JPH0956141A - 小形モータ - Google Patents

小形モータ

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JPH0956141A
JPH0956141A JP20689195A JP20689195A JPH0956141A JP H0956141 A JPH0956141 A JP H0956141A JP 20689195 A JP20689195 A JP 20689195A JP 20689195 A JP20689195 A JP 20689195A JP H0956141 A JPH0956141 A JP H0956141A
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insulating resin
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Shinji Takehana
慎二 竹花
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Nidec Seimitsu Corp
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Seimitsu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロポール形アウターステータを持つPM形
ステッピングモータにおいて、インサート成形や熱溶着
法を用いず、組立作業性を改善して低コスト化を実現す
る。 【解決手段】 クロポール形アウターステータとして、
絶縁樹脂成形コイルボビン22a(24a)の鍔部Aに
インナーヨーク22b(24b)の鍔部bを重ね合わせ
一対のダボEとダボ穴eを嵌合して一体化した後、ボビ
ン22a(24a)で2枚のインナーヨーク22b,2
4bの鍔部bを背合わせに挟み込むと、第1の励磁コイ
ル枠22側の係止爪B1が第2の励磁コイル枠24側の
被係止穴枠B2に係合すると同時に、第2の励磁コイル
枠24側の係止爪B1が第1の励磁コイル枠22側の被
係止穴枠B2に係合して複合組み付け体が得られる。重
ね合わせ操作だけで端子台半体B,B同士において2重
のインナーヨークの挟み込み係止が達成されているた
め、熱溶着法に比して組み立て能率が高く、製造の低コ
スト化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、永久磁石形インナーロ
ータとクロポール形アウターステータとを有する小形モ
ータに関し、特に、クロポール形アウターステータの励
磁コイル組み付け体の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばPM形(永久磁石形)インナーロ
ータとクロポール形アウターステータとを有する小形ス
テッピングモータなどの励磁コイル(電機子コイル)に
は、図6に示すようなコイルボビンを兼用する板金製王
冠形のヨーク組み50が用いられている。このヨーク組
み50は2相用であり、王冠形の軟鉄製ヨーク51a,
51b,51c,54d(51)から構成されている。
各ヨーク51は環状鍔部52の内周縁から直角に切り起
こして環状に突出する複数の極爪(極歯)53を有して
いるため、クロポール形と称されており、アウターヨー
ク51aとインナーヨーク51bの極爪53,53はa
相のN極とS極を形成し、インナーヨーク形成部材51
cとアウターヨーク51dの極爪53,53はb相のN
極とS極を形成する。
【0003】図7(a),(b)に示すように、アウタ
ーヨーク51a(51d)の極爪53がインナーヨーク
51b,(51c)の極爪歯片53の間に位置するよう
してインサート成形により4連のヨーク51が樹脂モー
ルドで相互連結されている。
【0004】ここで、各ヨーク51の連結は、極爪53
の内周側の樹脂層54及びその外周側の樹脂層55(樹
脂部分には斜線を付してある。)で達成される。極爪5
3の外周側の樹脂層55は、極爪53と鍔部52によっ
て区画された巻線巻回部(コイルボビン部)56に励磁
