JPH0965142A - カラー印刷制御装置 - Google Patents
カラー印刷制御装置Info
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- JPH0965142A JPH0965142A JP7217711A JP21771195A JPH0965142A JP H0965142 A JPH0965142 A JP H0965142A JP 7217711 A JP7217711 A JP 7217711A JP 21771195 A JP21771195 A JP 21771195A JP H0965142 A JPH0965142 A JP H0965142A
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Landscapes
- Storing Facsimile Image Data (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カラー印刷制御装置においてエッジ部のトナ
ー飛散を低減させる為に画像デ−タの変更を行う。この
際エッジ部の検出,濃度計算,最適値への書換等に要す
時間を短縮し、高品質な印刷画像を得る。デ−タ転送の
高速化。 【解決手段】 複数の色画像デ−タを格納可能な記憶手
段と、ホストコンピュータからの印刷命令を解読し印刷
イメージとして上記記憶手段に格納する処理手段と、複
数のラインバッファメモリを使用することによって画像
のエッジ部を判別し、ラインバッファのうち少なくとも
1つは印刷手段への画像データの転送用として用いる機
能を有する輪郭判別手段と、画像濃度を変更する輪郭濃
度変更手段と、上記記憶手段に格納された画像データと
上記輪郭濃度変更手段の出力画像データとを印刷する色
毎に切り替える画像切替手段と、を備える。
ー飛散を低減させる為に画像デ−タの変更を行う。この
際エッジ部の検出,濃度計算,最適値への書換等に要す
時間を短縮し、高品質な印刷画像を得る。デ−タ転送の
高速化。 【解決手段】 複数の色画像デ−タを格納可能な記憶手
段と、ホストコンピュータからの印刷命令を解読し印刷
イメージとして上記記憶手段に格納する処理手段と、複
数のラインバッファメモリを使用することによって画像
のエッジ部を判別し、ラインバッファのうち少なくとも
1つは印刷手段への画像データの転送用として用いる機
能を有する輪郭判別手段と、画像濃度を変更する輪郭濃
度変更手段と、上記記憶手段に格納された画像データと
上記輪郭濃度変更手段の出力画像データとを印刷する色
毎に切り替える画像切替手段と、を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タからの印刷命令により画像データをメモリに記憶し、
1ページの画像全てのメモリへの展開が終了した時点で
電子写真方式によるカラープリンタにて印刷を実行する
よう制御するカラー印刷制御装置に関し、特に、印刷す
る画像データのエッジ部の画像濃度を変更し、印刷面上
のトナ−飛散を低減するように制御するカラー印刷制御
装置に関する。
タからの印刷命令により画像データをメモリに記憶し、
1ページの画像全てのメモリへの展開が終了した時点で
電子写真方式によるカラープリンタにて印刷を実行する
よう制御するカラー印刷制御装置に関し、特に、印刷す
る画像データのエッジ部の画像濃度を変更し、印刷面上
のトナ−飛散を低減するように制御するカラー印刷制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術によるカラ−印刷制御装置は、
ホストコンピュ−タにて作成されたペ−ジ記述言語にて
記述された画像デ−タを受信し、カラ−画像形成装置が
処理可能なようにイメ−ジ画像デ−ダに変換処理後、該
カラ−画像形成装置に送信し、電子写真方式によるカラ
−画像印刷を得るものである。
ホストコンピュ−タにて作成されたペ−ジ記述言語にて
記述された画像デ−タを受信し、カラ−画像形成装置が
処理可能なようにイメ−ジ画像デ−ダに変換処理後、該
カラ−画像形成装置に送信し、電子写真方式によるカラ
−画像印刷を得るものである。
【0003】電子写真方式によるカラー画像形成装置の
方式としては、重ね合せ転写方式の多色画像形成があ
り、例えば特公平5−165293号公報に見られるよ
うなものがある。先ず従来技術による電子写真方式の画
像形成プロセスを図2を参照して説明する。電子写真方
式のカラー画像形成は感光体1が電荷を帯びる性質を利
用して行うものであり、まず、無帯電状態の感光体1に
帯電させるため、帯電チャージャー2に高圧電流を流
し、コロナ放電をさせて、感光体1にマイナスの電荷を
蓄える。(この例ではマイナス電荷であるが、正/負の
極性は感光体1の性質により決定されるもので、プラス
の電荷でも構わない。) 次に、帯電した感光体1表面上に、書き込みたい画像デ
ータをレーザービームによりライン単位で露光する。す
なわち、露光の際には、レ−ザスキャナLSにおいて、
画像データ=1(データ有り)の時にレーザービームを
発光させる。また、多値を表現できる画像形成装置の場
合には、例えば8ビット=256階調が印刷できる場合
は、画像データも256階調分用意し、レーザービーム
のパワーを該画像デ−タに従って256段階の強さに調
節し露光する。当該露光のための画像デ−タは、図示し
ない原稿スキャナにより取り込んだ画像によるものか、
あるいは後述するホストコンピュ−タで作成され、デジ
タルデ−タとして送信されてきたものである。
方式としては、重ね合せ転写方式の多色画像形成があ
り、例えば特公平5−165293号公報に見られるよ
うなものがある。先ず従来技術による電子写真方式の画
像形成プロセスを図2を参照して説明する。電子写真方
式のカラー画像形成は感光体1が電荷を帯びる性質を利
用して行うものであり、まず、無帯電状態の感光体1に
帯電させるため、帯電チャージャー2に高圧電流を流
し、コロナ放電をさせて、感光体1にマイナスの電荷を
蓄える。(この例ではマイナス電荷であるが、正/負の
極性は感光体1の性質により決定されるもので、プラス
の電荷でも構わない。) 次に、帯電した感光体1表面上に、書き込みたい画像デ
ータをレーザービームによりライン単位で露光する。す
なわち、露光の際には、レ−ザスキャナLSにおいて、
画像データ=1(データ有り)の時にレーザービームを
発光させる。また、多値を表現できる画像形成装置の場
合には、例えば8ビット=256階調が印刷できる場合
は、画像データも256階調分用意し、レーザービーム
のパワーを該画像デ−タに従って256段階の強さに調
節し露光する。当該露光のための画像デ−タは、図示し
ない原稿スキャナにより取り込んだ画像によるものか、
あるいは後述するホストコンピュ−タで作成され、デジ
タルデ−タとして送信されてきたものである。
【0004】感光体1表面に帯電しているマイナスの電
荷は、露光されたドットに対応して、プラスの電荷に変
化し(感光体1の特性よる)、その結果、感光体1上に
はプラスの電荷で作られた印刷画像(静電潜像)が形成
される。また、画像データの露光を行う以前に、γパタ
ーンと呼ばれる、常に決められた画像濃度の値の露光も
併せて行う。
荷は、露光されたドットに対応して、プラスの電荷に変
化し(感光体1の特性よる)、その結果、感光体1上に
はプラスの電荷で作られた印刷画像(静電潜像)が形成
される。また、画像データの露光を行う以前に、γパタ
ーンと呼ばれる、常に決められた画像濃度の値の露光も
併せて行う。
【0005】カラー印刷を行うためには、印刷の三原色
である、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロ
ー)および、黒画像を忠実に再現させるためと、下色除
去を行うために、K(黒)の4色の重ね合わせを行う必
要があり、レーザービームによる露光も、C,M,Y,
Kの各色の成分を感光体1が一周する毎に行うこととな
る。
である、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロ
