JPH0965452A - 医療福祉施設管理システム - Google Patents

医療福祉施設管理システム

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JPH0965452A
JPH0965452A JP22128795A JP22128795A JPH0965452A JP H0965452 A JPH0965452 A JP H0965452A JP 22128795 A JP22128795 A JP 22128795A JP 22128795 A JP22128795 A JP 22128795A JP H0965452 A JPH0965452 A JP H0965452A
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Takeshi Mototani
毅 本谷
Masashi Shimizu
昌司 清水
Takeshi Nakajima
健 中島
Katsuhiro Kobayashi
勝広 小林
Noriyuki Odajima
範幸 小田島
Hidehiko Nakagawa
秀彦 中川
Taro Matsuura
太郎 松浦
Tomoyuki Aratake
朋之 荒武
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Shimizu Corp
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Shimizu Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ないスペースで各種機能の設備機器の管理
ができ画面上で簡便に状態の確認、操作ができるように
する。 【解決手段】 ディスプレイ画面13にタッチパネル1
4を組み合わせ、画面上に平面図と機能ボタンと建物断
面図の表示エリアを設定し、機能ボタンと建物断面図の
フロアを指定することにより平面図を選択して該平面図
の画面上にアイコンの表示態様を変えて機能の設備機器
22、23、……の状態を表示し、画面上のアイコンを
操作することにより機能の設備機器22、23、……の
設定、制御を行う。平面図上にポップアップ画面を展開
するボタンを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明や空調、ナー
スコールその他各種機能の設備機器の状態を表示し監視
制御する医療福祉施設管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の都市型特別養護老人ホームやその
他の医療福祉施設では、建物が高層化し、例えば寮母室
にも、介護支援・安全性の確保のために照明・空調制御
盤やナースコール盤、非常放送リモート盤、ITVモニ
タ盤、電気錠操作盤、自動火災報知盤等、多種多様な設
備機器が設置されている。照明・空調制御盤は、照明・
空調の運転状況の表示や制御を行い、ナースコール盤
は、ナースコール呼び出し・対応状況の表示や制御を行
うものであり、電気錠操作盤は、電気錠や赤外線センサ
ーの動作状況を表示したり、電気錠の施解錠制御を行う
ものである。このように、それぞれの機器類は、それぞ
れの所謂機能目的に応じて設計・製作されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の医
療福祉施設では、多種多様な設備機器が並べて設置され
るため、各フロアの寮母室の貴重な壁面スペースを占領
してしまう。しかも、それだけでなく多種多様な設備機
器がそれぞれの所謂機能目的に応じて設計・製作されて
いるため、それぞれの設備機器の操作にある程度習熟す
ることが必要となり、操作が難しいという問題も生じ
る。
【0004】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、少ないスペースで各種機能の設備機器の管理がで
き画面上で簡便に状態の確認、操作ができる操作性の良
好な医療福祉施設管理システムを提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、照
明や空調、ナースコールその他各種機能の設備機器の状
態を表示し監視制御する医療福祉施設管理システムにお
いて、画面上に平面図と建物断面図と機能ボタンの表示
エリアを設定してアイコンを用い表示態様を変えて設備
機器の状態やボタンの選択状態を表示し各フロアの平面
図と建物の各フロアからなる断面図と設備機器の各種機
能を選択するための機能ボタンとを表示する表示手段
と、前記表示手段の画面上の位置を選択指示することに
より当該位置に関する情報の入力を行う入力指示手段
と、ナースコールその他の音声の入出力を行う音声入出
力手段と、表示手段に表示する各機能及び各階の画面に
関する表示データ及び状態・制御データを格納する情報
記憶手段と、各種機能の設備機器の状態に関する情報を
入力処理して情報記憶手段の状態・制御データを更新し
前記入力指示手段の入力及び情報記憶手段に記憶された
制御データに従って各種機能の設備機器の状態の制御を
行うと共に、表示手段の画面の制御、情報記憶手段のデ
