JPH0958854A - アキュムレーションコンベヤ - Google Patents
アキュムレーションコンベヤInfo
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- JPH0958854A JPH0958854A JP22058195A JP22058195A JPH0958854A JP H0958854 A JPH0958854 A JP H0958854A JP 22058195 A JP22058195 A JP 22058195A JP 22058195 A JP22058195 A JP 22058195A JP H0958854 A JPH0958854 A JP H0958854A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- sensing roller
- drive shaft
- article
- endless belt
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- Control Of Conveyors (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 センシングローラを安定して回転駆動する。
【解決手段】 駆動伝達用ホイール56は、コンベヤフ
レーム14の支持部材57に回転自在に支持されてお
り、回転軸56aの軸方向がセンシングローラ52の軸
方向と角度α1を以て交差する。駆動伝達用ホイール5
6は、駆動シャフト20との間隔Bが駆動シャフト20
とローラ11の間隔Cとほぼ一致する位置に配置されて
おり、非突出位置に変位されたセンシングローラ52の
外周面に角度α2を以て係合する。ローラ11に巻回さ
れている無端ベルトと同様の長さで駆動シャフト20と
の間に巻回されたホイール用無端ベルト59を介して、
駆動伝達用ホイール56が駆動シャフト20に連動して
回転する。これにより駆動伝達用ホイール56は、非突
出位置にあるセンシングローラ52を、駆動シャフト2
0に連動して回転させる。
レーム14の支持部材57に回転自在に支持されてお
り、回転軸56aの軸方向がセンシングローラ52の軸
方向と角度α1を以て交差する。駆動伝達用ホイール5
6は、駆動シャフト20との間隔Bが駆動シャフト20
とローラ11の間隔Cとほぼ一致する位置に配置されて
おり、非突出位置に変位されたセンシングローラ52の
外周面に角度α2を以て係合する。ローラ11に巻回さ
れている無端ベルトと同様の長さで駆動シャフト20と
の間に巻回されたホイール用無端ベルト59を介して、
駆動伝達用ホイール56が駆動シャフト20に連動して
回転する。これにより駆動伝達用ホイール56は、非突
出位置にあるセンシングローラ52を、駆動シャフト2
0に連動して回転させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の搬送方向に
沿って多数設けられたローラの回転又は停止によって、
ローラ上の物品の搬送又は停止を行うアキュムレーショ
ンコンベヤに関し、詳しくはセンシングローラを駆動す
るための構造に関する。
沿って多数設けられたローラの回転又は停止によって、
ローラ上の物品の搬送又は停止を行うアキュムレーショ
ンコンベヤに関し、詳しくはセンシングローラを駆動す
るための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、物品の搬送又は停止を行うアキ
ュムレーションコンベヤとして、図5及び図6に示すよ
うに、ローラ80の軸方向と交差して設けられた駆動軸
81に、スリーブ82、スプール83及びベルト84を
介して、ローラ80を連動して回転させるものがある
(特公昭49−45837号公報参照)。
ュムレーションコンベヤとして、図5及び図6に示すよ
うに、ローラ80の軸方向と交差して設けられた駆動軸
81に、スリーブ82、スプール83及びベルト84を
介して、ローラ80を連動して回転させるものがある
(特公昭49−45837号公報参照)。
【0003】スリーブ82は、駆動軸81の外周面に相
対回転可能に支持されており、スプール83は、スリー
ブ82の外周面に相対回転可能に支持される。ベルト8
4は、スプール83とローラ80の間に、所定の張力を
与えられた状態で巻回されており、スリーブ82及びス
プール83が駆動軸81に連動して回転する際、ローラ
80を駆動軸81に連動させる。すなわちスリーブ82
及びスプール83は、スリーブ82に突設されたキー8
5が後述する突杆86に係止されない状態において、各
部材間に生じる摩擦によって駆動軸81に連動して回転
し、これによりローラ80は、スリーブ82、スプール
83及びベルト84を介して駆動軸81に連動して回転
する。またキー85が突杆86に係止された状態におい
て、スリーブ82は駆動軸81との連動を阻止されて回
転を停止し、スプール83も回転を停止する。これによ
り、ローラ80は駆動軸81に連動せず、スリーブ82
及びスプール83とともに強制的に回転を停止される。
対回転可能に支持されており、スプール83は、スリー
ブ82の外周面に相対回転可能に支持される。ベルト8
4は、スプール83とローラ80の間に、所定の張力を
与えられた状態で巻回されており、スリーブ82及びス
プール83が駆動軸81に連動して回転する際、ローラ
80を駆動軸81に連動させる。すなわちスリーブ82
及びスプール83は、スリーブ82に突設されたキー8
5が後述する突杆86に係止されない状態において、各
部材間に生じる摩擦によって駆動軸81に連動して回転
し、これによりローラ80は、スリーブ82、スプール
