JPH0954605A - 空気調節制御支援装置 - Google Patents

空気調節制御支援装置

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JPH0954605A
JPH0954605A JP20633895A JP20633895A JPH0954605A JP H0954605 A JPH0954605 A JP H0954605A JP 20633895 A JP20633895 A JP 20633895A JP 20633895 A JP20633895 A JP 20633895A JP H0954605 A JPH0954605 A JP H0954605A
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air
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JP20633895A
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Masashi Inoue
正史 井上
Hirotsugu Nogi
曠嗣 野木
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Tokimec Inc
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Tokimec Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パラメータ表とプログラム等との整合性を確実
に確保することができる空気調節制御支援装置を簡易な
構成で実現する。 【解決手段】空気調節装置20の制御を行う空気調節制
御装置30に対する支援のために、シンボル図作成手段
121と、実行記述入力手段123入力手段と、コード
生成手段143とを具備した空気調節制御支援装置10
0であって、パラメータ表作成手段122と、パラメー
タ表更新手段129と、パラメータ表印刷手段142と
を備え、パラメータ表データの作成時にこれをシンボル
データに対応づけ、パラメータ表データの更新時に、対
応するシンボルデータ部分も更新するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気調節制御支
援装置に関する。詳しくは、ビル等の建屋の主として内
部における空気の温度や湿度等を調節するためにその建
屋に空気調節装置が設置され、この空気調節装置を制御
するために空気調節制御装置が用いられるが、空気調節
制御支援装置は、その空気調節制御装置についての処理
コードやシンボル図と共にパラメータ表を生成等するこ
とで、空気調節制御装置に係わるプログラム開発やドキ
ュメント作成を支援するものである。
【0002】
【従来の技術】図6にオフィスビルやテナントビルなど
として用いられるビルの断面模式図を示すが、ビル10
内には各フロアごとや各部屋ごとに、あるいは壁際や天
井の随所に、複数のエアハンドリングユニット(空気調
節装置)20が配設される。しかも、近年は、日向や日
陰いずれも的確に空気調節を行うことや、各フロアやブ
ースごとに使用されているか否かに応じて木目細かな空
気調節の続行停止を切り換えて効率よく空気調節を行う
こと等のニーズが高まっていることから、エアハンドリ
ングユニット20は、大型のものから小型のものまでが
多数設けられ、その数も、数十から数百と増大しつつあ
る。
【0003】図7にエアハンドリングユニット20の典
型例の模式図を示すが、このエアハンドリングユニット
(AHU)20は、外気吸入ダクト21を介する外気と
還気吸入ダクト22を介する還気とをファン23の吸引
力で取り込むとともに、コイル24で冷水等と熱交換し
て冷却等された給気をファン23の吐出力で送風するも
のである。このエアハンドリングユニット20には、給
気温度を目標温度に制御するために、温度計26,27
や目標温度設定器28、これらからの検出信号に応じて
ファン23等への制御信号を生成するデジタルコントロ
ーラ(DDC:空気調節制御装置)30、制御信号に従
ってクーラー11からの冷水のコイル24への供給状態
を切り換えるバルブ29などが付設される。そこで、デ
ジタルコントローラ30は、なかには1台で2台のエア
ハンドリングユニット20を制御するものもあるが、や
はり数十から数百の多数が必要とされる。
【0004】かかるデジタルコントローラ30は多数使
用されるので単価低減の要請が厳しい一方、エンタルピ
演算等の特有の処理を行う必要も有ることから、汎用の
シーケンサでは使用に耐えない。また、各デジタルコン
トローラ30による各エアハンドリングユニット20の
制御内容は、同一ビル内であっても通常微妙に異なる。
また、場合によっては大幅に相違し得るものでもある。
【0005】図8にこのようなデジタルコントローラ3
0の概要構成図を示すが、これは、メモリ等内蔵のいわ
ゆるワンチップマイコンであるマイクロプロセッサ(M
PU)31を中心にして、スイッチ状態等を入力するデ
ジタル入力回路32や、検出温度等をデジタル値に変換
して入力するA/D変換回路33、バルブの開閉信号等
を出力するデジタル出力回路34、制御値をアナログ値
に変換してインバータ等に送出するD/A変換回路3
5、通信回線37を介して他のデジタルコントローラ等
と通信データを送受信するためのネットコントロールユ
ニット36などからなるものである。典型的なデジタル