ータの設定、更新、音声入出力手段の制御を行う監視制
御手段とを備え、表示手段の画面を切り換えて各種機能
の設備機器の状態の表示、制御を行うように構成したこ
とを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明の医療福祉施設管理システムでは、画面
上に平面図と建物断面図と機能ボタンの表示エリアを設
定してアイコンを用い表示態様を変えて設備機器の状態
やボタンの選択状態を表示し各フロアの平面図と建物の
各フロアからなる断面図と設備機器の各種機能を選択す
るための機能ボタンとを表示する表示手段と、前記表示
手段の画面上の位置を選択指示することにより当該位置
に関する情報の入力を行う入力指示手段と、ナースコー
ルその他の音声の入出力を行う音声入出力手段と、表示
手段に表示する各機能及び各階の画面に関する表示デー
タ及び状態・制御データを格納する情報記憶手段と、各
種機能の設備機器の状態に関する情報を入力処理して情
報記憶手段の状態・制御データを更新し前記入力指示手
段の入力及び情報記憶手段に記憶された制御データに従
って各種機能の設備機器の状態の制御を行うと共に、表
示手段の画面の制御、情報記憶手段のデータの設定、更
新、音声入出力手段の制御を行う監視制御手段とを備
え、表示手段の画面を切り換えて各種機能の設備機器の
状態の表示、制御を行うので、機能ボタンにより画面を
任意の機能の設備機器の画面に切り換えて、各種機能の
設備機器を同じような操作で制御することができ、状態
を確認することができる。しかも、タッチパネルを入力
指示手段とし、オペレータよりアイコンを繰り返し押す
とそれによって逐次アイコンの表示態様を変えて情報を
入力するので、1つのアイコンを繰り返し押すという共
通の手順で設備機器の操作等を行うことができ、設備機
器に関する特別な専門的知識がなくても、容易にシステ
ムに慣れ戸惑いなく状態の確認や操作を行うことができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しつつ説明する。図1は本発明に係る医療福祉施設管
理システムの実施の形態を説明するための図、図2は画
面のレイアウト例を示す図、図3は画面上でのアイコン
の表示制御を説明するための図、図4はデータベースの
構成例を示す図、図5は表示制御の処理の流れを説明す
るための図である。
【0008】図1において、監視制御部11は、操作パ
ネル14、キーボード15、マイク16からの入力情
報、設備機器22、23、……からの状態情報を処理し
て情報記憶部12に格納された各種機能の設備機器(空
調、照明、ナースコール等)に関するデータの設定・更
新、ディスプレイ13の画面の表示制御・切り換え、ス
ピーカ17からの音声出力の制御、設備機器22、2
3、……の制御を行う、例えばコンピュータ(中央演算
処理装置)から構成されるものである。
【0009】情報記憶部12は、医療福祉施設の各種機
能の設備機器の状態表示や監視制御を行うのに必要な各
種情報を記憶するものであり、設備機器毎にディスプレ
イ13の画面に表示する各フロアの画面データ、設備機
器の状態データ、画面や設備機器の制御データ等を記憶
している。
【0010】表示制御部18は、監視制御部11を通し
て情報記憶部12から読み出された画面データや状態デ
ータをディスプレイ13の画面に展開するための制御を
行うものである。ディスプレイ13の画面の基本的な構
成は、図2に示すように各階平面図と中央ウインドウ
と全館平面図と機能切換ボタンのエリアに大きく
区分し、設備機器の状態も含めてアイコンで表示すると
共に、この画面からアイコンを例えばタッチ入力する操
作パネル14を組み合わせ、画面上のアイコンをタッチ
することにより、画面の切り換え選択や設備機器の動作
設定・制御を行うようにしている。
【0011】入力制御部19は、タッチ入力の操作パネ
ル14とキーボード15の入力を制御するものであり、
タッチ入力された操作パネル14のエリア、アイコン情
報、キー入力されたキーボード15のキー情報を監視制
御部11で処理できるデータに変換している。この場
合、ディスプレイ13の画面情報を表示制御部18で参
照し、タッチ入力された操作パネル14の領域やアイコ
ン情報を監視制御部11で処理できるデータに変換して
もよいし、座標情報を監視制御部11に送り出し、監視
制御部11でディスプレイ13の画面情報と照合を行う
ことによって、タッチ入力情報を処理してもよい。
【0012】音声入力制御部20は、マイク16から入
力される放送音声等を処理するものであり、音声出力制
御部21は、スピーカ17から出力するナースコール等
の音声を処理するものである。また、マイク16を館内
放送に用い、スピーカ17を火災報知やその他の警報音
等の出力に用いて、ナースコール用として別に例えば電
話器(図示省略)を用いることも多い。設備機器22、
23、……は、照明、空調やナースコール、非常放送リ
モート、ITVモニタ、電気錠、自動火災報知等の制御
盤及び設備機器である。
【0013】図2に示すように区分したディスプレイ1
3の画面のエリアのうち、各階平面図のエリアは、平
面図と共に選択されている機能の設備機器等を表すアイ