83及びベルト84を介して駆動軸81に連動して回転
する。またキー85が突杆86に係止された状態におい
て、スリーブ82は駆動軸81との連動を阻止されて回
転を停止し、スプール83も回転を停止する。これによ
り、ローラ80は駆動軸81に連動せず、スリーブ82
及びスプール83とともに強制的に回転を停止される。
【0004】突杆86は、枢着軸87上に設けられてお
り、枢着軸87は、リンク及び鎖等88を介してセンシ
ングローラ89に機械的に連結され、センシングローラ
89の変位に連動して回転する。つまり突杆86は、物
品が所望の蓄積箇所に達した際、物品に押圧されたセン
シングローラ89の変位によって、リンク及び鎖等88
を介して枢着軸87が回転すると、キー85の移動経路
内に突出され、キー85を介してスリーブ82を係止す
る。
り、枢着軸87は、リンク及び鎖等88を介してセンシ
ングローラ89に機械的に連結され、センシングローラ
89の変位に連動して回転する。つまり突杆86は、物
品が所望の蓄積箇所に達した際、物品に押圧されたセン
シングローラ89の変位によって、リンク及び鎖等88
を介して枢着軸87が回転すると、キー85の移動経路
内に突出され、キー85を介してスリーブ82を係止す
る。
【0005】従来、このようなアキュムレーションコン
ベヤにおいて、センシングローラを駆動するための構造
としては、センシングローラと駆動軸の間に、無端ベル
トを所要の張力を与えた状態で巻回させ、無端ベルトの
伸び縮みを利用し、センシングローラをいずれの位置に
おいても駆動軸に連動回転させるものがあった。
ベヤにおいて、センシングローラを駆動するための構造
としては、センシングローラと駆動軸の間に、無端ベル
トを所要の張力を与えた状態で巻回させ、無端ベルトの
伸び縮みを利用し、センシングローラをいずれの位置に
おいても駆動軸に連動回転させるものがあった。
【0006】また図7に示すように、センシングローラ
90の図7中右端部近傍に、駆動伝達用ホイール91を
設けるとともに、駆動伝達用ホイール91とセンシング
ローラ90の間に、無端ベルト92を所要の張力を与え
た状態で巻回させるものもある。駆動伝達用ホイール9
1は、回転軸93の軸方向がセンシングローラ90の軸
方向と平行をなすように配置されており、センシングロ
ーラ90の図7中右端部の外周面にほぼ直角に係合され
る。このような構造では、駆動軸94の回転が無端ベル
ト92を介して駆動伝達用ホイール91に伝達され、駆
動伝達用ホイール91の回転により、駆動伝達用ホイー
ル91に係合されたセンシングローラ90を連動して回
転させる作用を有している。
90の図7中右端部近傍に、駆動伝達用ホイール91を
設けるとともに、駆動伝達用ホイール91とセンシング
ローラ90の間に、無端ベルト92を所要の張力を与え
た状態で巻回させるものもある。駆動伝達用ホイール9
1は、回転軸93の軸方向がセンシングローラ90の軸
方向と平行をなすように配置されており、センシングロ
ーラ90の図7中右端部の外周面にほぼ直角に係合され
る。このような構造では、駆動軸94の回転が無端ベル
ト92を介して駆動伝達用ホイール91に伝達され、駆
動伝達用ホイール91の回転により、駆動伝達用ホイー
ル91に係合されたセンシングローラ90を連動して回
転させる作用を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したセンシングロ
ーラを駆動するための構造のうち、前者の構造では、セ
ンシングローラが変位する度に、無端ベルトが伸縮を繰
り返すことになる。このため、伸縮に伴って無端ベルト
に作用する負荷が大きく変動し、無端ベルトを介してセ
ンシングローラに伝達される駆動トルクが、極めて不安
定となる問題があった。更に、余分の伸縮を与えること
となるので、ベルトの寿命が短くなり、また、脱輪の可
能性も大きくなる。
ーラを駆動するための構造のうち、前者の構造では、セ
ンシングローラが変位する度に、無端ベルトが伸縮を繰
り返すことになる。このため、伸縮に伴って無端ベルト
に作用する負荷が大きく変動し、無端ベルトを介してセ
ンシングローラに伝達される駆動トルクが、極めて不安
定となる問題があった。更に、余分の伸縮を与えること
となるので、ベルトの寿命が短くなり、また、脱輪の可
能性も大きくなる。
【0008】また図7に示す後者の構造では、センシン
グローラ用の駆動伝達用ホイール91と駆動軸94との
間に巻回される無端ベルト92の長さは、駆動軸94と
物品搬送用ローラ(図示しない)との間に巻回される無
端ベルト(図示しない)の長さと相違する。このため、
少なくとも2種類の長さの無端ベルトを用意する必要が
あり、コスト増大を招くという問題があった。更に駆動
伝達用ホイール91は、回転軸93の軸方向がセンシン
グローラ90の軸方向と平行をなし、且つ近接して配置
されており、したがって駆動軸94と駆動伝達用ホイー
ル91の間に巻回される無端ベルト92の水平面内での
捩じり角が大きくなってしまう。このため、無端ベルト
92が駆動軸94又は駆動伝達用ホイール91から脱落
し易いという問題があった。
グローラ用の駆動伝達用ホイール91と駆動軸94との
間に巻回される無端ベルト92の長さは、駆動軸94と
物品搬送用ローラ(図示しない)との間に巻回される無
端ベルト(図示しない)の長さと相違する。このため、
少なくとも2種類の長さの無端ベルトを用意する必要が
あり、コスト増大を招くという問題があった。更に駆動
伝達用ホイール91は、回転軸93の軸方向がセンシン
グローラ90の軸方向と平行をなし、且つ近接して配置
されており、したがって駆動軸94と駆動伝達用ホイー
ル91の間に巻回される無端ベルト92の水平面内での
捩じり角が大きくなってしまう。このため、無端ベルト
