JPH0965696A - 副走査用モータの制御装置および制御方法 - Google Patents

副走査用モータの制御装置および制御方法

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JPH0965696A
JPH0965696A JP7213765A JP21376595A JPH0965696A JP H0965696 A JPH0965696 A JP H0965696A JP 7213765 A JP7213765 A JP 7213765A JP 21376595 A JP21376595 A JP 21376595A JP H0965696 A JPH0965696 A JP H0965696A
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福 貴 司 豊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ハードウェア規模やそのコストを削減すること
ができ、ソフトウェアで副走査用モータの高速動作に対
応することができる副走査用モータの制御装置および制
御方法の提供。 【解決手段】第1のカウンタ、第1のレジスタおよびパ
ルスジェネレータによって、第1のレジスタに保持され
ている副走査用モータの回転速度に相当する計数値に応
じて、副走査用モータのクロックを生成し、第2のカウ
ンタ、第2のレジスタ、第1および第2のプリセットレ
ジスタによって、プリセットレジスタに保持されている
計数値に応じて、第2のレジスタに保持されている計数
値に応じた所望のタイミングで、副走査用モータの回転
速度および変更タイミングをソフトウェアにより順次変
更し、副走査用モータの回転速度をスローアップおよび
スローダウン制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿台に載置され
た原稿の画像データを読み取る読取走査子を副走査搬送
するための副走査用モータの回転速度を制御する副走査
用モータの制御装置およびその制御方法に関し、詳しく
は、画像読取に際し、読取走査子を副走査搬送速度まで
スローアップし、画像読取のために定速搬送し、読取終
了後、スローダウンして停止するための副走査用モータ
の回転速度の制御装置および制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、原稿台に載置された透過原稿
や反射原稿などの画像データを読み取る画像読取装置
は、印刷製版装置や複写装置などの各種の画像形成装置
における画像データの入力装置として用いられている。
【0003】画像読取装置においては、例えばカラーの
透過原稿を使用する場合、蛍光灯やLEDアレイ等の一
次元方向に延在する読取光源によって、原稿台に載置さ
れた透過原稿を表面から照射し、透過原稿の裏面に透過
した透過光に投影レンズを通過させ、プリズム等を用い
て色分解した後、所定位置に配置されたCCD等の固体
撮像素子に結像させ、この固体撮像素子により、色分解
された透過光をそれぞれ光電変換することによって透過
原稿のカラー画像データを得ている。
【0004】このようにして得られた原稿の画像データ
は、上述する印刷製版装置や複写装置などの画像形成装
置においては、画像処理装置によって様々な処理がなさ
れた後、画像記録装置において、主走査方向に偏向され
た光ビームによって、主走査方向とほぼ直交する副走査
方向に一定速度で搬送される記録材料を2次元的に走査
露光し、画像記録を行うことによって再生画像を得てい
る。
【0005】ところで、一次元方向に延在する読取光源
を用いる画像読取装置において、原稿台に載置された原
稿の画像データを読み取るためには、読取走査子、即
ち、読取光源または原稿台を一次元方向とほぼ直交する
方向に一定速度で副走査搬送させる必要がある。また、
原稿の読み取り期間中は、再生画像に搬送ムラを生じさ
せないようにするために、読取走査子の副走査搬送速度
を高精度に安定させる必要がある。このため、読取走査
子を所望の一定速度で高精度に搬送させる副走査搬送用
モータ(以下、副走査用モータという)として、例えば
ステッピングモータ、パルスモータなどがよく用いられ
る。
【0006】ここで、図6(a)に、従来の副走査用モ
ータの制御装置の一例のブロック図を、また、図6
(b)に、その制御工程の一例のグラフを示す。図6
(a)の制御装置130は、副走査用モータの回転速度
を決定するダウンカウンタ132と、ダウンカウンタ1
32の出力に応じて副走査用モータのクロックを生成す
るパルスジェネレータ134と、副走査用モータの回転
速度の変更タイミングを決定するダウンカウンタ136
と、この制御装置130を制御するCPU(中央演算装
置)138とから構成される。
【0007】この制御装置130においては、CPU1
38によって、副走査用モータの回転速度に相当する計
数値がダウンカウンタ132に直接設定され、副走査用
モータの回転速度の変更タイミングに相当する計数値が
ダウンカウンタ136に直接設定される。画像データの
読取開始信号が入力されると、ダウンカウンタ132
は、所定周波数のクロックが入力される毎に、設定され
た計数値をカウントダウンし、そのカウント値が0にな
るとアクティブ状態のボロー信号(桁下がり信号)を出
力する。
【0008】ダウンカウンタ132から出力されるボロ
ー信号がアクティブ状態になると、パルスジェネレータ
134は副走査用モータのクロック信号を生成する。一
方、ダウンカウンタ136は、パルスジェネレータ13
4から出力される副走査用モータのクロックが入力され
る毎に、設定された計数値をカウントダウンし、そのカ
ウント値が0になると、アクティブ状態のボロー信号を
割り込み信号としてCPU138に出力する。そして、
CPU138は割り込み信号を受け取ると、次のクロッ
クが入力される前に、ダウンカウンタ132に副走査用
モータの次の回転速度に相当する計数値を設定する。
【0009】このようにして、図6(b)に示されるよ
うに、副走査用モータの回転速度は階段状にスローアッ
プされて、読取走査子が読取開始位置に到達する時丁
度、所定速度に到達する。また、所定の搬送速度で原稿
を走査して読み取った後、読取走査子が読取終了位置に
到達すると、副走査用モータの回転速度は階段状にスロ
ーダウンされる。即ち、この制御装置130において
は、読取走査子が所定速度で所定距離移動される毎に、
CPU138に対して割り込み信号を出力し、ソフトウ
ェアでダウンカウンタ132に設定する副走査用モータ
の回転速度に相当する計数値を変更することによって、
副走査用モータの回転速度のスローアップおよびスロー
ダウン制御を行っていた。
【0010】ところで、画像の記録倍率は、原稿を読み
取る時の読取走査子の副走査搬送速度によって決定され
る。例えば、一定時間毎に画像データをサンプリングす
る場合、小さな原稿を拡大するには、読取走査子の副走
査速度を遅くして、画像データのサンプリング数を多く
する必要があるし、逆に、大きな原稿を縮小するには、
読取走査子の走査速度を速くする必要がある。従って、
原稿サイズとその倍率によって、副走査用モータの回転
速度を適宜変更する必要がある。
