JPH0957989A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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Publication number
JPH0957989A
JPH0957989A JP7220562A JP22056295A JPH0957989A JP H0957989 A JPH0957989 A JP H0957989A JP 7220562 A JP7220562 A JP 7220562A JP 22056295 A JP22056295 A JP 22056295A JP H0957989 A JPH0957989 A JP H0957989A
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JP
Japan
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cap
ink jet
negative pressure
recording apparatus
head
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7220562A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Kishimoto
充 岸本
Noboru Oishi
登 大石
Masahiko Shimosugi
優彦 下杉
Shigeki Koido
重規 小井戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
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Publication date
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Publication of JPH0957989A publication Critical patent/JPH0957989A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/16535Cleaning of print head nozzles using wiping constructions
    • B41J2/16544Constructions for the positioning of wipers
    • B41J2/16547Constructions for the positioning of wipers the wipers and caps or spittoons being on the same movable support

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャップを移動させる機構に掛かる負荷を小
さくして、キャップ機構を簡単にする。 【構成】 インクジェット記録装置2は、インクジェッ
トヘッド1(ヘッド1)、及びヘッド1を搭載したキャ
リッジ3を有している。非印刷領域には、底面に穴6a
が形成された空吐出用受皿6(受皿6)、ヘッド1のオ
リフィス面1aに接触してオリフィス面1aを掃引する
掃引ブレード10、及びオリフィス面1aを覆ってイン
クの乾燥を防止するキャップ11が順に配設されてい
る。受皿6の穴6aと連通する位置には、負圧吸引機構
7を有する導管8が設けられている。受皿6、掃引ブレ
ード10、及びキャップ11は夫々矢印F、G方向に移
動可能に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、シリアルドットプリンタ等のイ
ンクジェット記録装置においては、例えば、インク加圧
室内に設けられた発熱体による気泡発生によりインク滴
を噴射する印刷方式、或いはインク加圧室を加圧する圧
電体の加圧力によりインク滴を噴射する印刷方式があ
る。この様なインクジェット記録装置は、インクジェッ
トヘッド先端に形成されたインク滴が噴射される孔(以
下、オリフィスと記す)付近のインクの乾燥、ゴミ、異
物、又は空気等の混入により噴射不良が発生し易く、従
って、オリフィスを覆うインク乾燥防止用のキャップを
有していた。キャップは、非印刷時(インクジェットヘ
ッドの移動停止時)に移動してオリフィスが形成されて
いる面(以下、オリフィス面と記す)に当接し、オリフ
ィスを密閉度良く覆っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のインクジェット
記録装置にあっては、キャップに負圧吸引機構を設けて
インク加圧室内のゴミ、異物、空気等を吸引して除去す
るようにしているものがあった。しかしながら、キャッ
プに負圧吸引機構を設けることにより、負圧吸引機構に
よる吸引時及び非印刷時の両方でキャッピング動作が行
われることになるので、キャッピングの頻度が高くなっ
ていた。さらに、キャップには負圧吸引機構が設けられ
ているので、キャッピング動作時、負圧吸引機構はキャ
ップと一緒にインクジェットヘッドに対し接離方向に移
動することになり、従って、キャップ移動機構に掛かる
負荷が大きくなっていた。この様な状態において、キャ
ップはオリフィス面を密閉度良く覆わなければならず、
この結果、高精度なキャッピング動作を行わせる複雑な
キャップ機構を必要とするという問題があった。
【0004】また、従来のインクジェット記録装置にあ
っては、オリフィス近辺に残るインクをインクジェット
ヘッドのスペーシングにより掃引除去する掃引ブレード
等を設けてオリフィス近辺をクリーニングした後、イン
クジェットヘッドをキャップ位置まで移動させてキャッ
ピング動作を行い、オリフィス内のインクの乾燥やゴミ
等の混入を防止していた。即ち、掃引ブレードはキャッ
プとは別の駆動機構により駆動されており、この結果、
クリーニング機構が複雑になってしまうという問題があ
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明が講じた第1の解決手段は、オリフィス面に
対し接触離隔方向に移動可能に配設され、オリフィス面
を覆うキャップと、キャップとは別にオリフィス面に対
し接触離隔方向に移動可能に配設され、壁に穴が形成さ
れた受皿と、オリフィス面に接触した受皿内を負圧にし
穴から吸引する負圧吸引手段と、キャリッジ、キャッ
プ、及び受皿の移動制御をし、負圧吸引手段を駆動制御
する制御手段を設けたものである。
【0006】また、第2の解決手段として、オリフィス
面に対し接触離隔方向に移動可能に配設され、壁に穴を
有するキャップと、キャップの縁に配設されヘッドを掃
引する掃引部材と、オリフィス面を覆うキャップ内を負
圧にし、穴から吸引する負圧吸引手段と、キャリッジ及
びキャップの移動制御をし、負圧吸引手段を駆動制御す
る制御手段を設けてもよい。
【0007】
【作用】第1の解決手段によれば、受皿内を負圧吸引す
る場合、制御手段はキャリッジを移動してインクジェッ
