JPH0963420A - 複合操作型電気部品 - Google Patents

複合操作型電気部品

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JPH0963420A
JPH0963420A JP7218918A JP21891895A JPH0963420A JP H0963420 A JPH0963420 A JP H0963420A JP 7218918 A JP7218918 A JP 7218918A JP 21891895 A JP21891895 A JP 21891895A JP H0963420 A JPH0963420 A JP H0963420A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で操作性に優れた複合操作型電気部品を
提供する。 【構成】 操作体1に一体化されたコード板4と、これ
ら操作体1およびコード板4を回転可能に保持するスラ
イド部材2と、このスライド部材2をスライド可能に保
持する固定部材5と、スライド部材2に復帰力を付与す
る戻しばね7とを備え、操作体1の回転操作時に、スラ
イド部材2に設けられた上向きの摺動子片23a〜23
dがコード板4の導電パターン3に周期的に接触するこ
とにより電気信号を出力するとともに、操作体1に保持
された節度部材8がスライド部材2に形成された係合溝
19aと係脱することによりクリック感を得、また、操
作体1の押圧操作時に、スライド部材2に設けられた下
向きの摺動子片22dが固定部材5に設けられたスイッ
チパターン27dに接触することにより他の電気信号を
出力するとともに、戻しばね7の自由端7aが固定部材
5に形成された突部35と係脱することによりクリック
感を得るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオカメラな
どに備えられ、回転操作と押圧操作という異なる2つの
操作によってそれぞれ電気信号を出力する複合操作型電
気部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビデオカメラにおいては、回
転操作型電気部品である可変抵抗器と押圧操作型電気部
品である押圧スイッチとを互いに近接して別々に配設
し、可変抵抗器を回転操作して電気信号を出力すること
により、例えばビデオカメラの輝度を調整し、押圧スイ
ッチを押圧操作して他の電気信号を出力することによ
り、種々のモードを設定するようにしたものが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術にあっては、可変抵抗器と押圧スイッチとを
別々に配設してあるため、回転操作と押圧操作とを複合
操作する際に、これら可変抵抗器と押圧スイッチとの間
で手指などを移動させる必要があり、操作性が悪いとい
う問題があった。また、前記2つの電気部品を並設して
収納するため、収納スペースが嵩張るという問題もあっ
た。
【0004】本発明は、かかる従来技術の実情に鑑みて
なされたもので、その目的は、複合操作時の操作性に優
れ、小型化に好適な複合操作型電気部品を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の発明は、導電パターンを
有する操作体と、この操作体を回転可能に保持するスラ
イド部材と、このスライド部材をスライド可能に保持
し、固定接点を有する固定部材と、この固定部材に装着
され、前記スライド部材に復帰力を付与する戻しばねと
を備え、前記スライド部材に前記導電パターンおよび固
定接点と摺接する摺動子片を設け、前記固定部材に前記
戻しばねの自由端と係脱可能な突部を形成し、前記操作
体の回転操作時に、前記摺動子片が前記導電パターンと
摺接することにより第1の電気信号を出力し、該操作体
の押圧操作時に、前記摺動子片が前記固定接点と接離す
ることにより第2の電気信号を出力するとともに、前記
戻しばねの自由端が前記突部と係脱することによりクリ
ック感を生起するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0006】また、上記目的を達成するために、本発明
の請求項3に記載の発明は、導電パターンを有する操作
体と、この操作体を回転可能に保持するスライド部材
と、このスライド部材をスライド可能に保持し、固定接
点を有する固定部材とを備え、前記スライド部材に前記
導電パターンおよび固定接点と摺接する摺動子片を設け
るとともに、該スライド部材の内周に凹凸部を形成し、
