャッシュ保持部、およびデ
ータ保持部を有するキャッシュメモリ部109を設け
る。バス切り換え部108は、主記憶RAM107をM
PU102のバス又はMPU102以外のバスに接続す
るよう制御を行ない、MPU102がキャッシュメモリ
部109のデータ保持部114からデータを読み出すキ
ャッシュ動作を行なう間に、バス切り換え部108によ
りデータ保持部114をMPU以外のバスに接続し、主
記憶RAM107のデータの入出力を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ処理装置、特にM
PUのバスを切り離してメモリや周辺回路の間でデータ
転送を行なうデータ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリンタなどのコンピュータ
応用機器において、主記憶RAMに対するDMA転送を
プロセッサがROMにアクセスしているタイミングを利
用して行ない処理のスループットを向上させる技術が知
られている。図9は、このようなデータ転送方式を用い
て構成された従来のシリアル方式プリンタ装置を示して
いる。
【0003】図9において、符号801はプリンタ装置
本体、802はMPU、806はMPUの動作手順およ
び印字に必要な文字情報等を格納したROM、807は
印字に関するデータおよびその処埋に必要なデータを一
時保持しておくための主記憶RAM、805はホスト装
置からデータを受信するインターフェイス部、804は
印字部、803は各装置のデータ読み書き動作および、
主記憶RAM807から印字部へのDMA転送を制御す
る制御部、808は主記憶RAMのバスの接続を切り換
えるバス切り換え部、809は主記憶RAMから印字部
にDMA転送する際に主記憶RAMに対してアドレスを
示すアドレス発生部、810aはMPUからのアドレス
バス、811aはそのデータバス、810bは主記憶R
AMへのアドレスバス、811bはそのデータバス、8
10cはアドレス発生部からのアドレスバス、811c
は印字部へのデータバスをそれぞれ示している。
【0004】この構成において、MPU802はインタ
ーフェイス805で受信したホスト装置からのデータを
主記憶RAM807内の受信バッファ領域に逐次保持し
ていくと共に、一定数受信したところでこれを読みだ
し、印字に必要な変換等の処理を行った後、再び主記憶
RAM807の印字バッファ領域に保持していく。
【0005】ここでMPU802は、ROM806に格
納されているプログラムを読み出して実行するために、
この間頻繁にROM806にアクセスし、データを読み
取る。
【0006】そこでROM806からのデータ読み取り
中には主記憶RAMへのアクセスが起きないことを利用
して、MPU802がROM806からデータを読み取
っている間に、バス切り換え部808により主記憶RA
Mのアドレスバス810bを、MPU802のバス81
0aから、アドレス発生部809のバス810cに切り
換え、また、主記憶RAM807のデータバス811b
をMPU802のデータバス810aから印字部804
へのバス811cに切り換え、アドレス発生部809か
ら読み出す印字バッファのアドレスを出力して主記憶R
AM807から印字バッファを読み出し、印字処理を行
なう印字部804へ直接転送する(DMA転送)。
【0007】このようにMPU802がROM806か
らデータを読み取っている間に、主記憶RAM内のデー
タを印字部804に転送することで、MPUがデータを
読みだして印字部に転送する方法や、MPUの動作を停
止させた間にDMA転送する方法に比ベ、並列的にデー
タの処理を行なえるのでデータ処理の効率がよく、印字
データの処理に必要な時間を短かくできる。
【0008】
【発明が解決しようとしている課題】しかし上記のデー
タ処理方法は、MPUがROMから頻繁にデータを読み
出す場合にはその間に主記憶RAMのデータを十分にD
MA転送できるので有効であるが、MPUのバス上にキ
ャッシュメモリを設け、優先的にキャッシュメモリから
データを読みだすことでROMからのデータ読み出しが
頻繁に起こらないような構成の場合には十分にデータを
DMA転送できず、却ってデータ処理に時間がかかって
しまうことが考えられる。
【0009】近年では、MPUのバスにキャッシュメモ
リを設ける構成は、MPUのデータのアクセス時間を短
くする有効な手段として多くの装置で用いられており、
このような構成においても主記憶RAMに対するDMA
転送によるデータ処理を効率的に行なえるようにするこ
とは、重要な技術的課題といえる。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、MPUと、前記MPUのバスに接続さ
れたキャッシュメモリ部と、データ記憶のための主記憶
RAMと、前記主記憶RAMを前記MPUのバス、また
は前記MPU以外のバスに接続するバス切り換え部を有
し、前記MPUが前記キャッシュメモリ部からデータを
