JP2001016823A - 減速機構付きモータ - Google Patents

減速機構付きモータ

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JP2001016823A
JP2001016823A JP11180052A JP18005299A JP2001016823A JP 2001016823 A JP2001016823 A JP 2001016823A JP 11180052 A JP11180052 A JP 11180052A JP 18005299 A JP18005299 A JP 18005299A JP 2001016823 A JP2001016823 A JP 2001016823A
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bearing
gear housing
gear
reduction mechanism
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Wataru Kano
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Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ギヤハウジングの耐摩耗性ひいては耐久性を
向上させることができ、しかも組付作業の容易化及び構
造の簡素化を図れる減速機構付きモータを得る。 【解決手段】 ギヤハウジング32は2色成形によって
形成されている。これにより、ギヤハウジング32の軸
受部44の内周部(即ち、高硬度樹脂部58)は熱硬化
性樹脂によって構成されており、それ以外の主部60等
は熱可塑性樹脂によって構成されている。なお、主部6
0の所定位置には複数な形状をなすコネクタ66が一体
形成されている。このように構成することにより、ダイ
レクトコネクタタイプのギヤハウジング32とした上
で、出力軸の外周面が摺動する軸受部44の内周部の耐
摩耗性を向上させることができ、ひいてはギヤハウジン
グ32の耐久性を向上させることができる。しかも、従
来使用されていたワッシャ等を廃止できるので、組付作
業の容易化及び構造の簡素化も図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のサイドウイ
ンドガラスやサンルーフ等を開閉させるための駆動手段
として好適な減速機構付きモータに関する。
【0002】
【従来の技術】減速機構付きモータは、例えば、車両の
サイドウインドガラスやサンルーフ等を開閉させるため
の駆動手段として採用されている。この種の減速機構付
きモータは、構造的には、モータ部と減速機構部とによ
って構成されている。モータ部に配設された回転子軸に
は、ウォームギヤが形成されている。一方、減速機構部
にはウォームギヤに噛み合うウォームホイールが収容さ
れており、当該ウォームホイールが減速ギヤとしての役
割を果たす。さらに、ウォームホイールの軸芯部には出
力軸が同軸上に配置されており、モータ部で発生した駆
動力は最終的にはこの出力軸から出力されるようになっ
ている。
【0003】ところで、上述したウォームホイールを収
容しているギヤハウジングは、軽量化の観点から、樹脂
材料で作られることが多い。一概に樹脂材料といっても
種々あるが、ギヤハウジングの成形時にコネクタを同時
に形成する場合(即ち、ダイレクトコネクタタイプとす
る場合)には、フェノール等の熱硬化性樹脂は不向きで
あるため、PET等の熱可塑性樹脂が使用される。その
理由は、熱硬化性樹脂を使用すると、樹脂の回りがあま
り良くないことから、短時間で複雑なコネクタ形状を精
度良く作ることが困難なためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように熱可塑性樹
脂でギヤハウジングを形成すると、ダイレクトコネクタ
タイプにすることが可能になるというメリットがある
が、その一方で熱可塑性樹脂は耐摩耗性が低いため、当
該熱可塑性樹脂によってギヤハウジングを作ると、ウォ
ームホイール或るいは出力軸との摺動部分等に摩耗が生
じやすくなるという別の問題が生じる。
【0005】かかる問題点を解消するため、従来では、
ギヤハウジングにおけるウォームホイール等との摺動部