巻線57が巻回されたときに、励磁巻線57とヨーク5
0とを電気的に絶縁する絶縁層として機能する。また、
ヨーク50の外周側には、ヨーク50を樹脂層54,5
5でモールドするときに、樹脂製の端子台59も同時に
形成され、この端子台59に植立した端子ピン58に励
磁巻線57の端部引出し線が半田等で接続される。この
ようにしてクロポール形アウターステータ60が形成さ
れた後に、クロポール形アウターステータ60は、その
内側にマグネットロータ61を持つシャフト62が貫通
する状態でモータケースに収納される。
【0005】上述のように、4連のヨーク51を組み合
わせてインサート成形により樹脂層で相互連結してヨー
ク全体を形成すると共に、その樹脂層をコイルボビン部
の絶縁層として確保したクロポール形アウターステータ
60にあっては、製造工数の削減の効果を得ることがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
インサート成形により樹脂層で一体化したクロポール形
アウターステータ60にあっては、次のような問題点が
あった。即ち、ヨークの径が小径である小形モータの場
合や多極の場合は、極爪幅が幅狭化するため、インサー
ト成形のパイプ金型とヨークの嵌め合わせに軋みや金属
疲労が生じ、金型の欠け等が起こり易くなり、金型メイ
ンテナンスに要する手間が多くなる。従って、マシンサ
イクルにも限界があり、量産性の阻害要因となってお
り、更なる低コスト化の障害となっていた。
【0007】ところで、インサート成形によらず、絶縁
樹脂成形コイルボビンと極爪を持つインナーヨークとを
用い、ヨークを挟みんで2つの絶縁樹脂成形コイルボビ
ンを熱溶着法により一体化することで励磁コイル組み付
け体を得ることができるが、煩雑な熱溶着工程が追加さ
れるため、組立作業性が悪く、依然として量産性は乏し
い。
【0008】そこで上記問題点に鑑み、本発明の課題
は、インサート成形や熱溶着法を用いず、絶縁樹脂成形
コイルボビンとインナーヨークの力学的な組み付け体を
用いることにより、組立作業性を改善して低コスト化が
可能の小形モータを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の講じた手段は、永久磁石形インナーロータ
とクロポール形アウターステータとを有する小形モータ
において、絶縁樹脂成形コイルボビンの端子台半体に合
わせ止め用の係止部を設けたことにある。即ち、本発明
に係るクロポール形アウターステータは、複数の極爪を
環状に切り起こしたモータケース本体と、これに嵌合収
納される複合励磁コイル組み付け体と、複数の極爪を環
状に切り起こしたケース蓋体とを備えており、上記複合
励磁コイル組み付け体の各励磁コイル枠は、一方の鍔部
の外周縁から外へ突出する端子台半体及び上記鍔部の端
面に形成された位置決め部を有する絶縁樹脂成形コイル
ボビンと、その絶縁樹脂成形コイルボビンのロータ収納
孔の内周面に対向するべき複数の極爪を内周縁に環状に
切り起こして持ち、上記位置決め部に係合するべき位置
決め部を鍔部に有するインナーヨークとを用い、上記絶
縁樹脂成形コイルボビンの上記端面に対し上記インナー
ヨークの鍔部を重ね合わせて一体化して成り、第1及び
第2の励磁コイル枠の第1及び第2の絶縁樹脂成形コイ
ルボビンの端子台半体同士は第1及び第2のインナーヨ
ークの鍔部を背合わせに挟み込んだ状態で相互に係合す
る係止部を有していることを特徴とする。
【0010】ここで、第1及び第2の絶縁樹脂成形コイ
ルボビンの上記端子台半体の上記係止部としては、双対
を成す2重係止部であることが好ましい。その2重係止
部の対としては係止爪と被係止穴枠で構成することがで
きる。
【0011】また、上記絶縁樹脂成形コイルボビンの位
置決め部と上記インナーヨークの位置決め部の組合せは
ダボとこれに係合するダボ穴との組合せとすることがで
きる。
【0012】更に、上記第1及び第2の絶縁樹脂成形コ
イルボビンのそれぞれは上記端面の上記端子台半体とは
相対する位置に前記第1及び第2のインナーヨークを2
枚重ねで挟み込む寄せ付け爪を有して成ることが望まし
い。かかる場合、第1及び第2のインナーヨークが上記
