JP4893244B2 - 固体撮像素子 - Google Patents

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本発明は固体撮像素子に係り、特に画素にリング状のゲート電極を持つ増幅素子を備えた固体撮像素子に関する。
従来の固体撮像素子には、大きく分けてCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)方式とCMOS(Complementary MOS)方式の2つがある。両者の違いは、光を電荷に変換するフォトダイオードではなく、フォトダイオードの電荷の情報を各受光素子の外に如何に伝えるかというところにある。すなわち、CCD方式は、フォトダイオードに発生した電荷を電荷結合素子(CCD)により直接に外部へ転送する。一方、CMOS方式は、フォトダイオードに発生した電荷による電位の情報を、各フォトダイオードに対応して設けられたアンプを通して画素回路の外部に出力する。
製造プロセスに関しては、CCD方式は特殊プロセスで製造することが必要で、専用ラインが必要となる。これに対し、CMOS方式は、通常のCMOS−LSI(Large Scale Integrated Circuit:大規模集積回路)プロセスと殆ど同じプロセスで製造できるので、CMOS−LSI用のラインをそのまま使え、また、エリアセンサと他のCMOS回路を混在できるというメリットがある。更に、電源の数はCCD方式では、電荷転送を実行するために複数の電源が必要になるが、CMOS方式は単一電源でよく、CCD方式よりも電圧が低い。従って、消費電力は、CMOS方式の方がCCD方式よりも少ないというメリットがある。
このような特長があるCMOS方式の固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)は、フォトダイオードで光電変換して得られた電荷を画素内で電圧信号、あるいは電流信号などの電気信号に変換し、その電気信号を画素内に備えた増幅用トランジスタで増幅してから画素外へ出力する。CMOSイメージセンサの多くは、画素内に3個以上のトランジスタを備えていることが多い。その結果、CMOSイメージセンサは、これらのトランジスタに多くの面積をとられることから、CCDに比べて微細化に不利であるといわれている。
そこで、画素内にトランジスタを1、2個だけ持つタイプのイメージセンサの開発も、従来行われてきた。このタイプのイメージセンサのトランジスタは、リング状のゲート電極を持つことが特徴である。この各画素内のリング状のゲート電極を持つトランジスタのリングの中心部の拡散は、通常トランジスタのソースとして機能するが、ゲート電極によりその他の拡散から分離されるため、構成をシンプルにすることが可能である。このリング状のゲート電極を持つトランジスタは増幅用MOS型電界効果トランジスタ(FET)であり、このタイプのイメージセンサは、各画素内に増幅用MOSFETを持つという意味で、CMOSイメージセンサの一種といえる。
このリング状ゲート電極を持つ固体撮像素子として、ウェル領域を共有する受光ダイオードと絶縁ゲート型電界効果トランジスタとを備え、かつ、トランジスタのチャネル領域の下のウェル領域内のソース拡散領域の近くに高濃度埋込層(キャリアポケット)を備えた構造の固体撮像素子が従来提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図11は上記特許文献1記載の固体撮像素子の一例の構造断面図を示す。同図において、p+基板11の表面にnウェル12を形成し、nウェル12中に埋め込みpウェル13を形成し、その埋め込みpウェル13上にリング状ゲート電極14を形成し、更にpウェル13の表面にn+型のドレイン拡散層15をリング状ゲート電極14の外周部を取り囲むように形成すると共に、リング状ゲート電極14の中心開口部に対応したpウェル13の表面位置にn+型のソース拡散層16を形成し、リング状MOSFETとする。
そのリング状MOSFFTのドレイン拡散層15の下部にある埋め込みpウェル13を埋め込みフォトダイオードとする。そのうえでMOSFETの埋め込みpウェル13内で、かつ、ソース拡散層16の近傍に、p型不純物濃度を高めた高濃度埋込層であるp+領域(キャリアポケット)17を形成する。光は遮光膜21によりドレイン拡散層15に入射するようにされる。
