JPH0962183A - 車載用ナビゲーション装置 - Google Patents

車載用ナビゲーション装置

Info

Publication number
JPH0962183A
JPH0962183A JP21338395A JP21338395A JPH0962183A JP H0962183 A JPH0962183 A JP H0962183A JP 21338395 A JP21338395 A JP 21338395A JP 21338395 A JP21338395 A JP 21338395A JP H0962183 A JPH0962183 A JP H0962183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
road map
vehicle
storage medium
map data
navigation device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21338395A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohisa Miyazawa
浩久 宮澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Xanavi Informatics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xanavi Informatics Corp filed Critical Xanavi Informatics Corp
Priority to JP21338395A priority Critical patent/JPH0962183A/ja
Publication of JPH0962183A publication Critical patent/JPH0962183A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地図記憶媒体を地図記憶媒体読出装置に装着
していなくても表示装置に道路地図を表示できるように
する。 【解決手段】 CD−ROM装置6を備えた車載用ナビ
ゲーション装置において、CD−ROM装置6に地図C
D−ROM5が装着されている場合には、日本全土を複
数の領域に区分けして表示し、いずれかの領域を使用者
が選択すると、その領域に対応する道路地図データを地
図CD−ROM5から読み出してフラッシュメモリ7に
格納する。車両が走行を開始すると、車両位置周辺の道
路地図データをフラッシュメモリ7から読み出して表示
装置9に表示する。一方、車両位置に対応する道路地図
データがフラッシュメモリ7に格納されていない場合は
CD−ROM入れ替えメニューを表示し、新たな領域を
使用者に選択させる。そして、その選択領域に対応する
道路地図データをフラッシュメモリ7に格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路地図データや
音響データ等が格納された複数種類の記憶媒体の読出・
再生を行える記憶媒体読出装置を備えた車載用ナビゲー
ション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】日本全国等の広範囲の道路地図データを
記憶する記憶媒体から車両位置周辺等の道路地図データ
を読み出して、表示装置に表示したり、推奨ルートの演
算等を行う車載用ナビゲーション装置が知られている。
記憶媒体としては記憶容量が大きいことで知られるCD
−ROMが用いられることが多く、車両にはCD−RO
M内のデータを読み出すためのCD−ROM装置が設置
される。一方、音響データを記憶したCD−ROM(以
下、音楽CDと呼ぶ)も広く普及しており、音楽CDを
再生可能な装置を備えた車両も多い。さらに、最近で
は、ドライブ情報等を記憶したいわゆる情報CD−RO
Mと呼ばれるものや、動画像データを格納したビデオC
Dと呼ばれるものもあり、これら各種のCDやCD−R
OMを車両で再生させたいという要望も多い。ところ
が、車両内部は、ナビゲーション装置やオーディオ機器
等を設置可能なスペースが限られているため、1台のC
D−ROM装置を複数種類のCDやCD−ROMの読出
再生に兼用することが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ナビゲーシ
ョン装置では、使用者から特に指示がない限り、車両位
置周辺の道路地図を表示装置に表示させている。このた
め、車両の走行中は、車両位置に応じた範囲の道路地図
データを逐次地図CD−ROMから読み出す必要があ
る。しかしながら、CD−ROM装置が地図CD−RO
M以外のCDやCD−ROMの読出再生にも利用可能な
