JPH0957076A - 逆浸透膜分離装置の運転方法 - Google Patents

逆浸透膜分離装置の運転方法

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Abstract

(57)【要約】 【効果】 逆浸透膜の濃縮水中の酸化剤の有無を検出す
ることを特徴とした装置の運転方法を採用することによ
り、逆浸透膜装置の性能低下を早期に把握できるので、
性能の維持安定化ができるようになり、膜の使用期間を
延長でき、装置の運転費用の低減化が図れる。 【構成】 逆浸透膜を用いる分離装置において、その逆
浸透膜の濃縮水中の酸化剤の濃度あるいは還元剤の濃度
を測定することを特徴とする逆浸透膜分離装置の運転方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、逆浸透膜法による脱
塩、分離方法に関するものであり、特に、海水の淡水化
や、かん水の淡水化、および廃水の再利用等に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】膜による分離技術は、海水及びカン水の
淡水化、医療、工業用純水、超純水の製造、工業廃水処
理など幅広い分野に利用されている。これらの膜による
分離において、微生物による分離装置の汚染は、被処理
液中の微粒子、TOC(全有機炭素)を増加させ、得ら
れる透過水の水質を悪化することや、膜面上で微生物が
繁殖したり、あるいは微生物およびその代謝物などから
なる有機性物質が膜面に付着したりして、膜の透過性、
分離性を低下させるなどの問題を生じる。そのため膜分
離装置の殺菌は膜分離を行なう上で重要な技術である。
膜分離装置の殺菌法は種々提案されており、一般的には
殺菌剤を常時、あるいは間欠的に供給液に添加する方法
がとられている。
【0003】殺菌剤としては、古くから塩素系の殺菌剤
が用いられてきたが、最近では用いる膜に合せて、クロ
ラミン類、過酸化水素、過酢酸、亜硫酸水素ナトリウム
などの塩素に代る新しい殺菌方法が提案されている。し
かし、その価格および操作の容易さから塩素系殺菌剤が
用いられているのが現状である。逆浸透膜はその素材の
特徴から塩素などの酸化性物質によって化学的に劣化を
生じる。最近では耐酸化剤性の比較的高い膜素材が開発
されているがその耐久性も充分なものであるとはいえな
い。
【0004】このため、一般的には塩素系などの殺菌剤
を用いて供給液の殺菌を行ない、逆浸透膜に供給する前
に還元剤を用い、遊離塩素を還元した後に、分離操作を
行うようにしている。ここで還元剤としては、亜硫酸ナ
トリウム、亜硫酸水素ナトリウムが広く用いられてい
る。
【0005】逆浸透膜装置を安全に運転するため、酸化
剤が膜装置に流入しないように、膜装置の供給水におい
て残留塩素等の酸化剤濃度あるいはこれに相当する値で
ある酸化還元電位(ORP)を測定して、酸化剤の有無
を検出し、運転管理を行うのが通常であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置で問題なく
運転されるプラントもあるが、近年の海水淡水化等の装
置においては、酸化剤の存在を逆浸透膜の供給水中で検
出監視し、その検出器が正常に作動しているにもかかわ
らず、酸化剤によって膜の性能劣化が生じるという問題
のあることが解り、これまでの方法では必ずしも充分で
ないことが明らかになってきた。この現象は、ポリアミ
ド系の逆浸透膜や、これよりも耐酸化剤性が高いといわ
れている酢酸セルロース系の膜においても起きているこ
とが明らかとなってきた。
【0007】
【課題を解決するための手段】課題解決のため、本発明
は下記の構成を有する。
【0008】すなわち、「逆浸透膜を用いる分離装置に
おいて、その逆浸透膜の濃縮水中の酸化剤の濃度あるい
は還元剤の濃度を測定することを特徴とする逆浸透膜分
離装置の運転方法」に関するものである。
【0009】本発明において、逆浸透膜分離装置とは造
水、濃縮、分離などの目的で被処理液を加圧下で逆浸透
膜モジュールに供給し、透過液と濃縮液に分離するため
の装置をいい、通常は逆浸透膜エレメント、圧力容器、
加圧ポンプなどで構成される。該逆浸透膜装置に供給さ
れる被分離液は通常、殺菌剤、凝集剤、さらに還元剤、
pH調整剤などの薬液添加と、砂濾過、活性炭濾過、保