このようにすると、埋め込みpウェル13内ではこのキャリアポケット17が最もポテンシャルが低くなるため、入射光によりドレイン拡散層15の下部の埋め込みフォトダイオードで発生したホールは、埋め込みpウェル13内を移動して、キャリアポケット17に集中する。その結果、ソース近傍の電位が上昇し、MOSFETのしきい値が下がるので、そのしきい値変化が信号となる。キャリアポケット17に集まったホールは、信号が読み出された後、ソース電極配線18とゲート電極配線19に高電圧をかけることにより、基板側に排出される。なお、ドレイン拡散層15にはドレイン電極配線20が接続される。
特開平11−195778号公報
しかるに、従来のリング状ゲート電極を有する固体撮像素子には以下の課題がある。図11に示した従来の固体撮像素子では、埋め込みのpウェル13内にさらにp+領域を設けキャリアポケット17とするため、必然的にp+領域は濃度がかなり高くなってしまう。この結果、キャリアポケット17の電荷をリセットする時にかける電圧が高くなる。例えば、7〜8Vという高電圧が必要になる。このように高い電圧をかけなければならないので、消費電力が大きくなり、昇圧回路を備えなければならないという問題がある。
このリセット電圧を、下げるためには、キャリアポケット17のp+濃度を下げればよいが、埋め込みpウェル13の濃度よりも下げることは原理的にできず、またpウェル13の濃度よりも十分濃度が高くないと電荷集中の効果が少なくなるので、その濃度設定の範囲には限界がある。
更に、上記の固体撮像素子では、遮光膜21を採用してフォトダイオード以外の部分、すなわち、リング状ゲート電極14を持つMOSFETなどへの光の進入を防いでいるが、光の進入を防いでいる分、光の取り込み効率を犠牲にしている。すなわち、遮光膜21に入射する光は光電変換を担うフォトダイオード部分に到達することができず、光信号のロスを生じている。
一方、一括シャッタ実現のためには、特開平10−41493号公報記載の固体撮像素子のように、受光部の信号電荷を読み出し用の表面チャネルMOSトランジスタの信号電荷蓄積部に転送するための転送用のゲート電極を1つ設けるのがよいが、リング状ゲート電極14を持つトランジスタの構造が、従来のCMDと同じで、pウェル13がリング状ゲート電極14の下全面にあり、電荷のソースへの集中が行われていないので、電荷から電圧への変換率が低いという問題がある。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、電荷電圧変換効率を向上でき、また低い電圧でリング状ゲート電極下に蓄積された電荷を基板に排出し得、更に、一括シャッタも実現し得る固体撮像素子を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、CMOSセンサ全面に入射する光のうち、フォトダイオードに入射する光を増加させることにより、光の利用効率を向上し、感度を向上し得る固体撮像素子を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、画素毎に被写体の光学像を光電変換して得た電荷を蓄積し、蓄積した電荷を各画素から撮像信号として順次出力するグローバルシャッタ型の固体撮像素子であって、半導体基板上に形成された第1導電型のウェル、及びウェルにおける所定の第1の領域とは異なる第2の領域に形成されてウェルに接続する第2導電型の埋め込み部を有し、光学像を光電変換して得た電荷を蓄積するフォトダイオードと、第1の領域上にゲート酸化膜を介して形成されたリング状ゲート電極と、リング状ゲート電極の中央開口部に対応するウェル内の領域に形成された第1導電型のソース部と、ソース部の周囲にリング状ゲート電極の外周に達しないように、かつ、ゲート酸化膜に接しないようにウェル内に埋め込まれて形成されてソース部に接続しフォトダイオードから転送された電荷を蓄積する第2導電型のソース近傍領域部と、ウェルにおける第1の領域とは異なる第3の領域にソース部及びソース近傍領域部に離間して形成され、ウェルに接続する第1導電型のドレイン部とを有し、ソース近傍領域部に蓄積された電荷を撮像信号として出力するリング状ゲートトランジスタと、第1の領域上にリング状ゲート電極の一部を覆うように形成された転送ゲート電極を有し、フォトダイオードに蓄積された電荷をリング状ゲートトランジスタへ全画素一斉に転送する転送ゲートトランジスタと、を画素毎に備えると共に、
ウェルの上方に、フォトダイオード、リング状ゲートトランジスタ、及び転送ゲートトランジスタを覆うように形成された絶縁層と、絶縁層を覆うように形成され、埋め込み部に対応して設けられた開口部を有する遮光膜と、遮光膜の上方に形成され、開口部に対応して設けられた、埋め込み部のある方向とは反対方向に向かって凸となるレンズ部を有するマイクロレンズ層と、を全画素共通に備え、転送ゲート電極からリング状ゲート電極までのゲート酸化膜の直下の領域であって、かつ、埋め込み部からソース近傍領域部に至るまでの領域にはウェルが連続して存在していることを特徴とする。