入力回路32とA/D変換回路33とデジタル出力回路
34はそれぞれが8チャネルのものであり、D/A変換
回路35は4チャネルのものであり、通常これらは固定
的なものである。
【0006】デジタルコントローラ30は、固有のプロ
グラム言語を有し、この言語で具体的な処理手順が記述
された処理コードすなわち制御プログラムを解釈実行す
ることで、エアハンドリングユニット20を制御する。
この言語で規定される処理は、上述したエアハンドリン
グユニット20やデジタルコントローラ30のハードウ
ェア構成などの特質に起因して、以下の2種類に大別さ
れる。すなわち、その1つは、具体的な演算内容や入出
力の数等が既に確定していて入出力の対象だけが設定変
更可能な処理であり、他のものは、具体的な演算内容等
も含めて代入式や条件判断文などの処理指令で自在に規
定される処理である。特に後者の処理コード部分はデジ
タルコントローラ30によって繰り返し実行されるもの
である。
【0007】従来、このような制御プログラムの開発作
業等は、図9(a)にその作成手順等の概要を示すが、
汎用エディタを用いてソースプログラムを作成し、これ
を専用コンパイラで変換して処理コードのロードファイ
ルを作成し、さらにこれをデジタルコントローラにロー
ドさせることで行われていた。また、パラメータ表やI
O対応表などのその関連ドキュメントは、市販の汎用ワ
ープロを用いて個別に作成されていた(図9(b)図参
照)。さらに、シンボル図などの図面化したドキュメン
トも必要な場合には、手書きで作図するか、市販の汎用
CADを調達することが必要であった(図9(c)図参
照)。
【0008】つまり、エアハンドリングユニット20の
制御を行うデジタルコントローラ30に対してのプログ
ラム開発やパラメータ等のドキュメント作成は、僅か
に、汎用エディタやワープロ等の汎用のツールによって
支援されていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなワープロ等の汎用ツールに依存した作業では、空気
調節制御のためのプログラム開発やパラメータ表等のド
キュメント作成の負荷は必ずしも十分に軽減されるわけ
ではない。しかも、汎用CADまで導入するとなると、
コスト負担が重い上にオペレーションも結構煩雑で却っ
て負荷が増えてしまうことすら有り得る。このため、デ
ジタルコントローラのハードウェアの単価が下がりつつ
あるのに対し、ソフトウェアの負担は相対的にあるいは
総体的にも重くなるばかりである。
【0010】特に、プログラムやシンボル図とパラメー
タ表との突合せ作業には困難が伴いがちである。デジタ
ルコントローラの提供者が建物の施工者やエアハンドリ
ングユニットの製造者と一般に異なることに起因する仕
様の食い違いや、テスト運転開始後における不具合等に
起因する設計値や設定値の微調整などが、パラメータ表
に記載した事項の変更訂正という形で顕在化し、これが
しばしば多数に上ることから、個別に作成されたプログ
ラムやシンボル図に対して訂正後のパラメータ表の内容
を反映させる作業において漏れが生じ易いためである。
【0011】そこで、空気調節制御のプログラム開発や
パラメータ表その他のドキュメント作成の作業を一体的
に行うことでこれらの作業負荷を軽減するとともに、パ
ラメータ表とプログラム等との整合性を確実に確保し得
る空気調節制御支援装置を実現することが重要な課題と
なる。また、パラメータ表の記載事項に関しては内容の
変更ばかりでなくデータの削除や復活も要求されること
から、データの復活も容易な空気調節制御支援装置を実
現することも課題となる。もっとも、この空気調節制御
支援装置の開発費もデジタルコントローラのコストの一
部となるのであるから、このような空気調節制御支援装
置の構成は、簡易なものでなければならない。
【0012】この発明は、このような課題を解決するた
めになされたものであり、パラメータ表とプログラム等
との整合性を確実に確保することができる空気調節制御
支援装置を簡易な構成で実現することを目的とする。ま
た、本発明は、パラメータ表における削除項目の復活も
容易な空気調節制御装置を実現することをも目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために発明された第1,第2の解決手段について、そ
の構成および作用効果を以下に説明する。
【0014】[第1の解決手段]第1の解決手段の空気
調節制御支援装置は(、出願当初の請求項1に記載の如
く)、空気調節装置の制御を行う空気調節制御装置に対
する支援を行うために、前記制御内容を反映したシンボ
ルデータをアクセスしてシンボル図を作成するシンボル
図作成手段と、前記制御内容を規定するコードデータを
入力する入力手段と、前記シンボルデータと前記コード
データとに基づいて前記空気調節制御装置の処理コード
を生成するコード生成手段とを具備した空気調節制御支
援装置であって、前記シンボルデータからパラメータ表
データを作成するパラメータ表作成手段と、前記パラメ
ータ表データを更新するパラメータ表更新手段と、前記
パラメータ表データからパラメータ表を印刷するパラメ
ータ表印刷手段とを備え、前記パラメータ表作成手段
は、前記パラメータ表データの作成に際して、前記パラ
メータ表データを元の前記シンボルデータに対応づける
ものであり、前記パラメータ表更新手段は、更新対象の
前記パラメータ表データを更新するに際して、対応づけ
られている前記シンボルデータの部分も更新するもので
あることを特徴とするものである。
