JPH0959876A - 接着芯地およびその製法 - Google Patents

接着芯地およびその製法

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JPH0959876A
JPH0959876A JP7205788A JP20578895A JPH0959876A JP H0959876 A JPH0959876 A JP H0959876A JP 7205788 A JP7205788 A JP 7205788A JP 20578895 A JP20578895 A JP 20578895A JP H0959876 A JPH0959876 A JP H0959876A
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JP
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group
weight
adhesive
interlining
meth
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JP7205788A
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English (en)
Inventor
Kosaku Yamada
功作 山田
Sadayoshi Mukai
貞喜 向井
Koji Nakai
康二 中井
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Hayakawa Rubber Co Ltd
Nissin High Voltage Co Ltd
Original Assignee
Hayakawa Rubber Co Ltd
Nissin High Voltage Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着強度とストライクバック防止性との両特
性に優れた接着芯地を得る。 【解決手段】 特定の組成を有する接着芯地用接着剤組
成物が、スポット状に設置され、上記組成物をスポット
状に設置した側の反対側の裏面1bから活性エネルギー
線3を照射することにより、上記組成物が硬化させられ
たものであることを特徴とする接着芯地。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接着芯地およびそ
の製法、さらに詳しくは基材上に単層のスポット状接着
層を有する構造の芯地でありながら、優れた接着強度と
ストライクバック防止性とを有する接着芯地に関し、ま
た製法としては極めて簡単で生産性に優れた接着芯地の
製法に関する。
【0002】
【従来の技術】接着芯地の説明、従来の製法については
特開平3−64505号公報に記載されている。接着芯
地は繊維基材の片面に熱接着性物質の層を設けたもの
で、表地に貼合わせた際の風合いを損ねないため、接着
剤層をスポット状に配したものが一般的である。このス
ポット状接着剤の層は単層のものと、2層構造のものが
あり、後者は「ストライクバック性」(上記公報に説明
されている)を防止するために考え出されたものであ
り、芯地としての品質において、単層構造のものより一
段と優れたものであるが、その製造方法としてはスポッ
ト状に2層を重ね合わす必要があり、工程的に複雑にな
らざるを得ない。
【0003】また単層、2層を問わず、基材にスポット
状の層を形成させる方法としては、最も一般的な方法と
しては接着剤の溶液を基材にスポット状に設置し、熱で
溶剤を蒸発させて、基材に固着させるという方法が採ら
れていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来法は熱で溶剤
(水の場合が多い。)を飛ばすのに、多くの熱エネルギ
ーを要し、また長い加熱ゾーンを必要とするので、設備
に広いスペースを要する。また品質的に良好な2層構造
の芯地を製造するには、上記問題の他に製造方法が複雑
になるという欠点がある。
【0005】特開平3−64505号公報に記載されて
いる方法は活性エネルギー線を利用するという点で、そ
れ以前の熱エネルギーを用いる方法と比較して一段と優
れた方法であるが(詳細は上記公報参照)、この方法に
よって製造された芯地は2層構造であり、製造上の複雑
さの欠点は解消されていない。従って、本発明の目的
は、接着強度とストライクバック防止性との両特性に優
れた接着芯地を得ること及び上記接着芯地の簡単な製法