ここで、上記の開口部とレンズ部との間の領域にカラーフィルタ層を設けてもよい。この発明では、画素単位で特定の波長のみに感度を持たせることができる。
また、上記の目的を達成するため、本発明は、絶縁層中に、その絶層とは異なる屈折率を有する1層または複数層の誘電体層を設けたことを特徴とする。この発明では、入射光が各所で乱反射して生じる迷光を誘電体層で反射させることができ、入射光を光電変換領域以外の領域に進入することを防ぎ、誤動作やノイズの発生を抑制することができる。
また、上記の目的を達成するため、本発明は、絶縁層内で、かつ、マイクロレンズ層と埋め込み部との間の埋め込み部への光入射経路中に、絶縁層よりも高い屈折率を有する誘電体材料により構成された、埋め込み部のある方向に向かって凸となるレンズ部を埋設したことを特徴とする。この発明では、入射光をマイクロレンズ層とレンズ部とにより埋め込み部へ集光することできる。
また、本発明は上記の目的を達成するため、マイクロレンズ層のレンズ部の焦点位置を、それぞれ画素毎に対応する埋め込み部と開口部との間の位置に設定したことを特徴とする。この発明では、入射光をマイクロレンズ層とレンズ部とにより光電変換領域へ集光することできる。
また、本発明は上記の目的を達成するため、マイクロレンズ層におけるレンズ部の頂点位置と開口部の中心位置との固体撮像素子表面面内方向ずらし量(シフト量)を、全画素領域の中央部では0とし、かつ、少なくとも全画素領域の端部では所定の最大値に設定したことを特徴とする。この発明では、ケラレの少ない高品質の画像を得ることができる。更に、本発明は、遮光膜の開口部を通って光電変換領域に到達する入射光の光路を取り巻くように設置された円筒状の第2の遮光膜を有するようにしてもよい。
本発明によれば、全画素一斉に各画素のリング状ゲート電極の下のソース近傍領域へ光電変換領域に蓄積されている電荷を転送することができるため、グローバルシャッタを実現できると共に、面積の小さなソース近傍領域に電荷が転送されるので、電荷電圧変換効率を高くでき、またソース近傍領域の濃度を低くすることができるため、低い電圧でリング状ゲート電極下のソース近傍領域に蓄積された電荷を基板に排出できる。
また、本発明によれば、マイクロレンズ層により、入射光を遮光膜の開口部を通して光電変換領域へ集光させることができるため、光の利用効率を向上し、センサの感度向上を実現できる。
更に、本発明によれば、マイクロレンズ層の焦点位置を、光電変換領域と遮光膜の開口部との間の位置に設定することで、入射光の入射角が大きくなった場合にも光の利用効率を最大限に高めることができ、また、マイクロレンズ層の凸部頂点のずらし量を撮像領域の中央部では0とし、かつ、少なくとも撮像領域端部では所定の最大値とすることで、ケラレの少ない高品質の画像を得ることができ、以上より画面全体に均一な光感度をもった固体撮像素子を提供することができる。
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。図1(A)は本発明になる固体撮像素子の一実施の形態の平面図、同図(B)は同図(A)のX−X’線に沿う縦断面図を示す。本実施の形態の固体撮像素子は、p+型基板31上にp-型エピタキシャル層32を成長し、このエピタキシャル層32の表面にnウェル33がある。nウェル33上にはゲート酸化膜34を挟んで第1のゲート電極である平面形状がリング状のゲート電極35が形成されている。
リング状ゲート電極35の中心開口部に対応したnウェル33の表面位置には、n+型のソース領域36が形成されており、そのソース領域36を取り囲むようにソース近傍p型領域37が形成されている。ソース近傍p型領域37はリング状ゲート電極35の外周部には達していない。また、ソース領域36とソース近傍p型領域37の外側の離間した位置のnウェル33の表面には、n+型のドレイン領域38が形成されている。更に、図1(B)に示すように、リング状ゲート電極35の外側のドレイン領域38の下のnウェル33中には、埋め込みのp-型領域39がある。この埋め込みのp-型領域39はnウェル33と共に、図1(A)に示す埋め込みフォトダイオード40を構成している。
