JPH0958335A - 前照灯減光装置 - Google Patents

前照灯減光装置

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Publication number
JPH0958335A
JPH0958335A JP24239995A JP24239995A JPH0958335A JP H0958335 A JPH0958335 A JP H0958335A JP 24239995 A JP24239995 A JP 24239995A JP 24239995 A JP24239995 A JP 24239995A JP H0958335 A JPH0958335 A JP H0958335A
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JP
Japan
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signal
vehicle speed
vehicle
headlight
dimming
Prior art date
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Pending
Application number
JP24239995A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiaki Seto
千亜喜 瀬戸
Seiichi Hirai
成一 平井
Osamu Matsumoto
治 松本
Masao Sugano
昌夫 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のこの種の前照灯減光装置においては、
車速センサからの車速信号の有/無のみで車両の走行/
停車を判定するので車速センサに故障を生じたときには
走行中であっても減光が行われ危険である課題があっ
た。 【解決手段】 本発明により、車速信号SPに停車が検
出された時点での直前の規定数の車速信号の変化の度合
いから演算される正常範囲減速度信号NSが入力され、
この正常範囲減速度信号NSにより減光が行われる前照
灯減光装置1としたことで、車速センサの故障など車速
信号SPが前照灯減光装置1に伝達されない時点では演
算結果に正常範囲減速度信号NSが出力されないものと
して前照灯減光装置1の動作を停止させ課題を解決する
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、夜間走行時の交差
点で信号待ち時など、前照灯を点灯して走行している状
態で、比較的に長い時間の停車を行う際に、運転者に替
わり自動的に前照灯の消灯若しくは減光を行うための前
照灯減光装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の前照灯減光装置90の構
成の例を示すものが図3であり、この前照灯減光装置9
0は前照灯20と点灯スイッチ21の中間に設けられ、
内部に点灯スイッチ21と直列となる状態でスイッチ9
1が設けられ、前記点灯スイッチ21が投入されている
状態においても前記前照灯20の点滅が行えるものとな
っている。尚、減光を行う場合には前記スイッチ91は
高速で点滅を繰り返し、点灯と消灯とのデューティを調
整し減光を行う。
【0003】また、前記前照灯減光装置90には車速セ
ンサからの車速信号SPが入力され、この車速信号SP
が検出されなくなった時点、即ち、車両が停止した時点
から一定時間が経過した後に前記スイッチ91を開放
し、前照灯20を消灯させるものである。また、前照灯
20を消灯させている状態で車速信号SPが検出された
とき、即ち、走行が再開されたときにはスイッチ91を
閉路し前照灯20を点灯させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の前照灯減光装置90においては、車速センサか
らの車速信号SPの有無のみで車両の走行/停止を判定
するものであるので、例えば車速センサが故障して車速
信号SPを生じなくなったり、或いは、車速センサから
前照灯減光装置90迄の配線に断線を生じて車速信号S
Pが伝達されなくなった場合には走行中であるにも係わ
らず前照灯20が消灯すると言う安全上の問題点を生じ
ていた。
【0005】また、上記したように車速信号SPの有無
のみで車両の走行/停止を判定することから、停止時で
前照灯20が消灯されている状態から走行を開始した状
態では、車速信号SPが検出される迄の時間は消灯が継
続されるものとなり、運転者には動作に遅れがあるよう
に認識され、違和感を感じさせると言う問題点も生じ、
これらの点の解決が課題とされるものとなっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
課題を解決するための具体的手段として、夜間走行時に
車両の停止を検出して前照灯の減光を行う前照灯減光装
置において、前記前照灯減光装置は、パーキングブレー
キ動作信号とフットブレーキ動作信号と変速機中立信号
とクラッチ操作信号との少なくとも1つから成る停車条
件信号と、車速信号に停車が検出された時点での直前の
規定数の車速信号の変化の度合いから演算される正常範
囲減速度信号とが入力され、前記正常範囲減速度信号に
より減光が行われると共に、前記停車条件信号の不成立
により減光の停止が行われることを特徴とする前照灯減
光装置を提供することで、前記従来の課題を解決するも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明を図に示す一実施
形態に基づいて詳細に説明する。図1に符号1で示すも
のは本発明に係る前照灯減光装置であり、この前照灯減
光装置1は前照灯20と点灯スイッチ21の中間に設け
られ、内部に点灯スイッチ21と直列となる状態でスイ
ッチ2が設けられ、前記点灯スイッチ21が投入されて
いる状態においても前記前照灯20の消灯若しくは減光
が行えるものとされているものである点は従来例のもの
と同様である。
【0008】ここで、本発明では前記前照灯減光装置1
に車速センサ(図示せず)からの車速信号SPに加え
て、パーキングブレーキ動作信号PB、フットブレーキ
動作信号FB、変速機中立信号MN、クラッチ動作信号
