JPH0953685A - ストッパ付防振装置 - Google Patents

ストッパ付防振装置

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Publication number
JPH0953685A
JPH0953685A JP23200795A JP23200795A JPH0953685A JP H0953685 A JPH0953685 A JP H0953685A JP 23200795 A JP23200795 A JP 23200795A JP 23200795 A JP23200795 A JP 23200795A JP H0953685 A JPH0953685 A JP H0953685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt shaft
nut
stopper
cylinder
limit stopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23200795A
Other languages
English (en)
Inventor
Kinya Negami
欣也 根上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEMII KK
Original Assignee
NEMII KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NEMII KK filed Critical NEMII KK
Priority to JP23200795A priority Critical patent/JPH0953685A/ja
Publication of JPH0953685A publication Critical patent/JPH0953685A/ja
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  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Springs (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下架台3,4間に設けられる防振具は従来
上下動ストッパと一対で設けられる。このストッパを不
要にして架台上の部品点数及び取付個所を少なくできる
防振装置を提供する。 【解決手段】 鍔板11付ボルト軸10を中心軸として
ゴム製クッション部材12とコイルバネ13からなる防
振体を設け、鍔板と防振体が伸縮筒15内に圧縮収容さ
れ、前記伸縮筒外にボルト軸の両端10a,10bを突
出してなる圧縮伸縮筒が、ゴム製クッション板18と共
に上下架台3,4間に間装され、ボルト軸の両突出端部
に固定用ナット21と上限ストッパナット20を設ける
と共にボルト軸10のコイルバネ配設区間に下限ストッ
パナットを螺合させてストッパ付防振装置とし、固定し
たボルト軸をストッパ兼水平揺動対抗手段とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大型回転機械等
の防振架台に装着するストッパ付防振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビルの屋上等に設置する空調機械等を支
持する防振架台は搭載機械が発生する振動や横風による
揺動を受ける他、大型回転機械の起動時等の大きな荷重
(沈み込み)に対抗して安全に支持しなければならない
ことから上下の架台間にコイルバネを内装した防振装置
とストッパとが対として配設されるのが普通である。搭
載機械が大型大重量の場合は架台への取付部品の数が多
くなり、多くなる程取付作業及び調整作業が面倒にな
る。また、ストッパは架台に固定設置されるが、防振装
置は機器の振動特性等に応じて配設できるように移動可
能に介装されているので横揺れに対抗できない上激しい
揺動によって位置ズレする欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、ストッパ
を内蔵した防振装置を提供するもので、従来のストッパ
を不要にして必要部品点数と取付個所を少なくでき、取
付作業と調整作業を容易にするものである。
【0004】
【解決するための手段】本発明ストッパ付防振装置は、
鍔板を固着したボルト軸を中心軸として前記鍔板上にゴ
ム製クッション部材とコイルバネからなる防振体が重な
って配設されると共に前記鍔板と防振体が係止段部付下
端開口外筒と係止段部付上端開口内筒からなる伸縮筒内
に圧縮収容され、前記コイルバネ配設区間のボルト軸に
下限ストッパナットが螺合されると共に前記ボルト軸の
両端を筒外に突出してなる圧縮伸縮筒が、前記外筒上に
設けたゴム製クッション板と共に上下架台間に間装さ
れ、前記ボルト軸の両突出端部に固定用ナットと上限ス
トッパナットを設けてなるものである。装置の防振効果
を高めるために上限ストッパナットにゴムブッシュが介
装される他、下限ストッパナット表面に緩衝体が設けら
れる。上記発明において内筒底部は、鍔板と架台に挟ま
れて固定用ナットによって固定されている。また圧縮伸
縮筒内の防振体は筒内組込時に予圧されているが、架台
取付後に上限ストッパナットによって更に所定予圧に調
整されて上架台の荷重を受ける。従って下限ストッパナ
ットの位置はこの締込みを考慮して設定される。上記の
装置において、上架台の可動範囲は上限ストッパナット
と下限ストッパナットの位置によって規定され、下限ス
トッパナットの伸縮筒内の位置は伸縮筒への組込み前に
設定されるから、架台装着後に調節するには一旦分解し
なければならない。他の発明はこの不便を解消するため
鍔板をボルト軸に固着させずに鍔板付ナットにボルト軸
を貫通螺合させると共に該ボルト軸を鍔板付ナットに対
して外部から回動自在にし、筒内の下限ナットの位置を
上限ナットの位置に関係なく調節できるようにしたもの
である。本発明ストッパ付防振装置は架台間において上
下反転して使用することができ、この場合内筒を外筒と
し、外筒を内筒に変更し、バネ圧の調整は下部ナットに
よって行ない、下限ストッパの位置調整も下方から行な
う。
【0005】
【実施例】図1において1は送風機、2はモータ、3は
これらを支持する上架台、4は下架台である。5は両架
台間に配設されている従来の防振具又は吸振装置、6は
架台に固設されたストッパである。従来装置においては
防振具5とストッパ6は対として用いられるのが普通で
あるが、防振具は水平方向の揺動に対しては何ら機能し
ない。図3は本発明防振装置の断面図であって10はボ
ルト軸、11はボルト軸の一部に溶接などによって固着
した鍔板である。12はゴム製のクッション部材、13
はコイルバネ、14は上部受座であって、これらは鍔板
11と共に合成樹脂製伸縮筒15内に圧縮状態で収容さ
