JP2002111963A - 画像読取装置及び調光装置 - Google Patents

画像読取装置及び調光装置

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JP2002111963A
JP2002111963A JP2000294782A JP2000294782A JP2002111963A JP 2002111963 A JP2002111963 A JP 2002111963A JP 2000294782 A JP2000294782 A JP 2000294782A JP 2000294782 A JP2000294782 A JP 2000294782A JP 2002111963 A JP2002111963 A JP 2002111963A
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images
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light
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JP2000294782A
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Inventor
Toshiyuki Inoue
敏之 井上
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の読み取りの際に、光源光量絞り装置の
振動による光量ムラを抑える。 【解決手段】 写真フイルム27のプレスキャン時に、
各フイルム画像のエッジを特定する。特定したエッジ位
置から各画像間の隙間Gを求める。隙間Gと、ファイン
スキャン時のフイルム搬送速度Vfとから光源絞り装置
の駆動制御を切り替える。隙間Gがイメージセンサによ
る読取位置を通過するとき、光源絞り装置のセット位置
を変更する。0.05Vf<Gのときは、ステッピング
モータを台形波駆動させる。0.03Vf≦G≦0.0
5Vfのときには、台形波駆動の減速時に振動を抑える
逆転パルスと、振動を吸収する正転パルスとを加える。
0.03Vf>Gのときは、写真フイルム27の搬送を
停止し、一定量スイッチバックさせ、光源絞り装置のセ
ット位置を変更する。光源絞り装置の駆動制御の切替に
より振動が抑えられ、ファインスキャン開始時には照明
光量の変動が抑えられ、濃度ムラ、色ムラの発生が抑え
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の画像が記録
された写真フイルム等の画像原稿の画像を読み取る画像
読取装置及び調光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタルプリントシステムでは、写真フ
イルムの画像情報をCCD等のイメージセンサで光電的
に読み取り、この読み取った画像データに対して拡大縮
小や各種補正等の画像処理を行った後に、印画紙等の記
録材料への画像の記録やディスプレイへの画像の表示等
を行っている。
【0003】このデジタルプリントシステムでは、写真
フイルムを比較的に高速で送ってラインCCD等のイメ
ージセンサにより低精細で画像を読み取る予備走査(プ
レスキャン)と、写真フイルムを低速で送って高精細で
画像を読み取る本走査(ファインスキャン)との2回の
走査を行って、画像を読み取っている。
【0004】そして、ファインスキャンする際には、プ
レスキャンにおける各画像の濃度データに基づき、ライ
ンCCDの電荷蓄積時間の変更や光源光量の絞り制御を
行い、最適な読取条件や照明光量条件でファインスキャ
ンを行っている。通常はラインCCDの電荷蓄積時間を
変更することで読取条件を変更しているが、読取対象画
像の濃度が著しく偏っている場合には、更に光源光量の
絞り制御を行って照明光量を変更することで読取条件を
変更する。このため、光源光量を各画像の濃度に応じて
絞り制御する場合には、各画像の間の隙間がイメージセ
ンサを通過する間に、絞り板の光軸への挿入位置を変更
し、ファインスキャン時には最適な照明光量の下で画像
を読み取るようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、写真フイル
ムに記録される各画像は、カメラの種別等によって、各
画像の隙間が一定ではない場合がある。特に、レンズ付
きフイルムやローコストカメラ等においては、簡単な構
