JPH0959857A - 難燃性複合不織布およびその製造方法 - Google Patents

難燃性複合不織布およびその製造方法

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JPH0959857A
JPH0959857A JP21386095A JP21386095A JPH0959857A JP H0959857 A JPH0959857 A JP H0959857A JP 21386095 A JP21386095 A JP 21386095A JP 21386095 A JP21386095 A JP 21386095A JP H0959857 A JPH0959857 A JP H0959857A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 難燃性能および機械的特性のみならず、特に
柔軟性にも優れた難燃性複合不織布を提供する。 【解決手段】 ポリエステル短繊維不織ウエブ層の少な
くとも片面に、難燃性を有する短繊維不織ウエブ層が積
層される。ポリエステル短繊維不織ウエブ層の構成繊維
どうしと、難燃性を有する短繊維不織ウエブ層の構成繊
維どうしとが、それぞれ三次元的に交絡を有する。かつ
ポリエステル短繊維不織ウエブ層の構成繊維と、難燃性
を有する短繊維不織ウエブ層の構成繊維とが、相互に三
次元的に交絡を有して、これらポリエステル短繊維不織
ウエブ層と難燃性を有する短繊維不織ウエブ層とが一体
化されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、難燃性能、機械的
特性、および特に柔軟性に優れた難燃性複合不織布およ
びその製造方法に関し、詳しくは、従来の長繊維不織布
と同様に、土木建築用資材、農業用資材、一般工業用資
材、日用家庭用品等の分野で広く用いることができる難
燃性複合不織布およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ポリエステル、特にポリエチレ
ンテレフタレートは、優れた機械的特性および化学的特
性を有し、衣料用、産業資材用として広範囲に利用され
ている。
【0003】また近年、火災予防の観点から、合成繊維
の難燃性への要請が強まっている。従来、ポリエステル
に難燃性を付与する試みは種々になされており、ポリエ
ステルにリン化合物を含有させる方法が有効であるとさ
れている。
【0004】難燃性長繊維不織布製造の技術は、例え
ば、特開平6−264352号公報、特開平6−264
353号公報、特開平6−264354号公報などに開
示されている。これらの要旨は、リン含有ポリエステル
からなる複合長繊維にて熱圧着不織布を構成したことに
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
難燃性長繊維不織布は、いずれもスパンボンド法により
形成された難燃性長繊維ウエブのみにて構成され、しか
もこのウエブの全体を熱圧着したものであるため、難燃
性能や、強力などの機械的特性は満足できるものの、柔
軟性に乏しいという問題点がある。
【0006】そこで本発明は、前記問題点を解決して、
難燃性能および機械的特性のみならず、特に柔軟性にも
優れた難燃性複合不織布およびその製造方法を提供する
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、
(1)ポリエステル短繊維不織ウエブ層の少なくとも片
面に、難燃性を有する短繊維不織ウエブ層が積層され、
前記ポリエステル短繊維不織ウエブ層の構成繊維どうし
と、前記難燃性を有する短繊維不織ウエブ層の構成繊維
どうしとが、それぞれ三次元的に交絡を有し、かつ前記
ポリエステル短繊維不織ウエブ層の構成繊維と難燃性を
有する短繊維不織ウエブ層の構成繊維とが相互に三次元
的に交絡を有して、これらポリエステル短繊維不織ウエ
