JPH0959354A - アスファルト乳剤用添加剤及びアスファルト組成物 - Google Patents

アスファルト乳剤用添加剤及びアスファルト組成物

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JPH0959354A
JPH0959354A JP22157895A JP22157895A JPH0959354A JP H0959354 A JPH0959354 A JP H0959354A JP 22157895 A JP22157895 A JP 22157895A JP 22157895 A JP22157895 A JP 22157895A JP H0959354 A JPH0959354 A JP H0959354A
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asphalt emulsion
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の加熱方式のアスファルトと同等以上の
強度を発現し、更に耐水性が向上し、強度発現速度をも
制御できるアスファルト乳剤用添加剤及びアスファルト
組成物を提供することを目的とする。 【解決手段】 レゾール型水溶性フェノール樹脂を含有
する粘結剤と、エポキシ基を持つ化合物を含有する硬化
剤組成物を必須成分として含有する事を特徴とするアス
ファルト乳剤用添加剤、及びかかるアスファルト乳剤用
添加剤とアスファルト乳剤とを必須成分として含有する
アスファルト組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路舗装の結合剤
をはじめ、防水剤、接着剤など、いろいろな用途に適用
できるアスファルト乳剤用添加剤に関するものである。
更に詳しくは、強度特性が著しく向上したアスファルト
硬化体を提供し得る新規なアスファルト乳剤用添加剤及
びこれを含有する常温で取り扱い可能なアスファルト組
成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】石油か
ら得られるアスファルトのような瀝青質は、古くから舗
装材料、防水・接着材料及び鉄道軌道等に広く使用され
ているが、非常に粘着性の高い物質でありそのままでは
作業性がきわめて悪い。そこで、所望の作業を行う際に
アスファルトを加熱(加熱溶融方式)する、適当な乳化
剤と水を添加してエマルション化する、適当な溶剤に溶
解させる等の方法によりアスファルトの流動性を向上さ
せることが行われている。
【0003】これらの方法のうち、乳剤により調製され
たアスファルトの水性エマルションは、一般に「アスフ
ァルト乳剤」と呼ばれており、このアスファルト乳剤に
適宜、骨材、フィラー、その他の成分を添加してアスフ
ァルト組成物を形成し、これを例えば舗装体の形成等に
用いる。その際、水性成分が蒸発除去されて、いわゆる
エマルション破壊が起こることによりアスファルトが硬
化する。
【0004】このようなアスファルト乳剤を用いた方法
は、常温で取り扱いでき、しかも溶剤のような揮発性、
有毒性の高い物質を用いる必要がないため、非常に好ま
しい方法ではあるが、アスファルト乳剤を使用した組成
物は、加熱溶融方式に比べ、強度、使用耐久性、耐水性
が弱いといった欠点を有している。その理由は、合一し
たアスファルト中に残存する乳化剤、完全に除去されな
かった水等の影響であると考えられている。
【0005】このような状況から、従来、アスファルト
のバインダーとしての強度、使用耐久性、耐水性機能を
改善する目的で、アスファルト乳剤の水分蒸発残留物で
あるアスファルトの性状を向上すべく、アスファルト乳
剤にゴムや合成高分子物質を導入する方法が、特開平2
−206655号公報等に開示されている。しかしながら、こ
のようにアスファルトにゴムや合成高分子物質を導入す
る方法は、アスファルトの性状が硬くなるために、常温
ではアスファルト粒子の合一が起こりにくく一体化し難
いために、結果としてアスファルト硬化体の強度を改善
するに至っていないのが現状である。
【0006】また、アスファルト乳剤は使用する乳化剤
の種類や使用する骨材材質等により、安定性が変化する
とともに、エマルション破壊によるアスファルトの硬化
が水の除去速度に依存しており、アスファルト硬化が遅
いなどの問題点も指摘されている。
