JPH0955052A - 円盤状記録媒体用ハブおよび円盤状記録媒体の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 円盤状記録媒体用ハブの中心と円盤状記録媒
体のグルーブ中心が合致している状態を維持する円盤状
記録媒体用ハブの形状、および、この円盤状記録媒体用
ハブを有する円盤状記録媒体の製造方法を提供する。 【解決手段】 円盤状記録媒体２の主面２ａと対向する
円盤状記録媒体用ハブ１の基準面１ｃに凹部１ａを設け
ることにより、凹部１ａに相当する接着面積を増加さ
せ、円盤状記録媒体２に円盤状記録媒体用ハブ１を強固
に接着する。 【効果】 円盤状記録媒体用ハブの中心と円盤状記録媒
体のグルーブ中心と合致した状態を維持することがで
き、また、円盤状記録媒体用ハブを強固に接着する円盤
状記録媒体の製造方法が提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、円盤状記録媒体用
ハブおよび円盤状記録媒体の製造方法に関し、さらに詳
しくは円盤状記録媒体と円盤状記録媒体用ハブを強固に
接着する円盤状記録媒体用ハブの形状および円盤状記録
媒体用ハブを有する円盤状記録媒体の製造方法に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】円盤状記録媒体を駆動装置に装着し、タ
ーンテーブルに保持する手段としてはマグネットクラン
プ方式が一般的であり、これに供される円盤状記録媒体
には、磁性材料である金属板の一部を合成樹脂に埋め込
んで一体成形された円盤状記録媒体用ハブが円盤状記録
媒体の中心に接着されている。図９は、円盤状記録媒体
用ハブ１を有する円盤状記録媒体２が駆動装置のターン
テーブル５に保持された状態を示す、概略断面図であ
る。

【０００３】ポリカーボネート樹脂等の合成樹脂で成形
された円盤状記録媒体２と円盤状記録媒体用ハブ１は接
着剤３により接着されており、この接着剤３には紫外線
硬化樹脂が多く用いられている。そして、円盤状記録媒
体２と円盤状記録媒体用ハブ１を接着する手順は、円盤
状記録媒体２の主面２ａの内周側、あるいは円盤状記録
媒体用ハブ１の基準面１ｃに接着剤３を塗布した後、金
属板４のセンター孔４ａ中心と円盤状記録媒体２のグル
ーブ中心を合致させつつ円盤状記録媒体２の主面２ａと
円盤状記録媒体用ハブ１の基準面１ｃを密着させ、接着
部位に紫外線を照射して接着剤３を硬化させるものであ
る。

【０００４】円盤状記録媒体用ハブ１が接着された円盤
状記録媒体２を駆動装置のターンテーブル５に保持する
手段は、金属板４に設けられたセンター孔４ａをスピン
ドル７に挿通すると、金属板４がターンテーブル５に固
着されているマグネット６に吸引され、円盤状記録媒体
用ハブ１のセット面１ｄがターンテーブル５の上面５ａ
に密着して、円盤状記録媒体２を所定の位置に保持する
ものである。そして、スピンドル７が回転するとともに
ターンテーブル５が回転し、円盤状記録媒体２はスピン
ドル７の回転と同期して高速回転することとなる。ま
た、円盤状記録媒体２のターンテーブル５への着脱は、
繰り返し行なわれるのが通常であり、その回数は非常に
多いものとなっている。

【０００５】従って、円盤状記録媒体２に円盤状記録媒
体用ハブ１を強固に接着する必要があり、図９で示した
ような円盤状記録媒体２の主面２ａと平坦である基準面
１ｃとの接着では接着力不足となる虞れがあった。そし
て、主面２ａと基準面１ｃとの接着力が不足であると、
円盤状記録媒体２の駆動装置への着脱が繰り返されるこ
とや、円盤状記録媒体２を落下させ衝撃力が加わる等に
より接着剤３が円盤状記録媒体２あるいは円盤状記録媒
体用ハブ１から剥がれて、金属板４のセンター孔４ａ中
心と円盤状記録媒体２のグルーブ中心との偏心量が大と
なり、トラッキングサーボがかからず円盤状記録媒体２
への記録または再生が困難となる虞れがあった。