92が駆動軸94又は駆動伝達用ホイール91から脱落
し易いという問題があった。
【0009】本発明は、センシングローラを安定して駆
動することができるとともに、駆動シャフトと駆動伝達
用ホイール間の無端ベルトの水平面内での捩じり角を小
さくすることができ、更に部品の共用化を図ってコスト
を低減することができるアキュムレーションコンベヤを
提供することを目的としている。
動することができるとともに、駆動シャフトと駆動伝達
用ホイール間の無端ベルトの水平面内での捩じり角を小
さくすることができ、更に部品の共用化を図ってコスト
を低減することができるアキュムレーションコンベヤを
提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、物
品の搬送方向に沿って多数設けられたローラの回転又は
停止によって、ローラ上の物品の搬送又は停止を行うア
キュムレーションコンベヤにおいて、ローラの軸方向と
交差する方向に沿って設けられ、無端ベルトによってロ
ーラに駆動を伝える駆動シャフトと、ローラによる物品
搬送面の一部を形成し、該物品搬送面から所定量上方に
突出した所定位置から、搬送物品に押し下げられて物品
搬送面とほぼ同じ高さ位置に変位するセンシングローラ
と、センシングローラの変位に対応してセンシングロー
ラの搬送方向上流の所定区間におけるローラの駆動及び
停止を実行する接続制御手段と、駆動シャフトとローラ
との間隔(C)にほぼ一致する駆動シャフトからの間隔
(B)を有し、回転軸方向がセンシングローラの軸方向
と所定の角度(α1)を以て交差するように設けられ、
駆動シャフトとの間に巻回される前記無端ベルトと同じ
長さの無端ベルトを介して駆動を伝えられ、物品搬送面
とほぼ同じ高さ位置に変位したセンシングローラの外周
面に係合してセンシングローラに駆動を伝える駆動伝達
用ホイールと、を備えた構成のアキュムレーションコン
ベヤにより達成される。
品の搬送方向に沿って多数設けられたローラの回転又は
停止によって、ローラ上の物品の搬送又は停止を行うア
キュムレーションコンベヤにおいて、ローラの軸方向と
交差する方向に沿って設けられ、無端ベルトによってロ
ーラに駆動を伝える駆動シャフトと、ローラによる物品
搬送面の一部を形成し、該物品搬送面から所定量上方に
突出した所定位置から、搬送物品に押し下げられて物品
搬送面とほぼ同じ高さ位置に変位するセンシングローラ
と、センシングローラの変位に対応してセンシングロー
ラの搬送方向上流の所定区間におけるローラの駆動及び
停止を実行する接続制御手段と、駆動シャフトとローラ
との間隔(C)にほぼ一致する駆動シャフトからの間隔
(B)を有し、回転軸方向がセンシングローラの軸方向
と所定の角度(α1)を以て交差するように設けられ、
駆動シャフトとの間に巻回される前記無端ベルトと同じ
長さの無端ベルトを介して駆動を伝えられ、物品搬送面
とほぼ同じ高さ位置に変位したセンシングローラの外周
面に係合してセンシングローラに駆動を伝える駆動伝達
用ホイールと、を備えた構成のアキュムレーションコン
ベヤにより達成される。
【0011】
【作用】本発明に係るアキュムレーションコンベヤにお
いては、センシングローラの搬送方向上流の所定区間の
ローラに駆動伝達する無端ベルトと同じ長さの無端ベル
トを介して、駆動伝達用ホイールが駆動シャフトに連動
して回転されるとともに、物品搬送面とほぼ同じ高さ位
置まで変位したセンシングローラの外周面に所定の角度
を以て係合し、センシングローラを駆動シャフトに連動
させる。これにより、通常の搬送用ローラと物品搬送面
にほぼ同じ高さ位置まで変位したセンシングローラとを
一つの長さの無端ベルトによって駆動でき、また無端ベ
ルトへ加えられる張力も大きく変動することはない。
いては、センシングローラの搬送方向上流の所定区間の
ローラに駆動伝達する無端ベルトと同じ長さの無端ベル
トを介して、駆動伝達用ホイールが駆動シャフトに連動
して回転されるとともに、物品搬送面とほぼ同じ高さ位
置まで変位したセンシングローラの外周面に所定の角度
を以て係合し、センシングローラを駆動シャフトに連動
させる。これにより、通常の搬送用ローラと物品搬送面
にほぼ同じ高さ位置まで変位したセンシングローラとを
一つの長さの無端ベルトによって駆動でき、また無端ベ
ルトへ加えられる張力も大きく変動することはない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図示実施形態により、本発明
を説明する。図1〜図3は、本発明の一実施形態である
アキュムレーションコンベヤを示す図であり、図1はそ
の側面図、図2はその平面図である。また、図3は図1
の矢印D方向からみた一部の断面図である。更に、図4
はスライドプーリ及びクラッチ機構を示す断面図であ
り、図4(a)はクラッチ機構の接続状態を、図4
(b)はクラッチ機構の非接続状態をそれぞれ示してい
る。
を説明する。図1〜図3は、本発明の一実施形態である
アキュムレーションコンベヤを示す図であり、図1はそ
の側面図、図2はその平面図である。また、図3は図1
の矢印D方向からみた一部の断面図である。更に、図4
はスライドプーリ及びクラッチ機構を示す断面図であ
り、図4(a)はクラッチ機構の接続状態を、図4
(b)はクラッチ機構の非接続状態をそれぞれ示してい
る。
【0013】図1及び図2におけるアキュムレーション
コンベヤ10は、ローラ11の所定数を一区間として、
物品一次停止区間12と非停止区間13に分割されてお
り、物品一次停止区間12内におけるローラ11の回転
又は停止によって、ローラ11上の物品(図示しない)
の搬送又は停止を行う。
コンベヤ10は、ローラ11の所定数を一区間として、