場合には、ナビゲーション処理の最中に、使用者が地図
CD−ROMを取り外して他のCD等をCD−ROM装
置に装着するおそれがある。このような場合、新たな道
路地図データを読み出すことができなくなり、ナビゲー
ションとしての機能を果たせなくなる。
【0004】本発明の目的は、地図記憶媒体を地図記憶
媒体読出装置に装着していなくても表示装置に道路地図
を表示できる車載用ナビゲーション装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明の一実施の形態を示
す図1に対応づけて本発明を説明すると、本発明は、地
図記憶媒体5に記憶されている道路地図データを読み出
す記憶媒体読出装置6と、読み出した道路地図データに
基づいて表示装置9に道路地図を表示させる表示制御手
段1とを備えた車載用ナビゲーション装置に適用され、
地図記憶媒体5に記憶されている道路地図データのう
ち、所定の道路地図範囲に対応する道路地図データを選
択する選択手段と、選択された道路地図データを記憶す
る一時記憶手段7とを備え、一時記憶手段7に記憶され
ている道路地図データに基づいて表示装置9に道路地図
を表示させるように表示制御手段1を構成することによ
り、上記目的は達成される。請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載された車載用ナビゲーション装置におい
て、車載用ナビゲーション装置のメイン電源をオフして
も記憶内容を保持するように一時記憶手段7を構成する
ものである。請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載された車載用ナビゲーション装置において、車
両の現在地を検出する現在地検出手段2〜4を備え、一
時記憶手段7に記憶されている道路地図データの中に、
現在地検出手段2〜4により検出された現在地周辺の道
路地図データが含まれていない場合には、新たな道路地
図データの選択を行うように選択手段を構成し、選択さ
れた新たな道路地図データを記憶するように一時記憶手
段7を構成するものである。請求項4に記載の発明は、
請求項1〜3のいずれか1項に記載された車載用ナビゲ
ーション装置において、一時記憶手段7に記憶されてい
る道路地図データの中に、現在地検出手段2〜4により
検出された現在地周辺の道路地図データが含まれていな
い場合には、選択手段により選択可能な道路地図範囲を
表示装置9に表示させるように表示制御手段1を構成す
るものである。請求項5に記載の発明は、請求項4に記
載された車載用ナビゲーション装置において、選択手段
により選択可能な道路地図範囲を、今まで選択していた
道路地図範囲とは異なる表示形態で表示装置9に表示さ
せるように表示制御手段1を構成するものである。請求
項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記
載された車載用ナビゲーション装置において、地図記憶
媒体5を記憶媒体読出装置6に着脱可能に装着し、選択
手段により選択された道路地図データのすべてが一時記
憶手段7に転送されると、記憶媒体読出装置6からの地
図記憶媒体5の取り外しを許可する許可手段を備えるも
のである。請求項7に記載の発明は、請求項6に記載さ
れた車載用ナビゲーション装置において、地図記憶媒体
5の他に少なくとも音響データを記憶した記憶媒体を記
憶媒体読出装置6に装着可能とし、地図記憶媒体5の取
り外しが許可されると、記憶媒体読出装置6に装着可能
な記憶媒体の一覧を表示装置9に表示させるように表示
制御手段1を構成するものである。請求項8に記載の発
明は、請求項7に記載された車載用ナビゲーション装置
において、記憶媒体読出装置6に装着可能な記憶媒体の
一覧を表示装置9に表示させてから所定時間が経過して
も記憶媒体読出装置6に新たな記憶媒体が装着されない
場合には、一時記憶手段7に記憶されている道路地図デ
ータに基づいて表示装置9に道路地図を表示させるよう
に表示制御手段1を構成するものである。
【0006】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために下記の発明の実施の形態の図を用いたが、これに
より本発明が下記の発明の実施の形態に限定されるもの
ではない。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明による車載用ナビゲ
ーション装置の一実施の形態のブロック図である。図1
において、1は装置全体を制御する制御回路であり、マ
イクロプロセッサおよびその周辺回路から成る。2は車
両の進行方位を検出する方位センサ3や車速を検出する
車速センサ4等のセンサ検出値の増幅等を行うセンサ回
路であり、その出力は制御回路1に入力される。5は異
なる複数の地図縮尺の道路地図データを格納する地図C