【0011】しかしながら、図6に示される制御装置1
30において、例えば10000pps(パルス/秒)
に副走査用モータの回転速度を高速化した場合、割り込
み信号が出力されてから、副走査用モータの次の回転速
度に相当する計数値をダウンカウンタ132に設定する
までには、1/10000秒の余裕しかない。一方、ソ
フトウェアは1/10000秒の間に設定を終了するこ
とが非常に困難であるため、ソフトウェアでは、副走査
用モータの回転速度を所望のタイミングで制御すること
ができないという問題点があった。
【0012】これに対し、図7に示される副走査用モー
タの制御装置がある。この制御装置140は、所定周波
数のクロックを倍率に応じて分周する分周器142と、
副走査用モータのクロックを分周する分周器144と、
分周器144で分周されたクロックによってカウントア
ップするパルス数カウンタ146と、パルス数カウンタ
146の出力と設定値とを比較する比較器148と、副
走査用モータのクロックによってカウントダウンする残
数カウンタ150と、残数カウンタ150の出力と設定
値とを比較する比較器152と、比較器148,152
の出力に応じてパルス数カウンタ146または残数カウ
ンタ150の出力を選択出力するセレクタ154と、セ
レクタ154の出力に応じた副走査用モータの回転速度
の変更量(加速量、減速量)を出力するLUT(ルック
アップテーブル)156と、比較器148,152の出
力に応じてLUTの出力または0を選択出力するセレク
タ158と、設定値とセレクタ158の出力とを加算す
る加算器160と、ORゲートおよびインバータ162
とから構成される。
【0013】この制御装置140において、副走査用モ
ータのクロックは分周器144によって32分周され
る。パルス数カウンタ146は、32分周されたクロッ
ク毎に0からカウントアップされる。比較器148に
は、倍率に応じてスローアップおよびスローダウンさせ
る時の副走査用モータの回転速度の変更回数(段階数)
が設定されており、パルス数カウンタ146の出力はこ
の設定値と比較される。
【0014】ここで、パルス数カウンタ146の出力が
比較器148の設定値以下である間は、即ち、副走査用
モータが所定の回転速度に到達するまでは、比較器14
8からハイレベルが出力されることによって、セレクタ
154からはパルス数カウンタ146の出力が選択出力
されてLUT156に入力され、LUT156からはパ
ルス数カウンタ146の出力に応じた副走査用モータの
回転速度の変更量(加速量)が出力されてセレクタ15
8に入力され、セレクタ158からはLUT156の出
力がそのまま出力される。
【0015】加算器160には、画像記録倍率に応じた
副走査用モータの回転速度に対応する設定値が設定され
る。この副走査用モータの回転速度に対応する設定値
と、LUT156から出力される副走査用モータの回転
速度の変更量とが加算されて分周器142に入力され、
この加算器160の出力による分周比に応じて副走査用
モータのクロックの周波数は変更される。即ち、この制
御装置140では、32クロック毎にLUT156から
出力される副走査用モータの回転速度の変更量を小さく
していくことによって、副走査用モータの回転速度をス
ローアップさせている。
【0016】また、副走査用モータが所定の回転速度に
到達すると、即ち、副走査用モータのクロックが所定周
波数になると、パルス数カウンタ146の出力は比較器
148の設定値よりも大きくなるため、比較器148か
らはローレベルが出力される。そして、セレクタ158
から0が出力されることによって、副走査用モータは倍
率で決定された所定回転速度に保持される。即ち、副走
査用モータを所定速度で回転させることによって、読取
走査子は所定の副走査速度で搬送され、高精度に安定し
た読み取りが行われる。
【0017】一方、残数カウンタ150には、副走査用
モータが回転を開始してから回転を停止するまでに必要
なクロック数が設定され、比較器152には、副走査用
モータが回転を開始して、スローダウンを開始するまで
に必要なクロック数が設定されている。そして、副走査
用モータに副走査用モータのクロックが入力される毎
に、残数カウンタ150はカウントダウンされ、その出
力は比較器152の設定値と比較され、副走査用モータ
のクロックで32クロック毎に比較結果が出力される。
【0018】ここで、残数カウンタ150の出力が比較
器152の設定値以下になると、即ち、所定の走査速度
で読み取りを行って読取走査子が読取終了位置まで到達
すると、比較器152からハイレベルが出力されること
によって、セレクタ154からは残数カウンタ150の
出力が選択出力されてLUT156に入力され、LUT
156からは残数カウンタ150の出力に応じた副走査
用モータの回転速度の変更量(減速量)が出力されてセ
レクタ158に入力され、セレクタ158からはLUT
156の出力がそのまま出力される。
【0019】そして、加算器160において、副走査用
モータの回転速度に対応する設定値と、LUT156か
ら出力される副走査用モータの回転速度の変更量とが加
算されて分周器142に入力され、この加算器160の
出力による分周比に応じて副走査用モータのクロックの
周波数は変更される。即ち、この制御装置140におい
ては、32クロック毎にLUT156から出力される変
更量を大きくしていくことによって、副走査用モータの
回転速度をスローダウンさせている。
【0020】このように、この制御装置140において
は、スローアップおよびスローダウンの時の速度の段階
数(例えば256段階)に応じて、予め副走査用モータ
の回転速度の変更量が記憶されたLUT156、即ち、
ROMあるいはRAM等のメモリを設け、パルス数カウ
ンタ146と残数カウンタ150とで副走査用モータの
回転速度を変更するタイミングを生成することによっ
て、副走査用モータの回転速度を制御していた。
【0021】しかしながら、この制御装置140は、副
走査用モータの高速動作に追従可能であるという利点を
有している反面、ハードウェアを主体として副走査用モ
ータのスローアップおよびスローダウン制御を行ってい
るために、ハードウェアの規模が増大してコスト高にな
るという問題点や、スローアップおよびスローダウンの
時の副走査用モータの回転速度の変更量がLUT156
に記憶されているため、そのデータを簡単に変更するこ
とができない等の問題点があった。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術に基づく種々の問題点をかえりみて、ハードウ
ェアの規模やそのコストを削減することができ、ソフト
ウェアで副走査用モータの高速動作に対応することがで
きる副走査用モータの制御装置および制御方法を提供す
ることにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、一次元方向に照射される光を射出する読
取光源を用い、前記一次元方向とほぼ直交する方向に前
記読取光源と原稿台とを相対的に移動して副走査搬送す
ることにより、前記原稿台に載置された原稿を2次元的
に走査し、原稿の画像データを読み取る画像読取装置に
おいて、副走査搬送するための副走査用モータの回転速
度を制御し、所定の副走査搬送速度まで加速し、次いで
