JPH0964324A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JPH0964324A
JPH0964324A JP7211889A JP21188995A JPH0964324A JP H0964324 A JPH0964324 A JP H0964324A JP 7211889 A JP7211889 A JP 7211889A JP 21188995 A JP21188995 A JP 21188995A JP H0964324 A JPH0964324 A JP H0964324A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体撮像装置における集光効率の向上及びシ
ェーディング防止を図る。 【解決手段】 固体撮像装置において、1つの画素39
内で互に離間した複数の位置に集光させるように構成す
る。複数の位置に集光させる手段としては1つの画素に
対して複数のオンチップマイクロレンズ53A,53B
で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像領域上に集光
手段を備えた固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】透明電極のみで画素を構成するフルフレ
ームCCD固体撮像素子や、アモルファスSiをCCD
表面に光電変換層として設けた構造の積層型CCD固体
撮像素子等では、画素表面に照射される光を面積的にほ
ぼ100%有効に利用している。
【0003】一方、インターライン転送方式のCCD固
体撮像素子やフレームインターライン転送方式のCCD
固体撮像素子等では、CCD構造の垂直転送レジスタ部
を遮光する必要があるため、画素部の大部分がAl等で
覆われている。そして、フォトセンサ領域(受光部)上
のみ窓開け(センサ開口)している。そのため、撮像領
域表面に照射される光の一部しか有効に利用できない。
【0004】近年、固体撮像素子の多画素化、小型化に
ともなって、画素サイズが小さくなってきている。それ
にしたがって、センサ開口面積が画素面積に占める割
合、つまりセンサ開口率は益々減少し、感度がより小さ
くなってしまう。この問題の対策として、画素毎にセン
サ領域つまりセンサ開口上に、マイクロレンズを設け、
より広い面積の光を集光し、実効的なセンサ開口率を上
げる努力が行われている。
【0005】このマイクロレンズは、張り合せ等の方法
でなく、直接画素上にウエハプロセスでレンズを形成す
るため、オンチップマイクロレンズと呼ばれる。
【0006】また、近年、固体撮像素子の高解像度化の
要求に従って、画素毎に光信号電荷を増幅する増幅型固
体撮像素子が開発されている。この増幅型固体撮像素子
は、画素毎にMOS型トランジスタを備え、画素に光電
変換された電荷を蓄積し、この電荷をトランジスタの電
流変調として取り出す一種の信号変換を行うものを指し
ている。この増幅型固体撮像素子においても、CCD固
体撮像素子と同様に、画素毎にオンチップマイクロレン
ズを設ける構成が考えられている。
【0007】増幅型固体撮像素子では、画素毎に一種の
増幅機能をもたせたMOSトランジスタを有し、そのM
OSトランジスタにAl層とがコンタクトし配線される
ため、そのレイアウトパターンが複雑になってしまう。
Al等の配線材は遮光能力をもつため、センサ開口は結
果的に複雑な配線と配線の間に形成せざるを得ない。
【0008】図13乃至図15は、従来の増幅型固体撮
像素子の一例を示す。この増幅型固体撮像素子1は、例
えばp形のシリコン半導体基板2にn形の半導体層(す
なわちオーバーフローバリア層)3及びp形のウエル領
域4が形成され、このp形ウエル領域4上にSiO2
によるゲート絶縁膜5を介して光を通過しうる環状ゲー
ト電極6が形成され、この環状ゲート電極6の中心孔及
び外周に対応するp形ウエル領域4に夫々ゲート電極6
をマスクとするセルファライインにて夫々n形のソース
領域7及びドレイン領域8が形成され、ここに1画素と
なるMOS型トランジスタ(以下画素MOSトランジス
タと称する)9が構成される。環状ゲート電極6は、光
をできるだけ吸収しないように薄いか、透明の材料が選
ばれ、例えば薄膜の多結晶シリコンが用いられる。
【0009】この画素MOSトランジスタ9が図13に
示すように、複数個マトリックス状に配列され、各列に
対応する画素MOSトランジスタ9のソース領域7が垂