トヘッドを受皿と対向させ、受皿をオリフィス面に接触
させた後、負圧吸引手段を駆動し受皿内を負圧にする。
これにより、変質インク、空気等がインクジェットヘッ
ド内部から導管へ吸引され除去される。次に、インクジ
ェットヘッドにキャップをする場合、制御部はキャリッ
ジを移動してインクジェットヘッドをキャップと対向さ
せた後、キャップを移動してオリフィス面を覆う。これ
により、インクの乾燥を防止できる。
【0008】また第2の解決手段によれば、オリフィス
面をクリーニングする場合、制御手段はキャリッジを移
動してインクジェットヘッドをキャップと対向させ、キ
ャップの掃引部材をオリフィス面に当接させた後、キャ
リッジを再び移動させて、掃引部材によりオリフィス面
を掃引し、除去した汚れをキャップ内に移動させる。こ
の後、インクジェットヘッドにキャップをする場合、制
御手段はキャップをインクジェットヘッドから離隔方向
に移動させ、キャリッジを移動してインクジェットヘッ
ドをキャップと再び対向させ、キャップをインクジェッ
トヘッドと接触する方向に移動して掃引部材をオリフィ
ス面に当接させる。また、キャップ内を負圧吸引する場
合は、インクジェットヘッドをキャップで覆った状態で
負圧吸引手段を駆動しキャップ内を負圧にする。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照しながら詳細に
説明する。なお、各図面に共通する要素には同一の符号
を付す。
【0010】第1実施例 第1実施例のインクジェット記録装置は、非印刷時にイ
ンクジェットヘッドのオリフィス面を覆うキャップ、オ
リフィス面を掃引する掃引ブレード、及び印刷動作安定
のために非印刷時オリフィスから吐出(空吐出)させた
インク滴の受皿になる空吐出用受皿を有している。以
下、図1に基づいて説明する。図1は、本発明に係る第
1実施例のインクジェット記録装置を示す概略構成図で
ある。
【0011】インクジェット記録装置2は、インクジェ
ットヘッド1(以下、ヘッド1と記す)、インクカート
リッジ1b、ヘッド1とインクカートリッジ1bとを搭
載したキャリッジ3、及びプラテン5を有している。キ
ャリッジ3は、キャリッジシャフト4に沿って矢印D、
E方向に移動可能となっている。プラテン5はキャリッ
ジシャフト4と平行に設けられ、図示せぬ媒体を保持す
る。インクジェット記録装置2の非印刷領域には、空吐
出用受皿6(以下、受皿6と記す)、樹脂等で形成され
た掃引ブレード10、及びキャップ11が順に配設され
ている。受皿6の底面には穴6aが形成され、穴6aと
連通する位置に導管8が設けられている。この導管8に
は負圧吸引機構7が設けられている。また、導管8を介
して受皿6と対向する位置には、排インク溜9が設けら
れている。掃引ブレード10は、ヘッド1のオリフィス
面1aに接触してオリフィス面1aを掃引(クリーニン
グ)する。キャップ11はキャップ保持部材11aに固
定され、オリフィス面1aを覆ってインクの乾燥を防止
する。
【0012】受皿6、掃引ブレード10、及びキャップ
11は夫々矢印F、G方向に移動可能に設けられてい
る。受皿6、掃引ブレード10、及びキャップ11は、
図に示す状態において夫々ヘッド1から離反した位置に
ある。
【0013】なお、図1に示すポジションA、ポジショ
ンB、ポジションCはキャリッジの停止ポジションであ
り、ポジションAにキャリッジが停止した場合、ヘッド
1は受皿6と対向し、ポジションBに停止した場合、ヘ
ッド1の矢印D方向側端部は掃引ブレード10と対向
し、ポジションCに停止した場合、ヘッド1はキャップ
11と対向する。
【0014】次に、第1実施例の制御系を図2を加えて
説明する。図2は、第1実施例の制御系を示すブロック
図である。制御回路12はインクジェット記録装置2の
全体動作を制御する。制御回路12はROM19に格納
されているプログラムデータに基づいて制御動作を行う
ものであり、電源13、バッテリー回路14、位置セン
サ15〜18、モータ駆動制御回路20、負圧吸引機構
駆動回路21、及び印刷制御回路22が接続されてい
る。位置センサ15はキャリッジ3の位置を検出し、位
置センサ16は受皿6の位置を検出し、位置センサ17
は掃引ブレード10の位置を検出し、位置センサ18は
キャップ11の位置を検出する。ROM19は、プログ
ラムデータの他に、後に詳述するクリーニングドット
数、規定吐出回数、負圧吸引ドット数、及び規定吸引時
間を格納している。
【0015】モータ駆動制御回路20には、モータ23
〜26が接続されている。モータ23はキャリッジ3を
駆動し、モータ24は受皿6を保持する受皿移動機構2
7を駆動し、モータ25は掃引ブレード10を保持する
掃引ブレード移動機構28を駆動し、モータ26はキャ
ップ保持部材11aを保持するキャップ移動機構29を
駆動する。負圧吸引機構駆動回路21には負圧吸引機構
7が接続され、印刷制御回路22にはインクジェットヘ
ッド1が接続される。
【0016】インクジェット記録装置のクリーニングシ
ーケンスは種々あり、インクジェットヘッド1の特性、
及びインクの特性により異なっている。以下、図3及び
図4を加えて第1実施例のクリーニング動作の一例を説
明する。図3及び図4は、第1実施例のフローチャート
である。
【0017】電源13が切断されているときは、キャリ
ッジ3は図1に示すポジションCに位置し、ヘッド1の
オリフィス面1aをキャップ11が覆っている。この状
態において、先ず電源13が投入されると、電源投入信
号が制御回路12に送出され、制御回路12はこの信号
を入力すると電源13が投入されたことを検出し、ステ
ップS1からステップS2に進む。このとき、制御回路
12はモータ駆動制御回路20を制御してモータ26を
駆動し、キャップ移動機構29を駆動する。これにより
キャップ11は矢印G方向に移動し、ヘッド1のキャッ
ピング状態を解除する。
【0018】ステップS2で、図示せぬ外部装置から印
刷データを受信すると、ステップS3に進み、制御回路
12はクリーニング条件が達成されているか否かの判断
を行う。即ち、制御回路12は現時点までの印刷ドット
数を制御回路内部又は外部に設けた図示せぬカウンタに
より計数しており、この印刷ドット数をROM19に格
納されているクリーニングドット数と比較する。クリー
ニングドット数は、これ以上連続して印刷を続けると印
字品位に悪影響を及ぼす最大ドット数であり、実験によ
り求められる値である。印刷ドット数がクリーニングド
ット数以上であれば、ステップS4に進み、クリーニン
グを開始する。また、印刷ドット数がクリーニングドッ
ト数よりも小さければ、ステップS29に進む。
【0019】ステップS4に進んだ場合、制御回路12
はモータ駆動制御回路20を制御してモータ23を駆動
し、ポジションCの位置にあるキャリッジ3を矢印D方
向に移動させる。位置検出センサ16の出力信号によ
り、制御回路12はキャリッジ3がポジションAの位置
にあることを検出すると、ステップS6で、モータ駆動
制御回路20に停止信号を出力してモータ23の駆動を
