JPH0913276A - 難燃着色ポリエステル繊維不織布 - Google Patents

難燃着色ポリエステル繊維不織布

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JPH0913276A
JPH0913276A JP8066202A JP6620296A JPH0913276A JP H0913276 A JPH0913276 A JP H0913276A JP 8066202 A JP8066202 A JP 8066202A JP 6620296 A JP6620296 A JP 6620296A JP H0913276 A JPH0913276 A JP H0913276A
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JP
Japan
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polyester fiber
flame
retardant
nonwoven fabric
polyester
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Application number
JP8066202A
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English (en)
Inventor
Yasunori Tatsuoka
康則 立岡
Makoto Tanaka
信 田中
Yasuyuki Yamazaki
康行 山崎
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防炎性、寸法安定性、及び摩擦堅牢度が良好
でかつ有毒ガスの発生が少ない難燃着色ポリエステル繊
維不織布を提供する。 【解決手段】 燐元素を0.3〜1.5重量%含有する
難燃性ポリエステル繊維と、ポリエステルを熱接着成分
とする熱接着性繊維とが分散混合され且つ該熱接着成分
の融着により一体化されたポリエステル繊維不織布に、
顔料又は染料からなる着色剤、燐系難燃剤、並びにポリ
エステル樹脂又はウレタン樹脂からなるバインダーで構
成された着色剤組成物を付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、難燃着色ポリエス
テル繊維不織布に関する。さらに詳しくは、建物、特に
安全性の要求されるホテル、旅館、学校、病院等の公共
の建物に使用されるカーテン、ブラインド、壁紙、障子
紙類、パーティション等に好適に利用することのできる
難燃性に優れた着色ポリエステル繊維不織布に関する。
【0002】
【従来の技術】ホテル、旅館、学校、病院、等公共の建
物に使用されるカーテン、ブラインド、敷物、合板類は
消防法で防炎物品として防炎規制されている。他方、寝
具類、布張家具、防災頭巾は防炎製品として既に認定さ
れており、さらに近年難燃化のニーズの高まりと共に、
パーティション、障子紙類も防炎製品に追加認定される
動きがあり、防炎製品の必要性は益々大きくなってい
る。
【0003】従来、防炎性ロールスクリーンやプリーツ
カーテン用の布帛(不織布)としては、ポリクラール、
アクリル系難燃繊維製布帛が提案されているが、これら
の難燃素材を使った製品は吸湿性があるため、寸法安定
性が悪く吸湿時には伸長し、乾燥時には収縮するという
問題点がある。また燃焼時には塩化水素、シアン化水素
等の有毒ガスを発生するので、火災等において有毒ガス
による人体への影響の大きさがしばしば問題になってい
る。
【0004】このような問題を解決するために、難燃ポ
リエステル繊維からなる不織布をアクリル酸エステル樹
脂、酢酸ビニール樹脂等からなるバインダーで樹脂加工
する方法(特公平2−14468号公報等)が提案され
ている。しかし、これらの樹脂は燃焼時に炭化し易いた
め、ローソクの芯の役目を果たして難燃ポリエステル繊
維の溶融特性(ドリップ特性)が阻害され、燃え易くな
って防炎性が不良となる。
【0005】また別の方法として、ポリエステル繊維と
熱接着性繊維とを混綿・熱接着した不織布(特開平4−
272224号公報、特開平7−54253号公報)が
提案されているので、このポリエステル繊維として難燃
性ポリエステル繊維を用いる方法が考えられる。しかし
この場合、熱接着性繊維がポリエチレン−ポリプロピレ
ン系複合繊維もしくは共重合ナイロンを接着成分とする
プロピレンとの複合繊維等であるため、難燃ポリエステ
ル繊維との間に大きな溶融特性差があり、やはり燃え易