画像読取のために副走査搬送速度で定速搬送した後、減
速して停止する副走査用モータの制御装置であって、所
定周波数のクロックを出力する発振器と、この発振器か
ら出力されるクロックを分周する分周器と、この分周器
によって分周されたクロックから副走査用モータのクロ
ックを生成するクロック生成器と、このクロック生成器
から出力される副走査用モータのクロックの出力制御を
行う出力制御回路とを備え、前記クロック生成器は、第
1の桁あふれ信号によって設定される計数値に応じて、
前記分周器によって分周されたクロックを所定数計数し
て前記第1の桁あふれ信号を出力する第1のカウンタ
と、前記第1のカウンタに設定される計数値を保持する
第1のレジスタと、前記第1の桁あふれ信号を計数して
前記副走査用モータのクロックを生成するパルスジェネ
レータと、第2の桁あふれ信号によって設定される計数
値から、前記副走査用モータのクロックを所定数計数し
て前記第2の桁あふれ信号を出力する第2のカウンタ
と、前記第2のカウンタに設定される計数値を保持する
第2のレジスタと、前記第2の桁あふれ信号によって前
記第1のレジスタに次に設定される計数値を保持する第
1のプリセットレジスタと、前記第2のレジスタに次に
設定される計数値を保持する第2のプリセットレジスタ
とを有することを特徴とする副走査用モータの制御装置
を提供する。
【0024】また、本発明は、一次元方向に照射される
光を射出する読取光源を用い、前記一次元方向とほぼ直
交する方向に前記読取光源と原稿台とを相対的に移動し
て副走査搬送することにより、前記原稿台に載置された
原稿を2次元的に走査し、原稿の画像データを読み取る
画像読取装置において、副走査搬送するための副走査用
モータの回転速度を制御し、所定の副走査搬送速度まで
加速し、次いで画像読取のために副走査搬送速度で定速
搬送した後、減速して停止するに際し、第1のレジスタ
に副走査用モータの回転速度に応じた計数値を、第2の
レジスタに副走査用モータの回転速度の変更タイミング
に応じた計数値を、第1のプリセットレジスタに副走査
用モータの次の回転速度に応じた計数値を、第2のプリ
セットレジスタに次の変更タイミングに応じた計数値を
それぞれ設定し、第1のカウンタに前記第1のレジスタ
の計数値を、第2のカウンタに前記第2のレジスタの計
数値を設定した後、第1のカウンタによって、所定周波
数のクロックを、設定された計数値に応じた所定数計数
して第1の桁あふれ信号を出力させ、前記第1の桁あふ
れ信号が出力される毎に、第1のカウンタに第1のレジ
スタの計数値を設定するとともに、パルスジェネレータ
によって、前記第1の桁あふれ信号を計数して副走査用
モータのクロックを生成し、第2のカウンタによって、
副走査用モータのクロックを、設定された計数値に応じ
た所定数計数して第2の桁あふれ信号を出力させ、前記
第2の桁あふれ信号が出力される毎に、第1のレジスタ
に第1のプリセットレジスタの計数値を設定した後、第
1のプリセットレジスタに副走査用モータの次の回転速
度に応じた計数値を設定することと、第2のレジスタに
第2のプリセットレジスタの計数値を設定した後、第2
のプリセットレジスタに次の変更タイミングに応じた計
数値を設定することを繰り返すことにより、副走査用モ
ータの回転速度を制御することを特徴とする副走査用モ
ータの制御方法を提供する。
【0025】
【作用】本発明の副走査用モータの制御装置および制御
方法において、例えばクリスタル等を用いる発振器から
出力される所定周波数のクロックは、例えば倍率等に応
じて分周器によって分周され、クロック生成器におい
て、読取走査子を副走査搬送する副走査用(読取用)モ
ータのクロックが生成され、出力制御回路によって、そ
の出力の有効無効、速度制限などを制御されて副走査用
モータに入力される。
【0026】ここで、クロック生成器において、第1の
カウンタには、第1のレジスタから副走査用モータの回
転速度に相当する計数値が設定され、第2のカウンタに
は、第2のレジスタから副走査用モータの回転速度を変
更するタイミングに相当する計数値が設定される。ま
た、第1のプリセットレジスタには、第2のレジスタに
よって決定される副走査用モータの回転速度の変更タイ
ミングに応じて第1のレジスタに設定される次の計数値
が設定され、第2のプリセットレジスタには、副走査用
モータの回転速度の変更タイミングを決定する第2のレ
ジスタに設定される次の計数値が設定される。
【0027】第1のカウンタは、設定された計数値から
分周器によって分周されたクロックを所定数計数して第
1の桁あふれ信号(キャリー信号)を出力する。第1の
桁あふれ信号が出力されると、第1のカウンタには第1
のレジスタから計数値が再設定され、パルスジェネレー
タは、この第1の桁あふれ信号を計数して副走査用モー
タのクロックを生成する。このように、第1のレジスタ
に、第1のカウンタに設定される計数値を保持しておく
ことによって、第1のレジスタに保持されている計数値
に応じて、副走査用モータのクロックを生成することが
できる。
【0028】一方、第2のカウンタは、設定された計数
値から副走査用モータのクロックを所定数計数して第2
の桁あふれ信号を出力する。第2の桁あふれ信号が出力
されると、第1のプリセットレジスタに設定されている
計数値が第1のレジスタに設定され、第2のプリセット
レジスタに設定されている計数値が第2のレジスタに設
定された後、ソフトウェアによって、第1および第2の
プリセットレジスタに保持されている計数値が必要に応
じて順次変更される。
【0029】このように、第2のレジスタに、第2のカ
ウンタに設定される計数値を保持し、第1および第2の
プリセットレジスタに、それぞれ第1および第2のレジ
スタに設定される計数値を保持しておくことによって、
第1のプリセットレジスタに保持されている計数値に応
じて、第2のレジスタに保持されている計数値に応じた
所望のタイミングで、副走査用モータの回転速度を適宜
変更することができる。また、第2のプリセットレジス
タに保持されている計数値に応じて、副走査用モータの
回転速度の変更タイミングを適宜変更することができ
る。こうして、読取走査子を副走査搬送速度まで所定時
間で加速することができ、所定の読取開始位置から副走
査搬送速度で定速搬送することができ、読取終了後、所
定の読取終了位置から所定の停止位置まで所定時間で減
速することができる。
【0030】このように、本発明の副走査用モータの制
御装置および制御方法によれば、第1および第2のカウ
ンタに、第1のレジスタ、第2のレジスタ、第1および
第2のプリセットレジスタを設けるという簡単な構成で
あるにも係わらず、副走査用モータの回転速度が高速化
された場合であっても、ソフトウェアによって副走査用
モータの回転速度を適切な変更タイミングで適宜変更す
ることができるため、ハードウェア規模や、そのコスト
を大幅に削減することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面に示す好適実
施例に基づいて、本発明の副走査用モータの制御装置お
よび制御方法を詳細に説明する。なお、以下の実施例に
おいては、本発明の副走査用モータの制御装置および制
御方法が適用される画像読取装置として、所定位置に固