成のフイルム巻き取り機構を採用しているため、各画像
の隙間が一定ではなくなることがある。例えば、135
タイプの写真フイルムでは、1コマの画像の長さが36
mmであり、各画像の間の隙間の長さは2mmである
が、この隙間の長さが変動してしまう。
【0006】各画像の間の隙間の長さが短くなると、光
源光量を絞るための絞り板のセット位置への位置決めが
完了した直後または直前に、次の画像のファインスキャ
ンが始まるため、絞り板の振動が残った状態で照明され
た画像を読み取ることになる。このため、絞り板の振動
によって精度良く光源の光量を絞ることができず、ファ
インスキャンの開始直後に、読み取った画像データに濃
度や色ムラが発生する。これにより、画像品位が低下す
るという問題がある。
【0007】本発明は上記課題を解決するものであり、
複数の画像を有する画像原稿から各画像を読み取る際
に、各画像の間の隙間が短い場合であっても、光源光量
の変動を確実に抑えて、読み取った画像に濃度ムラや色
ムラが発生することがないようにした画像読取装置、及
び光量を調節する際に調光直後の光量変動を抑制するよ
うにした調光装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の画像読取装置では、複数の画像が記
録された画像原稿を画像読取位置に送る搬送手段と、前
記画像読取位置の前記画像原稿を照明する光源と、前記
搬送手段による画像原稿の送りに同期して前記画像原稿
の複数の画像を読み取るためのイメージセンサと、この
イメージセンサにより前記画像原稿を予備走査して前記
複数の画像の読取条件を演算し、この演算した読取条件
により前記画像原稿を本走査して画像データを得る画像
読取装置において、前記光源と前記原稿画像とを結ぶ光
軸に絞り板を挿入して光源の光量を絞り、この絞り板を
移動させるときに徐々に加速させた後に徐々に減速させ
る加減速駆動法により駆動源としてのステッピングモー
タを制御する絞り制御部を備え、この絞り制御部は、前
記予備走査により前記複数の画像の隙間の長さ相当デー
タを求め、この長さ相当データが、前記本走査時の前記
搬送手段による画像原稿の搬送速度に基づく判定基準範
囲内にあるか否かを判定し、この判定結果が判定基準範
囲内であるときに、前記加減速駆動法の減速時に、前記
ステッピングモータに、逆転パルスと、これに続いて正
転パルスとを加えるようにしたものである。
【0009】なお、前記画像原稿の搬送速度をVmm/
sとし、各画像間の隙間の長さをGmmとしたときに、
前記各画像間の隙間の長さGが、0.03V≦G≦0.
05V内のときに、前記判定基準範囲内であると判定す
ることが好ましい。また、前記各画像間の隙間の長さG
が、0.03V>Gのときに、前記判定基準範囲外であ
ると判定し、この判定のときには、前記画像原稿の搬送
を停止させて一定距離を戻した後に、本走査のための画
像原稿の送りを行うことが好ましい。また、前記各画像
間の隙間の長さGが、G>0.05Vのときには、前記
加減速駆動法により前記ステッピングモータを制御する
ことが好ましい。
【0010】請求項5記載の調光装置では、絞り板の移
動によって絞り開口サイズを変更することにより、光源
部からの光量を絞る調光装置において、前記絞り板を光
軸に向けて挿入するための駆動源としてのステッピング
モータと、この絞り板を移動させるときに徐々に加速さ
せた後に徐々に減速させるように、前記ステッピングモ
ータを加減速駆動法により制御するコントローラとを備
え、前記加減速駆動法の減速時に、前記ステッピングモ
ータに、逆転パルスと、これに続いて正転パルスとを加
えている。逆転パルス及びこれに続く正転パルスとによ
り、絞り板などの振動を抑えることができ、安定した光
量が得られるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を実施した画像読
取装置を有するデジタルラボシステムの概略構成を示す
ブロック図である。デジタルラボシステム10は、ライ
ンCCDスキャナ11、画像処理装置12からなる画像
読取装置13と、レーザープリンタ部14、プロセサ部
15からなる出力装置16とから構成されている。
【0012】ラインCCDスキャナ11は、ネガフイル
ムやリバーサルフイルム等の写真フイルムに記録されて
いるコマ画像を読み取るためのものであり、例えば13
5サイズの写真フイルムやIX240タイプの写真フイ
ルムの他に、110サイズ、120や220サイズ(ブ
ローニサイズ)等の各種写真フイルムのコマ画像を読み
取ることができる。また、このラインCCDスキャナで