ー)および、黒画像を忠実に再現させるためと、下色除
去を行うために、K(黒)の4色の重ね合わせを行う必
要があり、レーザービームによる露光も、C,M,Y,
Kの各色の成分を感光体1が一周する毎に行うこととな
る。
【0006】次に、電位センサー3により感光体1表面
の電位を測り、これ以降の印刷プロセス条件の制御(現
像,転写によるトナー付着量の調整)を行う。現像部4
には、カラー画像を形成するために、K,C,M,Yの
色毎に現像ユニットを用意してあり、1回目の感光体ド
ラムの回転では黒色の現像ユニット5が感光体1に接近
し、黒色画像の現像が行われる。現像ユニットには、内
部に現像剤6と呼ばれるプラスの電荷を帯びている粒子
(キャリア)がローラ7表面に付着しており、さらに付
着している現像剤6の外側表面にトナー8と呼ばれるマ
イナスの電荷を帯びた色材の粒子が一様に付着してい
る。この一様に付着しているトナー8と、静電潜像を形
成している感光体1が接近すると、現像剤6の持つプラ
ス電荷に対して、露光されて感光体1上で変化したプラ
ス電荷の方が強いため、マイナス電荷を持つトナー8
は、より正の極性の強い感光体1の方に引き寄せられ、
感光体1表面の静電潜像に付着する。Pセンサー9で
は、あらかじめ露光された、γパターンに対するトナー
8の付着量を検知して、電位センサー3と併せて印刷プ
ロセス条件の制御を行う。
の電位を測り、これ以降の印刷プロセス条件の制御(現
像,転写によるトナー付着量の調整)を行う。現像部4
には、カラー画像を形成するために、K,C,M,Yの
色毎に現像ユニットを用意してあり、1回目の感光体ド
ラムの回転では黒色の現像ユニット5が感光体1に接近
し、黒色画像の現像が行われる。現像ユニットには、内
部に現像剤6と呼ばれるプラスの電荷を帯びている粒子
(キャリア)がローラ7表面に付着しており、さらに付
着している現像剤6の外側表面にトナー8と呼ばれるマ
イナスの電荷を帯びた色材の粒子が一様に付着してい
る。この一様に付着しているトナー8と、静電潜像を形
成している感光体1が接近すると、現像剤6の持つプラ
ス電荷に対して、露光されて感光体1上で変化したプラ
ス電荷の方が強いため、マイナス電荷を持つトナー8
は、より正の極性の強い感光体1の方に引き寄せられ、
感光体1表面の静電潜像に付着する。Pセンサー9で
は、あらかじめ露光された、γパターンに対するトナー
8の付着量を検知して、電位センサー3と併せて印刷プ
ロセス条件の制御を行う。
【0007】次に、中間転写ベルト10の裏側から、転
写バイアスロ−ラ20により、感光体1表面のプラス電
荷より強い電荷を与えることにより、感光体1に付着し
ているトナー8を中間転写ベルト10に移動させる。転
写の終了した感光体1には転写の際に、中間転写ベルト
に付着しきれなかったトナーが残るため、クリーニング
前チャージャー(PCC)11によりマイナスのコロナ放
電を行い、感光体1表面のプラス電荷を抑制し、トナー
8が持つマイナス電荷の静電気力を低減させる。
写バイアスロ−ラ20により、感光体1表面のプラス電
荷より強い電荷を与えることにより、感光体1に付着し
ているトナー8を中間転写ベルト10に移動させる。転
写の終了した感光体1には転写の際に、中間転写ベルト
に付着しきれなかったトナーが残るため、クリーニング
前チャージャー(PCC)11によりマイナスのコロナ放
電を行い、感光体1表面のプラス電荷を抑制し、トナー
8が持つマイナス電荷の静電気力を低減させる。
【0008】さらに、ドラムクリーニング12により、
転写しきれなかったトナー8をクリーニングブレード1
3でかき落とし、感光体1表面上のトナー8を除去す
る。
転写しきれなかったトナー8をクリーニングブレード1
3でかき落とし、感光体1表面上のトナー8を除去す
る。
【0009】帯電,露光,現像,転写,クリーニング等
により、感光体1表面の電荷は、一様で無くなるため、
除電ランプ14により、赤色LEDを発光することにより
残留電荷を除去し、2回目の印刷動作に備える。
により、感光体1表面の電荷は、一様で無くなるため、
除電ランプ14により、赤色LEDを発光することにより
残留電荷を除去し、2回目の印刷動作に備える。
【0010】以上のような動作により、感光体1が一周
することにより最初の色(黒)のトナー8が、中間転写
ベルト10に転写されたことになる。
することにより最初の色(黒)のトナー8が、中間転写
ベルト10に転写されたことになる。
【0011】次に、黒の印刷動作と同じように、シアン
の場合は、シアンの現像ユニット15にて、シアン色ト
ナーを現像し、黒トナーが転写されている中間転写ベル
トにシアン色のトナーを上書きするように転写する。そ
の際、中間転写ベルト10は先端の位置を黒の転写を行
った位置と正確に合わせて転写動作を行う。
の場合は、シアンの現像ユニット15にて、シアン色ト
ナーを現像し、黒トナーが転写されている中間転写ベル
トにシアン色のトナーを上書きするように転写する。そ
の際、中間転写ベルト10は先端の位置を黒の転写を行
った位置と正確に合わせて転写動作を行う。
【0012】次に、マゼンタおよびイエローのそれぞれ
の印刷動作に関してもシアンの印刷動作と同様な方式に
て行い、マゼンタの現像ユニット16およびイエローの
現像ユニット17を用いることにより、中間転写ベルト
10には、4色が重ね合わされた形でトナーが転写され
ることとなる。
の印刷動作に関してもシアンの印刷動作と同様な方式に
て行い、マゼンタの現像ユニット16およびイエローの
現像ユニット17を用いることにより、中間転写ベルト
10には、4色が重ね合わされた形でトナーが転写され
ることとなる。
【0013】中間転写ベルト10に転写された各色のト
ナー8は、マイナスの電荷を強く帯びているため、印刷
を行う紙への転写を容易にするために、スウィーパーブ
ラシ18によりトナー8のマイナス電荷を弱くさせる。
このようにして中間転写ベルト10に作成された4色の
トナー像は、搬送されてきた印刷用紙21に転写ローラ
19によりプラス電荷を与えることによって、4色重ね
トナ−像を一括し紙転写を行う。転写の終了した中間転
写ベルトには転写の際に、印刷用紙21に付着しきれな
かったトナーが残るため、べルトクリーニング22によ
り、転写しきれなかったトナー8をかき落とし除去す
る。また、転写した状態のままでは、トナー8のマイナ
ス電荷と、転写ローラ19のプラス電荷が引き合ってし
まい、紙が転写ローラ19に巻き付いてしまうので、そ
れを防止するために分離爪23により紙を分離させ、紙
搬送ユニット24により搬送をさせる。
ナー8は、マイナスの電荷を強く帯びているため、印刷
を行う紙への転写を容易にするために、スウィーパーブ
ラシ18によりトナー8のマイナス電荷を弱くさせる。
このようにして中間転写ベルト10に作成された4色の
トナー像は、搬送されてきた印刷用紙21に転写ローラ
19によりプラス電荷を与えることによって、4色重ね
トナ−像を一括し紙転写を行う。転写の終了した中間転
写ベルトには転写の際に、印刷用紙21に付着しきれな
かったトナーが残るため、べルトクリーニング22によ
り、転写しきれなかったトナー8をかき落とし除去す
る。また、転写した状態のままでは、トナー8のマイナ
ス電荷と、転写ローラ19のプラス電荷が引き合ってし
まい、紙が転写ローラ19に巻き付いてしまうので、そ
れを防止するために分離爪23により紙を分離させ、紙
搬送ユニット24により搬送をさせる。
【0014】以上の動作により、印刷用紙に作成された
画像は、図示しない定着器により高温高圧下にて、トナ
ーを溶融させ用紙に定着させることにより、電子写真方
式による印刷が完了する。
画像は、図示しない定着器により高温高圧下にて、トナ
ーを溶融させ用紙に定着させることにより、電子写真方
式による印刷が完了する。
【0015】次に、ホストコンピュータにて作成した画
像データを、従来技術によるカラー印刷制御装置を使用
して上記カラー画像形成装置に接続し、当該画像デ−タ
をカラ−印刷する従来方式の説明を行う。
像データを、従来技術によるカラー印刷制御装置を使用
して上記カラー画像形成装置に接続し、当該画像デ−タ