D−ROMである。地図CD−ROM5はCD−ROM
装置6に着脱可能に装着され、制御回路1の指示に応じ
てCD−ROM装置6は地図CD−ROM5に格納され
ている道路地図データを読み出す。また、CD−ROM
装置6は、地図CD−ROM5以外の各種のCD−RO
M(音楽CDやビデオCDも含む)の読み出しおよび再
生も可能とされている。
【0008】7は地図CD−ROM5から読み出した道
路地図データを格納するフラッシュメモリである。いっ
たんフラッシュメモリ7に格納されたデータは、電気的
な消去処理を行わない限り、ナビゲーション装置の電源
をオフにしても保持される。8は表示装置9に表示する
ための画像データを格納する画像メモリであり、画像メ
モリ8に格納された画像データは適宜読み出されて表示
装置9に表示される。10は音楽CD等に格納されてい
る音響データに基づいて音声信号を生成する音声出力回
路であり、その音声信号はスピーカ11を介して音声出
力される。
【0009】図2,3はナビゲーション装置のメイン電
源をオンにしたときに制御回路1が行うCD制御処理を
示すフローチャートである。図2のステップS1では、
CD−ROM装置6に地図CD−ROM5が装着された
か否かを判定する。地図CD−ROM5が装着されてい
ない場合にはステップS2に進み、図4のような音楽C
D再生メニューを表示する。次にステップS3では、C
D−ROM装置6に音楽CDが装着されたか否かを判定
し、音楽CDが装着されていない場合にはステップS1
に戻り、装着された場合にはステップS4に進んで音楽
CDの再生を開始する。
【0010】ステップS5では、道路地図の表示が使用
者により指示されたか否かを判定する。この判定は、図
4の音楽CDの設定メニュー上の「地図」と描かれたタ
ッチパネルスイッチSW1を使用者が指で触れたか否か
により行う。ステップS5の判定が否定されるとステッ
プS4に戻り、判定が肯定されるとステップS6に進
む。ステップS6では、タイマ計測を開始する。このタ
イマは、使用者が道路地図の表示を指示してから地図C
D−ROM5を装着するまでの時間を計測するために用
いる。
【0011】ステップS7では、CD−ROM装置6に
地図CD−ROM5が装着されたか否かを判定する。地
図CD−ROM5が装着されていない場合にはステップ
S8に進み、タイマがタイムアウトしたか否か、すなわ
ち使用者が道路地図の表示を指示してから所定時間が経
過したか否かを判定する。タイムアウトした場合にはス
テップS9に進み、音楽CDの再生を継続して行うとと
もに図4のような音楽CD再生メニューを表示し、ステ
ップS5に戻る。一方、ステップS8でタイムアウトし
ていないと判定されるとステップS10に進み、地図C
D−ROM5の装着を促す図5のような画面を表示装置
9に表示してステップS7に戻る。
【0012】ステップS1またはS7で地図CD−RO
M5が装着されたと判定されると図3のステップS11
に進み、図6のように日本全土を複数の領域に区分けし
た領域選択メニューを表示する。ステップS12では、
使用者の指示に応じて領域の選択を行う。例えば、表示
装置9に表示された複数の領域のそれぞれをタッチパネ
ルスイッチにしておき、いずれかの領域を使用者が指で
選択すると、その領域を異なる色(図6の斜線部)で表
示するとともに、その領域を道路地図の表示範囲として
選択する。
【0013】ステップS13では、選択した領域に対応
する道路地図データを地図CD−ROM5から読み出し
てフラッシュメモリ7に転送する。ステップS14で
は、選択した領域に対応する道路地図データのすべてを
フラッシュメモリ7に転送したか否かを判定し、転送が
終了した場合にはステップS15に進む。
【0014】ステップS15では、図7のようなCD−
ROM入れ替えメニューを表示する。ステップS16で
は、入れ替えメニューを表示してから使用者がCD−R
OMを入れ替えるまでの時間を計測するためにタイマ計
測を開始する。ステップS17では、CD−ROM装置
6に地図CD−ROM5以外のCDまたはCD−ROM
が装着されたか否かを判定する。装着されていない場合
はステップS18に進み、タイマがタイムアウトしたか
否かを判定する。タイムアウトしていない場合はステッ
プS17に戻り、タイムアウトした場合はステップS1
9に進み、フラッシュメモリ7に格納されている道路地
図データに基づいて表示装置9に道路地図を表示する。
一方、ステップS17で地図CD−ROM5以外のCD
またはCD−ROMが装着されたと判定されるとステッ
プS20に進み、ステップS19と同様に道路地図を表
示した後、ステップS21に進んで音楽CDの再生を行
う。
【0015】図8,9,10は図2,3の処理を行った
後の車両走行中に制御回路1が行う地図書き換え処理を