前記操作体に先端が該凹凸部と係脱する節度部材と、こ
の節度部材を前記凹凸部に向けて押圧する弾性体とを設
け、前記操作体の回転操作時に、前記摺動子片が前記導
電パターンと摺接することにより第1の電気信号を出力
するとともに、前記節度部材の先端が前記凹凸部係脱す
ることによりクリック感を生起させ、該操作体の押圧操
作時に、前記摺動子片が前記固定接点と接離することに
より第2の電気信号を出力するようにしたことを特徴と
するものである。
【0007】
【作用】本発明の請求項1に記載の発明によれば、操作
体の回転操作時に、スライド部材に設けられた摺動子片
が操作体に設けられた導電パターンと摺接することによ
り第1の電気信号を出力し、操作体の押圧操作時に、前
記摺動子片が前記固定接点と接離することにより第2の
電気信号を出力すると共に、戻しばねの自由端が固定部
材に形成された突部と係脱することによりクリック感を
生起する。したがって、1つの操作体の回転操作と押圧
操作とにより、異なる2種類の電気信号が出力されるた
め、これら複合操作時の操作性を向上できると共に、戻
しばねを利用して操作体の押圧操作時のクリック感が得
られるため、小型化を図ることができる。
【0008】また、本発明の請求項3に記載の発明によ
れば、操作体の回転操作時に、スライド部材に設けられ
た摺動子片が操作体に設けられた導電パターンと摺接す
ることにより第1の電気信号を出力すると共に、操作体
に設けられた節度部材とスライド部材に形成された凹凸
部とが係脱することによりクリック感が得られ、前記操
作体の押圧操作時に、前記摺動子片が前記固定接点と接
離することにより第2の電気信号を出力する。したがっ
て、この場合も、1つの操作体の回転操作と押圧操作と
により2種類の電気信号が出力されるため、これら複合
操作時の操作性を向上できると共に、回転操作時のクリ
ック機構を操作体に組み込むことができるため、小型化
を図ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の一実施例に係る複合操作型電気部品
の断面図、図2は該複合操作型電気部品をスライド操作
した状態を示す断面図、図3は該複合操作型電気部品の
平面図、図4は該複合操作型電気部品の側面図、図5は
該複合操作型電気部品の裏面図、図6は該複合操作型電
気部品の透視図、図7は図6のA−A線に沿う断面図、
図8は該複合操作型電気部品から操作体およびコード板
を取り外した状態の平面図、図9は該複合操作型電気部
品に備えられるスライド部材の平面図、図10は該複合
操作型電気部品に備えられる固定部材の平面図、図11
は該固定部材の側面図、図12は図10のB−B線に沿
う断面図、図13は該複合操作型電気部品に備えられる
コード板の製造途中の状態を示す説明図、図14は該コ
ード板の断面図(ただし図1と90度ずれた位置で断面
してある)、図15は該複合操作型電気部品に備えられ
る操作体の断面図(ただし図1と90度ずれた位置で断
面してある)、図16は該複合操作型電気部品に備えら
れる節度部材および弾性体の説明図である。
【0010】本実施例の複合操作型電気部品は、図1に
示すように、操作体1と、この操作体1を回転可能に保
持するスライド部材2と、これら操作体1およびスライ
ド部材2間に介設され、下面側に導電パターン3が一体
成形されたコード板4と、スライド部材2をスライド可
能に保持する固定部材5と、これら操作体1とコード板
4、スライド部材2および固定部材5を貫通する支軸6
と、略U字形状に形成され、スライド部材2に復帰力を
付与する戻しばね7と、コード板4に移動可能に保持さ
れ、操作体1の回転操作時にクリック(節度)感を付与
する例えば樹脂製の節度部材8と、この節度部材8を押
圧付勢するする板状の弾性体9と、から主として構成さ
れている。
【0011】図15に示すように、前記操作体1の中央
部には支軸6を挿通するための挿通孔10が設けられて
おり、また図1に示すように、該操作体1から下方に3
本の突起1aが突出している。図6,図7に示すよう
に、前記コード板4は、円形の基板11の外縁に立設さ
れた外側の円筒体12と、基板11の中央部に立設され
た内側の円筒体13とから一体的に形成されている。外
側の円筒体12には、前記突起1aがそれぞれ嵌入する
3つの嵌入孔14と、節度部材8が挿通する開口15と
が形成されており、内側の円筒体13には、支軸6を挿
通するための挿通孔16が設けられている。なお、この
ようなコード板4は、図13に示すように、導電性を有
する1枚の金属板17と樹脂18とを一体成形した後、
該金属板17のくびれ部17aを切断することによって
製造することができる。