分にインサートメタルを使用したり、フランジワッシャ
を使用するといった対策が採られていた。なお、後者の
開示例としては、本件出願人により提案された特開平8
−84456号公報がある。
【0006】これらの手法は摩耗低減効果をもたらすも
のとして評価できるが、部品点数が増加し、組付作業の
煩雑化や構造の複雑化を招くという新たな問題が生じ
る。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、ギヤハウジン
グの耐摩耗性ひいては耐久性を向上させることができ、
しかも組付作業の容易化及び構造の簡素化を図ることが
できる減速機構付きモータを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、固定子及び回転子を含んで構成されたモータ部と、
このモータ部の開口部を覆うように設けられかつ軸受部
及び軸受部以外の部分を構成する主部からなる樹脂製の
ギヤハウジングと、このギヤハウジングの軸受部の外周
側に軸支されると共に回転子の回転を減速して伝達する
減速ギヤと、ギヤハウジングの軸受部の内周側に軸支さ
れると共に減速ギヤと一体に回転する出力軸と、を含ん
で構成された減速機構部と、を備えた減速機構付きモー
タであって、前記軸受部における摺動力作用部分の一部
又は全部を前記主部よりも高硬度の樹脂材料によって構
成した、ことを特徴としている。
【0009】上記構成の本発明によれば、モータ部の回
転子が回転すると、ギヤハウジングの軸受部の外周側に
軸支された減速ギヤが減速回転される。減速ギヤが減速
回転すると、ギヤハウジングの軸受部の内周側に軸支さ
れた出力軸が当該減速ギヤと一体に回転される。このよ
うにしてモータ部で発生した駆動力が減速機構部の出力
軸から出力される。
【0010】ここで、減速ギヤが回転すると、当該減速
ギヤの軸芯部の内周面がギヤハウジングの軸受部の外周
面上を摺動する。また、部品構成によっては、減速ギヤ
の側面がギヤハウジングの軸受部における当該側面との
対向面上を摺動する。さらに、減速ギヤの回転に伴って
出力軸が回転すると、当該出力軸の外周面がギヤハウジ
ングの軸受部の内周面上を摺動する。
【0011】本発明では、これらの摺動力作用部分の一
部又は全部をギヤハウジングの主部よりも高硬度の樹脂
材料によって構成したので、低硬度の樹脂材料によって
ギヤハウジングの全体を構成する場合に比し、ギヤハウ
ジングの耐摩耗性ひいては耐久性を向上させることがで
きる。しかも、従来のようにインサートメタルやフラン
ジワッシャを使用する構成ではないので、部品点数が増
加することもない。従って、減速機構部ひいては減速機
構付きモータの組付作業の容易化及び構造の簡素化を図
ることができる。
【0012】請求項2記載の本発明に係る減速機構付き
モータは、請求項1に記載の発明において、前記軸受部
は、減速ギヤ及び出力軸を軸支する円筒部を備えてお
り、当該円筒部の少なくとも内周側が高硬度の樹脂材料
によって構成されている、ことを特徴としている。
【0013】上記構成の本発明によれば、軸受部は減速
ギヤ及び出力軸を軸支する円筒部を備えており、当該円
筒部の少なくとも内周側が高硬度の樹脂材料によって構
成されているため、出力軸の外周面との摺動に対する軸
受部の内周面の耐摩耗性が向上する。
【0014】請求項3記載の本発明に係る減速機構付き
モータは、請求項1に記載の発明において、前記軸受部
は、減速ギヤ及び出力軸を軸支する円筒部を備えてお
り、当該円筒部の少なくとも外周側が高硬度の樹脂材料
によって構成されている、ことを特徴としている。
【0015】上記構成の本発明によれば、軸受部は減速
ギヤ及び出力軸を軸支する円筒部を備えており、当該円
筒部の少なくとも外周側が高硬度の樹脂材料によって構
成されているため、減速ギヤの軸芯部の内周面との摺動
に対する軸受部の外周面の耐摩耗性が向上する。
【0016】請求項4記載の本発明に係る減速機構付き
モータは、請求項1に記載の発明において、前記軸受部
は、減速ギヤ及び出力軸を軸支する円筒部並びに当該円
筒部から径方向外側へ延出されて減速ギヤの側面と対向
するフランジ部を備えており、当該円筒部及び当該フラ
ンジ部の少なくともフランジ部が高硬度の樹脂材料によ
って構成されている、ことを特徴としている。
【0017】上記構成の本発明によれば、軸受部は減速
ギヤ及び出力軸を軸支する円筒部並びに当該円筒部から