【0007】更に、一般に、アスファルト乳剤の調製に
用いる乳化剤はエマルションが破壊されてアスファルト
が硬化した後も系内で乳化機能を示すため、耐水性機能
の改善に対しては充分ではない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決すべく、鋭意研究の結果、アスファルト乳剤を
使用したアスファルト組成物の強度低下の原因を明確に
し、その知見から従来の加熱方式のアスファルトと同等
以上の強度を発現し、更に耐水性が向上し、強度発現速
度をも制御できるアスファルト乳剤用添加剤及びアスフ
ァルト組成物を完成させるに到った。
【0009】すなわち、アスファルト乳剤を使用したア
スファルト組成物は何らかの方法で水が除かれることに
よりアスファルト粒子同士が合一し、強度が発現する。
しかし、アスファルト粒子の合一が不充分であったり、
水が残存することにより発生する欠陥によりアスファル
ト組成物の強度が低下する。更には、アスファルト組成
物と骨材との接着不良により、アスファルト組成物の強
度が低下する。
【0010】そこで、本発明者らは、アスファルト組成
物の欠陥が、水の存在に起因することに注目し、水の存
在している空間及び水の存在した空間をアスファルトよ
りも強度の高い物質で充填することにより、アスファル
ト組成物の強度を大幅に改善できると考え、本発明を完
成するに到った。
【0011】即ち、本発明は、レゾール型水溶性フェノ
ール樹脂を含有する粘結剤と、エポキシ基を持つ化合物
を含有する硬化剤組成物を必須成分として含有すること
を特徴とするアスファルト乳剤用添加剤、及びかかるア
スファルト乳剤用添加剤とアスファルト乳剤とを必須成
分として含有するアスファルト組成物を提供するもので
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のアスファルト乳
剤用添加剤及びアスファルト組成物について詳細に説明
する。
【0013】本発明において使用する粘結剤は、一般に
レゾール型水溶性フェノール樹脂よりなるものが用いら
れる。レゾール型水溶性フェノールは、フェノール類と
アルデヒド化合物とを、水酸化カリウムや水酸化ナトリ
ウムなどのアルカリ性触媒の存在下で、縮合させて得ら
れるものである。本発明においては、フェノール類の一
部を他のアルデヒドと縮合可能なモノマー、例えば尿
素、メラミンのようなアミノ系のもの、シクロヘキサン
のようなケトン類、キシレン、トルエンのような芳香族
炭化水素類に置き換えたものを使用してもよい。フェノ
ール類としては、フェノール、クレゾール、 3,5−キシ
レノール、ノニルフェノール、 p−tert−ブチルフェノ
ール、イソプロペニルフェノール、フェニルフェノール
等のアルキルフェノール、レゾルシノール、カテコー
ル、ハイドロキノン、フロログルシン等の多価フェノー
ル、ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノ
ールC、ビスフェノールE等のビスフェノール類等が用
いられる。また、カシューナット殻液、リグニン、タン
ニンのようなフェノール系化合物の混合物よりなるもの
も、フェノール類として使用することができる。これら
の各種のフェノール類(他のアルデヒドと縮合可能なモ
ノマーを含む)は、1種の物質を単独で使用してもよい
し、2種以上の物質を混合してアルデヒド化合物と共縮
合させてもよい。
【0014】フェノール類と縮合させるためのアルデヒ
ド化合物としては、ホルムアルデヒド、パラホルムアル
デヒド、フルフラール、グリオキザール等が使用され
る。アルデヒド化合物の使用量は、フェノール類1モル
当たり、1〜3モル、好ましくは、 1.5〜2モル使用さ
れる。アルデヒド化合物の使用量が1モル未満である
と、得られたレゾール型水溶性フェノール樹脂よりなる
粘結剤を硬化させても粘結力が充分でなく、アスファル
ト硬化体の強度が向上しない傾向が生じる。逆に、アル
デヒド化合物の使用量が3モルを超えると、レゾール型
水溶性フェノール樹脂からのアルデヒド臭が強く、作業
環境が悪化する傾向がある。
【0015】フェノール類とアルデヒド化合物との縮合
は、一般的にアルカリ水溶液中で行われ、レゾール型水
溶性フェノール樹脂が得られる。この際、反応触媒とし
ては、水酸化カリウム(KOH) を使用するのが好ましく、
従って、水酸化カリウム水溶液中で縮合させるのが好ま