【0012】図8,図9に示すように、前記スライド部
材2には略円環状の環状部19と、この環状部19の真
中を横切る連結部20とが一体的に形成されている。該
連結部20の中央には支軸6を挿通するための挿通孔2
1が設けられ、連結部20からスライド方向の前方(図
8,図9の右方向)に向かって下向きの摺動子片22a
〜22dが突出し、連結部20からスライド方向の後方
(図8,図9の左方向)に向かって上向きの摺動子片2
3a〜23dが突出している。また、前記環状部19の
内周には節度部材8の先端が係合する凹凸部、例えば係
合溝19aが等間隔で形成されている。このようなスラ
イド部材2は、図8に示すように、導電性を有する1枚
の金属板24と樹脂25とを一体成形した後、該金属板
24のくびれ部24aを切断することにより、中央寄り
の摺動子片22d,23dから側部のA相用摺動子片2
2a,23aを切り離し、他の中央寄りの摺動子片22
c,23cから側部のB相用摺動子片22b,23bを
切り離して製造される。さらに、前記環状部19のスラ
イド方向の前方には、戻しばね7と当接する突起26が
設けられている。
【0013】図11,図12に示すように、前記固定部
材5には、スライド部材2のスライド方向に沿って形成
された固定接点27a,27b,27cおよびスイッチ
パターン27dと、これら固定接点27a〜27cおよ
びスイッチパターン27dにそれぞれ電気的に接続され
る外部端子28a〜28dとが一体成形されている。な
お、固定接点27cはコモン用であり、他の固定接点2
7a,27bはそれぞれA相用,B相用である。また、
固定部材5の中央部には支軸6を挿通するための長孔2
9が設けられるとともに、図5に示すように、下面側に
は支軸6の下端の鍔部6aを受け入れる楕円状の凹部3
0が設けられている。この凹部30の手前側(スライド
方向の後方)には、図1,図2に示すように、端部に向
かって上方に傾斜するテーパ面30aが形成されてお
り、奥行き側(スライド方向の前方)は平面状に形成さ
れている。
【0014】さらに、前記固定部材5の上面の両側部に
はスライド部材2をスライド方向に案内する一対の壁部
31,32が立設されており、一方の壁部31には戻し
ばね7の自由端7aを受け入れる案内部33が形成さ
れ、他方の壁部31には該戻しばね7の折曲部7bを受
け入れる収納部34が設けられている。図10に示すよ
うに、前記案内部33は壁部31の側面と底面を開口し
た空間であり、この空間の天面には半円筒状の突部35
が形成されている。また、固定部材5の上面には案内部
33の開口を臨む凹状の段落部36が形成されており、
この段落部36の案内部33寄りの一端には下向きに傾
斜する面取り36aが施されている。
【0015】図6に示すように、前記戻しばね7はその
自由端7aの先端を案内部33に挿入するとともに、折
曲部7bを収納部34に挿入した状態で固定部材5に装
着されており、スライド部材2の突起26が戻しばね7
の自由端7aに当接することにより、スライド部材2に
対して復帰力を付与している。
【0016】図16に示すように、前記節度部材8は、
略小判形状の貫通孔37が形成された環状部38と、こ
の環状部38から径方向に突出する突出部39とで構成
されている。図6に示すように、この節度部材8は前記
コード板4の外側円筒体12内に配置され、貫通孔37
にコード板4の内側円筒体13が挿入されるとともに、
突出部39が外側円筒体12の開口15に挿通されてい
る。また、節度部材8を押圧する弾性体9は、その両端
がコード板4の外側円筒体12に保持され、中央部が節
度部材8の環状部38に弾接している。
【0017】この実施例にあっては、上向きの摺動子片
23a〜23dと下向きの摺動子片22a〜22dのう
ち、摺動子片23aと摺動子片22a、摺動子片23b
と摺動子片22b、および摺動子片23c,23dと摺
動子片22c,22dとがそれぞれスライド部材2の内
部で電気的に接続されている。また、上向きの摺動子片
23a,23bは導電パターン3の軌跡上に位置してお
り、残りの摺動子片23c,23dはコード板4の金属
板17と常時接触している。さらに、下向きの摺動子片
22a〜22cはそれぞれ固定接点27a〜27cに常
時接触しているが、残りの摺動子片22dは固定接点2
7dと接離可能に対向している。
【0018】この状態で操作体1を正・逆いずれかの回
転操作すると、操作体1に連動してコード板4も回転
し、摺動子片23a,23bが導電パターン3と周期的
に接離するため、A相用外部端子28aとコモン用外部
端子28c間およびB相用外部端子28bとコモン用外