コンを表示し、さらにその設備機器の状態をアイコンの
色や点滅、輝度その他の表示態様の変化、さらにはアイ
コンの形状の変化により表示するエリアである。例えば
装飾灯の点灯/消灯では、図3(a)に示すようにまず
消灯状態を灰色のアイコンで表示し、そのアイコンが押
されると処理中を示すアイコンに変え、システムが点灯
制御を行って点灯を確認すると橙色の点灯状態にする。
同様にこの点灯状態でそのアイコンが押されると処理中
を示すアイコンに変え、システムが消灯制御を行って消
灯を確認すると灰色の消灯状態に戻る。また、廊下
(A)、廊下(B)の点灯操作では、図3(b)に示す
ように灰色のアイコンで消灯状態が表示されていると
き、Aアイコンが押されると、そのアイコンの表示態様
を処理中を経て点灯に変え、同様にBアイコンが押され
ると、そのアイコンの表示態様も処理中を経て点灯に変
える。このように各階平面図のエリアに設備機器、そ
の状態に応じて表示態様を制御したアイコンを表示して
いる。また、放送の場合には、図3(c)に示すように
その終了状態、選択中、放送中に応じてアイコン及び居
室の表示態様を制御している。
【0014】中央ウインドウのエリアは、特別な情報
を表示するためのウインドウであり、例えばポップアッ
プ画面を展開するアイコンを表示するエリアである。ポ
ップアップ画面としては、照明・空調であればスケジュ
ールの設定、変更を行うためのボタン、ナースコール機
能の場合には、入居者を登録するためのボタンや看護情
報を設定するためのボタン、電気錠の機能の場合には、
警戒/解除等のボタンを表示し、そのボタンが押される
と、それぞれのポップアップ画面を上書き表示する。
【0015】全館断面図のエリアは、建物の断面図を
表示し、各階平面図に展開する断面図のフロアを選択
すると共に、他フロアで発生した緊急事態(火災、ナー
スコール)の表示等を行うエリアである。例えばフロア
の部分がタッチされると、そのタッチされたフロアの平
面図に各階平面図のエリアの展開を切り換え、その展
開したフロアの部分について各階平面図のエリアを他
のフロアと異なる表示態様にする。
【0016】機能切替ボタンのエリアは、照明、空
調、ナースコール、火災、電気錠、放送、お知らせ等、
各機能(設備機器)の切替ボタンを表示し、各階平面図
に展開する機能の画面の切り替えを行うエリアであ
る。例えばある切替ボタンが押されると、その押された
ボタンの機能の平面図に各階平面図のエリアの展開を
切り換え、そのボタンの表示態様を他のボタンと異なる
表示態様にする。また、事象が発生した場合や、お知ら
せが存在する場合など、該当機能を要求する場合には、
機能ボタンの色を変え、オペレータに操作を促す。
【0017】その他、時刻・緊急のエリアは、日付時
刻を表示し、また各フロアのユーティリティでの設定に
より緊急事象(優先レベルA)が発生した場合に「緊
急」を表示するエリアである。ガイダンスのエリア
は、操作説明を表示するエリアであり、例えば各階平面
図のエリアの左下隅に表示した「説明」ボタンが押さ
れると操作説明の画面を平面図上に表示し、そのエリア
に表示した「閉じる」ボタンが押されるとこのエリアを
閉じる。これは、パソコンのヘルプコマンドに相当する
ものである。その他、各階平面図のエリアの右下隅
(「説明」ボタンの反対側)に、例えば「記号」ボタン
をナースコール画面で表示し、その操作により看護情報
凡例ボックス(ポップアップ画面)を表示するなど、適
宜ボタンを必要に応じて付け加えてもよい。
【0018】情報記憶部12には、上記のようにフロア
と機能切替ボタンのタッチによりフロアと照明や空調、
ナースコール、火災、電気錠等の機能を選択し、平面図
上に機能の設備機器を表すアイコンで状態を表示するた
め、例えば図4に示すように照明や空調、ナースコール
等、各機能の設備機器毎に、各フロアの画面データと状
態データを記憶している。各フロアの画面データは、そ
のフロアのレイアウト、設備機器の配置位置等の平面図
に関する情報、さらにポップアップ画面や操作説明の表
示、警告メッセージ等のウインドウに関する情報を有
し、状態データは、各設備機器の状態に関する情報を有
する。そして、図5に示すように画面データに基づき平
面図を展開し(ステップS1)、状態データに応じてア
イコンの表示態様を制御することによって、画面の表示
が行われる(ステップS2)。例えばいま2階の照明が
表示されているとすると、照明の2F画面データと2F
状態データを読み出して展開している。そこで、この画
面において機能切替ボタンの空調が押されると、空調の
2F画面データと2F状態データを読み出して展開し、
全館断面図の3F部分が押されると、照明の3F画面デ
ータと3F状態データを読み出して展開することにな
る。
【0019】次に、入力処理について説明する。図6は
設備機器の信号入力処理を説明するための図、図7は操
作パネルの入力処理を説明するための図である。本発明
に係る医療福祉施設管理システムで管理する各種の設備
機器22、23、……から状態変化等が生じ、或いは呼
び出し等があったときの図1に示す監視制御部11によ
る処理の例を示したのが図6である。この処理では、設
備機器からの信号入力を監視し(ステップS11)、信