ブ層と難燃性を有する短繊維不織ウエブ層とが一体化さ
れていることを特徴とする難燃性複合不織布と、(2)
ポリエステル短繊維不織ウエブ層の少なくとも片面に、
難燃性を有する短繊維不織ウエブ層を積層し、この積層
不織ウエブ層に第1の加圧液体流処理を施して、前記ポ
リエステル短繊維不織ウエブ層の構成繊維どうしと、難
燃性を有する短繊維不織ウエブ層の構成繊維どうしと
を、それぞれ予備的に交絡させ、次に前記第1の加圧液
体流処理の際よりも高圧の加圧液体流により第2の加圧
液体流処理を施して、前記ポリエステル短繊維不織ウエ
ブ層の構成繊維と難燃性を有する短繊維不織ウエブ層の
構成繊維とを相互に交絡させ、全体として一体化させる
ことを特徴とする難燃性複合不織布の製造方法と、を要
旨とするものである。
【0008】このような構成によれば、従来のものと同
等の難燃性能および機械的特性を具備するのみならず、
難燃性を有する短繊維不織ウエブ層のほかにポリエステ
ル短繊維不織ウエブ層を有し、しかもウエブ層の構成繊
維の交絡によって全体が一体化されていることから、従
来には無いきわだった柔軟性を備えたものとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】難燃性を有する短繊維不織ウエブ
層を構成する短繊維としては、臨界酸素指数(以下、L
OI値と記す)が28以上の繊維を用いるのが好まし
い。このLOI値はJIS K 7201に準拠して測
定される値で、一般にLOI値が25〜26以上である
ことが難燃素材の基準とされる。このLOI値が28以
上の短繊維としては、アラミド繊維、ポリフェニレンサ
ルファイド繊維(以下、PPS繊維と記す)、炭素繊
維、リン原子を500ppm以上含有するポリエステル
繊維などがあり、これらの短繊維を単独ないしは複数で
用いる。
【0010】たとえばリン原子を含有するポリエステル
繊維の場合は、リン化合物がポリエステルに共重合され
たものが好ましい。これに対しリン化合物がポリエステ
ルにブレンドされた状態で存在すると、製糸工程におい
てリン化合物が繊維表面ににじみ出たり揮散したりし
て、操業性の低下や作業環境の悪化をきたし、好ましく
ない。
【0011】共重合可能なリン化合物のうち、エステル
形成性官能基を2個有し、しかもリン原子が直接ポリマ
ー連鎖の中に組み込まれないタイプのリン化合物がより
好ましい。なぜなら、重合反応中に揮散しにくいので歩
留りが高く、ポリマーの重合反応中にゲル化を生じるこ
とがなく、また、生成するポリマーの耐加水分解性が高
くなるためである。
【0012】このようなリン化合物としては、下記の化
学式(1)のものが例示される。
【0013】
【化1】
【0014】上記化学式で示されるリン化合物をポリエ
ステルに共重合させるためには、ポリエステルを製造す
る際に、リン化合物をそのまま反応系に添加して反応さ
せてもよいし、テレフタル酸、インフタル酸等のジカル
ボン酸やエチレングリコール、ジエチレングリコール等
のジオールと反応させて、モノマー、オリゴマー、また
はポリマーの形にして添加してもよい。
【0015】リン原子を含有するポリエステルにおける
リン化合物の添加量は、繊維中のリン原子含有量が50
0ppm以上となることが肝要である。好ましくは1,
000〜20,000ppm、さらに好ましくは2,5
00〜10,000ppmとなるようにするのがよい。
リン化合物の含有量が500ppmよりも少ないと、不
織布の難燃性能が劣る結果となる。逆に、20,000
ppmよりも多いと、製糸工程において糸切れが多発し
たり、ポリエステル本来の優れた機械的特性、耐熱性能
等が損なわれるため好ましくない。
【0016】難燃性を有する短繊維不織ウエブ層を構成
する短繊維がアラミド系短繊維の場合は、パラ系アラミ
ド繊維やメタ系アラミド繊維を用いることができる。ま
た炭素繊維としてはピッチ系のものおよびPAN系(特
殊アクリル繊維フィラメント)のものを用いることがで