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は活性エネルギー
線を用いる方法により接着芯地を製造する方法に関する
もであるが、上記公報に記載の方法と根本的に異なるの
は単層構造のもので、かつ接着層そのものに特殊な硬化
性物質を用いる点にある。
【0007】本発明の方法によれば、非常に簡単な製造
方法で品質的には2層構造の芯地に匹敵するものが得ら
れる。言い換えれば本発明方法は従来方法の問題点を全
て解決した理想的な接着芯地の製造方法である。
【0008】活性エネルギー線として、電子線を用い、
かつ裏面から照射する方法が良好な品質の芯地を得るの
に特に適している。裏面からの照射が良いのは、接着層
の基布に接する層の硬化が接着層表面層より早く進み、
単層でありながら、あたかも多層構造のようになって、
接着強度とストライクバック防止性との両特性に優れた
品質が得られるからであると考えられる。
【0009】組成物の詳細 発明者等は、樹脂成分1モルに対して平均1.5モル以
下の割合でアクリロイル基、メタアクリロイル基、アリ
ル基及びビニル基から成る群から選択された基を付加し
た重量平均分子量1,000〜50,000の樹脂成分
10〜60重量%、好ましくは20〜40重量%と、重
合性モノマー成分のうち95重量%以上がアクリロイル
基、メタアクリロイル基及びビニル基から成る群から選
択された1つの基を占めるモノマー成分30〜80重量
%、好ましくは40〜60重量%、重合性二重結合を2
つ以上有する重合性モノマー成分5重量%以下、好まし
くは0.2〜2.0重量%、及び高分子量熱可塑性樹脂
粉末10〜60重量%、好ましくは25〜45重量%を
分散してなる接着芯地用接着剤組成物が、電子線を用い
た接着芯地の材料として特に適していることを見出し
た。
【0010】樹脂成分1モルに対してアクリロイル基、
メタアクリロイル基、アリル基及びビニル基から成る群
から選択された基を付加していない重量平均分子量2,
000〜50,000の樹脂成分としては、軟化点が6
0℃以上200℃以下の熱可塑性樹脂、すなわち塩素化
ポリエチレン樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂、エ
チレンアクリル酸エステル共重合樹脂、塩素化ポリプロ
ピレン、ポリスチレン及びその共重合物、塩化ビニル及
び以下の共重合物(塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂、
塩化ビニル酢酸ビニリデン共重合樹脂、塩化ビニルアク
リルニトリル共重合体、エチレン塩化ビニル共重合体、
EVA塩化ビニル共重合体、塩化ビニルアクリル酸エス
テル共重合体)、塩化ビニリデン、以下の酢酸ビニル系
樹脂(ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラール)
セルロースアセテートブチレート、ポリアミド系樹脂、
メトキシ化アクリルアマイド樹脂、飽和ポリエステル樹
脂等が挙げられる。
【0011】樹脂成分1モルに対してアクリロイル基、
メタアクリロイル基、アリル基及びビニル基から成る群
から選択された基を付加していない重量平均分子量2,
000〜50,000の樹脂成分としては、軟化点が6
0℃以上200℃以下の熱硬化性樹脂、すなわち不飽和
ポリエステル、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、フェ
ノール樹脂、アルキド樹脂、メタクリル酸グリシジルエ
ステル等が挙げられる。
【0012】以上挙げた樹脂成分のうち、接着芯地の耐
ドライクリーニング性を向上させる目的のためには、酢
酸ビニル系樹脂、セルロースアセテートブチレート、ポ
リアミド系樹脂、メトキシ化アクリルアマイド樹脂、飽
和ポリエステル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキ
シ樹脂、フェノール樹脂等が特に好ましい。
【0013】上記の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂のうち
放射線反応性を付与することが可能なものについては、
アクリロイル基、メタアクリロイル基、アリル基及び/
又はビニル基を付加して、接着芯地材料の硬化速度、化
学的特性(耐ドライクリーニング性、耐水性)、物理的
特性(耐ブロッキング性)を大幅に高めることができ
る。
【0014】しかし樹脂成分1モルに対して1.5モル
以下の(メタ)アクリロイル基、アリル基及び/又はビ