定された読取光源を用い、原稿を搬送することによっ
て、透過原稿を読み取る原稿移動型の画像読取装置を例
に挙げて説明を行うが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。
【0032】図1は、本発明の副走査用モータの制御装
置および制御方法が適用される画像読取装置の一実施例
の概念図である。この画像読取装置10は、カラーリバ
ーサルフィルムやカラーネガフィルム等の透過原稿T
(以下、原稿Tとする)の画像を読み取る装置であっ
て、基本的に、光源部12、原稿Tの走査搬送部14、
読取光学系16、信号処理部90から構成される。
【0033】光源部12は、一方向(図中紙面に垂直方
向)に延在する長尺な読取光源20、光源20からの光
を所定方向に反射するリフレクタ22、スリット板2
4、スリット板24の移動手段26を有する。光源20
およびリフレクタ22は、通常のスリット走査の読取装
置に用いられるものであり、原稿移動型の本発明にかか
る読取装置10においては、光軸L上の所定位置に固定
されている。なお、光源部12は、スリット走査に限定
されず、例えば半導体レーザなどを用いるラスター走査
であっても良い。
【0034】スリット板24は、光源20からの光を規
制してフレアを防止するための、光源と同方向に延在す
るスリットが形成された板であり、図示例においては、
縮小〜低倍率拡大の読み取りに対応する幅の広いスリッ
ト28aと、高倍率拡大の読み取りに対応する幅の狭い
スリット28bとが形成されている。両スリットは、画
像読み取りの倍率に応じて、移動装置26によって切り
換えられて光軸Lに作用する。
【0035】移動装置26は、スリット板24をスリッ
トの幅方向すなわち原稿Tの走査方向(図中矢印aで示
されるスリットの長手方向と直交方向)に移動してスリ
ット28aおよびスリット28bを切り換えると共に、
読取条件が変わった際における両スリットの走査方向の
位置調整を行うものである。
【0036】走査搬送部14は、矢印aで示される走査
方向に原稿Tを移動(走査搬送)するものであって、光
学定盤30上に固定される支柱32上に固定されるハウ
ジング34、およびハウジング34内に収納される走査
部材36、ステージ38、走査手段40を有する。
【0037】ハウジング34は、上方が開放する筐体
で、下面には原稿Tの透過光が通過するための開口42
が形成される。図示例の走査搬送部14は、ねじ伝動に
よって原稿Tの移動を行うものであって、走査手段40
は、基本的に、副走査用モータ44とドライブシャフト
(ボールねじ)46とから構成される。副走査用モータ
44は、ハウジング34の内壁面に固定されている。一
方、ドライブシャフト46は、走査方向に延在して、一
端が副走査用モータの回転軸に係合され、他端がハウジ
ング34の壁面に回転自在に軸支されている。
【0038】走査部材36は、上方が開口する筐体で、
その走査方向の壁面にドライブシャフト46が螺合して
いる。また、走査部材36の下面には、光源からの光が
通過するための開口48が形成されている。走査部材3
6の上面には、ステージ38が配置されている。ステー
ジ38は原稿Tを保持するカセット50を所定位置に載
置・固定するもので、カセット50の固定位置に対応し
て形成される原稿Tの透過光が通過するための開口52
と、後述するスリット位置および絞り調整の際の光源2
0からの光が通過するための調整用開口54を有する板
状体である。なお、カセット50は、原稿Tを挟持する
ガラス板と枠体等からなるものであり、図示例の読取装
置10においては、例えば、図中右方向の所定位置から
オペレータによって装置内に挿入され、公知の手段によ
って搬送されてローディングされ、ステージ38上の開
口52に対応する所定位置に保持される。
【0039】前述のように、ステージ38は搬送部材3
6上に配置され、搬送部材36は走査方向の壁面がドラ
イブシャフト46に螺合している。従って、副走査用モ
ータ44によってドライブシャフト46が回転されれ
ば、ステージ38はその回転方向に応じて矢印aで示さ
れる走査方向に移動され、原稿Tが走査搬送される。こ
こで、光源20、スリット28aおよび28bは、共に
矢印a方向と直交する方向に長手方向を有しているの
で、結果的に、原稿Tは2次元的に全面をスリット走査
される。
【0040】読取光学系16は、レンズユニット56お
よび58、分光プリズム60、ラインセンサであるCC
Dセンサ62(62R,62Gおよび62B)と、両レ
ンズユニット、分光プリズム60およびCCDセンサ6
2を光軸方向に移動する移動手段とから構成される。
【0041】図示例の画像読取装置10は、縮小〜低倍
率拡大の読み取りに対応するレンズユニット56と、高
倍率拡大の読み取りに対応するレンズユニット58との
2つの結像レンズを有し、光は、このレンズユニットに
よってCCDセンサ62に結像する。両レンズユニット
は、軸64を中心に回転自在にされるターレット66に
保持されており、ターレット66を回転することにより
切り替えられ、倍率に応じたレンズユニットが光軸Lに
作用する。なお、図面を簡略化するためにターレット6
6の回転手段は特に図示しないが、公知の方法によれば
よい。また、ターレット66には、レンズユニットを通
過した光を通過するための開口66aおよび66bが形
成される。
【0042】レンズユニット56には絞り68が、レン
ズユニット58には絞り70がそれぞれ組み込まれてい
る。両絞りは、CCDセンサ62がオーバーフローして
読取精度が低下することを防止するために、CCDセン
サ62に入射する最高光量を規定して、原稿Tの透過光
の光量を低減すると共に、倍率の変更によって、後述す
るようにレンズユニットおよびCCDセンサ62が光軸
L方向に移動した際に、CCDセンサ62に到達する光
量(原稿のない状態での光量)を一定にするために光量
調整を行うものであり、図示例においては、共にアイリ
ス絞りが用いられている。絞り68および70は、共に
パルスモータ72で回転されるギヤ74に噛合してお
り、ギヤ74の回転により開口(絞り量)を調整され
る。
【0043】分光プリズム60は、原稿Tの透過光を赤
(R)、緑(G)および青(B)の3原色に分光するも
のであって、分光された光の射出口には、R光を測光す
るCCDセンサ62R、G光を測光するCCDセンサ6
2G、およびB光を測光するCCDセンサ62Bが、そ
れぞれ固定され、原稿Tの透過光の各色の光量が測定さ
れる。
【0044】図示例の画像読取装置10においては、レ
ンズユニット56および58を保持するターレット60
は軸64によってブラケット76に保持されており、こ
のブラケット76には支柱32に向かって支持腕78が
固定されている。なお、ブラケット76には、光が通過
するための開口76aが形成され、この開口76aに
は、暗示補正を行うためのNDフィルタが配置自在(暗
示補正時以外は作用しない)にされる。他方、前述の支
柱32には、支持部材32aおよび32bが固定されて
おり、この支持部材32aおよび32bは、光軸Lに平
行で支持腕78に螺合するドライブシャフト80の両端
部を回転自在に支持している。また、ドライブシャフト
80の下端には、モータ82の回転軸が係合している。
従って、モータ82が回転することにより、ねじ伝動に