物品一次停止区間12と非停止区間13に分割されてお
り、物品一次停止区間12内におけるローラ11の回転
又は停止によって、ローラ11上の物品(図示しない)
の搬送又は停止を行う。
【0014】物品一次停止区間12において、ローラ1
1はそれぞれ、無端ベルト40、スライドプーリ30及
びクラッチ機構60を介して駆動シャフト20に連動し
て回転され、物品を搬送方向Aに沿って搬送する。無端
ベルト40はスライドプーリ30と各ローラ11との間
にそれぞれ所要の張力を与えられた状態で巻回されてお
り、水平面内で約90度捩じられた状態で巻回され、ロ
ーラ11をスライドプーリ30に連動して回転させる。
1はそれぞれ、無端ベルト40、スライドプーリ30及
びクラッチ機構60を介して駆動シャフト20に連動し
て回転され、物品を搬送方向Aに沿って搬送する。無端
ベルト40はスライドプーリ30と各ローラ11との間
にそれぞれ所要の張力を与えられた状態で巻回されてお
り、水平面内で約90度捩じられた状態で巻回され、ロ
ーラ11をスライドプーリ30に連動して回転させる。
【0015】非停止区間13においては、プーリ70は
駆動シャフト20の軸方向に沿って各ローラ11に対応
して固定されており、ローラ11との間に巻回された無
端ベルト72によって、駆動シャフト20の駆動を対応
するローラ11に伝え、常時駆動シャフト20に連動し
て回転させている。更に、非停止区間13においては物
品が搬送されてきたことを検出するセンシングローラ5
2が搬送面より若干突出して配置されている。後述する
ように、このセンシングローラ52を一端に支持する揺
動アーム50とクラッチ機構60との協動により、物品
一次停止区間12における駆動シャフト20とスライド
プーリ30との駆動の接続又は切り離しを実行する。
駆動シャフト20の軸方向に沿って各ローラ11に対応
して固定されており、ローラ11との間に巻回された無
端ベルト72によって、駆動シャフト20の駆動を対応
するローラ11に伝え、常時駆動シャフト20に連動し
て回転させている。更に、非停止区間13においては物
品が搬送されてきたことを検出するセンシングローラ5
2が搬送面より若干突出して配置されている。後述する
ように、このセンシングローラ52を一端に支持する揺
動アーム50とクラッチ機構60との協動により、物品
一次停止区間12における駆動シャフト20とスライド
プーリ30との駆動の接続又は切り離しを実行する。
【0016】ここで各構成要素について説明すると、駆
動シャフト20は、ローラ11の軸方向と直交して、搬
送方向Aに沿って設けられており、軸受け21等を介し
てコンベヤフレーム14に回転自在に支持される。駆動
シャフト20には、図示しない被駆動スプロケットが固
定されており、被駆動スプロケットには、モータ(図示
しない)の回転軸(図示しない)に固定された駆動スプ
ロケット(図示しない)との間に、駆動チェーン(図示
しない)が巻回される。駆動シャフト20は、駆動チェ
ーンを介してモータに連動して回転する。
動シャフト20は、ローラ11の軸方向と直交して、搬
送方向Aに沿って設けられており、軸受け21等を介し
てコンベヤフレーム14に回転自在に支持される。駆動
シャフト20には、図示しない被駆動スプロケットが固
定されており、被駆動スプロケットには、モータ(図示
しない)の回転軸(図示しない)に固定された駆動スプ
ロケット(図示しない)との間に、駆動チェーン(図示
しない)が巻回される。駆動シャフト20は、駆動チェ
ーンを介してモータに連動して回転する。
【0017】スライドプーリ30は、図4(a)及び図
4(b)に示すように、駆動シャフト20の外径よりも
大きい内径を有する管状の構成となっており、駆動シャ
フト20が貫通している。そして、樹脂等からなる一対
のブッシュ32が駆動シャフト20の外周面に軸方向に
沿って摺動可能に支持され、ブッシュ32の外周面には
軸受33内側保持リングが固定されている。更に、スラ
イドプーリ30は軸受33の外側保持リングに固定さ
れ、この軸受33を介して駆動シャフト20周りに相対
回転可能であるとともに、ブッシュ32の摺動に伴って
駆動シャフト20の軸方向(図4中左右方向)に移動可
能の構成となっている。
4(b)に示すように、駆動シャフト20の外径よりも
大きい内径を有する管状の構成となっており、駆動シャ
フト20が貫通している。そして、樹脂等からなる一対
のブッシュ32が駆動シャフト20の外周面に軸方向に
沿って摺動可能に支持され、ブッシュ32の外周面には
軸受33内側保持リングが固定されている。更に、スラ
イドプーリ30は軸受33の外側保持リングに固定さ
れ、この軸受33を介して駆動シャフト20周りに相対
回転可能であるとともに、ブッシュ32の摺動に伴って
駆動シャフト20の軸方向(図4中左右方向)に移動可
能の構成となっている。
【0018】スライドプーリ30の一端(図4中では左
端部)のブッシュ32と、駆動シャフト20の周方向に
沿って突設された固定部材22との間には、スプリング
34が設けられている。このスプリング34は、ブッシ
ュ32を介して軸受33及びスライドプーリ30をクラ
ッチ機構60方向(図4中右方)に常時付勢して駆動接
続状態としている。スライドプーリ30の一端にはクラ
ッチ機構60の片側としての従動側クラッチ板62が固
定されている。
端部)のブッシュ32と、駆動シャフト20の周方向に
沿って突設された固定部材22との間には、スプリング
34が設けられている。このスプリング34は、ブッシ
ュ32を介して軸受33及びスライドプーリ30をクラ
ッチ機構60方向(図4中右方)に常時付勢して駆動接
続状態としている。スライドプーリ30の一端にはクラ
ッチ機構60の片側としての従動側クラッチ板62が固
定されている。