【0015】このような第1の解決手段の空気調節制御
支援装置にあっては、制御内容を反映したシンボルデー
タや制御内容を規定するコードデータとシンボルデータ
とに基づいて空気調節制御装置の処理コードが生成され
る。そして、この処理コードに従って空気調節制御装置
による空気調節装置の制御が行われることで空気調節制
御装置のプログラム開発支援が達成される。
【0016】また、制御内容を反映したシンボル図に加
えて、パラメータ表が作成・印刷されることにより、空
気調節制御装置のドキュメント作成の支援がなされる。
しかも、パラメータ表等の作成が処理コード生成に用い
られたものと同じシンボルデータ等に基づいてなされる
ばかりでなく、逆にパラメータ表の更新がなされたとき
にはその内容が自動的にシンボルデータ引いては処理コ
ードに反映される。これにより、パラメータ表の記載内
容と、処理コードすなわち空気調節制御装置の制御プロ
グラムの内容とが、常に一致する。
【0017】なお、これらの処理は、パラメータ表デー
タ作成に際してパラメータ表データとシンボルデータと
の対応づけを行っておくとともに、パラメータ表データ
更新に際してシンボルデータの対応部分の更新を行うこ
とで達成される。そこで、これらの処理を行うプログラ
ムの構成等は、簡易なもので済む。
【0018】したがって、パラメータ表とプログラム等
との整合性を確実に確保し得る空気調節制御支援装置を
簡易な構成で実現することができる。
【0019】[第2の解決手段]第2の解決手段の空気
調節制御支援装置は(、出願当初の請求項2に記載の如
く)、上記の空気調節制御支援装置であって、前記パラ
メータ表作成手段は、前記パラメータ表データの作成に
際して、前記パラメータ表データと同じデータ構造のパ
ラメータ表削除データを作成するものであり、前記パラ
メータ表更新手段は、前記パラメータ表データの更新に
際して、前記パラメータ表データから削除指示された部
分は前記シンボルデータとの対応づけを維持しつつ前記
パラメータ表削除データに移すとともに、削除後復活指
示された部分は前記シンボルデータとの対応づけを維持
しつつ前記パラメータ表削除データから前記パラメータ
表データに戻すものであることを特徴とするものであ
る。
【0020】このような第2の解決手段の空気調節制御
支援装置にあっては、パラメータ表データの他にこれと
同じデータ構造のパラメータ表削除データも作成され
る。そこで、パラメータ表データと同様のデータをこの
パラメータ表削除データに控えておくことが可能とな
る。
【0021】そして、パラメータ表からの削除指示があ
ると、パラメータ表データの該当部分をパラメータ表デ
ータから削除するが、この際に削除部分がパラメータ表
削除データに移される。これにより、該当箇所がパラメ
ータ表から削除されるとともに将来の復活に備えての退
避も行われる。
【0022】また、一旦削除したパラメータ表上の部分
に対してパラメータ表へ復活指示があると、該当部分が
パラメータ表削除データに退避されているので、これが
パラメータ表データに戻される。これにより、削除され
た該当箇所が直ちにパラメータ表に復元される。しか
も、パラメータ表削除データに退避中もパラメータ表デ
ータに復活後も削除前におけるシンボルデータとの対応
が維持されているので、パラメータ表削除データへの退
避中にシンボルデータの更新等が有っても、これに対応
したパラメータ表データの更新と同様にしてパラメータ
表削除データの更新も行われ得ることから、データの整
合性が損なわれる危険がない。
【0023】したがって、この発明の空気調節制御支援
装置は、パラメータ表における削除項目の復活も容易に
行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】この実施形態の空気調節制御支援
装置は、処理手順が予め定められている第1の処理手段
と処理手順が可変に設定される第2の処理手段とを有し
て空気調節装置の制御を行う空気調節制御装置に対する
支援を行うために、前記第1の処理手段に対応したシン
ボルデータと前記第2の処理手段の処理内容を定めるコ
ードデータとを保持する記憶手段と、前記シンボルデー
タをアクセスしてシンボル図を作成するシンボル図作成
手段と、前記シンボルデータをアクセスしてシンボル図
を表示するシンボル図表示手段と、前記コードデータを
入力し前記記憶手段に記憶させる入力手段と、前記シン
ボルデータと前記コードデータとに基づいて前記空気調
節制御装置の処理コードを生成するコード生成手段とを
具備した空気調節制御支援装置であって、前記シンボル
データの名称や初期値等の一部データを抽出するととも
にこれにコメント等の付加データを加えてパラメータ表
データを前記記憶手段又はその他の記憶手段に作成する
パラメータ表作成手段と、前記パラメータ表データを更
新するパラメータ表更新手段と、前記パラメータ表デー
タにアクセスしてパラメータ表を印刷出力するパラメー
タ表印刷手段とを備え、前記パラメータ表作成手段は、
前記パラメータ表データの作成に際して、抽出元の前記
シンボルデータとこれに基づく前記パラメータ表データ
とをポインタ等で対応づけ(るとともに、前記パラメー
タ表データと同じデータ構造のパラメータ表削除データ
を作成す)るものであり、前記パラメータ表更新手段
は、更新対象の前記パラメータ表データを更新するに際
して、対応づけられている前記シンボルデータの該当部
分も更新する(とともに、前記パラメータ表データから
削除指示された部分は前記シンボルデータとの対応づけ
を維持しつつ前記パラメータ表削除データに移すととも