号入力があると、照明、空調等、設備機器の種類の判断
を行う(ステップS12)。そして、状態データの更新
が必要な情報に関する信号か否かの判断を行い(ステッ
プS13)、その必要がある信号であれば情報記憶部1
2の状態データの内容を更新し(ステップS14)、さ
らに緊急度・重要度の判断を行った後(ステップS1
5)、その判断に基づき緊急の表示出力を行ったり、画
面の切り替えが必要か否かの判断を行い(ステップS1
6)、その必要がある場合には新たな切り替え画面に関
するデータを情報記憶部12から読み出して展開する
(ステップS17)。さらに音声の出力が必要か否かの
判断を行い(ステップS18)、その必要がある場合に
は、音声出力制御部21を通してスピーカ17から音声
を出力する(ステップS19)。
【0020】また、ディスプレイ13の画面と組み合わ
せた操作パネル14のタッチ入力に関する処理の例を示
したのが図7である。この処理では、操作パネル14か
らのタッチ入力を監視し(ステップS21)、タッチ入
力があると、まずタッチエリアを検出する(ステップS
22)。そして、そのエリアが全館断面図エリアか、機
能切替ボタンエリアか、中央ウインドウエリアか、その
他のエリアかの判断を行う(ステップS23、S25、
S27、S29)。全館断面図エリアの場合には指定さ
れたフロアに切り替えて新たな平面図を展開し(ステッ
プS24)、機能切替ボタンエリアの場合には指定され
た機能に切り替えて新たな平面図を展開し(ステップS
26)、中央ウインドウエリアの場合にはその内容に対
応するポップアップ画面を展開し(ステップS28)、
その他のエリアの場合には、そのタッチされたボタンの
内容に対応する処理を行う(ステップS30)。
【0021】本発明に係る医療福祉施設管理システムで
は、上記のようにディスプレイの画面に各種機能の設備
機器を操作・状態表示アイコンで表示し、その画面上の
アイコンから直接操作し、しかもその操作に基づく状態
の変化に応じてアイコンの表示態様(色や点滅、輝度そ
の他)、その背景の表示態様を変化させるので、1つの
アイコンの繰り返し操作に対し、その操作時の状態に応
じた表示態様に変化させることができる。したがって、
幾つものアイコンやキーの操作を組み合わせることな
く、1つのアイコンで多様な操作を行い、それに応じた
状態の表示を行うことができる。つまり、本発明では、
アイコンを操作・状態表示アイコンとして操作と、その
対象の状態表示に用いるものである。そのため、各アイ
コンを同じような操作で各種機能の設備機器を管理する
ことができるので、操作を単純化し装置に関する知識が
ない者にも操作や状態の把握を判りやすくすることがで
きる。さらには、ポップアップ画面を組み合わせること
により、限られた画面で多様に必要な情報を適宜表示す
ることができる。このような本発明に係る医療福祉施設
管理システムは、各階にそれぞれ設けて各階を個別に管
理してもよいし、特定の階に設けて各階を切り替えて管
理してもよい。勿論、各階の管理と特定階における管理
とを併用してもよい。
【0022】
【実施例】次に、本発明に係る医療福祉施設管理システ
ムを具体的に地下1階地上5階建ての特別養護老人施設
に適用した例を示し詳述する。勿論、以下同様に5階建
てに限らずさらに高層の建物にも同様に適用でき、特別
養護老人施設以外の施設にも同様に適用できる。
【0023】図8は特別養護老人施設に適用した本発明
に係る医療福祉施設管理システムの全体の構成例を示す
図、図9は画面の種類及びその遷移を説明するための
図、図10はナースコール画面の例を示す図、図11は
ナースコール画面に採用されるアイコンとその表示態様
の例を示す図である。図8において、31は寮母室装
置、32は事務室装置、33は設備監視装置、34はナ
ースコールインターフェース、35は伝送インターフェ
ース、36は自動火災報知盤、37は放送設備、38は
中央監視装置、39はネットワークを示す。
【0024】寮母室装置31は、2〜5階の寮母室に設
置されナースコールインターフェース34を介してナー
スコール設備を直接接続し、寮母の操作によってそのフ
ロア内の設備機器と関連情報を管理するものである。事
務室装置32は、1階の事務室に設置され、事務員の操
作によって全館の設備機器と関連情報を管理するもので
あり、キーボード、スキャナを有し、お知らせ画面の編
集、入居者情報の登録すると共に、寮母室装置31と同
様の操作が行えるようになっている。設備監視装置33
は、地下1階の設備監視室に設置され、1〜5階の各装
置と地下1階に接続された各設備機器との情報交換を中
継し、また、火災による非常状態の場合のみ設備監視員
によって操作される中継装置である。これらの各装置
は、インターフェースボードを内蔵したパソコンとディ
スプレイ及びタッチセンサーにより構成され、ネットワ
ーク(イーサネット)39により接続されている。伝送
インターフェース35は、電気錠や赤外線センサーを接
続する設備であり、自動火災報知盤36は、火災、ガス
漏れ、防火扉の監視制御を行う設備であり、放送設備3
7は、(非常)放送を館内に流す設備であり、中央監視
装置38は、照明、空調の監視制御を行う設備である。
これら各設備機器は、地下1階に設置される設備監視装