停止し、キャリッジ3を停止させる。このとき、ヘッド
1のオリフィス面1aは受皿6と対向している。次に、
制御回路12は印刷制御回路22に信号を出力し、ヘッ
ド1のオリフィス1cから受皿6へインク滴を空吐出さ
せ、オリフィス1c付近の変質インクやインクに混入し
た気泡等を除去する。吐出されたインク滴は、受皿6の
穴6aから導管8を通過して排インク溜9に溜められ
る。また、このときの空吐出回数をカウンタにより計数
しており、この空吐出回数をROM19に格納された規
定吐出回数(M回)と比較する。規定吐出回数は、印刷
動作を安定させるために必要な吐出回数であり、実験に
より求められる値である。そして、空吐出回数がM回に
なると空吐出動作を終了し、ステップS8に進み、負圧
吸引条件が達成されているか否かの判断を行う。
【0020】制御回路12は、最後に負圧吸引動作を行
った時から現時点までの印刷ドット数をROM19に格
納されている負圧吸引ドット数と比較する。負圧吸引ド
ット数は、空吐出だけでは変質インクや空気等を取り除
くことができず、これ以上連続して印刷を続けると印字
品位に悪影響を及ぼす最大ドット数であり、実験により
求められる値である。最後に負圧吸引動作を行った時か
ら現時点までの印刷ドット数が負圧吸引ドット数以上で
あれば、ステップS9に進み、負圧吸引動作を開始す
る。また、印刷ドット数が負圧吸引ドット数よりも少な
ければ、ステップS29に進む。
【0021】ステップS9に進んだ場合、制御回路12
はモータ駆動制御回路20を制御してモータ24を駆動
し、受皿移動機構27を駆動する。これにより、受皿6
は矢印F方向に移動する。位置センサ16により、ステ
ップS10で、制御回路12は受皿6の縁がオリフィス
面1aに当接したことを検出すると、ステップS11に
進み、モータ駆動制御回路30に停止信号を出力してモ
ータ24の駆動を停止し、受皿移動機構27の移動を停
止させる。
【0022】次に、制御回路12は負圧吸引機構駆動回
路21に信号を出力し、負圧吸引機構7を駆動する。こ
れにより、受皿6の内部は負圧になり、ヘッド1のオリ
フィス1cから変質インク6や空気等が吸引され、穴6
aから導管8を通過して排インク溜9に溜められる。こ
のときステップS13で、制御回路12は印刷制御回路
22に信号を出力してオリフィス1cからインク滴を所
定回数(N回)吐出させる。また、制御回路12は、負
圧吸引機構7の駆動開始時点から時間を計測し、この計
測時間をROM19に格納されている規定吸引時間と比
較する。規定吸引時間は、ヘッド1の内部の変質インク
や空気等を確実に吸引するために必要な時間であり、実
験により求められる値である。計測時間が規定吸引時間
以上になると、ステップS14で、制御回路12は負圧
吸引機構駆動回路21に停止信号を出力し、負圧吸引機
構7の駆動を停止させる。
【0023】この後ステップS15で、制御回路12は
モータ駆動制御回路30を制御して受皿移動機構27を
駆動し、これにより、受皿6は矢印G方向に移動する。
ステップS16で、位置センサ16の出力信号により、
制御回路12は受皿6が図1に示す離反位置まで移動し
たと判断すると、ステップS17に進み、モータ駆動制
御回路20を制御して受皿移動機構24を停止させる。
次にステップS18で、制御回路12はモータ駆動制御
回路20を制御してポジションAの位置にあるキャリッ
ジ3を矢印E方向に移動させる。ステップS19で、位
置センサ15の出力信号により、制御回路12はキャリ
ッジ3がポジションBの位置にあることを検出すると、
モータ駆動制御回路20に停止信号を出力してキャリッ
ジ3を停止させ、ステップS21に進む。
【0024】ステップS21で、制御回路12はモータ
駆動制御回路20を制御してモータ25を駆動し、掃引
ブレード移動機構28を駆動させる。これにより、掃引
ブレード10は矢印F方向に移動する。ステップS22
で、位置センサ17により、制御回路12は掃引ブレー
ド10がオリフィス面1aと当接したことを検出する
と、ステップS23に進み、モータ駆動制御回路20に
停止信号を出力する。これにより、モータ25の駆動は
停止し掃引ブレード移動機構28は駆動を停止する。次
に、制御回路12はモータ駆動制御回路20を制御して
キャリッジ3を矢印D方向へ移動させる。キャリッジ3
の移動により掃引ブレード10は、オリフィス面1aの
周囲に存在するインクやゴミ等を掃引する(ステップS
25)。
【0025】掃引ブレード10により掃引したインク
は、掃引ブレード10に沿って下方に移動し、掃引ブレ
ード10の下方に設置した図示せぬ掃引ブレード用イン
ク溜に落ち、溜められる。掃引動作終了後、制御回路1
2はモータ駆動制御回路20を制御して掃引ブレード移
動機構28を駆動し、これにより掃引ブレード10は矢
印G方向へ移動する。ステップS27で、位置センサ1
7の出力信号により、制御回路12は掃引ブレード10
が図1に示す離反位置まで移動したと判断すると、ステ
ップS28に進み、モータ駆動制御回路20を制御して
掃引ブレード移動機構28を停止させる。
【0026】以上により、クリーニングシーケンスは終
了し、ステップS29で、制御回路12はキャリッジ3
を矢印D方向に移動させて印刷領域へ送り印刷を開始す
る。
【0027】印刷途中であっても、クリーニング条件が
達成されれば(ステップS3)、また負圧吸引条件が達
成されれば(ステップS8)、制御回路12はキャリッ
ジ3を非印刷領域へ移動させ、空吐出動作、負圧吸引動
作、掃引ブレード10によるオリフィス面1aの掃引動
作を行い、印刷の安定性を確保する。
【0028】受信データがなくなると、ステップS2か
らステップS30に進み、電源13は切断される。電源
切断信号が制御回路12に送出されると、制御回路12
はこの信号を入力して電源13が切断されたことを検出
し、ステップS31でバッテリー回路14を作動させ
る。この後、キャッピング動作を行い、ヘッド1のオリ
フィス1c付近でのインクの乾燥、オリフィス1cから
のゴミ等の侵入を防ぐ。
【0029】即ち、先ずステップS32及びステップS
33で、制御回路12はモータ駆動制御回路20を制御
してキャリッジ3をポジションCに移動させる。位置セ
ンサ15により、キャリッジ3がポジションCの位置に
あることを検出すると、ステップS34に進み、キャリ
ッジ3の移動を停止させる。次に、ステップS35で、
制御回路12はモータ駆動制御回路20を制御してモー
タ26を駆動し、キャップ移動機構29を駆動する。こ
れにより、キャップ11は矢印F方向に移動する。そし
てステップS36で、キャップ11がオリフィス面1a
に当接すると、ステップS37に進み、制御回路12は
モータ駆動制御回路20に停止信号を送りモータ26の
駆動を停止し、キャップ移動機構29の駆動を停止す
る。以上により、ヘッド1にキャップ11が装着されオ
リフィス面1aは密閉される。キャップ11が装着され
ると、ステップS38でバッテリー回路14は作動停止
する。
【0030】なお、ステップS9からステップS14ま
での間で行われる負圧吸引動作は、電源13を投入時に
行ってもよい。或いは、オリフィス1cのインク詰まり