きる。
【0017】本発明においては、LOI値が29以上で
れば、前記の材料からなる短繊維に限定されずに用いる
ことができる。
【0018】ポリエステル短繊維不織ウエブ層を形成す
るポリエステル系重合体としては、テレフタル酸、イソ
フタル酸、ナフタノル−2,6−ジカルボン酸等の芳香
族ジカルボン酸、アジピン酸やセバチン酸等の脂肪族ジ
カルボン酸などが挙げられる。また、これらのエステル
類を酸成分とし、かつエチレングリコール、ジエチレン
グリコール、1,4−ブタジオール、ネオペンチルグリ
コール、シクロヘキサン−1,4−ジメチノール等のジ
オール化合物をエステル成分とするホモポリエステル重
合体あるいは共重合体が挙げられる。なお、これらのポ
リエステル系重合体には、パラオキシ安息香酸、5−ソ
ジウムスルホイソフタノール酸、ポリアルキレングリコ
ール、ペンタエリスススリトール、ビスフェノールA等
が添加あるいは共重合されてもよい。
【0019】なお、前記の重合体には、必要に応じて、
例えば、艶消し剤、顔料、防炎剤、光安定剤、熱安定
剤、酸化防止剤等の各種添加剤を、本発明の効果を損な
わない範囲内で添加することができる。
【0020】ポリエステル短繊維不織ウエブ層と難燃性
を有する短繊維不織ウエブ層との構成割合は、重量比
で、(ポリエステル短繊維不織ウエブ層):(難燃性を
有する短繊維不織ウエブ層)=50:50〜20:80
の範囲であるのが好ましい。ポリエステル短繊維不織ウ
エブ層が50重量%を超えると、複合不織布に占める難
燃性を有さない繊維の量が増え、結果として複合不織布
に満足な難燃性が得られず、好ましくない。一方、ポリ
エステル短繊維不織ウエブ層が20重量%以下になる
と、複合不織布に十分な機械的強度や寸法安定性が得ら
れず、好ましくない。
【0021】また本発明においては、難燃性を有する短
繊維不織ウエブ層が、複合不織布の両面に積層されてい
るのが好ましい。ポリエステル短繊維ウエブ層の両面に
難燃性を有する短繊維不織ウエブ層を積層することで、
きわめて良好な難燃性を期待できることになる。
【0022】さらに、難燃性を有する短繊維不織ウエブ
層を複合不織布の両面に積層させる場合には、一方の面
と他方の面への配分割合は、35:65〜65:35の
範囲内であることが必要である。いずれか一方の面にお
いて、配分割合が35%未満になると、ポリエステル短
繊維不織ウエブ層が難燃性を有する短繊維不織ウエブ層
によって十分に覆われないことになり、きわめて良好な
難燃性は期待できなくなる。
【0023】難燃性を有するポリエステル短繊維は、下
記の工程により効率よく製造することができる。すなわ
ち、リン原子を500ppm以上含むリン化合物が共重
合されたポリエステル共重合重合体チップを溶融紡糸
し、その糸条を冷却後、800〜1200m/分の速度
で引取り、未延伸糸を得る。そして得られた未延伸糸を
複数本合糸し、2段熱延伸によって延伸糸を得る。この
延伸処理を施した糸条にヒートドラムにより熱セットを
施し、その後押し込みクリンパーにより捲縮を付与し、
紡績用油脂成分を付与し、その後に乾燥処理を施し、所
定の繊維長に裁断すればよい。
【0024】ポリエステル短繊維は、以下の方法により
製造することができる。すなわち、ポリエチレンテレフ
タレート重合体チップを溶融紡糸し、その糸条を冷却
後、800〜1200m/分の速度で引き取り、未延伸
糸を得る。そして得られた未延伸糸を複数本合糸し、2
段熱延伸機によって延伸糸を得る。この延伸処理を施し
た糸条にヒートドラムにより熱セットを施し、その後押
し込みクリンパーにより捲縮を付与し、紡績用油脂成分
を付与し、その後に乾燥処理を施し、所定の繊維長に裁
断すればよい。この短繊維は、繊度が0.8〜5.0デ
ニール、繊維長が10〜76mm程度であるのが好まし
い。
【0025】難燃性を有する短繊維ウエブ層は、その目
付けが20〜100g/m2 の範囲であることが好まし