よってブラケット76が光軸L方向に移動し、レンズユ
ニット56あるいはレンズユニット58の光軸L方向の
位置を調整することができる。
【0045】一方、分光プリズム60は、保持部材84
に保持されている。この保持部材84は、光軸Lに平行
で、回転自在にブラケット76に支持されるドライブシ
ャフト86に螺合している。また、ドライブシャフト8
6の下端には、モータ88の回転軸が係合している。従
って、モータ88が回転することにより、ねじ伝動によ
って保持部材84が昇降し、分光プリズム60すなわち
各CCDセンサ62の光軸L方向の位置を調整すること
ができる。
【0046】すなわち、図示例の画像読取装置10にお
いては、モータ82の回転によりレンズユニット56お
よび58、分光プリズム60を光軸L方向に移動して倍
率を調整し、さらに、モータ88の回転により分光プリ
ズム60を光軸L方向に移動して、焦点合わせを行う。
また、スリット28aおよび28b、ならびにレンズユ
ニット56および58は、倍率に応じて切り替えられる
のは、前述のとおりである。
【0047】CCDセンサ62によるR光、G光および
B光の測定結果は、信号処理部90に転送される。信号
処理部90は、CCDセンサ62からの出力信号を処理
して画像情報とするものであり、A/D変換器、オフセ
ット補正器、暗示補正器、Log変換器、シェーディン
グ補正器、キャリブレーション変換回路、トリミング回
路、平均化回路、END(Equivalent Neutral Density)
変換器、さらには、これらによって処理された画像情報
を2次元的に記憶できるメモリ等を有して構成される画
像情報処理器である。
【0048】本発明の副走査用モータの制御装置および
制御方法が適用される画像読取装置10は、基本的に以
上のように構成される。次に、この画像読取装置10の
動作について説明する。
【0049】画像読取装置10において、光源20から
射出される光は、スリット28aを通過した後、走査手
段40によって走査方向(矢印a方向)に走査搬送され
る原稿Tに入射する。前述のように、スリット28aの
長手方向と走査方向とは直交しているので、原稿Tは、
2次元的に全面を走査される。原稿Tを透過した原稿画
像を担持する読取光は、レンズユニット56を通過して
所定の位置に結像するように調光され、かつ絞り68に
よって光量を調整され、分光プリズム60に入射し、R
光、G光およびB光に分光され、それぞれに対応するC
CDセンサ62R,62Gおよび62Bに入射して測光
される。この測光結果は、信号処理部90に転送され、
A/D変換、オフセット補正、暗示補正、Log変換、
シェーディング補正、キャリブレーション、トリミン
グ、平均化、END変換等の処理が施され、符号Aで示
される記録装置や処理装置に送られる。
【0050】次に、図2に、本発明の副走査用(読取
用)モータの制御装置の一実施例のブロック図を示す。
この制御装置100は、所定周波数のクロックを出力す
る発振器102と、この発振器102から出力されるク
ロックを分周する分周器104と、分周器104によっ
て分周されたクロックから副走査用モータのクロックを
生成するクロック生成器106と、クロック生成器10
6の出力を制御する出力制御回路108と、この制御装
置100を制御するCPU(中央演算装置)110とか
ら構成される。
【0051】ここで、発振器102は、例えば水晶振動
子などを用いる従来公知の発振器であって、発振器10
2から出力されるクロックは分周器104に入力され
る。既に述べたように、小さな原稿を拡大したり、大き
な原稿を縮小したりするためには、読取走査子の走査速
度、即ち、副走査用モータの回転速度、即ち、この制御
装置100によって生成される副走査用モータのクロッ
クの周波数範囲を広くする必要がある。また、例えば
0.1%の高分解能で拡大および縮小の倍率制御を行う
ためにも、クロックの周波数を高くする必要がある。こ
のように、発振器102から出力されるクロックの周波
数は、倍率や分解能に応じて適宜設定するのが好まし
い。
【0052】また、分周器104は、例えば画像の記録
倍率などに応じて、発振器102から出力されるクロッ
クを予め所定の周波数のクロックに分周するものであっ
て、この分周器104から出力されるクロックはクロッ
ク生成器106に入力される。なお、倍率に応じた分周
比は、CPU110によってデータバスを通して設定さ
れる。
【0053】また、クロック生成器106は、分周器1
04によって分周されたクロックによって、副走査用モ
ータの回転速度をスローアップおよびスローダウン、あ
るいは一定速度で回転させるためのクロックを生成する
ものであって、クロック生成器106から出力されるク
ロックは出力制御回路108に入力される。また、スロ
ーアップおよびスローダウンの時は、割り込み信号がC
PU110に対して出力される。
【0054】また、出力制御回路108は、クロック生
成器106から出力されるクロックに基づいて、副走査
用モータに入力される加速用および減速用クロックを生
成したり、この加速用および減速用クロックの出力の開
始および終了を制御したり、副走査用モータの最高速お
よび最低速などを制御するものであって、この出力制御
回路108から出力される加速用および減速用クロック
は副走査用モータに入力される。
【0055】さらに、CPU110は、例えばデータバ
スを通して直接、あるいは、周辺ポートなどを経由し
て、分周器104において、画像の記録倍率等に応じた
分周比を設定したり、クロック生成器106に開始信号
およびそのクリア信号を与えたり、それぞれのレジスタ
に計数値を入力したりすることによって、この制御装置
100を制御するためのものである。なお、CPU11
0に対しては、上述するように、クロック生成器106
から割り込み信号が与えられる。
【0056】次に、図3に、クロック生成器106の一
実施例のブロック図を示す。このクロック生成器106
は、クロックの分周用のダウンカウンタ112と、この
ダウンカウンタ112に設定される計数値を保持するレ
ジスタ114と、レジスタ114に設定される計数値を
保持するプリセットレジスタ116と、副走査用モータ
のクロックを生成するパルスジェネレータ118と、こ
のパルスジェネレータ118から出力されるクロックを
分周する分周器120と、パルス数の計数用のダウンカ
ウンタ122と、このダウンカウンタ122に設定され
る計数値を保持するレジスタ124と、レジスタ124
に設定される計数値を保持するプリセットレジスタ11
7と、ダウンカウンタ112,122およびパルスジェ
ネレータ118を制御するラッチ126と、読取走査子
の位置管理用のダウンカウンタ128とから構成され
る。
【0057】ここで、ダウンカウンタ112、レジスタ
114およびパルスジェネレータ118は、分周器10
4によって分周されたクロックをさらに分周し、副走査
用モータのクロックを生成することによって、副走査用
モータの回転速度を決定するものである。
【0058】ダウンカウンタ112は、分周器104で
分周されたクロック毎にカウントダウンを行い、そのカ
ウント値が0になった時に、桁あふれ信号としてアクテ
ィブ状態のボロー信号(桁借り信号)を出力する。レジ