れると共にボルト軸の上端部10aと下端部10bは伸
縮筒を貫通して外部に突出している。伸縮筒15は係止
段部付下端開口外筒16と係止段部付上端開口内筒17
によって構成され、係止段部16aと17aとが互いに
係止されてコイルバネとクッション体からなる防振体の
予圧を保持している。18は衝撃吸収用のゴム製クッシ
ョン板であって伸縮筒の上面と上架台フレーム間にボル
ト軸に挿通されて介装されている。19はゴムブッシ
ュ、20は上限ストッパナット、21は固定用下部ナッ
トである。内筒底部はボルト軸10を垂設した鍔板11
と下部ナット21との間に下架台フレームと共に挟圧さ
れて下架台4上に固定される。またボルト軸10はクッ
ション板18とゴムブッシュ19によって上架台の振動
が絶縁されている。25はボルト軸10のコイルバネ配
設区間に位置調節可能に螺合させた下限ストッパナッ
ト、26はゴム又はプラスチック等の緩衝体である。下
限ストッパナット25の位置は、鍔板11を基準として
伸縮筒の組込み時に設定される。この設定作業を容易に
するためボルト軸10には適当な目盛手段を設けておく
のが便利である。上記装置において上架台の上下方向の
揺動はクッション板18とコイルバネ13及びクッショ
ン部材12によって吸収されると共にボルト軸10に螺
着している上限ストッパナット20と下限ストッパナッ
ト25が上下動ストッパとして働く。また横方向の揺動
に対してはボルト軸10が抵抗する。上記防振装置にお
いて下限ストッパナットの位置を外部から調節するのは
困難である。図4の装置はこれを可能にしたものであっ
て、鍔板をボルト軸に固定せず螺合させたものである。
即ち、31は鍔板付ナットであってボルト軸10に螺合
されると共にボルト軸の上端にはスパナ等が係合できる
回動用部32が設けられている。装着後又は使用中にお
いてボルト軸を回動させることによって下限ストッパナ
ットの位置を上下させることができ調整や経年変化の対
応が容易になる。
【0006】
【効果】本発明防振装置は、垂直及び水平の揺動に対し
て機能する他、従来の如くストッパと対で設ける必要が
ないから設置個数が半減され、更に従来の防振具又はス
トッパ位置のいずれにも自由に設置できる。本発明にお
いては上限ストッパナットによってバネ荷重を調節する
ことができる他、下限ストッパナットまで締込むことに
よって架台上に機械を設置した状態で運搬することが可
能になる。この場合、図1の如く上下架台間に挟圧支持
部材Aを介装して上限ストッパナット20によって締付
けて固定具とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の防振具とストッパを備えた防振架台の正
面図。
【図2】同平面図。
【図3】本発明防振装置の断面図。
【図4】他の発明防振装置の断面図。
【符号の説明】
10 ボルト軸 11 固定鍔板 12 クッション部材 13 コイルバネ 15 伸縮筒 18 クッション板 19 ゴムブッシュ 20 上限ストッパナット 21 固定ナット 25 下限ストッパナット 31 鍔板付ナット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍔板を固着したボルト軸を中心軸として
    前記鍔板上にゴム製クッション部材とコイルバネからな
    る防振体が重なって配設されると共に前記鍔板と防振体
    が係止段部付下端開口外筒と係止段部付上端開口内筒か
    らなる伸縮筒内に圧縮収容され、前記コイルバネ配設区
    間のボルト軸に下限ストッパナットが螺合されると共に
    前記ボルト軸の両端を筒外に突出してなる圧縮伸縮筒
    が、前記外筒上に設けたゴム製クッション板と共に上下
    架台間に間装され、前記ボルト軸の両突出端部に固定用
    ナットと上限ストッパナットを設けてなるストッパ付防
    振装置。
  2. 【請求項2】 鍔板付ナットに螺合したボルト軸を中心
    軸として前記鍔板上にゴム製クッション部材とコイルバ
    ネからなる防振体が重なって配設されると共に前記鍔板
    と防振体が係止段部付下端開口外筒と係止段部付上端開
    口内筒からなる伸縮筒内に圧縮収容され、前記コイルバ
    ネ配設区間のボルト軸に下限ストッパナットが螺合され
    ると共に前記ボルト軸の両端を筒外に突出してなる圧縮
    伸縮筒が、前記外筒上に設けたゴム製クッション板と共
    に上下架台間に間装され、前記ボルト軸の両突出端部に
    固定用ナットと上限ストッパナットが設けられ、前記ボ
    ルト軸のいずれかの端部にボルト軸回動用部が設けられ
    てなるストッパ付防振装置。
  3. 【請求項3】 上限ストッパナットにゴムブッシュが介
    装されると共に下限ストッパナット表面に緩衝体が設け
    られてなる請求項1又は2記載のストッパ付防振装置。
JP23200795A 1995-08-17 1995-08-17 ストッパ付防振装置 Pending JPH0953685A (ja)

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JP23200795A JPH0953685A (ja) 1995-08-17 1995-08-17 ストッパ付防振装置

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JPH0953685A true JPH0953685A (ja) 1997-02-25

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JP23200795A Pending JPH0953685A (ja) 1995-08-17 1995-08-17 ストッパ付防振装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006136289A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Kubota Corp 乗用型田植機
KR101495094B1 (ko) * 2014-07-01 2015-02-25 주식회사 일신전기 배전설비용 내진 장치
CN108397510A (zh) * 2018-03-28 2018-08-14 深圳市德达康健股份有限公司 一种制氧机用压缩机的减振装置

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JP2006136289A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Kubota Corp 乗用型田植機
KR101495094B1 (ko) * 2014-07-01 2015-02-25 주식회사 일신전기 배전설비용 내진 장치
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