しい。また、レゾール型水溶性フェノール樹脂は、一般
的にアルカリ水溶液の形で供給されるため、縮合の際に
所定量の水酸化カリウムを使用しても良いし、また、縮
合を終えた後においては、水酸化カリウムと共に水酸化
ナトリウム(NaOH)、水酸化リチウム(LiOH)あるいは、ヘ
キサメチレンテトラミン等のアミン類を併用して、所定
のアルカリ性になるようにしてもよい。レゾール型水溶
性フェノール樹脂のアルカリ溶液中において、アルカリ
(塩基)のモル数は、フェノール性水酸基1モルに対し
て、0.03〜1モルであるのが好ましい。ここで、フェノ
ール性水酸基とは、レゾール型水溶性フェノール樹脂が
有しているすべてのOH基、即ち芳香環に直接結合してい
るOH基及びメチレン基を介して芳香環に結合しているOH
基のいずれをも包含するものである。アルカリ(塩基)
のモル数が0.03モル未満になると、硬化させたレゾール
型水溶性フェノール樹脂の粘結力が低下する傾向が生じ
たり、乳剤に添加したときにその安定性が悪くなったり
する。逆に、アルカリ(塩基)のモル数が1モルを超え
ると、強アルカリ水溶液になって取り扱い上危険であ
る。
【0016】レゾール型水溶性フェノール樹脂を含有す
る水溶液形態の粘結剤中には、得られるアスファルト組
成物の強度を向上させるために、シランカップリング剤
が含有されてもよい。シランカップリング剤としては、
従来公知の各種のものを使用することができ、特にγ−
グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノ
プロピルトリエトキシシラン、γ−(2−アミノエチ
ル)アミノプロピルトリエトキシシラン、 N−グリシジ
ル− N,N−ビス〔3−(トリメトキシシリル)プロピ
ル〕アミン等を使用するのが好ましい。
【0017】シランカップリング剤が含有されている、
いないにかかわらず、粘結剤水溶液の粘度は、25℃にお
いて、50〜5000cps であるのが好ましい。 50cps未満で
は充分なアスファルト組成物の強度が得られず、また 5
000cpsを超えると、ハンドリングがしにくくなる。な
お、この粘度はB型粘度計により測定したものである。
また、この粘結剤水溶液中の固形分含量、即ち水分を除
いた含有量(レゾール型水溶性フェノール樹脂やシラン
カップリング剤の含有量)は、35〜75重量%であること
が好ましい。固形分含量が35重量%未満であると、得ら
れるアスファルト組成物の強度が充分向上しない傾向が
生じる。逆に、固形分含量が75重量%を超えると粘度が
上昇する傾向にあり好ましくない。なお、この固形分含
量は、秤量試料(2.0±0.1g) を熱風乾燥機内で、3時間
105℃に加熱することにより、水分を蒸発させて、次式 (水分蒸発後の試料の重量/秤量試料の重量)×100 =
固形分含量 によって算出したものである。
【0018】一方、レゾール型水溶性フェノール樹脂を
常温で硬化させるための硬化剤組成物として、本発明に
おいては、エポキシ基を持つ化合物、またはエポキシ基
を持つ化合物と有機エステルとを所定量の割合で混合し
たものが採用される。エポキシ基を持つ化合物として
は、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル、ソルビ
トールポリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトール
ポリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリグリシジ
ルエーテル、トリグリシジルトリス(2−ヒドロキシエ
チル)イソシアヌレート、グリセロールポリグリシジル
エーテル、エポキシ化大豆油等のポリエポキシ化合物、
エチレン−プロピレングリコールジグリシジルエーテ
ル、プロピレン−ポリプロピレングリコールジグリシジ
ルエーテル、ポリテトラメチレングリコールジグリシジ
ルエーテル、レゾルシンジグリシジルエーテル、ネオペ
ンチルグリコールジグリシジルエーテル、 1,6−ヘキサ
ンジオールジグリシジルエーテル、ビスフェノールSジ
グリシジルエーテル、ビスフェノールAジグリシジルエ
ーテル、ビスフェノールFジグリシジルエーテル、ダイ
マー酸ジグリシジルエステル等のジエポキシ化合物、フ
ェノールのEO5モル付加物のグリシジルエーテル、 p−
tert−ブチルフェニルグリシジルエーテル、2−エチル