【0019】再び図1及び図2を参照すると、センシン
グローラ52を一端に支持する揺動アーム50は、コン
ベヤフレーム14にピン51を中心として揺動可能に、
すなわちコンベヤ10の搬送面からセンシングローラ5
2が物品によって押し込まれることで揺動するように支
持されている。揺動アーム50におけるピン51を挟ん
で反対側の図1中左端部にはカムフォロア53が設けら
れる。このカムフォロア53が従動側クラッチ板62を
押圧する構成となっている。カムフォロア53は図示し
ない保持器によって揺動アーム50の端部に保持・案内
されている。このカムフォロア53には従動側クラッチ
板62がスプリング34の付勢力によって常時当接する
構成とすることで、センシングローラ52を物品検出位
置に常に押し上げる力を与えることができる。
グローラ52を一端に支持する揺動アーム50は、コン
ベヤフレーム14にピン51を中心として揺動可能に、
すなわちコンベヤ10の搬送面からセンシングローラ5
2が物品によって押し込まれることで揺動するように支
持されている。揺動アーム50におけるピン51を挟ん
で反対側の図1中左端部にはカムフォロア53が設けら
れる。このカムフォロア53が従動側クラッチ板62を
押圧する構成となっている。カムフォロア53は図示し
ない保持器によって揺動アーム50の端部に保持・案内
されている。このカムフォロア53には従動側クラッチ
板62がスプリング34の付勢力によって常時当接する
構成とすることで、センシングローラ52を物品検出位
置に常に押し上げる力を与えることができる。
【0020】センシングローラ52は、非停止区間13
の所定位置におけるローラ11間に配置されており、揺
動アーム50における図1中右端部に、軸方向がローラ
11の軸方向と平行をなすように回転自在に支持されて
いる。そして、センシングローラ52は、揺動アーム5
0がスプリング34の付勢力によって図1中反時計方向
に付勢された状態において、各ローラ11で形成される
物品搬送面よりも所定量上方に突出した高さ位置(図1
中二点鎖線で示す位置、以下突出位置という)に保持さ
れる。またセンシングローラ52は、搬送された物品に
押し下げられることによって、揺動アーム50を図1中
時計方向に揺動させ、突出位置からローラ11とほぼ同
じ高さ位置(図1中実線で示す位置、以下非突出位置と
いう)に変位する。
の所定位置におけるローラ11間に配置されており、揺
動アーム50における図1中右端部に、軸方向がローラ
11の軸方向と平行をなすように回転自在に支持されて
いる。そして、センシングローラ52は、揺動アーム5
0がスプリング34の付勢力によって図1中反時計方向
に付勢された状態において、各ローラ11で形成される
物品搬送面よりも所定量上方に突出した高さ位置(図1
中二点鎖線で示す位置、以下突出位置という)に保持さ
れる。またセンシングローラ52は、搬送された物品に
押し下げられることによって、揺動アーム50を図1中
時計方向に揺動させ、突出位置からローラ11とほぼ同
じ高さ位置(図1中実線で示す位置、以下非突出位置と
いう)に変位する。
【0021】センシングローラ52の下方には、図3に
示すように、ウレタン等からなる駆動伝達用ホイール5
6が、上流側及び下流側センシングローラ52にそれぞ
れ対応して一対設けられる。駆動伝達用ホイール56は
それぞれ、コンベヤフレーム14に固定された支持部材
57に、ベアリング57aを介して回転自在に支持され
ており、回転軸56aの軸方向がセンシングローラ52
の軸方向と所定の角度α1を以て交差する。駆動伝達用
ホイール56はそれぞれ、駆動シャフト20との間隔B
は駆動シャフト20とローラ11との間隔Cとほぼ一致
する距離であり、非突出位置に変位されたセンシングロ
ーラ52の外周面に所定の角度α2を以て係合する。駆
動伝達用ホイール56のベルト用溝58にはそれぞれ、
駆動シャフト20のベルト用溝(図示しない)との間
に、ホイール用無端ベルト59がそれぞれ所要の張力を
以て巻回されており、各駆動伝達用ホイール56は、各
ホイール用無端ベルト59を介して駆動シャフト20に
連動して回転する。この無端ベルト59は非停止区間1
3のローラ11に駆動伝達する無端ベルト72と同じ長
さであり、これにより駆動伝達用ホイール56はそれぞ
れ、対応するセンシングローラ52を、センシングロー
ラ52の非突出位置において駆動シャフト20に連動し
て回転させる。
示すように、ウレタン等からなる駆動伝達用ホイール5
6が、上流側及び下流側センシングローラ52にそれぞ
れ対応して一対設けられる。駆動伝達用ホイール56は
それぞれ、コンベヤフレーム14に固定された支持部材
57に、ベアリング57aを介して回転自在に支持され
ており、回転軸56aの軸方向がセンシングローラ52
の軸方向と所定の角度α1を以て交差する。駆動伝達用
ホイール56はそれぞれ、駆動シャフト20との間隔B
は駆動シャフト20とローラ11との間隔Cとほぼ一致
する距離であり、非突出位置に変位されたセンシングロ
ーラ52の外周面に所定の角度α2を以て係合する。駆
動伝達用ホイール56のベルト用溝58にはそれぞれ、
駆動シャフト20のベルト用溝(図示しない)との間
に、ホイール用無端ベルト59がそれぞれ所要の張力を
以て巻回されており、各駆動伝達用ホイール56は、各
ホイール用無端ベルト59を介して駆動シャフト20に
連動して回転する。この無端ベルト59は非停止区間1
3のローラ11に駆動伝達する無端ベルト72と同じ長
さであり、これにより駆動伝達用ホイール56はそれぞ
れ、対応するセンシングローラ52を、センシングロー
ラ52の非突出位置において駆動シャフト20に連動し
て回転させる。
【0022】クラッチ機構60は、駆動シャフト20に