い。目付けが20g/m2 未満であると、そのウエブ層
の形態保持性が良くないので好ましくない。また、目付
けが100g/m2 を超えると、加圧液体流処理時に要
するエネルギーが大きくなり、極端なときは、たとえば
ポリエステル短繊維不織ウエブ層の両面に難燃性を有す
る短繊維不織ウエブ層を配置した場合に、一方すなわち
液体流が当たる方のウエブ層の内部は問題なく短繊維相
互の交絡が形成されても、他方すなわち液体流に対して
裏面側となる方のウエブ層の内層ではそのような交絡が
形成されず、結果として実用的な機械的特性が得られな
いことになり、好ましくない。
【0026】短繊維ウエブ層は、たとえばカード機を用
いて短繊維が開繊されたうえで、不織ウエブに形成され
たものである。その際に用いられるカード機としては、
複合不織布に要求される性能に応じて、パラレルカード
機、ランダムカード機、セミランダムカード機のいずれ
かが選択される。また、パラレルカードにクロスレイヤ
ーを配したものであってもよく、さらにクロスレイドさ
れた不織ウエブに対しドラフターを用いてウエブの縦/
横の並びを変えたものであってもよい。また、一つのウ
エブ層自体を積層不織ウエブで構成する場合は、異なる
カード機を用いて積層されたものであってもよい。
【0027】ウエブ層を積層させて複合不織布を得る際
には、まず、ポリエステル短繊維不織ウエブ層の少なく
とも片面に、前述のようにアラミド繊維、PPS繊維、
炭素繊維、あるいはリン原子を500ppm以上含有す
るポリエステル繊維などにより構成されて難燃性を有す
る短繊維不織ウエブ層を積層する。
【0028】そして、得られた積層不織ウエブ層を、移
動する多孔支持板上に載置し、加圧液体流を作用させる
ことで、難燃性を備えた短繊維不織ウエブ層の構成繊維
と、ポリエステル短繊維不織ウエブ層の構成繊維とを相
互に三次元的に交絡させるのである。
【0029】加圧液流体を発生させるためには、たとえ
ば孔径が0.05〜2.0mm、特に0.1〜0.4m
mである噴射孔を、孔間隔を0.3〜10mmとして1
列あるいは複数列に多数配列した装置を用い、噴射圧力
を5〜150kg/cm2 Gとして噴射させる方法を採
用する。噴射孔の配列は、積層物の進行方向と直行する
方向に沿って列状になるようにする。加圧液体として
は、水あるいは温水を用いるのが一般的である。噴射孔
と積層物との距離は、1〜15cmとするのがよい。こ
の距離が1cm未満であるとこの処理により得られる複
合不織布の地合いが乱れ、一方、15cmを超えると液
体流が積層物に衝突したときの衝撃力が低下して三次元
的な交絡が十分に施されないため、いずれも好ましくな
い。
【0030】本発明においては、前記加圧液流処理を2
段階に分けて施す。まず、第1段階の処理として、圧力
が5〜30kg/cm2 Gの加圧液体流を噴出させて積
層物に衝突させ、難燃性を有する短繊維不織ウエブ層の
構成繊維どうしを予備的に交絡させる。この第1段階の
処理において、液体流の圧力が5kg/cm2 G未満で
あると難燃性を有する短繊維不織ウエブ層の構成繊維ど
うしを予備的に交絡させることができず、一方、液体流
の圧力が30kg/cm2 Gを超えると難燃性を有する
短繊維不織ウエブ層の構成繊維が乱れ、この難燃性を有
する短繊維不織ウエブ層に地合いの乱れや目付け斑を生
じるため、いずれも好ましくない。
【0031】次いで、第2段階の処理として、第1段階
よりも高圧の、圧力が40〜150kg/cm2 Gの加
圧液体流を噴出させて積層物に衝突させ、ポりエステル
短繊維不織ウエブ層の構成繊維と難燃性を有する短繊維
不織ウエブ層の構成繊維とを相互に三次元的に交絡させ
るとともに、それぞれの短繊維不織ウエブ層の構成繊維
どうしを三次元的に交絡させて、積層物を全体として一
体化させる。この第2段階の処理において、液体流の圧
力が40kg/cm2 G未満であると上述の繊維間の三
次元的交絡を十分に形成することができず、一方、液体