くなって防炎性が不良となる。
【0006】さらに、熱接着性繊維としてポリエステル
繊維を用いた例も提案されている(例えば特開平5−9
864号公報)が、この場合良好な防炎性を有する不織
布が得られるものの、この不織布に着色剤組成物を付与
して着色した場合、該組成物中に併用されるバインダー
成分が燃焼時に炭化し易いため、ローソクの芯の役目を
果たして難燃ポリエステル繊維の溶融特性(ドリップ特
性)が阻害され、やはり燃え易くなって防炎性が不良と
なる。
【0007】さらに、ロールスクリーン、プリーツカー
テン、壁紙等の用途では、手垢汚れ、塵汚れ等が起こり
易いので、ポリエチレンフィルム等がラミネートされる
場合がある。しかし、ラミネート時に皺が入ったり、フ
ィルムライクで平板状になるため、布帛の特徴がなくな
って商品価値が低下するという別の問題点もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
を背景になされたものであり、その第1の目的は、防炎
性、寸法安定性、及び摩擦堅牢度が良好でかつ有毒ガス
の発生が少ない難燃着色ポリエステル繊維不織布を提供
することにある。
【0009】また本発明の別の目的は、不織布製造時に
はその生産性が良好でしかも地合いも良好な難燃着色ポ
リエステル繊維不織布を提供することにある。
【0010】さらに本発明の別の目的は、防汚性に優れ
手垢汚れや塵埃汚れが発生し難い難燃着色ポリエステル
繊維不織布を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者等の検討によれ
ば、上記本発明の目的は以下の構成、すなわち、「 ポ
リエステル繊維不織布に着色剤組成物が付与されてなる
着色ポリエステル繊維不織布において、(a)前記ポリ
エステル繊維不織布は、燐元素を0.3〜1.5重量%
含有する難燃性ポリエステル繊維に、該難燃性ポリエス
テル繊維を構成するポリマーの融点より40℃以上低い
融点又は軟化点のポリエステルを熱接着成分とする熱接
着性繊維が分散混合され、かつ該熱接着成分の融着によ
り該ポリエステル繊維不織布は一体化され、そして、
(b)前記着色剤組成物は、顔料又は染料からなる着色
剤、燐系難燃剤、並びにポリエステル樹脂又はウレタン
樹脂からなるバインダーで構成されている、ことを特徴
とする難燃着色ポリエステル繊維不織布。」ことにより
達成される。
【0012】また別の目的は、「 前記ポリエステル繊
維不織布として、さらにポリビニルアルコール繊維が分
散混入されたものを用いる。」こと、あるいは、「 前
記ポリエステル繊維不織布を構成する繊維表面に、さら
に有機フッ素化ポリマー系撥水剤を付着させる。」こと
により達成される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の難燃着色ポリエステル繊
維不織布は、燐元素を0.3〜1.5重量%含有する難
燃性ポリエステル繊維に、該難燃性ポリエステル繊維を
構成するポリマーの融点より40℃以上低い融点又は軟
化点のポリエステルを熱接着成分とする熱接着性繊維が
分散混合され、かつ該熱接着成分の融着により一体化さ
れたポリエステル繊維不織布に、着色剤組成物が付与さ
れている。
【0014】本発明において使用される前記難燃性ポリ
エステル繊維は、通常のポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリ−1,4−ジメチレ
ンシクロヘキサンテレフタレートなど、好ましくはポリ
エチレンテレフタレートに、燐元素を0.3〜1.5重
量%、好ましくは0.4〜0.8重量%含有させたポリ
エステルから形成されている必要がある。ここで燐元素
の含有量が0.3重量%未満になると難燃性が低下し、
逆に1.5重量%を越えると繊維本来の物性が低下した
り着色しやすくなるので好ましくない。
【0015】燐元素を含有せしめるには、ポリエステル
重合段階で燐元素を含む化合物をポリエステルに混合も
しくは共重合してもよく、また糸段階もしくは不織布段
階で後加工設備を利用して燐元素を含む化合物で処理し
てもよいが、下記一般式(化1)もしくは一般式(化
2)で表される燐化合物又はこれらの環状無水物を共重
合するのが特に好ましい。
【0016】
【化1】
【0017】(式中Rは、飽和の開鎖状又は環状アルキ
レン基、アリレーン基又はアルアルキレン基を、R1
炭素数が6以下のアルキル基又はアリール基を表し、こ
れらはそれぞれF、Cl、Br、O、S等のヘテロ原子
を含有していてもよい。また、R2 、R3 は、それぞれ
炭素数が1〜18のアルキル基、アリール基又は水素原