読み出す間に、前記バス切り換え部により前記主記憶R
AMを前記MPU以外のバスに接続し、前記主記憶RA
Mに関する所定の制御を行なう構成を採用した。
【0011】
【作用】上記構成によれば、MPUがキャッシュメモリ
からデータを読み出す間に主記憶RAMのバスをMPU
のバスから切り離し、主記憶RAMに関する所定の制
御、たとえば主記憶RAMに対するデータ転送を行なう
ことにより、データ処理効率を向上できる。
【0012】
【実施例】
<第1実施例>図1は本第1実施例であるシリアルプリ
ンタ装置の構成を示したブロック図である。
【0013】図1において符号101はプリンタ装置本
体、102はMPU、104は印字部、105はインタ
ーフェイス部、106はROM、107は主記憶RA
M、110は主記憶RAM内の印字バッファのアドレス
をカウントしておき、DMA転送時に主記憶RAMに対
してアドレスを出力するアドレス発生部、108はRA
M107のバスの接続を切り換えるバス切り換え部、1
11aはMPU102からのアドレスバス、112aは
そのデータバス、111bは主記憶RAM107へのア
ドレスバス、112bはそのデータバス、111cはア
ドレス発生部からのアドレスバス、112cは印字部へ
のデータバスをそれぞれ示しており、それぞれ従来技術
で示した図9と同等の機能を持つものである。
【0014】さらに、符号109はキャッシュメモリ
部、103はキャッシュメモリ部109を含めた各装置
の制御を行なう制御部をそれぞれ示している。
【0015】図2はキャッシュメモリ部109の構成を
示すブロック図であり、図中113は主記憶RAM10
7と同じ時間でデータの読み書きが可能なRAMにより
構成されるキャッシュタグ保持部であり、このキャッシ
ュタグ保持部113は制御部103からデータライト制
御信号を受けると、アドレスバス111aのA23〜A
16(上位8ビット)の信号を、内部のRAMのアドレ
スバス111aのA23〜A1(23ビット)の内A1
5〜A1(下位15ビット)で示されるアドレスに保持
する(以後このデータをキャッシュタグと呼ぶ)。
【0016】このキャッシュタグ保持部113はデータ
リード制御信号を受けるとA15〜A1のアドレスに対
応するキャッシュタグを内部RAMから読み出し、タグ
比較部115に出力する。
【0017】符号114も同様に主記憶RAMと同じア
クセス速度でデータの読み書きが可能なRAMより構成
されるキャッシュデータ保持部であり、このキャッシュ
データ保持部114は制御部103からデータリード制
御信号を受けると、データバス112aのデータD15
〜D0(16ビット)を、内部のRAMのアドレスバス
111aのA15〜A1で示されるアドレスに保持する
(以後このデータをキャッシュデータと呼ぶ)。
【0018】キャッシュデータ保持部114は、データ
ライト制御信号を受けると、アドレスバス111aのA
15〜A1のアドレスに対応するキャッシュデータを内
部RAMから読み出し、データバス112aに出力す
る。
【0019】符号115は、キャッシュタグ保持部11
3が出力したキャッシュタグと、アドレスバス111a
のA23〜A16を比較することで、データバス112
a上のキャッシュデータがMPU102の出力したアド
レスA23〜A1に対応するデータであるかを判断し、
制御部103に対してその結果を出力するタグ比較部で
ある。
【0020】図3は本実施例の動作を示す流れ図であ
り、以下にこの流れ図に沿って本実施例の説明を行な
う。
【0021】図3はMPUのデータリード時の動作を示
す流れ図であり、まずMPU102がアドレスバス11
1a上に出力したアドレス信号(s201)を、制御部
103がデコードしてアドレスの対象がどの装置である
かを判断する(s202)。
【0022】対象が主記憶RAM107、ROM106
以外(インターフェイス等)の場合には、そこからMP
Uがデータを読み取り(s203)、リードサイクルを
終了する(s210)。
【0023】アドレスの対象が主記憶RAMまたはRO
Mであった場合には、制御部103がキャッシュメモリ
部109のキャッシュタグ保持部113およびキャッシ
ュデータ保持部114にデータリード制御信号を発し、
キャッシュデータ保持部114は対応するキャッシュデ
ータを内部RAMから読み出し、データバス112aに
出力する(s204)。
【0024】同時にキャッシュタグ保持部113は、対
応するキャッシュタグを内部のRAMから読み出し、タ
グ比較部115がこれをアドレスバス111aのA23
〜A1と比較して、キャッシュヒットしているかどうか
を制御部103に示す(s205)。
【0025】ここで主記憶RAM107内に印字部10
4に転送する印字バッファが存在する場合には、上記s
204、s205の間にデータバス切り換え部108に
よりアドレスバス111aを111bから111cに、
データバス112aを112bから112cに切り換え
