JPH0961688A - レンズ鏡筒 - Google Patents

レンズ鏡筒

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JPH0961688A
JPH0961688A JP7218988A JP21898895A JPH0961688A JP H0961688 A JPH0961688 A JP H0961688A JP 7218988 A JP7218988 A JP 7218988A JP 21898895 A JP21898895 A JP 21898895A JP H0961688 A JPH0961688 A JP H0961688A
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聡 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定絞りの設置方法を改良したレンズ鏡筒を
提供する。 【解決手段】 外周に開口(23)を有する固定筒(2
0)と、開口部(23)を通して固定筒内部へ挿入さ
れ、固定筒の外周面において固定される固定絞り(9
0)とを備え、固定絞りは、固定筒内を通過する光量を
制限する絞り部(97)と、絞り部を支持する支持部
(93)と、支持部に設けられ、固定筒に外部より固定
される固定部(91)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ鏡筒に関
し、特に、固定絞りを備えたレンズ鏡筒に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のレンズ鏡筒は、例えば、
図7に示すような構造を有するものがあった。ここで、
図7は、従来のレンズ鏡筒の部分断面図である。以下、
この図7を用いて、従来のレンズ鏡筒の構成について説
明する。レンズ鏡筒15は、固定筒20の内周側に、レ
ンズ室30を介して固定レンズ群L1を保持している。
また、固定筒20は、固定レンズ群L1が設置される位
置より光軸後方において開口部21を備えている。開口
部21は、後述するフィルターホルダ60をレンズ鏡筒
15に挿入する部位であり、光軸前方及び後方の両側面
において、フィルターホルダ60を固定筒20に固定す
るホルダ固定板50が取り付けられている。
【0003】図8は、ホルダ固定板50の斜視図であ
る。ホルダ固定板50は、長方形の板材をその長辺の途
中においてほぼ直角に折り曲げた形状を有している。ま
た、ホルダ固定板50は、折り部を挟んだ一方の部位に
おいて大きさの異なる溝51、52を有し、他方の部位
にビスを通す孔部53を2つ有している。孔部53を有
する部位は、固定筒20の外周面に位置し、ビス54に
よって固定筒20へ固定される。フィルターホルダ60
は、通過する光の光学特性を調整するフィルタ70を保
持する部材である。図に見られるように、フィルターホ
ルダ60は、主にホルダ本体63、つまみ61、シャフ
ト62、ひっかけ板65等から構成される。
【0004】つまみ61は、フィルタホルダ60の最上
部に取り付けてあり、フィルタホルダ60をレンズ鏡筒
15へ着脱するときに、操作者が握る部位である。つま
み61は、その下部にシャフト62を取り付けており、
また、シャフト62は、フィルタ70を装着するホルダ
本体63をその外周面に、ひっかけ板65をその先端
に、それぞれ取り付けている。ひっかけ板65は、長方
形の形状をした部材であり、ホルダ本体63の光軸方向
の幅より、その長辺は長く、短辺は短い。
【0005】弾性部材64は、圧縮バネ等であり、つま
み61とホルダ本体63との間に設けてある。これによ
り、つまみ61は、ホルダ本体63に対して常に図面上
方に加圧された状態におかれる。この結果、つまみ61
とシャフト62を介して連結しているひっかけ板65
も、図面上方への力を受けている。図7において、ひっ
かけ板65は、その長辺が光軸と平行となるように配置
してある。この場合には、ひっかけ板65は、長辺の端
部をホルダ固定板50の溝51に挿入している状態とな
っている。従って、フィルターホルダ60は、レンズ鏡
筒15に振動が加わった場合にもレンズ鏡筒15からは
ずれることがなく、また、不用意に引き抜かれることも
ない。
【0006】フィルターホルダ60をレンズ鏡筒15よ
り取り外す場合は、まずつまみ20を光軸方向に押し下
げる。これによりひっかけ板65の端部は、溝51より
外れ溝52の中に位置する。この結果、つまみ20及び
ひっかけ板65は、シャフト62を中心に90°回転さ
せることが可能となり、ひっかけ板65の短辺が光軸と
平行となるようにすると、フィルターホルダ60をレン