置33により制御、管理されるので、寮母室装置31、
事務室装置32の各装置は、設備監視装置33にアクセ
スすることにより各機器の状況表示、及び制御を行うよ
うに構成している。したがって、設備監視装置33によ
り接続された各設備機器の状況を逐次監視し保持して、
各設備機器情報を要求に応じて寮母室装置31、事務室
装置32へ伝送し、またこれらの装置からの制御要求に
よって各設備機器の制御を行う。
【0025】寮母室装置31では自フロアの、事務室装
置32では指定フロアの設備状況の表示を行い、その
間、設備監視装置33から最新の情報を、例えば表示タ
イマーで設定された一定時間単位で収集する。一方、設
備監視装置33では、これらの要求とは別に、例えば照
明であれば常時中央監視装置38から設備監視タイマー
で設定された一定時間間隔で最新の設備状況を収集する
ことにより、全ての設備状況を保持し、要求によりこれ
を上記各装置に通知する。これに対し、寮母室装置31
では、画面上のアイコン操作が有効になると、設備監視
装置33に対して指令を発行して操作指令タイマーによ
り一定時間応答を監視し、故障と判断した場合には、異
常メッセージを出力する。
【0026】上記システムで使用される画面は、図9に
示すように照明の状況表示、制御を行う照明画面、空調
の状況表示、制御を行う空調画面、火災、ガス漏れ、防
火扉の状況表示、制御を行う火災画面、電気錠、赤外線
センサーの状況表示、制御を行う電気錠画面、ナースコ
ールの状況表示、制御を行うナースコール画面、放送エ
リアの選択、制御を行う放送画面、お知らせ一覧を表示
するお知らせ画面、各種システム情報の登録、変更を行
う設定画面を有し、システムが立ち上がった時点では、
ナースコール画面を表示する。
【0027】3階のナースコール画面の例を示したのが
図10であり、図示のように各階平面図のエリアにその
フロアの医務室、談話室、トイレ等の配置と共に、各入
居者の氏名のアイコン、その頭に付けたタグのアイコン
を部屋及びベットの配置に対応する位置に表示し、機能
切替ボタンのエリアでは、ナースコールのボタンの輝度
を他のボタンの輝度より上げて(或いは下げて)表示し
ている。氏名のアイコンの頭に付けたタグのアイコン
は、その氏名の入居者について、担送、護送、独歩、静
(安静)等の属性情報(看護情報)を色や文字で表示す
るものであり、また、先に述べたように右下のエリアに
「記号」のボタン(図示せず)を表示しておき、これを
操作することにより、図示のようにタグとその属性情報
のポップアップ画面(看護情報凡例ボックス)を展開し
て、各入居者の属性情報の更新を行うようにしている。
また、中央ウインドウのエリアには、一斉、病室一斉、
聴取、ポケベル、設定の情報を表示している。例えば一
斉、病室一斉は、種々の連絡を行う場合の放送する範囲
を選択するものである。このようにナースコール画面
は、ナースコール呼び出し・対応状況の表示と制御、ナ
ースコールによる放送・聴取の制御、入居者に関する看
護情報の設定を行い、一定時間呼び出しの対応が行われ
ない場合には他のフロアに通知するものである。
【0028】ナースコール画面で採用されるアイコン
は、例えば図11に示すように入居者名のアイコンを使
ったナースコールの場合、待機中(通常)を灰色で表示
し、選局で緑色点滅、通話中で緑色、呼び出し中で橙色
点滅、除外局選局で橙色、呼び出し中選局で緑色/橙色
交互点滅、脱落・断線で赤色点滅というように入居者名
のアイコンの表示態様を変え、故障で×と黄色、コール
で橙色のナースのアイコンに変えるようにしている。ま
た、トイレコール、バスコールは、それぞれ待機中と呼
び出し中で灰色と橙色点滅に切り替え、同時に中央ウイ
ンドウの下側に部屋番号と氏名、属性情報等を表示す
る。このようにそのときどきの状況に応じてアイコン等
の表示態様を変化させることによって状況の把握をし易
いようにしている。
【0029】図12は照明画面の例を示す図、図13は
空調画面の例を示す図、図14は火災画面の例を示す
図、図15は電気錠画面の例を示す図、図16は放送画
面の例を示す図、図17はお知らせ画面の例を示す図で
ある。
【0030】照明画面は、図12に示すように各階平面
図のエリアに常夜灯や装飾灯、廊下灯のアイコンを状態
に応じた表示態様で表示し、中央ウインドウのエリアに
スケジュールを設定するためのポップアップ画面を開く
アイコンを表示している。常夜灯や装飾灯、廊下灯の点
灯/消灯は、それぞれのアイコンが押されたとき、点灯
しているものは消灯し、消灯しているものは点灯し、ア
イコンやその対象エリア(廊下や部屋等)の表示態様が
先に図3で説明したようにそのときの状態、その遷移に
応じて変化する。また、スケジュールボタンが押される
と、照明のスケジュール画面をポップアップ表示し、そ
れぞれの照明毎に、或いはフロア一斉に点灯/消灯を時
間帯で設定、変更することができる。空調画面も、照明
画面と同様、図13に示すように各階平面図のエリアに
空調のアイコンとその部屋を状態に応じた表示態様で表
示し、中央ウインドウのエリアにスケジュールを設定す
るためのポップアップ画面を開くアイコンを表示してい
る。空調の運転/停止も、アイコンが個別に押されたと