ヘキシルグリシジルエーテル等のモノエポキシ化合物等
を使用することができる。これらの中でも、1分子中に
3個以上のグリシジル基を有するポリグリセロールポリ
グリシジルエーテル又はソルビトールポリグリシジルエ
ーテルが好ましい。
【0019】また、硬化剤組成物中の有機エステルとし
ては、蟻酸メチル、トリアセチン、γ−ブチロラクト
ン、エチレングリコールモノアセテート、エチレングリ
コールジアセテートや、コハク酸、グルタル酸、アジピ
ン酸などの炭素数2〜6の2塩基酸のメチル又はエチル
エステル等を使用することができる。これらの中でも、
炭素数2〜6の2塩基酸のメチル又はエチルエステルが
好ましい。この硬化剤組成物は、一般に溶液の形態で供
給される。エポキシ基を持つ化合物と有機エステルとが
含有されている硬化剤組成物を使用する場合、エポキシ
基を持つ化合物と有機エステルとの重量比率は、エポキ
シ基を持つ化合物 100重量部に対して、有機エステルが
0〜60重量部、好ましくは1〜30重量部であるのが好ま
しい。有機エステルの量が60重量部を超えると、相対的
にエポキシ基を持つ化合物の量が少なくなって、得られ
るアスファルト組成物の強度が低下する傾向が生じる。
【0020】次に本発明のアスファルト組成物について
説明する。本発明のアスファルト組成物は、アスファル
ト乳剤と上記の如き本発明のアスファルト乳剤用添加剤
とを必須成分として含有し、必要に応じてフィラー、ラ
テックス、砂、砂利等の第3成分、更に公知の添加剤を
配合してなるものであり、常温での取り扱い、施工も可
能なものである。
【0021】アスファルト組成物を構成するアスファル
ト乳剤とは、アスファルトを適当な乳化剤(界面活性
剤)により、乳化させたアスファルトの水性エマルショ
ンである。
【0022】本発明のアスファルト乳剤に使用されるア
スファルトとしては、石油ストレートアスファルト、セ
ミブローンアスファルト、カットバックアスファルト、
天然アスファルト、石油タール、ピッチ、溶剤脱瀝アス
ファルト、重油等の1種又は2種以上の混合物等が挙げ
られる。
【0023】更に、天然ゴム、スチレン−ブタジエン共
重合物、クロロプレン共重合物等の合成ゴム及びポリエ
チレン、エチレン−酢酸ビニル共重合物などの高分子重
合体、石油樹脂、熱可塑性樹脂等を混合した改質アスフ
ァルトも使用できる。
【0024】また、アスファルト乳剤の調製に用いられ
るアスファルト乳化剤(界面活性剤)としては、アニオ
ン性乳化剤、カチオン性乳化剤、ノニオン性乳化剤およ
び両性乳化剤のいずれを使用してもよく、1種又は2種
以上の多成分系であっても良いが、ノニオン性乳化剤が
特に好ましい。
【0025】アニオン性界面活性剤としては、カルボン
酸塩類、硫酸エステル塩類、スルホン酸塩類、リン酸エ
ステル塩類が挙げられ、これらのエチレンオキサイド及
びプロピレンオキサイド付加物も含まれる。
【0026】カチオン性界面活性剤としては、アルキル
アミン塩類、アルカノールアミン類、第4級アンモニウ
ム塩類、アミンオキサイド類、ポリエチレンポリアミン
類が挙げられ、エチレンオキサイド及びプロピレンオキ
サイドの付加物も含まれる。ここで、四級塩でないカチ
オン性界面活性剤の場合は、塩酸、酢酸、硝酸、スルフ
ァミン酸、ジメチル硫酸等で各々の酸塩の形で使用す
る。
【0027】ノニオン性界面活性剤としては、高級アル
コールエチレンオキサイド付加物、アルキレンフェノー
ルエチレンオキサイド付加物、脂肪酸エチレンオキサイ
ド付加物、多価アルコール脂肪酸エステルエチレンオキ
サイド付加物、高級アルキルアミンエチレンオキサイド
付加物、脂肪酸アミドエチレンオキサイド付加物、油脂
のエチレンオキサイド付加物、ポリプロピレングリコー
ルエチレンオキサイド付加物等のポリエチレングリコー
ル型界面活性剤、及びグリセロールの脂肪酸エステル、
ペンタエリスリトールの脂肪酸エステル、ソルビトール
及びソルビタンの脂肪酸エステル、ショ糖の脂肪酸エス
テル、多価アルコールのアルキルエーテル、アルカノー
ルアミン類の脂肪酸アミドなどの多価アルコール型界面
活性剤が挙げられる。
【0028】両性界面活性剤としては、アミノ酸型及び
ベタイン型のカルボン酸塩類、硫酸エステル類、スルホ
ン酸塩類、リン酸エステル類等が挙げられる。
【0029】これらの界面活性剤の使用量は、水とアス
ファルトとの合計に対して0.01〜10.0重量%で、特に0.
