WO2018181887A1 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
WO2018181887A1
WO2018181887A1 PCT/JP2018/013585 JP2018013585W WO2018181887A1 WO 2018181887 A1 WO2018181887 A1 WO 2018181887A1 JP 2018013585 W JP2018013585 W JP 2018013585W WO 2018181887 A1 WO2018181887 A1 WO 2018181887A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
holder
lens frame
lens
leaf spring
imaging device
Prior art date
Application number
PCT/JP2018/013585
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
優太 中村
晴彦 万代
正人 勝亦
Original Assignee
日本電産コパル株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電産コパル株式会社 filed Critical 日本電産コパル株式会社
Priority to CN201880020624.6A priority Critical patent/CN110446961A/zh
Publication of WO2018181887A1 publication Critical patent/WO2018181887A1/ja

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/02Bodies

Definitions

  • an appropriate urging force can be applied by fixing the urging portion using one linking tool, and the position of the lens frame in the optical axis direction relative to the holder can be adjusted.
  • fixing the urging portion using the lens it is possible to adopt a configuration in which an urging force for fixing the position of the lens frame is applied to the holder.
  • the holder 3 has a leaf spring holding portion 3b and a fixing portion 3c on the upper surface, each of which is recessed from the upper surface in the downward direction (Y direction-side).
  • the extension portion 2a of the leaf spring 2 is held by the leaf spring holding portion 3b, and the protruding portion 2b of the leaf spring 2 is held by the fixing portion 3c.

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Abstract

撮像装置において、レンズを保持するレンズ枠と、前記レンズ枠を保持するホルダと、貫通孔に挿入された連結具によって前記ホルダに保持され、光軸に略垂直な方向に対して前記レンズ枠を前記ホルダに付勢する付勢部と、を備え、前記付勢部は、前記ホルダに対する前記連結具の挿入量に応じて、前記レンズ枠に対して与える付勢力が変化する構成とする。