径方向外側へ延出されて減速ギヤの側面と対向するフラ
ンジ部を備えており、当該円筒部及び当該フランジ部の
少なくともフランジ部が高硬度の樹脂材料によって構成
されているため、減速ギヤの側面との摺動に対する軸受
部の対向面の耐摩耗性が向上する。
【0018】請求項5記載の本発明に係る減速機構付き
モータは、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の発
明において、前記軸受部における高硬度樹脂部の境界面
には、周方向に形成されかつ当該軸受部が減速ギヤ及び
出力軸から受ける回転力に対する強度を増すための補強
部が形成されている、ことを特徴としている。
【0019】上記構成の本発明によれば、軸受部におけ
る高硬度樹脂部の境界面に、周方向に形成されかつ当該
軸受部が減速ギヤ及び出力軸から受ける回転力に対する
強度を増すための補強部を形成したので、軸受部の耐久
性ひいてはギヤハウジングの耐久性を向上させることが
できる。
【0020】より詳細に説明すると、軸受部の円筒部に
は減速ギヤ及び出力軸が軸支される関係で、当該軸受部
には減速ギヤ及び出力軸が回転する際の回転力が作用す
る。従って、軸受部が当該回転力に対して充分な強度を
備えていないと、軸受部とギヤハウジングの主部との結
合部分等に損傷を受ける可能性があり、この場合、結果
的にはギヤハウジング全体の耐久性を低下させることに
なる。しかし、本発明によれば、軸受部における高硬度
樹脂部の境界面に、周方向に形成されかつ当該軸受部が
減速ギヤ及び出力軸から受ける回転力に対する強度を増
すための補強部を形成したので、軸受部は充分な耐久性
を備えることができ、ひいてはギヤハウジング全体の耐
久性を向上させることができる。
【0021】請求項6記載の本発明に係る減速機構付き
モータは、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発
明において、前記軸受部における高硬度樹脂部は、前記
ギヤハウジングを2色成形することによって形成されて
いる、ことを特徴としている。
【0022】上記構成の本発明によれば、ギヤハウジン
グを2色成形することにより、軸受部における高硬度樹
脂部を形成したので、ギヤハウジングの成形と同時に当
該軸受部はギヤハウジングに形成される。よって、軸受
部を別部品化して、ギヤハウジングの成形後に当該軸受
部を後付けする場合に比べて、組付作業の容易化及び構
造の簡素化を図ることができる。
【0023】請求項7記載の本発明に係る減速機構付き
モータは、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の発
明において、前記軸受部は、その全部が高硬度の樹脂材
料によって構成されており、当該軸受部はインサート成
形によって前記主部に一体化されている、ことを特徴と
している。
【0024】上記構成の本発明によれば、予め軸受部を
高硬度の樹脂材料によって成形しておき、これをギヤハ
ウジングの主部にインサート成形することにより、両者
が一体化され、ギヤハウジングが構成される。このた
め、請求項6記載の発明と同様に、ギヤハウジングの成
形と同時に軸受部がギヤハウジングに設けられる。よっ
て、軸受部を別部品化して、ギヤハウジングの成形後に
当該軸受部を後付けする場合に比べて、組付作業の容易
化及び構造の簡素化を図ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、図1〜図
4を用いて、本発明に係る減速機構付きモータの第1実
施形態について説明する。
【0026】図1には、本実施形態に係るパワーウイン
ドレギュレータ用の減速機構付きモータ10の全体構成
が一部切り欠いた状態で示されている。また、図2に
は、本実施形態に係る減速機構付きモータ10の減速機
構部14の断面図が示されている。これらの図に示され
るように、減速機構付きモータ10は、モータ部12と
減速機構部14とによって構成されている。
【0027】モータ部12は、有底円筒状に形成された
モータハウジング16と、当該モータハウジング16の
周壁部の内周側に所定の間隔で配置された複数の固定子
18と、モータハウジング16の軸芯部に回転可能に配
置された回転子20とを含んで構成されている。回転子
20の軸芯部を通る回転子軸22の突出部分には、ウォ
ームギヤ24が形成されている。回転子軸22は、モー