埋め込みのp-型領域39とリング状ゲート電極35の間には、ゲート酸化膜34を挟んで第2のゲート電極である転送ゲート電極41が形成されている。リング状ゲート電極35、ソース領域36、転送ゲート電極41には、それぞれメタル配線43、44、45が接続されている(なお、ドレイン領域38にも電極配線が接続されているが図示せず)。
また、ゲート酸化膜34上のリング状ゲート電極35、転送ゲート電極41及びメタル配線43〜45は、それらにて生じる段差を覆うように、第1の誘電体材料による絶縁層46で被覆され、更にその絶縁層46の表面は平坦化されて遮光膜47が形成され、その遮光膜47の埋め込みフォトダイオード40に対応した位置には開口部47aが穿設され、フォトダイオード40へ光を導入すると共に、フォトダイオード40以外の部分、すなわち、リング状ゲート電極35を持つMOS型電界効果トランジスタ(以下、リング状MOSFETともいう)や、転送ゲート電極41を持つMOSFET(以下、転送ゲートMOSFETともいう)への光の進入を防いでいる。この遮光膜47は金属、あるいは有機膜等で形成される。
上記のような構成が1画素分の構造となるが、これを周期的に平面内に整列させることによりイメージセンサを構成している。なお、図1の右側には隣接する画素の構成要素の一部も図示されている。この図1の構造の固体撮像素子は、リング状ゲート電極35を持つトランジスタが増幅用MOSFETであり、各画素内に増幅用MOSFETを持つという意味で、CMOSセンサ(CMOSイメージセンサ)の一種といえる。
次に、このCMOSセンサの動作について説明する。まず、光は遮光膜47の開口部47a、絶緑層46を透過して埋め込みフォトダイオード40に入射し、ここで光電効果により電子ホール対が発生し、フォトダイオード40のp-型領域39にホール(電荷)が蓄積される。その後、全画素で電荷が一斉にp-型領域39からリング状MOSFETのバックゲート(ソース近傍p型領域37)へ転送される。これは転送ゲート電極41の電位を制御し、転送ゲートMOSFETがオン状態になることで行われる。ここで、上記の転送ゲートMOSFETは、図1(B)では転送ゲート電極41直下のnウェル33をゲート領域、フォトダイオード40の埋め込みのp-型領域39をソース領域、ソース近傍p型領域37をドレインとするPチャネルMOSFETであり、電荷転送手段を構成する。
このとき、リング状ゲート電極35直下のソース近傍p型領域37をゲート領域とし、n+型のソース領域36及びn+型のドレイン領域38を有するNチャネルMOSFETであるリング状ゲートMOSFETは、リング状ゲート電極35の電位がローレベルとされてオフのままであり、電流が流れないようにしている。
ホール電荷転送後、転送ゲートMOSFETをオフ状態にすることにより、フォトダイオードでは再びホール電荷の蓄積が始まり、これは次の転送まで続く。ソース近傍p型領域37に溜まったホールは、当画素の読み出しのタイミングが来るまで保持される。読み出しのタイミングでリング状ゲート電極35の電圧が上がり、リング状ゲートMOSFETがオン状態になると、ソース近傍p型領域37に溜まったホールにより、リング状ゲートMOSFETのしきい値電圧が変化し、このしきい値電圧の変化を、ソース電位の変化としてソース電極配線44を介して読み出す。すなわち、リング状ゲートMOSFETは光信号出力トランジスタとして動作する。
この後、リング状ゲート電極35及びソース電極配線44に高い電圧を印加すると、ソース近傍p型領域37のポテンシャルが持ち上げられ、nウェル33のバリアを越えて、ホールがp型エピタキシャル層32へ排出される(リセット)。あるいは別の排出方法では、リング状MOSFETをオン状態とすることで、ドレインから電流が供給されソース電位が上昇し、ソース近傍p型領域37のポテンシャルが持ち上げられ、nウェル33のバリアを越えてホールがp型エピタキシャル層32へ排出される(リセット)。
このCMOSセンサの特徴は、各画素のリング状ゲート電極35の中心開口部に対応して設けられたソース領域36の近傍にソース近傍p型領域37を設け、全画素のフォトダイオード40に同一の1フレーム期間で露光を行ってフォトダイオード40の埋め込みのp-型領域39に電荷を蓄積し、その露光後、ソース近傍p型領域37に転送MOSFETにより、p-型領域39に蓄えた電荷を全画素一斉にソース近傍p型領域37に転送してグローバルシャッタ(一括シャッタ)を実現することにある。信号の読み出しは、各画素単位で順次に行われる。
また、これと同時に、p型の領域自体がソース近傍しかなく、このp型のソース近傍領域の濃度を低くすることができるため、低い電圧でリング状ゲート電極35の下のソース近傍領域37に蓄積された電荷を基板(p型エピタキシャル層32)に排出できる。