スタ114は、ダウンカウンタ112に設定される計数
値を保持する。このダウンカウンタ112の計数値は、
副走査用モータの回転速度、即ち、読取走査子の副走査
搬送速度を決定するものであって、ダウンカウンタ11
2から出力されるボロー信号がアクティブ状態になる毎
にダウンカウンタ112に設定される。なお、レジスタ
114には、CPU110によってデータバスを通して
直接、あるいは、後述するプリセットレジスタ116か
らダウンカウンタ112に設定される計数値が設定され
る。パルスジェネレータ118は、ダウンカウンタ11
2から出力されるボロー信号がアクティブ状態になる
と、分周器104で分周されたクロックに同期して、例
えばボロー信号を計数する、あるいは現在の副走査用モ
ータのクロックのレベルを反転するなどして、副走査用
モータのクロックを順次生成する。
【0059】また、分周器120、ダウンカウンタ12
2およびレジスタ124は、パルスジェネレータ118
から出力される副走査用モータのクロックのパルス数を
計数することによって、副走査用モータの回転速度を変
更するタイミングを決定するものである。
【0060】分周器120は、パルスジェネレータ11
8から出力される副走査用モータのクロックをさらに分
周する。この分周器120は、特に必要なものではない
が、分周器120による分周比を適宜設定することによ
って、後述するダウンカウンタ122,128のビット
数や、ダウンカウンタ128による位置管理の精度を適
宜設定することができる。ダウンカウンタ122は、分
周器120で分周されたクロック毎にカウントダウンを
行い、そのカウント値が0になった時に、アクティブ状
態のボロー信号を出力する。なお、このボロー信号は、
CPU110に対する割り込み信号としても用いられ
る。レジスタ124は、ダウンカウンタ122に設定さ
れる計数値を保持する。この計数値は、副走査用モータ
のクロックの周波数(周期)、即ち、読取走査子の走査
速度を変更するタイミング(間隔)を決定するものであ
って、ダウンカウンタ122から出力されるボロー信号
がアクティブ状態になる毎にダウンカウンタ122に設
定される。なお、レジスタ124には、CPU110に
よってデータバスを通して直接ダウンカウンタ122に
設定される計数値が設定される。
【0061】また、プリセットレジスタ116,117
は、それぞれ副走査用モータの次の回転速度およびその
変更タイミングを設定(変更)するためのものであり、
それぞれレジスタ114,124に設定される計数値を
保持する。レジスタ114,124に設定される計数値
は、ダウンカウンタ122から出力されるボロー信号が
アクティブ状態になる毎に、それぞれレジスタ114,
124に設定される。即ち、プリセットレジスタ11
6,117に設定される計数値を適宜変更することによ
って、副走査用モータの回転速度およびその変更タイミ
ングを適宜変更することができる。なお、これらのプリ
セットレジスタ116,117には、CPU110によ
ってデータバスを通して直接、レジスタ114,124
に設定される計数値が設定される。
【0062】また、ラッチ126は、ダウンカウンタ1
12,122およびパルスジェネレータ118の動作の
開始および終了を制御するものである。このラッチ12
6は、分周器104で分周されたクロックによって開始
信号を保持し、イネーブル信号を出力する。開始信号が
アクティブ状態にされ、ラッチ126から出力されるイ
ネーブル信号がアクティブ状態になると、ダウンカウン
タ112,122およびパルスジェネレータ118は動
作可能な状態となる。一方、クリア信号が入力され、イ
ネーブル信号が非アクティブ状態になると、ダウンカウ
ンタ112,122およびパルスジェネレータ118の
動作は停止される。
【0063】さらに、ダウンカウンタ128は、読取走
査子の位置を管理するためのものである。このダウンカ
ウンタ128は、分周器120で分周されたクロック毎
にカウントダウンを行うとともに、CPUに対して距離
割り込み信号を出力する。既に述べたように、倍率によ
って、読取期間中の読取走査子の走査速度は決定され
る。従って、読取走査子が倍率に応じた走査速度に到達
するまでに必要な距離(時間)は異なるため、読取走査
子の移動開始位置を変更する必要がある。そこで、この
ダウンカウンタ128を設けて、一定周期毎にCPU1
10に対して距離割り込み信号を出力することによっ
て、読取走査子の移動開始位置を適宜変更することがで
きる。なお、このダウンカウンタ128は、ソフトウェ
アによってクリアすることができる。
【0064】次に、上述する本発明の副走査用モータの
制御装置100を有する画像読取装置10に基づいて、
本発明の副走査用モータの制御方法およびこれを用いた
画像読取方法について説明する。ここで、図4に、副走
査用モータの制御装置による制御工程の一実施例のグラ
フを、図5に、副走査用モータの制御装置による制御工
程の一実施例のフローチャートを示す。
【0065】図4のグラフおよび図5のフローチャート
に示されるように、まず、CPU110から出力制御回
路108に制御信号を与えることによって、副走査用モ
ータに対するクロックの出力を無効にし、CPU110
において割り込みをマスクすることによって、クロック
生成器106からCPU110に対して出力される割り
込み信号を無効にする。
【0066】次いで、CPU110から、分周器104
に倍率に応じた分周比を設定する。この時、発振器10
2から出力されるクロック、例えば周波数40MHzの
クロックは、倍率に応じて、分周器104によって、例
えば約18,10または9MHz等の所定の周波数に分
周されて出力される。
【0067】次いで、クロック生成器106において、
CPU110からレジスタ114にダウンカウンタ11
2に設定される計数値、即ち、副走査用モータの回転速
度V1に相当する計数値を設定した後、ダウンカウンタ
112のカウント値をクリアする。この時、ダウンカウ
ンタ112から出力されるボロー信号がアクティブ状態
になることによって、レジスタ114から出力される計
数値はダウンカウンタ112に設定される。
【0068】また、レジスタ124にダウンカウンタ1
22に設定される計数値、即ち、読取走査子の移動距離
X1に相当する計数値、例えば32パルスを設定する。
この時、ダウンカウンタ122から出力されるボロー信
号がアクティブ状態になることによって、プリセットレ
ジスタ116,117から出力される計数値が、それぞ
れレジスタ114,124に設定されるため、ダウンカ
ウンタ112に計数値を設定する前に、プリセットレジ
スタ116,117にそれぞれレジスタ114,124
と同じ計数値を設定しておくのが好ましい。なお、レジ
スタ114,124、ダウンカウンタ112,122お
よびプリセットレジスタ116,117への計数値の設
定方法は、上述する手順に限定されるものではない。
【0069】このようにして、CPU110から分周器
104に分周比を設定し、レジスタ114,124、ダ
ウンカウンタ112,122およびプリセットレジスタ
116,117に計数値を設定した後、出力制御回路1
08に制御信号を与えることによって、副走査用モータ
に対するクロックの出力を有効にし、割り込みをイネー
ブルにすることによって、クロック生成器106からC