タハウジング16の底部側及びウォームギヤ24の両側
に設定されたベアリング26、28、30によって回転
自在に軸支されている。
【0028】一方、減速機構部14は、全体としては偏
平な略円筒形状をなすギヤハウジング32を備えてい
る。ギヤハウジング32は、モータハウジング16の開
口部34を覆うように当該モータハウジング16に取り
付けられている。なお、本実施形態では、固定ビス36
及び固定ナット37を使ってギヤハウジング32をモー
タハウジング16に固定しているが、種々の固定手段が
適用可能である。
【0029】上記ギヤハウジング32には、ウォームホ
イール収容部38とドラム収容部40とが同軸上に形成
されている。両者は隔壁42によって仕切られており、
当該隔壁42の軸芯部にはウォームホイール収容部38
側へ突出する円筒状の軸受部44が一体に形成されてい
る。さらに、ギヤハウジング32には、ウォームホイー
ル収容部38に隣接して細長い有底円筒状のウォームギ
ヤ収容部46が形成されている。
【0030】このウォームギヤ収容部46内には、前述
した回転子軸22の突出部分(即ち、ウォームギヤ2
4)が収容されている。また、ウォームホイール収容部
38内には、ウォームギヤ24と噛み合う「減速ギヤ」
としてのウォームホイール48が収容されている。この
ウォームホイール48の軸芯部には円筒状のボス50が
形成されており、当該ボス50が軸受部44の外周部に
軸支されている。なお、ウォームホイール48の軸芯部
側には、緩衝機構52が同軸上に配設されている。ま
た、ドラム収容部40内には、出力軸54の出力側部分
54A並びに当該出力側部分54Aに係合されて一体的
に回転する図示しないドラムが収容されている。この出
力軸54の入力側部分54Bは軸受部44の内周部に軸
支されており、当該入力側部分54Bは緩衝機構52を
介してウォームホイール48と結合されている。従っ
て、ウォームホイール48が回転すると出力軸54がそ
の軸線回りに同一回転速度で回転される構成である。
【0031】なお、上述したギヤハウジング32の外周
側の所定位置(三箇所)には、減速機構付きモータ10
を車両のサイドドアのドアインナパネルに取り付けるた
めの円筒状の取付部56が形成されている。
【0032】ここで、図3及び図4に示されるように、
本実施形態では、上述したギヤハウジング32の軸受部
44の内周部に高硬度樹脂部58(特には図3参照)が
形成されている。より詳しく説明すると、本実施形態に
おけるギヤハウジング32は、軸受部44及び当該軸受
部44以外の部分を構成する主部60からなり、2色成
形によって形成されている。ギヤハウジング32の軸受
部44において出力軸54の外周面が摺動する内周部に
あっては、フェノール等の熱硬化性樹脂によって構成さ
れており(この部分が「高硬度樹脂部58」である)、
ギヤハウジング32の主部60並びに軸受部44の内周
部以外の部分にあってはPET等の熱可塑性樹脂によっ
て構成されている。
【0033】また、高硬度樹脂部58の外周部の所定位
置には、周方向に90度間隔で四つの凹溝62が形成さ
れている。ギヤハウジング32を2色成形した際に、主
部60等を構成する熱可塑性樹脂がこれらの凹溝62内
へ入り込むことで四つの突起63が形成され、結果的に
は各凹溝62内へ各突起63が係合された状態になって
いる。これにより、高硬度樹脂部58を構成する熱硬化
性樹脂と主部60等を構成する熱可塑性樹脂との結合強
度の向上が図られており、本発明における「補強部」と
しての機能を果たしている。さらに、隔壁42における
軸受部44との接続部分の外周には、環状溝64が形成
されている。
【0034】また、本実施形態では、熱可塑性樹脂によ
って構成された主部60に、複雑な形状をなす給電用の
コネクタ66が一体に形成されている。すなわち、本実
施形態におけるギヤハウジング32は、ダイレクトコネ
クタタイプのギヤハウジングとして構成されている。
【0035】次に、本実施形態の作用並びに効果を説明
する。
【0036】最初に、本実施形態に係る減速機構付きモ
ータ10の概略的な作動について簡単に説明する。
【0037】パワーウインドレギュレータを作動させる
べく、レギュレータスイッチを操作すると、モータ部1
2の回転子20が回転して回転子軸22に形成されたウ
ォームギヤ24がその軸線回りに回転する。このため、