(s2062)、アドレス発生部110からアドレス出
力して主記憶RAMから印字バッファを読み出し、印字
部104に転送する(s2063)。そしてバスをもと
の接続に戻す(s2064)。
【0026】以上の処理が終了した時点で、上記タグ比
較部115がキャッシュヒットを示していた場合には、
バス112a上のキャッシュデータが有効であるとして
制御部103よりMPU102にACK信号を返し、M
PU102がバス上のデータを読み取ってリードサイク
ルを終了する(s210)。
【0027】一方、キャッシュヒットしなかった場合に
は制御部103の制御により、キャッシュデータ保持部
114の出力を中止し(s208)、データリード対象
である主記憶RAM107,またはROM106からデ
ータを読み出し、キャッシュタグ保持部113、または
キャッシュデータ保持部114にライト制御信号を発し
てバス上のデータを書き込む(s209)と共に、MP
UにACK信号を返してバス上のデータを読み取らせ
(s210)、リードサイクルを終了する。
【0028】図4はMPU102のライトサイクル時の
動作を示している流れ図であり、リードサイクルと同様
にMPUが発したアドレスを制御部103がデコードし
て(s301、s302)、対象が主記憶RAM以外の
場合には対象部にデータを書き込み(s305)、ライ
トサイクルを終了する(s308)。
【0029】アドレスの対象が主記憶RAM107の場
合には、主記憶RAMにデータを書き込む(s303)
と共にキャッシュデータ保持部114から対応するキャ
ッシュタグを読み出しタグ比較部115でキャッシュヒ
ットしているかを判断する(s304)。
【0030】ここで、キャッシュヒットの場合には主記
憶RAM107とキャッシュメモリ部の内容を一致させ
るため、制御部103よりキャッシュタグ保持部11
3、キャッシュデータ保持部114にライト制御信号を
発してデータを書き込み(s307)、ライトサイクル
を終了させる(s308)。
【0031】以上説明したような構成により、キャッシ
ュヒットの確率が高ければ、時間の掛かるROM106
からデータを読み出す回数が減り、データのアクセス時
間を短縮できると共に、キャッシュメモリ部からデータ
を読み出すたびに、印字バッファを主記憶RAM107
から印字部104に効率的に転送することができ、全体
的なデータ処理時間をより短縮することができる。
【0032】ここで例示したシリアルプリンタ装置で
は、ホストから少量の印字データを受信しては逐次デー
タ処理を行い、それを逐次印字していく構成をとるもの
が多いので、主記憶RAMに書き込んだ印字データを比
較的早期に読み出す場合が多く、またROMに保持され
ているMPUのプログラムデータは一定のループで繰り
返し読み出される場合が多いから、上記構成によればキ
ャッシュヒットする確率はかなり高くなるはずであり、
したがって、処理効率を大きく向上することができる。
【0033】<第2実施例>本実施例ではキャッシュメ
モリ部からデータを読み出す間に印字バッファのDMA
転送を行なう構成に加え、ダイナミックRAMにより構
成される主記憶RAMのリフレッシュ動作を行なう構成
を設けている。
【0034】図5は、本実施例の構成を示すブロック図
であり、符号401はダイナミックRAMにより構成さ
れる主記憶RAM、402はDRAMのリフレッシュ制
御回路を含む制御部をそれぞれ示しており、その他の部
分は第1実施例と同様に構成されている。
【0035】図6は本実施例において、キャッシュメモ
リ部からデータを読みだしている間に平行して行なう動
作を示した流れ図であり、第1実施例の図3のAで示し
た部分(s206)にあたる。本実施例ではこの部分以
外は第1実施例と同様の動作をする。
【0036】図6で示すように、本実施例では、キャッ
シュメモリ部からデータを読み出している間に、第1実
施例と同様に主記憶RAM401のバスを切り換え(s
501)、もし転送すべき印字バッファデータが主記憶
RAM401内に存在し(s502)、さらに制御部4
02が内蔵しているタイマーの値によりまだリフレッシ
ュする必要がないと判断すれば(s503)、主記憶R
AM401から印字バッファデータを読みだし、印字部
へ転送する(s504)。そうでない場合には制御部4
02のDRAMリフレッシュ回路により主記憶RAM4
01のリフレッシュ動作を行い(s505)、最後に主
記憶RAM401のバスを元に戻す(s506)。
【0037】このような構成により、ダイナミックRA
Mに対して一定のサイクルで行なうべきリフレッシュ動
作を、キャッシュメモリ部のデータを読み出す期間を利
用して行なえるので、DRAMへのアクセスを待たせて
リフレッシュ動作を行なう回数を減らすことができ、全
体的なデータ処理時間を短縮することができる。
【0038】<第3実施例>本実施例は、第1実施例に
加え、MPUの処理とは別にデータの変換処理を行なう
データ変換部を設け、キャッシュメモリ部からデータを