流の圧力が150kg/cm2 Gを超えると得られた複
合不織布の柔軟性とかさ高性が向上しないため、いずれ
も好ましくない。このように第2段階の処理では圧力が
40〜150kg/cm2 Gのより高圧の加圧液体流を
用いるが、この第2段階の処理を積層物に施すに際して
は、上述のように第1段階の処理により予め短繊維不織
ウエブ層の構成繊維どうしを予備的に交絡させてあるた
め、難燃性を有する短繊維不織ウエブ層の構成繊維が液
体流の作用によって乱れることがなく、したがって、こ
の難燃性を有する短繊維不織ウエブ層に地合いの乱れや
目付け斑が生じたりすることがない。
【0032】ポリエステル短繊維不織ウエブの両面に難
燃性を有する短繊維不織ウエブ層を積層させて、三層構
造からなる複合不織布を構成するときは、一方の面への
加圧液体流の供給によって交絡処理の施された不織ウエ
ブを反転し、他方の面にも同様に加圧液体流を供給する
ことで、表裏ともに緻密に一体化した積層不織布を構成
することができる。このように表裏から交絡処理の施さ
れた不織ウエブ層は、ポリエステル短繊維不織ウエブ層
の構成繊維と難燃性を有する短繊維不織ウエブ層の構成
繊維とが交絡するのみでなく、難燃性を有する短繊維不
織ウエブ層の構成繊維どうしが相互に交絡するため、よ
り強固な構成を有する積層不織布となる。
【0033】上述の多孔性支持板は、この支持板上に載
置された積層不織ウエブ層を通過した加圧液体流が、そ
の孔を通過しうる構成であれば足りる。その材質は、金
属やポリエステルなどのいずれでもよい。この多孔性支
持板のメッシュは、10〜150本/25mmの範囲が
適当である。
【0034】加圧液体流処理を施した後、公知の方法に
よって積層物から過剰水分を除去する。すなわち、たと
えばマングルロール等の絞り装置を用いて過剰水分をあ
る程度機械的に除去し、引き続き連続熱風乾燥機等の乾
燥装置を用いて残余の水分を除去して、最終の複合不織
布製品を得ることができる。なお、乾燥処理を施すにあ
たり、乾燥処理温度や時間等の処理条件の選択に際して
は、単に水分の除去を図るに止まらず、適度の収縮を許
容するような条件の選択を行ってもよい。
【0035】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。なお、以
下で述べる各物性値は、下記の方法により求めた。
【0036】(1)融点:パーキンエルマ社製示差走査
型熱量計DSC−2型を用い、昇温速度20℃/分で測
定した溶解吸熱曲線の極値を与える温度を融点とした。 (2)リン原子含有量:蛍光X線により定量した。 (3)繊度:万能投影機にて繊径を測定し、密度補正を
行ない求めた。 (4)不織布の引張強力:東洋ボールドウイン社製テン
シロンUTM−4−1−100を用い、JISL 10
96に記載のストリップ法に従い、幅5cm、長さ10
cmの試料片を10個準備し、引張速度10cm/分の
条件で個々に最大引張強力を測定し、その平均値より求
めた。 (5)不織布の引張伸度:上記方法で測定した最大引張
強力時の伸度より求めた。
【0037】(6)難燃性能:炭化長により評価した。
この炭化長は、(財)日本防災協会、防災製品認定委員
会制定の「防災製品の性能試験基準」にもとづく、45
゜メセナミン法により測定した。なお、同委員会の定め
る防災製品の認定に必要な難燃性能試験基準は、寝具類
の詰物がプラスチック発泡体の場合、45°メセナミン
法において、炭化長の最大値が120mm以下、平均値
が100mm以下である。短繊維不織布については特に
性能基準が定められていないので、一応プラスチック発
泡体の基準値を参考とした。 (7)圧縮剛軟度(g):長さ10cm、幅5cmの試
料片を計5点作成し、各試料片ごとに横方向に曲げて円
筒状物とし、各々その端部を接合したものを圧縮剛軟度
の測定試料とした。次いで、定速伸長型引張試験機(東
洋ボールドウイン社製テンシロンUTM−4−1−10
0)を用い、各測定試料ごとに、その軸方向に沿って圧