【０００６】上述した円盤状記録媒体２に円盤状記録媒
体用ハブ１を接着する手段としては、特開平７−３７３
５４号公報や特開平６−１６８５６０号公報等がある。
しかしながら、これらはいずも情報記録媒体２側に凹部
を設けるものであり、情報記録媒体２の複屈折への影響
が大となったり、情報記録媒体２のスキューが大となる
等の不具合が生じる虞れがある。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、円盤
状記録媒体に円盤状記録媒体用ハブを強固に接着し、円
盤状記録媒体用ハブの中心と円盤状記録媒体のグルーブ
中心が合致している状態を維持する円盤状記録媒体用ハ
ブの形状、および、この円盤状記録媒体用ハブを有する
円盤状記録媒体の製造方法を提供することである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項１の発明の円盤状記録媒体用ハブでは、円盤
状記録媒体の主面と対向する円盤状記録媒体用ハブの基
準面に凹部を設けることを特徴とする。

【０００９】請求項２の発明の円盤状記録媒体用ハブで
は、円盤状記録媒体用ハブの基準面に設ける凹部を円盤
状記録媒体の中心と略同心に設けることを特徴とする。

【００１０】請求項３の発明の円盤状記録媒体の製造方
法では、円盤状記録媒体内周の主面と円盤状記録媒体用
ハブの凹部を設けた基準面との間に接着剤を充填し、円
盤状記録媒体と円盤状記録媒体用ハブとの中心合わせを
行い、円盤状記録媒体の主面と円盤状記録媒体用ハブの
基準面を密着させ、円盤状記録媒体用ハブを円盤状記録
媒体に接着する、円盤状記録媒体の製造方法を特徴とす
る。

【００１１】上述した手段によれば、円盤状記録媒体用
ハブの基準面に設けた凹部に相当して、円盤状記録媒体
の主面と円盤状記録媒体用ハブの基準面との接着面積が
増加し、円盤状記録媒体に円盤状記録媒体用ハブが強固
に接着されるので、円盤状記録媒体用ハブの中心と円盤
状記録媒体のグルーブ中心が合致している状態を維持す
る作用がある。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図を参照して説明する。なお、図中の構成要素
で従来の技術と同様の構造を成しているものについて
は、同一の参照番号を付すものとする。また、円盤状記
録媒体と円盤状記録媒体用ハブとを接着する手順および
円盤状記録媒体を駆動装置のターンテーブルに保持する
手段については、従来の技術と同様であるので、説明を
省略する。

【００１３】実施の形態例１ 本実施の形態例は、円盤状記録媒体の主面と対向する円
盤状記録媒体用ハブの基準面の外縁周部に凹部を設けた
ものである。これを図１ないし図３を参照して説明す
る。

【００１４】図１（ａ）は、円盤状記録媒体用ハブ１の
概略上面図であり、同図（ｂ）は円盤状記録媒体２の中
心に円盤状記録媒体用ハブ１が接着された状態を示す、
概略断面図である。円盤状記録媒体用ハブ１の基準面１
ｃの外縁周部には、円盤状記録媒体２の主面２ａと円盤
状記録媒体用ハブ１の基準面１ｃとの間隔よりも大であ
る略矩形状の凹部１ａが設けられている。そして、主面
２ａと基準面１ｃの間および主面２ａと凹部１ａの間に
は接着剤３が充填されており、円盤状記録媒体２の中心
に円盤状記録媒体用ハブ１が接着されている。

【００１５】上述した事例の如く、主面２ａと基準面１
ｃの間および主面２ａと凹部１ａの間に接着剤３を充填
して円盤状記録媒体２の中心に円盤状記録媒体用ハブ１
を接着すれば、凹部１ａに相当する接着面積が増加し、
円盤状記録媒体２と円盤状記録媒体用ハブ１を基準面１
ｃが平坦であるものよりも強固に接着することができ
る。また、図２に示した円盤状記録媒体用ハブ１の概略
上面図の如く、基準面１ｃの外縁周部に断続的に略矩形
状の凹部１ａを設けるものであっても上述した事例と同
様に、凹部１ａに相当する接着面積が増加し、円盤状記
録媒体２と円盤状記録媒体用ハブ１を基準面１ｃが平坦
であるものよりも強固に接着することができる。そし
て、凹部１ａの形状は図３（ａ）〜（ｂ）に示した円盤
状記録媒体２の中心に円盤状記録媒体用ハブ１が接着さ
れた状態の概略断面図の如く、凹部１ａの円盤状記録媒
体２の主面２ａと対向する面を傾斜させたものでも良い
ことは言うまでもない。