読み出している間に、主記憶メモリから上記データ変換
部に変換前のデータをDMA転送する、または変換後の
データを上記データ変換部から主記憶RAMにDMA転
送するようにしたものである。
【0039】図7は本実施例の構成を示すブロック図で
あり、符号601は第1実施例の構成に加え、データ変
換部602の制御回路を設けた制御部である。
【0040】符号602は主記憶RAM606から受け
取ったデータを変換してラッチしておき、主記憶RAM
に出力するデータ変換部である。このデータベース変換
部602が行なう処理としては、プリンタの場合、ペー
ジ記述言語からプリンタ内部で使用される制御言語への
変換、あるいは異なるプリンタの動作をエミュレーショ
ンする場合の制御プリンタ制御シーケンスの変換、印刷
すべきデータの解像度の変換など印刷前に実行すべき種
々のデータ変換処理が考えられる。
【0041】符号603はアドレス発生部で、このアド
レス発生部603は、主記憶ROM606から印字部6
05に印字バッファを転送する際のアドレスおよび、主
記憶RAM606からデータ変換部602に変換前のデ
ータを転送する際のアドレス、さらにデータ変換部60
2から主記憶RAM606にデータを書き込む際のアド
レスをそれぞれ別にカウントしてラッチしておき、これ
らを主記憶RAM606に対して出力する。
【0042】符号604は、印字部605およびデータ
変換部602へのデータバスを示す。他の部分は実施例
1と同様に構成されているものとする。
【0043】図8は本実施例においてキャッシュメモリ
部からデータを読みだしている間に平行して行なう動作
を示した流れ図であり、実施例1の図3のAで示した部
分(s206)に相当する。本実施例ではこの部分以外
は実施例1と同様に動作するものとする。
【0044】ここで図8に示すように、キャッシュメモ
リ部からデータを読みだす間に、主記憶RAM606内
に印字部605に転送する印字バッファがある場合には
(s701)、実施例1と同様に主記憶RAM606の
アドレス、データバスをMPUから切り離し、アドレス
バスをアドレス発生部603に、データバスを印字部6
05およびデータ変換部602のデータバス604に接
続する(s704)。
【0045】ここでデータ変換部602はデータバスの
入力をハイインピーダンスにしておき、アドレス発生部
603から印字バッファのアドレスを出力して主記憶R
AMからデータを読みだし印字部へ印字バッファのDM
A転送を行なう(s705)。
【0046】また、主記憶RAM606内に印字バッフ
ァが存在せず、データ変換部602に変換後のデータが
ラッチされていた場合(s702)には、同様に主記憶
RAMのバスをバス切り換え部603により切り換え
(s707)、印字部605のバスをハイインピーダン
スにしてデータ変換部602からデータを出力すると共
に、アドレス発生部603からアドレスを出力して主記
憶RAM606に変換後のデータを書き込む(s70
8)。
【0047】さらに、主記憶RAM内に印字バッファが
存在せず、さらにデータ変換部に変換後のデータが保持
されていないが、主記憶RAMにデータ変換前のデータ
が存在する場合には(s703)、同様に主記憶RAM
のバスを切り換え(s709)、印字部605の入力を
ハイインピーダンスにし、アドレス発生部603よりア
ドレスを出力して主記憶RAM606よりデータを読み
だし、データ変換部602がこれをラッチする(s71
0)。そして、以上の各動作が終了した時点で主記憶R
AM606のバスを元に戻す(s706)。
【0048】以上のような構成により、従来MPUが行
っていたデータ変換処理の一部をキャッシュメモリのデ
ータ読みだしの間に平行して行なえるので、印字データ
の処理時間をより短縮することができる。
【0049】なお、本実施例ではs705、s708、
s710の順で処理の優先順位を定めたが、これはデー
タの処理状況により変化させてもよい。
【0050】また、上記の各実施例では、シリアルプリ
ンタを例示したが、本発明は特にMPUのバスを切り離
してメモリや周辺回路の間でデータ転送を行なうデータ
処理装置であれば実施でき、装置が対象とする処理も印
字処理あるいはこれに関連するデータ処理に限定されな
いのはいうまでもない。
【0051】
【発明の効果】以上述ベたように、本発明では、MPU
がキャッシュメモリからデータを読み出す間に主記憶R
AMのバスをMPUのバスから切り離し、主記憶RAM
に関する所定の制御、たとえば主記憶RAMに対するデ
ータ転送を行なうことにより、MPUのバス上にキャッ
シュメモリを設ける構成においても効率のよいデータ処
理が可能となり、データ処理のスループットをより大き
く向上できる、という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例としてシリアルプリンタ装
置の構成を示したブロック図である。
【図2】図1のキャッシュメモリ部の構成を示したブロ
