JPH0965694A - 可変電流型モータ駆動制御回路 - Google Patents

可変電流型モータ駆動制御回路

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JPH0965694A
JPH0965694A JP22043795A JP22043795A JPH0965694A JP H0965694 A JPH0965694 A JP H0965694A JP 22043795 A JP22043795 A JP 22043795A JP 22043795 A JP22043795 A JP 22043795A JP H0965694 A JPH0965694 A JP H0965694A
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JP
Japan
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motor
pwm
pulse
signal
duty
Prior art date
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Pending
Application number
JP22043795A
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English (en)
Inventor
Hisashi Osano
久 小佐野
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NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のステッピングモータ制御回路により生成
されるモータ制御信号をPWM制御部によりPWM化す
ることにより、モータの振動,発熱を防止し、省電力化
を図る。 【解決手段】電流を通電する信号を一定周期の周波数の
信号に変換する周波数設定レジスタ5と、周波数設定レ
ジスタ5から出力される信号のデューティ比を設定する
デューティ設定レジスタ6とからなるPWM制御部3を
備え、PWM制御部3のパルスPWM化部10により比
較部8からのモータ駆動信号をPWM符号化することで
最適な電流量をモータドライブ制御部11を通してモー
タに供給し、モータの騒音,発熱、過消費電力を防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変電流型モータ
駆動制御回路に関し、特に、電池を主電源とする携帯型
サーマルプリンタのモータ駆動制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のモータ駆動制御回路について図面
を参照して説明する。
【0003】図5は従来例のモータ駆動制御回路を示す
ブロック図である。
【0004】この従来のモータ駆動制御回路では、図5
に示すように、モータ励磁相14のA相,A’相,B
相,B’相からのモータ駆動電流を電流検出部15によ
り検出し、この検出した電流値と電流検出の基準となる
比較基準値とを比較部12で比較し、モータに電流を供
給しているモータ相ドライブ用のトランジスタ13をO
N,OFFしモータ励磁相14を制御して、いわゆる定
電流チョッパ制御を行っていた。また、前述の比較基準
値は、検出した電流値と比較してモータの必要最大トル
クを得られる値に設定され、モータ駆動用のトランジス
タ13を制御していた。
【0005】公知例として、特開平02−041682
号公報がある。
【0006】特開平02−041682号公報のもの
は、駆動周波数foの信号を出力する発振回路と発振回
路からの出力信号とPWM回路からの出力信号が両方と
もハイレベルの時にオンするゲート回路とゲート回路か
らの出力信号により圧電体へ電流を供給するトランジス
タとからなり、また、移相回路により発振回路の出力信
号をπ/2移相されたものにも同様な回路構成を有し、
圧電体を駆動した電圧がフィードバックされPWM回路
のデューティを設定するデューティ設定回路を有するこ
とを特徴とする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のモータ
駆動制御回路では、定電流駆動を行っていたためモータ
の必要最大トルクに対応した定電流設定を行っていた。
そのため、モータの速度により必要なトルクは変動する
にもかかわらず供給電流は最大トルク発生時の供給電流
量となっており、モータ速度に対し必要なトルクと発生
トルクに不一致が発生していた。その結果、従来のモー
タ駆動制御回路は、電力の過消費と騒音という問題点が
あった。
【0008】また、特開平02−041682号公報の
ものは、超音波モータの駆動制御回路であり圧電体の駆
動制御を電圧で行っているため、フィードバック制御が
容易である。しかし、ステッピングモータは電流制御で