Description

撮像装置
 本発明の一態様は、撮像装置等に関する。
 カメラなどの撮像装置では、レンズ保持部材(ホルダ)に対してレンズの位置がずれたりすることを防止するため、レンズ保持部材(ホルダ)に対してレンズを固定する手段を有している。この固定手段として、例えば、特許文献1には、鏡筒にネジを押し当ててレンズの位置を固定する構成が開示されている。
特開2014-186212号公報
 しかし、特許文献1に記載の従来の構成では、ネジには多少の余裕があるため、レンズ保持部材に対して固定された撮像素子とレンズとの光軸方向の相対位置を、螺合状態を変化させながら調整しつつ、光軸に直交する方向のレンズの位置をネジによって調整することが困難であった。そのため、レンズの位置の調整に時間を要し、撮像装置の組立時間が長くなってしまうなどの課題があった。また、撮像素子とレンズとの位置調整によるピントの調整にも時間を要するなどの課題があった。
 本発明は、上記の課題などを解決するために次のような手段を採る。なお、以下の説明において、発明の理解を容易にするために図面中の符号等を括弧書きで付記するが、本発明の各構成要素はこれらの付記したものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
 本発明の一の手段は、
 レンズを保持するレンズ枠(1)と、
 前記レンズ枠を保持するホルダ(3)と、
 貫通孔に挿入された連結具(4a、4b)によって前記ホルダに保持され、光軸に略垂直な方向に対して前記レンズ枠を前記ホルダに付勢する付勢部(2)と、を備え、
 前記付勢部は、前記ホルダに対する前記連結具の挿入量に応じて、前記レンズ枠に対して与える付勢力が変化する、
 撮像装置である。
 上記構成の撮像装置では、レンズ枠に保持されたレンズが、付勢部及び連結具によって光軸に垂直な方向に適度に付勢された状態とすることができ、ホルダに対してレンズ枠を光軸方向に移動させやすい構成とすることができる。これにより、レンズのピント調整を従来よりも容易にし、撮像装置の組立時間を短縮することなどが可能となる。ひいては、撮像装置の製造コストを削減することなどが可能となる。また、ホルダに対する連結具の挿入量を変化させることで、光軸に直交する平面での光軸の位置調整も容易に行うことができる。
 上記撮像装置において、好ましくは、
 前記付勢部は、複数の連結具によって前記ホルダに保持されている。
 上記構成の撮像装置によれば、1つの連結具を用いて付勢部を固定することで適度な付勢力を与え、ホルダに対するレンズ枠の光軸方向の位置を調整可能にし、2つの連結具を用いて付勢部を固定することで、ホルダに対してレンズ枠の位置を固定する付勢力を与える構成とすることなどが可能となる。
 上記撮像装置において、好ましくは、
 前記付勢部は、所定方向に延びる延伸部(2a)と、前記延伸部から突出する突出部(2b)を有し、
 前記ホルダは、前記突出部(2b)を移動規制しながら保持する固定部(3c)を有する。
 上記構成の撮像装置によれば、連結具に加え、突出部と固定部とによって付勢部の位置を安定的に固定することができる。また、突出部と固定部とを有する構成とすることで、装置の組立時に組立方向のミスなどが発生することを防止することができる。
 上記撮像装置において、好ましくは、
 前記付勢部が板バネ(2)である。
 上記構成の撮像装置によれば、コイルバネなどの他の付勢部よりも薄い板バネを採用することで、光軸に直交する方向のサイズを比較的小さくすることなどが可能となる。これにより、撮像装置を比較的小型に構成することが可能となる。
 上記撮像装置において、好ましくは、
 前記連結具がネジ(4a、4b)である。
 上記構成の撮像装置によれば、貫通孔へのネジのねじ込み量を変化させることで、付勢部からレンズ枠に与えられる付勢力を調整することができる。これによって、付勢部による付勢力の調整を比較的容易に行うことが可能となる。
 上記撮像装置において、好ましくは、
 受光により撮像する撮像部と、
 前記撮像部を保持する基板と、をさらに備える。
 上記構成の撮像装置によれば、レンズの位置調整を容易に行うことができる構成にすることなどが可能となる。
図1は、撮像装置の外観斜視図である。 図2は、撮像装置の分解斜視図である。 図3は、撮像装置をフロント側から見た平面図である。 図4は、撮像装置を上側から見た平面図である。 図5は、撮像装置を下側から見た平面図である。 図6は、撮像装置をリア側から見た平面図である。 図7は、撮像装置を側面から見た平面図である。 図8は、撮像装置を上側から見た平面図であって、ピント調整前の状態を示す図である。 図9は、撮像装置を上側から見た平面図であって、ピント調整後の状態を示す図である。 図10は、図8及び図9におけるA-Aの断面図である。
 本発明の各実施形態における撮像装置は、板バネ及び連結ネジによって、光軸に垂直な方向に、付勢力を調整可能にしながら、レンズ枠をホルダに対して付勢している点を特徴の一つとしている。
 本発明に係る実施形態について、以下の構成に従って図面を参照しながら具体的に説明する。ただし、以下で説明する実施形態はあくまで本発明の一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定的に解釈させるものではない。なお、各図面において、同一の構成要素には同一の符号を付しており、その説明を省略する場合がある。
 1.実施形態
 2.補足事項