ズ鏡筒15より引き抜くことが可能になる。
【0007】一方、レンズ鏡筒15は、固定レンズ群L
1とフィルターホルダ60の間において、固定絞り板4
0を備えている。固定絞り板40は、固定筒20内を通
過する光量を制限するための部材であり、円盤状の板の
中央に、光を通過させるための円形開口を設けたもので
ある。固定絞り板40の開口径及び設置位置は、レンズ
鏡筒15が備える光学系の特性等により一義的に決まる
ものであり、そのために、固定絞り板40は、固定筒2
0の内部に固定される部材である。図7は、固定絞り板
40を固定筒20に固定する一般的な方法を示してお
り、これによれば、固定筒20は、固定絞り板40を設
置すべき位置に段付部22を備え、固定絞り板40は、
固定筒20の前方より挿入され、段付部22にビス41
を用いて固定されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のレンズ鏡筒は、固定絞り板40を固定筒20内に固定
するのに、段付部22を設け、さらに段付部22にビス
41を取り付けるためにタップをたてなければならな
い。これらの作業は、全て固定筒20内部において行わ
れるため、加工が困難であり、さらに、その後に続く固
定絞り板40の組立作業も容易ではないという問題があ
った。また、図7に示した従来例のように、固定絞り板
40がフィルターホルダ60に隣接する位置に配置され
る場合は、固定筒20の狭小な部位に、多数の部品を取
り付けることとなり、その部位における固定筒20の形
状が複雑化し、やはり、加工及び組立作業が困難になる
という問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、外周に開口部(23)を有
する固定筒(20)と、開口部を通して固定筒内部へ挿
入され、固定筒の外周面において固定される固定絞り
(90、100)とを備えることを特徴としている。請
求項2に係る発明は、請求項1に記載のレンズ鏡筒であ
って、固定絞りは、固定筒内を通過する光量を制限する
絞り部(97、107)と、絞り部を支持する支持部
(93、103)と、支持部に設けられ、固定筒に外部
より固定される固定部(91、101)とを有すること
を特徴としている。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項2に記載の
レンズ鏡筒において、開口部より固定筒に挿入されるフ
ィルターホルダ(60)を備え、固定絞りの支持部は、
フィルターホルダの前面又は後面に隣接し、フィルター
ホルダを固定筒に固定するホルダ固定部材を兼ねること
を特徴としている。請求項4に係る発明は、外周に開口
部(23)を有する固定筒(20)と、開口部より固定
筒に挿入されるフィルターホルダ(60)と、開口部に
設置され、挿入されたフィルターホルダを固定筒に固定
するホルダ固定部材(91、93、101、103)
と、固定筒内を通過する光量を制限する固定絞り板(9
7、107)とを備えたレンズ鏡筒において、ホルダ固
定部材と固定絞り板とは、一体であることを特徴として
いる。
【0011】請求項5に係る発明は、請求項2から請求
項4のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒において、絞り
部又は固定絞り板は、支持部又はホルダ固定部材との間
に、絞り部又は固定絞り板の光軸方向位置を調整する位
置調整部(96)を有することを特徴としている。請求
項6に係る発明は、請求項2〜5のいずれか1項に記載
のレンズ鏡筒において、絞り部又は固定絞り板は、支持
部若しくはホルダ固定部材又は位置調整部が設けられて
いる部位と異なる部位において、固定筒の内周によって
支持される位置決め部(99)を有することを特徴とし
ている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、実施形
態について、さらに詳しく説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明に係る第1実施形態を
示した図であり、レンズ鏡筒の部分断面図である。ま
た、図2は、本実施形態において用いる固定絞り90を
示した斜視図である。なお、以下に参照する図面におい
て、従来例で既に記述したのと同様な機能を果たす部分
には、同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略す
る。
【0013】第1実施形態は、固定部91、支持部9
3、位置調整部96を付加した固定絞り90を用いてい
る点、及び、開口部23の幅が固定絞り90の幅より広
