JPH0958284A - 電動アクチュエータ - Google Patents

電動アクチュエータ

Info

Publication number
JPH0958284A
JPH0958284A JP7210541A JP21054195A JPH0958284A JP H0958284 A JPH0958284 A JP H0958284A JP 7210541 A JP7210541 A JP 7210541A JP 21054195 A JP21054195 A JP 21054195A JP H0958284 A JPH0958284 A JP H0958284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
worm
arm
differential mechanism
brake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7210541A
Other languages
English (en)
Inventor
Shin Kumagai
伸 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority to JP7210541A priority Critical patent/JPH0958284A/ja
Publication of JPH0958284A publication Critical patent/JPH0958284A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の電動アクチュエータは、モータにもブ
レーキを設け、ブレーキを用いてアームが外部トルクを
受けた場合のモータの回転を防止していたが、構成が複
雑となっていた。 【解決手段】 本発明による電動アクチュエータは、ア
ーム(3)が接続されたデファレンシャル機構(1)とモータ
(8)との間にウォーム部(20)を設け、アーム(3)に対して
外部トルクが加わった時のモータ(8)の回転をウォーム
部(20)で阻止する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動アクチュエー
タに関し、特に、モータとデファレンシャル機構との間
にウォーム部を設け、ブレーキを用いることなく、アー
ムに対して外部トルクが印加された時のモータ軸の回転
を防止するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の電動アク
チュエータとしては、一般に図2に示す構成が採用され
ていた。すなわち、図2において符号1で示されるもの
はデファレンシャル機構であり、このデファレンシャル
機構1の第1回転軸1aには周知の連結ギヤ2を介して
アーム3が接続されている。このアーム3は軸支部4を
介して矢印の方向に沿って左右に回動するように構成さ
れ、このアーム3の回動によって連結ギヤ2を介して第
1軸1aが回転するように構成されている。前記デファ
レンシャル機構1の第2回転軸1bには第1ギヤ5を介
して第1ブレーキ6が設けられ、第3回転軸1cには第
2ギヤ7を介してモータ8が接続されていると共に、こ
のモータ8には第2ブレーキ9が接続されている。従っ
て、モータ8を駆動することによりデファレンシャル機
構1を介してアーム3を左右何れかの方向に回動させ、
電動アクチュエータとしての作用を得ていた。また、こ
のアーム3に外部からトルクが加わった場合には、デフ
ァレンシャル機構1を介してモータ8にもトルクが伝達
されるため、このモータ8に接続された第2ブレーキ9
をオンとしてモータ8の回転を停止させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電動アクチュエ
ータは、以上のように構成されていたため、次のような
課題が存在していた。すなわち、アームにトルクが加わ
った場合におけるモータの回転を避けるために(モータ
が回転すると原点位置が変わり制御が不能となる)、モ
ータに接続されたブレーキのオン・オフ制御をしなけれ
ばならず、ブレーキの付加、ブレーキのオン・オフ制御
系の付加を行わなければならず、構造が複雑となってい
た。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、モータとデファレンシャル
機構との間にウォーム部を設け、ブレーキを用いること
なく、アームに対して外部トルクが印加された時のモー
タ軸の回転を防止するようにした電動アクチュエータを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による電動アクチ
ュエータは、デファレンシャル機構に接続されたアーム
をモータで回動させると共に、前記デファレンシャル機
構に接続されたブレーキを有するようにした電動アクチ
ュエータにおいて、前記デファレンシャル機構と前記モ
ータとの間にウォームとウォームホイールとからなるウ
ォーム部を設けた構成である。
【0006】さらに詳細には、前記モータにはブレーキ
が設けられていない構成である。従って、アームに対し
て外部からトルクが加わった場合においても、ブレーキ
を用いることなくウォーム部の作用によりモータの回転
を阻止することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による電
動アクチュエータの好適な実施の形態について詳細に説
明する。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号
を付して説明する。図1において符号1で示されるもの
はデファレンシャル機構であり、このデファレンシャル
機構1の第1回転軸1aには周知の連結ギヤ2を介して
アーム3が接続されている。このアーム3は軸支部4を
介して矢印の方向に沿って左右に回動するように構成さ
れ、このアーム3の回動によって連結ギヤ2を介して第
1軸1aが回転するように構成されている。前記デファ
レンシャル機構1の第2回転軸1bには第1ギヤ5を介
して第1ブレーキ6及びダンピング機構10が設けら
れ、この第1ブレーキ6はこの第2回転軸1bを完全に
固定するための構成であると共に、このダンピング機構
10は銅円板10aとマグネット10bとからなる周知
の渦電流損を用いた前記第1ブレーキ6オフ時のダンピ
ング作用(軽いブレーキ作用を有する状態)を有する構
成である。
【0008】前記デファレンシャル機構1の第3回転軸
1cには、周知のウォーム部20及び第2ギヤ7を介し
てモータ8が接続されており、このウォーム部20は、
互いに噛合するウォーム20a及びウォームホイール2
0bとから構成され、矢印にて示されているように上方
向にはブレーキ作用を有していないが、下方向にはブレ
ーキ作用を有するように構成されている。従って、前述
の構成において、モータ8を作動させると、第2ギヤ
7、ウォーム部20、デファレンシャル機構1、連結ギ
ヤ2を介してアーム3を左右に回動させることができ
る。また、前述の状態でアーム3を駆動しない場合、何
らかの外力によりアーム3に対して外部からトルクが加
えられた場合、デファレンシャル機構1の第3回転軸1
cが回転しようとするが、このウォーム部20は上方向
からは周知のように回転不可であるため、モータ8はブ
レーキを有することなくモータ8のモータ軸が回転され
ることはなく、モータ8に対するブレーキ作用をウォー
ム部20が有する。
【0009】
【発明の効果】本発明による電動アクチュエータは、以
上のように構成されているため、次のような効果を得る
ことができる。すなわち、デファレンシャル機構とモー
タとの間に一方向のみに回転し逆方向にはブレーキ作用
を有する構成のウォーム部を設けているため、アームに
外部トルクが働いた場合でもモータはブレーキを有して
いなくてもその回転が抑止されるため、従来の構成に比
べると、その構成が大幅に簡素化され、コステダウンを
達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電動アクチュエータを示す構成図
である。
【図2】従来の電動アクチュエータを示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 デファレンシャル機構 3 アーム 6 ブレーキ 8 モータ 20 ウォーム部 20a ウォーム 20b ウォームホイール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デファレンシャル機構(1)に接続された
    アーム(3)をモータ(8)で回動させると共に、前記デファ
    レンシャル機構(1)に接続されたブレーキ(6)を有するよ
    うにした電動アクチュエータにおいて、前記デファレン
    シャル機構(1)と前記モータ(8)との間にウォーム(20a)
    とウォームホイール(20b)とからなるウォーム部(20)を
    設けたことを特徴とする電動アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記モータ(8)にはブレーキが設けられ
    ていないことを特徴とする請求項1記載の電動アクチュ
    エータ。
JP7210541A 1995-08-18 1995-08-18 電動アクチュエータ Pending JPH0958284A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7210541A JPH0958284A (ja) 1995-08-18 1995-08-18 電動アクチュエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7210541A JPH0958284A (ja) 1995-08-18 1995-08-18 電動アクチュエータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0958284A true JPH0958284A (ja) 1997-03-04