ニル基を付加することは、接着芯地の融点を過度に高
め、熱軟化性、熱接着性を低下させることになるため好
ましくない。1.5モル以下の付加が望ましく、特に
0.2〜1.2モルの付加が望ましい。
【0015】放射線照射により重合してポリマーとなる
放射線重合性オリゴマーの1モルに対して平均1.5モ
ル以下の割合でアクリロイル基、メタクリロイル基、ア
リル基及び/又はビニル基を付加して該樹脂成分を得る
ことができる。
【0016】重量平均分子量1,000以上の放射線重
合性プレポリマー成分としてはエポキシアクリレート、
エポキシ化油アクリレート、ウレタンアクリレート、不
飽和ポリエステル、ポリエステルアクリレート、ポリエ
ーテルアクリレート、ポリスチリルエチルメタクリレー
ト等が挙げられる。
【0017】樹脂成分1モルに対して1.5モル以上の
(メタ)アクリロイル基、アリル基及び/又はビニル基
を付加することは、接着芯地の融点を過度に高め、熱軟
化性、熱接着性を低下させることになるため好ましくな
い。1.5モル以下の付加が望ましく、特に0.2〜
1.2モルの付加が望ましい。
【0018】以上挙げた樹脂成分のうち接着芯地の耐ド
ライクリーニング性を向上させる目的のためには極性の
ある程度高い樹脂成分を選択することが望ましい。
【0019】本発明に用いる〔重合性モノマー成分〕と
しては、以下のものが例示できる。N−ビニルピロリド
ン、スチレン、酢酸ビニル、ビニルトルエン、2−エチ
ルヘキシル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)
アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステア
リル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アク
リレート、メトキシジエチレングリコール(メタ)アク
リレート、メトキシポリエチレングリコール1000
(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリ
レート、テトラヒドロフルフリール(メタ)アクリレー
ト、イソボルニル(メタ)アクリレート、ジシクロペン
テニル(メタ)アクリレート、N,Nジメチルアミノエ
チル(メタ)アクリレート、テトラフルオロプロピル
(メタ)アクリレート、ヘプタデカフルオロデシル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、ヒドロキシジエチレングリコールメタクリレ
ート、ブトキシヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、フェノキシヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、アリル(メタ)アクリレート、グリシジルメタクリ
レート、モノアクリロキシエチルフタル酸等。
【0020】重合性モノマー成分のうち95重量%以上
が、重合性二重結合を一つ有する重合性モノマー成分
(単官能モノマー成分)によって占められている。
【0021】以上挙げた単官能モノマー成分のうち、接
着芯地の耐ドライクリーニング性を向上させる目的のた
めには、極性のある程度高いモノマー成分を選択するこ
とが望ましい。
【0022】重合性二重結合を2つ以上有する重合性モ
ノマー成分(多官能モノマー成分)を、接着芯地材料の
硬化性を速める、軟化点を上げる、耐ブロッキング性や
耐ドライクリーニング性能等の硬化後の物理的化学的性
能を向上させる目的で、5重量%以下の割合で添加する
ことができる。但し5重量%を超えると物理的化学的性
能は向上するものの、対象になる布への接着性が低下
し、接着時に過度の加熱が必要となり望ましくない。
【0023】重合性不飽和二重結合を2つ以上有する重
合性モノマー成分(多官能モノマー成分)としては、ネ
オペンチルグリコール(メタ)アクリレート、1,6−
ヘキサンジオール(メタ)アクリレート、ジエチレング
リコール(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコ
ール(メタ)アクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオ
ペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチ
ロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エトキシ化
トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジ
トリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、
ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、トリ
ス(アクリロキシエチル)ジイシアヌレート、エトキシ
化ビスフェノールA(メタ)アクリレート、ヒドロキシ
プロピルジメタクリレート等を挙げることができる。
【0024】高分子量熱可塑性樹脂粉末としては、一般
の接着芯地材料として使われる粒径が220μ以下、好
ましくは50〜200μのものを用い、樹脂粉末の種類
としては、ポリアミド系、ポリエステル系、EVA(エ
チレン酢酸ビニル共重合体)系、ポリエチレン系、ウレ
タン系のものが挙げられる。最も一般的なものはポリア
ミド系であり、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン1
2等の3元〜5元共重合体であり、融点が80℃〜14
0℃のものが例示される。ポリエステル系のものとして
は、共重合タイプの融点が80℃〜140℃のものが例
示される。EVA系のものとしては、融点が80℃〜1
40℃のものが例示される。
【0025】本発明の芯地に耐ドライクリーニング性を
向上させる目的のためには、上記高分子量熱可塑性樹脂
粉末も耐ドライクリーニング性の高いものを選択する必
要がある。
【0026】本発明の組成物は、樹脂成分をモノマー成
分に溶解したのち、高分子量熱可塑性樹脂粉末を分散す
ることにより得られる。
【0027】この場合、分散安定性を向上する目的で一
般の界面活性剤、粘度を調整する目的で少量の溶剤や
水、チキソ性を調整する目的で無機や有機のチキソ調整
剤、酸素障害を回避する目的でアミン等のラジカル重合
増感剤、印刷性を調整する目的でシリコーン、低分子ポ
リエチレン、界面活性剤等の消泡剤、レベリング剤、場
合により熱硬化性樹脂用の硬化剤や光重合開始剤を適当
量添加することができる。
【0028】樹脂成分をモノマー成分に溶解する方法と
しては、液状のものは攪拌、混合すればよく、固体のも
のは常温又は加熱して攪拌、溶解して調製することがで
きる。高分子量熱可塑性樹脂粉末を分散するにあたり、
ディゾルバー等で高速攪拌し分散させるか、ボールミ
ル、3本ロールミル等で精密分散させる。
【0029】本発明の芯地を製造するにあたり、上記組
成物を基材上にスポット状に塗布する。塗布方法として
はロータリースクリーン方式が一般的に採用できる。塗
布すべきスポットのパターンとしては、たとえば、正三
角形、正方形、ランダム等が挙げられる。このスポット
の形状は、円形が一般的であるが、三角形、四角形等で
あっても何ら差し支えなく、又、スポットの配置密度は
相互間隔で8〜35個/インチが一般的である。硬化組
成物の付着量は5〜30g/m2 となることが望まし
い。30g/m2 を越えると、風合いが硬くなり重量が
増え、着用が悪くなる。5g/m2 未満であると接着力
が低下して好ましくない。
【0030】照射方法の詳細 (1)照射条件 電子線照射を行う場合、照射条件は、加速電圧100〜
5,000kV、好ましくは150〜300kV、線量
1〜300kGy好ましくは20〜150kGyとす
る。照射雰囲気は、一般に窒素等不活性ガスが用いられ
るが、組成物の性質で硬化するなら大気中でも良い。
【0031】(2)電子の透過能力 低エネルギー電子線照射装置から発生した電子の物質へ
の透過能力は、図1、2及び3に示すように、物質の表
面もしくはその近傍にて吸収線量が最大になり、中・高
エネルギー電子線照射装置から発生した電子はそれより
徐々に深部以降にて吸収線量が最大になる。それ以上の
深部へゆくほどそのエネルギーは減衰し、最終的にはゼ
ロになる。
【0032】ここで、図1の横軸は、比重1の物質の透
過深さ(mm)を示しているが、例えば比重が2の物質
であれば、横軸の単位を1/2とすれば良い。また、縦
軸は相対線量(%)で示しているが、例えば150kV
の表面での相対線量は100%であり、電子線照射を行
って、表面部での吸収線量が10kGyであれば、相対
線量50%では5kGyであることを意味しており、そ
の深さは比重1の場合約0.11mmである。言い換え
れば、比重1の物質を150kVで電子線照射した場
合、表面部で10kGyであったとき、約0.11mm
の深さでの吸収線量は、5kGyであることを意味して
いる。
【0033】(3)裏面照射の有効性 目付量50g/m2 (比重1換算の平均厚み50μm)