の復旧動作指示時のみに行い、インクの空吐出量を少な
くするシーケンスを用いても良い。
【0031】第1実施例では、ヘッド1のオリフィス面
1aを覆うキャップとは別に、受皿6を設けこの受皿6
に負圧吸引機構7を設けているので、キャップ移動機構
29はキャップ11及びキャップ保持部材11aを矢印
F、G方向に移動させるだけでよい。従って、キャップ
11を移動させる際にキャップ移動機構29に掛かる負
荷は、キャップに負圧吸引機構を設けた場合よりも小さ
くなる。これにより、キャップ移動機構29を簡単な構
造にできると共に、簡単な構造でオリフィス面1aを密
閉することができる。
【0032】また従来では、ヘッド1から空吐出させた
インクを受ける受皿を空吐出用受皿6とは別に設けてい
るものがあるが、この場合、夫々の受皿を移動させる移
動機構、空吐出した際のインク及び負圧吸引動作の際の
インクを夫々排インク溜に送る導管、導管から送られる
インクを溜める排インク溜等を夫々別に設ける必要があ
り、装置の低価格化への妨げになっていたが、第1実施
例の受皿6は、ヘッド1から空吐出させたインクを受け
る受皿と兼用になっているので、移動機構、導管、及び
排インク溜を別々に設ける必要がなく、装置のコスト低
減が可能となる。
【0033】第2実施例 第1実施例では、モノクロームのインクジェット記録装
置1について説明しているが、モノクロームに限らずカ
ラーインクジェット記録装置であっても良い。以下、図
5を用いて第2実施例を説明する。図5は、第2実施例
のカラーインクジェット記録装置を示す概略構成図であ
る。
【0034】カラーインクジェット記録装置52は、夫
々異なる色のインクで印刷を行うインクジェットヘッド
51(51B、51C、51M、51Y)を有してお
り、この様な記録装置52ではイエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックの4色のインクを各色毎に順次図示せぬ
記録媒体上に重ねて印刷を行っている。インクジェット
ヘッド51Bはイエローのインクを有するインクカート
リッジ51bBが取り付けられ、インクジェットヘッド
51Cはシアンのインクを有するインクカートリッジ5
1bCが取り付けられ、インクジェットヘッド51Mは
マゼンタのインクを有するインクカートリッジ51bM
が取り付けられ、インクジェットヘッド51Yはイエロ
ーのインクを有するインクカートリッジ51Ybが取り
付けられている。
【0035】カラーインクジェット記録装置52の非印
刷領域には、空吐出用受皿56(以下、受皿56と記
す)が配設されている。受皿56はキャリッジ53の中
央部がポジションAの位置にあるとき対向し、矢印F方
向に移動してオリフィス面51aB、51aC、51a
M、51aYを覆う。受皿56の底面には穴56aが形
成され、穴56aと連通する位置には導管58が設けら
れている。この導管58には負圧吸引機構7が設けられ
ている。受皿56は矢印F、G方向に移動可能に設けら
れている。また、第1実施例のキャップ11と同位置に
は、キャップ11と同構造の図示せぬキャップが設けら
れている。このキャップの大きさは受皿56と同じであ
り、キャリッジ3がポジションCの位置にあるとき、矢
印F方向に移動してオリフィス面51aB、51aC、
51aM、51aYを覆い、オリフィス1c付近のイン
クの乾燥やオリフィス1cへのゴミ等の侵入を防止する
ことができる。その他の構造は第1実施例と同様である
ので、説明は省略する。
【0036】第2実施例のインクジェット記録装置のク
リーニング動作は第1実施例と同様であるので、説明は
省略する。
【0037】ところで、受皿56の底面を傾斜させて、
空吐出及び負圧吸引動作の際、受皿56の底面に落ちた
インクが導管58に流れ易くなるようにしてもよい。
【0038】第2実施例では、第1実施例と同様の効果
を得ることができる。
【0039】第3実施例 第3実施例のカラーインクジェット記録装置は、ブラッ
クインク用の空吐出用受皿及び3色共通用の空吐出用受
皿が設けられている。以下、図6を用いて説明する。図
6は第3実施例のカラーインクジェット記録装置を示す
概略構成図である。
【0040】カラーインクジェット記録装置52の非印
刷領域には、空吐出用受皿70a、70b(受皿70
a、70b)が配設されている。受皿70a、70bは
矢印F、G方向に移動可能に設けられている。受皿70
aはキャリッジ53がポジションAの位置にあるとき、
矢印F方向に移動してヘッド51Bのオリフィス面51
aBを覆う。また、受皿70bはキャリッジ53がポジ
ションAの位置にあるとき、矢印F方向に移動してヘッ
ド51C、ヘッド51M、ヘッド51Yの夫々のオリフ
ィス面51aC、51aM、51aYを覆う。受皿70
aの底面には穴70cが形成され、穴70cと連通する
位置には導管78aが設けられている。また、受皿70
bの底面には穴70dが形成され、穴70dと連通する
位置には導管78bが設けられている。導管78a、7
8bには弁機構71、72を介して負圧吸引機構7が設
けられている。
【0041】次に、第3実施例の制御系を図7を加えて
説明する。図7は、第3実施例の制御系を示すブロック
図である。制御回路73はカラーインクジェット記録装
置52の全体動作を制御する。制御回路73はROM1
9に格納されているプログラムデータに基づいて制御動
作を行うものであり、弁機構駆動回路74が接続されて
いる。弁機構駆動回路74には弁機構71、72が接続
されている。制御回路73は、最後に負圧吸引動作を行
った時から現時点までのヘッド51Bによる印刷ドット
数と、ヘッド51C、51M、51Yによる印刷ドット
数とを図示せぬカウンタにより別々に計数しており、負
圧吸引動作を行う際、インクの使用頻度が高い側の弁機
構71又は弁機構72を駆動して図示せぬ弁を開き、負
圧吸引機構7により受皿70a内又は受皿70b内を負
圧にする。
【0042】その他の構造は第2実施例と同様であるの
で説明は省略する。
【0043】次に、第3実施例のカラーインクジェット
記録装置のクリーニング動作を図3、図4、図6、図7
を用いて説明する。なお、ステップS1〜ステップS7
までの動作は第1実施例で説明した通りであるので、説
明は省略する。
【0044】ステップS8で、制御回路12は負圧吸引
条件が達成されているか否かの判断を行う。即ち、ヘッ
ド51Bによる印刷ドット数及びヘッド51C、51
M、51Yの各印刷ドット数をROM19に格納されて
いる負圧吸引ドット数と比較する。そして、ヘッド51
Bによる印刷ドット数が負圧吸引ドット数以上であれ
ば、制御回路73は弁機構駆動回路74に信号を送出し
て弁機構71を駆動した後、ステップS9に進む。ま
た、ヘッド51C、ヘッド51M、ヘッド51Yの各印
刷ドット数をROM19に格納されている負圧吸引ドッ
ト数と比較し、ヘッド51C、51M、51Yの全印刷
ドット数の内どれか1つでも負圧吸引ドット数以上にな
っていれば、制御回路73は弁機構駆動回路74に信号
を送出して弁機構72を駆動した後、ステップS9に進