寄せ付け爪を挿通させる爪通し穴を有して構成を採用し
ても良い。
【0013】そしてまた、第1及び第2のインナーヨー
クはそれらの背合わせ面に位置決め部を有して成ること
が望ましい。
【0014】
【作用】クロポール形アウターステータの組み立て方法
において、まず、絶縁樹脂成形コイルボビンの鍔部にイ
ンナーヨークの鍔部を重ね合わせて励磁コイル枠を組み
付けた後、一対の励磁コイル枠を重ね合わせて2枚のイ
ンナーヨークの鍔部を背合わせに挟み込むと、第1の励
磁コイル枠側の端子台半体と第2の励磁コイル枠24の
端子台半体とが係止部にて係合するので4層の重ね止め
が達成される。
【0015】このように、重ね合わせ操作だけで端子台
半体にて重ね止め状態になるので、アウターステータの
組立作業性が向上し、モータの低コスト化を図ることが
できる。
【0016】特に、係止部が2重係止部となっている
と、空間的に2点止めとなり、且つ係止力も増すため、
重ね止め効果が高い。
【0017】また、絶縁樹脂成形コイルボビンとインナ
ーヨークとの間や、インナーヨーク間に位置決め部を有
している場合は、4層の重ね合わせの位置決めを精度良
く行うことができる。
【0018】絶縁樹脂成形コイルボビンが端子台半体と
は相対する位置に寄せ付け爪を有して成る場合には、端
子台半体とは対向側において、一対の寄せ付け爪により
2枚のインナーヨークが互い違いに寄せ付けクランプさ
れることになるので、その対向側での重ね合わせの開き
を確実に抑制できる。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0020】図1は本発明の実施例に係る小形ステッピ
ングモータにおけるクロポール形アウターステータの構
造を示す分解斜視図である。
【0021】本例の小形ステッピングモータは、図7
(b)に示す如くの永久磁石形インナーロータ61を持
つPM形であり、電機子としてのアウターステータはヨ
ークに極爪を持つクロポール形アウターステータであ
る。図1に示すように、本例のクロポール形アウタース
テータ1は、底面11から複数の極爪12を環状に切り
起こしたアウターヨークとしてのカップ状の軟鉄製モー
タケース本体10と、このモータケース本体10に嵌合
収納される複合励磁コイル組み付け体20と、頂面31
から複数の極爪32を環状に切り起こしたケース蓋体3
0とを有している。
【0022】複合励磁コイル組み付け体20は、図4に
示すように、第1の励磁コイル枠22と第2の励磁コイ
ル枠24を重ね合わせて組み付けたものに2セットのコ
イル26,28を巻回したものである。各励磁コイル枠
22(24)は同一構成であり、図5に示すように絶縁
樹脂成形コイルボビン22a(24a)とインナーヨー
ク22b(24b)を重ね合わせて一体化したものであ
る。
【0023】絶縁樹脂成形コイルボビン22a(24
a)は、一方の環状鍔部Aの外周縁から放射外方へ突出
する端子台半体Bと、環状鍔部Aの端面のうち端子台半
体Bに相対向する位置に設けられた寄せ付け爪C及び切
欠きDと、環状鍔部Aの端面のうち端子台半体Bと寄せ
付け爪Cとの中間に設けられた一対の位置決め用ダボE
とを有している。端子台半体Bには、図1に示す如くの
端子ピン29を植立するためのピン穴B3が形成されて
いる外、相手側のコイルボビンと2重係止するための係
止爪B1と被係止穴枠B2とが形成されている。
【0024】インナーヨーク22b(24b)は板金製
王冠形の軟鉄材であり、絶縁樹脂成形コイルボビン22
a(24a)のロータ収納孔Fの内周面に対向するべき
複数の極爪aを内周縁に環状に切り起こして持ち、その
環状鍔部bにはコイルボビン22a(24a)の位置決
め用ダボEが嵌合するべき位置決め用のダボ穴eが形成
されている。環状鍔部bの外周縁には端子台半体Bの当
たりを逃がす切欠きcが形成されている。また、環状鍔
部bの端面のうち切欠きcに相対向する位置には、爪通
し穴dが形成されている。更に、環状鍔部bの端面には
180°間隔でインナーヨーク22b(24b)の背合
わせ状態を位置決めするダボfと盲穴のダボ穴gが形成
されている。
【0025】本例の小形モータの組み立て法では、まず