ギヤハウジング32の軸受部44の外周側に軸支されか
つウォームギヤ24と噛み合っているウォームホイール
48が軸受部44回りに減速回転される。ウォームホイ
ール48が減速回転すると、ギヤハウジング32の軸受
部44の内周側(即ち高硬度樹脂部58)に軸支された
出力軸54が当該ウォームホイール48と一体に回転さ
れる。このようにしてモータ部12で発生した駆動力が
減速機構部14の出力軸54の出力側部分54Aから出
力されて、サイドウインドガラスが昇降される。
【0038】ここで、上記の如く、ウォームホイール4
8の回転に伴って出力軸54が回転すると、当該出力軸
54の入力側部分54Bの外周面がギヤハウジング32
の軸受部44の内周面上を摺動することになる。本実施
形態の場合、かかる軸受部44の内周部は熱硬化性樹脂
によって構成された高硬度樹脂部58とされているた
め、充分な耐摩耗性を備えている。従って、軸受部44
の内周面がすり減る等の不具合は生じない。その結果、
ギヤハウジング32の耐久性を向上させることができ
る。
【0039】なお、前記の効果、即ち軸受部44の内周
面の摩耗を防止することができるという効果は、出力軸
54と軸受部44との間のガタツキの発生の防止という
効果をも持たらし、ひいては減速機構付きモータ10の
安定した作動の確保を図ることができるという効果に敷
衍される。
【0040】さらに、本実施形態によれば、2色成形に
よって軸受部44の内周部に高硬度樹脂部58を設定し
たので、従来摩耗対策として使用されてきたインサート
メタルやフランジワッシャを廃止することができる。従
って、従来構造に比し、部品点数を削減することができ
る。加えて、本実施形態における軸受部44はギヤハウ
ジング32の成形(2色成形)と同時に形成されるもの
であり、ギヤハウジング32の主部60に対して別部品
をなすものではない。従って、軸受部そのものを別部品
化して、ギヤハウジングの成形後に当該軸受部を後付け
する場合に比べて、組付工数の削減等を図ることができ
る。これらの観点から、本実施形態によれば、減速機構
部14ひいては減速機構付きモータ10の組付作業の容
易化及び構造の簡素化を図ることができる。
【0041】また、前記の如くギヤハウジング32を2
色成形することにより、主部60については従来通り熱
可塑性樹脂によって構成することができるため、複雑な
形状をなすコネクタ66も成形と同時に主部60に一体
に形成することができる。従って、本実施形態によれ
ば、従来通り、ダイレクトコネクタタイプのギヤハウジ
ング32を維持することができる。
【0042】総じて言えば、本実施形態によれば、ダイ
レクトコネクタタイプのギヤハウジングにおいて、軸受
部の耐摩耗性を向上させることができ、これによりギヤ
ハウジング全体の耐久性を向上させることができるとい
う効果、並びに、組付作業の容易化及び構造の簡素化を
図ることができるという効果が得られる。
【0043】加えて、本実施形態によれば、以下の観点
からのギヤハウジング32の耐久性の向上を図ることが
できる。すなわち、軸受部44の内周部(即ち、高硬度
樹脂部58)には出力軸54の入力側部分54Bが軸支
される関係で、当該高硬度樹脂部58には出力軸54が
回転する際の回転力が作用する。従って、高硬度樹脂部
58が当該回転力に対して充分な強度を備えていないと
(換言すれば、高硬度樹脂部58を構成する熱硬化性樹
脂部分と軸受部44の熱可塑性樹脂部分との境界面にお
ける結合強度が充分でないと)、高硬度樹脂部58等が
損傷を受ける可能性があり、この場合、結果的にはギヤ
ハウジング32全体の耐久性を低下させることになる。
しかし、本実施形態によれば、軸受部44における高硬
度樹脂部58の外周面に複数の凹溝62を周方向に形成
し、各凹溝62へ突起63を係合させたので、これらの
凹溝62及び突起63が高硬度樹脂部58の回り止めと
して機能する。これにより、軸受部44に対する高硬度
樹脂部58の結合強度を高めることができる。従って、
軸受部44はウォームホイール48及び出力軸54から
受ける回転力に対して充分耐えることができる。よっ
て、本実施形態によれば、ギヤハウジング32全体の耐
久性を向上させることができる。
【0044】〔第2実施形態〕次に、図5及び図6を用
いて、本発明に係る減速機構付きモータの第2実施形態
について説明する。なお、前述した実施形態と同一構成
部分については、同一番号を付してその説明を省略す