縮速度5cm/分で圧縮し、得られた最大荷重値(g)
の平均値を圧縮剛軟度(g)とした。
【0038】(実施例1)ビス(β−ヒドロキシエチル
テレフタレート)およびそのオリゴマーに、下記の化学
式(2)で示される化合物を、リン原子が重量で10,
000ppmとなるように添加して重縮合反応を行い、
リン原子を含有するポリエステル([η]=0.58)
を得た。なお、この場合に次式で示される化合物の歩留
りはほぼ100%であり、添加した全量がポリエステル
中に残留した。
【0039】
【化2】
【0040】難燃性を有する短繊維不織ウエブ層の構成
短繊維には、ポリエステル重合体に前記リン化合物を共
重合させたポリエステル共重合体より得られた、単糸繊
度2.0デニール、繊維長51mmの繊維を用いた。こ
の短繊維は、紡糸油剤付着時のLOI値は29であった
が、この紡糸油剤を洗浄した後はLOI値が32となっ
て、十分な難燃性を有するものであった。
【0041】難燃性を有しない方のポリエステル短繊維
不織ウエブ層の構成短繊維には、リン化合物を含有しな
いポリエチレンテレフタレートより得られた、単糸繊度
1.5デニール、繊維長51mmの繊維を用いた。
【0042】そしてパラレルカード機を用いて、両繊維
から、目付30g/m2 の難燃性を有する短繊維不織ウ
エブ層と、目付20g/m2 のポリエステル短繊維不織
ウエブ層とを作成し、難燃性を有する短繊維不織ウエブ
層をポリエステル短繊維ウエブ層の両面に積層して、目
付80g/m2 の複合不織布を得た。両者の配合比率
は、(ポリエステル短繊維不織ウエブ層):(難燃性を
有する短繊維不織ウエブ層)=25:75とした。
【0043】次に、この積層不織ウエブ層を30m/分
の速度で移動する30メッシュの金網上に裁置して、加
圧液体流処理を施した。この加圧液体流処理に際して
は、0.12mm径の加圧液体流の噴射孔が孔間隔0.
6mmで3群に配された高圧柱状水流処理装置を用い、
積層物の上方80mmの位置から2段階に分けて柱状水
流を作用させた。第1回目の交絡処理として20kg/
cm2 Gの加圧水流により予備交絡を施し、その後、第
2回目の交絡処理として60kg/cm2 Gの加圧水流
を適用した。なお、この第2回目の処理は、積層物の表
裏から各々4回ずつ施した。
【0044】得られた複合不織布の性能を表1中に示
す。この複合不織布は、積層された短繊維不織ウエブ層
の構成繊維が相互に交絡を有し緻密に一体されたもので
あり、圧縮剛軟度が36gで柔軟であり、45度メセナ
ミン法による炭化長62mmの難燃性を有するものであ
った。
【0045】
【表1】
【0046】(実施例2)実施例1における難燃性を有
するポリエステル短繊維のリン原子含有量を500pp
mとした以外は実施例1と同一条件により複合不織布を
作成した。得られた複合不織布の性能を表1に示す。
【0047】(実施例3)難燃性を有する短繊維とし
て、ユニチカ社製のメタ系アラミド繊維である「アピエ
ール(商品名)」(繊度2デニール、繊維長51mm、
LOI値30)を使用した。これ以外は実施例1と同一
条件として不織布を得た。
【0048】得られた複合不織布の性能を表1中に示
す。この不織布は十分に一体化されたものであり、圧縮
剛軟度が45gと柔軟であり、45度メセナミン法によ
る炭化長65mmの難燃性を有するものであった。
【0049】(実施例4)実施例3と同様に、難燃性を
有する短繊維として、ユニチカ社製のメタ系アラミド繊
維である「アピエール(商品名)」(繊度2デニール、
繊維長51mm、LOI値30)を使用した。そして、
このアピエールと、難燃性を有しないポリエステル短繊
維としてのポリエチレンテレフタレートとの配合比率
を、アピエール:ポリエチレンテレフタレート=50:
50とした。これ以外は実施例1と同一条件として不織
布を得た。
【0050】得られた不織布の性能を表1中に示す。こ
の複合不織布は十分に一体化されたものであり、圧縮剛