をカラ−印刷する従来方式の説明を行う。
【0016】図15に、従来のカラー印刷制御装置(カ
ラ−プリンタコントロ−ラ)の構成概要を示し、図16
に、該カラ−印刷制御装置の画像デ−タ転送処理を示
す。これらの図により従来技術によるカラ−印刷制御に
関し説明する。使用者は、先ずホストコンピュータ31
にて、アプリケーションソフトを使用して、印刷を実行
したい画像データを作成する。ホストコンピュ−タ31
では、作成した画像データを、使用者からの印刷データ
をもとにして、ポストスクリプトに代表される、ページ
記述言語(PDL)に変換し直し、プリンタドライバを
通してプリンタコントローラに向けて出力する。当該出
力は、各種のインターフェース方式(RS-232C、RS-42
2、Ethernet等)により、プリンタコントローラ内のホ
ストインターフェース32に転送される。ホストインタ
ーフェース32では、印刷する画像データが受信される
と、CPU33にインタラプト(INTR)を発生し
て、ホストコンピュータ31から画像データを受信した
ことを知らせる。
ラ−プリンタコントロ−ラ)の構成概要を示し、図16
に、該カラ−印刷制御装置の画像デ−タ転送処理を示
す。これらの図により従来技術によるカラ−印刷制御に
関し説明する。使用者は、先ずホストコンピュータ31
にて、アプリケーションソフトを使用して、印刷を実行
したい画像データを作成する。ホストコンピュ−タ31
では、作成した画像データを、使用者からの印刷データ
をもとにして、ポストスクリプトに代表される、ページ
記述言語(PDL)に変換し直し、プリンタドライバを
通してプリンタコントローラに向けて出力する。当該出
力は、各種のインターフェース方式(RS-232C、RS-42
2、Ethernet等)により、プリンタコントローラ内のホ
ストインターフェース32に転送される。ホストインタ
ーフェース32では、印刷する画像データが受信される
と、CPU33にインタラプト(INTR)を発生し
て、ホストコンピュータ31から画像データを受信した
ことを知らせる。
【0017】CPU33では、インタラプトを検知する
と、ホストインターフェース32内のシェアードメモリ
を通して画像データを受け取る。受け取ったページ記述
言語で表現された画像データは、CPU33により解読
され、印刷する1枚の画像イメージに変換される。尚、
ページ記述言語では、テキストデータやグラフィックデ
ータ、イメージデータなど種々の画像データを全てベク
トルデータで表現されている。それらのベクトルデ−タ
は、CPU33によりイメージデータに変換され、RA
M34の所定の領域に記憶される。すなわち、CPU3
3によりRAM34内に印刷するフレームバッファ領域
として指定され、アドレスの与えられた場所に、C,
M,Y,K各色毎の画像デ−タとして蓄えられていく。
と、ホストインターフェース32内のシェアードメモリ
を通して画像データを受け取る。受け取ったページ記述
言語で表現された画像データは、CPU33により解読
され、印刷する1枚の画像イメージに変換される。尚、
ページ記述言語では、テキストデータやグラフィックデ
ータ、イメージデータなど種々の画像データを全てベク
トルデータで表現されている。それらのベクトルデ−タ
は、CPU33によりイメージデータに変換され、RA
M34の所定の領域に記憶される。すなわち、CPU3
3によりRAM34内に印刷するフレームバッファ領域
として指定され、アドレスの与えられた場所に、C,
M,Y,K各色毎の画像デ−タとして蓄えられていく。
【0018】また、多値が表現できるカラ−プリンタに
接続され、RAM34の1画素に対して、複数のビット
数分ある場合には、多値でそれぞれ各色を蓄える。例え
ば、RAM34のうち、フレームバッファ領域が1画素
あたり8ビット分ある場合には、印刷する際に、トナー
を乗せる量を256段階に設定するために、蓄える画像
データも0から255の256段階の値で格納する。
接続され、RAM34の1画素に対して、複数のビット
数分ある場合には、多値でそれぞれ各色を蓄える。例え
ば、RAM34のうち、フレームバッファ領域が1画素
あたり8ビット分ある場合には、印刷する際に、トナー
を乗せる量を256段階に設定するために、蓄える画像
データも0から255の256段階の値で格納する。
【0019】ホストインターフェース32から受け取っ
た画像データをCPU33が全て印刷する画像イメージ
に変換しRAM34に格納し終わると、CPU33は、
ビデオインターフェース35を通して、デジタルカラー
複写機36と通信を行う。
た画像データをCPU33が全て印刷する画像イメージ
に変換しRAM34に格納し終わると、CPU33は、
ビデオインターフェース35を通して、デジタルカラー
複写機36と通信を行う。
【0020】まずCPU33は、デジタルカラー複写機
36がコピー動作などにより、デジタルカラー複写機2
6内部のカラープリンタエンジンが使用されてビジー状
態かどうかの問い合わせを行う。そして、デジタルカラ
ー複写機36が、レディ状態で印刷可能な状態にあると
きには、CPU33はカラ−プリンタコントローラ内各
部に対し、プリンタコントローラから画像データを送出
することを伝える。CPU33から印刷実行命令を受け
取ると、RAM34内に蓄えた画像データはDMA(ダ
イレクトメモリーアクセス)転送によりビデオインター
フェース35を通して、デジタルカラー複写機36に送
られる。
36がコピー動作などにより、デジタルカラー複写機2
6内部のカラープリンタエンジンが使用されてビジー状
態かどうかの問い合わせを行う。そして、デジタルカラ
ー複写機36が、レディ状態で印刷可能な状態にあると
きには、CPU33はカラ−プリンタコントローラ内各
部に対し、プリンタコントローラから画像データを送出
することを伝える。CPU33から印刷実行命令を受け
取ると、RAM34内に蓄えた画像データはDMA(ダ
イレクトメモリーアクセス)転送によりビデオインター
フェース35を通して、デジタルカラー複写機36に送
られる。
【0021】送られてきた画像データは、デジタルカラ
ープリンタ36により、上述したカラー電子写真方式に
より、カラー印刷が実行される。
ープリンタ36により、上述したカラー電子写真方式に
より、カラー印刷が実行される。
【0022】その際、上述した電子写真方式では、感光
体ドラムを4周して、C,M,Y,Kのフルカラー印刷
を行うため、RAM34からビデオインターフェース3
5を通しての画像送出を4回行う(ただし、印刷する画
像データのうち、それぞれの色成分に対して、全く画像
データがない場合には、その色の画像データの送出は行
わない)。以上説明してきた動作を繰り返すことによ
り、ホストコンピュータ31で作成したカラーの画像デ
ータが、デジタルカラー複写機36にて印刷できる。
体ドラムを4周して、C,M,Y,Kのフルカラー印刷
を行うため、RAM34からビデオインターフェース3
5を通しての画像送出を4回行う(ただし、印刷する画
像データのうち、それぞれの色成分に対して、全く画像
データがない場合には、その色の画像データの送出は行
わない)。以上説明してきた動作を繰り返すことによ
り、ホストコンピュータ31で作成したカラーの画像デ
ータが、デジタルカラー複写機36にて印刷できる。
【0023】次に印刷画像の劣化を防止するアルゴリズ
ムの説明を行う。カラ−で印刷する場合には、前述した
電子写真による方式では、トナ−を4色分重畳させて印
刷するため、図2の中間転写ベルト10にトナ−を転写
する際に、トナ−は超微粒子で出来ているため、転写す
るトナ−量が多いと本来転写されるべき場所よりも、そ
れ以外の場所に多く飛散してしまい、結果として画像の
エッジ部で、ぼけたような画像になってしまい著しい画
像劣化が見られる。そこで、印刷するカラ−画像デ−タ
のエッジ部に対し、その濃度を変更してトナー飛散を阻
止し、印刷画像の劣化を防止する。例えば、図5に示す
ような画像データが、ホストコンピュータから指定され
た場合についての動作を説明する。
ムの説明を行う。カラ−で印刷する場合には、前述した