図5に示すように、絶縁樹脂成形コイルボビン22a
(24a)の鍔部Aにインナーヨーク22b(24b)
の鍔部bを重ね合わせ一対のダボEとダボ穴eを嵌合し
て一体化する。かかる状態では、図4に示すように、ボ
ビン22a(24a)の端子台半体Bはインナーヨーク
22b(24b)の切欠きcに嵌まり、ボビン22a
(24a)の寄せ付け爪Cはインナーヨーク22b(2
4b)の爪通し穴dを貫通している。
【0026】このようにして組み付けられた第1の励磁
コイル枠22と第2の励磁コイル枠24を互いに重ね合
わせ、図4に示すように、2枚のインナーヨーク22
b,24bの鍔部bを背合わせに挟み込むと、第1の励
磁コイル枠22側の係止爪B1が第2の励磁コイル枠2
4側の被係止穴枠B2に係合すると同時に、第2の励磁
コイル枠24側の係止爪B1が第1の励磁コイル枠22
側の被係止穴枠B2に係合して、図2に示す如くの複合
組み付け体が得られる。また、図3に示すように、第1
の励磁コイル枠22側の寄せ付け爪Cが爪通し穴dを貫
通し切欠きcでインナーヨークに係合し2枚のインナー
ヨーク22b,24bをクランプすると同時に、第2の
励磁コイル枠24側の寄せ付け爪Cが爪通し穴dを貫通
し切欠きcでインナーヨークに係合し2枚のインナーヨ
ーク22b,24bをクランプする。2枚のインナーヨ
ーク22b,24bは互い違いに両側のボビン22a,
24aに寄せ付けられるいるので強固にクランプされ
る。かかる状態では、インナーヨーク22b,24b間
はダボfとダボ穴gが4箇所で嵌合している。
【0027】このように、重ね合わせ操作だけで端子台
半体B,B同士において2重のインナーヨーク22b,
24bの挟み込み係止が達成されているため、熱溶着法
に比して組み立て能率が高く、製造の低コスト化を図る
ことができる。寄せ付け爪Cにより2重のクランプが端
子台半体Bとの対向側で達成されているので、その対向
側での重ね合わせの開きを確実に抑制できる。また、ボ
ビンとインナーヨークとの位置決め、インナーヨーク同
士の位置決めはダボとダボ穴で達成されているので、合
わせ精度を確保できる。
【0028】この後、図2の状態から端子ピン29を植
立してボビン22a,24aにコイル26,28を巻付
ける。なお、図4の組み付け前にボビン22a,24a
にコイル26,28を巻付けても良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、クロポ
ール形アウターステータの一対の絶縁樹脂成形コイルボ
ビンの端子台半体に相係合する係止部を設けた点を特徴
としているため、次のような効果を奏する。
【0030】 重ね合わせ操作だけで端子台半体同士
にて重ね止め状態になるので、アウターステータの組立
作業性が向上し、モータの低コスト化を図ることができ
る。
【0031】 端子台半体の係止部が2重係止部とな
っていると、空間的に2点止めとなり、且つ係止力も増
すため、重ね止め効果が高い。
【0032】 絶縁樹脂成形コイルボビンとインナー
ヨークとの間や、インナーヨーク間に位置決め部を有し
ている場合は、4層の重ね合わせの位置決めを精度良く
行うことができる。
【0033】 絶縁樹脂成形コイルボビンが端子台半
体とは相対する位置に寄せ付け爪を有して成る場合は、
端子台半体とは対向側においてクランプされることにな
るので、その対向側での重ね合わせの開きを確実に抑制
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る小形ステッピングモータ
におけるクロポール形アウターステータの構造を示す分
解斜視図である。
【図2】同実施例のクロポール形アウターステータに用
いる一対の励磁コイル枠を組み付けた状態を示す斜視図
である。
【図3】同実施例の一対の励磁コイル枠を組み付けた状
態を示す断面図である。
【図4】同実施例の一対の励磁コイル枠を示す斜視図で
ある。
【図5】同実施例の一対の励磁コイル枠の分解斜視図で
ある。
【図6】従来例のPM形ステッピングモータにおけるク
ロポール形アウターステータのヨークを示す分解斜視図
である。
【図7】(a)は同従来例のクロポール形アウターステ