 なお、本明細書では、レンズの中心位置であって、撮像素子に入射する光の中心位置を「光軸」と称する。レンズに対して撮像素子とは反対側に位置する撮像対象を「被写体」と称する。撮像素子に対して被写体が位置する方向を「フロント側」または「光軸方向前方」と称し、被写体に対して撮像素子が位置する方向を「リア側」または「光軸方向後方」と称する。また、説明の便宜上、図中に記載したXYZの方向を適宜使用して説明することがある。Z方向は光軸方向である。X方向及びY方向はいずれも光軸に垂直な方向であって、X方向+側を上側と称し、X方向-側を下側と称する。Y方向を側面と称する。
 <1.実施形態>
 まず、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の撮像装置の外観斜視図である。図2は、撮像装置の分解斜視図である。図3~図7は、撮像装置の平面図であって、図3はフロント側から見た図、図4は上側から見た図、図5は下側から見た図、図6はリア側から見た図、図7は側面から見た図である。図8及び図9は、撮像装置の平面図であって、図8はピント調整前の状態を示し、図9はピント調整後の状態を示す。図10は、図8及び図9のA-Aの位置における断面図である。
 これらの図に示されるように、本実施形態の撮像装置は、レンズ枠1、板バネ2、ホルダ3、連結ネジ4a及び4b、並びに基板5を含んで構成される。
  <レンズ枠1>
 レンズ枠1は、レンズ1aを含む1以上のレンズ、及びその他の光学部材を保持する。レンズ枠1は、光軸方向に伸びる筒状の部材である。
 レンズ枠1は、径方向外側の位置にネジ山1bが形成され(図2、図10参照)、ホルダ3の開口部3aに形成されたネジ山と嵌合している。つまり、レンズ枠1とホルダ3とは螺合している。ホルダ3に対してレンズ枠1を回転させることで、ねじ込み量が変化し、ホルダ3に対するレンズ枠1の光軸方向の位置が変化する。後述するように、撮像素子5aを搭載する基板5はホルダ3に固定されているため、ホルダ3に対するレンズ枠1の光軸方向の位置が変化することで、撮像素子5aとレンズとの位置が変化し、これによってピント調整を行うことができる。
 レンズ1aを含む各レンズは、ガラスまたはプラスチック等の透過性を有する素材で形成され、それぞれ光軸方向前方からの光を屈折させながら光軸方向後方に透過させる光学部材である。光学部材は、レンズを含む。レンズ枠1に保持される光学部材には、レンズ以外に、スペーサ、口径板、及び光学フィルタ(いずれも図示省略)などが含まれる。スペーサは、光軸方向に適度な厚みを有する円板状の部材であり、各レンズの光軸方向の位置を調整する。スペーサは、光軸を含む中心部に開口部を有する。口径板は、通過する光の最外位置を決める。光学フィルタは、所定の波長の光を抑制または遮蔽する。光学フィルタは、例えば、通過する赤外線を抑制する赤外線カットフィルタなどが含まれる。これらの光学部材の数は、任意に変更可能である。
  <板バネ2>
 板バネ2は、光軸に対して垂直な横方向(X方向)に延びる板状の付勢部材である。板バネ2は、レンズ枠1に対して付勢力を与える、横方向に延びる延伸部2aと、延伸部2aから光軸方向前方に向かって延び、さらに横方向に延びるよう突出した突出部2bとを含んで構成される。板バネ2は、ホルダ3の板バネ保持部3b及び固定部3cに保持される。具体的には、板バネ2の延伸部2aは板バネ保持部3bに保持され、突出部2bは固定部3cに保持される。板バネ2は、レンズ枠1と接する中央部近傍に、レンズ枠1の湾曲度に対応した湾曲部を有する。
 板バネ2は、延伸部2aの横方向(X方向)の両端部近傍に、貫通孔2c及び2dを有する(図2参照)。貫通孔2cは円状であって、貫通孔2dは長孔状である。貫通孔2cは、長孔ではない、楕円状または矩形状の貫通孔であっても良い。貫通孔2c及び2dには、それぞれ連結ネジ4a及び4bが上側から挿入され、これによって板バネ2がホルダ3に対して固定される。板バネ2は、板バネ保持部3bに収容されるよう配置される。板バネ2は、板バネ保持部3bに露出したレンズ枠1の上側の位置に接し、レンズ枠1を下側(Y方向-側)に付勢する。つまり、板バネ2によって、レンズ枠1がホルダ3に対して付勢される。板バネ2によって付勢されることで、レンズ枠1はホルダ3に対してがたつかず、安定して保持される。板バネ2は、本発明における「付勢部」の一例である。
 板バネ2かがレンズ枠1に対して与える付勢力は、連結ネジ4a及び4bのねじ込み量(挿入量)によって変化する。つまり、ホルダ3に対する連結ネジ4a及び4bのねじ込み量が多いほど(深く挿入されているほど)、板バネ2からレンズ枠1に与えられる付勢力が強くなる。板バネ2を用いたピント調整の方法については後述する。
  <ホルダ3>
 ホルダ3は、レンズ枠1、及び板バネ2を保持する。ホルダ3は、ネジ6a~6cによって、基板5と取り付けられる。なお、ホルダ3と基板5との連結は、リベットなど、ネジ以外の連結具を用いても良い。
 ホルダ3は、光軸方向に延び、径方向内側にネジ山を有する開口部3aを有する。レンズ枠1は、この開口部3aに光軸方向前方から挿入される。ホルダ3の開口部3aのネジ山は、レンズ枠1の径方向外側のネジ山1bと嵌合する。
 ホルダ3は、上面に、上面から下方向(Y方向-側)に向かって窪んだ形状の、板バネ保持部3b及び固定部3cを有する。板バネ保持部3bには、板バネ2の延伸部2aが保持され、固定部3cには板バネ2の突出部2bが保持される。このように、ホルダ3が固定部3cを有しており、板バネ2が突出部2bを有することで、板バネ2の位置がずれることを効果的に抑制可能である。また、板バネ2が誤った方向で取り付けられることを防止することもできる。
 ホルダ3の板バネ保持部3bの位置には、板バネ2の貫通孔2c及び2dに対応する位置に、上側から下側に向かって延びるネジ孔が形成される。これらのネジ孔には、連結ネジ4a及び4bが挿入される。
  <連結ネジ4a及び4b>