は、専用のマウントキャリアを用いることにより、スラ
イドマウントの写真フイルムも読み取ることも可能であ
る。
【0013】画像処理装置12は、ラインCCDスキャ
ナ11から出力された画像データに対して各種の補正等
の画像処理を行う。また、プレスキャン時にはその画像
データに基づきファインスキャン時の読取条件を演算す
る。そして、この読取条件で写真フイルムの画像をファ
インスキャンし、画像処理した後に記録用画像データと
してレーザプリンタ部14に出力する。画像処理として
は、グレイバランス調整、階調補正、および濃度(明る
さ)調整、マトリクス(MTX)による撮影光源種補正
や画像の彩度調整(色調整)がある。この他に、電子変
倍処理、覆い焼き処理(濃度ダイナミックレンジの圧縮
/伸長)、シャープネス(鮮鋭化)処理等が行われる。
これらの処理には、ローパスフィルタ、加算器、LU
T、MTX等が用いられ、これらを適宜組み合わせるこ
とで、平均化処理や補間演算等が実施される。また、プ
レスキャン時には、入力された画像データから画像デー
タのエッジの検出を行い、各フイルム画像間の距離を算
出する。
【0014】この画像処理装置12は、画像処理済みの
画像データを画像ファイルとして外部装置19に出力す
ることができる。例えば、メモリカードやCD−ROM
等の記憶媒体19aに記録させたり、通信回線を介して
他の情報処理機器19bに送信したりする。
【0015】レーザプリンタ部14は、R,G,Bのレ
ーザ光源及び変調部を備えている。そして、変調部によ
り記録用画像データに基づきレーザ光源からの各レーザ
を変調させ、この変調光により印画紙を走査露光して画
像を記録する。プロセサ部15は、走査露光済みの印画
紙に対して発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理を
行い、現像処理する。これにより、印画紙上に画像が形
成される。
【0016】図2は、ラインCCDスキャナ11の光学
系の概略構成を示している。この光学系は、メタルハラ
イドランプやハロゲンランプ等からなる光源20を備え
ている。光源20は、リフレクタ21にその焦点位置で
配置されている。リフレクタ21は赤外光(IR)を透
過する材料により構成されており、その反射面が断面楕
円弧形状に形成されている。光源20からの光はリフレ
クタ21により一定方向に反射され、この反射光は写真
フイルムに向けて照射される。なお、光源20としては
LED等を用いてもよい。
【0017】光源20の光射出側には、IRカットフィ
ルタ22,光源絞り装置(調光装置)23,バランスフ
ィルタ24,光拡散ボックス25がそれぞれ光軸L上に
配置されている。IRカットフイルタ22は射出光の赤
外域の波長の光をカットすることで、写真フイルム27
の温度上昇を防止し読取精度を向上させる。また、バラ
ンスフィルタ24は色温度調整のために配置される。こ
のバランスフイルタ24には、ネガフイルム用フィルタ
24aとリバーサルフイルム用フィルタ24bとが設け
られており、これらのどちらか一方が選択的に光軸Lに
保持される。
【0018】光源絞り装置23は、光源20とフイルム
キャリア26との間に配置され、光源20から出射され
て読取位置に支持された写真フイルム27へ入射される
読取光の光量を調整する。図3に示すように、この光源
絞り装置23は一対の絞り板30,31と、これら絞り
板30,31に連結されたキャリア32,33と、この
キャリア32,33を支持するガイドレール34,35
とを備えている。一対の絞り板30,31は、それぞれ
ガイドレール34,35により光軸Lと直交する平面上
において、光軸Lに対して直交する光軸接離方向へ移動
可能に支持されている。この絞り板30,31は光軸接
離方向において、光軸Lを挟むように配置される。
【0019】この絞り板30,31には、それぞれ光軸
接離方向における光軸L側の一端から他端に向けて略V
字状に切欠き36,37が形成されている。絞り板30
には切欠き36の周辺部に、切欠き36を囲むようにフ
イルムキャリア26の方向へ凸状とされた段差部30a
が形成される。他方の絞り板31には、切欠き37の周
辺部に切欠き37を囲むように光源方向に凸状とされた
段差部31aが形成される。段差部30aの上面と、段
差部31aの下面とは光軸方向に近接し、互いに平行と
なるように支持される。
【0020】切欠き36,37は、絞り板30,31の
移動方向と直行する板幅方向において対称的に形成され
た一対の対数曲線から形成されている。従って、一対の