次に、図1に示した本発明の一実施の形態の要部の構造について更に詳細に説明する。図2及び図3は本発明になる固体撮像素子の要部の第1の実施の形態の断面図を示す。同図中、図1(B)と同一構成部分には同一符号を付してある。図2において、遮光膜47を覆うように透明材料により平坦化層60が形成され、平坦化層60の表面は平滑になっている。平坦化層60の内部に図示のようにカラーフィルタ62を設けると、画素単位で特定の波長のみに感度を持たせることが可能で、CMOSセンサのカラー化を実現することができる。
平坦化層60の更に上方には、フォトダイオードと反対側の方向に向って凸型にマイクロレンズ層61が形成されている。平坦化層60の厚みとマイクロレンズ層61の形状は、可能な限り多くの光をフォトダイオードを構成する埋め込みのp-型領域39に集光できるように形成配置されている。このように構成された固体撮像素子は、図中、点線の矢印で示すように光が入射すると、平坦化層60及びマイクロレンズ層61の集光効果によりフォトダイオード(埋め込みのp-型領域39)に光が集められ、実効的に開口率を高めたものとなっている。
このとき、マイクロレンズ層61により集光される光の焦点位置は、フォトダイオード(p-型領域39)と遮光膜47との間の中程に位置してある。これは入射光の入射角が大きくなった場合にも光の利用効率を高めるための工夫であり、その効果について図10と共に説明する。
まず、遮光膜47は素子内部に不要な光を侵入させないために必須のもので、開口幅を任意の大きくすることには制限がある。図10(A)は図2と同様に入射光の焦点位置をフォトダイオード(p-型領域39)と遮光膜47との間の中程に設定した場合の図である。また、入射光の焦点位置をフォトダイオード(埋め込みのp-型領域39)の表面に設定した場合は、図10(B)に示すように、焦点に光を集め、なおかつ遮光膜47の開口部で光が遮られないようにするために、マイクロレンズ層61の位置をより上方に設置し、焦点距離を長くとる必要がある。
一方、入射光が斜めに入ってきた場合、図10(C)、(D)に示すように、光の集光位置が横方向にずれてくるが、特に焦点距離が長い図10(D)の場合には、横方向のずれ量が大きくなり、従って遮光膜47により遮られる光の量も多くなってしまう。焦点距離が短い図10(C)に示す場合であれば、横方向のずれ量はその分小さく、従って遮光膜47により遮られる光の量も少なくて済む。
特に、光量の少ない室内などでの撮影のときは、カメラの感度を稼ぐためにカメラレンズの絞りを開放にすることが多い。このとき固体撮像素子に入射される光は斜めの成分が多くなるため、斜め光の利用効率を高めておくことが固体撮像素子の感度向上には必要な条件となる。すなわち、マイクロレンズ層61により集光される光の焦点位置を図2、図10(A)、(C)のようにフォトダイオード(p-型領域39)と遮光膜47との間の中程に位置させることで、入射光の入射角が大きくなった場合にも光の利用効率を高めることが可能となる。
更に、図2においては、リング状ゲート電極配線43、ソース電極配線(出力線)44、転送ゲート配線45等をセンサ外部に導くための第2の配線層48が設けてあるが、第2の配線層48の直下には絶縁層46とは異なる材質の誘電体層49が敷いてある。通常、絶縁層46にはSiOなどの材料が用いられるが、誘電体層49にはSiO(Xは0〜2)やSiNといった絶縁層46とは異なる屈折率を持つ材料を用いている。この誘電体層49には入射光が各所で乱反射して生じる迷光がフォトダイオード以外の領域に進入することを防ぎ、誤動作やノイズの発生を抑制するといった効果がある。
すなわち、本実施の形態は、絶縁層46と誘電体層49とで屈折率差を設けることで、これらの界面で迷光を反射してしまおうという考え方に基づいている。従って、必ずしも誘電体層49は第2の配線層48の直下である必要はなく、第2の配線層48に対して下方に離れていても、上方に離れていても、直上に位置していても効果に変わりはない。
なお、図2において、光の入射方向はCMOSセンサの表面に対して垂直方向からとなっているが、例えば図3に示すように、開口部47aを透過すべき光が遮光膜47により遮られる、所謂ケラレが発生してしまうこともある。このような現象は、イメージセンサ画角における端部で発生し易く、カメラの構成内容(例えば、カメラレンズのF値)によっても、発生の程度が左右される。
この場合でも、図4に示すように、マイクロレンズ層61の凸部頂点を遮光膜47の開口部47aの中心に対してセンサ表面面内方向に、ずらし量63だけずらすことにより、ケラレを回避し、所望の光量をフォトダイオードに導くことができる。