 連結ネジ4a及び4bは、それぞれ板バネ2の貫通孔2c及び2dに上方向(Y方向+側)から挿入され、ホルダ3に形成されたネジ孔に挿入される。連結ネジ4a及び4bは、軸の径方向外側にネジ山を有し、ホルダ3のネジ孔とネジ嵌合する。ホルダ3のネジ孔に対する連結ネジ4a及び4bのねじ込み量(挿入量)を調整することで、板バネ2の位置(Y方向の位置)を調整可能である。
 なお、連結ネジ4a及び4bは、必ずしも2つである必要はなく、2以上の任意の数に変更可能である。ただし、連結ネジ4a及び4bを2つにすることで、板バネ2からレンズ枠1に与えられる付勢力を最小限の構成で調整可能にすることができる。
  <基板5>
 基板5は、撮像素子5a、及びその他の電子部品等を搭載する。撮像素子5aは、レンズ枠1に保持されたレンズ等を透過した光を受け、電気信号に変換して出力する光電変換装置であって、例えばC-MOSセンサまたはCCDなどである。基板5は、ホルダ3に固定状態で連結される。なお、撮像素子5aは、本発明における「撮像部」の一例であって、他の撮像部に置き換えられてもよい。
  <板バネ2を用いたピント調整>
 ここで、本実施形態における、板バネ2を用いたピント調整について説明する。
 図8に示されるように、組立構成におけるピント調整を行う場合には、まず、ホルダ3に対して板バネ2の貫通孔2cに連結ネジ4aを挿入することで、板バネ2の一端を固定する。これによって、板バネ2からレンズ枠1に対して適度な付勢力が与えられることとなる。この状態で、ホルダ3に対するレンズ枠1の挿入量を変化させることで、撮像素子5aと、レンズ枠1に保持されたレンズとの位置を調整し、ピント調整を行う。
 ピント調整が完了したら、図9に示されるように、板バネ2の貫通孔2dに連結ネジ4bを挿入して、連結ネジ4bの挿入を完了する。このとき、連結ネジ4bの挿入量を調整しながら、ピントの微調整を行っても良い。連結ネジ4bを十分に挿入することで、板バネ2からレンズ枠1に対して十分な力が与えられ、レンズ枠1が光軸方向に移動することなく強固に固定することができる。
 このように、連結ネジ4a及び4bの2つを用いた構成において、連結ネジ4aのみを挿入した状態では、レンズ枠1が適度な力量でホルダ3に付勢されることとなるため、撮像素子5aに対するレンズの位置を調整しやすくすることができる。一方、連結ネジ4a及び4bの双方を挿入した状態では、レンズ枠1を強固に固定することができる。さらに、連結ネジ4a及び4bによって、光軸をレンズの中心からずれないようにすることも可能である。
 本実施形態の撮像装置では、レンズ枠1に保持されたレンズが、板バネ2、並びに連結ネジ4a及び4bによって、光軸に垂直な方向(Y方向)に適度に付勢された状態とすることができる。そのため、ホルダ3に対してレンズ枠1を光軸方向(Z方向)に移動させやすい構成とすることができる。これにより、レンズのピント調整を従来よりも容易にし、撮像装置の組立時間を短縮することなどが可能となる。ひいては、撮像装置の製造コストを削減することなどが可能となる。また、ホルダ3に対する連結ネジ4a及び4bの挿入量を変化させることで、光軸の位置調整も容易に行うことができる。また、ピント調整後に、接着剤等を用いてレンズ枠1やホルダ3の固定を行う必要がないため、温度または湿度の変化や、経年劣化により、ピントがずれてしまうことなどを抑制することができる。さらに、ピントの再調整など、リペアしやすい構成とすることができる。
 また、本実施形態の撮像装置では、板バネ2が複数の連結ネジ4a及び4bでホルダ3に保持された構成としている。そのため、一方の連結ネジ(例えば連結ネジ4a)を用いて板バネ2を固定することで適度な付勢力を与え、ホルダ3に対するレンズ枠1の光軸方向の位置を調整可能にすることができる。また、2つの連結ネジ4a及び4bを用いて板バネ2を固定することで、ホルダ3に対してレンズ枠1の位置を強固に固定する付勢力を与える構成とすることができる。
 また、本実施形態の撮像装置では、板バネ2の突出部2bと、ホルダ3の固定部3cとによって、板バネ2の位置を安定的に固定する構成とすることができる。また、突出部2bと固定部3cを有するこうせいとすることで、装置の組立時に板バネ2の組立方向のミスなどが発生することを防止することができる。
 また、本実施形態の撮像装置では、ホルダ3に対してレンズ枠1を付勢する部材として板バネ2を用いているため、コイルバネなどを用いる構成と比較して、光軸に直交する方向のサイズを比較的小さくすることなどが可能となる。これにより、撮像装置を比較的小型に構成することが可能となる。
 また、本実施形態の撮像装置では、ホルダ3に対して板バネ2を連結させるために、連結ネジ4a及び4bを用いているため、連結ネジ4a及び4bのねじ込み量を変化させることで、板バネ2からレンズ枠1に対して与えられる付勢力を調整することができる。これによって、板バネ2による付勢力の調整を比較的容易に行うことができる。
 <2.補足事項>
 以上、本発明の実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明では、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
 上記実施形態の撮像装置では、ホルダ3に対してレンズ枠1がネジ嵌合する構成を例に挙げて説明していたが、ホルダ3とレンズ枠1とはネジ嵌合に代えて、カム嵌合またはその他の方法で嵌合されても良い。
 本発明は、ピントの調整を容易にした撮像装置として好適に利用される。
1…レンズ枠
 1a…レンズ
 1b…ネジ山
2…板バネ
 2a…延伸部
 2b…突出部
 2c、2d…貫通孔
3…ホルダ
 3a…開口部
 3b…板バネ保持部
 3c…固定部
4a、4b…連結ネジ
5…基板
 5a…撮像素子
6a~6c…ネジ