部端子28c間からそれぞれ第1の電気信号が出力され
る。その際、コード板4の回転に伴って節度部材8の突
出部39先端がスライド部材2の係合溝19aと係脱す
るため、操作体1を回転する度にクリック感が生起され
る。
【0019】また、操作体1を図1に示す状態から右方
向へスライド操作すると、固定部材5に対して操作体1
とコード板4、スライド部材2および支軸6が一体的に
移動し、該支軸6の鍔部6aが固定部材5の下面側の凹
部30内を摺動する。その際、下向きの摺動子片22a
〜22cは固定接点27a〜27c上をそれぞれ摺動す
るため、摺動子片23aとA相用外部端子28aとの電
気的接続、摺動子片23bとB相用外部端子28bとの
電気的接続、および摺動子片23c,23dとコモン用
外部端子28cとの電気的接続はそれぞれ維持される。
そして、操作体1を図2に示す移動端部までスライド操
作すると、残りの下向き摺動子片22dがスイッチパタ
ーン27dに接触し、コモン用外部端子28cとスイッ
チ用外部端子28dとが導通するため、該外部端子28
dから第2の電気信号が出力される。その際、戻しばね
7の自由端7aはスライド部材2の突起26に押圧され
て弾性変形し、自由端7aの先端が固定部材5の案内部
33内を移動するため、戻しばね7の自由端7aが突部
35を乗り越えることによりクリック感が生起される。
このとき、戻しばね7の自由端7aは上下方向(スライ
ド方向と直交する方向)にも移動するが、この方向の移
動は先端に面取り36aを有する段落部36内で行われ
るため、戻しばね7の自由端7aは固定部材5に引掛る
ことなく移動し、確実なクリック感を得ることができ
る。なお、図2に示す状態で操作体1を手放すと、戻し
ばね7の付勢力により操作体1、コード板4、スライド
部材2および支軸6が図1に示す当初の位置に押し戻さ
れる。
【0020】このように構成された上記実施例にあって
は、1つの操作体1を回転または押圧操作することによ
り、それぞれ異なる電気信号が出力されると共に、該操
作体1の回転およびスライド操作時にそれぞれクリック
感が得られるため、複合操作時の操作性を向上させるこ
とができる。
【0021】また、上記実施例にあっては、回転操作時
のクリック感を生起する節度部材8をコード板4内に組
み込んだため、小型化を図ることができる。また、押圧
操作時のクリック感を生起するクリック機構も、戻しば
ね7の自由端7aを突部35に係脱させるだけの単純構
造であるため、回転操作時のクリック機構と相俟って小
型で薄型の複合操作型電気部品を提供できる。しかも、
押圧操作時のクリック感を生起するクリック機構として
金属球を用いていないため、騒音を低減することもでき
る。
【0022】さらに、上記実施例にあっては、固定部材
5の凹部30の一部(スライド方向の後方)に上方に傾
斜するテーパ面30aを形成したため、戻しばね7のば
ね力を比較的小さい値に設定したとしても、操作体1の
押圧操作を確実に行うことができる。すなわち、操作体
1の押圧状態を解除した際に、支軸6は戻しばね7のば
ね力のみによって図2から図1の状態に戻ろうとする
が、支軸6の進行方向に上方に傾斜するテーパ面30a
が形成されているため、支軸6の鍔部6aの端部が凹部
30に引掛ることはなく、戻り不良を防止することがで
きる。一方、操作体1を図1から図2の状態に押圧操作
する際は、支軸6は操作者の大きな力によって移動され
るため、鍔部6aが凹部30に引掛ることはなく、鍔部
6aは進行方向(スライド方向の前方)に位置する凹部
30の平坦面に沿って安定した状態で移動することがで
きる。
【0023】なお、本発明は上記実施例に限らず、種々
の変形例が可能である。例えば、図17に示すように、
弾性体9の中央部に設けた貫通孔9aに節度部材8の環
状部38に設けた突部38aをインサートしてもよく、
この場合、予め節度部材8と弾性体9とが一体化される
ため、組立作業性を高めることができる。また、戻しば
ね7の自由端7aを移動方向に沿って湾曲させることも
可能であり、このようにすると、戻しばね7の自由端7
aが固定部材5に引掛るのを一層確実に防止することが
できる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1つの操作体を回転または押圧操作することにより、そ
れぞれ異なる電気信号を出力することができるため、複
合操作時の操作性を向上させることができるとともに、
クリック機構を単純化できるため、小型化に好適な複合
操作型電気部品を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る複合操作型電気部品の