軟度が31gで柔軟であり、45度メセナミン法による
炭化長71mmの難燃性を有するものであった。
【0051】(実施例5)実施例1において、第2回目
の高圧液体流による交絡処理の水圧を150kg/cm
2 Gとした以外は実施例1と同一条件で複合不織布を作
成した。得られた複合不織布の性能を表2中に示す。
【0052】
【表2】
【0053】(実施例6)実施例1において、第2回目
の高圧液体流による交絡処理の水圧を40kg/cm2
Gとした以外は実施例1と同一条件で複合不織布を作成
した。得られた複合不織布の性能を表2中に示す。
【0054】(実施例7)実施例3と同様のメタ系アラ
ミド短繊維を目付60g/m2 のランダムカードウエブ
層とした。また、難燃性を有しないポリエステル短繊維
としてのリン原子を含まないポリエステル短繊維を、目
付20g/m2 のランダムカードウエブ層とした。そし
て、このアラミド系不織ウエブ層の片面にポリエステル
不織ウエブ層を積層し、実施例1と同一条件で高圧液体
流処理を施して、目付80g/m2の複合不織布を作成
した。得られた複合不織布の性能を表2中に示す。
【0055】表1およひ表2に示すように、実施例1〜
7の複合不織布は、いずれも、炭化長100mm以下で
あって所要の難燃性を有し、しかも圧縮剛軟度が一定以
上の水準に達して柔軟性のすぐれたものであった。
【0056】(比較例1)実施例1と同一条件である
が、この実施例1における化学式で示されるリン化合物
の添加量を変更して、最終的にリン原子含有量が表1に
示されるように4500ppmになるようにした。
【0057】得られた不織布の性能を表3中に示す。こ
の複合不織布は、機械的性能、寸法安定性に問題はない
ものの、複合不織布全体におけるリン原子の含有量が相
対的に少なかったために、炭化長が110mmと長く、
実用的な難燃性能に乏しい不織布であった。
【0058】
【表3】 (比較例2)実施例1のリン原子を10,000ppm
含有するポリエステル系難燃短繊維の目付を16g/m
2 とし、リン原子を含まないポリエステル短繊維の目付
を48g/m2 として、このリン原子を含まないポリエ
ステル短繊維不織ウエブ層の両面にポリエステル系難燃
短繊維不織ウエブ層を積層した。それ以外は実施例1と
同一条件として、目付80g/m2 の複合不織布を得
た。したがって、この複合不織布における難燃短繊維の
構成割合は40重量%であった。
【0059】得られた複合不織布の性能を表3中に示
す。この複合不織布は、機械的性能、寸法安定性に問題
はないものの、複合不織布全体における難燃性を有する
短繊維の占める割合が低いため、炭化長が115mmと
長く、難燃性不織布としての実用性に乏しいものであっ
た。
【0060】(比較例3)実施例1における高圧液体流
による第2段の交絡処理水圧を30kg/cm2とした
以外は実施例1と同一条件で複合不織布を作成した。得
られた複合不織布は、難燃性を有するものの不織布強力
が弱く、実用性に乏しいものであった。得られた複合不
織布の性能を表3中に示す。
【0061】(比較例4)実施例1における高圧液体流
による第2段の交絡処理水圧を170kg/cm 2 とし
た以外は実施例1と同一条件で複合不織布を作成した。
得られた複合不織布は、難燃性を有するものの、不織布
中より繊維の脱落の発生した目付斑のある不織布であ
り、実用性に乏しいものであった。得られた複合不織布
の性能を表3中に示す。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明によると、ポリエス
テル短繊維不織ウエブ層の少なくとも片面に、難燃性を
有する短繊維不織ウエブ層を積層し、各不織ウエブ層の
構成繊維どうしをそれぞれ交絡させ、かつ前記ポリエス
テル短繊維不織ウエブ層の構成繊維と難燃性を有する短
繊維不織ウエブ層の構成繊維とを相互に三次元的に交絡
させたため、従来のものと同等の難燃性能および機械的