電子写真による方式では、トナ−を4色分重畳させて印
刷するため、図2の中間転写ベルト10にトナ−を転写
する際に、トナ−は超微粒子で出来ているため、転写す
るトナ−量が多いと本来転写されるべき場所よりも、そ
れ以外の場所に多く飛散してしまい、結果として画像の
エッジ部で、ぼけたような画像になってしまい著しい画
像劣化が見られる。そこで、印刷するカラ−画像デ−タ
のエッジ部に対し、その濃度を変更してトナー飛散を阻
止し、印刷画像の劣化を防止する。例えば、図5に示す
ような画像データが、ホストコンピュータから指定され
た場合についての動作を説明する。
【0024】図5の例では、シアンの画像データとマゼ
ンタの画像データの濃度が、共に階調度255(最高濃
度値)で指定された場合である。画像データの描画の際
には、図12に示すようにトナーが乗るようにするとエ
ッジ部のトナ−量が制限され、画像の劣化を防止するこ
とが出来る。このため、図13に示すような値をRAM
上のシアンおよびマゼンタのそれぞれのアドレスに対応
する箇所に展開していく。
ンタの画像データの濃度が、共に階調度255(最高濃
度値)で指定された場合である。画像データの描画の際
には、図12に示すようにトナーが乗るようにするとエ
ッジ部のトナ−量が制限され、画像の劣化を防止するこ
とが出来る。このため、図13に示すような値をRAM
上のシアンおよびマゼンタのそれぞれのアドレスに対応
する箇所に展開していく。
【0025】本例では書き込む画像データが、255で
あるが、必ずしも255(最高濃度値)でなくてはなら
ないわけではなくて、高濃度であれば、画像のエッジ部
の濃度の変換を行う。また、展開する色が必ずしも2色
の場合でなくてはならないわけでなく、3色以上の時も
2色目以降(CMY)のエッジ部の濃度の変換を行う。
あるが、必ずしも255(最高濃度値)でなくてはなら
ないわけではなくて、高濃度であれば、画像のエッジ部
の濃度の変換を行う。また、展開する色が必ずしも2色
の場合でなくてはならないわけでなく、3色以上の時も
2色目以降(CMY)のエッジ部の濃度の変換を行う。
【0026】以上説明してきたように、全ての印刷する
画像データのエッジ部で、複数の色を重ね合わせて印刷
を行い、かつ、高濃度であるかを検知して図13に示し
た値のように画像データを変換した後、電子写真方式で
印刷すると、画像のエッジ部では、トナー濃度が低いた
めトナー飛散が発生しない。従って、画像のエッジ部で
トナー飛散が無く、画像の劣化のないカラープリント動
作が行える。以上の動作の流れを図16に示す。
画像データのエッジ部で、複数の色を重ね合わせて印刷
を行い、かつ、高濃度であるかを検知して図13に示し
た値のように画像データを変換した後、電子写真方式で
印刷すると、画像のエッジ部では、トナー濃度が低いた
めトナー飛散が発生しない。従って、画像のエッジ部で
トナー飛散が無く、画像の劣化のないカラープリント動
作が行える。以上の動作の流れを図16に示す。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たカラー印刷制御装置と、デジタルカラー複写機を接続
してカラーの印刷を行なう場合、カラー印刷制御装置で
トナー飛散を低減させる処理を実施するため、すなわち
フレームバッファ(図15のRAM34)にイメージデ
ータを展開する際、画像のエッジ部を検出して、さらに
エッジ部の濃度を計算し直し、最適な値に書き換える操
作(図16の「高濃度か?」,「エッジ部を変換」およ
び「メモリに格納」)を行うため、トナー飛散を低減す
る機能を用いない構成に比べて、処理に多くの時間がか
かるという不具合があった。
たカラー印刷制御装置と、デジタルカラー複写機を接続
してカラーの印刷を行なう場合、カラー印刷制御装置で
トナー飛散を低減させる処理を実施するため、すなわち
フレームバッファ(図15のRAM34)にイメージデ
ータを展開する際、画像のエッジ部を検出して、さらに
エッジ部の濃度を計算し直し、最適な値に書き換える操
作(図16の「高濃度か?」,「エッジ部を変換」およ
び「メモリに格納」)を行うため、トナー飛散を低減す
る機能を用いない構成に比べて、処理に多くの時間がか
かるという不具合があった。
【0028】そこで、本発明は上記カラー電子写真方式
による上記不具合を鑑みてなされたものであり、ホスト
コンピュータより、印刷命令を受信し、画像データをメ
モリに展開した後、デジタルカラープリンタの印刷実行
と同時にエッジの検出を行い、画像濃度の変更を行うこ
とにより、トナー飛散の低減処理を行う構成にして、画
像の劣化をなくし印刷する画像の高品質化を行い、かつ
処理の高速化を目的とする。
による上記不具合を鑑みてなされたものであり、ホスト
コンピュータより、印刷命令を受信し、画像データをメ
モリに展開した後、デジタルカラープリンタの印刷実行
と同時にエッジの検出を行い、画像濃度の変更を行うこ
とにより、トナー飛散の低減処理を行う構成にして、画
像の劣化をなくし印刷する画像の高品質化を行い、かつ
処理の高速化を目的とする。
【0029】
(1)本発明によるカラー印刷制御装置は、複数の色を
印刷イメージとして格納可能な記憶手段と、ホストコン
ピュータからの印刷命令を受けて、印刷命令の内容を解
読し印刷イメージとして上記記憶手段に格納する機能を
有する処理手段と、上記記憶手段に格納された複数色の
印刷イメージを複数色で印刷を行う為の印刷手段と、上
記印刷手段に印刷データを出力する際に画像のエッジ部
を判別する輪郭判別手段と、上記輪郭判別手段の結果を
受けて画像濃度を変更する輪郭濃度変更手段を有する。
印刷イメージとして格納可能な記憶手段と、ホストコン
ピュータからの印刷命令を受けて、印刷命令の内容を解
読し印刷イメージとして上記記憶手段に格納する機能を
有する処理手段と、上記記憶手段に格納された複数色の
印刷イメージを複数色で印刷を行う為の印刷手段と、上
記印刷手段に印刷データを出力する際に画像のエッジ部
を判別する輪郭判別手段と、上記輪郭判別手段の結果を
受けて画像濃度を変更する輪郭濃度変更手段を有する。
【0030】
(2)前記(1)のカラー印刷制御装置は更に、前記記
憶手段に格納された画像データと前記輪郭濃度変更手段
の出力画像データとを切り替える画像切替手段を有す
る。
憶手段に格納された画像データと前記輪郭濃度変更手段
の出力画像データとを切り替える画像切替手段を有す
る。
【0031】(3)前記(1)の輪郭判別手段は、ライ
ンバッファメモリを使用することによって画像のエッジ
部を判別する。
ンバッファメモリを使用することによって画像のエッジ
部を判別する。
【0032】(4)前記(3)の輪郭判別手段は、複数
のラインバッファメモリを使用することによって画像の
エッジ部を判別する。
のラインバッファメモリを使用することによって画像の
エッジ部を判別する。
【0033】(5)前記(1)の輪郭判別手段は、複数
のラインバッファメモリを使用することによって画像の
エッジ部を判別し、複数のラインバッファのうち少なく
とも1つは前記印刷手段への画像データの転送用として
も使用する。
のラインバッファメモリを使用することによって画像の
エッジ部を判別し、複数のラインバッファのうち少なく
とも1つは前記印刷手段への画像データの転送用として
も使用する。
【0034】(6)前記(1)の輪郭判別手段は、複数
のパリティビット付きのラインバッファメモリを使用す
ることによって画像のエッジ部を判別し、複数のライン
バッファのうち少なくとも1つは前記印刷手段への画像
データの転送用としても使用する。
のパリティビット付きのラインバッファメモリを使用す
ることによって画像のエッジ部を判別し、複数のライン
バッファのうち少なくとも1つは前記印刷手段への画像
データの転送用としても使用する。
【0035】(7)前記(1)のカラ−印刷制御装置は
更に、前記記憶手段に格納された画像データと前記輪郭
濃度変更手段の出力画像データとを出力する際に、出力
する色毎に切り替える画像切替手段を有する。
更に、前記記憶手段に格納された画像データと前記輪郭
濃度変更手段の出力画像データとを出力する際に、出力