き、或いは設定されたスケジュールに従って制御するこ
とができる。スケジュール画面は、例えば各階平面図の
エリア全面にポップアップ表示し、そのフロアの平面図
を一部のエリアに表示すると共に、各設備機器毎に時間
スケールのバーを示す一覧と個別、一斉等のスケジュー
ルの設定、更新等の選択ボタンを表示し、さらに、スケ
ジュールの設定、更新等の操作ボタンとして運転等の開
始、停止、時間の設定等のボタン、その設定状態を示す
バー等を表示する。
【0031】火災画面は、図14に示すように各階平面
図のエリアに正常では灰色、警告になると赤色に変化す
る表示態様で例えば炎のアイコンを表示し、それぞれの
状態を示した電気錠と防火扉のアイコンを表示すると共
に、他の階が警告状態の場合には、全館断面図のエリア
のその階に赤色のアイコンを表示する。電気錠画面は、
図15に示すように各入口にそれぞれの状態(施錠、解
錠)を示した電気錠のアイコンを表示し、中央ウインド
ウのエリアに一斉警戒や警戒解除、警戒時間設定、一斉
解錠、ブザー停止、復旧のようなボタンを表示する。異
常に解錠された場合には、電気錠の開閉状態の画面に強
制的に切替え、警報音を発報する。また、警戒時に赤外
線センサーが作動した場合にも、赤外線センサーの検知
状態をアイコンで表示すると共に、警報音を発報する。
また、ITVと組み合わせ、警報状態となった位置付近
の映像を画面に表示してもよい。
【0032】放送画面は、図16に示すように各階平面
図のエリアの廊下と居室に放送のアイコンを表示し中央
ウインドウのエリアに開始ボタンを表示すると共に、全
館断面図のエリアの各階部分に廊下と居室のアイコンを
表示し、その放送エリアに合わせて放送のアイコンとそ
の周囲の表示態様、廊下と居室のアイコンの表示態様を
選択的に変える。放送の基本形としては、先に説明した
図3(c)に示すように終了状態からアイコンを押す
と、選択状態になり、開始ボタンを押しシステムが放送
開始を確認すると放送中になって、終了ボタンを押すこ
とにより終了状態に戻る。これらの状態に応じてアイコ
ン、居室の表示態様が変化する。お知らせ画面は、図1
7に示すように各階平面図のエリアにスキャナで読み取
った事務連絡メッセージ等のお知らせ情報を表示する。
このお知らせ情報の入力、編集は、図8に示した事務室
装置32によりスキャナを用いて行われる。
【0033】なお、上記各処理画面は、それぞれの処理
機能に合わせて優先度をもち、優先度は、優先レベルと
優先順位が設定され、事象発生などにより、自動的に緊
急画面への切替えを行うようにしている。優先レベルと
して、例えば緊急のレベルA、優先のレベルB、通常の
レベルCからなる3つのレベルを設けたとすると、レベ
ルAでは、事象発生時に自動的にこの処理画面に切り換
え、制御装置を行っているときの該当する操作を中断
し、緊急画面解除後に再度該当操作のやり直しを行う。
レベルBでは、事象発生時に画面上のボタンで事象発生
を知らせ、画面の切り換えを促す。レベルCでは、事象
発生とは関係なく画面上のボタンが押されると、処理画
面を切り換える。これに対し、優先順位は、同一優先レ
ベル内での優先順位を定めるものであり、例えば整数値
で表し、「1」が最も順位が高く、「2、3、4」と続
く。例えば火災画面がレベルA「1」、ナースコール画
面がレベルA「2」、電気錠画面がレベルB「1」、お
知らせ画面レベルB「2」のようになり、これらの設定
変更は、ユーティリティにより行われる。
【0034】次に、上記システムにおける具体的な処理
について説明する。図18は処理の流れを類別して説明
するための図、図19は各装置間、設備機器間のデータ
の流れを説明するための図、図20は照明状況表示・制
御機能を説明するための図である。
【0035】上記システムでの処理の流れは、図18に
示すように大きくデータセンス型と、事象発生型と、操
作処理型の3種類になる。データセンス型は、図18
(a)に示すように処理装置から当該制御装置、又はデ
ータ蓄積装置に対して必要時点で状況の問い合わせを行
う方式であり、制御装置に事象的な情報が発生する場合
には、随時データセンスを行う必要がある。この方式で
は、情報問い合わせコマンドを発行して所定の時間情報
問い合わせ応答があるのを待ち、応答がない場合には、
再度情報問い合わせコマンドを発行してそれでも応答が
なければ故障と判断する。事象発生型は、図18(b)
に示すように該当制御装置から事象が通知される方式で
あり、操作処理型は、図18(c)に示すように各設備
に対する操作を行うものである。操作処理型では、操作
指令コマンドを発行して、所定時間操作指令受諾応答、
続けて操作完了応答があるのを待ち、応答がない場合に
は、再度操作指令コマンドを発行してそれでも応答がな
ければ該当装置の故障と判断する。しかし、受諾応答は
あっても完了応答がない場合には該当設備の故障と判断
する。また、制御装置(中央監視装置など)により操作
完了応答を発行しないものもあるが、この場合には、操
作完了応答の代わりにデータセンスを行うことにより操
作の完了を確認する。
【0036】上記3種類の処理の流れを図8のシステム
に当てはめて示したのが図19であり、因みに寮母室装