ありフィードバック制御を行うためには回路が複雑とな
り大規模なものとなるという問題点があった。また、特
開平02−041682号公報のものは、周波数が一定
でありデューティのみを可変とすることで電圧駆動時間
を調整しているが、電流制御の場合、電流の立ち上がり
特性等の問題からデューティの制御のみでは最適なトル
クを与えられないという問題点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の可変電流型モー
タ駆動制御回路は、ステッピングモータに電流を通電す
る信号を生成するモータ相切換え信号生成部を有するプ
リンタ制御部と、この生成された信号を一定周期でO
N,OFFするパルス周期設定部とこの周期設定部によ
り生成されるパルスのデューティ比を設定するパルスデ
ューティ設定部とからなるPWM制御部とから構成され
ている。
【0010】本発明の可変電流型モータ駆動制御回路
は、基準クロックとモータ制御信号とからロードパルス
と同期化されたモータ制御信号を出力するロードパルス
部9と、電流を通電する信号を一定周期の周波数の信号
に変換し周波数設定データを出力する周波数設定レジス
タ5と、この周波数設定レジスタ5で出力された周波数
設定データをロードパルス部9から出力されるロードパ
ルスによりロードし設定された周波数の信号を出力する
カウンタ7と、このカウンタ7から出力された信号のデ
ューティ比を設定するためにデューティセットデータを
出力するデューティ設定レジスタ6と、デューティ設定
レジスタ6から出力されたデューティセットデータとカ
ウンタ7から出力される信号とを予じめ設定された値と
比較しハイレベル部分を増減することでデューティを決
定しPWM化パルスを出力する比較部8と、このPWM
化パルスによりロードパルス部9から出力された同期化
されたモータ制御信号をPWM符号化しモータ駆動用の
PWM化されたモータ制御信号を出力するパルスPWM
化部10とから構成されている。
【0011】
【発明の実施の形態】従来技術においては、モータ速度
に対し必要なトルクと発生トルクに不一致が発生する速
度域が存在し、その結果過電力消費やモータ駆動時の騒
音という問題が発生していた。
【0012】本発明は、従来技術により発生するモータ
駆動パルスをPWM化することで駆動時間当たりの供給
電力を適正な値にすることができ、結果的に必要なトル
クと発生トルクの不一致が解消される。その結果、消費
電力の低減,低騒音化,モータの発熱防止等の作用が発
生する。
【0013】次に、本発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。
【0014】図1は本発明の制御回路の一実施の形態を
使用したシステムを示すブロック図である。
【0015】最上位階層の本システムは、本実施の形態
である電池駆動型携帯サーマルプリンタの制御命令を出
力するCPU1と、CPU1からの制御命令を受け各種
実行パルスを生成するプリンタ制御部2と、プリンタ制
御部2から出力されるモータ駆動パルスをPWM化する
PWM制御部3と、PWM制御部3から出力される信号
によりモータを駆動するモータドライブ部4とからな
る。
【0016】次に、本実施の形態における、核心部分で
あるPWM制御部について図2を参照して説明する。
【0017】PWM制御部3は、主に図1のプリンタ制
御部2から出力されるモータ制御信号をある周波数の信
号に加工する部分と、その信号のデューティを設定され
た値にする部分とからなる。
【0018】具体的には、周波数部分は、信号の周波数
を設定し周波数設定データを出力する周波数設定レジス
タ5と、この設定された値をロードパルス部9から出力
されるロードパルスによりロードし基準クロックをカウ
ンタ1CRYまたは2CRYに入力して設定された周波
数の信号を出力するカウンタ7とからなる。また、デュ
ーティ設定部分は、カウンタ7から出力される信号のデ
ューティ比を設定するためにデューティセットデータを
出力するデューティ設定レジスタ6と、このデューティ
セットデータとカウンタ7から出力される信号とを予じ
め設定された値と比較しハイレベル部分を増減すること
でデューティを決定しPWM化パルスを出力する比較部
8とからなり、デューティセットデータとカウンタ7か
ら出力されるデューティ50%の信号とを予じめ設定さ
れた値と比較部8の二つの比較器により比較し、ハイレ
ベル部分を増減することでデューティを決定しPWM化
パルス出力する。そして、比較部8から出力されるPW
M化パルスとロードパルス出力部9から出力されるモー
タ制御信号とをパルスPWM化部10でPWM化し、モ
ータドライブ制御部11に出力してモータを駆動する。
【0019】また、周波数設定レジスタ5へのCS1お
よびデューティ設定レジスタ6へのCS2は各レジスタ
5,6にデータを書き込むときの基準となるクロックで
ある。