の基布に、EB接着剤(A)を、厚さ200μm(比重
1)、付着量10g/m2 となるようにスクリーンコー
ティングを行った。
【0034】本発明において、図4に示すように、電子
線3の照射を、基布1においてスボット状接着剤層2を
配置した面1aとは反対側の裏面1bから、窒素雰囲気
下で、加速電圧200kV、表面部の吸収線量を100
kGyの条件下で行った。
【0035】この時の基布及びEB接着剤の下層(基布
側)と上層の吸収線量は、図5の相対線量から以下のよ
うに求められる。 表面部の相対線量=96% 表面部の吸収線量=10
0kGy 基布の平均相対線量=98% 基布の平均吸収線量=100kGy×98%/96%=
102kGy 接着剤の下層の相対線量=100% 接着剤の下層の吸収線量=100kGy×100%/9
6%=104kGy 接着剤の上層の相対線量=41% 接着剤の上層の吸収線量=100kGy×41%/96
%=43kGy
【0036】接着剤(A)の硬化性は、100kGyで
はプレス作業時での温度によって溶融せず、30〜60
kGyにて、接着剤の機能が発揮する性能をもってい
る。
【0037】従って、この方法によれば基布側の接着剤
は十分硬化しているため、ストライクバック性が良好
で、かつ他の基布との接着面である接着剤上層部は、接
着剤の機能が発揮する性能をもっているため、剥離強度
の優れたものとなる。
【0038】比較例として、スクリーンコーティング面
より照射した場合の各部の吸収線量を下記に示す。(図
6参照) 表面部の相対線量=96% 表面部の吸収線量=10
0kGy 基布の平均相対線量=47% 基布の平均吸収線量=100kGy×47%/96%=
49kGy 接着剤の下層の相対線量=53% 接着剤の下層の吸収線量=100kGy×53%/96
%=55kGy 接着剤の上層の相対線量=96% 接着剤の上層の相対線量=100kGy×96%/96
%=100kGy
【0039】この方法によれば、基布側の接着剤層に接
着剤の機能が発揮する性能をもっているため、ストライ
クバックが大きくなり、他の基布との接着面である接着
剤上層部は、十分硬化しているため、剥離強度が低下す
る。
【0040】(4)加速電圧の選定 上記に述べたように加速電圧の選定は、基布の厚み、接
着剤層の厚みを考慮して決定する必要があり、両層の合
計厚みが厚い程、加速電圧は高くする必要がある。
【0041】また、そのとき両層の合計厚み(比重1換
算にて)の相対線量値は、表面相対線量値に対して小さ
いことが重要であり、その値は表面相対線量値が100
%とすると、20〜80%好ましくは30〜60%が良
い。
【0042】
【実施例】以下本発明を実施例及び比較例により説明す
る。 実施例1−1 飽和ポリエステル樹脂(樹脂成分)「バイロン200」
(東洋紡績(株)製)20重量部を、テトラヒドロフル
フリルアクリレート(単官能モノマー成分)「ライトエ
ステルTHF−A」(共栄社油脂化学工業(株)製)3
8重量部及びトリプロピレングリコールジアクリレート
(多官能モノマー成分)「TPGD−A」(BASF社
製)2重量部の混合溶液に加え、60℃に加熱し、攪拌
して樹脂溶液を得た。これに粉末ポリエステル(高分子
量熱可塑樹脂粉末成分)「フローハードQ24201」
(住友精化(株)製)40重量部を加えガラス棒で十分
攪拌、分散して、接着芯地用接着剤組成物を調製した。
【0043】次に、基布として目の混んだ目付け量50
g/m2 、比重1換算の平均厚み50μmのポリエステ
ル平織布を用い、孔密度150個/(インチ)2 、孔径
0.38mmφ、厚さ190μmの金属スクリーンで付
着量10g/m2 (スポットの厚さ200μm)となる
ように、上記方法で調製した接着芯地用接着剤組成物
を、この基布にスポット状にコーティングした。次いで
コーティング面の反対側、即ち裏面から、200kVエ
リアビーム型電子線加速装置により、窒素ガス雰囲気中
で加速電圧200kV、照射表面の吸収線量が100k
Gyとなるように電子線照射を行い、組成物を硬化して
接着芯地を得た。なおこの照射条件ではコーティングさ
れた接着剤の上層部で43kGy、下層部即ち基材との
界面部分では104kGyの吸収線量を受けたこととな
る。
【0044】このようにして得られた接着芯地について
下記方法により接着力、ストライクバック性、耐ドライ
クリーニング性を測定し、接着芯地としての評価を行っ
た。
【0045】(a)接着強度 表地として綿/ポリエステル混紡平織布を用い接着芯地
と重ねて、150℃、圧力250g/cm2 、時間15