する色毎に切り替える画像切替手段を有する。
【0036】(8)前記(7)の画像切替手段は、前記
印刷手段に一色目の画像データを出力する際には、前記
記憶手段に格納された画像データを優先して出力する。
印刷手段に一色目の画像データを出力する際には、前記
記憶手段に格納された画像データを優先して出力する。
【0037】
−第1実施例− 図1に本発明の第1実施例を示し、図2には図1に示す
デジタルカラ−プリンタ36の機構概要を示し、図3に
は図1に示すエッジ検出回路38の構成を示し、図4に
は図1に示すCPU33の、プリンタ36への画像デ−
タ転送制御動作を示す。図2に示すデジタルカラ−プリ
ンタ36の構成,機能および動作はすでに説明したの
で、ここでの詳細な説明は省略する。
デジタルカラ−プリンタ36の機構概要を示し、図3に
は図1に示すエッジ検出回路38の構成を示し、図4に
は図1に示すCPU33の、プリンタ36への画像デ−
タ転送制御動作を示す。図2に示すデジタルカラ−プリ
ンタ36の構成,機能および動作はすでに説明したの
で、ここでの詳細な説明は省略する。
【0038】第1実施例では、前述の従来技術による方
式と同様に、ホストコンピュータ31で作成されたペー
ジ記述言語で表現された画像データをホストインターフ
ェース32が受け取り、インタラプトをかけて画像デー
タを受信したことをCPU33に知らせ、CPU33は
RAM34に画像イメージとして、CMYKの各色で格
納する。全ての画像データがRAM34に格納され、印
刷する画像データが全て整うと、CPU33はデジタル
カラープリンタ36の状態を問い合わせ、レディ状態で
あった場合には、ビデオインターフェース35を通し
て、RAM34に格納したデータを転送する(図4)。
式と同様に、ホストコンピュータ31で作成されたペー
ジ記述言語で表現された画像データをホストインターフ
ェース32が受け取り、インタラプトをかけて画像デー
タを受信したことをCPU33に知らせ、CPU33は
RAM34に画像イメージとして、CMYKの各色で格
納する。全ての画像データがRAM34に格納され、印
刷する画像データが全て整うと、CPU33はデジタル
カラープリンタ36の状態を問い合わせ、レディ状態で
あった場合には、ビデオインターフェース35を通し
て、RAM34に格納したデータを転送する(図4)。
【0039】ただしその際に、画像データは、エッジ検
出回路38,画像濃度変更回路39およびセレクタ40
を通過する。エッジ検出回路38では、画像データにフ
ィルタリング処理を施し、エッジの検出を行う。また、
画像濃度変更回路39では、受信した画像濃度が高濃度
であるかどうかを比較して、ある一定以上の高濃度であ
った場合には、画像データの濃度を少なくするように変
更を行う。また、セレクタ40には、RAM34からの
画像データの他、画像濃度変更回路39からの画像デー
タも入力されており、エッジ検出回路38の検出結果、
および、CPU33からの指定により、2つの画像デー
タの切替を行い、ビデオインターフェース35に送出す
る。
出回路38,画像濃度変更回路39およびセレクタ40
を通過する。エッジ検出回路38では、画像データにフ
ィルタリング処理を施し、エッジの検出を行う。また、
画像濃度変更回路39では、受信した画像濃度が高濃度
であるかどうかを比較して、ある一定以上の高濃度であ
った場合には、画像データの濃度を少なくするように変
更を行う。また、セレクタ40には、RAM34からの
画像データの他、画像濃度変更回路39からの画像デー
タも入力されており、エッジ検出回路38の検出結果、
および、CPU33からの指定により、2つの画像デー
タの切替を行い、ビデオインターフェース35に送出す
る。
【0040】例えば、図5に示すような画像データが、
ホストコンピュータ31から指定された場合についての
動作を説明する。第1実施例のカラー印刷制御装置で
は、CPU33は、従来技術による方式同様、ホストコ
ンピュータ31からの印刷命令を受けてカラー印刷制御
装置内のRAM34に画像データを展開していく。画像
データの展開時には、エッジの検出および、画像濃度の
変更は行わないため、図5の画像データ例では、シア
ン,マゼンタの各画像データの値が階調値255である
ため、RAM34上のイメージデータとしては、シア
ン,マゼンタ共に図6に示すような値になる。
ホストコンピュータ31から指定された場合についての
動作を説明する。第1実施例のカラー印刷制御装置で
は、CPU33は、従来技術による方式同様、ホストコ
ンピュータ31からの印刷命令を受けてカラー印刷制御
装置内のRAM34に画像データを展開していく。画像
データの展開時には、エッジの検出および、画像濃度の
変更は行わないため、図5の画像データ例では、シア
ン,マゼンタの各画像データの値が階調値255である
ため、RAM34上のイメージデータとしては、シア
ン,マゼンタ共に図6に示すような値になる。
【0041】ただし、この例では、画像データは8ビッ
トで表されているが、多値であればビット数は何ビット
でも構わない。また、色も必ずしもシアン,マゼンタで
なくてはならないことではない。
トで表されているが、多値であればビット数は何ビット
でも構わない。また、色も必ずしもシアン,マゼンタで
なくてはならないことではない。
【0042】展開された画像データは、CPU33から
の命令により、エッジ検出回路38に送られる。エッジ
の検出回路38の構成の概要を図3に示す。
の命令により、エッジ検出回路38に送られる。エッジ
の検出回路38の構成の概要を図3に示す。
【0043】図3を参照すると、送られてきた画像デー
タは先ず(N−1)ラインバッファ41に入力される。
(N−1)ラインバッファ41は主走査方向に1ライン
分の画像データを記憶できるような構成になっており、
画素クロックに同期して画像データの書き込みが行われ
る。また、それと同時に1ライン前の出力も行いフリッ
プフロップ44および(N)ラインバッファ42に送ら
れ、それぞれ格納される。同様に(N)ラインバッファ
42の出力は(N+1)ラインバッファ43および、そ
の他のフリップフロップ45〜52にも書き込まれる。
このような動作を行うことにより、フリップフロップ4
4から52で、3×3の参照窓を表すことができる。こ
のように、ラインバッファ41〜43をカスケードに接
続することにより、参照窓を容易に形成することが可能
になり、複雑なアドレス計算が不必要となり、回路規模
の簡略化が可能となる。
タは先ず(N−1)ラインバッファ41に入力される。
(N−1)ラインバッファ41は主走査方向に1ライン
分の画像データを記憶できるような構成になっており、
画素クロックに同期して画像データの書き込みが行われ
る。また、それと同時に1ライン前の出力も行いフリッ
プフロップ44および(N)ラインバッファ42に送ら
れ、それぞれ格納される。同様に(N)ラインバッファ
42の出力は(N+1)ラインバッファ43および、そ
の他のフリップフロップ45〜52にも書き込まれる。
このような動作を行うことにより、フリップフロップ4
4から52で、3×3の参照窓を表すことができる。こ
のように、ラインバッファ41〜43をカスケードに接
続することにより、参照窓を容易に形成することが可能
になり、複雑なアドレス計算が不必要となり、回路規模
の簡略化が可能となる。
【0044】参照窓では、フリップフロップ48に相当
する画素が注目画素となる。また、各フリップフロップ
44〜52の画像データは、フィルタ53に送られ図7
および図8に示す空間フィルタ(主走査エッジフィルタ
および副走査エッジフィルタ)にかけられる。フィルタ
53(図3)では、例えば図6の画像データを図7の主
走査方向のフィルタをかける場合では、画像のエッジ部
分に相当する、すなわちRAMアドレス(XA〜,YA
〜)をエッジとする画素に相当する部分のフリップフロ
ップ出力は、図9の上部ブロックに示すようになる。
する画素が注目画素となる。また、各フリップフロップ
44〜52の画像データは、フィルタ53に送られ図7
および図8に示す空間フィルタ(主走査エッジフィルタ