る。
【0045】図5には、本実施形態の要部に係るギヤハ
ウジング70の断面図が示されている。また、図6に
は、当該ギヤハウジング70の外観構成図が示されてい
る。これらの図に示されるように、本実施形態では、ギ
ヤハウジング70における軸受部72が別部品化されて
おり、更に当該軸受部72の全体が高硬度の樹脂材料で
あるフェノール等の熱硬化性樹脂によって構成されてい
る点に第1の特徴がある。さらに、本実施形態では、上
記構成の軸受部72をインサート成形によって主部60
に一体化することにより、ギヤハウジング70が構成さ
れている点に第2の特徴がある。なお、ギヤハウジング
70における主部60は熱可塑性樹脂によって構成され
ており、コネクタ66も成形時に一体に形成されてい
る。
【0046】軸受部72の構成について補足すると、本
実施形態における軸受部72は、ウォームホイール48
及び出力軸54を軸支する円筒部74と、この円筒部7
4の軸方向の一端部から半径方向外側へ延出された円板
状のフランジ部76とを備えている。また、フランジ部
76の外周部には環状部78が二段に一体に形成されて
おり、これらの環状部78の間の部分に「補強部」とし
ての複数の凹部80と凸部82が周方向に交互に形成さ
れている。さらに、フランジ部76における円筒部74
との接続部分の外周には、環状溝84が形成されてい
る。
【0047】上記構成によれば、ウォームホイール48
が回転すると、当該ウォームホイール48のボス50の
内周面が軸受部72の円筒部74の外周面上を摺動する
ことになる。また、ウォームホイール48の回転に伴っ
て出力軸54が回転すると、当該出力軸54の入力側部
分54Bの外周面が軸受部72の円筒部74の内周面上
を摺動することになる。本実施形態の場合、円筒部74
を含む軸受部72そのものが高硬度の樹脂材料である熱
硬化性樹脂によって構成されているため、当該円筒部7
4の内外周面はいずれも充分な耐摩耗性を備えている。
従って、軸受部72の外周面や内周面がすり減る等の不
具合は生じない。その結果、本実施形態によれば、ギヤ
ハウジング70の耐久性をより一層向上させることがで
きる。
【0048】さらに、本実施形態の軸受部72は、ウォ
ームホイール48及び出力軸54を軸支する円筒部74
だけでなく、当該円筒部74から径方向外側へ延出され
てウォームホイール48の側面と対向するフランジ部7
6を備えており、このフランジ部76も熱硬化性樹脂に
よって構成されているため、ウォームホイール48の側
面との摺動面にあたるフランジ部76の対向面76A
(図5参照)の耐摩耗性をも向上させることができる。
その結果、本実施形態によれば、この点からも、ギヤハ
ウジング70の耐久性をより一層向上させることができ
る。
【0049】しかも、本実施形態によれば、軸受部72
を予め製作しておき、これをギヤハウジング70の成形
時にインサート成形する構成であるため、従来摩耗対策
として使用されてきた後付け部品であるフランジワッシ
ャ等を廃止することができる。従って、従来構造に比
し、部品点数を削減することができる。加えて、本実施
形態における軸受部72は主部60に先行して製作され
るものの、インサート成形される以上、ギヤハウジング
70に対して別部品として構成されて後付けされる訳で
はないので、組付工数の削減等を図ることができる。こ
れらの観点から、本実施形態によっても、前述した第1
実施形態と同様に、減速機構部14ひいては減速機構付
きモータ10の組付作業の容易化及び構造の簡素化を図
ることができる。
【0050】さらに、本実施形態によれば、ギヤハウジ
ング70の主部60については、従来通り熱可塑性樹脂
によって構成されるため、複雑な形状をなすコネクタ6
6も成形と同時に主部60に一体に形成することができ
る。従って、本実施形態によれば、従来通り、ダイレク
トコネクタタイプのギヤハウジング70を維持すること
ができる。
【0051】加えて、本実施形態によれば、以下の観点
からのギヤハウジング70の耐久性の向上を図ることが
できる。すなわち、軸受部72の円筒部74にはウォー
ムホイール48及び出力軸54が軸支される関係で、当
該軸受部72にはウォームホイール48及び出力軸54
が回転する際の回転力が作用する。従って、軸受部72
が当該回転力に対して充分な強度を備えていないと(換
言すれば、軸受部72と主部60との結合強度が充分で