直方向に沿って形成された第1層Alによる共通の信号
線11に接続され、この信号線11と直交するように画
素MOSトランジスタ9の各行間に対応する位置に第2
層Alによる垂直選択線12が水平方向に沿って形成さ
れる。
【0010】そして、水平方向に隣り合う2つの画素M
OSトランジスタ9の環状ゲート電極6を互に接続する
ために一体形成された連結部13が垂直選択線12に接
続される。連結部13が形成されない画素MOSトラン
ジスタ9間にドレイン領域8に接続した例えば第1層A
lによるドレイン電源線14が形成される。16はゲー
トコンタクト部、17はソースコンタクト部、18はド
レインコンタクト部である。
【0011】更に、平坦化膜20を介して各画素に対応
するようにオンチップマイクロレンズ21が設けられ
る。このオンチップマイクロレンズ21は、その焦点が
ソースコンタクト部17の例えば右側のゲート中央部、
Y点に位置するように図13において右側にずれて設け
られる。
【0012】この画素MOSトランジスタ9では、図1
5に示すように、環状ゲート電極6を透過した光が電子
−正孔を発生し、このうちの正孔hが信号電荷として環
状ゲート電極6下のp形ウエル領域4に蓄積される。垂
直選択線12を通して環状ゲート電極6に高い電圧が印
加され、画素MOSトランジスタ9がオンされると、ド
レイン電流Idが表面に流れ、このドレイン電流Idが
信号電荷hにより変化を受けるので、このドレイン電流
Idを信号線11を通して出力し、その変化量を信号出
力とする。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この増幅型
固体撮像素子1では、ソース領域7に接続される信号線
11によってゲート電極、即ち画素が光学的に完全に分
断され、最終的に画素のセンサ開口は2つのコ字形パタ
ーンが向き合ったような2つの領域6A,6Bになって
しまう。この状態で、画素のセンサ開口率(センサ開口
面積÷画素面積)は30%程度となる。オンチップマイ
クロレンズ21で感度を改善するも、図示のように、1
つのオンチップマイクロレンズで1焦点(Y点)に集光
させるという構造では、集光効率が落ちる。
【0014】また、図14に示すように、オンチップマ
イクロレンズ21で集光し入射光L 1 がAlによる信号
線11或はドレイン電源線14にけられないようにする
ためには、ゲート電極6からオンチップマイクロレンズ
21までの高さH1 を大きくしなければならない。しか
し、この高さH1 を大きくすると、オンチップマイクロ
レンズ21に斜めに入射した光L2 がAlの信号線11
又はドレイン電源線14にけられ所謂シェーディングが
起こり易くなる。
【0015】本発明は、上述の点に鑑み、集光効率を改
善し感度の向上を図ると共に、併せてシェーディングを
防止できるようにした固体撮像装置を提供するものであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る固体撮像素
子装置は、1つの画素内で互に離間した複数の位置に集
光させるようにした構成とする。撮像領域に入射した光
を1つの画素内で互に離間した複数の位置に集光させる
ことにより、集光効率が上がると共に、併せてセンサ領
域と集光手段間の高さが小さくでき、シェーディングが
起こりにくくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係る固体撮像装置は、1
つの画素内で互に離間した複数の位置に集光させるよう
にする。複数の位置に集光させる手段としては、1つの
画素に対して複数のレンズで構成することができる。
【0018】以下、図面を参照して本発明の実施例につ
いて説明する。
【0019】図1及び図2は、本発明に係る増幅型固体
撮像装置の一実施例を示す。同図は横長画素に適用した
場合の撮像領域を示す。本例の増幅型固体撮像装置31
は、前述と同様に、第1導電形例えばp形のシリコン半
導体基板32上に第2導電形即ちn形の半導体層(すな
わちオーバーフローバリア層)33及びp形のウエル領
域34が形成され、このp形ウエル領域34上にSiO
2 等によるゲート絶縁膜35を介して光を通過しうる横
長の環状ゲート電極36が形成され、その環状ゲート電
極36の中心孔及び外周に対応するp形ウエル領域34
に夫々ゲート電極36をマスクとするセルフアラインに
て夫々n形のソース領域37及びドレイン領域38が形
成され、ここに1画素となる画素MOSトランジスタ3
9が構成される。