子を表す。)
【0018】
【化2】
【0019】(式中R、R1 はそれぞれ水素原子、ハロ
ゲン原子又は炭素数が6以下の炭化水素基を、また
2 、R3 はそれぞれ水素原子、炭素数が7以下の炭化
水素基を表し、l、mはそれぞれ0〜4の整数で、nは
0〜2の整数である。)
【0020】具体的には、下記式(化3)で表されるホ
スフィン酸誘導体が好ましい共重合成分として例示でき
る。
【0021】
【化3】
【0022】なお、燐元素のほかにブロム化合物からな
る難燃剤を含有せしめると難燃性がより良好となるが、
燃焼時に有毒ガスを発生しやすくなるので、本発明にお
いてはその含有量は少ないほうが好ましい。
【0023】難燃性ポリエステル繊維の断面形状は、円
形、偏平、異型いずれであってもよく、また中空部を有
していてもよい。また繊維の太さは0.5〜6.0デニ
ール、特に1.0〜3.0デニールの範囲が適当であ
り、繊維長は後述する不織布の製造方法により異なり、
湿式法の場合には3〜20mm、乾式法の場合には20
〜80mmの範囲が適当である。
【0024】一方、上記の難燃性ポリエステル繊維に分
散混合される熱接着性繊維は、該難燃性ポリエステル繊
維を構成するポリマーの融点より40℃以上低い融点又
は軟化点、好ましくは70〜190℃、特に90〜15
0℃の融点又は軟化点を有するポリエステルを熱接着成
分としていれば、このポリエステル単独からなる繊維で
あっても、又はポリエチレンテレフタレート、ポリブチ
レンテレフタレート、ポリ−1,4−ジメチレンシクロ
ヘキサンテレフタレート等の通常のポリエステルとの複
合繊維であってもよい。複合繊維の場合には、熱接着成
分が繊維表面の1/2以上を占めるものが好ましく、複
合比でいうと3/7〜7/3の範囲にあるものが好まし
い。複合繊維の形態としては、サイド・バイ・サイド
型、シース・コア型のいずれでもよいが、後者の方が好
ましい。コアは同心状、偏心状いずれでもよいが、後者
にあってはコイル状の立体捲縮が発現してより好まし
い。
【0025】熱接着成分となるポリエステルとしては、
前記難燃性ポリエステル繊維を形成するポリエステルの
主たる繰り返し単位と同一の繰り返し単位を50モル%
以上、好ましくは60モル%以上有していることが有利
である。例えば、前記難燃性ポリエステル繊維がポリエ
チレンテレフタレート系繊維の場合には、エチレンテレ
フタレート単位を50モル%以上含有する共重合ポリエ
ステルが好ましく、具体的には、ポリエチレンテレフタ
レートにイソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等のジ
カルボン酸成分や、プロピレングリコール、テトラメチ
レングリコール、ヘキサメチレングリコール、ジエチレ
ングリコール等のグリコール成分を共重合したものが例
示できる。その一例を示すと、テレフタル酸/イソフタ
ル酸の重量比を60/40とするジカルボン酸成分と、
エチレングリコール/ジエチレングリコールの重量比を
88/12とするグリコール成分とからなる共重合ポリ
エステル(融点130℃)がある。
【0026】さらに本発明における熱接着性繊維は、軟
化点が前記難燃性ポリエステル繊維の融点よりも40℃
以上低い軟化点を有したものであってもよく、例えばポ
リエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト、ポリ−1,4−ジメチレンシクロヘキサンテレフタ
レート等の通常のポリエステルから形成される未延伸繊
維(低配向、低結晶繊維)が好ましいものとして例示で
きる。この様な未延伸繊維は、特に湿式抄造法で不織布
となす場合には不織布の強力を向上させるので好ましい
が、この割合が多くなりすぎると風合が悪化する傾向が
あるので、前記の共重合ポリエステルを熱接着成分とす
る熱接着性繊維と併用することが好ましく、未延伸繊維
の割合は全熱接着性繊維の30重量%未満とすることが
好ましい。
【0027】また、上記熱接着性繊維の熱接着性成分や
これと複合されるポリエステルには、難燃性を付与する
ために燐化合物を混合又は共重合していてもよく、また
糸段階もしくは不織布段階で後加工設備を利用して燐元
素を含む化合物で処理してもよい。この様にすることに
より、得られる着色不織布の難燃性はより向上するが、
この時の好ましい燐元素含有量は、前記難燃性ポリエス
テル繊維と同様に0.3〜1.5重量%である。
【0028】熱接着性ポリエステル繊維の断面形状も、
円形、偏平、異型いずれであってもよいが、通常は円形
のものが用いられる。また繊維の太さは1.0〜12.