ないと)、軸受部72と主部60との結合部分等に損傷
を受ける可能性があり、この場合、結果的にはギヤハウ
ジング70全体の耐久性を低下させることになる。しか
し、本実施形態によれば、軸受部72のフランジ部76
の外周部に一対の環状部78を形成し、これらの環状部
78の間の部分に複数の凹部80と凸部82を周方向に
交互に形成したので、これらの凹部80と凸部82が回
り止めとして機能し、これにより軸受部72と主部60
との結合強度を高めることができる。従って、軸受部7
2はウォームホイール48及び出力軸54から受ける回
転力に対して充分耐えることができる。よって、本実施
形態によれば、ギヤハウジング70全体の耐久性を向上
させることができる。
【0052】〔第3実施形態〕次に、図7及び図8を用
いて、本発明に係る減速機構付きモータの第3実施形態
について説明する。なお、前述した実施形態と同一構成
部分については、同一番号を付してその説明を省略す
る。
【0053】図7及び図8から判るように、本実施形態
に係るギヤハウジング90は、前述した第2実施形態の
ギヤハウジング70と基本的には同様に構成されてい
る。すなわち、軸受部92は円筒部94、フランジ部9
6、及び「補強部」としての複数の凹部98、凸部10
0によって構成されており、その全体が熱硬化性樹脂に
よって構成されている。そして、当該軸受部92を主部
60にインサート成形することによってギヤハウジング
90が構成されている。
【0054】但し、本実施形態では、軸受部92のフラ
ンジ部96における厚さ方向の中間部にのみ環状部10
2が形成されており、当該環状部102の周方向に所定
の間隔で複数の凹部98と凸部100とが交互に形成さ
れている。
【0055】上記構成によっても、基本的には前述した
第2実施形態の構成を踏襲するものなので、第2実施形
態と同様の作用並びに効果が得られる。
【0056】〔第4実施形態〕次に、図9を用いて、本
発明に係る減速機構付きモータの第4実施形態について
説明する。なお、前述した実施形態と同一構成部分につ
いては、同一番号を付してその説明を省略する。
【0057】図9に示されるように、本実施形態では、
軸受部110が前述した第3実施形態の軸受部92と略
同様に構成されており、第3実施形態の軸受部92のバ
リエーションともいえる。簡単に説明すると、本実施形
態に係る軸受部110では、フランジ部96の厚さ方向
の中間部にのみ正八角形をなす「補強部」としての略環
状部114が形成されている点において、前述した第3
実施形態と相違している。この正八角形をなす略環状部
114の八つの角が、機能的には前述した第3実施形態
における凸部100と同様の働きをなし、八つの辺が機
能的には凹部98と同様の働きをなす。
【0058】本実施形態は第3実施形態のバリエーショ
ンであることから、その前提となる第2実施形態の構成
を踏襲するものであり、よって第2実施形態と同様の作
用並びに効果が得られる。
【0059】なお、上述した各実施形態では、減速機構
付きモータ10をパワーウインドレギュレータに適用し
たが、これに限らず、例えば、サンルーフ装置用モータ
に対して本発明を適用してもよい。
【0060】また、上述した第1実施形態では、軸受部
44の内周部のみに2色成形による高硬度樹脂部58を
設定したが、これに限らず、他の摺動力作用部分に対し
て2色成形による高硬度樹脂部を設定してもよいし、す
べての摺動力作用部分に対して2色成形による高硬度樹
脂部を設定してもよい。
【0061】さらに、上述した第1、第2実施形態等で
は、補強部として複数の凹溝62及び突起63、凹部8
0及び凸部82等を設定したが、補強部の形状等はこれ
らに限らず、種々の形状を採用することができる。
【0062】また、上述した各実施形態では、ギヤハウ
ジング32、70、90の成形と同時にコネクタ66が
主部60に一体に形成される構成を採ったが(即ち、ダ
イレクトコネクタタイプのギヤハウジングとしたが)、
本発明との関係においては、これに限らず、コネクタを
予め形成しておき、主部60に後付けする構成も含まれ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る減速機構付きモータの全体
構成を示す平面図である。
【図2】図1に示される減速機構付きモータの減速機構
部の内部構造を示す図1の2−2線断面図である。