【００１６】従って、本実施の形態例で示した事例によ
れば、円盤状記録媒体２がターンテーブル（図示せず）
への着脱が繰り返されたり円盤状記録媒体２に衝撃力が
加わった場合でも、接着剤３が円盤状記録媒体２あるい
は円盤状記録媒体用ハブ１から剥がれて金属板４のセン
ター孔４ａ中心と円盤状記録媒体２のグルーブ中心との
偏心量が大となることがなく、合致した状態を維持する
ことができるので、トラッキングサーボがかからないと
言った不具合は生じない。また、円盤状記録媒体用ハブ
１を強固に接着する円盤状記録媒体２の製造方法を提供
することができる。

【００１７】実施の形態例２ 本実施の形態例は、円盤状記録媒体の主面と対向する円
盤状記録媒体用ハブの基準面の中間部に、円盤状記録媒
体の中心と略同心の円周上に凹部を設けたものである。
これを図４ないし図７を参照して説明する。

【００１８】図４（ａ）は、円盤状記録媒体用ハブ１の
概略上面図であり、同図（ｂ）は円盤状記録媒体２の中
心に円盤状記録媒体用ハブ１が接着された状態を示す、
概略断面図である。円盤状記録媒体用ハブ１の基準面１
ｃの中間部には、円盤状記録媒体２の主面２ａと円盤状
記録媒体用ハブ１の基準面１ｃとの間隔よりも大である
略矩形状の凹部１ａが円盤状記録媒体２の中心と略同心
の円周上に設けられている。そして、主面２ａと基準面
１ｃの間および主面２ａと凹部１ａの間には、接着剤３
が充填されており、円盤状記録媒体２の中心に円盤状記
録媒体用ハブ１が接着されている。

【００１９】上述した事例の如く、主面２ａと基準面１
ｃの間および主面２ａと凹部１ａの間に接着剤３を充填
して、円盤状記録媒体２の中心に円盤状記録媒体用ハブ
１を接着すれば、凹部１ａに相当する接着面積が増加
し、円盤状記録媒体２と円盤状記録媒体用ハブ１を基準
面１ｃが平坦であるものよりも強固に接着することがで
きる。また、図５に示した円盤状記録媒体用ハブ１の概
略上面図の如く、円盤状記録媒体２の中心と同心の円周
上に断続的に略矩形状の凹部１ａを設けるもの、あるい
は、図示を省略するが円盤状記録媒体２の中心と同心の
円周上を蛇行させて略矩形状の凹部１ａを設けるもので
あっても上述した事例と同様に、凹部１ａに相当する接
着面積が増加し、円盤状記録媒体２と円盤状記録媒体用
ハブ１を基準面１ｃが平坦であるものよりも強固に接着
することができる。そして、凹部１ａの形状は図６
（ａ）〜（ｂ）に示した円盤状記録媒体２の中心に円盤
状記録媒体用ハブ１が接着された状態の概略断面図の如
く、略半円状や略三角形状のものでも良いことは言うま
でもない。

【００２０】図７は、基準面１ｃに円盤状記録媒体２の
中心と略同心である複数の円周上に凹部１ａを設けたも
のであり、円盤状記録媒体２の中心に円盤状記録媒体用
ハブ１が接着された状態の概略断面図である。そして、
同図（ａ）〜（ｃ）で示す如く、凹部１ａの形状を略半
円状、略矩形状または略三角形状とするものである。こ
のように基準面１ｃに複数の円周上に凹部１ａを設け、
主面２ａと基準面１ｃの間および主面２ａと凹部１ａの
間に接着剤３を充填して、円盤状記録媒体２の中心に円
盤状記録媒体用ハブ１を接着すれば、接着面積は凹部１
ａの数に比例して増加し、円盤状記録媒体２と円盤状記
録媒体用ハブ１をより強固に接着することができる。本
事例は、図５の円盤状記録媒体用ハブ１の概略上面図で
示した如く、凹部１ａを円盤状記録媒体２の中心と同心
の円周上に断続的に設けるもの、あるいは、図示を省略
するが円盤状記録媒体２の中心と同心の円周上を蛇行さ
せて略矩形状の凹部１ａを設けるものであっても良いこ
とは言うまでもない。