示すフローチャートである。図8のステップS101で
は、フラッシュメモリ7に格納されている道路地図デー
タに基づいて車両の現在地周辺の道路地図を表示する。
ステップS102では、CD−ROM装置6に音楽CD
が装着されている場合には使用者の指示に応じて音楽C
Dの再生を行う。
【0016】ステップS103では、車速センサ4や方
位センサ3等によるセンサ検出値をセンサ回路2を介し
て取り込む。ステップS104では、ステップS103
で取り込んだ各種センサの検出値とフラッシュメモリ7
に格納されている道路地図データとに基づいてマップマ
ッチング処理を行い、車両の現在地を特定する。ステッ
プS105では、車両の現在地周辺の道路地図データが
フラッシュメモリ7に格納されているか否かを判定す
る。格納されている場合はステップS106に進み、車
両の現在地周辺の道路地図をフラッシュメモリ7から読
み込んで表示装置9に表示してステップS103に戻
る。一方、ステップS105で現在地周辺の道路地図デ
ータがフラッシュメモリ7に格納されていないと判定さ
れるとステップS107に進み、図7のようなCD−R
OM入れ替えメニューを表示する。
【0017】ステップS108では、CD−ROM装置
6に地図CD−ROM5が装着されたか否かを判定す
る。地図CD−ROM5が装着されていない場合は図9
のステップS109に進み、図11のような警告メニュ
ーを表示して地図CD−ROM5の装着を促した後、ス
テップS110に進む。ステップS110では、図4の
ような音楽CD再生メニューを表示する。ステップS1
11では、音楽CDが装着されたか否かを判定する。音
楽CDが装着されていない場合はステップS107に戻
って図7のようなCD−ROM入れ替えメニューを表示
する。
【0018】ステップ111で音楽CDが装着されたと
判定されるとステップS112に進み、音楽CDの再生
を開始する。ステップS113では、道路地図の表示が
使用者により指示されたか否かを判定し、指示された場
合はステップS114に進み、タイマ計測を開始する。
ステップS115では、地図CD−ROM5が装着され
たか否かを判定する。装着されていない場合はステップ
S116に進み、タイマがタイムアウトしたか否かを判
定する。タイムアウトしていない場合はステップS11
7に進み、図5のような地図CD−ROM5の装着を促
す画面を表示装置9に表示してステップS115に戻
る。一方、ステップS116でタイムアウトしたと判定
されるとステップS112に戻って音楽CDの再生を継
続して行う。
【0019】一方、図8のステップS108で地図CD
−ROM5がCD−ROM装置に装着されていると判定
されると図10のステップS118に進み、図6のよう
に日本全土を複数の領域に区分けした領域選択メニュー
を表示する。その表示の際、今まで選択していた領域と
新たなに選択可能な領域とをそれぞれ別々の色で表示
し、車両の現在地周辺の領域を的確に選択できるように
する。なお、色を変える代わりに、図12のようにハッ
シュ形状を変えてもよい。
【0020】以後、ステップS119〜S128では、
図3のステップS12〜S21と同様の処理を行う。す
なわち、新たに選択された領域に対応する道路地図デー
タを地図CD−ROM5から読み出してフラッシュメモ
リ7に転送し、その後にCD−ROM入れ替えメニュー
を表示して地図表示および音楽CDの再生を行う。
【0021】上記実施の形態では、地図CD−ROM5
がCD−ROM装置に装着されていない場合には、音楽
CDの再生メニューを表示しているが、音楽CD以外の
CDやCD−ROM(例えば、ビデオCDやDVD等)
の再生メニューを表示してもよい。
【0022】以上に説明したように、図2,3,8〜1
0の処理では、CD−ROM装置に地図CD−ROM5
が装着されている場合には、日本全土を複数の領域に区
分けして表示し、いずれかの領域を使用者が選択する
と、その領域に対応する道路地図データを地図CD−R
OM5から読み出してフラッシュメモリ7に格納する。
車両が走行を開始すると、車両位置周辺の道路地図デー
タをフラッシュメモリ7から読み出して表示装置9に表
示する。一方、車両位置に対応する道路地図データがフ
ラッシュメモリ7に格納されていない場合は図7のCD
−ROM入れ替えメニューを表示し、新たな領域を使用
者に選択させる。そして、その選択領域に対応する道路
地図データをフラッシュメモリ7に格納する。
【0023】このように、本実施の形態では、フラッシ
ュメモリ7に格納された道路地図データに基づいて道路
地図を表示するため、ナビゲーション処理の最中にCD
−ROM装置から地図CD−ROM5を取り外して他の
CDやCD−ROMを装着しても、支障無くナビゲーシ
ョン処理を継続できる。また、車両位置周辺の道路地図
データがフラッシュメモリ7に格納されていない場合に