05〜5.0 重量%が適当である。
【0030】本発明におけるアスファルト乳剤に添加で
きる骨材及びフィラーは特に限定されるものではない
が、一般に使用されている、砕石、クラッシャーラン、
スクリーニングス、砕石ダスト、高炉スラグ、砂等が例
示される。また、ルクソバイト、人工焼成骨材、アルミ
粉、陶磁器粒、着色骨材等の明色骨材並びにアスファル
ト被覆砕石、廃棄アスファルト舗装からの再生骨材等も
使用可能である。また、フィラーとしては、スクリーニ
ングスのフィラー分、石粉、焼却炉灰、クレー、タル
ク、膨張材、フライアッシュ、各種セメント(超早強セ
メント、早強セメント、普通セメント、混合セメントな
ど)等が例示される。
【0031】また、本発明におけるアスファルト乳剤に
添加することのできるラテックスにはスチレン−ブタジ
エンラバー、イソプレンラバー、天然ゴムエマルジョ
ン、アクリル酸エマルジョン、酢酸ビニルエマルジョン
等が例示されるが、これらに限定されるものではない。
ラテックスの使用量は、アスファルト乳剤の固形分 100
重量部に対して、 0.1〜75重量%が好ましい。
【0032】更に本発明では、使用目的、使用方法など
に応じてアスファルト乳剤に塩化アンモニウム、塩化カ
ルシウム、塩化アルミニウム、塩化鉄などの水溶性無機
塩、及びポリビニルアルコール、ゼラチン、ポリエチレ
ングリコール、メチルセルロース、カチオン澱粉、吸水
ポリマー等の水溶性高分子を適宜選択し併用することが
できる。
【0033】本発明のアスファルト乳剤用添加剤は、添
加剤中のレゾール型水溶性フェノール樹脂固形分がアス
ファルト乳剤中の固形分 100重量部に対して 0.1〜75.0
重量部となるような添加量で使用するのが好ましい。更
に好ましくは、 0.5〜50.0重量部である。レゾール型水
溶性フェノール樹脂の添加量が少なすぎると、バインダ
ーとしての強度、感温特性並びに骨材との付着機能が不
足し、一方、レゾール型水溶性フェノール樹脂の使用量
が多すぎると、バインダーとしての撓み性が不足する。
【0034】本発明において、硬化剤組成物の使用量
は、本発明のアスファルト乳剤用添加剤中のレゾール型
水溶性フェノール樹脂の固形分 100重量部に対して、
0.5〜100 重量部、好ましくは5〜70重量部である。硬
化剤組成物の使用量が 0.5重量部未満の場合には、アス
ファルト組成物の強度向上効果がなく、 100重量部を超
えると過剰の硬化剤組成物が系内に残り強度が損なわ
れ、かつ可使時間のコントロールが困難となるため好ま
しくない。
【0035】以下、本発明のアスファルトの施工方法に
ついてその一例を詳細に説明するが、本発明はこれらの
方法のみに限定されるものではない。
【0036】熱溶融したアスファルトを、適当な乳化剤
を用いて乳化しアスファルト乳剤を得た後、該アスファ
ルト乳剤にレゾール型水溶性フェノール樹脂を含有する
粘結剤を添加混合し、次いで、硬化剤組成物を添加混合
した後、該アスファルト乳剤を施工する。その際、用途
に応じて適当な骨材、フィラー、その他の任意成分に該
アスファルト乳剤を混合して使用しても良い。
【0037】このように施工されたアスファルト組成物
中でレゾール型水溶性フェノール樹脂が樹脂化し、アス
ファルトの強度が発現する。
【0038】本発明のアスファルト組成物は、施工直前
に硬化剤組成物をアスファルト組成物中に添加して、ア
スファルト組成物の施工後、アスファルト乳剤用添加剤
中のレゾール型水溶性フェノール樹脂を硬化させること
ができる。具体的な施工方法としては、例えば、アスフ
ァルト乳剤を直接道路舗装用の型枠に流し込む方法、ノ
ズル、噴霧器等によりアスファルト乳剤を霧状に散布し
てシーリング剤、接着剤、被覆剤等として使用する方法
が挙げられる。また、パグミルミキサー等のミキサーで
無機材料の石膏、セメント、砂等と混合して道路舗装
材、鉄道線路材、床材等のバインダーとして使用する方
法が挙げられる。
【0039】本発明のアスファルト乳剤用添加剤を使用
すると、アスファルト硬化体の強度が向上すると共に耐
水性が著しく向上する。また、アスファルト乳剤用添加