および副走査エッジフィルタ)にかけられる。フィルタ
53(図3)では、例えば図6の画像データを図7の主
走査方向のフィルタをかける場合では、画像のエッジ部
分に相当する、すなわちRAMアドレス(XA〜,YA
〜)をエッジとする画素に相当する部分のフリップフロ
ップ出力は、図9の上部ブロックに示すようになる。
【0045】次に、それぞれの画素に対してフリップフ
ロップ44〜52の出力とエッジフィルタの積和計算を
行い、画像エッジであるか否かの判定を行う。この例で
は、(0×1)+(0×1)+(0×1)+(0×0)
+(255×0)+(255×0)+(0×−1)+
(255×−1)+(255×−1)=│510│とな
り、0では無く、かつ注目画素の値も0でないためこの
フィルタの通過結果は、「エッジである」と判定される
(図9)。
ロップ44〜52の出力とエッジフィルタの積和計算を
行い、画像エッジであるか否かの判定を行う。この例で
は、(0×1)+(0×1)+(0×1)+(0×0)
+(255×0)+(255×0)+(0×−1)+
(255×−1)+(255×−1)=│510│とな
り、0では無く、かつ注目画素の値も0でないためこの
フィルタの通過結果は、「エッジである」と判定される
(図9)。
【0046】次の画素では、図10に示すようになり、
主走査エッジフィルタの出力結果は0でないため、出力
結果は「エッジである」と判定される。
主走査エッジフィルタの出力結果は0でないため、出力
結果は「エッジである」と判定される。
【0047】また、「エッジでない」部分にこのフィル
タをかけると、図11のような画像データであるため、
その出力は0となる。さらに、副走査方向のエッジ検出
もフィルタのパターンが図8であるだけの違いであり、
主走査方向の場合と同様にエッジの検出を行い、主走
査,副走査のどちらかでエッジの検出が行われれば、そ
の注目画素は、エッジであると判定される。以上の動作
をアドレスカウンタ54(図3)で1画素ずつ行ってい
き、全ての画像データに対してエッジ検出を行う。
タをかけると、図11のような画像データであるため、
その出力は0となる。さらに、副走査方向のエッジ検出
もフィルタのパターンが図8であるだけの違いであり、
主走査方向の場合と同様にエッジの検出を行い、主走
査,副走査のどちらかでエッジの検出が行われれば、そ
の注目画素は、エッジであると判定される。以上の動作
をアドレスカウンタ54(図3)で1画素ずつ行ってい
き、全ての画像データに対してエッジ検出を行う。
【0048】ただし、この第1実施例では、マトリクス
(図7,図8)のサイズが3×3であるが、必ずしもこ
の大きさでなくても構わない。
(図7,図8)のサイズが3×3であるが、必ずしもこ
の大きさでなくても構わない。
【0049】次に、図1に示す画像濃度変更回路39で
は、エッジ検出回路で検出されたエッジ部である画素に
対して、図12に示すように、画像のエッジ部の濃度を
小さくして、トナーを乗せる量を少なくさせる。以上に
より、トナー濃度を変更してできた新たな画像データ
は、図13に示すような値になる。
は、エッジ検出回路で検出されたエッジ部である画素に
対して、図12に示すように、画像のエッジ部の濃度を
小さくして、トナーを乗せる量を少なくさせる。以上に
より、トナー濃度を変更してできた新たな画像データ
は、図13に示すような値になる。
【0050】次に、図1に示すセレクタ40には、エッ
ジ部の濃度変更を行う前の画像データと、画像濃度変更
回路39でエッジ部の画像濃度を変更した画像データの
二つの画像データが入力される。このセレクタ40は、
CPU33からの指令により上記二つの画像データのう
ち、どちらを選択するかを切り替えることができるよう
になっている。カラ−印刷におけるトナーの飛散は、電
子写真方式によるカラープリンタの中間転写ベルト上
で、2色目以降の転写の際に発生することから、CPU
33は、1色目の印刷の場合にはセレクタ40に対し
て、エッジ部の濃度変更を行う前の画像データを優先し
て出力するように指示する。このようにして濃度を制御
して得られた画像データをビデオインターフェース35
を介してデジタルカラープリンタ36に送出することに
より、1色の画像デ−タの転送が完了する。
ジ部の濃度変更を行う前の画像データと、画像濃度変更
回路39でエッジ部の画像濃度を変更した画像データの
二つの画像データが入力される。このセレクタ40は、
CPU33からの指令により上記二つの画像データのう
ち、どちらを選択するかを切り替えることができるよう
になっている。カラ−印刷におけるトナーの飛散は、電
子写真方式によるカラープリンタの中間転写ベルト上
で、2色目以降の転写の際に発生することから、CPU
33は、1色目の印刷の場合にはセレクタ40に対し
て、エッジ部の濃度変更を行う前の画像データを優先し
て出力するように指示する。このようにして濃度を制御
して得られた画像データをビデオインターフェース35
を介してデジタルカラープリンタ36に送出することに
より、1色の画像デ−タの転送が完了する。
【0051】以上説明してきた第1実施例により、トナ
ー飛散が無く、画像劣化のない高品質なカラープリント
が得られ、かつ、プリント時の画素クロックに同期して
全ての画像濃度の変更が行えるため、濃度変更に関わる
処理にかかる時間が無く、画像デ−タ転送の高速化が図
れる。
ー飛散が無く、画像劣化のない高品質なカラープリント
が得られ、かつ、プリント時の画素クロックに同期して
全ての画像濃度の変更が行えるため、濃度変更に関わる
処理にかかる時間が無く、画像デ−タ転送の高速化が図
れる。
【0052】−第2実施例− 第2実施例の構成を図14に示し、動作の説明を行う。
第1実施例の場合と同様に、ホストコンピュータ31か
らの印刷命令を受けてカラー印刷制御装置内のRAM3
4に画像データを展開していく。画像データの展開時に
は、エッジの検出および画像濃度の変更は行わないた
め、ホストコンピュ−タ31から送られてくる図5の例
で示される画像デ−タでは、シアン,マゼンタの各画像
データの値が階調値255であるため、RAM34上の
イメージデータとしては、シアン,マゼンタ共に図6に
示すような値になる。ただし、この例では、画像データ
は8ビットで表されているが、多値であればビット数は
何ビットでも構わない。また、色も必ずしもシアン,マ
ゼンタでなくてはならないことではない。
第1実施例の場合と同様に、ホストコンピュータ31か
らの印刷命令を受けてカラー印刷制御装置内のRAM3
4に画像データを展開していく。画像データの展開時に
は、エッジの検出および画像濃度の変更は行わないた
め、ホストコンピュ−タ31から送られてくる図5の例
で示される画像デ−タでは、シアン,マゼンタの各画像
データの値が階調値255であるため、RAM34上の
イメージデータとしては、シアン,マゼンタ共に図6に
示すような値になる。ただし、この例では、画像データ
は8ビットで表されているが、多値であればビット数は
何ビットでも構わない。また、色も必ずしもシアン,マ
ゼンタでなくてはならないことではない。
【0053】RAM34(図14)に展開された画像デ
ータは、CPU33からの命令によりビデオインターフ
ェース35に送られる。印刷制御装置(プリンタコント
ローラ)とデジタルカラープリンタ36では、画素周波
数が違い、非同期で動作しているので、その非同期を吸
収するために、ビデオインターフェース35では通常、
FIFO形式のラインバッファを使用している。
ータは、CPU33からの命令によりビデオインターフ
ェース35に送られる。印刷制御装置(プリンタコント
ローラ)とデジタルカラープリンタ36では、画素周波
数が違い、非同期で動作しているので、その非同期を吸
収するために、ビデオインターフェース35では通常、
FIFO形式のラインバッファを使用している。
【0054】この第2実施例では、ビデオインターフェ
ース35の中に、第1実施例のエッジ検出回路38,画
像濃度変更回路39およびセレクタ40と同様な構成お
よび機能のエッジ検出回路38P,画像濃度変更回路3
9Pおよびセレクタ40Pが内蔵されている。ただし、