Claims (6)

  1.  レンズを保持するレンズ枠と、
     前記レンズ枠を保持するホルダと、
     貫通孔に挿入された連結具によって前記ホルダに保持され、光軸に略垂直な方向に対して前記レンズ枠を前記ホルダに付勢する付勢部と、を備え、
     前記付勢部は、前記ホルダに対する前記連結具の挿入量に応じて、前記レンズ枠に対して与える付勢力が変化する、
     撮像装置。
  2.  前記付勢部は、複数の連結具によって前記ホルダに保持されている、
     請求項1に記載の撮像装置。
  3.  前記付勢部は、所定方向に延びる延伸部と、前記延伸部から突出する突出部を有し、
     前記ホルダは、前記突出部を移動規制しながら保持する固定部を有する、
     請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
  4.  前記付勢部が板バネである、
     請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5.  前記連結具がネジである、
     請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6.  受光により撮像する撮像部と、
     前記撮像部を保持する基板と、をさらに備える、
     請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の撮像装置。
PCT/JP2018/013585 2017-03-31 2018-03-30 撮像装置 WO2018181887A1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201880020624.6A CN110446961A (zh) 2017-03-31 2018-03-30 拍摄装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017069422A JP2018173432A (ja) 2017-03-31 2017-03-31 撮像装置
JP2017-069422 2017-03-31