0デニール、特に2.0〜6.0デニールの範囲が適当
であり、繊維長は後述する不織布の製造方法により異な
り、湿式法の場合には3〜20mm、乾式法の場合には
20〜80mmの範囲が適当である。
【0029】難燃性ポリエステル繊維と熱接着性ポリエ
ステル繊維とは、ポリエステル繊維不織布の重量を基準
として、前者を50〜90重量%、後者を10〜50重
量%、好ましくは前者を70〜85重量%、後者を15
〜30重量%の範囲で混合・分散される。熱接着性ポリ
エステル繊維の割合が少なくなると得られる不織布の強
度が低下し、またピリングも発生しやすくなる。一方、
熱接着性ポリエステル繊維の割合が多くなりすぎると風
合が粗硬になりやすく、また防炎性が不良となる場合が
ある。
【0030】本発明にIおけるポリエステル繊維不織布
は、上記繊維の水分散液から抄造する湿式不織布であっ
ても、カード機により混合・分散させてなる乾式不織布
であってもよい。
【0031】湿式抄造法の場合には、水中に前記繊維を
適当な濃度、例えば0.05〜0.3重量%で混合攪拌
して均一なスラリーを作成し、これを金網上で水を濾過
して繊維を補集した後、ヤンキードライヤー等で熱接着
性成分の融点又は軟化点以上の温度、好ましくは10〜
80℃高い温度で熱処理すればよい。このように熱処理
することにより、不織布を形成している難燃性ポリエス
テル繊維は熱接着性成分により融着固定され、得られる
不織布は一体化されて強力が向上する。
【0032】ここで均一なスラリーを調整するために
は、例えばポリエチレングリコール共重合ポリエステル
等のポリエステル繊維との親和性に優れた親水化剤を添
加することが好ましく、またポリアクリルアミド、ポリ
ビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース等の増
粘剤を添加することも好ましい。抄造法としては、通常
の短網法、長網法、円網法等、いずれの方法であっても
構わない。
【0033】なおこの湿式抄造法の場合には、一端金網
上に抄造した不織布をヤンキードライヤー等に移動させ
て乾燥させる際に不織布の破断が発生しやすいので、ポ
リビニルアルコール繊維、特に60〜90℃の水温で溶
解する部分鹸化型のポリビニルアルコール繊維を少量、
好ましくは2〜8重量%、特に3〜5重量%併用するこ
とが望ましい。この併用量が少ないと充分な不織布の破
断防止効果が得られず抄紙性が不充分となり、得られる
不織布の地合も低下する。逆に多くなりすぎると、不織
布の地合の点では優れたものが得られるが、防炎性の点
で不十分なものとなりやすい。
【0034】一方乾式法の場合には、難燃性ポリエステ
ル繊維と熱接着性ポリエステル繊維とを混綿した後、カ
ード機にとおしてウェブとなし、次いで常法に従いニー
ドルパンチ加工又は水流交絡処理した後、熱接着性成分
の融点又は軟化点以上の温度、好ましくは10〜80℃
高い温度で熱処理すればよい。
【0035】この様にして得られるポリエステル繊維不
織布の目付けは、実用上60〜250g/m2 、好まし
くは90〜150g/m2 が適当である。
【0036】本発明の難燃着色ポリエステル繊維不織布
は、前記したポリエステル繊維不織布に、顔料又は染料
からなる着色剤、燐系難燃剤、並びにポリエステル樹脂
又はウレタン樹脂からなるバインダーで構成されている
着色剤組成物を付与することにより得られる。
【0037】この着色剤組成物に用いられる着色剤とし
ては、染料、顔料いずれであってもよいが、アゾ顔料、
フタロシアニン、多環式顔料等が好ましい。これらは通
常水分散体として他の成分と混合されるが、分散の安定
性向上のためにアルギン酸ソーダ、カルボキシメチルセ
ルローズ等の増粘剤や、不織布に付与する際の滲み防止
のためにロジン、アルキルケテンダイマー等を適宜配合
してもよい。