この第2実施例では、エッジ検出回路38Pのラインバ
ッファは、画像データのビット数より1ビット分多いパ
リティビット付きのものによる構成になっており、その
ラインバッファと、通常使用している非同期を吸収する
ラインバッファを共通化している。
ース35の中に、第1実施例のエッジ検出回路38,画
像濃度変更回路39およびセレクタ40と同様な構成お
よび機能のエッジ検出回路38P,画像濃度変更回路3
9Pおよびセレクタ40Pが内蔵されている。ただし、
この第2実施例では、エッジ検出回路38Pのラインバ
ッファは、画像データのビット数より1ビット分多いパ
リティビット付きのものによる構成になっており、その
ラインバッファと、通常使用している非同期を吸収する
ラインバッファを共通化している。
【0055】ところで、ビデオインターフェース35か
らの出力データは、そのままデジタルカラープリンタ3
6のプリンタエンジン(プリンタのコントロ−ラ)に出
力されるため、ビデオインターフェース35の出力は、
印字する画像濃度の値になっていなくてはならない。も
し、パリティビットのないラインバッファを使用して非
同期を吸収するラインバッファと共通化する構成した場
合には、エッジの検出後、変更する画像濃度の値をライ
ンバッファに書き換えなくてはならないために、その次
の画素のエッジの検出や、次のラインのエッジの検出時
に元の画像データとは異なった値で検出してしまうこと
になる。これを防止するため、エッジであると検出され
た場合には、パリティビットにフラグを立てることによ
りそのビットがエッジであることをセレクタ40Pに伝
える。これにより、ラインバッファに記憶した画像デー
タを書き換えることなくエッジの検出を行うことがで
き、エッジ検出が終了した後、画像濃度の変更を行える
ようになる。
らの出力データは、そのままデジタルカラープリンタ3
6のプリンタエンジン(プリンタのコントロ−ラ)に出
力されるため、ビデオインターフェース35の出力は、
印字する画像濃度の値になっていなくてはならない。も
し、パリティビットのないラインバッファを使用して非
同期を吸収するラインバッファと共通化する構成した場
合には、エッジの検出後、変更する画像濃度の値をライ
ンバッファに書き換えなくてはならないために、その次
の画素のエッジの検出や、次のラインのエッジの検出時
に元の画像データとは異なった値で検出してしまうこと
になる。これを防止するため、エッジであると検出され
た場合には、パリティビットにフラグを立てることによ
りそのビットがエッジであることをセレクタ40Pに伝
える。これにより、ラインバッファに記憶した画像デー
タを書き換えることなくエッジの検出を行うことがで
き、エッジ検出が終了した後、画像濃度の変更を行える
ようになる。
【0056】以上説明した第2実施例により、ビデオイ
ンターフェース35で使用するラインバッファと、エッ
ジの検出で使用するラインバッファをエッジ検出時に支
障をきたすことなく、共通化が図れるため、トナー飛散
が無く、画像劣化のない高品質なカラープリントが得ら
れ、かつ、プリント時の画素クロックに同期して全ての
画像濃度の変更が行えるため、濃度変更に関わる処理に
かかる時間が無く、プリンタへの画像デ−タ転送の高速
化および、コストの低減が図れる。
ンターフェース35で使用するラインバッファと、エッ
ジの検出で使用するラインバッファをエッジ検出時に支
障をきたすことなく、共通化が図れるため、トナー飛散
が無く、画像劣化のない高品質なカラープリントが得ら
れ、かつ、プリント時の画素クロックに同期して全ての
画像濃度の変更が行えるため、濃度変更に関わる処理に
かかる時間が無く、プリンタへの画像デ−タ転送の高速
化および、コストの低減が図れる。
【0057】
【発明の効果】印刷実行時にエッジ部の画像データの変
更を行うため、トナー飛散を押さえ、画像の劣化をなく
し印刷する画像の高品質化を図ると共に、処理の高速化
が可能となる。
更を行うため、トナー飛散を押さえ、画像の劣化をなく
し印刷する画像の高品質化を図ると共に、処理の高速化
が可能となる。
【0058】RAM34に格納した画像データと、画像
濃度変更回路39からの画像データを切り替える機能を
用いることにより、製品出荷時などの検査の際の画像デ
ータの判別を行う際にモード選択が可能となり、操作性
の向上が図られ、機能の向上が可能となる。
濃度変更回路39からの画像データを切り替える機能を
用いることにより、製品出荷時などの検査の際の画像デ
ータの判別を行う際にモード選択が可能となり、操作性
の向上が図られ、機能の向上が可能となる。
【0059】エッジ検出回路でエッジの検出を行う際
に、FIFO形式のラインバッファを用いることによ
り、エッジの検出が容易に行え、回路規模の簡素化が図
れ、低コスト化が可能となる。
に、FIFO形式のラインバッファを用いることによ
り、エッジの検出が容易に行え、回路規模の簡素化が図
れ、低コスト化が可能となる。
【0060】複数のラインバッファを用いることによ
り、さらなる回路規模の簡素化が図れ、低コスト化が可
能となる。
り、さらなる回路規模の簡素化が図れ、低コスト化が可
能となる。
【0061】エッジ検出に使用するラインバッファと、
ビデオインターフェースの周波数の違いを吸収するため
に、パリティビットを用いたラインバッファを使用する
ことにより、両者を共通に使用することが可能となり、
さらに低コスト化が可能となる。
ビデオインターフェースの周波数の違いを吸収するため
に、パリティビットを用いたラインバッファを使用する
ことにより、両者を共通に使用することが可能となり、
さらに低コスト化が可能となる。
【0062】セレクタを色毎に制御できる構成にするこ
とにより、トナー飛散が、2色目以降で起こる性質を利
用し、効率的な処理が行え、色の再現性が良くなり、更
なる高品質化が可能となる。
とにより、トナー飛散が、2色目以降で起こる性質を利
用し、効率的な処理が行え、色の再現性が良くなり、更
なる高品質化が可能となる。
【図1】 本発明の第1実施例の構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】 図1に示すデジタルカラ−プリンタ36の機
構概要を示すブロック図である。
構概要を示すブロック図である。
【図3】 図1に示すエッジ検出回路38の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】 図1に示すCPU33のプリンタ36への画
像デ−タ転送の制御動作を示すフロ−チャ−トである。
像デ−タ転送の制御動作を示すフロ−チャ−トである。
【図5】 図1のホストコンピュ−タ31からCPUバ
スBLCに送られる画像デ−タの2次元分布を示す平面
図である。
スBLCに送られる画像デ−タの2次元分布を示す平面
図である。
【図6】 図5に示す画像デ−タに対応する、RAM3
4上の画像デ−タ(濃度階調値)の分布を示す平面図で
ある。
4上の画像デ−タ(濃度階調値)の分布を示す平面図で
ある。
【図7】 図3に示すフィルタ53の主走査エッジフィ
ルタを示す平面図である。
ルタを示す平面図である。
【図8】 図3に示すフィルタ53の副走査エッジフィ
ルタを示す平面図である。
ルタを示す平面図である。
【図9】 エッジ部画像デ−タの一例に対する、図3に
示すエッジ検出回路38の処理の概要を示すブロック図
である。
示すエッジ検出回路38の処理の概要を示すブロック図
である。
【図10】 エッジ部画像デ−タの他の一例に対する、
図3に示すエッジ検出回路38の処理の概要を示すブロ
ック図である。
図3に示すエッジ検出回路38の処理の概要を示すブロ
ック図である。
【図11】 エッジ部でない画像デ−タの一例に対す
る、図3に示すエッジ検出回路38の処理の概要を示す
ブロック図である。
る、図3に示すエッジ検出回路38の処理の概要を示す
ブロック図である。
【図12】 図6に示す画像デ−タに対応して、図1に
示すエッジ検出回路38,画像濃度変更回路39および
セレクタ40がトナ−飛散防止処理を施した画像デ−タ
によって記録紙上に形成されるトナ−濃度分布を示すグ