ータを示す部分断面図、(b)はその断面図である。
【符号の説明】
1…クロポール形アウターステータ 10…モータケース本体 11…底面 12,32…極爪 20…複合励磁コイル組み付け体 22…第1の励磁コイル枠 22a…第1の絶縁樹脂成形コイルボビン 24…第2の励磁コイル枠 24a…第2の絶縁樹脂成形コイルボビン A,b…環状鍔部 B…端子台半体 B1…係止爪 B2…被係止穴枠 B3…ピン穴 C…寄せ付け爪 D,c…切欠き E,f…ダボ F…ロータ収納孔 d…爪通し穴 e,g…ダボ穴 26,28…コイル 29…端子ピン 30…ケース蓋体 31…頂面 61…永久磁石形インナーロータ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石形インナーロータとクロポール
    形アウターステータとを有する小形モータにおいて、前
    記クロポール形アウターステータは、複数の極爪を環状
    に切り起こしたモータケース本体と、これに嵌合収納さ
    れる複合励磁コイル組み付け体と、複数の極爪を環状に
    切り起こしたケース蓋体とを備えており、前記複合励磁
    コイル組み付け体の各励磁コイル枠は、一方の鍔部の外
    周縁から外へ突出する端子台半体及び前記鍔部の端面に
    形成された位置決め部を有する絶縁樹脂成形コイルボビ
    ンと、その絶縁樹脂成形コイルボビンのロータ収納孔の
    内周面に対向するべき複数の極爪を内周縁に環状に切り
    起こして持ち、前記位置決め部に係合するべき位置決め
    部を鍔部に有するインナーヨークとを用い、前記絶縁樹
    脂成形コイルボビンの前記端面に対し前記インナーヨー
    クの鍔部を重ね合わせて一体化して成り、第1及び第2
    の励磁コイル枠の第1及び第2の絶縁樹脂成形コイルボ
    ビンの端子台半体同士は第1及び第2のインナーヨーク
    の鍔部を背合わせに挟み込んだ状態で相互に係合する係
    止部を有していることを特徴とする小形モータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の小形モータにおいて、
    前記第1及び第2の絶縁樹脂成形コイルボビンの前記端
    子台半体の前記係止部は双対を成す2重係止部であるこ
    とを特徴とする小形モータ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の小形モータにおいて、
    前記2重係止部の対は係止爪と被係止穴枠であることを
    特徴とする小形モータ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に
    記載の小形モータにおいて、前記絶縁樹脂成形コイルボ
    ビンの位置決め部と前記インナーヨークの位置決め部の
    組合せはダボとこれに係合するダボ穴との組合せである
    ことを特徴とする小形モータ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に
    記載の小形モータにおいて、前記第1及び第2の絶縁樹
    脂成形コイルボビンのそれぞれは前記端面の前記端子台
    半体とは相対する位置に前記第1及び第2のインナーヨ
    ークを2枚重ねで挟み込む寄せ付け爪を有して成ること
    を特徴とする小形モータ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の小形モータにおいて、
    前記第1及び第2のインナーヨークは前記寄せ付け爪を
    挿通させる爪通し穴を有して成ることを特徴とする小形
    モータ。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に
    記載の小形モータにおいて、前記第1及び第2のインナ
    ーヨークはそれらの背合わせ面に位置決め部を有して成
    ることを特徴とする小形モータ。
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