固定された駆動側クラッチ板61と、駆動側クラッチ板
61に係合又は離間されてスライドプーリ30に支持さ
れている従動側クラッチ板62とから構成されており、
スライドプーリ30と駆動シャフト20の間で駆動伝達
を受け持つ。駆動側クラッチ板61は、駆動シャフト2
0の軸方向における所定の位置に、駆動シャフト20の
周方向に沿って突設されており、駆動シャフト20と一
体に回転する。従動側クラッチ板62は、スライドプー
リ30における図1中右端部に、駆動側クラッチ板61
と対向して設けられる。
固定された駆動側クラッチ板61と、駆動側クラッチ板
61に係合又は離間されてスライドプーリ30に支持さ
れている従動側クラッチ板62とから構成されており、
スライドプーリ30と駆動シャフト20の間で駆動伝達
を受け持つ。駆動側クラッチ板61は、駆動シャフト2
0の軸方向における所定の位置に、駆動シャフト20の
周方向に沿って突設されており、駆動シャフト20と一
体に回転する。従動側クラッチ板62は、スライドプー
リ30における図1中右端部に、駆動側クラッチ板61
と対向して設けられる。
【0023】本実施形態の作用を説明する。まず、非停
止区間13において物品が搬送されてこない場合、セン
シングローラ52が物品に押圧されない状態である。従
って、物品一次停止区間12において、揺動アーム50
からの影響はないため、スプリング34がブッシュ32
を図1中右方に付勢することによって、その外周面に配
置されている軸受33とスライドプーリ30が同じく図
1中右方に付勢されることにより、スライドプーリ30
に備えられた従動側クラッチ板62が駆動側クラッチ板
61に所要の圧力を以て係合され、スライドプーリ30
と駆動シャフト20を連動させる(図4(a)に示す状
態)。これによりローラ11は、無端ベルト40を介し
てスライドプーリ30に連動して回転し、ローラ11上
の物品を搬送方向Aに搬送する。
止区間13において物品が搬送されてこない場合、セン
シングローラ52が物品に押圧されない状態である。従
って、物品一次停止区間12において、揺動アーム50
からの影響はないため、スプリング34がブッシュ32
を図1中右方に付勢することによって、その外周面に配
置されている軸受33とスライドプーリ30が同じく図
1中右方に付勢されることにより、スライドプーリ30
に備えられた従動側クラッチ板62が駆動側クラッチ板
61に所要の圧力を以て係合され、スライドプーリ30
と駆動シャフト20を連動させる(図4(a)に示す状
態)。これによりローラ11は、無端ベルト40を介し
てスライドプーリ30に連動して回転し、ローラ11上
の物品を搬送方向Aに搬送する。
【0024】ここで非停止区間13では、揺動アーム5
0は、スプリング34の付勢力によって、スライドプー
リ30、従動側クラッチ板62及びカムフォロア53を
介して、図1中反時計方向に常時付勢されているという
ことになる。すなわち、センシングローラ52は物品の
検出位置に常に保持されることとなる。
0は、スプリング34の付勢力によって、スライドプー
リ30、従動側クラッチ板62及びカムフォロア53を
介して、図1中反時計方向に常時付勢されているという
ことになる。すなわち、センシングローラ52は物品の
検出位置に常に保持されることとなる。
【0025】次に、非停止区間13において物品が搬送
されてきた場合、センシングローラ52が物品によって
押し下げられる状態である。従って、揺動アーム50が
図1中時計方向へ揺動し、カムフォロア53はこの揺動
によって従動側クラッチ板62に押しつけられる。これ
により、従動側クラッチ板62及びスライドプーリ30
は軸受33及びブッシュ32を介してスプリング34の
付勢力に抗し、図1中左方に移動させられるので、従動
側クラッチ板62が駆動側クラッチ板61から離間さ
れ、スライドプーリ30と駆動シャフト20の連動が解
除される(図4(b)に示す状態)。
されてきた場合、センシングローラ52が物品によって
押し下げられる状態である。従って、揺動アーム50が
図1中時計方向へ揺動し、カムフォロア53はこの揺動
によって従動側クラッチ板62に押しつけられる。これ
により、従動側クラッチ板62及びスライドプーリ30
は軸受33及びブッシュ32を介してスプリング34の
付勢力に抗し、図1中左方に移動させられるので、従動
側クラッチ板62が駆動側クラッチ板61から離間さ
れ、スライドプーリ30と駆動シャフト20の連動が解
除される(図4(b)に示す状態)。
【0026】センシングローラ52が、物品に押圧され
ることによって非突出位置まで変位した際、センシング
ローラ52の外周面にはそれぞれ、駆動伝達用ホイール
56が、所定の角度α2を以て係合する。駆動伝達用ホ
イール56はそれぞれ、駆動シャフト20との間に巻回
されたホイール用無端ベルト59を介して、駆動シャフ
ト20に連動して回転しており、したがってセンシング
ローラ52は、非突出位置において、駆動伝達用ホイー
ル56及びホイール用無端ベルト59を介して、駆動シ
ャフト20に連動して回転される。
ることによって非突出位置まで変位した際、センシング
ローラ52の外周面にはそれぞれ、駆動伝達用ホイール
56が、所定の角度α2を以て係合する。駆動伝達用ホ
イール56はそれぞれ、駆動シャフト20との間に巻回
されたホイール用無端ベルト59を介して、駆動シャフ
ト20に連動して回転しており、したがってセンシング
ローラ52は、非突出位置において、駆動伝達用ホイー
ル56及びホイール用無端ベルト59を介して、駆動シ
ャフト20に連動して回転される。
【0027】以上のように上記実施例によれば、駆動シ
ャフト20からセンシングローラ52への動力伝達を、
非停止区間13のローラ11に駆動伝達する無端ベルト