安フィルターなどの前処理が行なわれる。例えば、海水
の脱塩の場合には、海水を取込んだ後、沈殿池で粒子な
どを分離し、またここで殺菌剤を添加して殺菌を行な
う。さらに、塩化鉄などの凝集剤を添加して砂濾過を行
なう。ろ液は貯槽に貯められ、硫酸などでpHを調整し
た後、高圧ポンプに送られる。この送液中に亜硫酸水素
ナトリウムなどの還元剤を添加して殺菌剤を消去し、保
安フィルターを通過した後、高圧ポンプで昇圧されて逆
浸透膜モジュールに供給される。ただし、これらの前処
理は、用いる供給液の種類、用途に応じて適宜取捨選択
される。
【0010】ここで逆浸透膜とは、被分離混合液中の一
部の成分、例えば溶媒を透過させ他の成分を透過させな
い半透性を有する膜である。その素材には酢酸セルロー
ス系ポリマー、ポリアミド、ポリエステル、ポリイミ
ド、ビニルポリマーなどの高分子素材がよく使用されて
いる。またその膜構造は膜の少なくとも片面に緻密層を
持ち、緻密層から膜内部あるいはもう片方の面に向けて
徐々に大きな孔径の微細孔を有する非対称膜、非対称膜
の緻密層の上に別の素材で形成された非常に薄い活性層
を有する複合膜がある。膜形態には中空糸、平膜があ
る。しかし、本発明の方法は、逆浸透膜の素材、膜構造
や膜形態によらず利用することができ、いづれも効果が
ある。代表的な逆浸透膜としては、例えば酢酸セルロー
ス系やポリアミド系の非対称膜およびポリアミド系、ポ
リ尿素系の活性層を有する複合膜などがあげられる。こ
れらのなかでも、酢酸セルロース系の非対称膜、ポリア
ミド系の複合膜に本発明の方法が有効であり、さらに芳
香族系のポリアミド複合膜では効果が大きい。
【0011】酢酸セルロース系の膜としては、酢酸セル
ロース、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、プロピ
オン酸セルロース、酪酸セルロース等のセルロースの有
機酸エステルの単独もしくはこれらの混合物並びに混合
エステルを用いたものが挙げられる。ポリアミド系の膜
としては脂肪族、芳香族のポリアミドで線状ポリマー、
架橋ポリマーが挙げられる。
【0012】逆浸透膜モジュールとは上記逆浸透膜を実
際に使用するために形態化したものであり、平膜の場合
はスパイラル、チューブラー、プレート・アンド・フレ
ームのモジュールに組み込んで、また中空糸の場合は束
ねた上でモジュールに組み込んで使用することができる
が、本発明はこれらの逆浸透膜モジュールの形態に左右
されるものではない。
【0013】一般的に、逆浸透膜装置の前処理の段階で
添加される殺菌剤は、供給液中あるいは前処理装置中で
の菌類、微生物の繁殖、付着などを防ぐために添加され
るもので、塩素系殺菌剤、過酸化水素類、過酢酸類、ク
ロラミン類などが使用できる。一般的には、殺菌力の点
から酸化性物質が、さらに、価格、殺菌力、取り扱いの
容易さなどから、塩素系の殺菌剤を使用することが多
い。
【0014】殺菌剤の濃度は、用いる供給水の水質にも
よるが、一般的に供給液に添加した後の残留有効濃度で
0.1〜10mg/L程度であり、塩素系殺菌剤におい
ては、あとの還元剤の添加量を減らすためと、殺菌に必
要な有効濃度を考え、還元剤添加の直前濃度で、残留塩
素濃度として0.1〜1mg/L程度である。残留塩素
とは、遊離塩素と結合塩素の合計をいい、残留塩素の濃
度測定はJIS−K0101に記載されているオルトト
リジン法などによって簡単に行なうことができる。
【0015】逆浸透膜は酸化力のある殺菌剤、特に塩素
系の殺菌剤が直接接触すると膜性能が低下する。特にポ
リアミド系やポリ尿素系の複合膜は、酢酸セルロース系
の非対称膜に比較して耐塩素性が劣り、酢酸セルロース
系の非対称膜においてもそのpHなど条件によっては大
きな性能低下が起こりうる。そこで、実際のプラントの
多くでは塩素系殺菌剤の使用時には逆浸透膜に直接塩素
が接触するのを防ぐために、被処理液を逆浸透膜モジュ
ールに供給する前に還元剤を添加して残存する殺菌剤を
連続的にあるいは一定時間還元することが必要となる。
また、クロラミン類など膜性能への影響のない、あるい
は少ない殺菌剤の使用時においても運転の安定化、トラ
ブル時の対策のために、還元剤を添加することが好まし
い。
【0016】還元剤としては、水溶性で、還元性が大き
く、逆浸透膜への影響のないものを使用することができ
る。さらに価格が安価である、取り扱いが容易であるな