【００２１】従って、本実施の形態例で示した事例によ
れば、円盤状記録媒体２がターンテーブル（図示せず）
への着脱が繰り返されたり円盤状記録媒体２に衝撃力が
加わった場合でも、接着剤３が円盤状記録媒体２あるい
は円盤状記録媒体用ハブ１から剥がれて金属板４のセン
ター孔４ａ中心と円盤状記録媒体２のグルーブ中心との
偏心量が大となることがなく、合致した状態を維持する
ことができるので、トラッキングサーボがかからないと
言った不具合は生じない。また、円盤状記録媒体用ハブ
１を強固に接着する円盤状記録媒体２の製造方法を提供
することができる。

【００２２】実施の形態例３ 本実施の形態例は、円盤状記録媒体用ハブの基準面に分
散して存在する複数の凹部を設けたものである。この一
例について図８を参照して説明する。

【００２３】図８（ａ）は、円盤状記録媒体用ハブ１の
概略上面図であり、同図（ｂ）は円盤状記録媒体２の中
心に円盤状記録媒体用ハブ１が接着された状態を示す、
概略断面図である。円盤状記録媒体用ハブ１の基準面１
ｃには円盤状記録媒体２の主面２ａと円盤状記録媒体用
ハブ１の基準面１ｃとの間隔よりも大である略矩形状の
複数の凹部１ａが直線的に均一ピッチに配置されてい
る。そして、主面２ａと基準面１ｃの間および主面２ａ
と凹部１ａの間には、接着剤３が充填されており、円盤
状記録媒体２の中心に円盤状記録媒体用ハブ１が接着さ
れている。

【００２４】このように基準面１ｃに複数の凹部１ａを
設け、主面２ａと基準面１ｃの間および主面２ａと凹部
１ａの間に接着剤３を充填して、円盤状記録媒体２の中
心に円盤状記録媒体用ハブ１を接着すれば、接着面積は
増加し円盤状記録媒体２と円盤状記録媒体用ハブ１を強
固に接着することができる。本事例では、基準面１ｃに
設けた凹部１ａを直線的に均一ピッチで配置したものを
示したが、これに限定されるものではなく、直線的に不
均一ピッチで配置するもの、渦巻き状やインボリュート
状に均一ピッチまたは不均一ピッチで配置するもの、さ
らに全く不規則に分散して配置するものや、凹部１ａの
概略上面図から見る形状を略円形、略三角形または星型
状等任意の形状でも良い。そして、凹部１ａの形状を、
図６（ａ）〜（ｂ）に示した円盤状記録媒体２の中心に
円盤状記録媒体用ハブ１が接着された状態の概略断面図
の如く、略半円状や略三角形状のものでも良いことは言
うまでもない。

【００２５】従って、本実施の形態例で示した事例によ
れば、円盤状記録媒体２がターンテーブル（図示せず）
への着脱が繰り返されたり円盤状記録媒体２に衝撃力が
加わった場合でも、接着剤３が円盤状記録媒体２あるい
は円盤状記録媒体用ハブ１から剥がれて金属板４のセン
ター孔４ａ中心と円盤状記録媒体２のグルーブ中心との
偏心量が大となることがなく、合致した状態を維持する
ことができるので、トラッキングサーボがかからないと
言った不具合は生じない。また、円盤状記録媒体用ハブ
１を強固に接着する円盤状記録媒体２の製造方法を提供
することができる。

【００２６】上述した実施の形態例１〜３では、円盤状
記録媒体２の中心孔２ｂに円盤状記録媒体用ハブ１の中
心軸１ｂが挿入される形態のものを示し説明したが、こ
れに限定されるものではなく、一例をあげれば５．２５
インチの光磁気ディスクにおける円盤状記録媒体用ハブ
の如く、円盤状記録媒体２の中心孔２ｂに挿入する中心
軸１ｂを有しないもの等、円盤状記録媒体用ハブ１を有
する円盤状記録媒体２に適用できることは言うまでもな
い。

