JPH0960423A - 引戸枠の枠材 - Google Patents

引戸枠の枠材

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JPH0960423A
JPH0960423A JP21914095A JP21914095A JPH0960423A JP H0960423 A JPH0960423 A JP H0960423A JP 21914095 A JP21914095 A JP 21914095A JP 21914095 A JP21914095 A JP 21914095A JP H0960423 A JPH0960423 A JP H0960423A
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Susumu Yamauchi
進 山内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧材を角部でもシャープに折曲して化粧材
を表面に密着させて奇麗な外観にする。 【解決手段】 枠材9の内面側に引戸の端縁が収まる凹
溝10を凹設する。枠材9の内面側の表面に沿ってシー
ト状の化粧材11を貼る。枠材9の出隅や入隅の角部に
対応する部分では化粧材11の裏面側に設けたV字状の
折曲溝12で折り曲げて角部に沿わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引戸枠を形成する
とき用いる枠材の構造に関し、詳しくは上枠や縦枠とし
て用いる枠材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は片引きの引戸装置の一例を示すも
のである。壁1には開口2とに引戸収納凹部3が設けら
れており、開口2及び引戸収納凹部3の周囲には引戸枠
4が装着されている。本例の場合、引戸枠4は上枠4
a、左の縦枠4b、右の縦枠4c,4d及び敷居4eに
て形成されている。上枠4aや左右の縦枠4b,4c,
4dと壁1の表面との間には額縁5を装着して仕舞って
ある。額縁5は上枠4aや縦枠4b,4c,4dの差し
込み溝6に挿着して固定される。引戸枠4には引戸17
が開閉自在に配置され、引戸17の下端の戸車7が敷居
4eの走行溝8に走行自在にはめ込まれている。また上
枠4aや縦枠4bとなる枠材9には引戸17の端縁が収
まる凹溝10を設けてあり、引戸17を閉めた状態で明
かりが漏れたりしない構造にしてある。
【0003】ところで、引戸枠4を構成する枠材9は図
8に示すように露出する面の外観をよくするために塩化
ビニルシートのような化粧シート11′がラッピングさ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、凹溝10を
有する枠材9の場合、出隅や入隅の角部が多数存在し、
化粧シート11′を単に沿わせて貼るだけでは枠材9の
表面にぴったり密着するように貼ることができず、角部
に丸みができて奇麗な外観とならないという問題があ
る。
【0005】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あって、化粧材を角部でもシャープに折曲して化粧材を
表面に密着させて奇麗な外観にすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明引戸枠の枠材は、枠材9の内面側に引戸17の
端縁が収まる凹溝10が凹設され、枠材9の内面側の表
面に沿ってシート状の化粧材11が貼られ、枠材9の出
隅や入隅の角部に対応する部分では化粧材の裏面側に設
けたV字状の折曲溝12で折り曲げられて角部に沿わせ
られたことを特徴とする。このようにすることで化粧材
11が枠材9の角部に対応する部分ではV字状の折曲溝
12にて折り曲げて折曲され、角部に沿ってシャープに
折り曲げて化粧材11が貼られ、凹溝10を有する枠材
9でも外観よく化粧材11を密着させて貼ることができ
る。
【0007】また枠材9の凹溝10の両側の入隅部分に
小突起13が設けられて小突起13に折曲溝12が沿わ
せられたことを特徴とすることも好ましい。このように
することで入隅のために折曲溝12で化粧材11を谷折
りする部分でも裏に空間ができないように貼ることがで
き、化粧材11の強度が入隅部分で弱くなることがな
い。
【0008】さらに枠材9が枠材本体9aと枠材本体9
aの内面側の両側に貼った板材9bとで構成され、枠材
本体9aに設けた浅い溝10aと両側の板材9b間の間
隙10bにて枠材9に凹溝10が形成され、両側の板材
9bの凹溝10側の端縁が枠材本体9aの溝10aより
両側に控えられて凹溝10の内隅部分に小突起13が形
成されたことを特徴とすることも好ましい。この場合、
凹溝10の内側に簡単に小突起13を形成できる。
【0009】
【発明の実施の形態】まず、図1や図2に示す例から述
べる。枠材9は引戸枠4の上枠4aや縦枠4bとして用
いるものであって、内面側に断面コ字状の凹溝10を穿
設してある。この枠材9の内面側の全面に亙って貼るシ
ート状の化粧材11は合板、パーティクルボード、ハー
ドボード等の木質系材よりなる基材11aの外面に木目
模様をプリント印刷した塩化ビニルシート、突板等の表
面材11bを被着して形成されている。この化粧材11
には化粧材11を折り曲げる箇所で裏面からV字状の折
曲溝12を穿設してある。枠材9には図1の上から順に
符号a,bの出隅の角部、符号c,dに示す入隅の角
部、符号e,fに示す出隅の角部が設けられており、化
粧材11には符号a,b,c,d,e,fの角部に対応
するように符号a′,b′,c′,d′,e′,f′の
折曲溝12が穿設してある。そして、符号a,b,c,
d,e,fの角部と符号a′,b′,c′,d′,
e′,f′の折曲溝12とを対応させ、枠材9の内面側
に全面に亙って化粧材11を貼り、折曲溝12で山折り
や谷折りして角部に沿わせてある。このようにすること