72と同じ長さのホイール用無端ベルト59及び駆動伝
達用ホイール56とを介して行うので、例えばセンシン
グローラ52と駆動シャフト20を無端ベルトを介して
直接連動させるもののように、センシングローラ52に
伝達される駆動トルクが、無端ベルトの伸縮に伴って大
きな変動等を生じることはなく、センシングローラ52
を安定して駆動することができる。
ャフト20からセンシングローラ52への動力伝達を、
非停止区間13のローラ11に駆動伝達する無端ベルト
72と同じ長さのホイール用無端ベルト59及び駆動伝
達用ホイール56とを介して行うので、例えばセンシン
グローラ52と駆動シャフト20を無端ベルトを介して
直接連動させるもののように、センシングローラ52に
伝達される駆動トルクが、無端ベルトの伸縮に伴って大
きな変動等を生じることはなく、センシングローラ52
を安定して駆動することができる。
【0028】ここで、駆動シャフト20と駆動伝達用ホ
イール56の間隔Bが、駆動シャフト20とローラ11
の間隔Cとほぼ一致するように、駆動伝達用ホイール5
6を配置したので、ホイール用無端ベルト59とローラ
用無端ベルト40との長さを同じとして共用することが
でき、これによりコストを低減することができる。更
に、駆動伝達用ホイール56の回転軸56aの軸方向
が、センシングローラ52の軸方向と所定の角度α1を
以て交差し、かつ、駆動伝達用ホイール56がローラ1
1に所定の角度α2を以て係合するので、ホイール用無
端ベルト59の水平面内での捩じり角を小さくすること
ができ、これによりホイール用無端ベルト59の脱落等
を確実に防止することができる。
イール56の間隔Bが、駆動シャフト20とローラ11
の間隔Cとほぼ一致するように、駆動伝達用ホイール5
6を配置したので、ホイール用無端ベルト59とローラ
用無端ベルト40との長さを同じとして共用することが
でき、これによりコストを低減することができる。更
に、駆動伝達用ホイール56の回転軸56aの軸方向
が、センシングローラ52の軸方向と所定の角度α1を
以て交差し、かつ、駆動伝達用ホイール56がローラ1
1に所定の角度α2を以て係合するので、ホイール用無
端ベルト59の水平面内での捩じり角を小さくすること
ができ、これによりホイール用無端ベルト59の脱落等
を確実に防止することができる。
【0029】なお、上記実施形態では、センシングロー
ラ52が揺動アーム50の図1中右端部に搬送方向Aに
沿って並列に少なくとも2個以上設けられており、か
つ、上流側センシングローラ52は、その回転軸54を
揺動アーム50の長孔55に回転可能に遊挿されること
により、揺動アーム50に対して図1中斜め上下方向に
長孔55に沿って変位可能である。すなわち上流側セン
シングローラ52は、物品に押圧されずに突出位置にあ
る状態では、下流側センシングローラ52よりもやや低
い高さ位置となるとともに、物品に押圧されて非突出位
置にある状態では、下流側センシングローラ52とほぼ
同一の高さ位置となる。したがって、突出位置にある各
センシングローラ52とローラ11との垂直方向の段差
を小さくすることができる。これにより、上流側センシ
ングローラ52が物品の移動を阻害するようなことはな
く、物品がセンシングローラ52に乗り上げたまま、動
かなくなるような事態も生じない。
ラ52が揺動アーム50の図1中右端部に搬送方向Aに
沿って並列に少なくとも2個以上設けられており、か
つ、上流側センシングローラ52は、その回転軸54を
揺動アーム50の長孔55に回転可能に遊挿されること
により、揺動アーム50に対して図1中斜め上下方向に
長孔55に沿って変位可能である。すなわち上流側セン
シングローラ52は、物品に押圧されずに突出位置にあ
る状態では、下流側センシングローラ52よりもやや低
い高さ位置となるとともに、物品に押圧されて非突出位
置にある状態では、下流側センシングローラ52とほぼ
同一の高さ位置となる。したがって、突出位置にある各
センシングローラ52とローラ11との垂直方向の段差
を小さくすることができる。これにより、上流側センシ
ングローラ52が物品の移動を阻害するようなことはな
く、物品がセンシングローラ52に乗り上げたまま、動
かなくなるような事態も生じない。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、駆動伝達
用ホイールは、駆動シャフトとの間に巻回された無端ベ
ルトを介して、駆動シャフトに連動して回転するととも
に、ローラとほぼ同じ高さ位置まで変位したセンシング
ローラの外周面に所定の角度を以て係合し、センシング
ローラを駆動シャフトに連動させるので、センシングロ
ーラを安定して駆動することができるとともに、駆動シ
ャフトと駆動伝達用ホイール間の無端ベルトの水平面内
での捩じり角を小さくすることができる。これにより、
無端ベルトの脱落等を確実に防止することができる。ま
た部品の共用化を図ってコストを低減することができ
る。
用ホイールは、駆動シャフトとの間に巻回された無端ベ
ルトを介して、駆動シャフトに連動して回転するととも
に、ローラとほぼ同じ高さ位置まで変位したセンシング
ローラの外周面に所定の角度を以て係合し、センシング
ローラを駆動シャフトに連動させるので、センシングロ
ーラを安定して駆動することができるとともに、駆動シ
ャフトと駆動伝達用ホイール間の無端ベルトの水平面内
での捩じり角を小さくすることができる。これにより、
無端ベルトの脱落等を確実に防止することができる。ま
た部品の共用化を図ってコストを低減することができ
る。
【図1】本発明の一実施例であるアキュムレーションコ
ンベヤを示す側面図である。