Family

ID=16591060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7210541A Pending JPH0958284A (ja) 1995-08-18 1995-08-18 電動アクチュエータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0958284A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60220242A (ja) * 1984-04-17 1985-11-02 Oi Seisakusho Co Ltd アクチユエ−タ
JPS62143848U (ja) * 1986-03-06 1987-09-10
JPS62185457U (ja) * 1986-05-12 1987-11-25
JPH03153468A (ja) * 1989-11-13 1991-07-01 Mitsubishi Motors Corp 自動車のステアリング装置
JPH06129499A (ja) * 1992-10-15 1994-05-10 Sumitomo Heavy Ind Ltd 往復回動用歯車減速機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60220242A (ja) * 1984-04-17 1985-11-02 Oi Seisakusho Co Ltd アクチユエ−タ
JPS62143848U (ja) * 1986-03-06 1987-09-10
JPS62185457U (ja) * 1986-05-12 1987-11-25
JPH03153468A (ja) * 1989-11-13 1991-07-01 Mitsubishi Motors Corp 自動車のステアリング装置
JPH06129499A (ja) * 1992-10-15 1994-05-10 Sumitomo Heavy Ind Ltd 往復回動用歯車減速機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2765123B2 (ja) 電動可倒式ドアミラー
JPH0958284A (ja) 電動アクチュエータ
JPH11178277A (ja) ブレーキ付モータ及び該モータを有する開閉体装置
JPH1193501A (ja) ドアクローザ
US4382214A (en) Direct current motor
JPH06344927A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2000170806A (ja) 車両用電動ブレーキ装置
JPH09315333A (ja) 後輪舵角規制装置
JP2003063423A (ja) 車両用操舵装置
JP2000035091A (ja) 自動車の機能装置の作動用歯車付電動機
JPH1189178A (ja) 電気自動車用インホィールモータ
JP2001016823A (ja) 減速機構付きモータ
JP2002340109A (ja) ウィンドウレギュレータ駆動装置
JP2000118420A (ja) 電動パワーステアリング装置
JPS59161282A (ja) 産業用ロボツト
JPH04172944A (ja) 自動車の可動部用駆動装置
JP2003042258A (ja) 電動アクチュエータ
JP2000175432A (ja) ステッピングモータ
JP3052233B2 (ja) リモコンカッタースポットライト
JPS58108942A (ja) 電動機アクチユエ−タ
JPH0386056A (ja) ステッピングモータ
JPS62221838A (ja) アクチユエ−タ
JPH1199947A (ja) 電動式パワーステアリングシステムの比例ソレノイド
JPS62233098A (ja) ステツプモ−タの駆動方法
JPS6228192A (ja) ロボツトア−ムの関節構造

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050301

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050705