JPH0962506A - パイプライン演算装置 - Google Patents

パイプライン演算装置

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Publication number
JPH0962506A
JPH0962506A JP22140895A JP22140895A JPH0962506A JP H0962506 A JPH0962506 A JP H0962506A JP 22140895 A JP22140895 A JP 22140895A JP 22140895 A JP22140895 A JP 22140895A JP H0962506 A JPH0962506 A JP H0962506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
arithmetic
pipeline
data
read
Prior art date
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Pending
Application number
JP22140895A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Morita
恵介 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0962506A publication Critical patent/JPH0962506A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】パイプライン演算方式で、連続した同じアドレ
スのデータがきた場合に、パイプライン演算の高速化を
図る。 【構成】次々と入力するデータ,アドレスはそれぞれ演
算部12,メモリ制御部13に接続する。メモリ制御部
13では、連続で同じアドレスが入力したかどうかをコ
ンパレータ16で検知し、パイプラインのサイクル数に
応じて、メモリ制御部13から接続したメモリ14に対
するリードライトの制御を行う。メモリ14は演算結果
を格納し、コンパレータ16が検知した時には、これに
応じてリードまたはライトサイクルを停止する。この時
の状況は演算制御部11にも伝えられる。演算制御部1
1にはメモリから読み出されたデータ,演算部からの出
力データが入力するようにし、メモリまたは演算部から
のデータを演算部12に送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパイプライン演算装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は、図2に示すように、構成
は演算部,メモリ制御部,メモリからなるもので、この
構成で3サイクルのパイプライン演算を行う場合は、図
に示すように、例えば、リード,演算,ライトの3サイ
クルにより一つの演算が終わる時、図3に示すように、
パイプライン的に次々と処理していくが、連続で同じア
ドレスをアクセスする時、例では、“1”,“1”と連
続する時、先のアドレス“1”の処理が全て終わってか
ら次のアドレス“1”の処理を行う必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図3に示すように、入
力データの高速化に従い、パイプライン演算のサイクル
数が増加してくることが、演算の高速化へのネックとな
っている。
【0004】ところが、前項の従来技術では、メモリか
らリードしたデータを単純に演算部にフィードバックし
ているため、前項の例で述べたとおり、連続で同じアド
レスをアクセスする時は、パイプライン演算が成り立た
ずに逐一的な処理となる。このため演算スピードが低下
してしまい、入力データの高速化に追従できなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のパイプライン演
算方式は、この問題点を解決するための手段として、連
続で同じアドレスをアクセスする時に、演算部に入力す
るデータを、メモリからのリードデータ、または演算部
からの出力のいずれかを選択する演算制御部と、パイプ
ライン演算のサイクルおよびアドレスによるデータ切り
替えに応じてメモリへのリードライトの制御を行うメモ
リ制御部をそれぞれ設けている。
【0006】
【作用】図1に本発明のパイプライン演算方式のブロッ
ク図を示す。
【0007】図1で、次々と入力するデータ,アドレス
はそれぞれ演算部12,メモリ制御部13に接続する。
メモリ制御部13では、連続で同じアドレスが入力した
かどうかをコンパレータ16で検知する。また、パイプ
ラインのサイクル数に応じて、メモリ制御部13から接
続したメモリ14に対するリードライトの制御を行う。
メモリ14は演算結果を格納する。そして、コンパレー
タ16が検知した時には、これに応じてリードまたはラ
イトサイクルを停止する。この時の状況は演算制御部1
1にも伝えられる。演算制御部11にはメモリから読み
出されたデータ、および演算部からの出力データを入力
するようにし、メモリまたは演算部からのデータを演算
部12に送るようになっている。
【0008】この構成により、連続した同じアドレスに
メモリアクセスする場合が生じた場合にも、演算部12
に演算結果を直接伝えることにより、演算速度を下げる
ことなくパイプライン演算を行える。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の内容を説明す
る。
【0010】ここでは、パイプライン演算が3サイクル
で構成した場合に対する例を述べる。