ンベヤを示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の矢印D方向からみた一部の断面図であ
る。
る。
【図4】スライドプーリ及びクラッチ機構を示す断面図
である。
である。
【図5】従来のアキュムレーションコンベヤの一例を示
す側面図である。
す側面図である。
【図6】図5のE矢視図である。
【図7】従来のアキュムレーションコンベヤにおけるセ
ンシングローラの駆動構造の一例を示す断面図である。
ンシングローラの駆動構造の一例を示す断面図である。
10 アキュムレーションコンベヤ 11 ローラ 12 物品一次停止区間 13 非停止区間 20 駆動シャフト 30 接続制御手段(スライドプーリ) 34 接続制御手段(スプリング) 40 ローラ用無端ベルト 50 接続制御手段(揺動アーム) 52 センシングローラ 53 接続制御手段(カムフォロア) 56 駆動伝達用ホイール 56a 回転軸 59 ホイール用無端ベルト 60 接続制御手段(クラッチ機構) A 物品の搬送方向 B 駆動シャフトと駆動伝達用ホイールの間隔 C 駆動シャフトとローラの間隔 α1 駆動伝達用ホイールの回転軸の軸方向がセンシン
グローラの軸方向となす角度 α2 駆動伝達用ホイールがローラに係合する角度
グローラの軸方向となす角度 α2 駆動伝達用ホイールがローラに係合する角度
Claims (1)
- 【請求項1】 物品の搬送方向(A)に沿って多数設け
られたローラ(11)の回転又は停止によって、ローラ
(11)上の物品の搬送又は停止を行うアキュムレーシ
ョンコンベヤ(10)において、 ローラ(11)の軸方向と交差する方向に沿って設けら
れ、無端ベルト(72)によってローラ(11)に駆動
を伝える駆動シャフト(20)と、 ローラ(11)による物品搬送面の一部を形成し、該物
品搬送面から所定量上方に突出した所定位置から、搬送
物品に押し下げられて物品搬送面とほぼ同じ高さ位置に
変位するセンシングローラ(52)と、 センシングローラ(52)の変位に対応してセンシング
ローラ(52)の搬送方向上流の所定区間におけるロー
ラ(11)の駆動及び停止を実行する接続制御手段(3
0,34,50,53,60)と、 駆動シャフト(20)とローラ(11)との間隔(C)
にほぼ一致する駆動シャフト(20)からの間隔(B)
を有し、回転軸(56a)の軸方向がセンシングローラ
(52)の軸方向と所定の角度(α1)を以て交差する
ように設けられ、駆動シャフト(20)との間に巻回さ
れる前記無端ベルト(72)と同じ長さの無端ベルト
(59)を介して駆動を伝えられ、物品搬送面とほぼ同
じ高さ位置に変位したセンシングローラ(52)の外周
面に係合してセンシングローラ(52)に駆動を伝える
駆動伝達用ホイール(56)と、を備えたことを特徴と
するアキュムレーションコンベヤ(10)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22058195A JPH0958854A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | アキュムレーションコンベヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22058195A JPH0958854A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | アキュムレーションコンベヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0958854A true JPH0958854A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16753221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22058195A Withdrawn JPH0958854A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | アキュムレーションコンベヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0958854A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002120916A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-23 | Seibu Electric & Mach Co Ltd | 搬送用ローラーコンベア |
CN111689163A (zh) * | 2020-05-28 | 2020-09-22 | 大连富森食用菌研究所 | 一种菌筐输送生产线 |
-
1995
- 1995-08-29 JP JP22058195A patent/JPH0958854A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002120916A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-23 | Seibu Electric & Mach Co Ltd | 搬送用ローラーコンベア |
JP4587347B2 (ja) * | 2000-10-16 | 2010-11-24 | 西部電機株式会社 | 搬送用ローラーコンベア |
CN111689163A (zh) * | 2020-05-28 | 2020-09-22 | 大连富森食用菌研究所 | 一种菌筐输送生产线 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021105 |