CRの1つ、或いは、複数よる停車条件信号SSが入力
されている。
【0009】そして、本発明の前照灯減光装置1は車速
信号SPの変化の度合いを演算し、この度合いに基づい
て前照灯20の減光を行い、停車条件信号SSに基づい
て車両が停車を継続している状態であることを検出し、
走行再開時の再点灯に備えるものとしている。
【0010】図2は、前照灯減光装置1により行われる
車速信号SPの処理の例を示すものであり、前照灯減光
装置1は内部にマイクロコンピュータなどによる演算回
路3が設けられ、この演算回路3は入力される車速信号
SPに対し、直前の規定数、例えば5つを利用して車速
の変化の度合いを演算する。
【0011】即ち、図2において、最新のデータが車速
信号SPであるとすれば、演算回路3は、この車速信号
SPと、その直前のデータである車速信号(SP−
1)、車速信号(SP−2)、車速信号(SP−3)、
車速信号(SP−4)、車速信号(SP−5)とを用い
て演算を行うものである。
【0012】上記の演算は、まず、車速信号SPと車速
信号(SP−1)とによる第一のグループG1と、車速
信号(SP−2)、車速信号(SP−3)、車速信号
(SP−4)及び車速信号(SP−5)とによる第二の
グループG2とに組合わされ、夫々のグループ毎の平均
速度ΣG1、ΣG2が求められる。
【0013】尚、上記の平均速度ΣG1、ΣG2を求め
るための演算は、車両の走行中、常に連続して行ってい
ても良いが、本発明の前照灯減光装置1が車両の停止時
に動作すれば良いものであるので、最新の車速信号SP
に停止が検出された時点で行っても良いものとなる。
【0014】続いて、上記のようにして得られた前記平
均速度ΣG1、ΣG2から演算回路3は、(平均速度Σ
G2)/2≦平均速度ΣG1≦(平均速度ΣG2)×2
の式による演算を行い、上記の式の条件を満たすときに
のみ車両の減速度が正常範囲にあるものとして、前記ス
イッチ2に対し正常範囲減速度信号NSを出力して開路
を行わせ減光を行う。
【0015】従って、例えば車速センサから前照灯減光
装置1へ接続する配線に切断を生じて車速信号SPが伝
達されない事態を生じた場合においては、上記の式の条
件を満たすものとはならず減光が行われることはない。
また、例えば急ブレーキにより車輪がロックし車速セン
サからの出力がなくなり、見掛け上の停車を生じた場合
にも減光が行われることはない。
【0016】そして、本発明の前照灯減光装置1におい
ては、上記の減光状態は前記停車条件信号SSにより維
持される。このときに仮に車両が手動変速機(マニュア
ルミッション)のものであれば、フットブレーキ動作信
号FBとクラッチ動作信号CR、フットブレーキ動作信
号FBと変速機中立信号MNなど複数の信号に組合わ
せ、或いは、パーキングブレーキ動作信号PBの1つが
入力されていることで車両の停止が確認できるものであ
り、前照灯減光装置1はその条件が継続されている間は
減光動作を継続する。
【0017】このときに、若しも運転者が走行を開始し
ようとした場合、例えばフットブレーキの解除、或い
は、パーキングブレーキの解除など、走行に先立ち準備
動作を行うものとなり、停車条件信号SSは存在しなく
なるので、これを検出した前照灯減光装置1は前照灯2
0を再点灯させ、これにより前照灯20は走行開始の直
前に再点灯が行われるものとなる。
【0018】尚、図1中に符号Y/Nで示すものは、前
記前照灯減光装置1の動作/非動作を選択するキャンセ
ルスイッチからの動作選択信号であり、若しも運転者が
前照灯減光装置1の作動を望まないときには、前記キャ
ンセルスイッチを投入することで前記動作選択信号Y/
Nが入力されて前照灯減光装置1の動作は停止されるも
のとなる。
【0019】また、前記前照灯減光装置1においては、
前記でも説明したように車速信号SPの規定数を演算し
て、その結果により減光を行うものであるので、規定数
の車速信号SPが蓄積される迄は演算を行わない。よっ
て、イグニッションキーを投入し、走行を開始する前の
状態では停車中であっても減光は行われないものとな
る。
【0020】更に、前記停車条件信号SSについて補足
を行えば、上記では車両は手動変速機のものとして説明
を行ったが、自動変速機(オートマチックトランスミッ
ション)の場合、当然にクラッチは存在せず、従って、
クラッチ動作信号CRも存在しないものとなるが、この
場合にはその他の信号の1つ例えばパーキングブレーキ
動作信号PB、又は、複数の信号の適宜な組合せにより
停車条件信号SSを得るものとすれば良い。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、パ
ーキングブレーキ動作信号とフットブレーキ動作信号と
変速機中立信号との少なくとも1つから成る停車条件信
号と、車速信号に停車が検出された時点での直前の規定
数の車速信号の変化の度合いから演算される正常範囲減
速度信号とが入力され、前記正常範囲減速度信号により
減光が行われると共に、前記停車条件信号の不成立によ
り減光の停止が行われる前照灯減光装置としたことで、
車速センサの故障、或いは、配線の断線などにより車速
信号が得られない状態になった場合、走行中であるにも
かかわらず減光が行われると言う危険な状態を回避でき
るものとなり、安全性の向上に極めて優れた効果を奏す
るものとなる。
【0022】また、停車条件信号の不成立により減光の
停止が行われるものとしたことで、走行の再開に先立ち
前照灯の点灯が行われるものとなり、運転者に動作遅れ
を生じているような違和感を生じさせるのを回避できる
ものとなり、性能向上にも優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る前照灯減光装置の一実施形態を
示す略示的な配線図である。
【図2】 同じ実施形態における車速信号処理の例を示
す説明図である。
【図3】 従来例を示す略示的な配線図である。
【符号の説明】
1……前照灯減光装置 2……スイッチ 3……演算回路 20……前照灯 21……点灯スイッチ SP……車速信号 CR……クラッチ動作信号 FB……フットブレーキ動作信号 PB……パーキングブレーキ動作信号 MN……変速機中立信号 SS……停車条件信号 Y/N……動作選択信号 G1……第一のグループ G2……第二のグループ ΣG1……第一のグループの平均速度 ΣG2……第二のグループの平均速度