【0038】また難燃剤は、燐元素を含有する燐系難燃
剤であればいずれをも使用できるが、特にホスフェート
系難燃剤が防炎効果が良好であり好ましく、例えば下記
一般式(化4)で表される化合物が例示できる。
【0039】
【化4】
【0040】(式中、Z1 、Z2 及びZ3 は、それぞれ
脂肪族基、芳香族基、ハロゲン化脂肪族基及びハロゲン
化芳香族基から選ばれた基を表す。)
【0041】特に好ましく使用されるホスフェート化合
物としては、例えばトリオクチルホスフェート、トリス
(モノクロロプロピル)ホスフェート、トリス(ジクロ
ロプロピル)ホスフェート、クレジルジフェニルホスフ
ェート、トリクレジルフォスフェート等を挙げることが
でき、これらは通常水分散体として用いられる。
【0042】次にバインダー成分として用いられるポリ
エステル樹脂又はウレタン樹脂は、前記着色剤をポリエ
ステル繊維不織布上に固着させるために用いられるもの
であるが、これらの樹脂は前記燐系難燃剤と組合わせる
ことにより、前記ポリエステル繊維不織布の防炎性を阻
害することなく着色することができる。
【0043】ここで用いられるポリエステル樹脂は、水
溶性であることが工業的にも作業環境的にも有利であ
る。したがって、その水溶液を得ることができる水溶性
ポリエステル樹脂について具体的に説明する。
【0044】水溶性ポリエステル樹脂を形成するジカル
ボン酸成分としては、テレフタル酸、イソフタル酸、ナ
フタレンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸、アジピ
ン酸、コハク酸、セバシン酸等の脂肪族ジカルボン酸等
であり、一方グリコール成分としては、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、テトラメチレングリコー
ル、ヘキサメチレングリコール、ネオペンチルグリコー
ル、ジエチレングリコール等であり、樹脂を水溶性にす
るため5−ナトリウムスルホイソフタル酸成分のような
金属スルホネート基を有する化合物又はポリエチレング
リコール等のポリオキシアルキレングリコールを共重合
成分として用いる。
【0045】なかでもジカルボン酸成分はテレフタル
酸、イソフタル酸が好ましく、特に両者の混合モル比が
65/35〜50/50の範囲にあることが望ましく、
またグリコール成分はエチレングリコール又はジエチレ
ングリコールが好ましい。
【0046】また金属スルホネート基を有する化合物と
しては、前記の他に金属スルホテレフタル酸、4−金属
スルホフタル酸、4−金属スルホナフタレン−2,7−
ジカルボン酸等を挙げることができる。このうち、特に
好ましいものは5−ナトリウムスルホイソフタル酸であ
る。かかる化合物の共重合割合は、共重合ポリエステル
の全ジカルボン酸成分を基準として40モル%以下、好
ましくは5〜20モル%である。
【0047】またポリオキシアルキレングリロールとし
ては、前記の他にポリプロピレングリコール、ポリエチ
レングリコール・ポリプロピレングリコール共重合体等
が挙げられ、なかでもポリエチレングリコールが好適で
ある。これらポリオキシアルキレングリコールは、その
一方の水酸基がエーテル結合等で封鎖されていてもよ
い。またその平均分子量は、通常500〜12000、
特に1000〜6000のものが用いられる。共重合量
は、生成共重合ポリエステルの重量を基準として20〜
90重量%、好ましくは30〜80重量%が適当であ
る。
【0048】このような水溶性ポリエステル樹脂の水に
対する溶解性は、100gの水中に30℃において樹脂
が20〜45g、好ましくは25〜40g溶解し得るも
のが望ましい。なおここでいう溶解とは、完全に水に溶
解するものに限定されず、水中に微分散し得るものも含
まれる。
【0049】次に、別のバインダー成分として用いられ
るウレタン樹脂は、防炎性の点から熱硬化性のものより