に、削除後復活指示された部分は前記シンボルデータと
の対応づけを維持しつつ前記パラメータ表削除データか
ら前記パラメータ表データに戻す)ものであることを特
徴とするものである。
【0025】ここで、上記の「処理手順が予め定められ
ている」とは、具体的な演算内容および入出力の数等が
既に確定していて入出力の対象が設定変更可能なものを
いい、その手段としては、絶対湿度演算や、露点温度演
算、エンタルピ演算、移動平均、ONOFF制御演算、
PID制御演算などの処理が挙げられる。
【0026】また、「処理手順が可変に設定される」と
は、空気調節制御装置の実行すべき処理内容が個々の演
算アルゴリズムとしてコマンド列やプログラムで記述さ
れ得るという意味であり、そのプログラム等は代入や条
件判断などの処理指令からなる。このプログラム等は、
空気調節制御装置の処理コードのうち、処理内容が予め
定められている絶対湿度演算等の処理に対する初期化と
いう静的な処理コードを除いた残りの部分、すなわち繰
り返し実行処理される動的な処理コードに該当する。
【0027】さらに、「表示対象のシンボルデータに対
応する前記コードデータ」とは、コードデータの全体が
空や単一のときもあるが通常複数部分に分けられて各部
分は一塊のものとして入力され又は番号づけされていた
りして、何れか一塊の部分が何れか1又は2以上のシン
ボルデータに対応していることを意味する。また、「そ
の存在を示す表示」とは、該当する一塊の部分に付けら
れた番号や符合など、その部分を検索等するために必要
な最小限の表示を意味し、シンボルデータに基づくシン
ボルより遥かに簡易なものである。
【0028】このような形態の空気調節制御支援装置に
あっては、シンボルデータをアクセスしてシンボル図の
作成・表示が行われる。そして、このシンボル図が空気
調節制御装置のドキュメントとされることで空気調節制
御装置の支援が行われるが、処理手順の予め定められた
第1の処理手段にシンボルデータが対応していることか
ら、シンボルの描画データ等も大部分を予め確定してお
くことができるので、シンボル図作成手段やシンボル図
表示手段等はその処理負担が軽く構成も簡易で済む。し
かも、パラメータ表データもこのような特質のシンボル
データの一部と付加データとから作成されるので、パラ
メータ表作成手段や更新手段もその処理負担が軽く構成
も簡易で済む。
【0029】また、入力されたコードデータとシンボル
データとに基づいて空気調節制御装置の処理コードすな
わち制御プログラムが生成される。そして、この処理コ
ードに従って空気調節制御装置による空気調節装置の制
御が行われることで空気調節制御装置の支援がなされ
る。ここで、このコードデータは、処理手順が可変に設
定される第2の処理手段の処理内容を定めるものである
ため、シンボル表示を正確に行おうとすると処理負担が
重くなるものであるが、コードデータの入力に際してコ
ードデータとその処理対象のシンボルデータとの対応づ
けを行っておくとともに、シンボル図の表示に際しては
表示対象のシンボルデータに対応するコードデータの存
在を示す表示を表示シンボルに付加するに留まることか
ら、入力手段やシンボル図表示手段等はその処理負担が
軽く構成も簡易で済む。
【0030】さらに、パラメータ表等の作成が処理コー
ド生成に用いられたものと同じシンボルデータ等に基づ
いてなされるばかりでなく、逆にパラメータ表の更新が
なされたときにはその内容が自動的にシンボルデータ引
いては処理コードに反映される。これにより、パラメー
タ表の記載内容と、処理コードすなわち空気調節制御装
置のプログラムの内容とが、常に一致する。
【0031】(また、パラメータ表からの削除指示があ
ると、パラメータ表データの該当部分をパラメータ表デ
ータから削除するが、この際に削除部分がパラメータ表
削除データに移されることにより、該当箇所がパラメー
タ表から削除されるとともに将来の復活に備えての退避
も行われる。しかも、一旦削除したパラメータ表上の部
分に対してパラメータ表へ復活指示があると、該当部分
がパラメータ表削除データに退避されているので、これ
がパラメータ表データに戻されることにより、削除され
た該当箇所が直ちにパラメータ表に復元される。)
【0032】なお、空気調節制御装置では、重要な処理
のかなりの部分が第1の処理手段の結合等で構成される
ので第1の処理手段だけに対応したシンボル図やパラメ
ータ表であってもドキュメントとして有用である一方、
第2の処理手段が複数の局所的な処理手順の集まりで構
成されていて相互の関連が比較的薄くてこれの図面化の
要請は弱いので、対応づけられたシンボルを手がかりに
個々の局所的な処理手順ごとのコードデータを確認でき
る程度でもプログラム開発等の負担がかなり軽減され
る。
【0033】したがって、この発明によれば、シンボル
図を作成・表示するとともに空気調節制御装置の処理コ
ードを生成する空気調節制御支援装置であって、パラメ
ータ表とプログラム等との整合性を確実に確保すること
ができる(パラメータ表における削除項目の復活も容易
な)空気調節制御装置を、コスト負担や開発負荷が軽く
て済む簡易な構成で実現することができる。
【0034】
【実施例】この発明の空気調節制御支援装置を、その実
施例を用いて説明する。先ず、この空気調節制御支援装
置の具体的な構成を、図1の機能ブロック図を引用して
説明する。
【0035】空気調節制御支援装置100は、メモリ
(記憶手段)等を具備した情報処理装置、具体的には、
いわゆるパソコンをハードウェアとするものである。こ