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夜間走行時に車両の停止を検出して前照
    灯の減光を行う前照灯減光装置において、前記前照灯減
    光装置は、パーキングブレーキ動作信号とフットブレー
    キ動作信号と変速機中立信号とクラッチ動作信号との少
    なくとも1つから成る停車条件信号と、車速信号に停車
    が検出された時点での直前の規定数の車速信号の変化の
    度合いから演算される正常範囲減速度信号とが入力さ
    れ、前記正常範囲減速度信号により減光が行われると共
    に、前記停車条件信号の不成立により減光の停止が行わ
    れることを特徴とする前照灯減光装置。
  2. 【請求項2】 前記正常範囲減速度信号は前記車速信号
    が規定数に達した時点で演算か行われることを特徴とす
    る請求項1記載の前照灯減光装置。
JP24239995A 1995-08-29 1995-08-29 前照灯減光装置 Pending JPH0958335A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24239995A JPH0958335A (ja) 1995-08-29 1995-08-29 前照灯減光装置

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JP24239995A JPH0958335A (ja) 1995-08-29 1995-08-29 前照灯減光装置

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JPH0958335A true JPH0958335A (ja) 1997-03-04

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ID=17088572

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JP24239995A Pending JPH0958335A (ja) 1995-08-29 1995-08-29 前照灯減光装置

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JP (1) JPH0958335A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008260360A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Sanyo Electric Co Ltd 電動車両のパーキングロック装置
WO2012124607A1 (ja) * 2011-03-15 2012-09-20 シャープ株式会社 照明装置、前照灯および車両

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JP2008260360A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Sanyo Electric Co Ltd 電動車両のパーキングロック装置
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