熱溶融性のものが好ましく、特に分子量が500〜60
00であるポリオキシアルキレングリコール、ポリエス
テルグリコール等の2官能性化合物に、分子量が500
以下であるジフェニルメタンジイソシアネート、トリレ
ンジイソシアネート等の2官能性有機ジイソシアネート
化合物を過剰に反応させたプレポリマーに、分子量が5
00以下であるジアミン、ジオール、アミノアルコー
ル、ヒドラジン等の鎖伸長剤を反応させて得られる線状
ポリウレタンが好適である。この様な線状ポリウレタン
樹脂としては、具体的には、ハイドランHW−111
(大日本インキ株式会社製)、スーパーフレックスE−
4500(第一工業製薬株式会社製)、エラストロンB
N69(第一工業製薬株式会社製)、バインダー(大和
化学株式会社製)等が例示される。なお、このポリウレ
タン樹脂も、前記ポリエステル樹脂と同じく水溶性又は
水分散性のものが、工業的にも作業環境的にも有利であ
る。
【0050】着色剤とバインダーとの重量比は、目的と
する着色の度合いによって異なるが、通常は1:5〜
1:1、特に1:2〜1:1.5の範囲が適当である。
また燐系難燃剤とバインダーとの重量比は1:3〜3:
1、特に1:2〜1:1の範囲が適当である。着色剤の
量が上記範囲よりも少ないと十分な着色濃度の不織布が
得難くなり、逆に多くなると着色剤組成物の機械的物性
が低下するため経時中に不織布表面から着色剤組成物が
脱落しやすくなる。また燐系難燃剤の量が少なくなりす
ぎると防炎効果が低下し、逆に多くなりすぎると着色部
分の粘着性が大きくなり汚れやすくなる等の不都合を生
じやすくなる。
【0051】着色剤組成物をポリエステル繊維不織布に
付着させるには、例えば前記着色剤、燐系難燃剤及びバ
インダーをそれぞれ予め水に分散ないし溶解させ、これ
らを所定割合で混合・希釈して所望濃度の処理液となし
た後、常法例えばパッディング法、スプレー法、ローラ
ータッチ法等により、ウエットピックアップ量として3
0〜100重量%となるように付与し、必要ならばこれ
を複数回行って着色剤組成物としての付着量が2〜8重
量%、好ましくは3〜5重量%となるようにすればよ
い。なかでもパッディング法によるのが簡便で好まし
い。着色剤を付与した不織布は、ついでノンタッチドラ
イヤー、ピンテンター等で100〜180℃、好ましく
は130〜170℃で1〜10分間乾燥する。
【0052】難燃着色ポリエステル繊維不織布は、その
用途によっては、防炎性に加えて防汚性が要求される
が、上記の不織布に通常の防汚加工を施すと防炎性が著
しく低下する。しかしながら、本発明のごとく有機フッ
素化ポリマー系撥水剤を付与する時、防炎性を損なうこ
となく極めて良好な防汚性が実現されることが見いださ
れた。好ましく用いられる有機フッ素化ポリマー系撥水
剤としては、パーフルオロアルキル基やポリフルオロア
ルキル基を有する(メタ)アクリレートから形成される
重合体、並びにこれらモノマーとビニルエステル、ビニ
ルエーテル、アクリルアミド等のパーフルオロアルキル
基やポリフルオロアルキル基を有しないモノマーとの共
重合体が例示される。なかでもパーフルオロアルキルメ
タクリレート系共重合体は、防炎性の低下が極めて小さ
いのでより好ましい。
【0053】かかる有機フッ素化ポリマー系撥水剤を着
色後のポリエステル繊維不織布に付与する方法も、前記
着色剤組成物付与方法と同じく、パッディング法、スプ
レー法、ローラータッチ法等のいずれであってもよい
が、特にパッディング法が好ましい。撥水剤の付与量
は、不織布重量に対してフッ素元素として0.03〜
0.10重量%、好ましくは0.05〜0.08重量%
の範囲が適当である。撥水剤を付与した不織布は、次い
でノンタッチドライヤー、ピンテンター等で100〜1
80℃、好ましくは150〜170℃で1〜10分間乾
燥する。