【００２７】

【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、円盤状記録媒体と円盤状記録媒体用ハブを強固に
接着することができ、円盤状記録媒体が駆動装置のター
ンテーブルへの着脱が繰り返されたり円盤状記録媒体に
衝撃力が加わった場合でも、円盤状記録媒体から円盤状
記録媒体用ハブが脱落することなく、円盤状記録媒体用
ハブのセンター孔中心と円盤状記録媒体のグルーブ中心
とは合致している状態を維持することができ、駆動装置
のターンテーブルに保持された円盤状記録媒体は良好な
状態でトラッキングサーボがかかることとなる。従っ
て、円盤状記録媒体への記録、または、円盤状記録媒体
からの再生は良好な状態を維持して行なうことができ
る。また、円盤状記録媒体用ハブを強固に接着する円盤
状記録媒体の製造方法を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明を適用した実施の形態例１を示し、
（ａ）は、円盤状記録媒体用ハブの概略上面図であり、
（ｂ）は円盤状記録媒体に円盤状記録媒体用ハブが接着
された状態を示す、概略断面図である。

【図２】 本発明を適用した実施の形態例１を示し、円
盤状記録媒体用ハブの概略上面図である。

【図３】 本発明を適用した実施の形態例１を示し、
（ａ）〜（ｂ）は、いずれも円盤状記録媒体に円盤状記
録媒体用ハブが接着された状態を示す、概略断面図であ
る。

【図４】 本発明を適用した実施の形態例２を示し、
（ａ）は、円盤状記録媒体用ハブの概略上面図であり、
（ｂ）は円盤状記録媒体に円盤状記録媒体用ハブが接着
された状態を示す、概略断面図である。

【図５】 本発明を適用した実施の形態例２を示し、円
盤状記録媒体用ハブの概略上面図である。

【図６】 本発明を適用した実施の形態例２を示し、
（ａ）〜（ｂ）は、いずれも円盤状記録媒体に円盤状記
録媒体用ハブが接着された状態を示す、概略断面図であ
る。

【図７】 本発明を適用した実施の形態例２を示し、
（ａ）〜（ｃ）は、いずれも円盤状記録媒体に円盤状記
録媒体用ハブが接着された状態を示す、概略断面図であ
る。

【図８】 本発明を適用した実施の形態例３を示し、
（ａ）は、円盤状記録媒体用ハブの概略上面図であり、
（ｂ）は円盤状記録媒体に円盤状記録媒体用ハブが接着
された状態を示す、概略断面図である。

【図９】 従来例を示し、円盤状記録媒体が駆動装置の
ターンテーブルに保持された状態を示す、概略断面図で
ある。

【符号の説明】

１ 円盤状記録媒体用ハブ １ａ 凹部 １ｂ 中心軸 １ｃ 基準面 １ｄ セット面 ２ 円盤状記録媒体 ２ａ 主面 ２ｂ 中心孔 ３ 接着剤 ４ 金属板 ４ａ センター孔 ５ ターンテーブル ５ａ 上面 ６ マグネット ７ スピンドル

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 円盤状記録媒体の中心に接着剤で接着さ
   れる円盤状記録媒体用ハブにおいて、 前記円盤状記録媒体の主面と対向する前記円盤状記録媒
   体用ハブの基準面に、凹部を設けたことを特徴とする、
   円盤状記録媒体用ハブ。
2. 【請求項２】 凹部が円盤状記録媒体の中心と略同心で
   あることを特徴とする、請求項１に記載の円盤状記録媒
   体用ハブ。
3. 【請求項３】 請求項１または請求項２に記載の円盤状
   記録媒体用ハブの基準面と、 円盤状記録媒体内周の主面と、 の間に接着剤を充填し、 前記円盤状記録媒体用ハブと前記円盤状記録媒体との中
   心合わせを行い、前記基準面と前記主面を密着させ、前
   記円盤状記録媒体用ハブを前記円盤状記録媒体に接着す
   ることを特徴とする、円盤状記録媒体の製造方法。