図5はイメージセンサの全体像を示した図で、イメージセンサの画素領域70のうち、画角中央部(撮像領域中央部)の画素71の拡大図を図6(B)に示し、画角端部(撮像領域端部)での画素72の拡大図を図6(A)に示す。画角中央部においては、図6(B)に示すようにマイクロレンズ層61の凸部頂点はフォトダイオード40(p-型領域39)の中心に対して一致するように配置される。一方、画角端部においては、図6(A)に示すようにマイクロレンズ層61の凸部頂点はフォトダイオード40(p-型領域39)の中心に対して表面面内方向にずらし量63で示す分だけずらして配置される。このように、画素の画角位置に応じてマイクロレンズ層61の凸部頂点のフォトダイオード40(p-型領域39)の中心に対するずらし量を0から所定値まで適宜設定することで、ケラレを回避し、所望の光量をフォトダイオード40(p-型領域39)に導くことができる。
上記凸部頂点のずらし量63は、撮像装置全体の光学系に依存する。すなわち、カメラレンズを通して入射される主光線のイメージセンサへの入射角に依存する。例えば、35mmフィルム換算で焦点距離が50mmの標準的なカメラレンズを用いた場合、主光線がイメージセンサ画角端部のマイクロレンズ層表面に入射する角度は23°になる。マイクロレンズ層61を構成する材料の屈折率は約1.6であるので、主光線はマイクロレンズ層61の表面で屈折し、フォトダイオード40(p-型領域39)まで14°の傾きを持って進入することになる。
ここで、最新の技術で作られたイメーザセンサのフォトダイオード40(p-型領域39)の表面からマイクロレンズ層61の表面までの距離は8μm以下程度であるため、画角端部におけるマイクロレンズ層61の凸部頂点のずらし量63としては、2μm以下とすることで、ケラレの少ない高品質の画像を得ることができるようになる。当然のことながら、イメージセンサ画角中央部の画素71においては主光線の傾きは常に0°であるので、ずらし量63は0でよく、周辺画素にいくに従ってずらし量63を連続的に増加させていくのが望ましい。このように、上記凸部頂点のずらし量63を0〜2μmの範囲でイメージセンサ画面中央部から画面端部に向けて連続的に増加させていくことで、画面全体に均一な光感度を持ったCMOSセンサを構成することができる。
更に、図4においては、マイクロレンズ層61により集光される光の焦点位置を、フォトダイオード(p-型領域39)と遮光膜47との間の中程に位置してあり、入射光の入射角が大きくなった場合にも、光の利用効率を高めるための工夫が施されている。従って、遮光膜47により遮られる入射光の量も更に少なくて済む。
このように、上記凸部頂点のずらし量63を0〜2μmの範囲でイメージセンサ画面中央部から画面端部に向けて連続的に増加させ、なおかつ、マイクロレンズ層61により集光される光の焦点位置を、フォトダイオード(p-型領域39)と遮光膜47との間の中程に位置させることで、入射光の入射角が大きくなった場合にも光の利用効率を最大限に高め、画面全体に均一な光感度をもったCMOSセンサを提供することが可能となる。
次に、図7の断面図と共に本発明の第2の実施の形態の要部の構造について更に詳細に説明する。同図中、図1(B)と同一構成部分には同一符号を付してある。図7において、遮光膜47を覆うように透明材料により平坦化層60が形成され平坦化層60の表面は平滑になっている。平坦化層60の内部に図示のようにカラーフィルタ62を設けると、画素単位で特定の波長のみに感度を持たせることが可能で、CMOSセンサのカラー化を実現することができる。
平坦化層60の更に上方にはフォトダイオードと反対側の方向にむかって凸型にマイクロレンズ層61が形成されている。平坦化層60の厚みとマイクロレンズ層61の形状は可能な限り多くの光をフォトダイオードを構成する埋め込みのp-型領域39に集光できるように形成配置されている。このような構成にて構成された固体撮像素子は図中矢印で示すように光が入射すると平坦化層60及びマイクロレンズ層61の集光効果によりフォトダイオードを構成する埋め込みのp-型領域39に光が集められ、実効的に開口率を高めたものとなっている。
以上の構成は図2の第1の実施の形態と同様であるが、本実施の形態では更に、図7に示すように、より集光効果を得るために埋め込みのp-型領域39と平坦化層60との間に、2つ目のマイクロレンズとして誘電体層49dを埋設した点に特徴がある。本実施の形態によれば、マイクロレンズを2つ有すると共に、遮光膜47の開口部を通って埋め込みのp-型領域39に到達する入射光の光路を取り巻くように、大略円筒状の第2の遮光膜47bが設けられているため、第1の実施の形態よりも、より一層フォトダイオードを構成する埋め込みのp-型領域39への集光効果を高めることができ、実効的に開口率を更に高めることができる。