は、CD−ROM入れ替えメニューを表示するため、こ
のメニューが表示されるまではCD−ROM装置を他の
目的で使用できる。また、必要以上にフラッシュメモリ
7のメモリ容量を大きくする必要もなくなる。
【0024】上記実施の形態では、車両位置に対応する
道路地図データがフラッシュメモリ7に格納されていな
い場合には、図7のCD−ROM入れ替えメニューを表
示して使用者に新たな領域を選択させているが、車速セ
ンサ4等を用いて検出した車両位置に基づいて自動的に
新たな領域を選択してもよい。
【0025】上記実施の形態では、一時記憶手段として
不揮発性のフラッシュメモリ7を用いたが、バッテリバ
ックアップされたSRAMを用いてもよい。また、記憶
媒体としてCD−ROMを用いる代わりに、メモリカー
ドやカートリッジ式のハードディスク等を用いてもよ
い。
【0026】このように構成した一実施の形態にあって
は、地図CD−ROM5が地図記憶媒体に、CD−RO
M装置6が記憶媒体読出装置に、制御回路1が表示制御
手段に、図3のステップS11,S12が選択手段に、
フラッシュメモリ7が一時記憶手段に、方位センサ2、
車速センサ3およびセンサ回路4が現在地検出装置に、
図3のステップS15が許可手段に、それぞれ対応す
る。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、地図記憶媒体に記憶されている道路地図データを
いったん一時記憶手段に転送し、一時記憶手段に記憶さ
れている道路地図データに基づいて道路地図を表示する
ため、記憶媒体読出装置に地図記憶媒体を装着していな
くてもナビゲーション処理を行うことができ、ナビゲー
ション処理の最中に記憶媒体読出装置を他の目的、例え
ばオーディオ用に利用できる。請求項2に記載の発明に
よれば、車載用ナビゲーション装置のメイン電源を切っ
ても一時記憶手段の記憶内容は保持されるため、メイン
電源を投入するたびに地図記憶媒体から一時記憶手段に
道路地図データを転送しなくて済み、道路地図の描画を
高速に行うことができる。請求項3に記載の発明によれ
ば、一時記憶手段に記憶されている道路地図データの中
に現在地周辺の道路地図データが含まれていない場合に
は、新たな道路地図データを選択して一時記憶手段の記
憶内容を入れ替えるため、常に一時記憶手段の記憶内容
に基づいて車両の現在地周辺の道路地図を表示できる。
請求項4に記載の発明によれば、一時記憶手段に記憶さ
れている道路地図データの中に現在地周辺の道路地図デ
ータが含まれていない場合には、選択手段により選択可
能な道路地図範囲を表示装置に表示するため、使用者は
どの範囲を選択すればよいかを簡易かつ迅速に把握でき
る。請求項5に記載の発明によれば、新たに選択可能な
道路地図範囲を今まで選択していた道路地図範囲とは異
なる表示形態で表示するため、車両の現在地周辺が表示
されるような範囲を常に正確に選択できる。請求項6に
記載の発明によれば、一時記憶手段への道路地図データ
の転送が終了すると、記憶媒体読出装置から地図記憶媒
体を取り外して他の記憶媒体を装着できるようにしたた
め、例えばナビゲーション処理の最中に記憶媒体読出装
置で音楽を演奏することも可能となる。請求項7に記載
の発明によれば、一時記憶手段への道路地図データの転
送が終了すると、記憶媒体読出装置に装着可能な記憶媒
体の一覧を表示するため、新たな記憶媒体の選択が容易
になる。請求項8に記載の発明によれば、装着可能な記
憶媒体の一覧を表示してから所定時間が経過しても新た
な記憶媒体が装着されない場合には、自動的に道路地図
の表示に切り換えるため、使用者によるスイッチ操作が
不要となり、使い勝手がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車載用ナビゲーション装置の一実施の形態のブ
ロック図。
【図2】ナビゲーション装置のメイン電源をオンにした
ときに制御回路が行うCD制御処理を示すフローチャー
ト。
【図3】図2に続くフローチャート。
【図4】音楽CD再生メニューの例を示す図。
【図5】地図CD−ROMの装着を促す画面表示を示す
図。
【図6】領域選択メニューの例を示す図。
【図7】CD−ROM入れ替えメニューの例を示す図。
【図8】車両走行中に制御回路が行う地図書き換え処理
を示すフローチャート。
【図9】図8に続くフローチャート。
【図10】図9に続くフローチャート。
【図11】警告メニューの例を示す図。
【図12】領域選択メニューの例を示す図。
【符号の説明】
1 制御回路 2 センサ回路 3 方位センサ 4 車速センサ 5 地図CD−ROM 6 CD−ROM装置 7 フラッシュメモリ 8 画像メモリ 9 表示装置 10 音声出力回路 11 スピーカ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図記憶媒体に記憶されている道路地図