【図3】図2に示されるギヤハウジングの要部を示す断
面図である。
【図4】図3に示されるギヤハウジングの外観構成図で
ある。
【図5】第2実施形態に係るギヤハウジングの要部を示
す図3に対応する断面図である。
【図6】図5に示されるギヤハウジングの外観構成図で
ある。
【図7】第3実施形態に係るギヤハウジングの要部を示
す図5に対応する断面図である。
【図8】図8(A)は図7に示されるギヤハウジングの
軸受部を示す図8(B)のQ−Q線断面図であり、図8
(B)は当該軸受部を図8(A)の矢印P方向から見た
底面図である。
【図9】図9(A)は第4実施形態に係る軸受部を示す
図9(B)のQ−Q線断面図であり、図9(B)は当該
軸受部を図9(A)の矢印P方向から見た底面図であ
る。
【符号の説明】
10 減速機構付きモータ 12 モータ部 14 減速機構部 18 固定子 20 回転子 32 ギヤハウジング 34 開口部 44 軸受部 48 ウォームホイール(減速ギヤ) 54 出力軸 58 高硬度樹脂部 60 主部 62 凹溝(補強部) 63 突起(補強部) 70 ギヤハウジング 72 軸受部 74 円筒部 76 フランジ部 80 凹部(補強部) 82 凸部(補強部) 90 ギヤハウジング 92 軸受部 94 円筒部 96 フランジ部 98 凹部(補強部) 100 凸部(補強部) 110 軸受部 114 略環状部(補強部)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子及び回転子を含んで構成されたモ
    ータ部と、 このモータ部の開口部を覆うように設けられかつ軸受部
    及び軸受部以外の部分を構成する主部からなる樹脂製の
    ギヤハウジングと、このギヤハウジングの軸受部の外周
    側に軸支されると共に回転子の回転を減速して伝達する
    減速ギヤと、ギヤハウジングの軸受部の内周側に軸支さ
    れると共に減速ギヤと一体に回転する出力軸と、を含ん
    で構成された減速機構部と、 を備えた減速機構付きモータであって、 前記軸受部における摺動力作用部分の一部又は全部を前
    記主部よりも高硬度の樹脂材料によって構成した、 ことを特徴とする減速機構付きモータ。
  2. 【請求項2】 前記軸受部は、減速ギヤ及び出力軸を軸
    支する円筒部を備えており、 当該円筒部の少なくとも内周側が高硬度の樹脂材料によ
    って構成されている、 ことを特徴とする請求項1に記載の減速機構付きモー
    タ。
  3. 【請求項3】 前記軸受部は、減速ギヤ及び出力軸を軸
    支する円筒部を備えており、 当該円筒部の少なくとも外周側が高硬度の樹脂材料によ
    って構成されている、 ことを特徴とする請求項1に記載の減速機構付きモー
    タ。
  4. 【請求項4】 前記軸受部は、減速ギヤ及び出力軸を軸
    支する円筒部並びに当該円筒部から径方向外側へ延出さ
    れて減速ギヤの側面と対向するフランジ部を備えてお
    り、 当該円筒部及び当該フランジ部の少なくともフランジ部
    が高硬度の樹脂材料によって構成されている、 ことを特徴とする請求項1に記載の減速機構付きモー
    タ。
  5. 【請求項5】 前記軸受部における高硬度樹脂部の境界
    面には、周方向に形成されかつ当該軸受部が減速ギヤ及
    び出力軸から受ける回転力に対する強度を増すための補
    強部が形成されている、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記
    載の減速機構付きモータ。
  6. 【請求項6】 前記軸受部における高硬度樹脂部は、前
    記ギヤハウジングを2色成形することによって形成され
    ている、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記
    載の減速機構付きモータ。
  7. 【請求項7】 前記軸受部は、その全部が高硬度の樹脂
    材料によって構成されており、 当該軸受部はインサート成形によって前記主部に一体化
    されている、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記
    載の減速機構付きモータ。
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