次に、この第2の実施の形態の要部の製法について、図8及び図9と共に説明する。まず、図8(A)に示すように、遮光膜47をパターニングして、遮光膜47の埋め込みのp-型領域39及びn+型ドレイン領域38上の位置に開口部47aを設けた後、同図(B)に示すように、遮光膜47をマスクとしてエッチングにより開口部51を穴あけ加工する。続いて、図8(C)に示すように、遮光膜47、開口部51及びn+型ドレイン領域38上に、スパッタにより遮光膜47bを成膜する。続いて、図8(D)に示すように、異方性エッチングにより、遮光膜47及びn+型ドレイン領域38上の不要な遮光膜47bを除去する。
次に、図9(A)に示すように、遮光膜47上及び開口部51内にSOG(Spin On Glass)材料を塗布して誘電体層49cを形成する。続いて、エッチバックにより図9(B)に示すように、開口部51内の誘電体層49cに凹部52を形成する。その後、プラズマCVD法によるSiNなどの誘電体層49dを、図9(C)に示すように遮光膜47b及び47と誘電体層49c上に成膜した後、表面をCMP(Chemical Mechanical Polish)により平坦化することにより、同図(D)に示すように、開口部51内の誘電体層49c上にのみ表面が平坦な誘電体層49dを形成する。ここで誘電体層49dの表面と遮光膜47の表面の面位置は一致する。この誘電体層49dは、光電変換領域であるp-型領域39方向に凸となるレンズ部を構成する。
なお、誘電体層49dにレンズ効果を持たせるために、誘電体層49dの材料としては誘電体層49cよりも屈折率の大きい材料を用いればよく、材料はSOGやSiNに限定されるものではない。また、上記のように穴あけ加工する際に、穴の側壁を遮光膜47bで覆うことにより、迷光がフォトダイオードを構成するp-型領域39以外の領域に進入することを防ぐことが可能で、集光効果を向上できると共に、誤動作やノイズの発生を抑制するという効果を持たせることができる。
なお、遮光膜47bの材質は光を透過しない材料で、かつ、伝導性のあるものがよく、例えば遮光膜47と共に材料をTiNとすれば、遮光効果と共にドレイン領域38用の配線電極としても共用可能となり、配線スペースを縮小できるといった効果もある。なお、図7においては省略のため、第二の配線層48は図示していない。
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、図7の誘電体層49dは2層以上設けてもよい。また、図2〜図4の実施の形態では凸部頂点のずらし量63を0〜2μmの範囲でイメージセンサ画面中央部から画面端部に向けて連続的に増加させるように説明したが、段階的に増加させるようにしてもよく、また、画面端部及びその付近のみ凸部頂点のずらし量63を2μmとしてもよい。
更に、凸部頂点のずらし量を画面中央部では0とし、画面端部では最大2μmとする構成と、マイクロレンズ層61により集光される光の焦点位置を、フォトダイオード(p-型領域39)と遮光膜47との間の中程に位置させる構成とを図7の構成の実施の形態に適用することも可能である。なお、半導体の導電型であるp型、n型を以上の実施の形態とは反対導電型に作り、電荷として電子を用い、ポテンシャルの方向を逆にとれば、各実施の形態と全く同じ効果が得られることは勿論である。
本発明の固体撮像素子の一実施の形態の平面図とX−X’線に沿う縦断面図である。 本発明の固体撮像素子の要部の第1の実施の形態の断面図である。 図2の構成の固体撮像素子に斜めに入射光が入射した場合の光路等の説明図である。 図2の構成の固体撮像素子において、マイクロレンズ層の凸部頂点を遮光膜の開口部の中心に対してセンサ表面面内方向にずらした構成を説明する断面図である。 本発明の固体撮像素子の全体像を示す図である。 本発明の固体撮像素子の一実施の形態における画角端部の画素の拡大図と、画角中央部の画素の拡大図をマイクロレンズ層の凸部頂点との関係で示す図である。 本発明の固体撮像素子の要部の第2の実施の形態の断面図である。 図7の要部の製造方法の各工程説明用装置断面図(その1)である。 図7の要部の製造方法の各工程説明用装置断面図(その2)である。 本発明の固体撮像素子において、入射光の焦点位置をフォトダイオードと遮光膜との間の中程に設定した場合と、フォトダイオードの表面に設定した場合の、入射光の光路の説明図である。 従来の固体撮像素子の一例の断面図である。