【0020】環状ゲート電極36は、光をできるだけ吸
収しないように薄いか、透明の材料が選ばれ、例えば多
結晶シリコン、タングステンポリサイド、タングステン
シリサイド等を用いうる。本例では透光性のよい薄膜の
多結晶シリコンが用いられる。
【0021】この画素MOSトランジスタ39が図1に
示すように、複数個マトリックス状に配列され、各列に
対応する画素MOSトランジスタ39のソース領域37
が垂直方向に沿って形成された第1層Alによる共通の
信号線41に接続され、この信号線41と直交するよう
に画素MOSトランジスタ39の各行間に対応する位置
に第2層Alによる垂直選択線42が水平方向に沿って
形成される。
【0022】そして、水平方向に隣り合う2つの画素M
OSトランジスタ39の夫々の環状ゲート電極36を互
に接続するために一体形成された連結部43が垂直選択
線42に接続される。この場合、ゲート電極36を構成
する導電材料と反応しない導電材料(例えば多結晶シリ
コン、タングステンシリサイド、タングステンポリサイ
ド、バリアメタルとAlの組み合せ材料等)によるコン
タクトバッファ層を介して互に接続される。連結部43
が形成されない画素MOSトランジスタ39間に、ドレ
イン領域38に接続した例えば第1層Alによるドレイ
ン電源線44が形成される。46はゲートコンタクト
部、47はソースコンタクト部、48はドレインコンタ
クト部である。
【0023】そして、本例では、特に、層間絶縁膜5
7,58、平坦化膜59を介して、1画素内で互に離間
した複数の位置に集光させる集光手段53、即ち、横長
環状ゲート電極36がAlによる信号線41で2分され
てコ字形パターンが互に向かい合ったようなパターンと
なる2分割のセンサ領域(センサ開口)51〔51A,
51B〕に夫々対応する位置に、そのコ字形状のセンサ
開口51A,51Bに沿うようにオンチップマイクロレ
ンズ53〔53A,53B〕が形成される。
【0024】このオンチップマイクロレンズ53A及び
53Bは、後述の製法で示すようにコ字形パターンのセ
ンサ開口51A,51Bに沿う透明膜を核として形成さ
れる。54〔54A及び54B〕はその核を示す。この
1画素に対して設けられた2つのオンチップマイクロレ
ンズ53A及び53Bは夫々2分割されたセンサ開口の
各コ字形パターンに沿って断面半円筒状に形成される。
【0025】次に、図3〜図8を用いて本例の増幅型固
体撮像装置の製法例を説明する。先ず、図3A及びBに
示すように、p形ウエル領域34上にゲート絶縁膜35
を介して横長の環状ゲート電極36を形成し、このゲー
ト電極36をマスクにしてセルファラインにてp形ウエ
ル領域34にn形のソース領域37及びドレイン領域3
8を形成する。47はソースコンタクト部、48はドレ
インコンタクト部である。
【0026】次に、図4A及びBに示すように、層間絶
縁膜57を形成し、この層間絶縁膜57上に第1層Al
にてソースコンタクト部47を介してソース領域37に
接続する信号線41及びドレインコンタクト部48を介
してドレイン領域38に接続するドレイン電源線44を
形成する。46はゲートコンタクト部である。
【0027】次に、図5A及びBに示すように、層間絶
縁膜58を形成し、この層間絶縁膜58上に、ゲートコ
ンタクト部46を介してゲート電極36と一体の連結部
43に接続する第2層Alによる垂直選択線42を形成
する。
【0028】次に、図6A及びBに示すように、例えば
スピンオングラス(SOG)等によって平坦化膜59を
形成し、この平坦化膜59上にオンチップマイクロレン
ズの核となる透明膜、例えばプラズマCVD−SiN膜
を100nm〜1000nm程度成長する。この透明膜
はSOGそのままでも良く、また、プラズマCVD−S
iO2 膜、スパッタSiO2 膜など配線材料のAl等が
コンタクト部でSiにスパイクを生じ接合破壊を発生せ
しめない温度、バリア層を設けた場合は550℃以下の
温度で形成できる透明な膜ならば基本的に使用可能であ
る。光学的屈折率の点から材質を選択すればよい。そし
て、後述の図8で詳しく説明するように、この透明膜に
対して、2分されているセンサ開口51A,51Bに沿
った形状にリソグラフィー技術を用いてパターニングし
て核54A及び54Bを形成する。
【0029】次に、図7A及びBに示すように、この透
明膜による核54A及び54B上に透明な膜、例えばプ
ラズマCVD−SiN膜、プラズマCVD−SiO
2 膜、スパッタSiO2 膜等を被着し、2分されたセン