ック図である。
【図3】第1実施例のシリアルプリンタ装置における動
作を示したフローチャート図である。
【図4】第1実施例のシリアルプリンタ装置における動
作を示したフローチャート図である。
【図5】本発明の第2実施例としてシリアルプリンタ装
置の構成を示したブロック図である。
【図6】第2実施例のシリアルプリンタ装置における動
作を示したフローチャート図である。
【図7】本発明の第3実施例としてシリアルプリンタ装
置の構成を示したブロック図である。
【図8】第3実施例のシリアルプリンタ装置における動
作を示したフローチャート図である。
【図9】従来のシリアルプリンタ装置の構成を示したブ
ロック図である。
【符号の説明】
102 MPU 103 制御部 104 印字部 108 データバス切り換え部 110 アドレス発生部 111a アドレスバス 113 キャッシュタグ保持部 114 キャッシュデータ保持部 115 タグ比較部 602 データ変換部 603 アドレス発生部 604 データバス 605 印字部 606 主記憶RAM 804 印字部 805 インターフェイス 806 ROM 807 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 壮平 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 範之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 植村 寛 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MPUと、 前記MPUのバスに接続されたキャッシュメモリ部と、 データ記憶のための主記憶RAMと、 前記主記憶RAMを前記MPUのバス、または前記MP
    U以外のバスに接続するバス切り換え部を有し、 前記MPUが前記キャッシュメモリ部からデータを読み
    出す間に、前記バス切り換え部により前記主記憶RAM
    を前記MPU以外のバスに接続し、前記主記憶RAMに
    関する所定の制御を行なうことを特徴とするデータ処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記主記憶RAMがダイナミックRAM
    により構成され、前記キャッシュメモリ部からデータを
    読み出す間に、前記バス切り換え部により前記主記憶R
    AMを前記MPU以外のバスに接続して行なう前記主記
    憶RAMに対する入出力制御、ないし主記憶RAMを構
    成するダイナミックRAMのリフレッシュ動作を行なう
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記主記憶RAMの入出力データに対す
    る所定の変換処理を行なうデータ変換処理部と、 前記主記憶RAMをアドレスするアドレス信号を発生す
    るアドレス発生部を有し、 前記バス切り換え部は、前記主記憶RAMのアドレスバ
    スおよびデータバスをそれぞれ前記MPU側のアドレス
    バスおよびデータバスに接続するか、あるいは前記主記
    憶RAMのアドレスバスおよびデータバスをそれぞれ前
    記アドレス発生部および前記データ変換処理部側に接続
    するものとし、 前記キャッシュメモリ部からデータを読み出す間に、前
    記バス切り換え部により前記主記憶RAMのアドレスバ
    スを前記アドレス発生部に接続するとともに、前記主記
    憶RAMのデータバスを前記データ変換処理部に接続し
    て、前記アドレス発生部により前記主記憶RAMをアド
    レスするアドレス信号を発生させ、前記キャッシュデー
    タ保持部と前記データ処理部の間で直接、データ入出力
    を行なうことを特徴とする請求項2に記載のデータ処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記主記憶RAMがプリンタ装置の印刷
    データを記憶し、前記主記憶RAMに関する所定の制御
    が前記印刷データの入出力ないし変換処理であることを
    特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
JP15724495A 1995-06-23 1995-06-23 データ処理装置 Pending JPH096712A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9624182B2 (en) 2009-10-01 2017-04-18 Amira Pharmaceuticals, Inc. Compounds as lysophosphatidic acid receptor antagonists

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