剤中の硬化剤組成物の種類、量を調節して施工前にアス
ファルト組成物に添加することにより、硬化速度も容易
に制御できる。
【0040】
【実施例】以下に示す実施例によって、本発明を詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定され
るものではない。
【0041】実施例1〜8 50%KOH 水溶液中に、KOH 1モルに対して2モル比のフ
ェノールを加え, 攪拌・溶解させた。この水溶液を80℃
に保持しながら、フェノール1モルに対してホルムアル
デヒドが2モルとなるように、50%ホルマリン水溶液を
加えてフェノールとホルムアルデヒドとの縮合反応を進
行させた。そして、この反応溶液の粘度が2000cps(25
℃)に達する時点まで、80℃で反応を続けた。この粘度
に達した時点で、反応溶液を室温まで冷却し、フェノー
ル性水酸基1モルに対して、KOH のモル数が0.85となる
ように50%KOH 水溶液を加え、樹脂粘結剤水溶液を得
た。この溶液 100重量部に対して、γ−グリシドキシプ
ロピルトリメトキシシランを 0.5重量部添加し、粘度が
600cps(25℃)のレゾール型水溶性フェノール樹脂水溶
液からなる粘結剤を得た。尚、レゾール型水溶性フェノ
ール樹脂水溶液の固形分含量は、50重量%であった。一
方、硬化剤組成物として、表1に示した如く、エポキシ
基を持つ化合物または、エポキシ基を持つ化合物と有機
エステルとを所定の割合で混合したもの9種類(No.1〜
9)を準備した。
【0042】〔アスファルト組成物の調製〕針入度80〜
100 ℃のストレートアスファルトを 150℃に加熱溶融
し、ノニルフェノールEO付加物(花王(株)製エマルゲ
ン950)を1重量%(最終アスファルト乳剤中の濃度)添
加して水に乳化させ、前記アスファルト分量が60重量%
であるアスファルト乳剤を調製した。24時間後、自然冷
却されたアスファルト乳剤とアスファルト乳剤用添加剤
を混合し、これを骨材に添加混合することでアスファル
ト組成物を調製した。アスファルト組成物は、骨材 100
重量部に対して、10重量部のアスファルト乳剤と、アス
ファルト乳剤用添加剤を添加して調製した。なお、アス
ファルト乳剤用添加剤は、アスファルト乳剤中の固形分
量 100重量部に対して、該添加剤中のレゾール型水溶性
フェノール樹脂の固形分が10重量部となるように添加し
た。
【0043】〔アスファルト組成物の調製(比較例)〕
針入度80〜100 ℃のストレートアスファルトを 150℃に
加熱溶融し、オレイン酸ソーダを1重量%(最終アスフ
ァルト乳剤中の濃度)添加して水に乳化させ、前記アス
ファルト分量が60重量%であるアスファルト乳剤を調製
した。24時間後、自然冷却されたアスファルト乳剤と骨
材を混合してアスファルト組成物を調製した。アスファ
ルト組成物は、骨材 100重量部に対して、10重量部のア
スファルト乳剤を添加して調製した。
【0044】〔試験方法〕 (1)強度試験 アスファルト組成物の強度は、「舗装試験法便覧」(社
団法人日本道路協会、平成5年12月20日発行)記載の
「マーシャル安定度試験方法」(60℃水浸30分間)に準
じて試験した。マーシャル安定度試験用供試体は、以下
の方法で準備した。アスファルト組成物は、パグミルミ
キサーに、6号砕石(高槻産)、7号砕石(高槻産)、
砂(淀川産)、スクリーニングス(高槻産)及び石粉
(滋賀県産)を35:25:20:13:7の重量比で配合した
密粒配合骨材と、前記で調製したアスファルト乳剤と、
アスファルト乳剤用添加剤をそれぞれ前記の割合で投入
し、更に、アスファルト乳剤用添加剤中のレゾール型水
溶性フェノール樹脂水溶液に対して、表1に示した硬化
剤組成物を10重量%投入(比較例の場合は、乳剤のみを
投入)し、20秒間混合して調製した。なお、骨材温度は
20℃とした。10分後にモールドに充填し、常温で片面50
回の両面突きでマーシャル安定度試験用供試体を作成
し、雰囲気温度20℃/湿度60%RHで24時間養生を行っ
た。これを用いてマーシャル安定度(kgf)とフロー値を