サ開口に沿った2つのオンチップマイクロレンズ53
A,53Bを形成する。
【0030】図8に、この核54A,54B、さらにそ
の上のオンチップマイクロレンズ53A,53Bの作成
工程を示す。図8Aに示すように、平坦化膜59上にオ
ンチップマイクロレンズの核となる透明膜54を被着形
成し、この透明膜54上の2分された夫々コ字形のセン
サ開口51A,51Bに対応する部分にセンサ開口51
A,51Bに沿う形状のレジスト61を形成する。
【0031】次に、図8Bに示すように、このレジスト
61をマスクに等方性エッチングによって下地の透明膜
54を途中まで選択エッチングする。
【0032】次いで、図8Cに示すように、同じレジス
ト61をマスクにして異方性エッチングによって下地の
透明膜54を厚み全体にわたって選択エッチングする。
これによって上部角にテーパのついた断面形状の核54
A及び54Bを形成する。これは、オンチップマイクロ
レンズの曲率を大きくする場合に行う方法である。ま
た、この核54A,54Bの上部角のテーパはもちろ
ん、高さ、幅を制御して最適なオンチップマイクロレン
ズの形状を得ることができる。また、図示せざるもテー
パでなく、従来技術と同様に温度をかけてレジスト61
をリフローさせ、なめらかな曲率のレジスト形状を得
て、異方性エッチングにて下地の透明膜54にレジスト
形状を転写することも有効である。ここで、従来と同様
レジストリフローを用いても、それ自身オンチップマイ
クロレンズとするわけではないので、パターンのスリッ
トは十分広くとれるため問題ない。
【0033】次に、図8Dに示すようにこの透明膜54
による核54A,54B上に前述した材料による透明な
膜62をCVD又はスパッタ等によって被着し、核54
A,54Bの形状に沿ってレンズ状とする。以上のよう
に2分された夫々のコ字形のセンサ開口51A,51B
に沿ったオンチップマイクロレンズ53A,53Bが形
成される。
【0034】実際、このオンチップマイクロレンズ53
A,53Bによれば、どこの断面をとっても、遮光Al
配線に照射した光がセンサ開口側に屈折し、センサ領域
上に効果的に集光させることができる。図1及び図2の
実施例では、オンチップマイクロレンズ53A,53B
のスリット63がまだ残っているが2回目の透明膜62
を厚くするか、核54A,54Bのパターンのスリット
を狭くする等して、完全にスリット63の無いオンチッ
プマイクロレンズ53A,53Bを容易に形成すること
ができる。
【0035】核54A,54Bとなるパターンの幅、高
さ、断面形状、及び核54A,54Bに被覆する透明膜
62の膜厚、被覆性、さらには膜54,62の屈折率な
どを制御してデバイス毎、画素毎に最適なオンチップマ
イクロレンズ形状を得ることが可能である。
【0036】上述した本実施例に係る増幅型固体撮像装
置31によれば、1画素毎に夫々Al信号線11で分断
された2つのコ字形のセンサ領域(センサ開口)51
A,51Bに対して夫々そのコ字形に沿って2つのオン
チップマイクロレンズ53A,53Bを形成し、夫々の
オンチップマイクロレンズ53A,53Bを通して、対
応するセンサ領域51A,51B上に夫々コ字状に沿っ
て入射光を集光させることができる。従って、集光効率
を向上することができ、画素感度を向上することができ
る。
【0037】また、オンチップマイクロレンズの集光面
積をAとし、オンチップマイクロレンズを通してセンサ
領域上に集光させる面積をBとすると、その比A/Bが
図13の従来例に比較して小さくなり、センサ領域から
オンチップマイクロレンズまでの高さH2 を小さくする
ことができる。従って、シェーディングが起こりにくく
なり、より信頼性の高い増幅型固体撮像装置が得られ
る。
【0038】そして、本実施例では、高密度化に伴って
画素面積が小さくなっても同様の構成が容易に得られる
ので、高密度、小型化の増幅型固体撮像装置の信頼性を
向上できる。
【0039】また、1画素のセンサ開口が複雑に折れ曲
がっていても、その形状に適した形のオンチップマイク
ロレンズが形成でき、また、1画素のセンサ開口が複数
に分断されても、夫々の分断領域に対応して複数のオン
チップマイクロレンズが形成でき、画素感度を向上させ
ることができる。
【0040】図9〜図12は、夫々本発明に係る増幅型
固体撮像装置の他の実施例を示す。なお、図9〜図12
において、図1と対応する部分には同一符号を付して重
複説明を省略する。
【0041】図9の例は、1画素のセンサ領域51A,