れには一般的な、ハードディスク(HDD)111と、
マウス112と、キーボード(KBD)と、CRT15
1と、パラメータ表152等を印刷するためのプリンタ
と、通信回線37を介して処理コードをデジタルコント
ローラ30に送出するためのモデム(MODEM)15
3とが接続されている。なお、デジタルコントローラ3
0やこれで制御されるエアハンドリングユニット20
は、既に説明したものと同一のものなので、その再度の
説明は割愛する。
【0036】メモリには、シンボルデータ131とパラ
メータ表データ132とパラメータ表削除データ139
と実行記述コードデータ133などのための各領域が確
保されている。このうちシンボルデータ131は、絶対
湿度演算や露点温度演算,エンタルピ演算,移動平均,
ONOFF制御演算,PID制御演算などの処理に対応
したシンボル等を規定するデータと、目標温度等の検出
値やその他の算出値等の値を保持するために必要に応じ
て選択的に用いられるパラメータ変数と、パラメータ変
数や各演算の入出力間における結合関係を表しラインで
シンボル図に表示されるデータなどが、格納されるもの
である。また、実行記述コードデータ133は、入力単
位ごとにE1等の番号を付された代入式や条件判断文等
のソースプログラムコードなどが格納されるものであ
る。
【0037】パラメータ表データ132は、シンボルデ
ータ131の各演算の入出力やパラメータ変数について
抽出された名称や初期値等に加え、キーボード113等
を介して入力された文字列からなる備考(コメント)
が、格納されるものである。パラメータ表削除データ1
39は、パラメータ表データ132と同じ構造体データ
である。なお、シンボルデータ131とパラメータ表デ
ータ132とパラメータ表削除データ139とには、各
単位データごとにポインタも設けられている。このポイ
ンタを用いたダブルリンクによって、シンボルデータ1
31とパラメータ表データ132とが、さらにシンボル
データ131とパラメータ表削除データ139とが、対
応づけ可能なものとなっている。
【0038】また、シンボルデータ131等をアクセス
してシンボル図を作成するシンボル図作成手段としての
処理を定めたシンボル図作成プログラム121と、実行
記述コードデータ133を入力する入力手段としての処
理を定めた実行記述入力プログラム123と、シンボル
データ131からパラメータ表データ132を作成する
パラメータ表作成手段としての処理を定めたパラメータ
表作成プログラム122と、パラメータ表データ132
を更新するパラメータ表更新手段としての処理を定めた
パラメータ表更新プログラム129と、パラメータ表デ
ータ132からパラメータ表152を印刷するパラメー
タ表印刷手段としての処理を主に定めたパラメータ表等
印刷プログラム142と、シンボルデータ131等をア
クセスしてシンボル図を表示するシンボル図表示手段と
しての処理を定めたシンボル図表示プログラム141
と、シンボルデータ131と実行記述コードデータ13
3とに基づいてデジタルコントローラ30の処理コード
を生成するコード生成手段としての処理を定めたコンパ
イルプログラム143とがインプリメントされたものと
なっている。
【0039】シンボル図作成プログラム121は、最初
にシンボル描画データ等設定済みの原始データをハード
ディスク111から読み込んでシンボルデータ131を
初期化する。そして、シンボル図表示プログラム141
によって表示されたシンボル図を参照して行われたマウ
ス112の操作等に応じてシンボルデータ131等の内
容を更新する処理を行うものである。
【0040】実行記述入力プログラム123は、キーボ
ード113等を介してソースプログラムコード(E1,
E2等)を単位として実行記述コードデータ133を入
力するとともに、この入力したソースプログラムコード
において参照または代入の対象とされたシンボルデータ
を抽出して、そのシンボルデータの該当領域とそのソー
スプログラムコードの領域とのそれぞれに互いに相手を
ポイントするポインタを設定する処理を行う。このよう
にダブルリンクを設定することにより、実行記述入力プ
ログラム123は、コードデータの入力に際してこのコ
ードデータとこのコードデータの処理対象のシンボルデ
ータとを対応づけることも行うものとなっている。
【0041】シンボル図表示プログラム141は、シン
ボルデータ131等に基づくシンボル図をCRT151
に表示するものであるが、その際に、表示対象のシンボ
ルデータに上述のポインタが設定されていると、これに
よってポイントされた実行記述コードデータ133の該
当番号をそのときの表示シンボルに重ねて表示する。こ
れにより、シンボル図表示プログラム141は、シンボ
ル図の表示に際して表示対象のシンボルデータに対応す
るコードデータの存在を示す表示を表示シンボルに付加
するものとなっている。この表示されたシンボル図のハ
ードコピーはドキュメントとして利用されるものであ
る。
【0042】パラメータ表作成プログラム122は、シ
ンボルデータ131からパラメータ変数の初期値等を抽
出し、これにキーボード113等経由で別途追加入力さ
れたコメント等を付加して、パラメータ表データ132
を作成する処理を行う。さらに、この際に、データ抽出
元のシンボルデータ131の単位データに抽出先のパラ
メータ表データ132の単位データへのポインタをセッ
トするとともに、抽出先のパラメータ表データ132の
単位データにもデータ抽出元のシンボルデータ131の
単位データへのポインタをセットする。これにより、シ