置31とナースコールインターフェース34との間、寮
母室装置31と事務室装置32との間、設備監視装置3
3と伝送インターフェース35との間が事象発生型と操
作処理型の処理になり、寮母室装置31と設備監視装置
33との間、事務室装置32と設備監視装置33との間
がデータセンス型と事象発生型と操作処理型の処理にな
る。そして、設備監視装置33と自動火災報知盤36と
の間が事象発生型、設備監視装置33と放送設備37と
の間が操作処理型、設備監視装置33と中央監視装置3
8との間がデータセンス型と操作処理型の処理になる。
【0037】次に、状況表示と制御機能について照明を
例に詳述する。照明の場合、寮母室装置31ではそのフ
ロア(自階)の表明状況を画面に表示し、事務室装置3
2では全フロアの照明状況を画面に表示すると共に、そ
の制御(点灯/消灯/スケジュール設定)を行い、設備
監視装置33、中央監視装置38を経由して実現され
る。この場合、図20に示すように中央監視装置38が
各フロアの照明設備の状態を監視し、寮母室装置31で
はデータセンス型の処理で逐次照明状況を取得して各フ
ロアの平面図上の該当設備位置に状況を表示する。ま
た、寮母室装置31から画面で指定することにより操作
処理型で設備監視装置33、中央監視装置38を経由し
て電灯設備への制御指令を発行する。
【0038】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、カラーディスプレイを用いて点滅や反転
表示と併せて異なる色により表示態様を変えて幾つかの
状態の違いを同じアイコンで表現したが、白黒のディス
プレイで濃度を変えて同様の対応を行うようにしてもよ
い。また、入力手段の操作パネルとしてタッチパネルを
用いたが、マウスやジョイスティック、ポール等のポイ
ンティングデバイスを用いて画面上のカーソルを操作し
てタッチパネルによる入力に代えるようにしたり、タッ
チペンやライトペンを用いるようにしてもよいし、これ
らのデバイスやキーボードを併用してもよい。さらに、
館内の要所に複数のITVカメラを配置してその映像を
常時定期的に切り替えてディスプレイに表示し、各種機
能の設備機器に状態変化があったときやオペレータによ
る操作があったときに、本来の機能画面に切り替えるよ
うにしてもよいし、電気錠や火災等の異常事態発生時
に、その位置情報から該当する位置付近の映像を出すよ
うにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、各種機能の設備機器をその機能、フロア毎に
切り替えて画面に平面図と共にアイコンで表示し、しか
も、その状態に応じて色や点滅等の表示態様を変えて表
示するので、各種機能の設備機器の状態を1つの画面を
使って切り替えるだけで容易に確認することができ、室
内における設備の設置スペースを大幅に低減することが
できる。さらに、画面上に表示された各種のアイコンを
選択し操作することにより、設備機器の制御や設定を行
うことができるので、操作が簡単になり特別にオペレー
タの訓練をしなくてもシステムの運用、設備の管理を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る医療福祉施設管理システムの1
実施例を説明するための図である。
【図2】 画面のレイアウト例を示す図である。
【図3】 画面上でのアイコンの表示制御を説明するた
めの図である。
【図4】 データベースの構成例を示す図である。
【図5】 表示制御の処理の流れを説明するための図で
ある。
【図6】 設備機器の信号入力処理を説明するための図
である。
【図7】 操作パネルの入力処理を説明するための図で
ある。
【図8】 特別養護老人施設に適用した本発明に係る医
療福祉施設管理システムの全体の構成例を示す図であ
る。
【図9】 画面の種類及びその遷移を説明するための図
である。
【図10】 ナースコール画面の例を示す図である。
【図11】 ナースコール画面に採用されるアイコンと
その表示態様の例を示す図である。
【図12】 照明画面の例を示す図である。
【図13】 空調画面の例を示す図である。
【図14】 火災画面の例を示す図である。
【図15】 電気錠画面の例を示す図である。
【図16】 放送画面の例を示す図である。
【図17】 お知らせ画面の例を示す図である。
【図18】 処理の流れを類別して説明するための図で
ある。
【図19】 各装置間、設備機器間のデータの流れを説
明するための図である。
【図20】 照明状況表示・制御機能を説明するための
図である。
【符号の説明】
11…監視制御部、12…情報記憶部、13…ディスプ
レイ、14…操作パネル、15…キーボード、16…マ
イク、17…スピーカ、18…表示制御部、19…入力
制御部、20…音声入力制御部、21…音声出力制御