秒の条件で平板プレス機により貼り合わせ、室温にてJ
IS L1086の方法で剥離強度を測定し、接着強度
とした。
【0046】(b)ストライクバック性 前記接着強度と同条件にて芯地の裏面(コーティング綿
の反対側)に該芯地と同一の織布を貼り合わせ、剥離強
度を測定し、ストライクバック性の評価とした。
【0047】(c)耐ドライクリーニング性 パークロロエチレンを用いて30分間のドライクリーニ
ングを行い、乾燥後剥離強度を測定して耐ドライクリー
ニング性の評価とした。
【0048】これらの結果は表1に示すごとく、接着
力、ストライクバック性、耐ドライクリーニング性のい
ずれの点においても優れた接着芯地であることが確認さ
れた。
【0049】実施例1−2 実施例1−1と同様にして、接着芯地用接着剤組成物を
作成した。ただし、単官能モノマー成分は35重量部、
多官能モノマー成分「TPGD−A」は5重量部に変更
した。この組成物を用いて実施例1−1と同様にして芯
地を作成した。得られた芯地は表1のごとく接着力、耐
ドライクリーニング性は実施例1−1よりやや劣った
が、実用範囲内の性能であった。
【0050】実施例1−3 実施例1−1と同様にして、接着芯地用接着剤組成物を
作成した。ただし、樹脂成分は10重量部、単官能モノ
マー成分は30重量部、高分子量熱可塑性樹脂粉末成分
60重量部に変更した。この組成物を用いて実施例1−
1と同様にして芯地を作成したが、組成物粘度がやや高
く、スクリーン印刷性が劣る傾向であった。又、表1の
ごとくストライクバック性がやや劣ったが、実用範囲内
の性能であった。
【0051】比較例1 実施例1と同様にして、接着芯地用接着剤組成物を作成
した。ただし、単官能モノマー成分「ライトエステルT
HF−A」は31重量部、多官能モノマー成分「TPG
D−A」は9重量部に変更した。これは多官能モノマー
成分が本発明において規定する量より過剰に添加されて
いることを意味する。
【0052】この組成物を用いて実施例1と同様にして
芯地を作成した。得られた芯地は表1に示したごとく、
接着力、耐ドライクリーニング性において、品質的に不
満足なものであった。
【0053】実施例2 エポキシ樹脂(樹脂成分)「スミエポキシESA−01
7」(住友化学工業(株)製)400重量部にメチルエ
チルケトン400重量部を加え、50℃に加熱し、溶解
させた。これに2−メタクリロイルオキシエチルイソシ
アネート(MOI)(和光純薬(株)製)22重量部を
加え、発熱に注意しながら反応触媒ジラウリン酸−N−
ブチルスズ(DBTL)(和光純薬(株)製)0.12
重量部を加え、50℃に保ったまま4時間反応させた。
そして赤外分光計を使用し、赤外吸収スペクトルで23
60cm-1におけるイソシアネート基の吸収ピークが無
くなったことを確認した。これは樹脂成分1モルに対
し、1.2モルのメタアクリロイル基を付加したことに
相当する。
【0054】こうして得られた反応液に対し、530重
量部のアクリロイルモルホリン(単官能モノマー成分)
「ACMO」((株)興人製)を加えた後、ロータリー
エバポレータ(ヤマト化学(株)製)によりメチルエチ
ルケトンを除去した。
【0055】この溶液70重量部を取り、粉末ナイロン
(高分子量熱可塑樹脂粉末成分)「オルガゾール350
2」(日本リルサン(株)製)30重量部を加え、ガラ
ス棒で十分分散、攪拌して、接着芯地用接着剤組成物を
調製した。
【0056】この組成物を用い、以下の照射条件を用い
た他は実施例1と同様にして、芯地を作成した。即ち裏
面から、200kVエリアビーム型電子線加速装置によ
り、窒素ガス雰囲気中で、加速電圧200kV、照射表
面の吸収線量が40kGyとなるように、電子線照射を
行った。この照射条件では、コーティングされた接着剤
の上層部で17kGy、下層部即ち基材との界面部分で
は42kGyの吸収線量を受けたこととなる。得られた
芯地は表1に示したごとく接着力、ストライクバック
性、耐ドライクリーニング性のいずれの点においても優
れた品質の芯地であった。
【0057】比較例2−1 実施例2と同様にして接着芯地用接着剤組成物を作成し
た。ただし、メタクリロイル基付加時の2−メタクリロ
イルオキシエチルイソシアネート(MOI)を31重量
部に変更した。これは樹脂成分に対し、1.7モルのメ
タルアクリロイル基を付加させたことに相当し、樹脂成
分1モルに対して本発明において規定する量より過剰に
メタアクリロイル基が付加されていることを意味する。
【0058】この組成物を用いる他は実施例2と同様に
して芯地を作成した。得られた芯地は表1に示した如