ンボルデータとこれに基づくパラメータ表データとを対
応づけるものとなっている。さらに、パラメータ表作成
プログラム122は、パラメータ表削除データ139を
作成する処理をも行う。パラメータ表削除データ139
はデータ構造がパラメータ表データ132と同じである
が、具体的なデータ値はセットされず空の状態で作成さ
れるものである。
【0043】パラメータ表更新プログラム129は、パ
ラメータ表データ132に抽出又は付加されたデータに
ついて変更・削除等の更新の処理を行うものであるが、
パラメータ表データ132のうちの更新対象の単位デー
タを変更等する際には、その単位データのポインタによ
って対応づけられているシンボルデータ131の単位デ
ータも同じ値に更新するものである。
【0044】また、パラメータ表更新プログラム129
は、パラメータ表データ132の何れかの単位データを
削除する指示が与えられると、該当データをパラメータ
表削除データ139の同じ相対位置に又は何れかの空き
位置にコピーしてから、パラメータ表データ132の該
当データをクリアする処理を行う。さらに、この該当デ
ータにおけるポインタによって指されているシンボルデ
ータ131の該当データにおけるポインタをパラメータ
表削除データ139内の該当位置を指すように変更す
る。これにより、パラメータ表更新プログラム129
は、パラメータ表データから削除指示された部分をシン
ボルデータとの対応づけを維持しつつパラメータ表削除
データに移すものとなっている。
【0045】さらに、パラメータ表更新プログラム12
9は、パラメータ表データ132の何れかの単位データ
を復活する指示が与えられると、パラメータ表削除デー
タ139の該当する相対位置に該当データが有るか否か
をチェックし、有ればこれをパラメータ表データ132
の同じ相対位置に又は何れかの空き位置にコピーしてか
ら、パラメータ表削除データ139の該当データをクリ
アする処理を行う。さらに、この該当データにおけるポ
インタによって指されているシンボルデータ131の該
当データにおけるポインタをパラメータ表データ132
内の該当位置を指すように変更する。これにより、パラ
メータ表更新プログラム129は、削除後復活指示され
た部分をシンボルデータとの対応づけを維持しつつパラ
メータ表削除データからパラメータ表データに戻すもの
となっている。
【0046】パラメータ表等印刷プログラム142は、
パラメータ表データ132の内容すなわちパラメータ変
数の初期値等やコメント等を一覧に適した表形式で並べ
て、パラメータ表152を作成しプリンタで印刷する処
理を行うものである。パラメータ表削除データ139
は、パラメータ表から削除されたものなので、印刷出力
の対象外である。なお、参照又は代入の対象とされたデ
ジタル入力回路等の各チャネルについてのIO対応表を
作成印刷する処理も行うが、これらのパラメータ表15
2等はドキュメントとして利用されるものである。
【0047】コンパイルプログラム143は、シンボル
データ131,レジスタデータ132,ラインデータ1
33とから、絶対湿度演算や露点温度演算など処理に対
する初期値やデフォルト値等を設定する初期化を主とす
る静的な処理部分の処理コードを生成するとともに、実
行記述コードデータ133をデジタルコントローラ30
の固有の言語にコンパイルしてデジタルコントローラ3
0によって繰り返し実行される動的な処理部分の処理コ
ードをも生成するものである。
【0048】次に、この実施例の空気調節制御支援装置
について、その具体的な動作を、図面を引用して説明す
る。図2はパラメータ表の一例であり、図3は一部削除
時のパラメータ表の例であり、図4はシンボル図の例で
あり、図5は実行記述入力プログラム実行時の画面例で
ある。
【0049】シンボル図作成プログラム121によるシ
ンボルデータ131等の初期化の後、図示しないメニュ
ー操作等によってシンボル図作成プログラム121の処
理が選択されると、このプログラムとともにシンボル図
表示プログラム141も起動され、そのときのシンボル
データ131等に対応したシンボル図がCRT151に
表示される。そして、このシンボル図を参照してのシン
ボル図作成が可能となる。
【0050】そこで、マウス112を操作等して、“O
NOFF0”や“ONOFF1”などの演算の使用を指
定したり、“目標温度”や“COOL”などの名称を付
してパラメータ変数を定義したり、“目標温度”の値を
“ONOFF0”の演算に入力させるためにこれらの間
にラインを設定したりすると、これに対応してシンボル
データ131の内容がシンボル図作成プログラム121
によって更新されるとともに、シンボル図表示プログラ
ム141によってシンボル図の表示内容も更新される
(図4参照)。
【0051】こうしてシンボルデータ131が整ってか
ら、メニュー操作等によってパラメータ表作成プログラ
ム122の処理が選択されると、シンボルデータ131
に基づいてパラメータ表データ132が作成され、さら
にパラメータ表削除データ139も作成される。そし
て、その後に、パラメータ表等印刷プログラム142が
選択されると、パラメータ表データ132に基づいてパ
ラメータ変数“COOL”や“目標温度”等記載のパラ
メータ表152が印刷出力される(図2参照)。さらに
はシンボルデータ131に基づくIO対応表の印刷も行
われる。
【0052】ここで、パラメータ表152にパラメータ
変数“COOL”を載せたくないときには、メニュー操
作等によってパラメータ表更新プログラム129の処理
を選択して、パラメータ変数“COOL”の削除指示を