符号の説明
31 p型基板
32 p型エピタキシャル層
33 nウェル
34 ゲート酸化膜
35 リング状ゲート電極
36 n+型ソース領域
37 ソース近傍p型領域
38 n+型ドレイン領域
39 埋め込みのp-型領域
40 フォトダイオード
46 絶縁層
47、47b 遮光膜
47a 遮光膜の開口部
48 第2の配線層
49、49b、49c、49d 誘電体層
60 平坦化層
61 マイクロレンズ層
62 カラーフィルタ
63 ずらし量

Claims (6)

  1. 画素毎に被写体の光学像を光電変換して得た電荷を蓄積し、前記蓄積した電荷を各画素から撮像信号として順次出力するグローバルシャッタ型の固体撮像素子であって、
    半導体基板上に形成された第1導電型のウェル、及び前記ウェルにおける所定の第1の領域とは異なる第2の領域に形成されて前記ウェルに接続する第2導電型の埋め込み部を有し、前記光学像を光電変換して得た電荷を蓄積するフォトダイオードと、
    前記第1の領域上にゲート酸化膜を介して形成されたリング状ゲート電極と、前記リング状ゲート電極の中央開口部に対応する前記ウェル内の領域に形成された第1導電型のソース部と、前記ソース部の周囲に前記リング状ゲート電極の外周に達しないように、かつ、前記ゲート酸化膜に接しないように前記ウェル内に埋め込まれて形成されて前記ソース部に接続し前記フォトダイオードから転送された電荷を蓄積する第2導電型のソース近傍領域部と、前記ウェルにおける前記第1の領域とは異なる第3の領域に前記ソース部及び前記ソース近傍領域部に離間して形成され、前記ウェルに接続する第1導電型のドレイン部とを有し、前記ソース近傍領域部に蓄積された電荷を前記撮像信号として出力するリング状ゲートトランジスタと、
    前記第1の領域上に前記リング状ゲート電極の一部を覆うように形成された転送ゲート電極を有し、前記フォトダイオードに蓄積された電荷を前記リング状ゲートトランジスタへ全画素一斉に転送する転送ゲートトランジスタと、
    を画素毎に備えると共に、
    前記ウェルの上方に、前記フォトダイオード、前記リング状ゲートトランジスタ、及び前記転送ゲートトランジスタを覆うように形成された絶縁層と、
    前記絶縁層を覆うように形成され、前記埋め込み部に対応して設けられた開口部を有する遮光膜と、
    前記遮光膜の上方に形成され、前記開口部に対応して設けられた、前記埋め込み部のある方向とは反対方向に向かって凸となるレンズ部を有するマイクロレンズ層と、
    全画素共通に備え、
    前記転送ゲート電極から前記リング状ゲート電極までの前記ゲート酸化膜の直下の領域であって、かつ、前記埋め込み部から前記ソース近傍領域部に至るまでの領域には前記ウェルが連続して存在していることを特徴とする固体撮像素子。
  2. 前記開口部と前記レンズ部との間の領域にカラーフィルタを設けたことを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  3. 前記絶縁層中に、前記層とは異なる屈折率を有する1層又は複数層の誘電体層を設けたことを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  4. 前記絶縁層内で、かつ、前記マイクロレンズ層と前記埋め込み部との間の前記埋め込み部への光入射経路中に、前記絶縁層よりも高い屈折率を有する誘電体材料により構成された、前記埋め込み部のある方向に向かって凸となるレンズ部を埋設したことを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
  5. 前記マイクロレンズ層のレンズ部の焦点位置を、それぞれ画素毎に対応する前記埋め込み部と前記開口部との間の位置に設定したことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項記載の固体撮像素子。
  6. 前記マイクロレンズ層におけるレンズ部の頂点位置と前記開口部の中心位置との固体撮像素子表面面内方向ずらし量を、全画素領域の中央部では0とし、かつ、少なくとも全画素領域の端部では所定の最大値に設定したことを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一項記載の固体撮像素子。
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