い点において、従来のレンズ鏡筒と異なっている。以
下、固定絞り90の構成について説明する。
【0014】固定部91は、固定絞り90を固定筒20
へ固定する部位である。固定部91は、支持部93に対
してほぼ直角となる用に配置されており、ビスを通すた
めの2つの孔部92を備えている。図1に示すように、
固定部91は、固定筒20の外周面に、ビス98によっ
て固定される。支持部93は、固定部91と位置調整部
96との間に位置し、位置調整部96を介して絞り部9
7を支持する部位である。支持部93は、固定絞り90
が固定筒20に固定された状態において、開口部23の
光軸前方の側面に接する。これにより、支持部93は、
固定絞り90が安定に固定筒20へ設置されることにも
寄与している。また、支持部93は、そのほぼ中央にお
いて溝部94及び溝部94より大きい溝部95を有して
いる(図2)。この溝部94及び95は、従来例におけ
る溝51および52と同等の機能を果たす部位である。
つまり、支持部93は、従来例におけるホルダ固定部材
の機能をも兼ねているのである。
【0015】位置調整部96は、支持部93に対して一
定の角度をもって光軸前方へ傾斜するよう支持部93と
絞り部97の間に配置されている部材である。位置調整
部96は、このように傾斜した状態となることにより、
絞り部97を支持部93と異なる光軸方向位置において
保持している。つまり、位置調整部96の傾斜及び長さ
を適切に設定することにより、固定部91及び支持部9
3が設置されている位置に関わりなく、絞り部97の配
置される位置を設定することが可能となっている。ここ
で、位置調整部96の傾斜を調整するとは、位置調整部
96を光軸に対してほぼ平行に配置することから、光軸
に対してほぼ垂直下方に配置することまでを含む。
【0016】絞り部97は、固定筒20を通過する光量
を制限するための部材、すなわち、従来例の固定絞り板
40と同等の機能を果たす部材であり、円盤状の板材の
中央に、光を通過させるための円形開口を設けたもので
ある。絞り部97は、その開口部の中心が光軸と一致す
るように、また、その面が光軸に対してほぼ直角となる
ように、固定筒20内へ配置されている。
【0017】図5は、固定絞り90を固定筒20に取り
付ける様子を模式的に示した図である。本実施形態にお
いて、固定筒20に設けられた開口部23は、固定絞り
90の絞り部97より幅が広いことから、固定絞り90
は、固定筒20の外部より挿入することが可能となって
いる。固定絞り90を固定筒20に取り付ける場合は、
はじめに絞り部97が固定筒20へ挿入され、次に固定
部91が開口部23の前方における固定筒20の外周面
に設置され、最後に固定部91がビス98によって固定
筒20に固定される。また、本実施形態では、固定絞り
90の取り付けが終了した後に、固定筒20の外周にカ
バー80が取り付けられる(図1)。これにより、固定
部91、ビス98等が外側より見えなくなり、レンズ鏡
筒10の外観を損なうことが防止される。
【0018】以上説明したように、本実施形態におい
て、固定絞り90は、開口部23を通して固定筒20へ
挿入され、外部から固定される。これにより、本実施形
態のレンズ鏡筒は、従来の固定絞り板を固定するための
段付部等を固定筒20の内周に加工する必要がなくな
り、従って、固定筒20の加工が簡単となっている。ま
た、固定絞り90を固定筒20へ取り付ける作業は、全
て固定筒20の外周側において行われるために、固定筒
20の狭小な内周側において、固定絞り板のビス止めを
行うという従来の困難な作業が撤廃され、レンズ鏡筒の
組立性が向上している。
【0019】さらに、固定絞り90の支持部93は、
(位置調整部96を介して)絞り部97を支持するとい
う機能の他に、フィルターホルダ60を固定する機能も
兼用するものとなっている。換言すれば、固定絞り90
は、絞り部97に支持部93、固定部91等を付加する
ことにより、従来のレンズ鏡筒における固定絞り板及び
ホルダ固定板の両機能を兼ね備える部材となっている。
従って、本実施形態では、部品点数が従来と比較して削
減され、また、当然に組み立て工数も削減されており、
レンズ鏡筒を安価に提供することを可能としている。
【0020】また、従来の2部材の機能を1部材に集約
し、その部材の固定部位を1カ所にまとめたことは、従
来例のように固定絞り板40とホルダ固定部材50の2
部材が比較的近い位置において固定筒20に固定される
場合に、従来例より固定筒20の形状を簡素にできるこ
とを意味し、固定筒20の設計及び加工を容易にするも
のでもある。なお、本実施例の固定絞り90は、板部材
から孔部92、溝部94などを打ち抜いた後、固定部9