与えればよい。すると、パラメータ表更新プログラム1
29の処理によって、パラメータ表データ132のパラ
メータ変数“COOL”に関するデータはパラメータ表
削除データ139に移される。再びパラメータ表等印刷
プログラム142の選択によって印刷されたパラメータ
表152においては、パラメータ変数“COOL”に関
する欄が空欄となる(図3(a)参照)。ただし、パラ
メータ変数“COOL”に関するデータはパラメータ表
削除データ139に退避されている(図3(b)参
照)。
【0053】さらに、メニュー操作等によって実行記述
入力プログラム123の処理が選択されると、CRT1
51の表示がコードデータの入力画面に切り替わる(図
5参照、なお、この図はコードデータ入力画面としての
「Execスクリプトシート」ウインドウがシンボル図
表示画面のウインドウの上に重なって広げられている状
態を示している)。そこで、この画面を参照しながら、
E1(Exec1)等の番号など所定の項目への設定を
行う。さらに、パラメータ変数の“目標温度”や“CO
OL”にアクセスする等の内容のソースプログラムコー
ドも入力する。
【0054】この入力が終わると、実行記述コードデー
タ133に入力されたソースプログラムのコードデータ
(E1)とシンボルデータ131におけるパラメータ変
数の“目標温度”とがリンクされ、さらにコードデータ
(E1)とパラメータ変数の“COOL”もリンクされ
て、対応づけがなされる。他のコードデータ(E2等)
についても同様である。そして、CRT151がコード
データ入力画面からシンボル図表示画面に戻ると、この
シンボル図では、パラメータ変数の“目標温度”や“C
OOL”などの該当シンボルに、対応コードデータの存
在を示す“E:1”等の表示が、付加される。
【0055】そして、シンボルデータ131と実行記述
コードデータ133が整ってから、メニュー操作等によ
ってコンパイルプログラム143の処理が選択される
と、ソースプログラムのコンパイルが行われて、デジタ
ルコントローラ30用の処理コードすなわちロード可能
な制御プログラムが生成される。
【0056】こうして生成されたデジタルコントローラ
30用の処理コードは、その内容がCRT151に表示
のシンボル図や、パラメータ表152と整合している。
そして、これは、モデム153および通信回線37を介
してデジタルコントローラ30にロードされ、その後
に、この処理コードで表された制御プログラムに従っ
て、デジタルコントローラ30によるエアハンドリング
ユニット20の試運転の制御が行われる。
【0057】そして、この試運転等の結果、パラメータ
表の内容に訂正がある場合は、メニュー操作等によって
パラメータ表更新プログラム129の処理が選択され、
パラメータの内容変更指示が与えられる。すると、パラ
メータ表データ132とともにシンボルデータ131の
対応部分が更新される。このようにして、パラメータ表
の内容を変更する操作を行うだけで、パラメータ表15
2とシンボルデータ131との整合性は自動的に確保さ
れる。
【0058】また、パラメータ表152にパラメータ変
数“COOL”を載せる必要が生じたときには、パラメ
ータ表更新プログラム129の処理を選択して、パラメ
ータ変数“COOL”の削除された欄を指定しての復活
指示を与えればよい。すると、パラメータ表更新プログ
ラム129の処理によって、パラメータ表削除データ1
39のパラメータ変数“COOL”に関するデータがパ
ラメータ表データ132に戻される。このとき、シンボ
ルデータ131にはないコメント等の付加データも自動
的に復元される。
【0059】その後にパラメータ表等印刷プログラム1
42の選択によって印刷されたパラメータ表152は、
パラメータ変数“COOL”に関するデータが記載され
ているとともに、変更指示に応じて内容も訂正されてい
る。また、再びコンパイルプログラム143の処理の選
択によって生成されたデジタルコントローラ30用の処
理コードも、シンボルデータ131の変更に応じて変更
されており、パラメータ表152の訂正が反映されたも
のとなる。
【0060】こうして、再び訂正後の処理コードやパラ
メータ表に基づいて、デジタルコントローラ30による
エアハンドリングユニット20の制御が行われ、速やか
に制御内容を確定することができる。
【0061】なお、繰り返しとなる説明は割愛するが、
上述の説明より、1組のソースプログラムコードデータ
やパラメータ表が確定すれば、これの一部をパラメータ
表更新プログラム129等で訂正することで、多少相違
するだけの一連の多数のデジタルコントローラ用プログ
ラム及びドキュメントを迅速且つ容易に作成し得ること
も明かである。
【0062】また、この実施例ではデジタルコントロー
ラ30への処理コードのロードをモデム経由の通信に依
って行ったが、デジタルコントローラ30と直接にシリ
アル通信をする方法や、中央監視システムの通信バス上
での通信などを用いてもよい。さらに、デジタルコント
ローラ30への処理コードのロードは、通信に限られる
ものでもなく、例えば、処理コードを書き込んだPRO
Mをデジタルコントローラ30に装填することや、フロ
ッピーディスク等の磁気媒体を介在させることなどで、
行ってもよい。
【0063】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の第1の解決手段の空気調節制御支援装置にあっては、
パラメータ表の更新がなされたときには自動的にシンボ
ルデータ引いては処理コードに反映されるようにした。