絞り板30,31を絞り方向に移動させると、光軸Lを
中心とする略菱形の絞り開口40が形成され、この絞り
開口40のサイズが変化することにより、光源20及び
リフレクタ21からの照明光量が絞られる。
【0021】絞り板30,31を挟んでガイドレール3
4,35と逆側の位置には、絞り板30,31の他端部
と係合するガイド部材41が配置される。このガイド部
材41にはガイド溝(図示せず)が上下に形成されてお
り、このガイド溝はガイドレール34,35と平行に長
く形成されている。下側のガイド溝には、絞り板30の
端部が、上側のガイド溝には絞り板31の端部が摺動可
能に挿入される。
【0022】画像読取装置13のフレームには一対のプ
ーリ45,46が回動自在に配置されている。これら一
対のプーリ45,46は光軸接離方向においてガイドレ
ール34,35を挟むように配置されている。プーリ4
5の支軸は従動軸とされ、プーリ46の支軸はステッピ
ングモータ47へ連結された駆動軸とされている。一対
のプーリ45,46には1本のループ状のベルト48が
巻き掛けられており、これによりプーリ45,46は常
に同一方向へ等量回転するようにベルト48を介して連
結されている。なお、ベルト48にはキャリア32,3
3が固定される。
【0023】ステッピングモータ47は、例えば2相タ
イプのものが使用され、モータドライバ50により、例
えば2相励磁方式で駆動される。モータドライバ50は
コントローラ51に接続されている。コントローラ51
には、画像処理装置12から絞り板のセット位置信号が
送られる。コントローラ51は、このセット位置信号に
基づき駆動パルスを発生させ、ステッピングモータ47
を回転させて絞り板30,31を新たなセット位置に位
置決めする。この絞り板30,31のセット位置の変更
は、各画像間の隙間が通過する時間内で行われる。
【0024】例えばステッピングモータ47が図中時計
方向へ回転するとキャリア32,33は互いに接近する
方向へ移動し、このキャリア32,33の移動と共に絞
り板30,31がそれぞれ光軸Lへ等距離だけ接近し、
絞り開口40の面積が縮小する。また、ステッピングモ
ータ47が反時計方向に回転すると、キャリア32,3
3は互いに離間する方向へ移動するので絞り開口40の
面積は拡大する。従って、光源絞り装置23は一対の絞
り板30,31を光軸Lに対して互いに接近又は離間さ
せて絞り開口40の面積を変化させ、絞り開口40を通
過する読取光の光量を調整する。
【0025】図2に示すように、光拡散ボックス25
は、光軸Lに対して垂直な拡散板53に入射した光を、
光出射部となる拡散板54から写真フイルム27の幅方
向を長手方向とするスリット光として出射すると共に、
読取光を拡散光として、読取位置に支持された写真フイ
ルム27へ照射する。光拡散ボックス25から射出され
る光を拡散光にすることで、写真フイルム27に照射さ
れる光の光量ムラが低減され、フイルム画像に均一な光
量のスリット光が照射されると共に、写真フイルム27
上のフイルム画像に傷が付いていたとしてもこの傷が目
立ちにくくなる。
【0026】フイルムキャリア26の上面、下面の光軸
Lに対応する位置には、フイルム幅方向に写真フイルム
27の幅よりも長いスリット状の開口(図示せず)が設
けられている。光拡散ボックス25から出射されたスリ
ット光は、フイルムキャリア26の下面に設けられた開
口を通して写真フイルム27に照射され、写真フイルム
27を透過した光はフイルムキャリア26の上面に設け
られた開口を通して、後述する結像レンズユニット60
に入射する。なお、フイルムキャリア26には読取位置
に対して上流側及び下流側の位置に、それぞれ写真フイ
ルム27を狭持搬送するローラ対55,56が配置され
ており、これらのローラ対55,56により写真フイル
ム27は複数の速度でフイルムキャリア26内を搬送さ
れる。
【0027】結像レンズユニット60及びイメージセン
サ61は、フイルムキャリア26を挟んで光源20と反
対側に、光軸L上に配置されている。結像レンズユニッ
ト60は複数枚のレンズから構成され、写真フイルム2
7に記録された画像をイメージセンサ61の受光面に結
像させる。この結像レンズユニット60は、レンズモー
タ62により光軸L方向に駆動できるように配置され、
変倍に用いられる。この変倍は読取条件に基づき、ドラ
イバ64を介してレンズモータ62を駆動させることに
より行われる。また、この結像レンズユニット60の内
部には、レンズ絞りが設けられている。
【0028】イメージセンサ61は、R,G,BのCC