求めた。
【0045】
【表1】
【0046】(注)* コハク酸・グルタル酸・アジピ
ン酸混合物のジメチルエステル ** レゾール型水溶性フェノール樹脂(固形分)100 重
量部に対するエポキシ基を持つ化合物の重量部 (注)デナコールEX-512 :ナガセ化成工業(株)
製、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル デナコールEX-614B :ナガセ化成工業(株)製、ソル
ビトールポリグリシジルエーテル デナコールEX-830 :ナガセ化成工業(株)製、ポリ
エチレングリコールジグリシジルエーテル アデカレジンEP-4100 :旭電化工業(株)製、ビスフェ
ノールAジグリシジルエーテル アデカサイザーO-130P:旭電化工業(株)製、エポキシ
化大豆油 (2)耐久性試験 アスファルト組成物の硬化体(舗装体)の耐久性は、
「舗装試験法便覧」記載の「ホイールトラッキング試
験」(温度60℃、接地圧6.4kgf/cm2 )に準じて試験し
たが、以下の方法で準備した。上記(1)の強度試験用
に調製したアスファルト組成物を、締め固め用型枠に充
填し、ローラコンパクタで締め固めホイールトラッキン
グ試験用供試体を作成し、雰囲気温度20℃/湿度60%RH
で12時間養生を行った。その後、ホイールトラッキング
試験における動的安定度(DS)を測定した。
【0047】(3)耐水性評価 アスファルト組成物の耐水性は、アスファルト乳剤によ
り骨材表面に形成されたアスファルト皮膜の耐水性能、
ひいては剥離防止性能を評価するものである。具体的に
は、粒径5〜13mmの乾燥骨材(材質:高槻産の硬質砂
岩)を水中(20℃)に1分間浸漬し、取り出した後直ち
にアスファルト乳剤とアスファルト乳剤用添加剤の混合
物(100:10)(重量比)の中に1分間浸漬する。その骨材
を、ガラス板上に並べ、これを雰囲気温度20℃/湿度60
%RHで3時間養生を行った後、80℃の温水に30分間浸漬
する。30分後、骨材表面にアスファルト皮膜が被覆して
いる割合を肉眼で判定し、付着面積(%)として表示し
た。ただし、1回の試験で用いた骨材の数は10個とし、
その平均値を算出した。この付着面積率が高いほど、耐
水性が良好であることを意味する。これらの試験結果を
表2に示した。
【0048】
【表2】
【0049】(注)* 比較品は締め固め用型枠から出す
と壊れたため、強度試験と耐久性試験は、実施できなか
った。
【0050】表2の結果から明らかな通り、レゾール型
水溶性フェノール樹脂を含有する粘結剤と、エポキシ基
を持つ化合物を含有する硬化剤組成物を使用することに
より、アスファルト組成物の強度を大幅に改善すること
ができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 博隆 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レゾール型水溶性フェノール樹脂を含有
    する粘結剤と、エポキシ基を持つ化合物を含有する硬化
    剤組成物を必須成分として含有することを特徴とするア
    スファルト乳剤用添加剤。
  2. 【請求項2】 硬化剤組成物に有機エステルを併用する
    ことを特徴とする請求項1記載のアスファルト乳剤用添
    加剤。
  3. 【請求項3】 レゾール型水溶性フェノール樹脂(固形
    分)100 重量部に対して、硬化剤組成物を 0.5〜100 重
    量部含有することを特徴とする請求項1又は2記載のア
    スファルト乳剤用添加剤。
  4. 【請求項4】 エポキシ基を持つ化合物が、1分子中に
    2個以上のグリシジル基を有する請求項1〜3の何れか
    1項に記載のアスファルト乳剤用添加剤。
  5. 【請求項5】 アスファルト乳剤と請求項1〜4の何れ
    か1項に記載のアスファルト乳剤用添加剤とを必須成分
    として含有するアスファルト組成物。
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