【0054】
【発明の効果】本発明の着色難燃ポリエステル繊維不織
布は、防炎性、寸法安定性、着色性およびその摩擦堅牢
度が良好で、且つ燃焼時の有毒ガスの発生が少ないの
で、特に安全性の要求されるホテル、旅館、学校、病院
等の公共の建物に使用される、カーテン、ブラインド、
壁紙、障子紙類、パーティション用等の不織布として好
適に利用することができる。
【0055】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明する。なお、実施例における部は全て重量部を表し、
諸特性の評価は以下の測定法によった。
【0056】(1)防炎性 JIS L1091のA−1法及びD法
【0057】(2)寸法安定性 50cm×50cmの不織布試料をサンプリングし、1
00℃で5分間乾燥した後に40℃90%RHの恒温恒
湿機中に3時間放置し、次いで室温下24時間放置した
後に垂直に吊るして試料の形状により視感判定する。 ○:弛みまたは皺が殆ど無い。 ×:弛みまたは皺がかなり発生する。
【0058】(3)乾摩擦堅牢度 JIS L0823
【0059】(4)防汚性 水性マジックインクの汚れを濡れ雑巾で3回拭き、汚れ
の取れた状態によって判定する。 ○:殆どとれる。 △:ある程度取れるがまだ目立つ。 ×:殆ど取れない。
【0060】(5)生産性 抄紙速度を変化させ、1時間以上安定に抄紙可能な速度
によって判定する。 ○:40m/分以上 △:20m/分以上、40m/分未満 ×:20m/分未満
【0061】(6)地合 1m×1mの不織布を検反機に掛け、抄紙斑の数によっ
て判定する。 ○:無し △:1〜3個 ×:4個以上
【0062】[実施例1〜4、比較例1]2−カルボキ
シエチル−メチルホスフィン酸を燐元素して0.65重
量%共重合したポリエチレンテレフタレート系難燃ポリ
エステル繊維(1.5デニール、繊維長5mm)と、鞘
部が酸成分としてテレフタル酸/イソフタル酸を60%
/40%(重量比)グリコール成分としてエチレングリ
コール/ジエチレングリコールを88%/12%(重量
比)共重合した低融点ポリエステル(融点:130℃)
であり、芯部が通常のポリエチレンテレフタレートであ
る芯鞘型複合熱接着性ポリエステル繊維(1.5デニー
ル、複合比1:1、繊維長5mm)と、ポリエチレンテ
レフタレート未延伸繊維(5.0デニール、繊維長5m
m)と、ポリビニールアルコール繊維(1.0デニー
ル、繊維長5mm、水中溶解温度80℃)とを表1の配
合重量比で混合し、常温の水に分散させ濃度0.1重量
%のスラリーとした。なお繊維の分散を良くするため、
スラリーにポリエチレングリコール・ポリエステル共重
合系の親水化剤(高松油脂株式会社製SR−1000)
を0.1重量%、及びポリアクリルアミドを50ppm
添加した。得られたスラリーを短網抄紙機にて抄紙し、
ヤンキードライヤーで130℃下3分間乾燥して坪量8
0g/m2 の不織布を作成した。次いで表1記載の着色
剤組成物にパッド後(絞り率70重量%)、150℃下
3分間ピンテンターで乾燥・キュアーリングを行った。
得られた不織布の性能を表2に示す。
【0063】[比較例2]実施例1において、繊維の配
合組成をポリクラール繊維(1.5デニール、繊維長5
mm)90重量%、実施例1と同じ熱接着性ポリエステ
ル繊維(1.5デニール、繊維長5mm)10重量%に
変更し、また着色剤組成物を表1記載のものに変更した
以外は実施例1と同様に処理した。結果を表2に合わせ
て示す。
【0064】
【表1】
【0065】
【表2】
【0066】[実施例5〜7、比較例3]2−カルボキ
シエチル−メチルホスフィン酸を燐元素として0.65
重量%共重合したポリエチレンテレフタレート系難燃ポ
リエステル繊維(3デニール、繊維長20mm)と、鞘
部が酸成分としてテレフタル酸/イソフタル酸を60%