【0020】次に、ロードパルス部の動作を図3を参照
して具体的に説明する。
【0021】ロードパルス出力部は、図3の302,3
03,304,305に示すモータ制御信号A1,B
1,A1’,B1’と、301に示すPWM化のための
基準クロック(CLK)とにより動作する。モータ制御
信号がどれかハイレベルに変化したときに基準クロック
(CLK)に同期してロードパルスが出力される。ま
た、モータ制御信号も同期化されモータ制御信号A2,
B2,A2’,B2’として出力される。
【0022】次に、パルスPWM化部の動作を図4を参
照して説明する。
【0023】図4の401に示すロードパルスを基準と
して生成されるPWM化パルスと、402,404,4
06,408に示すモータ制御信号A2,B2,A
2’,B2’とにより、403,405,407,40
9に示すPWM化されたモータ制御信号A3,B3,A
3’,B3’が図2のモータドライブ制御部11に出力
され、モータの駆動制御が行われる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のモータ駆
動制御回路は、従来のステッピングモータ制御回路によ
り生成されるモータ制御信号をPWM制御部によりPW
M化することにより、駆動時間当たりの供給電流を最適
化でき、今まで余分に供給していた電流を削減できプリ
ンタの運用時間をのばすことができるという効果があ
る。
【0025】本発明のモータ駆動制御回路は、上記のよ
うにモータ制御信号をPWM制御部によりPWM化する
ことにより、モータのトルクも最適化でき、モータの発
生トルクが必要なトルクを上回っていたために発生した
振動による騒音を防げることができ、また、モータに供
給する電力が削減され、モータの発熱も防止できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモータ駆動制御回路の一実施の形態を
使用したシステムを示すブロック図である。
【図2】図1の制御回路のPWM制御部のブロック図で
ある。
【図3】図2のPWM制御部のロードパルス出力部のタ
イムチャートである。
【図4】図2のPWM制御部のパルスPWM化部のタイ
ムチャートである。
【図5】従来例のモータ駆動制御回路を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 CPU 2 プリンタ制御部 3 PWM制御部 4 モータドライブ部 5 周波数設定レジスタ 6 デューティ設定レジスタ 7 周波数カウンタ 8 デューティ可変用比較部 9 周波数カウンタロードパルス出力部 10 モータ制御信号PWM符号化制御部 11 モータドライブ制御部 12 電流検出値比較部 13 モータ相ドライブ用トランジスタ 14 モータ励磁相 15 電流検出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステッピングモータに電流を通電する信
    号を生成するモータ相切換え信号生成部を有するプリン
    タ制御部と、この生成された信号を一定周期でON,O
    FFするパルス周期設定部とこの周期設定部により生成
    されるパルスのデューティ比を設定するパルスデューテ
    ィ設定部とからなるPWM制御部とから構成されること
    を特徴とする可変電流型モータ駆動制御回路。
  2. 【請求項2】 基準クロックとモータ制御信号とからロ
    ードパルスと同期化されたモータ制御信号を出力するロ
    ードパルス部9と、電流を通電する信号を一定周期の周
    波数の信号に変換し周波数設定データを出力する周波数
    設定レジスタ5と、この周波数設定レジスタ5で出力さ
    れた周波数設定データを前記ロードパルス部9から出力
    されるロードパルスによりロードし設定された周波数の
    信号を出力するカウンタ7と、このカウンタ7から出力
    された信号のデューティ比を設定するためにデューティ
    セットデータを出力するデューティ設定レジスタ6と、
    前記デューティ設定レジスタ6から出力されたデューテ
    ィセットデータと前記カウンタ7から出力される信号と
    を予じめ設定された値と比較しハイレベル部分を増減す
    ることでデューティを決定しPWM化パルスを出力する
    比較部8と、このPWM化パルスにより前記ロードパル
    ス部9から出力された同期化されたモータ制御信号をP
    WM符号化しモータ駆動用のPWM化されたモータ制御
    信号を出力するパルスPWM化部10とから構成される
    ことを特徴とする可変電流型モータ駆動制御回路。
JP22043795A 1995-08-29 1995-08-29 可変電流型モータ駆動制御回路 Pending JPH0965694A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971202