む。この後、印刷するまでの動作及びキャッピング動作
は第1実施例で説明した通りであるので、説明は省略す
る。
【0045】第3実施例では、ヘッド51C、51M、
51Yの印刷ドット数の内どれか1つでも負圧吸引ドッ
ト数以上になっていれば、弁機構72を駆動している
が、この方法に限らず、例えばヘッド51C、ヘッド5
1M、ヘッド51Yの内で、統計的に使用頻度の一番高
いヘッドを予め1つ決定しておき、そのヘッドの印刷ド
ット数と負圧吸引ドット数とを比較する方法でもよい。
【0046】第3実施例では、第1実施例と同様の効果
の他に、2個の空吐出用受皿70a、70bを設けて、
使用頻度の低いインクジェットヘッドを使用頻度の高い
インクジェットヘッドに合わせて、一緒に負圧吸引動作
を行わせないようにしている、例えば、ヘッド51C、
51M、51Yを殆ど使用していないのに、ヘッド51
Bの印刷ドット数が負圧吸引ドット数以上になることに
より、全ヘッド51B、51C、51M、51Yからイ
ンクを吸引するということはないので、第2実施例と比
べて無駄なインク吸引がなく、インク使用効率が向上す
る。
【0047】第4実施例 第4実施例では、掃引ブレードを空吐出用受皿内に設け
ている。以下図8及び図9を用いて第4実施例を説明す
る。図8及び図9は第4実施例のインクジェット記録装
置を示す一部断面図である。
【0048】空吐出用受皿6には、樹脂等で形成された
掃引ブレード80が矢印D方向側の内壁に沿って設けら
れている。掃引ブレード80の矢印G方向側の後端部に
は圧縮スプリング81の一端が取り付けられている。圧
縮スプリング81の他端は受皿6の底面に固定されてお
り、掃引ブレード80を矢印F方向に押圧している。受
皿6が図8に示す離反位置にあるとき、掃引ブレード1
0の先端部は受皿6の縁から突出しているが、図8に示
す状態から受皿6を矢印F方向に移動させると、掃引ブ
レード80の先端はオリフィス面1aに押し付けられ、
圧縮スプリング81が徐々に圧縮されていき、受皿6の
縁がオリフィス面1aに当接すると、図9に示すように
掃引ブレード80の先端部は受皿6内に収納される。従
って、掃引ブレード80は受皿6によるオリフィス面1
aの密閉を妨げることはない。また、受皿6のオリフィ
ス面1aからの離反時には、圧縮スプリング81により
図8に示す元の位置に復旧する。
【0049】その他の構造は第1実施例と同様であるの
で、説明は省略する。
【0050】次に、第4実施例のクリーニング動作を図
2、図3、及び図4を加えて説明する。なお、ステップ
S3からステップS14までの動作、及びキャッピング
動作は第1実施例と同様であるので説明は省略する。
【0051】ステップS14で負圧発生機構14をオフ
した後、ステップS15で、モータ24を駆動して受皿
6を矢印G方向に移動させる。このとき制御回路12
は、ステップS16の動作を行わず(受皿6を離反位置
まで移動させず)、位置センサ16により掃引ブレード
80の先端が受皿6の縁から突出し、オリフィス面1a
に当接する位置を検出するまで受皿6を移動させた後、
検出すると、ステップS17に進み、受皿移動機構27
の駆動を停止させる。そして、ステップS18〜ステッ
プS23の動作を行わずに、ステップS24に進み、キ
ャリッジを矢印D方向へ移動させる。これにより、掃引
ブレード80の面80aの先端がオリフィス面1aを掃
引し、オリフィス面1aの周囲に存在するインクやゴミ
等を掃引する(ステップS25)。
【0052】掃引ブレード80により除去されたイン
ク、ゴミ等は受皿6内に移動し、穴6aから導管8移動
して排インク溜9に落ちる。そして制御回路12は、ス
テップS26〜ステップS28の動作を行う代わりに、
モータ24を駆動して受皿6を離反位置まで移動させた
後、ステップS29に進み、印刷を開始する。
【0053】第4実施例の掃引ブレード80は、第1実
施例に示す掃引ブレード10のように受皿6の設置位置
とは別の位置ではなく、受皿6の内部に設けられ、さら
に圧縮スプリング81の付勢力により掃引ブレード80
の先端を受皿6の縁から突出自在に配設されているの
で、掃引ブレード80を保持して矢印F、G方向に移動
させる掃引ブレード移動機構及びモータ等を設ける必要
はない。従って、第1実施例と同様の効果を得ることが
でき、第1実施例よりも装置の低価格化を計ることがで
きる。さらに、掃引ブレード80により除去されたイン
クやゴミ等は受皿6内に移動し導管8を通って排インク
溜9に移動するので、掃引除去したインク等が受皿6の
外側或いは記録装置内部に付着して、装置を汚してしま
うということはない。従って、装置の信頼性向上も計る
ことができる。
【0054】第4実施例では、圧縮スプリング81によ
り掃引ブレード80を受皿6の縁から突出させている
が、スプリングに限らず板バネ等でもよい。また、掃引
ブレード80を矢印F、G方向のみに移動可能にするガ
イド部材等を受皿6に設けておいてもよい。
【0055】また、第4実施例では掃引ブレード80と
受皿6とを圧縮スプリング81を介して別部材としてい
るが、圧縮スプリング81を設けずに掃引ブレードと受
皿とを一体成形にしてもよい。即ち、受皿6の矢印D方
向側の壁の縁部分を可逆性の部材、例えばゴム等の樹脂
で形成して、受皿6によりオリフィス面1aをクリーニ
ングする際には可逆性の部材能美を当接させ、オリフィ
ス面1aを密閉する際にはオリフィス面1aにより受皿
6の底面側へ折り曲げられ受皿6内に収納されるように
してもよい。
【0056】第4実施例では、モノクロームのインクジ
ェット記録装置82について説明しているが、モノクロ
ームに限らずカラーのインクジェット記録装置にも適用
できる。
【0057】第1〜第4実施例では、クリーニング動作
の際、クリーニング条件及び負圧吸引条件の判断は印刷
ドット数により行っているが、判断の基準はドット数に
限らず例えばヘッドの駆動時間の合計、或いは印刷枚数
等であってもよい。
【0058】第5実施例 第5実施例のインクジェット記録装置では、インクジェ
ットヘッドのキャップは、空吐出用受皿と兼用となって
いる。以下、図10に基づいて説明する。図10は第5
実施例のインクジェット記録装置を示す一部断面図であ
る。
【0059】インクジェット記録装置100の非印刷領
域には、ヘッド1のオリフィス面1aを覆ってインクの
乾燥を防止するキャップ101が配設されている。キャ
ップ101は、キャリッジ3がポジションAに停止した
ときヘッド1と対向する。キャップ101の縁には、ゴ
ム等の弾性部材から成るキャップブレード101bが設
けられている。このキャップブレード101aは、ヘッ
ド1のオリフィス面1aに接触してオリフィス面1aを
掃引する。また、キャップ101の底面には穴101b
が形成され、穴101bと連通する位置に導管102が
設けられている。この導管102には負圧吸引機構7が
設けられている。
【0060】導管102の内部には、図示せぬソレノイ
ドにより開閉する電磁弁103が取り付けられている。
ソレノイドは負圧吸引機構7の駆動と共に励磁され、電
磁弁103を開いて導管102を解放する。また、負圧