PU110に対して出力される割り込み信号を有効にす
る。
【0070】その後、CPU110によって、副走査用
モータのクロックの生成開始を指示する開始信号がアク
ティブ状態にされると、クロック生成器106におい
て、開始信号は分周器104で分周されたクロックに同
期してラッチ126に保持され、ラッチ126から出力
されるイネーブル信号はアクティブ状態になる。従っ
て、ダウンカウンタ112,122およびパルスジェネ
レータ118は動作可能になる。
【0071】イネーブル信号がアクティブ状態になる
と、ダウンカウンタ112は、分周器104で分周され
たクロック毎に、設定された計数値からカウントダウン
を行い、そのカウント値が0になると、ダウンカウンタ
112から出力されるボロー信号がアクティブ状態にな
る。このボロー信号がアクティブ状態になると、ダウン
カウンタ112にはレジスタ114に保持されている計
数値が再設定され、パルスジェネレータ118は、ボロ
ー信号を計数して副走査用モータのクロックを生成す
る。
【0072】このようにして、レジスタ114に設定さ
れた計数値に応じた周波数を有する副走査用モータのク
ロックが繰り返し生成される。一方、副走査用モータの
クロックは分周器120に入力され、例えば2分周され
る。ダウンカウンタ122は、分周器120で分周され
たクロック毎に、設定された計数値からカウントダウン
を行い、そのカウント値が0になると、ダウンカウンタ
122から出力されるボロー信号はアクティブ状態にな
る。
【0073】このボロー信号がアクティブ状態になる
と、ダウンカウンタ122にはレジスタ124に保持さ
れている計数値が再設定され、レジスタ114にはプリ
セットレジスタ116に保持されている計数値が設定さ
れ、レジスタ124にはプリセットレジスタ117に保
持されている計数値が設定されると同時に、このボロー
信号は割り込み信号としてCPU110に出力される。
CPU110は、割り込み信号が入力されると、プリセ
ットレジスタ116に副走査用モータの次の回転速度V
2に相当する計数値を設定し、プリセットレジスタ11
7に副走査用モータの次の回転速度V2の変更タイミン
グに相当する計数値を設定する。
【0074】以後、上述する動作を繰り返し行うことに
よって、副走査用モータを所定速度で回転させ、読取走
査子を所定距離移動させた後、CPU110によってプ
リセットレジスタ116に副走査用モータの次の回転速
度に相当する計数値を設定し、かつ、プリセットレジス
タ117に副走査用モータの次の回転速度の変更タイミ
ングに相当する計数値を設定し、副走査用モータの回転
速度を順次加速させ、スローアップさせることができ
る。
【0075】ここで、図6に示される従来の副走査用モ
ータの制御装置130によれば、割り込み信号が発生し
てから、副走査用モータの次の回転速度に相当する計数
値をダウンカウンタ132に設定するまでには、ダウン
カウンタ132に入力されるクロックの1周期に相当す
る時間しか余裕がなかった。このため、副走査用モータ
のクロックの周波数が高くなると、ソフトウェアによっ
て、所望のタイミングで計数値を設定することは困難で
あった。
【0076】これに対し、本発明の副走査用モータの制
御装置および制御方法においては、ダウンカウンタ11
2,122に設定される計数値を保持するレジスタ11
4,124を設け、さらにレジスタ114に副走査用モ
ータの次の回転速度に相当する計数値を保持するプリセ
ットレジスタ116と、レジスタ124に副走査用モー
タの次の回転速度の変更タイミングに相当する計数値を
保持するプリセットレジスタ117とを設けたことによ
って、割り込み信号が発生してから、プリセットレジス
タ116,117に次の計数値を設定するまでに、副走
査用モータのクロックでレジスタ124に設定された計
数値に相当する時間だけ余裕が生まれる。
【0077】このため、本発明の副走査用モータの制御
装置および制御方法によれば、図6に示される従来の制
御装置130と比較して、僅かなハードウェアを追加す
るだけで、また、図7に示される従来の制御装置140
と比較して、ハードウェアの規模を大幅に削減したにも
係わらず、副走査用モータのクロックの周波数が高くな
った場合であっても、ソフトウェアによって、所望のタ
イミングで副走査用モータの回転速度に相当する計数値
やその変更タイミングに相当する計数値を設定すること
ができる。また、ソフトウェアによって副走査用モータ
の回転速度の変更量を順次設定しているため、例えばス
ローアップおよびスローダウンの時の副走査用モータの
回転速度の変更量の調整を容易に行うことができる。
【0078】そして、副走査用モータが倍率に対応する
所定の副走査速度に到達した時、読取走査子は読取開始
位置に到達する。読取走査中は、CPU110に割り込
み信号が出力されても、プリセットレジスタ116に設
定される計数値を変更しないことによって、副走査用モ
ータは一定速度で回転され、読取走査子は所定の副走査
速度で移動される。また、上述するスローアップの動作
を全く反対に行うことによって、副走査用モータをスロ
ーダウンさせることができる。
【0079】このようにして、原稿の読み取りが終了す
ると、CPU110から出力制御回路108に制御信号
を与えることによって、副走査用モータに対するクロッ
クの出力を無効にして、副走査用モータの回転を停止
し、読取走査子の移動を停止して終了する。本発明の副
走査用モータの制御装置および制御方法を適用する画像
読取方法は、基本的に以上のように構成される。
【0080】なお、クロック生成器106をダウンカウ
ンタ112,122を用いて構成する例を挙げて説明を
行ったが、本発明の副走査用モータの制御装置および制
御方法はこれに限定されるものではない。例えば、ダウ
ンカウンタ112,122の代わりにアップカウンタを
用い、ダウンカウンタ112,122から出力されるボ
ロー信号の代わりに、アップカウンタから出力されるキ
ャリー信号(桁上げ信号)を使用するよう構成しても良
いのは勿論である。この場合、カウンタ112,124
に設定される計数値は、これに応じて適宜変更する必要
がある。また、カウンタ112,122,128のビッ
ト数は、倍率やその分解能などに応じて適宜決定すれば
良い。また、本発明の副走査用モータの制御装置および
制御方法を適用する画像読取装置および読取方法を例に
挙げて説明を行ったが、本発明はこれだけに限定され
ず、例えばモータを用いてスローアップおよびスローダ
ウン制御を行う必要がある装置であれば、いずれも適用
可能であることは言うまでもないことである。
【0081】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に、本発明の副走
査用モータの制御装置および制御方法においては、第1
のカウンタ、第1のレジスタおよびパルスジェネレータ
によって、第1のレジスタに保持されている副走査用モ
ータの回転速度に相当する計数値に応じて、副走査用モ
ータのクロックを生成し、第2のカウンタ、第2のレジ
スタ、第1および第2のプリセットレジスタによって、
プリセットレジスタに保持されている計数値に応じて、
第2のレジスタに保持されている計数値に応じた所望の
タイミングで、副走査用モータの回転速度およびその変