Dセル列から構成されている。各CCDセル列は、CC
Dセルを写真フイルム27の搬送方向とは垂直方向に、
ライン状に並べて構成されている。これにより、CCD
セルの配列方向にフイルム画像の読み取りが行われる。
なお、このイメージセンサ61のCCDセル列は、写真
フイルム27の送り方向に沿って所定のピッチで順に配
置されているので、同一の画素におけるR,G,Bの各
成分色の検出タイミングには時間差が生じる。このた
め、本実施形態では、各成分色毎に異なる遅延時間で測
光信号の検出タイミングを遅延しており、これにより同
一の画素のR,G,Bの測光信号が、イメージセンサ6
1から同時に画像処理装置12に出力される。
【0029】画像読取装置12では、ラインCCDスキ
ャナ11により、写真フイルム27を予備的に読み取る
プレスキャンを行った後、高品質の再生用画像データを
得るためのファインスキャンを行う。プレスキャンは光
源絞り装置23、レンズ絞り等の読取条件が固定されて
行われる。このとき、写真フイルム27の搬送速度は、
ファインスキャン時の搬送速度Vfよりも高速な搬送速
度Vp(Vp>Vf)とされる。
【0030】光源絞り23の絞り制御は、絞り板30,
31を光軸Lへ向けて挿入することで、絞り開口40の
開口サイズを変化させて行っている。この絞り制御は、
イメージセンサ61の読取位置を写真フイルム27の各
画像の間の隙間が通過する間に行う必要があり、高速で
行う必要がある。このため、コントローラ51では、ス
テッピングモータ47を徐々に加速させた後に徐々に減
速させる加減速駆動法(台形波駆動、三角波駆動)で回
転制御し、絞り板30,31の光軸方向へのセットを高
速で行うようにしている。
【0031】台形波駆動では、起動を比較的に低い周波
数で行い、徐々に加速(スルーアップ)させ、そして上
限周波数で定速駆動し、その後に徐々に減速(スルーダ
ウン)させることで、スルー領域を利用した高速な駆動
を行う。また、三角波駆動は、台形駆動における定速域
が無い場合であり、位置決め距離が短い場合に用いられ
る。上記加速、減速を行う際のパルスレートの関数は、
理想的には指数関数であるが、通常は、図4に示すよう
な直線近似が用いられる。このときのステッピングモー
タ47の励磁シーケンスの一例を図5に示してある。本
実施形態では、2相モータの2相励磁の場合を例にとっ
て説明している。
【0032】ところで、ステッピングモータ47を用い
た絞り板30,31のセット位置の切り替えでは、ステ
ッピングモータ47自身の振動や、絞り板30,31を
平行移動させるメカユニットの振動があるため、絞り板
30,31の新たな位置へのセット直後は、照明光量が
大きく変動する。この絞り板30,31のセット直後
に、ファインスキャンが開始されると、ファインスキャ
ン開始時の照明光量が大きく変動するため、この部分の
画像の読み取りに際して、読取対象画像に濃度ムラや色
ムラが発生する。これにより、画像品位が低下する。
【0033】図6は絞り制御の一例を示しており、絞り
板を光軸L方向に向けて移動して、ある絞り位置にセッ
トしたときの、イメージセンサの出力値を時間経過とと
もに示している。図示例のものは、約30msで出力値
を45000から11000まで光源光量を絞っときの
B光を示しているが、他のR光、G光もほぼ同様の挙動
を示す。
【0034】図7は、図6の出力値表示を調光終了後の
安定光量を基準に規格化したものである。図8は、図7
のA1部分を拡大して表示したものであり、絞り板3
0,31などの振動の影響で、光量が不安定になってい
ることがわかる。この光量が不安定になっている部分で
ファインスキャンが開始されると、この光量変動分によ
って、読み取った画像データに濃度ムラや色ムラが発生
してしまう。
【0035】このため、画像処理装置12では、プレス
キャンデータに基づき各画像間の隙間の長さGを求め、
これをコントローラ51に送っている。コントローラ5
1では、この隙間の長さGとファインスキャンにおける
写真フイルム27の搬送速度Vfとに基づき、各画像間
の隙間の長さGが、イメージセンサ61の読取位置を通
過する際に、絞り板30,31の移動停止に伴う振動の
影響が画像読取に対して出るか否かを求める。そして、
振動の影響が出ると予測される場合には、絞り板30,
31の振動を抑えるようにしたステッピングモータ47
の駆動制御を行う。
【0036】ファインスキャンの読み取り開始時に、絞
り板30,31の移動停止に伴う振動の影響が出るか否
かの判定は、ファインスキャン時のフイルム搬送速度V