1と支持部93との間等に折り部を設けることにより容
易に製造されるものであり、この点からも、レンズ鏡筒
を安価に提供することを可能としている。
【0021】(第2実施形態)図3は、本発明に係る第
2実施形態を示したレンズ鏡筒の部分断面図である。ま
た、図4は、本実施形態において用いられる固定絞り9
0を示した斜視図である。本実施形態は、固定絞り90
が位置決め部99を備えている点、及び、固定筒20が
支持部24を備えている点において第1実施形態と異な
っている。位置決め部99は、絞り部97の位置調整部
96が設置されているのと反対の側において絞り部97
より、固定筒20の内周面の方向へ突出している部位で
ある(図4)。また、支持部24は、固定筒20の内周
面に設けられた溝部である(図3)。
【0022】本実施形態において、位置決め部99は、
固定絞り90が固定筒20へ挿入された状態において支
持部24に嵌合する。これにより、絞り部97は、(位
置調整部96を介して)支持部93により支持されると
ともに位置決め部99によっても支持される。従って、
絞り部97は、レンズ鏡筒10に外部から振動が付加さ
れた場合であっても、固定筒20の内部において安定に
保持され、フィルタ70に衝突し、損傷をもたらすこと
がない。また、絞り部97は、固定筒20へ取り付けら
れるときに、傾いたまま取り付けられることがないこと
から、取り付け位置の精度も向上する。
【0023】(第3実施形態)図6は、本発明に係る第
3実施形態において用いられる固定絞り100を示した
斜視図である。第3実施形態は、用いる固定絞り100
が位置調整部96を有さない点において第1実施形態と
異なる。すなわち、固定絞り100は、固定部101、
支持部103及び絞り部107より構成される。
【0024】本実施形態において、固定絞り100は、
固定筒20に外部より挿入し、外部より固定することが
可能である。従って、本発明の固定絞りは、フィルター
ホルダ60の位置に無関係に、光学系の要求に応じた任
意の光軸方向位置においてレンズ鏡筒に装着することが
可能である。換言すると、本実施形態の固定絞り100
は、フィルターホルダを備えるレンズ鏡筒のみならず、
フィルターホルダを備えないレンズ鏡筒にも適用される
ものであり、いずれのレンズ鏡筒においても、固定筒2
0の加工を簡単とし、かつ、固定絞りの固定筒への組立
性を向上させるという効果を奏する。
【0025】(その他の実施形態)なお、本発明は、上
記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態
は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された
技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効
果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技
術的範囲に包含される。
【0026】例えば、第1実施形態において、固定絞り
90は、フィルターホルダ60の光軸前方へ隣接してい
るが、これは、光学系の特性により、フィルターホルダ
60の光軸後方に隣接するものあっても良い。第2実施
形態において、位置決め部99及び支持部24は、絞り
部97を固定筒20内において支持かつ位置決めできる
ものであれば他の形状のものであってもよい。例えば、
位置決め部99は、外径が固定筒20の内径より大きい
絞り部97の外縁部であり、支持部24は、絞り部97
の外縁部を光軸方向に挟むよう固定筒20の内周面に設
けられた溝部であってもよい。また、位置決め部99
は、外径が固定筒20の内径より小さい絞り部97の外
縁部であり、支持部24は、絞り部97の外縁の一部を
光軸方向に挟むよう固定筒20の内周面に設けられた1
対の突起部であってもよい。
【0027】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1及
び請求項2に係る発明によれば、固定絞りは、固定筒の
開口部を通して、固定筒内部へ挿入され、固定筒の外周
面において固定されるので、固定筒の加工が容易であ
り、組立性の良いレンズ鏡筒を提供することが可能とな
った。請求項3に係る発明によれば、固定絞りの支持部
は、フィルターホルダを固定等に固定するホルダ固定部
材を兼ねるので、部品点数が少なく、安価で、組立効率
の良いレンズ鏡筒を提供することが可能となった。
【0028】請求項4に係る発明によれば、ホルダ固定
部材と固定絞り板は、一体である構成としたので、部品
点数が少なく、安価なレンズ鏡筒を提供することが可能