どの点から、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム
などが好ましい。用いる還元剤の濃度は供給液中に残存
している殺菌剤を全て消去するのに充分な量が必要であ
る。また、還元剤は供給液中に溶存している酸素とも反
応するので、残存殺菌剤と溶存酸素の量、温度やpHな
どを考慮して、殺菌剤添加量の1〜10倍当量を添加す
ることが好ましい。さらに、殺菌剤を完全に消去するこ
とと還元剤の使用量を低減することを考慮すると殺菌剤
の1.1〜5倍当量の還元剤が好ましい。通常、還元剤
は殺菌剤よりも過剰に加えられるので逆浸透膜装置の供
給液には未反応の還元剤あるいはその反応生成物が混在
している。
【0017】還元剤として、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸
水素ナトリウムを用いる場合でも、標準的な海水のよう
に、銅の濃度が2μg/L以下の場合には、酸化性物質
の生成は実質的に問題とならないレベルであるが、この
濃度を超える場合には、温度、pH、全溶解性物質の濃
度、反応時間、溶存酸素濃度の条件によっても異なる
が、多くの場合、酸化性物質が生成される可能性があ
り、この場合、逆浸透膜の性能が低下する。
【0018】本発明者らは、逆浸透膜装置の運転に際し
て、殺菌剤である塩素などの酸化性物質を還元剤で完全
に消去し、且つ逆浸透膜装置の供給水中に酸化剤が検出
されていないにもかかわらず、膜性能が低下する問題に
ついてその原因究明と対策について、鋭意検討した結
果、銅、コバルトなどのイオンが存在している場合に
は、これら重金属は膜の種類によらずそのほとんどが膜
を透過しないため、濃縮水でその濃度が次第に高くなる
こと(給水中の銅が濃縮されること)と、あるいは逆浸
透膜の膜面に付着ないしは沈着した給水中からの供給物
である物質からの溶出があることとから、例え逆浸透膜
の供給水中に酸化剤が無くとも、逆浸透膜の中を供給水
が通過する間に、その膜面でこの重金属が触媒となって
還元剤が反応して酸化性物質が生成されることが問題の
原因であることを見いだすことに成功した。
【0019】このため、逆浸透膜を用いる淡水化装置に
おいては、その逆浸透膜の濃縮水中の酸化剤の存在有無
を監視することより、酸化剤が生成される初期の段階で
検出可能となり、逆浸透膜の性能劣化を最小限に押さえ
ることができるようになり、非常に効果のあることを見
出し、本発明に到達したものである。
【0020】濃縮水中の酸化剤の検出方法は、特に規定
されるものではないが、通常は酸化還元電位(OR
P)、または残留塩素の計測する方法が挙げられ、これ
らの値が大きいほど酸化剤が多く存在していると判定で
きる。また、逆に還元剤の存在量が少なければ、酸化剤
が多いことが推定できるので、還元剤を検出する方法も
有効であり、例えば、残存SBS(重亜硫酸ナトリウ
ム)濃度を計測することが挙げられ、SBSが少ないほ
ど還元剤が少なく、即ち酸化剤が多いと判定できる。
【0021】また、逆浸透膜の濃縮水中の酸化剤濃度あ
るいは還元剤濃度の検出データに基づき、警報を出した
り、装置の運転を停止し、膜の酸洗浄を実施するなど
の、装置全体の運転を制御できるようにすることもでき
る。前記警報や各種の制御が発動されるべき検出データ
のレベルは、装置や膜の種類、あるいは水温などの環境
条件などに応じて適宜設定されるものであるが、一例を
挙げるならば、酸化還元電位(pH7.0に換算した
値)としては、300mV以上、好ましくは250mV
以上、残留塩素としては、オルトトリジン法で発色(肉
眼で0.1ppm、装置判定で0.01ppm)が認め
られる場合、SBS量としては0.1ppm以下、好ま
しくは1ppm以下、より好ましくは2ppm以下のと
き、膜の酸洗浄を実施するなどの制御を発動すればよ
い。これらのパラメータ計測やそのための測定装置を単
独で用いても良いし、いくつか複数を組み合わせて用い
ても良い。また測定手段としては、テレメータ方式の自
動測定装置でもよいし、ハンディタイプの測定装置や判
定試験器で随時測定しても良いし、その他人の手で試験
反応を実施する方法でも良い。
【0022】また、供給水側でも測定することを併せる
ことにより、逆浸透膜中での酸化剤の存在の有無をより
正確に判断することが出来るのでより好ましい。