部、22、23、………設備機器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 勝広 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設株 式会社内 (72)発明者 小田島 範幸 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設株 式会社内 (72)発明者 中川 秀彦 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設株 式会社内 (72)発明者 松浦 太郎 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設株 式会社内 (72)発明者 荒武 朋之 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設株 式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明や空調、ナースコールその他各種機
    能の設備機器の状態を表示し監視制御する医療福祉施設
    管理システムにおいて、 画面上に各フロア毎に当該フロアに関する情報を表示す
    る平面図と建物の各フロアからなる断面図を表示する建
    物断面図と設備機器の各種機能を選択するための機能ボ
    タンを表示する機能ボタンの各表示エリアを設定し、各
    表示エリアに操作・状態表示アイコンを用いて設備機器
    やボタンの状態、操作、選択に応じアイコンの表示態様
    を変化させて設備機器やボタンを表示する表示手段と、 前記表示手段の画面上の位置を選択指示することにより
    当該位置に関する情報の入力を行う入力指示手段と、 ナースコールその他の音声の入出力を行う音声入出力手
    段と、 表示手段に表示する各機能及び各階の画面に関する表示
    データ及び状態・制御データを格納する情報記憶手段
    と、 各種機能の設備機器の状態に関する情報を入力処理して
    情報記憶手段の状態・制御データを更新し前記入力指示
    手段の入力及び情報記憶手段に記憶された制御データに
    従って各種機能の設備機器の状態の制御を行うと共に、
    表示手段の画面の制御、情報記憶手段のデータの設定、
    更新、音声入出力手段の制御を行う監視制御手段とを備
    え、表示手段の画面を切り換えて各種機能の設備機器の
    状態の表示、制御を行うように構成したことを特徴とす
    る医療福祉施設管理システム。
  2. 【請求項2】 入力指示手段として、表示手段の画面に
    組み込まれたタッチパネルを有することを特徴とする請
    求項1記載の医療福祉施設管理システム。
  3. 【請求項3】 照明や空調、ナースコールその他各種機
    能の設備機器の状態を表示し監視制御する医療福祉施設
    管理システムにおいて、 各フロアに設置され画面上に当該フロアに関する情報を
    表示する平面図と建物の各フロアからなる断面図を表示
    する建物断面図と設備機器の各種機能を選択するための
    機能ボタンを表示する機能ボタンの各表示エリアを設定
    して、設備機器やボタンの状態、操作、選択に応じてア
    イコンの表示態様を変化させて各表示エリアにアイコン
    を用い設備機器やボタンを表示し、機能ボタンを操作す
    ることにより照明や空調、ナースコールその他各種機能
    を選択して平面図を切り替え、該平面図上のアイコンを
    操作することにより機能の設備機器の設定、制御を行う
    フロア情報管理装置、及び該フロア情報管理装置に接続
    され各種機能の設備機器の監視制御を行う設備機器監視
    装置からなることを特徴とする医療福祉施設管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 フロア情報管理装置にナースコールイン
    タフェースを介してナースコール設備が接続されること
    を特徴とする請求項3記載の医療福祉施設管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 特定のフロアに設置され各フロアの機能
    の設備機器の状態を表示し、画面上のアイコンを操作す
    ることにより機能の設備機器の設定、制御を行う事務管
    理装置を有することを特徴とする請求項3記載の医療福
    祉施設管理システム。
  6. 【請求項6】 照明や空調、ナースコールその他各種機
    能の設備機器の状態を表示し監視制御する医療福祉施設
    管理システムにおいて、画面上に平面図と機能ボタンと
    建物断面図の表示エリアを設定し、機能ボタンと建物断
    面図のフロアを指定することにより平面図を選択し、該
    平面図上にアイコンの表示態様を変えて機能の設備機器
    の状態を表示し、画面上のアイコンを操作することによ
    り機能の設備機器の設定、制御を行うことを特徴とする
    医療福祉施設管理システム。
  7. 【請求項7】 平面図上にポップアップ画面を展開する
    ボタンを表示することを特徴とする請求項6記載の医療
    福祉施設管理システム。
  8. 【請求項8】 ディスプレイ画面にタッチパネルを組み
    合わせてなることをを特徴とする請求項6記載の医療福
    祉施設管理システム。
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