ラフである。
示すエッジ検出回路38,画像濃度変更回路39および
セレクタ40がトナ−飛散防止処理を施した画像デ−タ
によって記録紙上に形成されるトナ−濃度分布を示すグ
ラフである。
【図13】 図6に示す画像デ−タに対応して、図1に
示すエッジ検出回路38,画像濃度変更回路39および
セレクタ40がトナ−飛散防止処理を施した画像デ−タ
とそれによって記録紙上に形成されるトナ−濃度分布を
示す平面図およびグラフである。
示すエッジ検出回路38,画像濃度変更回路39および
セレクタ40がトナ−飛散防止処理を施した画像デ−タ
とそれによって記録紙上に形成されるトナ−濃度分布を
示す平面図およびグラフである。
【図14】 本発明の第2実施例の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図15】 従来のカラ−印刷制御装置の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図16】 図15に示すCPU33の、画像デ−タ処
理およびプリンタへの画像デ−タ転送制御の内容を示す
フロ−チャ−トである。
理およびプリンタへの画像デ−タ転送制御の内容を示す
フロ−チャ−トである。
1:感光体 2:帯電チャ−ジャ 3:電位センサ 4:現像部 5:黒色現像ユニット 6:現像剤 7:ロ−ラ 8:トナ−(色剤) 9:Pセンサ 10:中間転写ベル
ト 11:クリ−ニング前チャ−ジャ(PCC) 12:ドラムクリ−ニング 13:クリ−ニング
ブレ−ド 14:除電ランプ(赤色LED) 15:シアン現像ユニット 16:マゼンタ現像
ユニット 17:イエロ−現像ユニット 18:スウィ−パ−
ブラシ 19:転写ロ−ラ 20:転写バイアス
ロ−ラ 21:印刷用紙 22:ベルトクリ−
ニング 23:分離爪 24:紙搬送ユニッ
ト
ト 11:クリ−ニング前チャ−ジャ(PCC) 12:ドラムクリ−ニング 13:クリ−ニング
ブレ−ド 14:除電ランプ(赤色LED) 15:シアン現像ユニット 16:マゼンタ現像
ユニット 17:イエロ−現像ユニット 18:スウィ−パ−
ブラシ 19:転写ロ−ラ 20:転写バイアス
ロ−ラ 21:印刷用紙 22:ベルトクリ−
ニング 23:分離爪 24:紙搬送ユニッ
ト
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/60 H04N 1/40 D 1/46 1/46 Z
Claims (8)
- 【請求項1】 複数の色を印刷イメージとして格納可能
な記憶手段と、ホストコンピュータからの印刷命令を受
けて、印刷命令の内容を解読し印刷イメージとして上記
記憶手段に格納する機能を有する処理手段と、上記処理
手段からの印刷要請を受けて、上記記憶手段に格納され
た複数色の印刷イメージを複数色で印刷を行う為の印刷
手段と、上記印刷手段に印刷データを出力する際に画像
のエッジ部を判別する輪郭判別手段と、上記輪郭判別手
段の結果を受けて画像濃度を変更する輪郭濃度変更手段
を有することを特徴とするカラー印刷制御装置。 - 【請求項2】 前記記憶手段に格納された画像データと
前記輪郭濃度変更手段の出力画像データとを切り替える
画像切替手段を有することを特徴とする請求項1のカラ
ー印刷制御装置。 - 【請求項3】 輪郭判別手段は、ラインバッファメモリ
を使用することによって画像のエッジ部を判別する請求
項1のカラー印刷制御装置。 - 【請求項4】 輪郭判別手段は、複数のラインバッファ
メモリを使用することによって画像のエッジ部を判別す
る請求項2のカラー印刷制御装置。 - 【請求項5】 輪郭判別手段は、複数のラインバッファ
メモリを使用することによって画像のエッジ部を判別
し、複数のラインバッファのうち少なくとも1つは前記
印刷手段への画像データの転送用としても使用する請求
項1のカラー印刷制御装置。 - 【請求項6】 輪郭判別手段は、複数のパリティビット
付きのラインバッファメモリを使用することによって画
像のエッジ部を判別し、複数のラインバッファのうち少
なくとも1つは前記印刷手段への画像データの転送用と
しても使用する請求項1のカラー印刷制御装置。 - 【請求項7】 前記記憶手段に格納された画像データと
前記輪郭濃度変更手段の出力画像データとを前記印刷手
段に出力する際に、出力する色毎に切り替える画像切替
手段を有することを特徴とする請求項1のカラー印刷制
御装置。 - 【請求項8】 前記画像切替手段は、前記印刷手段に一
色目の画像データを出力する際には、前記記憶手段に格
納された画像データを優先して出力する請求項7のカラ
ー印刷制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7217711A JPH0965142A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | カラー印刷制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7217711A JPH0965142A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | カラー印刷制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0965142A true JPH0965142A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16708546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7217711A Pending JPH0965142A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | カラー印刷制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0965142A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009223237A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置および画像処理方法 |
US8134745B2 (en) | 2007-02-06 | 2012-03-13 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image processing apparatus including compensation unit performing compensation in a printing direction and image processing method performing compensation in a printing direction thereof |
-
1995
- 1995-08-25 JP JP7217711A patent/JPH0965142A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8134745B2 (en) | 2007-02-06 | 2012-03-13 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Image processing apparatus including compensation unit performing compensation in a printing direction and image processing method performing compensation in a printing direction thereof |
JP2009223237A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置および画像処理方法 |
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