51Bに対して垂直方向に2分した円筒面状の2つのオ
ンチップマイクロレンズ71A,71B設け、複数個所
に集光させるように構成した場合である。
【0042】図10の例は、1画素のセンサ領域51
A,51Bに対して水平方向に2分した球面状の2つの
オンチップマイクロレンズ72A,72Bを設け、複数
個所に集光させるように構成した場合である。
【0043】図11の例は、1画素のセンサ領域51
A,51Bに対して、横長環状のゲート電極に対応する
ように、円筒面状で横長環状のオンチップマイクロレン
ズ73を設け、複数個所に集光をさせるように構成した
場合である。
【0044】図12の例は、1画素に対して2つのオン
チップマイクロレンズが形成されるように、垂直方向に
配列された複数の画素に対して共通するように帯状のカ
マボコ型(円筒面状)のオンチップマイクロレンズ74
A,74Bを設け、1画素に対して複数個所に集光させ
るように構成した場合である。
【0045】これら各実施例においても、上例と同様
に、集光効率が向上し、画素感度を向上させることがで
き、またシェーディングを防止することができる。
【0046】上例では、複数なセンサ開口形状をもつ増
幅型固体撮像装置に適用したが、その他、従来のCCD
固体撮像装置にも適用可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明に係る固体撮像装置によれば、1
つの画素内で互に離間した複数の位置に集光させるよう
にしたことにより、複雑なセンサ開口形状であっても、
1画素に対する集光効率を向上させることができ、画素
感度を向上させることができる。
【0048】また、集光手段としてのレンズとセンサ領
域間の高さを低くすることが可能となり、シェーディン
グを起こしにくくすることができる。従って、多画素、
小型の固体撮像装置の高信頼性化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る増幅型固体撮像装置の一実施例を
示す平面図である。
【図2】図1のA−A線上の断面図である。
【図3】A 本発明に係る増幅型固体撮像装置の製造工
程図である。 B 図3AのA−A線上の断面図である。
【図4】A 本発明に係る増幅型固体撮像装置の製造工
程図である。 B 図4AのA−A線上の断面図である。
【図5】A 本発明に係る増幅型固体撮像装置の製造工
程図である。 B 図5AのA−A線上の断面図である。
【図6】A 本発明に係る増幅型固体撮像装置の製造工
程図である。 B 図6AのA−A線上の断面図である。
【図7】A 本発明に係る増幅型固体撮像装置の製造工
程図である。 B 図7AのA−A線上の断面図である。
【図8】A 本発明に係るオンチップマイクロレンズの
製造工程図である。 B 本発明に係るオンチップマイクロレンズの製造工程
図である。 C 本発明に係るオンチップマイクロレンズの製造工程
図である。 D 本発明に係るオンチップマイクロレンズの製造工程
図である。
【図9】本発明に係る増幅型固体撮像装置の他の実施例
を示す要部の平面図である。
【図10】本発明に係る増幅型固体撮像装置の他の実施
例を示す要部の平面図である。
【図11】本発明に係る増幅型固体撮像装置の他の実施
例を示す要部の平面図である。
【図12】本発明に係る増幅型固体撮像装置の他の実施
例を示す要部の平面図である。
【図13】従来の増幅型固体撮像装置の例を示す平面図
である。
【図14】図13のB−B線上の断面図である。
【図15】図13のC−C線上の断面図である。
【符号の説明】
31 増幅型固体撮像装置 36 ゲート電極 37 ソース領域 38 ドレイン領域 39 画素MOSトランジスタ 41 信号線 42 垂直選択線 44 ドレイン電源線 51A,51B センサ領域(センサ開口) 53〔53A,53B〕,71A,71B,72A,7
2B,73,74A,74B オンチップマイクロレン
ズ 54〔54A,54B〕 核

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの画素内で互に離間した複数の位置
    に集光させるようにして成ることを特徴とする固体撮像
    装置。
  2. 【請求項2】 複数の位置に集光させる手段は1つの画
    素に対して複数のレンズで構成されることを特徴とする
    請求項1に記載の固体撮像装置。
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