吸引機構7の駆動停止と共に消磁され、電磁弁103を
閉じて導管102を閉じる。導管102を介して受皿1
01と対向する位置には、排インク溜9が設けられてい
る。キャップ101は上述の実施例と同様矢印F、G方
向に移動可能に設けられている。キャップ101は図に
示す状態において、ヘッド1から離反した位置にある。
【0061】なお、ポジションHはオリフィス面1aの
掃引動作終了時、キャリッジ3が停止する位置である。
【0062】次に、第5実施例の制御系を図11を加え
て説明する。図11は第5実施例の制御系を示すブロッ
ク図である。
【0063】制御回路105はインクジェット記録装置
100の全体動作を制御する。制御回路105はROM
108に格納されているプログラムデータに基づいて制
御動作を行うものであり、位置センサ106、107、
電源115モータ駆動制御回路109、負圧吸引機構駆
動回路110、及び印刷制御回路111が接続されてい
る。位置センサ106はキャリッジ3の位置を検出し、
位置センサ107はキャップ101の位置を検出する。
ROM108にはプログラムデータの他に、第1実施例
で説明した規定吸引時間、規定吐出時間、及びクリーニ
ングドット数が格納されている。
【0064】モータ制御回路109にはモータ112、
113が接続されている。モータ112はキャリッジ3
を駆動し、モータ113はキャップ101を保持するキ
ャップ移動機構114を駆動する。負圧吸引機構駆動回
路110には負圧吸引機構7が接続され、印刷制御回路
111にはインクジェットヘッド1が接続される。
【0065】その他の構造は第1実施例と同様であるの
で、説明は省略する。
【0066】次に、第5実施例のインクジェット記録装
置100のクリーニング動作を説明する。インクジェッ
ト記録装置のクリーニングシーケンスは種々あり、イン
クジェットヘッドの特性及びインクの特性により異なっ
ている。以下、図12、図13、図14を加えてクリー
ニング動作の一例を説明する。図12は第5実施例のフ
ローチャート、図13は第5実施例のインクジェット記
録装置のクリーニング動作説明図、図14は第5実施例
のキャッピング状態を示す断面図である。
【0067】電源115が切断されているときは、キャ
リッジ3はポジションAに位置し、ヘッド1のオリフィ
ス面1aは図13に示すようにキャップ101により覆
われている。この状態において、先ずステップS50
で、電源115が投入されると、電源投入信号が制御回
路105に送出される。制御回路105はこの信号を入
力すると電源115が投入されたことを検出し、ステッ
プS51に進み、負圧吸引機構駆動回路110を駆動制
御すると共に、電磁弁103を開く。これにより、キャ
ップ101の内部は負圧になり、ヘッド1のオリフィス
1cから変質インク、空気等が吸引され、穴101bか
ら導管102を通過して排インク溜9に溜められる。こ
のときステップS52で、制御回路105は印刷制御回
路11に信号を出力してオリフィスからインク滴を所定
回数(N回)吐出させる。また、制御回路105は、負
圧吸引機構7の駆動開始時点から時間を計測し、この計
測時間をROM108に格納されている規定吸引時間と
比較する。計測時間が規定吸引時間以上になると、ステ
ップS53で、制御回路105は負圧吸引機構駆動回路
110に停止信号を出力し、負圧吸引機構7の駆動を停
止させる。同時に、制御回路105は電磁弁103を閉
じる。
【0068】次に、制御回路105はモータ駆動制御回
路109を駆動制御してモータ113を駆動し、キャッ
プ移動機構114を駆動する。これにより、キャップ1
01は矢印G方向に移動する。位置センサ107により
制御回路105は、ステップS55で、キャップ101
が図10に示す離反位置に位置していることを検出する
と、モータ駆動制御回路109に停止信号を送出して、
モータ113の駆動を停止する。この後、制御回路10
5はモータ駆動制御回路109を駆動制御してモータ1
12を駆動し、キャリッジ3を矢印D方向の印刷領域へ
移動させる。そしてステップS56で、外部装置から受
信した印刷データの印刷を開始する。
【0069】印刷動作中、ステップS58で、オリフィ
ス面1aをクリーニングする条件が達成すると、即ち、
現時点までの印刷ドット数がROM108に格納された
クリーニングドット数以上となると、ステップS59に
進み、モータ駆動制御回路109に制御信号を送出して
モータ112を駆動する。これにより、キャリッジ3は
印刷領域内から矢印E方向に移動し、非印刷領域に移動
する。位置センサ106により、ステップS60で、制
御回路105はキャリッジ3がポジションAの位置に位
置していることを検出すると、ステップS61でモータ
駆動制御回路109に停止信号を送出し、モータ112
の駆動を停止する。次に、制御回路105はモータ駆動
制御回路109を駆動制御し、モータ113を駆動す
る。これにより、キャップ101は矢印F方向に移動す
る。位置センサ107により、ステップS63で、制御
回路105はキャップ101のキャップブレード101
aがオリフィス面1aに当接する位置にあることを検出
すると、ステップS67に進み、モータ駆動制御回路1
09に停止信号を送出し、モータ113の駆動を停止す
る。
【0070】ここで、制御回路105はモータ駆動制御
回路109を駆動制御し、モータ112を駆動する。こ
れにより、図13(a)に示すようにヘッド1(キャリ
ッジ3)は矢印D方向に移動する。オリフィス面1aに
付着しているゴミやインク116等は、キャリッジ3の
移動に伴いキャップブレード101aの矢印D方向側の
内壁101cにて掃引除去され、キャップ101内に移
動する。図13(b)に示すように、内壁101cがオ
リフィス面1aの掃引を終わるポジションHまでヘッド
1(キャリッジ3)を移動させた後、制御回路105は
キャリッジ3の移動を停止する。そしてステップS67
で、制御回路105はモータ駆動制御回路109を駆動
制御してモータ113を駆動し、図13(c)に示すよ
うにキャップ101を矢印G方向に移動する。位置セン
サ107により、ステップS68で、制御回路105は
キャップ101が離反位置に位置したことを検出する
と、ステップS69に進み、モータ113の駆動を停止
する。
【0071】以上により、オリフィス面1aのクリーニ
ングは終了する。この後、ステップS56に戻り印刷を
続行する。印刷動作中、オリフィス面の掃引条件が達成
されれば、上述のステップS59からステップS69ま
での動作を繰り返す。印刷が終了すると、ステップS5
7及びステップS70に進み、キャッピング動作を行
う。
【0072】即ち、ステップS70で、制御回路105
は印刷領域にあるキャリッジ3を矢印E方向に移動さ
せ、ステップS71で、キャリッジ3がポジションAの
位置にあることを検出すると、キャリッジ3の駆動を停
止する。そしてステップS73で、制御回路105はモ
ータ113を駆動してキャップ101を矢印F方向に移
動させ、ステップS74で、位置センサ107によりキ
ャップ101のキャップブレード101aがオリフィス
面1aに当接する位置にあることを検出すると、モータ