f(mm/s)と、読取対象画像の前の画像との間の隙
間の長さG(mm)との関係により行う。すなわち、隙
間の長さGが、0.03Vf≦G≦0.05Vfの範囲
内か否かにより行う。隙間の長さGがこの範囲内のとき
には、絞り板30,31等の振動の影響がファインスキ
ャンの読取開始時に出ると判定し、後に説明するよう
に、逆転パルスとこれに続けて正転パルスとを加えた振
動を抑える処理を行う。本実施形態では、フイルム搬送
速度は、プレスキャン時ではVp=213.8mm/s
であり、ファインスキャン時ではVf=42.8mm/
sである。
【0037】また、隙間の長さGが、G>0.05Vf
(=2.14mm)のときには、絞り板等による振動
が、ファインスキャンの読取開始時に影響を与えないと
判断し、このときには、前記加減速駆動法により図5に
示すような励磁シーケンスによってステッピングモータ
47を駆動制御する。
【0038】また、隙間の長さGが、0.03V(=
1.28mm)>Gのときには、上記のような逆転パル
スとこれに続く正転パルスの印加によって振動を抑えて
も、隙間の長さGが小さいため、ファインスキャンの読
取開始時に光源光量が安定せずに影響が出ると判定す
る。この場合には、写真フイルム27の送りを停止させ
て一定距離を戻した後に、助走区間を設けてファインス
キャンのためにフイルム送りを再開する。これにより、
光源光量が安定した後に、ファインスキャンが開始され
るため、スキャン開始直後の光源光量変動による濃度ム
ラや色ムラの発生が抑えられる。
【0039】絞り板30,31の振動を抑えるステッピ
ングモータ47の駆動制御方法としては、駆動方向のパ
ルスに対して、振動を抑える逆転パルスを与えた後に、
更に振動を吸収するための正転パルスを与える。図9
は、このときのステッピングモータの励磁シーケンスの
一例を示している。通常では正転パルスPn で制御終了
となるが、B相の最後に逆転パルスPn+1 を加えた後に
正転パルスPn+2 を加えている。本実施例では、正転パ
ルスPn から逆転パルスPn+1 までの時間は1mse
c、逆転パルス時間は0.4msecである。
【0040】図10は、このときのイメージセンサの出
力値を時間経過とともに示すもので、逆転パルスPn+1
及び正転パルスPn+2 の働きにより、絞り板30,31
の振動などが抑えられ、絞り板30,31のセット直後
の出力が安定していることが判る。特に、絞り直後のセ
ンサ出力の変動が±0.25%内に納まっており、濃度
ムラや色ムラの発生が抑えられることが判る。
【0041】次に、本実施形態の作用について説明す
る。図11,12は、写真フイルム27の画像読取時の
フローチャートである。まず、画像読取装置12はプレ
スキャンモードに移行し、写真フイルム27に対するプ
レスキャンが所定の条件で行われるように、各部の作動
を制御する。その後、搬送ローラ対55,56により写
真フイルム27が搬送速度Vpで順方向に送られ、この
送りに同期させてイメージセンサ61によりフイルム画
像が順次読み取られる。従って、プレスキャンでは比較
的粗い解像度で高速に画像が読み取られる。
【0042】イメージセンサ61からのプレスキャンデ
ータは、画像処理装置12へと出力される。画像処理装
置12では写真フイルム一本分のプレススキャンデータ
を取り込み、これを記録する。そして、プレスキャンデ
ータに基づき写真フイルム27に記録されている各画像
の両端(上流側及び下流側)のエッジ位置を各々判定す
る。このエッジの判定は例えば、本出願人から特開平8
−304932号公報、特開平8−304933号公報
等で提案されているように、プレスキャンデータが表す
各画素毎の濃度値に基づき、各画素毎にフイルム長手方
向に沿った濃度変化値を各々演算し、各画素毎のフイル
ム長手方向に沿った濃度変化値をフイルム幅方向に沿っ
たライン単位で積算し、各ライン毎の積算値を比較する
ことで行う。
【0043】また、画像処理装置12では、上記判定に
よるエッジ位置に基づき、パーフォレーション27aの
位置等と対応づけて各画像のコマ位置を判定し、図示し
ないディスプレイ等に各画像を表示する。また、各コマ
間の隙間の距離Gを算出しコントローラ51へと出力す
る。
【0044】写真フイルム27の後端までプレスキャン
が行われると、このプレスキャンデータに基づき、各画
像の画像特徴量(例えば画像の濃度や色バランス値等)
を演算する。また、この画像特徴量や写真フイルムの種
別に基づき、ファインスキャン時の画像読取条件を決定
する。
【0045】次に、フイルムキャリア26によって写真