特性を具備させることができるのみならず、ウエブ層の
構成繊維の交絡によって全体を一体化させたため、従来
には無いきわだった柔軟性を備えることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D04H 1/42 D04H 1/42 W D06M 17/00 D06M 17/00 G

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステル短繊維不織ウエブ層の少な
    くとも片面に、難燃性を有する短繊維不織ウエブ層が積
    層され、前記ポリエステル短繊維不織ウエブ層の構成繊
    維どうしと、前記難燃性を有する短繊維不織ウエブ層の
    構成繊維どうしとが、それぞれ三次元的に交絡を有し、
    かつ前記ポリエステル短繊維不織ウエブ層の構成繊維と
    難燃性を有する短繊維不織ウエブ層の構成繊維とが相互
    に三次元的に交絡を有して、これらポリエステル短繊維
    不織ウエブ層と難燃性を有する短繊維不織ウエブ層とが
    一体化されていることを特徴とする難燃性複合不織布。
  2. 【請求項2】 ポリエステル短繊維不織ウエブ層と難燃
    性を有する短繊維不織ウエブ層との構成割合が、重量比
    で、(ポリエステル短繊維不織ウエブ層):(難燃性を
    有する短繊維不織ウエブ層)=50:50〜20:80
    であることを特徴とする請求項1記載の難燃性複合不織
    布。
  3. 【請求項3】 難燃性を有する短繊維不織ウエブ層を構
    成する繊維が、アラミド繊維と、ポリフェニレンサルフ
    ァイド繊維と、炭素繊維と、リン原子を500ppm以
    上含有してなるポリエステル短繊維とのいずれかで構成
    されていることを特徴とする請求項1または2記載の難
    燃性複合不織布。
  4. 【請求項4】 ポリエステル短繊維不織ウエブ層の少な
    くとも片面に、難燃性を有する短繊維不織ウエブ層を積
    層し、この積層不織ウエブ層に第1の加圧液体流処理を
    施して、前記ポリエステル短繊維不織ウエブ層の構成繊
    維どうしと、難燃性を有する短繊維不織ウエブ層の構成
    繊維どうしとを、それぞれ予備的に交絡させ、次に前記
    第1の加圧液体流処理の際よりも高圧の加圧液体流によ
    り第2の加圧液体流処理を施して、前記ポリエステル短
    繊維不織ウエブ層の構成繊維と難燃性を有する短繊維不
    織ウエブ層の構成繊維とを相互に交絡させ、全体として
    一体化させることを特徴とする難燃性複合不織布の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 第1の加圧液体流処理の際の加圧液体流
    の圧力を5〜30kg/cm2 Gとし、第2の加圧液体
    流処理の際の加圧液体流の圧力を40〜150kg/c
    2 Gとすることを特徴とする請求項4記載の難燃性複
    合不織布の製造方法。
  6. 【請求項6】 ポリエステル短繊維不織ウエブ層と難燃
    性を有する短繊維不織ウエブ層とを、(ポリエステル短
    繊維不織ウエブ層):(難燃性を有する短繊維不織ウエ
    ブ層)=50:50〜20:80の重量比で配合するこ
    とを特徴とする請求項4または5記載の難燃性複合不織
    布の製造方法。
  7. 【請求項7】 難燃性を有する短繊維不織ウエブ層を構
    成する繊維を、アラミド繊維と、ポリフェニレンサルフ
    ァイド繊維と、炭素繊維と、リン原子を500ppm以
    上含有してなるポリエステル短繊維とのいずれかで構成
    することを特徴とする請求項4から6までのいずれか1
    項記載の難燃性複合不織布の製造方法。
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