断面図である。
【図2】該複合操作型電気部品をスライド操作した状態
を示す断面図である。
【図3】該複合操作型電気部品の平面図である。
【図4】該複合操作型電気部品の側面図である。
【図5】該複合操作型電気部品の裏面図である。
【図6】該複合操作型電気部品の透視図である。
【図7】図6のA−A線に沿う断面図である。
【図8】該複合操作型電気部品から操作体およびコード
板を取り外した状態の平面図である。
【図9】該複合操作型電気部品に備えられるスライド部
材の平面図である。
【図10】該複合操作型電気部品に備えられる固定部材
の平面図である。
【図11】該固定部材の側面図である。
【図12】図10のB−B線に沿う断面図である。
【図13】該複合操作型電気部品に備えられるコード板
の製造途中の状態を示す説明図である。
【図14】該コード板の断面図である。
【図15】該複合操作型電気部品に備えられる操作体の
断面図である。
【図16】該複合操作型電気部品に備えられる節度部材
および弾性体の説明図である。
【図17】該節度部材および弾性体の変形例を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 操作体 2 スライド部材 2a 開口 3 導電パターン 4 コード板 5 固定部材 6 支軸 7 戻しばね 8 節度部材 9 弾性体 13 円筒体 19a 係合溝(凹凸部) 22a〜22d 摺動子片 23a〜23d 摺動子片 27a〜27c 固定接点 27d スイッチパターン 28a〜28d 外部端子 30 凹部 30a テーパ面 33 案内部 34 収納部 35 突部 36 段落部 36a 面取り 37 貫通孔 38 環状部 39 突出部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電パターンを有する操作体と、この操
    作体を回転可能に保持するスライド部材と、このスライ
    ド部材をスライド可能に保持し、固定接点を有する固定
    部材と、この固定部材に装着され、前記スライド部材に
    復帰力を付与する戻しばねとを備え、前記スライド部材
    に前記導電パターンおよび固定接点と摺接する摺動子片
    を設け、前記固定部材に前記戻しばねの自由端と係脱可
    能な突部を形成し、前記操作体の回転操作時に、前記摺
    動子片が前記導電パターンと摺接することにより第1の
    電気信号を出力し、該操作体の押圧操作時に、前記摺動
    子片が前記固定接点と接離することにより第2の電気信
    号を出力するとともに、前記戻しばねの自由端が前記突
    部と係脱することによりクリック感を生起するようにし
    たことを特徴とする複合操作型電気部品。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記戻しばね
    を略U字形状に折曲形成し、前記固定部材に該戻しばね
    の自由端を案内する案内部を設け、前記操作体の押圧操
    作時に、前記戻しばねの自由端を前記案内部で案内して
    前記突部と係脱させるようにしたことを特徴とする複合
    操作型電気部品。
  3. 【請求項3】 導電パターンを有する操作体と、この操
    作体を回転可能に保持するスライド部材と、このスライ
    ド部材をスライド可能に保持し、固定接点を有する固定
    部材とを備え、前記スライド部材に前記導電パターンお
    よび固定接点と摺接する摺動子片を設けるとともに、該
    スライド部材の内周に凹凸部を形成し、前記操作体に先
    端が該凹凸部と係脱する節度部材と、この節度部材を前
    記凹凸部に向けて押圧する弾性体とを設け、前記操作体
    の回転操作時に、前記摺動子片が前記導電パターンと摺
    接することにより第1の電気信号を出力するとともに、
    前記節度部材の先端が前記凹凸部係脱することによりク
    リック感を生起させ、該操作体の押圧操作時に、前記摺
    動子片が前記固定接点と接離することにより第2の電気
    信号を出力するようにしたことを特徴とする複合操作型
    電気部品。
  4. 【請求項4】 請求項3の記載において、前記節度部材
    が略小判形状の貫通孔が形成された環状部と、この環状
    部から径方向に突出する突出部とを有し、前記貫通孔に
    前記操作体と連動する円筒体を挿入したことを特徴とす
    る複合操作型電気部品。
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