【0023】なお、洗浄方法としては、前記銅化合物が
除去できるものであるのならば特に限定されるものでは
ないが、例えば該銅化合物を溶解できる水溶液、好まし
くは酸性水溶液を用いた酸洗浄が挙げられる。酸洗浄と
しては特に限定されるものではないが、銅化合物の溶解
性を考慮するとpH3以下が好ましく、pH2以下がよ
り好ましい。しかし、あまりpHが低すぎると逆浸透膜
素材や装置や配管の金属材料などを侵す恐れがあるので
材料に応じて適宜pHの下限値を設定すべきである。酸
洗浄としては例えば、有機酸または無機酸の水溶液、あ
るいはそれに塩基性物質を加えて、pH乃至は緩衝性を
調製した溶液を膜の供給水側に流通、循環、乃至は静置
させることにより、行われる。
【0024】
【実施例】
実施例1 図1の装置で、海水を、圧力56kg/cm2 、温度2
5℃、回収率40%、透過水量12m3 /day、pH
6.7、前処理水中の残留塩素濃度0.5mg/L、逆
浸透膜供給水中の脱塩素剤SBS(NaHSO3 )4m
g/Lの条件で、逆浸透膜(東レ株式会社製SUー81
0×4本)を用いて、逆浸透分離処理をした。
【0025】上記条件でしばらく運転したところ、OR
Pが顕著に上昇する現象を捕らえることが出来た(図2
実線)。
【0026】比較例1 実施例の処理装置において、給水のORPを測定した。
実施例1のORPが顕著に上昇する現象が起きたとき、
給水のORPには、何等変化を検出することは出来なか
った(図2点線)。
【0027】実施例2 実施例1においてORPの顕著な上昇が起きたとき、O
RPが300mVに達した時点で装置を停止し、膜の酸
洗浄を実施した。即ち、2%クエン酸水溶液をアンモニ
アでpHを2.5に調製した酸性水溶液を20L/mi
nの流速で30分間膜の供給水側に流した。流すのを停
止し、3時間半放置した。次に放置した水溶液を30分
間循環させた。以上の酸洗浄処理をしたのち、運転を再
開したところ、ORPは低下し、この洗浄前後で、膜の
性能はほとんど変化せず、膜の性能を維持することが出
来た(図2)。
【0028】
【発明の効果】逆浸透膜の濃縮水中の酸化剤の有無を検
出することを特徴とした装置の運転方法を採用すること
により、逆浸透膜装置の性能低下を早期に把握できるの
で、性能の維持安定化ができるようになり、膜の使用期
間を延長でき、装置の運転費用の低減化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 逆浸透膜分離装置のフローと酸化剤の検出位
【図2】 濃縮水及び給水でのORP値と膜性能(除去
率)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逆浸透膜を用いる分離方法において、濃
    縮水中の酸化剤の濃度あるいは還元剤の濃度を測定する
    ことを特徴とする逆浸透膜分離装置の運転方法。
  2. 【請求項2】 酸化還元電位(ORP)を測定すること
    を特徴とする請求項1記載の逆浸透膜分離装置の運転方
    法。
  3. 【請求項3】 残留塩素を測定することを特徴とする請
    求項1記載の逆浸透膜分離装置の運転方法。
  4. 【請求項4】 残存SBS(重亜硫酸ナトリウム)濃度
    を測定することを特徴とする請求項1記載の逆浸透膜分
    離装置の運転方法。
  5. 【請求項5】 逆浸透膜の濃縮水中の酸化剤濃度あるい
    は還元剤濃度の検出データに基づき、装置の運転を制御
    することを特徴とする請求項1記載の逆浸透膜分離装置
    の運転方法。
  6. 【請求項6】 逆浸透膜の濃縮水中の酸化剤濃度あるい
    は還元剤濃度の検出データに基づき、装置の運転を停止
    し、逆浸透膜を酸洗浄することを特徴とする請求項1記
    載の逆浸透膜分離装置の運転方法。
  7. 【請求項7】 逆浸透膜が酢酸セルロース系非対象膜、
    ポリアミド系非対称膜、ポリアミド系複合膜であること
    を特徴とする請求項1記載の逆浸透膜分離装置の運転方
    法。
  8. 【請求項8】 逆浸透膜分離装置の濃縮水の濃度が、全
    溶解性物質2000mg/l以上であることを特徴とす
    る請求項1記載の逆浸透膜分離装置の運転方法。
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