    データを読み出す記憶媒体読出装置と、 前記読み出した道路地図データに基づいて表示装置に道
    路地図を表示させる表示制御手段とを備えた車載用ナビ
    ゲーション装置において、 前記地図記憶媒体に記憶されている道路地図データのう
    ち、所定の道路地図範囲に対応する道路地図データを選
    択する選択手段と、 前記選択された道路地図データを記憶する一時記憶手段
    とを備え、 前記表示制御手段は、前記一時記憶手段に記憶されてい
    る道路地図データに基づいて前記表示装置に道路地図を
    表示させることを特徴とする車載用ナビゲーション装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された車載用ナビゲーシ
    ョン装置において、 前記一時記憶手段は、前記車載用ナビゲーション装置の
    メイン電源をオフしても記憶内容を保持することを特徴
    とする車載用ナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載された車載用ナ
    ビゲーション装置において、 車両の現在地を検出する現在地検出手段を備え、 前記選択手段は、前記一時記憶手段に記憶されている道
    路地図データの中に、前記現在地検出手段により検出さ
    れた現在地周辺の道路地図データが含まれていない場合
    には、新たな道路地図データの選択を行い、 前記一時記憶手段は、前記選択された新たな道路地図デ
    ータを記憶することを特徴とする車載用ナビゲーション
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載され
    た車載用ナビゲーション装置において、 前記表示制御手段は、前記一時記憶手段に記憶されてい
    る道路地図データの中に、前記現在地検出手段により検
    出された現在地周辺の道路地図データが含まれていない
    場合には、前記選択手段により選択可能な道路地図範囲
    を前記表示装置に表示させることを特徴とする車載用ナ
    ビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された車載用ナビゲーシ
    ョン装置において、 前記表示制御手段は、前記選択手段により選択可能な道
    路地図範囲を、今まで選択していた道路地図範囲とは異
    なる表示形態で前記表示装置に表示させることを特徴と
    する車載用ナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載され
    た車載用ナビゲーション装置において、 前記地図記憶媒体は、前記記憶媒体読出装置に着脱可能
    に装着され、 前記選択手段により選択された道路地図データのすべて
    が前記一時記憶手段に転送されると、前記記憶媒体読出
    装置からの前記地図記憶媒体の取り外しを許可する許可
    手段を備えることを特徴とする車載用ナビゲーション装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載された車載用ナビゲーシ
    ョン装置において、 前記記憶媒体読出装置には、前記地図記憶媒体の他に少
    なくとも音響データを記憶した記憶媒体が装着可能とさ
    れ、 前記表示制御手段は、前記地図記憶媒体の取り外しが許
    可されると、前記記憶媒体読出装置に装着可能な記憶媒
    体の一覧を表示装置に表示させることを特徴とする車載
    用ナビゲーション装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載された車載用ナビゲーシ
    ョン装置において、 前記表示制御手段は、前記記憶媒体読出装置に装着可能
    な記憶媒体の一覧を前記表示装置に表示させてから所定
    時間が経過しても前記記憶媒体読出装置に新たな記憶媒
    体が装着されない場合には、前記一時記憶手段に記憶さ
    れている道路地図データに基づいて前記表示装置に道路
    地図を表示させることを特徴とする車載用ナビゲーショ
    ン装置。
JP21338395A 1995-08-22 1995-08-22 車載用ナビゲーション装置 Pending JPH0962183A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21338395A JPH0962183A (ja) 1995-08-22 1995-08-22 車載用ナビゲーション装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21338395A JPH0962183A (ja) 1995-08-22 1995-08-22 車載用ナビゲーション装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0962183A true JPH0962183A (ja) 1997-03-07