フイルム27がプレスキャンとは逆方向に送られ、ファ
インスキャンが開始される。このとき、写真フイルム2
7の搬送速度をVf(一定)とし、決定された画像読取
条件による画像の読み取りが画像の記録順に行われる。
このとき、次に読み取られるコマの画像読取条件がすで
に求められており、各画像の隙間がイメージセンサを通
過する間に、光源絞り装置23、レンズ絞り等の駆動制
御が行われる。
【0046】図13に示すように、例えば搬送速度Vf
と隙間Gとの関係が0.05Vf<Gとなる場合、つま
り各コマ間の距離が充分に広い場合は、次の画像に対す
る光源絞り装置23の駆動制御は通常の台形波駆動とな
る。
【0047】0.03Vf≦G≦0.05Vfとなる場
合には台形波駆動を行い、その駆動方向に対して逆転パ
ルス及びこれに続けて正転パルスを与える。このよう
に、駆動方向とは逆の駆動パルスを与えることでステッ
ピングモータ47や絞り板30,31の振動が抑えられ
る。また、その後の正転パルスにより、その振動が吸収
される。
【0048】0.03Vf>Gとなる場合には、各コマ
間の距離が極端に短い場合である。このときには、図1
3に示すように、CCDラインセンサ11の画像のファ
インスキャン終了後にローラ対55,56による搬送を
停止させ、写真フイルム27を一定距離送り戻す(スイ
ッチバック)。そして、搬送速度Vfで、次のフイルム
画像のスキャンを開始する。このときの絞り板30,3
1の駆動制御はスイッチバックの間に行われる。これに
より、読み取るフイルム画像に合わせた光量の切り替え
が、フイルム画像の読取終了位置から次のフイルム画像
の読取開始位置までの移動の間で確実に行うことができ
る。これにより、必要なフイルム画像が順次ファインス
キャンされる。
【0049】なお、上記実施形態では、ファインスキャ
ン時のフイルム搬送速度Vf(mm/s)に「0.03
sec」,「0.05sec」を乗じることで、読取対
象画像の前の画像との間の隙間の長さG(mm)の判断
基準を求めたが、乗じる数値は0.03、0.05に限
らず、適宜変更してよい。特に、光量絞り装置23のス
テッピングモータ47の能力、写真フイルム27の搬送
速度などに応じて変更することが好ましい。
【0050】上記実施形態では、ファインスキャン時の
フイルム搬送速度Vf(mm/s)と、読取対象画像の
前の画像との間の隙間の長さG(mm)とが、0.03
Vf≦G≦0.05Vfの範囲内になる関係のときに、
逆転パルスとこれに続けて正転パルスとを加えた振動を
抑える処理を行っているが、この振動を抑える逆転パル
スと正転パルスとを印加する処理は、隙間の長さGに関
わらず、常に行うようにしてもよい。
【0051】また、上記実施形態では、2相励磁方式を
例にとって説明したが、逆転パルス及びこれに続いて正
転パルスを印加することで振動を抑えることができれば
よく、ステッピングモータ47の種類や励磁方式は上記
のものに限定されるものではない。
【0052】上記実施形態では、画像読取装置13の調
光手段として説明したが、光源光量を絞って使用するも
のであれば、他のライン露光装置などに本発明の調光手
段を用いてもよい。この場合にも、絞り板などによるセ
ット位置への位置決め時の振動を抑えることができ、安
定した光量を提供することができる。
【0053】本実施形態では、写真フイルム27に記録
された画像を、順次ファインスキャンするときの絞り板
30,31の駆動制御について記載したが、例えば焼き
増し時等の必要な画像のみを読み取る場合にも、この駆
動制御方法を利用することができる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明の画像読取装置に
よれば、光源と原稿画像とを結ぶ光軸に絞り板を挿入し
て光源の光量を絞り、この絞り板を移動させるときに徐
々に加速させた後に徐々に減速させる加減速駆動法によ
り駆動源としてのステッピングモータを制御する絞り制
御部を設けたから、求められた複数の画像の隙間の長さ
相当データから本走査時の前記搬送手段による画像原稿
の搬送速度に基づく判定基準範囲内にあるか否かを判定
でき、また、この判定結果が判定基準範囲内であるとき
に、加減速駆動法の減速時に逆転パルスと、これに続い
て正転パルスとをステッピングモータに加えることがで
きるので、絞り板の振動による光量ムラの発生を抑制す
ることができる。
【0055】また、画像原稿の搬送速度をV(mm/
s)、各画像間の隙間の長さをG(mm)としたとき
に、各画像間の隙間の長さGが、0.03V≦G≦0.