となった。請求項5に係る発明によれば、位置調整部
は、絞り部(又は固定絞り板)の光軸方向位置を調整す
るので、固定部及び支持部が設置されている位置に関係
なく、絞り部の位置を設定することが可能なレンズ鏡筒
を提供することが可能となった。請求項6に係る発明に
よれば、位置決め部は、固定筒の内周によって支持され
るので、絞り部(又は固定絞り板)が安定かつ位置精度
よく取り付けられたレンズ鏡筒を提供することが可能と
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の部分断面図。
【図2】本発明に係る第1実施形態に用いる固定絞りの
斜視図。
【図3】本発明に係る第2実施形態の部分断面図。
【図4】本発明に係る第2実施形態に用いる固定絞りの
斜視図。
【図5】本発明に係るレンズ鏡筒に固定絞りを挿入する
ところを模擬的に示した図。
【図6】本発明に係る第3実施形態に用いる固定絞りの
斜視図。
【図7】従来のレンズ鏡筒の部分断面図。
【図8】従来のレンズ鏡筒で用いられるフィルタ固定板
の斜視図。
【符号の説明】
10 レンズ鏡筒 15 レンズ鏡
筒 20 固定筒 21 開口部 22 段付部 23 開口部 24 支持部 30 レンズ室 40 固定絞り板 41 ビス 50 ホルダ固定部材 51 溝 52 溝 53 孔部 54 ビス 60 フィルタ
ーホルダ 61 つまみ 62 シャフト 63 ホルダ本体 64 弾性部材 65 ひっかけ板 70 フィルタ 80 カバー 90 固定絞り 91 固定部 92 孔部 93 支持部 94 溝部 95 溝部 96 位置調整
部 97 絞り部 98 ビス 100 固定絞り 101 固定部 102 孔部 103 支持部 107 絞り部 L1 固定レンズ群L1

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周に開口部を有する固定筒と、 前記開口部を通して固定筒内部へ挿入され、固定筒の外
    周面において固定される固定絞りと、 を備えることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のレンズ鏡筒であって、 前記固定絞りは、 前記固定筒内を通過する光量を制限する絞り部と、 前記絞り部を支持する支持部と、 前記支持部に設けられ、前記固定筒に外部より固定され
    る固定部と、 を有することを特徴とするレンズ鏡筒。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のレンズ鏡筒において、 前記開口部より固定筒に挿入されるフィルターホルダを
    備え、 前記固定絞りの支持部は、前記フィルターホルダの前面
    又は後面に隣接し、前記フィルターホルダを前記固定筒
    に固定するホルダ固定部材を兼ねる、 ことを特徴とするレンズ鏡筒。
  4. 【請求項4】 外周に開口部を有する固定筒と、 前記開口部より固定筒に挿入されるフィルターホルダ
    と、 前記開口部に設置され、挿入された前記フィルターホル
    ダを前記固定筒に固定するホルダ固定部材と、 前記固定筒内を通過する光量を制限する固定絞り板と、 を備えたレンズ鏡筒において、 前記ホルダ固定部材と前記固定絞り板とは、一体であ
    る、 ことを特徴とするレンズ鏡筒。
  5. 【請求項5】 請求項2から請求項4のいずれか1項に
    記載のレンズ鏡筒において、 前記絞り部又は前記固定絞り板は、前記支持部又は前記
    ホルダ固定部材との間に、前記絞り部又は前記固定絞り
    板の光軸方向位置を調整する位置調整部を有する、 ことを特徴とするレンズ鏡筒。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5のいずれか1項に記載のレ
    ンズ鏡筒において、 前記絞り部又は前記固定絞り板は、前記支持部若しくは
    前記ホルダ固定部材又は前記位置調整部が設けられてい
    る部位と異なる部位において、前記固定筒の内周によっ
    て支持される位置決め部を有する、 ことを特徴とするレンズ鏡筒。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5867318U (ja) * 1981-10-31 1983-05-07 株式会社ニコン ビハインド絞りレンズ
JPH04163429A (ja) * 1990-10-26 1992-06-09 Canon Inc レンズ系とpnフィルターを有するレンズ鏡筒の組み立て方法

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