で化粧材11が角部に対応する位置でシャープに折り曲
げられ、図2(a)に示すように化粧材11が奇麗に貼
られる。
【0010】次に図3や図4に示す例について述べる。
上記例の場合、符号c,dに示す角部に対応する位置で
は化粧材11を折曲溝12で谷折りして折曲するが、こ
の部分で図2(b)のように化粧材11と枠材9との間
に断面矩形状の空洞Sができ、化粧材11がこの部分で
弱くなって破れたりするおそれがある。本例はこの問題
をなくすものであって、枠材9の凹溝10の符号c,d
に示す内隅部分に断面略L字状の小突起13を設けてあ
る。このようにしてあると、化粧材11を貼ったとき、
符号c,dに示す入隅でも空洞Sができないように貼ら
れ、化粧材11が符号c,dの入隅でも強固に貼られて
破れることがない。
【0011】次に図5に示す例について述べる。上記の
ように凹溝10の符号c,dに示す入隅の角部に小突起
13を設けた構造にすると、凹溝10の断面形状が複雑
な形状となり、凹溝10の切削加工が複雑になるが、本
例はこの問題をなくすものである。枠材9を枠材本体9
aと枠材本体9aの内面の両側に貼る板材9bとで形成
してある。枠材本体9aには図5(a)のように断面略
コ字状の浅い溝10aを穿設してあり、枠材本体9aの
内面側に図5(b)のように2枚の板材9bを貼ること
で凹溝10を形成してある。つまり、枠材本体9aの溝
10aと両側の板材9b間の間隙10bとで凹溝10を
形成してある。また板材9bを貼るとき板材9bの凹溝
10側の端縁を溝10aより控えてあり、これにより凹
溝10の符号c,dの入隅の角部に断面略L字状の小突
起13が形成され、図5(c)のように化粧材11を貼
ることができる。
【0012】また図6は縦枠となる枠材9に化粧材11
を貼った具体的な構造を示すものである。この図で6は
額縁5の差し込み溝、15は壁に固定するとき固着具を
挿通する取り付け孔、16は枠材9同士を連結するとき
固着具を挿通する連結孔である。
【0013】
【発明の効果】本発明は叙述のように枠材の内面側に引
戸の端縁が収まる凹溝が凹設され、枠材の内面側の表面
に沿ってシート状の化粧材が貼られ、枠材の出隅や入隅
の角部に対応する部分では化粧材の裏面側に設けたV字
状の折曲溝で折り曲げられて角部に沿わせられたので、
化粧材が枠材の角部に対応する部分ではV字状の折曲溝
にて折り曲げて折曲され、角部に沿ってシャープに折り
曲げて化粧材が貼られるものであって、凹溝を有する枠
材でも外観よく化粧材を密着させて貼ることができるも
のである。
【0014】また本発明の請求項2記載の発明にあって
は、枠材の凹溝の両側の入隅部分に小突起が設けられて
小突起に折曲溝が沿わせられたので、入隅のために折曲
溝で化粧材を谷折りする部分でも裏に空間ができないよ
うに貼ることができ、化粧材の強度が入隅部分で弱くな
ることがなくて化粧材が破れたりするおそれがないもの
である。
【0015】さらに本発明の請求項3記載の発明にあっ
ては、枠材が枠材本体と枠材本体の内面側の両側に貼っ
た板材とで構成され、枠材本体に設けた浅い溝と両側の
板材間の間隙にて枠材に凹溝が形成され、両側の板材の
凹溝側の端縁が枠材本体の溝より両側に控えられて凹溝
の内隅部分に小突起が形成されたので、複雑な断面形状
の溝加工をしなくても凹溝の入隅部分の角部に簡単に小
突起を形成できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す分解断面図である。
【図2】(a)は同上の枠材に化粧材を貼った状態の断
面図、(b)は(a)の凹溝の入隅部分の角部を拡大せ
る断面図である。
【図3】同上の他例を示す分解断面図である。
【図4】同上の枠材に化粧材を貼った状態の断面図であ
る。
【図5】(a)(b)(c)は同上のさらに他例を説明
する断面図である。
【図6】同上の縦枠となる枠材の具体例を示し、(a)
は正面図、(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は
(a)のB−B線断面図である。
【図7】引戸装置を示し、(a)は平断面図、(b)は
側断面図である。
【図8】従来例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
9 枠材 9a 枠材本体 9b 板材 10 凹溝 10a 溝 10b 間隙 11 化粧材 12 折曲溝 13 小突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠材の内面側に引戸の端縁が収まる凹溝
    が凹設され、枠材の内面側の表面に沿ってシート状の化
    粧材が貼られ、枠材の出隅や入隅の角部に対応する部分
    では化粧材の裏面側に設けたV字状の折曲溝で折り曲げ
    られて角部に沿わせられたことを特徴とする引戸枠の枠
    材。
  2. 【請求項2】 枠材の凹溝の両側の入隅部分に小突起が
    設けられて小突起に折曲溝が沿わせられたことを特徴と
    する請求項1記載の引戸枠の枠材。
  3. 【請求項3】 枠材が枠材本体と枠材本体の内面側の両
    側に貼った板材とで構成され、枠材本体に設けた浅い溝
    と両側の板材間の間隙にて枠材に凹溝が形成され、両側
    の板材の凹溝側の端縁が枠材本体の溝より両側に控えら
    れて凹溝の内隅部分に小突起が形成されたことを特徴と
    する請求項1記載の引戸枠の枠材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104389478A (zh) * 2014-09-19 2015-03-04 实创家居装饰集团有限公司 一种新型门套及其加工方法
JP2017210789A (ja) * 2016-05-25 2017-11-30 大建工業株式会社 建具枠

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