/40%(重量比)グリコール成分としてエチレングリ
コール/ジエチレングリコールを88%/12%(重量
比)共重合した低融点ポリエステル(融点:130℃)
であり、芯部が通常のポリエチレンテレフタレートであ
る芯鞘型複合熱接着性ポリエステル繊維(繊度3デニー
ル、複合比1:1、繊維長20mm)とを表3記載の混
綿率で混合してウェブとなし、これに針密度200パン
チ/cm2 でニードルパンチを施した後、160℃で3
分間熱処理して目付120g/m2 の不織布を得た。次
いで表3記載の着色剤組成物でパッド後(絞り率70
%)、150℃下3分間ピンテンターで乾燥・キュアー
リングを行った。得られた不織布の性能を表4に示す。
【0067】[比較例4]実施例5において、繊維の配
合組成をポリクラール繊維(3デニール、繊維長20m
m)90重量%、実施例5と同じ熱接着性ポリエステル
繊維(3デニール、複合比1:1、繊維長20mm)1
0重量%に変更し、また着色剤組成物を表3記載のもの
に変更した以外は実施例1と同様に処理した。結果を表
4に合わせて示す。
【0068】
【表3】
【0069】
【表4】
【0070】[実施例8〜13]実施例1〜3及び実施
例5〜7で作成した着色ポリエステル繊維不織布に、さ
らに有機フッ素化ポリマー系撥水剤(パーフルオロアル
キルメタクリレート系共重合体撥水剤:明成化学株式会
社製LS3001)の1%水分散液にパッド後(絞り率
70%)、150℃下3分間ピンテンターで乾燥・キュ
アーリングを行った。得られた不織布の性能を表5に示
す。
【0071】
【表5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D04H 1/54 D04H 1/54 H 1/58 1/58 A D06M 13/292 D06M 15/277 15/277 15/564 15/564 D06P 3/52 Z D06P 3/52 C09K 21/12 // C09K 21/12 D06M 13/32 D06M 101:32

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステル繊維不織布に着色剤組成物
    が付与されてなる着色ポリエステル繊維不織布におい
    て、(a)前記ポリエステル繊維不織布は、燐元素を
    0.3〜1.5重量%含有する難燃性ポリエステル繊維
    に、該難燃性ポリエステル繊維を構成するポリマーの融
    点より40℃以上低い融点又は軟化点のポリエステルを
    熱接着成分とする熱接着性繊維が分散混合され、かつ該
    熱接着成分の融着により該ポリエステル繊維不織布は一
    体化され、そして、(b)前記着色剤組成物は、顔料又
    は染料からなる着色剤、燐系難燃剤、並びにポリエステ
    ル樹脂又はウレタン樹脂からなるバインダーで構成され
    ている、ことを特徴とする難燃着色ポリエステル繊維不
    織布。
  2. 【請求項2】 ポリエステル繊維不織布は、さらにポリ
    ビニルアルコール繊維が分散混入されている請求項1記
    載の難燃着色ポリエステル繊維不織布。
  3. 【請求項3】 難燃性ポリエステル繊維と熱接着性繊維
    との混合重量比は、50:50〜90:10である請求
    項1記載の難燃着色ポリエステル繊維不織布。
  4. 【請求項4】 着色剤組成物中の燐系難燃剤は、ホスフ
    ェート系難燃剤である請求項1記載の難燃着色ポリエス
    テル繊維不織布。
  5. 【請求項5】 ポリエステル繊維不織布を構成する繊維
    表面には、有機フッ素化ポリマー系撥水剤が付着してい
    る請求項1記載の難燃着色ポリエステル繊維不織布。
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