く、接着力、耐ドライクリーニング性において、品質的
に不満足なものであった。
【0059】比較例2−2 電子線照射面がコーティングを施した面、即ち表面照射
であること以外は組成物、方法とも実施例2と同様にし
て接着芯地を作成した。なおこの照射条件ではコーティ
ングされた接着剤の上層部で40kGy、下層部即ち基
材との界面部分では22kGyの吸収線量を受けたこと
となる。得られた芯地は表1に示した如く接着力、耐ド
ライクリーニング性があまり良くなく、ストライクバッ
ク性が特に悪い接着芯地として、不満足な品質のもので
あった。
【0060】実施例3 変性ポリカプロラクトン「プラクセルL−230AL」
(ダイセル化学工業(株)製)300重量部、フェニル
イソシアネート(和光純薬(株)製)16.6重量部、
メチルエチルケトン300重量部、ハイドロキノンモノ
メチルエーテル(和光純薬(株)製)1.2重量部、ジ
ラウリン酸ジ−N−ブチルスズ(DBTL)(和光純薬
(株)製)0.1重量部を冷却管と攪拌装置のついた1
リットルフラスコに入れ、乾燥空気を吹き込みながら攪
拌して、60℃で4時間、70℃で8時間加熱した。つ
いで、55℃に冷却してイソホロンジイソシアネート1
4重量部を添加し、4時間加熱したあと、更に2−ヒド
ロキシエチルアクリレート7.8重量部を添加し、70
℃に温度を上げて8時間攪拌した。そして赤外分光計を
使用し、赤外吸収スペクトルで2360cm-1における
イソシアネート基の吸収ピークが無くなったことを確認
した。こうして樹脂成分1モルに対して平均0.6モル
のアクリロイル基を付加した放射線重合性オリゴマー溶
液を得た。
【0061】この反応液に対し、280重量部の2−ヒ
ドロキシプロピルアクリレート(単官能モノマー成分)
「ライトエステルHOP−A」(共栄社油脂化学工業
(株)製)を加えた後、ロータリーエバポレータ(ヤマ
ト化学(株)製)によりメチルエチルケトンを除去し
た。この溶液74重量部を取り、(多官能モノマー成
分)「ライトアクリレート1,6−HX−A」(共栄社
油脂化学工業(株)製)1重量部及び粉末ナイロン(高
分子量熱可塑樹脂粉末成分)「プラタミドH005」
(DEUTSCH ATOCHM製)25重量部を加
え、ガラス棒で十分攪拌、分散して、接着芯地用接着剤
組成物を調製した。
【0062】この組成物を用い、以下の照射条件を用い
た他は、実施例1と同様にして芯地を作成した。即ち裏
面から、200kVエリアビーム型電子線加速装置によ
り、窒素ガス雰囲気中で、加速電圧200kV、照射表
面の吸収線量が60kGyとなるように、電子線照射を
行った。この照射条件ではコーティングされた接着剤の
上層部で26kGy、下層部即ち基材との界面部分では
63kGyの吸収線量を受けたこととなる。得られた芯
地は表2に示したごとく接着力、ストライクバック性、
耐クリーニング性のいずれの点においても優れた品質の
芯地であった。
【0063】比較例3−1 実施例3で得た反応液に対し、437重量部の2−ヒド
ロキシプロピルアクリレート(単官能モノマー成分)
「ライトエステルHOP−A」(共栄社油脂化学工業
(株)製)を加えた後、ロータリーエバポレータ(ヤマ
ト化学(株)製)によりメチルエチルケトンを除去し
た。この溶液93重量部を取り、(多官能モノマー成
分)「ライトアクリレート1.6−HX−A」(共栄社
油脂化学工業(株)製)2重量部及び粉末ナイロン(高
分子量熱可塑樹脂粉末成分)「プラタミドH005」
(DEUTSCH ATOCHM製)5重量部を加え、
ガラス棒で十分攪拌、分散して、接着芯地用接着剤組成
物を調製した。これは高分子量熱可塑性樹脂粉末成分の
添加量が本発明において規定する量より少ないことを意
味する。
【0064】この組成物を用いる他は実施例3と同様に
して芯地を作成した。得られた芯地は表2に示したごと
く、接着力があまり良くなく、耐ドライクリーニング性
が特に悪い接着芯地として、不満足な品質のものであっ
た。
【0065】比較例3−2 電子線照射面がコーティングを施した面、即ち表面照射
であること以外は、組成物、方法とも実施例3と同様に
して接着芯地を作成した。得られた芯地は表2に示した
ごとく接着強度、耐ドライクリーニング性があまり良く
なく、ストライクバック性が特に悪い接着芯地として、
不満足な品質のものであった。
【0066】比較例3−3 実施例3と同様にして、接着芯地用接着剤組成物を作成
した。ただし、樹脂成分は70重量部、単官能モノマー
成分は20重量部、高分子量熱可塑性樹脂粉末成分10
重量部に変更した。この組成物を用いて実施例1−1と