【0011】まず、図5に3サイクルで構成した場合の
回路ブロック図の一例を示す。
【0012】図5で、入力したアドレスはフリップフロ
ップ57を通してメモリ制御部52に接続する。そして
コンパレータ54に入力アドレスとフリップフロップ5
7の出力を入力し、コンパレータ54によって、連続し
て同じアドレスがきているかどうかを認識する。その出
力をメモリ制御部52に伝える。コンパレータ54の情
報はメモリ制御部52を通じてセレクタ55にも伝えら
れる。セレクタ55ではメモリ制御部52を通じてのコ
ンパレータ54の値に従い、メモリ制御部52からのリ
ード動作によりメモリ53から読まれたデータ、および
フリップフロップ56からの出力データを選択する。こ
の選択されたデータが演算部51への入力となり、演算
部51に対して常に遅延のない正しいデータを与えるこ
とができる。演算部51による演算結果はフリップフロ
ップ56を通してメモリ52,セレクタ55に接続す
る。このような構成をとることによって、連続して同じ
アドレスへのアクセスが生じた場合に、先の演算結果
を、直接次の演算に使用することを実現し、待機時間に
よる全体の演算時間の遅延を防ぎ、演算の高速化を図っ
ている。この時のパイプライン演算の時間的動きを図6
に示す。図6では、例として、アドレスが、“0”⇒
“1”⇒“1”⇒“3”⇒・・・のように変化した時の
ものを示す。まず、アドレス0のリードが行われ、続い
てアドレス0の演算とアドレス1のリードが行われると
いうように連続して同じアドレスがこない限りは、サイ
クルの乱れない普通のパイプライン演算が行える。そし
て、アドレス1の次にアドレス1がくると、このように
先のアドレス1の演算結果を後の演算の直前に転送する
形をとり、後のアドレス1のリードは行わない。そして
次にアドレス3のデータがくると、通常のパイプライン
演算に戻る。つまり、図6に示すように、待機時間がど
こにも存在しないサイクルを作り出すことができる。
【0013】以上、3サイクルのパイプライン演算を例
としてあげたが、他のサイクル数のパイプライン演算で
も、同様の機構を設けることで、演算の高速化を実現す
ることが可能である。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、積算等の演算を行うパ
イプライン演算で、連続した同じアドレスのデータがき
た時に、パイプライン途中のデータ、即ち、メモリへの
ライトを終了していないデータを次のパイプラインのサ
イクルに転送することによって、演算の高速化を図るこ
とができ、今日のビデオレートの高速化などへの追従が
容易に可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図。
【図2】従来例を示すブロック図。
【図3】3サイクルで構成されたパイプライン演算のサ
イクルの従来例を示す説明図。
【図4】サイクル数と、高速化の関係を示す説明図。
【図5】3サイクルで構成されたパイプライン演算方式
の回路のブロック図。
【図6】3サイクルで構成されたパイプライン演算方式
のサイクルの例の説明図。
【符号の説明】
11…演算制御部、12…演算部、13…メモリ制御
部、14…メモリ、15…セレクタ、16…コンパレー
タ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】演算を行う演算部,演算結果を記憶するメ
    モリ,前記メモリおよび前記演算部の制御を行うメモリ
    演算制御部を有し、積算などの処理を行うパイプライン
    演算装置において、前記メモリからリードし前記演算部
    への入力となるデータを、前記メモリに対し連続して同
    じアドレスにアクセスする時に、その入力データを、前
    記パイプライン上のデータに切り替えることを特徴とす
    るパイプライン演算装置。
  2. 【請求項2】前記パイプライン演算のサイクルおよび前
    記データ切り替えに応じて前記メモリへのリードライト
    の制御を行う請求項1に記載のパイプライン演算装置。
  3. 【請求項3】前記入力データを、前記パイプライン上の
    データに切り替え,前記パイプライン演算のサイクルお
    よびデータ切り替えに応じて前記メモリへのリードライ
    トの制御を行う請求項1または請求項2に記載のパイプ
    ライン演算装置。
JP22140895A 1995-08-30 1995-08-30 パイプライン演算装置 Pending JPH0962506A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22140895A JPH0962506A (ja) 1995-08-30 1995-08-30 パイプライン演算装置

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JP22140895A JPH0962506A (ja) 1995-08-30 1995-08-30 パイプライン演算装置

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JPH0962506A true JPH0962506A (ja) 1997-03-07

Family

ID=16766278

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JP22140895A Pending JPH0962506A (ja) 1995-08-30 1995-08-30 パイプライン演算装置

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