Family

ID=16638298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21338395A Pending JPH0962183A (ja) 1995-08-22 1995-08-22 車載用ナビゲーション装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0962183A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006343199A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Denso Corp カーナビゲーション装置
US7171305B2 (en) 2003-04-18 2007-01-30 Alpine Electronics, Inc. Navigation apparatus and access method to map data therein
WO2013179869A1 (ja) * 2012-05-30 2013-12-05 日本精機株式会社 データ処理装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7171305B2 (en) 2003-04-18 2007-01-30 Alpine Electronics, Inc. Navigation apparatus and access method to map data therein
JP2006343199A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Denso Corp カーナビゲーション装置
WO2013179869A1 (ja) * 2012-05-30 2013-12-05 日本精機株式会社 データ処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03184200A (ja) 車載ナビゲーション装置
EP0200706B1 (fr) Système de commande de changeur de disques
US6310617B1 (en) Display method, method of storing image information, display apparatus, navigation apparatus and automobile
JPH03184199A (ja) 車載ナビゲーション装置
JP3970983B2 (ja) ナビゲーションシステム
JPH0962183A (ja) 車載用ナビゲーション装置
JP3341955B2 (ja) ナビゲーション装置
JP2868275B2 (ja) 車載用画像情報表示装置
JP2006129223A (ja) コンテンツ再生音量設定装置及び車載用コンテンツ再生システム
JP2005038478A (ja) コンテンツデータ管理装置、コンテンツデータ管理方法、およびプログラム
JPH10239073A (ja) 表示方法、画像情報記憶方法、表示装置、ナビゲーション装置及び自動車
JP2007055508A (ja) 車載機器
JP3081267B2 (ja) 車載用情報再生装置
JP4610175B2 (ja) 情報記録再生装置
JP3594374B2 (ja) ナビゲーション装置
EP1047073A2 (en) Reproduction apparatus
JP3815478B2 (ja) ディスクチェンジャー装置
JP3607195B2 (ja) ナビゲーション装置
JP5016867B2 (ja) 車載用オーディオ装置およびナビゲーション装置
JP2000348067A (ja) 車両環境データ記憶システム
JP3172675B2 (ja) スピーカ出力表示装置
KR100670638B1 (ko) 카 네비게이션 시스템 및 그의 디브이디 타이틀 재생방법
JP3996368B2 (ja) オーディオナビゲーション装置、オーディオ装置、及びナビゲーション情報を用いたオーディオ制御方法
JP4282296B2 (ja) 音響機器用表示装置
JPH06201390A (ja) ナビゲーション装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040817

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050111