113の駆動を停止する。以上により、ヘッド1のオリ
フィス面1aはキャップ101により密閉される。
【0073】第4実施例では、ヘッド1にキャップ10
1を装着したとき、オリフィス面1aをキャップ101
で密閉できるように、開閉自在な電磁弁103を設けて
いるが、ヘッド1にキャップ101を装着したとき導管
102を塞いでオリフィス面1aを密閉し、負圧吸引動
作時は導管102を開くことのできるものであれば、電
磁弁103に限らなくともよい。
【0074】第4実施例では、ヘッド1にオリフィス面
1aを掃引するキャップブレード101aを設けること
により、オリフィス面1aを掃引する掃引ブレード及び
掃引ブレード移動機構等をヘッドのキャップとは別に設
ける必要がない。従って、装置の低価格化を計ることが
できる。さらに、キャップブレード101aにより掃引
除去されたゴミやインク等はキャップ101内に保持で
き、負圧吸引動作により導管102から排インク溜9に
導くことができるので、掃引除去したインク等がキャッ
プ101の外側或いは記録装置内部に付着して、装置を
汚してしまうということはない。従って、装置の信頼性
を保つことができる。
【0075】第6実施例 第6実施例のインクジェット記録装置のキャップは、オ
リフィス面に対し偏倚自在に導管に連結されている。以
下、図15及び図16に基づいて説明する。図15及び
図16は第6実施例のインクジェット記録装置に設けた
キャップの拡大断面図である。
【0076】キャップ120の縁には、第5実施例のキ
ャップブレード101aと同じ材質で形成したキャップ
ブレード120aが設けられている。キャップブレード
120aは、第5実施例と同様、ヘッド1のオリフィス
面1aに接触してオリフィス面1aを掃引する。キャッ
プブレード120aの矢印D方向側の外壁は斜めに切り
欠かれたテーパ部120dとなっている。また、キャッ
プ120の底面には穴120bが形成され、穴120b
と連通する位置に押圧変形自在な弾性部121を介して
導管102が設けられている。弾性部121はキャップ
120を揺動自在に支持している。導管102には板バ
ネ122の一端が固定されており、板バネ122の他端
はキャップ120のテーパ部120dが形成されている
側の底面を矢印F方向に押し上げている。
【0077】従って、キャップ120のキャップブレー
ド120aがオリフィス面1aに当接していないとき
は、キャップ120は、板バネ122の付勢力により弾
性部121を図16に示す様に変形させ、角度θ2 偏倚
する。また、キャップ120が図15に示すようにオリ
フィス面1aを密閉しているときは、板バネ122は矢
印G方向の力が掛かり、撓む。図15に示すテーパ部1
20dの偏倚角度θ1 は、角度θ2 よりも大きく設定さ
れている。
【0078】その他の構造は第5実施例と同様であるの
で、説明は省略する。
【0079】次に、第6実施例のクリーニング動作の一
例を図11及び図12を加えて説明する。なお、ステッ
プS50〜ステップS61までの動作及びキャッピング
動作は第5実施例と同様であるので説明を省略し、ステ
ップS62でキャップを移動する動作から説明する。
【0080】ステップS62で、制御回路105はキャ
ップ移動機構114を駆動してキャップ120を矢印F
方向に移動させる。そして、板バネ122により偏倚し
ているキャップ120の内壁120cの先端がオリフィ
ス面1aに当接する位置にあることを、位置センサ10
7により制御回路105が検出すると、ステップS64
で、キャップ移動機構114の駆動を停止する。このと
き、矢印E方向側のキャップブレード120aの先端1
20eは図16に示すようにオリフィス面1aには当接
していない。そしてステップS65で、制御回路105
はモータ112を駆動してキャリッジ3を矢印D方向へ
移動させる。キャリッジ3の移動に伴い、オリフィス面
1aに付着したゴミやインク等116は内壁120cの
先端により掃引除去され、キャップ120の内部に移動
する。
【0081】この後の動作は第5実施例と同様であるの
で、説明は省略する。
【0082】第6実施例のキャップ120はキャップブ
レード120aにテーパ部120dが形成されているの
で、キャップ120の矢印D、E方向の長さよりも、オ
リフィス面1aの矢印D、E方向の長さの方が長いイン
クジェットヘッドであっても、オリフィス面1aの掃引
時、キャップブレード120aの先端120eがオリフ
ィス面1aを摺動することはない。従って、インクジェ
ットヘッドの形状に対応してキャップの形状を変える必
要はなく、装置の低価格化を計ることができる。さら
に、テーパ部120dを形成してあるので、オリフィス
面1aの掃引時、テーパ部120dの先端がオリフィス
面1aに当接し、インク等をキャップ120の内部に移
動させることができるので、信頼性の高い装置を提供す
ることができる。
【0083】ところで、第6実施例では、板バネ122
を用いてキャップ120を偏倚させているが、板バネに
限らず圧縮のスプリングであってもよい。この場合、導
管102にスプリングを固定する部材を設けてキャップ
120を矢印F方向へ押し上げる。
【0084】また、第6実施例では、弾性部121をキ
ャップ120と導管102との間に設けてキャップ12
0を揺動自在としているが、弾性部121を設ける代わ
りに、導管を可撓性の材質で形成し、キャップを導管で
はなく別の支持部材により偏倚又は回動自在に保持する
ようにしてもよい。
【0085】第7実施例 第7実施例のインクジェット記録装置のキャップに設け
たキャップブレードには、大気を解放する切欠部が形成
されている。以下、図17及び図18に基づいて第7実
施例を説明する。図17は第7実施例のインクジェット
記録装置のキャップを示す概略構成図、図18は第7実
施例のキャッピング状態状態を示す説明図である。
【0086】キャップ130の縁には押圧変形自在な弾
性部材で形成したキャップブレード130aが設けられ
ており、キャップブレード130aのオリフィス面1a
を掃引する側の面と対向する面には、図17に示すよう
に切欠部130bが形成されている。従ってヘッド1が
ポジションAに位置している状態で、キャップ130を
矢印F方向に移動しキャップブレード130aの縁をオ
リフィス面1aに当接させると、切欠部130bにより
キャップ130の内部は大気に解放されるが、さらに矢
印F方向に移動させてキャップブレード130aをオリ
フィス面1aに押し付けると、キャップブレード130
aは図18に示すように、押圧変形し、切欠部130b
は塞がれる。これによりキャップ130内は密閉され、
オリフィス1cでのインクの乾燥或いはオリフィス1c
内へのゴミ等の侵入を防止することができる。また、キ
ャップブレード130aが押圧変形する際、切欠部13
0bからキャップ130の内部の空気が押し出される。
【0087】その他の構造は第5実施例と同様であるの
で、説明は省略する。
【0088】第7実施例のインクジェット記録装置のク
リーニング動作及びキャッピング動作は、キャップブレ
ード55が押圧変形するまでキャップ130をオリフィ