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2018181887A1 true WO2018181887A1 (ja) 2018-10-04

Family

ID=63676283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2018/013585 WO2018181887A1 (ja) 2017-03-31 2018-03-30 撮像装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2018173432A (ja)
CN (1) CN110446961A (ja)
WO (1) WO2018181887A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH058515U (ja) * 1991-07-18 1993-02-05 松下電器産業株式会社 レンズ調整装置
JPH0521323U (ja) * 1991-08-13 1993-03-19 旭光学工業株式会社 光学装置の光学部品固定構造
JPH08179180A (ja) * 1994-12-27 1996-07-12 Tochigi Nikon:Kk 一次元撮像素子を用いる画像入力装置用のレンズ鏡筒
JP2003121717A (ja) * 2001-10-12 2003-04-23 Nidec Copal Corp 撮像装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH058515U (ja) * 1991-07-18 1993-02-05 松下電器産業株式会社 レンズ調整装置
JPH0521323U (ja) * 1991-08-13 1993-03-19 旭光学工業株式会社 光学装置の光学部品固定構造
JPH08179180A (ja) * 1994-12-27 1996-07-12 Tochigi Nikon:Kk 一次元撮像素子を用いる画像入力装置用のレンズ鏡筒
JP2003121717A (ja) * 2001-10-12 2003-04-23 Nidec Copal Corp 撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018173432A (ja) 2018-11-08
CN110446961A (zh) 2019-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107949799B (zh) 镜保持机构
US20200225439A1 (en) Imaging device
JP5031510B2 (ja) レンズユニット、レンズユニットの組立方法、撮像モジュールおよび撮像機器
JP2011095617A (ja) レンズ装置
JP6517866B2 (ja) 撮像装置
WO2018181887A1 (ja) 撮像装置
WO2018135452A1 (ja) 撮像装置
JP6967424B2 (ja) 撮像装置
JP6702787B2 (ja) 撮像装置
WO2018135453A1 (ja) 撮像装置
JP2019028416A (ja) 撮像装置
WO2018135451A1 (ja) 撮像装置
WO2018135454A1 (ja) 撮像装置
KR101423693B1 (ko) 광축 조절식 렌즈경통
JP2018132747A (ja) 撮像装置
JP2017134387A (ja) レンズ鏡筒
CN110892707B (zh) 拍摄装置
JP2018087889A (ja) 撮像装置
CN107949798B (zh) 反射镜及镜保持机构
JP2017083638A (ja) レンズ保持機構、レンズ鏡筒、及び、撮影装置
JP2019020529A (ja) 撮像装置
WO2019022104A1 (ja) 撮像装置
WO2018181886A1 (ja) 撮像装置
WO2019021702A1 (ja) 撮像装置
JP2019040072A (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 18774479

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

122 Ep: pct application non-entry in european phase

Ref document number: 18774479

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1