05V、0.03V>G、G>0.05Vのどの範囲内
にあるか判定し、この判定結果により絞り板の移動制御
に関して異なる制御が行われるので、各画像データに対
する光量ムラの発生を抑制できる。
【0056】また、画像読取装置に設けられる調光装置
を、絞り板を光軸に向けて挿入するための駆動源として
のステッピングモータと、この絞り板を移動させるとき
に徐々に加速させた後に徐々に減速させるように、ステ
ッピングモータを加減速駆動法により制御するコントロ
ーラとから構成したので、加減速駆動法の減速時には、
ステッピングモータに逆転パルスと、これに続いて正転
パルスとを加えることができ、ファインスキャン時に発
生する絞り板の振動による光量ムラの発生を抑制するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したデジタルプリントシステムの
概略構成を示すブロック図である。
【図2】ラインCCDスキャナの概略構成を示す斜視図
である。
【図3】光源絞り装置の概略構成を示す平面図である。
【図4】ステッピングモータの台形波駆動を示す説明図
である。
【図5】ステッピングモータの励磁シーケンスの一例を
示す説明図である。
【図6】絞りを切り替えたときの経過時間とCCDの出
力値との関係の一例を示すグラフである。
【図7】図6の出力値表示を調光終了後の安定光量を基
準に規格化したグラフである。
【図8】図7のA1の部分を拡大して示すグラフであ
る。
【図9】振動を抑える逆転パルスを与えた後に、更に振
動を吸収するための正転パルスを与えるときのステッピ
ングモータの励磁シーケンスの一例を示す説明図であ
る。
【図10】振動を抑える逆転パルスを与えた後に、更に
振動を吸収するための正転パルスを与えたときの、経過
時間とCCDの出力値との関係の一例を示す図8に相当
するグラフである。
【図11】画像読取処理のフローチャートである。
【図12】画像読取処理のフローチャートである。
【図13】ファインスキャン時の写真フイルムの搬送速
度Vfと各画像間の隙間Gとの関係による写真フイルム
の搬送形態の関係を示す説明図である。
【符号の説明】
11 ラインCCDスキャナ 12 画像処理装置 13 画像読取装置 20 光源 23 光源絞り装置 27 写真フイルム 30,31 絞り板 47 ステッピングモータ 50 ドライバ 51 コントローラ 61 イメージセンサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 108 H02P 8/00 A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像が記録された画像原稿を画像
    読取位置に送る搬送手段と、前記画像読取位置の前記画
    像原稿を照明する光源と、前記搬送手段による画像原稿
    の送りに同期して前記画像原稿の複数の画像を読み取る
    ためのイメージセンサと、このイメージセンサにより前
    記画像原稿を予備走査して前記複数の画像の読取条件を
    演算し、この演算した読取条件により前記画像原稿を本
    走査して画像データを得る画像読取装置において、 前記光源と前記原稿画像とを結ぶ光軸に絞り板を挿入し
    て光源の光量を絞り、この絞り板を移動させるときに
    は、徐々に加速させた後に徐々に減速させる加減速駆動
    法により駆動源としてのステッピングモータを制御する
    絞り制御部を備え、 この絞り制御部は、前記予備走査により前記複数の画像
    の隙間の長さ相当データを求め、この長さ相当データ
    が、前記本走査時の前記搬送手段による画像原稿の搬送
    速度に基づく判定基準範囲内にあるか否かを判定し、こ
    の判定結果が判定基準範囲内であるときに、前記加減速
    駆動法の減速時に、前記ステッピングモータに、逆転パ
    ルスと、これに続いて正転パルスとを加えることを特徴
    とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記画像原稿の搬送速度をVmm/sと
    し、各画像間の隙間の長さをGmmとしたときに、前記
    各画像間の隙間の長さGが、0.03V≦G≦0.05
    Vのときに、前記判定基準範囲内であると判定すること
    を特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記各画像間の隙間の長さGが、0.0
    3V>Gのときに、前記判定基準範囲外であると判定
    し、この判定のときには、前記画像原稿の搬送を停止さ
    せて一定距離を戻した後に、本走査のための画像原稿の
    送りを行うことを特徴とする請求項2記載の画像読取装
    置。
  4. 【請求項4】 前記各画像間の隙間の長さGが、G>
    0.05Vのときには、前記加減速駆動法により前記ス
    テッピングモータを制御することを特徴とする請求項2
    または3記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 絞り板によって絞り開口サイズを変更す
    ることにより、光源部からの光量を絞る調光装置におい
    て、 前記絞り板を光軸に向けて挿入するための駆動源として
    のステッピングモータと、この絞り板を移動させるとき
    に徐々に加速させた後に徐々に減速させるように、前記
    ステッピングモータを加減速駆動法により制御するコン
    トローラとを備え、前記加減速駆動法の減速時に、前記
    ステッピングモータに、逆転パルスと、これに続いて正
    転パルスとを加えることを特徴とする調光装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010233444A (ja) * 2009-03-02 2010-10-14 Ricoh Co Ltd 画像読取装置
WO2018124391A1 (ko) * 2016-12-29 2018-07-05 에이치피프린팅 코리아 주식회사 화상독취장치 및 화상독취방법

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