同様にして芯地を作成したが、組成物粘度が高すぎ、ス
クリーン印刷性が悪くミスドットが多数発生した。又、
接着力、耐ドライクリーニング性とも満足できるもので
はなかった。
【0067】
【表1】
【0068】
【表2】
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において、
比較的簡単な方法により、接着強度、耐ドライクリーニ
ング性及びストライクバック性を同時に満足する接着芯
地を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】低エネルギー電子線照射装置から発生した電子
の物質への透過能力を示す図である。
【図2】中エネルギー電子線照射装置から発生した電子
の物質への透過能力を示す図である。
【図3】高エネルギー電子線照射装置から発生した電子
の物質への透過能力を示す図である。
【図4】本発明の接着芯地の製造方法を説明する断面図
である。
【図5】スクリーンコーティング面とは反対側から電子
線を照射した際の本発明の接着芯地への電子線の透過能
力を示す図である。
【図6】スクリーンコーティング面から電子線を照射し
た際の本発明の接着芯地への電子線の透過能力を示す図
である。
【符号の説明】 1 基布 2 スポット状の層 3 電子線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中井 康二 京都府京都市右京区梅津高畝町47番地 日 新ハイボルテージ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂成分1モルに対して平均1.5モル
    以下の割合でアクリロイル基、メタアクリロイル基、ア
    リル基及びビニル基から成る群から選択された基が付加
    された重量平均分子量1,000〜50,000の樹脂
    成分10〜60重量%と、重合性モノマー成分のうち9
    5重量%以上がアクリロイル基、メタアクリロイル基及
    びビニル基から成る群から選択された1つの基を占める
    モノマー成分30〜80重量%、重合性二重結合を2つ
    以上有する重合性モノマー成分5重量%以下、及び高分
    子量熱可塑性樹脂粉末10〜60重量%を分散してなる
    接着芯地用接着剤組成物が、基材上に、スポット状に設
    置され、上記組成物をスポット状に設置した側の反対側
    から活性エネルギー線を照射することにより、上記組成
    物が硬化させられたものであることを特徴とする接着芯
    地。
  2. 【請求項2】 樹脂成分1モルに対して平均1.5モル
    以下の割合でアクリロイル基、メタアクリロイル基、ア
    リル基及びビニル基から成る群から選択された基を付加
    した重量平均分子量1,000〜50,000の樹脂成
    分10〜60重量%と、重合性モノマー成分のうち95
    重量%以上がアクリロイル基、メタアクリロイル基及び
    ビニル基から成る群から選択された1つの基を占めるモ
    ノマー成分30〜80重量%、重合性二重結合を2つ以
    上有する重合性モノマー成分5重量%以下、及び高分子
    量熱可塑性樹脂粉末10〜60重量%で分散してなる接
    着芯地用接着剤組成物を基材上にスポット状に設置し、
    上記組成物をスポット状に設置した側の反対側から活性
    エネルギー線を照射することにより、上記組成物を硬化
    させることを特徴とする接着芯地の製法。
  3. 【請求項3】 活性エネルギー線が電子線であることを
    特徴とする請求項2記載の接着芯地の製法。
JP7205788A 1995-08-11 1995-08-11 接着芯地およびその製法 Pending JPH0959876A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100948454B1 (ko) * 2001-11-26 2010-03-17 레니에르 드 피카르디 베쎄 핫-멜트 폴리머 도트로 가용성 심 제조방법 및 핫-멜트폴리머

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100948454B1 (ko) * 2001-11-26 2010-03-17 레니에르 드 피카르디 베쎄 핫-멜트 폴리머 도트로 가용성 심 제조방법 및 핫-멜트폴리머

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