ス面1aに押し付ける以外は、第5実施例と同様である
ので説明は省略する。
【0089】第7実施例では、キャップブレード130
aに切欠部130bを設けることにより、負圧吸引動作
及びキャッピング動作の際、キャップ130の内部の圧
力が高くなりオリフィス1cよりヘッド1内部にインク
を押し込むと共にキャップ130内の空気をヘッド1内
部に挿入させるということがない。さらに、キャップブ
レード130aをヘッド1に押し付けることにより、キ
ャップブレード130aを変形させて切欠部130bを
塞ぐことができるので、オリフィス面1aを密閉するこ
とができる。従って、信頼性の高い装置を提供すること
ができる。
【0090】また、従来では、キャップ内の空気を逃が
す大気解放弁機構等をキャップに設けている場合があっ
たが、キャップブレード130aに切欠部130bを形
成することにより、キャッピング動作の際、キャップ1
30の内部の空気を逃がすことができるので大気解放弁
機構等を設ける必要がない。従って、装置の低価格化を
計ることができる。
【0091】なお、第7実施例の切欠部130bを第6
実施例のキャップブレード120aに形成してもよい。
また、切欠部130bの位置はキャップブレードのオリ
フィス面1aを掃引する側の面以外の面に形成すればよ
い。
【0092】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
インクジェット記録装置に、インクジェットヘッドのオ
リフィス面を覆うキャップとは別に、空吐出用受皿を設
け、この空吐出用受皿をオリフィス面に接触させ負圧吸
引動作を行わせるようにすることにより、キャッピング
動作時、キャップを移動させる機構に掛かる負荷が小さ
くなった。この結果、キャップ機構を簡単にすることが
できる。
【0093】また、インクジェットヘッドのオリフィス
面を覆うキャップの縁にヘッドを掃引する掃引部材を設
けたことにより、キャップを移動させる機構により掃引
部材を駆動することができる。この結果、クリーニング
機構を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例のインクジェット記録
装置を示す概略構成図である。
【図2】第1実施例の制御系を示すブロック図である。
【図3】第1実施例のフローチャートである。
【図4】第1実施例のフローチャートである。
【図5】第2実施例のカラーインクジェット記録装置を
示す概略構成図である。
【図6】第3実施例のカラーインクジェット記録装置を
示す概略構成図である。
【図7】第3実施例の制御系を示すブロック図である。
【図8】第4実施例のインクジェット記録装置を示す一
部断面図である。
【図9】第4実施例のインクジェット記録装置を示す一
部断面図である。
【図10】第5実施例のインクジェット記録装置を示す
一部断面図である。
【図11】第5実施例の制御系を示すブロック図であ
る。
【図12】第5実施例のフローチャートである。
【図13】第5実施例のクリーニング動作説明図であ
る。
【図14】第5実施例のキャッピング状態を示す断面図
である。
【図15】第6実施例のキャップの拡大断面図である。
【図16】第6実施例のキャップの拡大断面図である。
【図17】第7実施例のキャップを示す概略構成図であ
る。
【図18】第7実施例のキャッピング状態説明図であ
る。
【符号の説明】
1、51 インクジェットヘッド 1a、51aB、51aC、51aM、51aY オリ
フィス面 1c オリフィス 2、82、100 インクジェット記録装置 3、53 キャリッジ 6、56、70a、70b 空吐出用受皿 6a、56a、70c、70d、101b、120b
穴 7 負圧吸引機構 8、58、78a、78b、102 導管 10、80 掃引ブレード 11、101、120、130 キャップ 12、73、105 制御回路 52 カラーインクジェット記録装置 101a、120a、130a キャップブレード 121 弾性部 130b 切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小井戸 重規 東京都港区芝浦4丁目11番地22号 株式会 社沖データ内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリッジに搭載されたインクジェット
    ヘッドのオリフィスからインク滴を媒体に噴射して印刷
    するインクジェット記録装置において、 オリフィス面に対し接触離隔方向に移動可能に配設さ
    れ、オリフィス面を覆うキャップと、 キャップとは別にオリフィス面に対し接触離隔方向に移
    動可能に配設され、壁に穴が形成された受皿と、 オリフィス面に接触した受皿内を負圧にし前記穴から吸
    引する負圧吸引手段と、 キャリッジ、キャップ、及び受皿の移動制御をし、負圧
    吸引手段を駆動制御する制御手段を設けたことを特徴と
    するインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記インクジェットヘッドは複数備えら
    れ、前記受皿はインクジェットヘッドに対して複数備え
    られ、前記負圧吸引手段は負圧吸引手段と各受皿の穴と
    の接続を切り替える切替え手段を有し、前記制御手段は
    負圧にする受皿を選択して切替え手段を切り替える請求
    項1記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記受皿はインクジェットヘッドの使用
    頻度別に複数備えられる請求項2記載のインクジェット
    記録装置。
  4. 【請求項4】 前記受皿のインクジェットヘッド移動方
    向側の壁に設けられオリフィス面側へ突出自在に取り付
    けられる、ヘッド掃引用ブレードを備えた請求項1又は
    請求項3記載のインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 キャリッジに搭載されたインクジェット
    ヘッドのオリフィスからインク滴を媒体に噴射して印刷
    するインクジェット記録装置において、 オリフィス面に対し接触離隔方向に移動可能に配設さ
    れ、壁に穴を有するキャップと、 キャップの縁に配設されヘッドを掃引する掃引部材と、 オリフィス面を覆うキャップ内を負圧にし、前記穴から
    吸引する負圧吸引手段と、 キャリッジ及びキャップの移動制御をし、負圧吸引手段
    を駆動制御する制御手段を設けたことを特徴とするイン
    クジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記キャップはオリフィス面に対して偏
    倚自在に設けられた請求項5記載のインクジェット記録
    装置。
  7. 【請求項7】 前記掃引部材は弾性部材から成り、一部
    に空気解放口が形成される請求項5記載のインクジェッ
    ト記録装置。
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