更タイミングをソフトウェアにより適宜変更し、副走査
用モータの回転速度をスローアップおよびスローダウン
制御するものである。従って、本発明の副走査用モータ
の制御装置および制御方法によれば、副走査用モータの
制御装置のハードウェア規模を削減することができるた
め、そのコストを削減することができ、副走査用モータ
の回転速度が高速化された場合であっても、ソフトウェ
アによって制御することができるため、スローアップお
よびスローダウン制御の調整を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の副走査用モータの制御装置および制御
方法が適用される画像読取装置の一実施例の概念図であ
る。
【図2】本発明の副走査用モータの制御装置の一実施例
のブロック図である。
【図3】図2に示す副走査用モータの制御装置のクロッ
ク生成器の一実施例のブロック図である。
【図4】図2に示す副走査用モータの制御装置による制
御工程の一実施例のグラフである。
【図5】図2に示す副走査用モータの制御装置による制
御工程の一実施例のフローチャートである。
【図6】(a)は、従来の副走査用モータの制御装置の
一例のブロック図、(b)は、その制御工程の一例のグ
ラフである。
【図7】従来の副走査用モータの制御装置の別の例のブ
ロック図である。
【符号の説明】
10 (画像)読取装置 12 光源部 14 走査搬送部 16 読取光学系 20 光源 22 リフレクタ 24 スリット板 26 移動装置 28a,28b スリット 30 光学定盤 32 支柱 34 ハウジング 36 走査部材 38 ステージ 40 搬送手段 42,48,52 開口 44,72,82,88 モータ 46,80,86 ドライブシャフト 50 カセット 54 調整用開口 56,58 レンズユニット 60 分光プリズム 62 CCDセンサ 64 軸 66 ターレット 68,70 絞り 74 ギヤ 76 ブラケット 78 支持腕 84 保持部材 90 信号処理部 92 調整制御部 T (透過)原稿 L 光軸 100,130,140 制御装置 102 発振器 104,120,142,144 分周器 106 クロック生成器 108 出力制御回路 110,138 CPU(中央演算装置) 112,122,128,132,136 ダウンカウ
ンタ 114,124 レジスタ 116,117 プリセットレジスタ 118,134 パルスジェネレータ 126 ラッチ 146 パルス数カウンタ 148,152 比較器 150 残数カウンタ 154,158 セレクタ 156 LUT(ルックアップテーブル) 160 加算器 162 ゲート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一次元方向に照射される光を射出する読取
    光源を用い、前記一次元方向とほぼ直交する方向に前記
    読取光源と原稿台とを相対的に移動して副走査搬送する
    ことにより、前記原稿台に載置された原稿を2次元的に
    走査し、原稿の画像データを読み取る画像読取装置にお
    いて、副走査搬送するための副走査用モータの回転速度
    を制御し、所定の副走査搬送速度まで加速し、次いで画
    像読取のために副走査搬送速度で定速搬送した後、減速
    して停止する副走査用モータの制御装置であって、 所定周波数のクロックを出力する発振器と、この発振器
    から出力されるクロックを分周する分周器と、この分周
    器によって分周されたクロックから副走査用モータのク
    ロックを生成するクロック生成器と、このクロック生成
    器から出力される副走査用モータのクロックの出力制御
    を行う出力制御回路とを備え、 前記クロック生成器は、第1の桁あふれ信号によって設
    定される計数値に応じて、前記分周器によって分周され
    たクロックを所定数計数して前記第1の桁あふれ信号を
    出力する第1のカウンタと、前記第1のカウンタに設定
    される計数値を保持する第1のレジスタと、前記第1の
    桁あふれ信号を計数して前記副走査用モータのクロック
    を生成するパルスジェネレータと、第2の桁あふれ信号
    によって設定される計数値から、前記副走査用モータの
    クロックを所定数計数して前記第2の桁あふれ信号を出
    力する第2のカウンタと、前記第2のカウンタに設定さ
    れる計数値を保持する第2のレジスタと、前記第2の桁
    あふれ信号によって前記第1のレジスタに次に設定され
    る計数値を保持する第1のプリセットレジスタと、前記
    第2のレジスタに次に設定される計数値を保持する第2
    のプリセットレジスタとを有することを特徴とする副走
    査用モータの制御装置。
  2. 【請求項2】一次元方向に照射される光を射出する読取
    光源を用い、前記一次元方向とほぼ直交する方向に前記
    読取光源と原稿台とを相対的に移動して副走査搬送する
    ことにより、前記原稿台に載置された原稿を2次元的に
    走査し、原稿の画像データを読み取る画像読取装置にお
    いて、副走査搬送するための副走査用モータの回転速度
    を制御し、所定の副走査搬送速度まで加速し、次いで画
    像読取のために副走査搬送速度で定速搬送した後、減速
    して停止するに際し、 第1のレジスタに副走査用モータの回転速度に応じた計
    数値を、第2のレジスタに副走査用モータの回転速度の
    変更タイミングに応じた計数値を、第1のプリセットレ
    ジスタに副走査用モータの次の回転速度に応じた計数値
    を、第2のプリセットレジスタに次の変更タイミングに
    応じた計数値をそれぞれ設定し、 第1のカウンタに前記第1のレジスタの計数値を、第2
    のカウンタに前記第2のレジスタの計数値を設定した
    後、 第1のカウンタによって、所定周波数のクロックを、設
    定された計数値に応じた所定数計数して第1の桁あふれ
    信号を出力させ、 前記第1の桁あふれ信号が出力される毎に、第1のカウ
    ンタに第1のレジスタの計数値を設定するとともに、パ
    ルスジェネレータによって、前記第1の桁あふれ信号を
    計数して副走査用モータのクロックを生成し、 第2のカウンタによって、副走査用モータのクロック
    を、設定された計数値に応じた所定数計数して第2の桁
    あふれ信号を出力させ、 前記第2の桁あふれ信号が出力される毎に、第1のレジ
    スタに第1のプリセットレジスタの計数値を設定した
    後、第1のプリセットレジスタに副走査用モータの次の
    回転速度に応じた計数値を設定することと、第2のレジ
    スタに第2のプリセットレジスタの計数値を設定した
    後、第2のプリセットレジスタに次の変更タイミングに
    応じた計数値を設定することを繰り返すことにより、副
    走査用モータの回転速度を制御することを特徴とする副
    走査用モータの制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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