これにより、簡易な構成で、パラメータ表とプログラム
等との整合性を確実に確保し得る空気調節制御支援装置
を実現することができるという有利な効果を奏する。
【0064】また、本発明の第2の解決手段の空気調節
制御支援装置にあっては、パラメータ表から削除された
データをパラメータ表データと同じ構造のパラメータ表
削除データに退避しておくことにより、パラメータ表に
おける削除項目の復活を容易に行うことができるという
有利な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の空気調節制御支援装置の機能ブロ
ック図である。
【図2】 パラメータ表の一例である。
【図3】 一部削除を行ったときのパラメータ表等の例
である。
【図4】 シンボル図である。
【図5】 実行記述入力時の画面である。
【図6】 ビル内におけるエアハンドリングユニットの
配設例を示す。
【図7】 エアハンドリングユニットの模式図である。
【図8】 デジタルコントローラの構成図である。
【図9】 従来の制御プログラム作成手順等を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 ビル 11 クーラー 20 エアハンドリングユニット(AHU、空気調節装
置) 21 外気吸入ダクト 22 還気吸入ダクト 23 ファン(送風部) 24 コイル(熱交換部) 25 給気ダクト 26,27 温度計 28 目標温度設定器 29 バルブ 30 デジタルコントローラ(DDC、空気調節制御装
置) 31 マイクロプロセッサ(MPU) 32 デジタル入力回路(DI) 33 A/D変換回路(A/D) 34 デジタル出力回路(DO) 35 D/A変換回路(D/A) 36 ネットコントロールユニット 37 通信回線 100 空気調節制御支援装置 111 ハードディスク(HDD) 112 マウス 113 キーボード(KBD) 121 シンボル図作成プログラム 122 パラメータ表作成プログラム 123 実行記述入力プログラム 129 パラメータ表更新プログラム 131 シンボルデータ 132 パラメータ表データ 133 実行記述コードデータ 139 パラメータ表削除データ 141 シンボル図表示プログラム 142 パラメータ表等印刷プログラム 143 コンパイルプログラム 151 CRT 152 パラメータ表 153 モデム(MODEM)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気調節装置の制御を行う空気調節制御装
    置に対する支援を行うために、前記制御内容を反映した
    シンボルデータをアクセスしてシンボル図を作成するシ
    ンボル図作成手段と、前記制御内容を規定するコードデ
    ータを入力する入力手段と、前記シンボルデータと前記
    コードデータとに基づいて前記空気調節制御装置の処理
    コードを生成するコード生成手段とを具備した空気調節
    制御支援装置であって、前記シンボルデータからパラメ
    ータ表データを作成するパラメータ表作成手段と、前記
    パラメータ表データを更新するパラメータ表更新手段
    と、前記パラメータ表データからパラメータ表を印刷す
    るパラメータ表印刷手段とを備え、前記パラメータ表作
    成手段は、前記パラメータ表データの作成に際して、前
    記パラメータ表データを元の前記シンボルデータに対応
    づけるものであり、前記パラメータ表更新手段は、更新
    対象の前記パラメータ表データを更新するに際して、対
    応づけられている前記シンボルデータの部分も更新する
    ものであることを特徴とする空気調節制御支援装置。
  2. 【請求項2】前記パラメータ表作成手段は、前記パラメ
    ータ表データの作成に際して、前記パラメータ表データ
    と同じデータ構造のパラメータ表削除データを作成する
    ものであり、前記パラメータ表更新手段は、前記パラメ
    ータ表データの更新に際して、前記パラメータ表データ
    から削除指示された部分は前記シンボルデータとの対応
    づけを維持しつつ前記パラメータ表削除データに移すと
    ともに、削除後復活指示された部分は前記シンボルデー
    タとの対応づけを維持しつつ前記パラメータ表削除デー
    タから前記パラメータ表データに戻すものであることを
    特徴とする請求項1記載の空気調節制御支援装置。
JP20633895A 1995-08-11 1995-08-11 空気調節制御支援装置 Pending JPH0954605A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010532064A (ja) * 2007-06-27 2010-09-30 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ デバイスから独立した制御及び変更を提供するシステム及び方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010532064A (ja) * 2007-06-27 2010-09-30 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ デバイスから独立した制御及び変更を提供するシステム及び方法

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