JPH0952694A - ウインチ - Google Patents

ウインチ

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JPH0952694A
JPH0952694A JP20882595A JP20882595A JPH0952694A JP H0952694 A JPH0952694 A JP H0952694A JP 20882595 A JP20882595 A JP 20882595A JP 20882595 A JP20882595 A JP 20882595A JP H0952694 A JPH0952694 A JP H0952694A
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JP
Japan
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rope
winding drum
roller chain
swing link
outer peripheral
Prior art date
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JP20882595A
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English (en)
Inventor
Akio Niisato
昭夫 新里
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TOYO KOOKEN KK
Original Assignee
TOYO KOOKEN KK
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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ロープが案内プーリを押圧する力を高い効率で
ローラチェーン引張り力に変換することができるばかり
でなく、容易に製造することができ、かつ作動の信頼性
の高いウインチを提供する。 【解決手段】案内プーリ50がロープ3より変位させら
れると、揺動リンク40が揺動軸41の廻りに揺動して
ローラチェーン30を引っ張る。このとき、ロープ3が
案内プーリ50を押圧する力が、てこの原理により増幅
されてローラチェーン30を引っ張る力に変換される。
また、従来のウインチのように長孔を穿設する必要がな
いから、容易に機械加工することができて、製造効率を
高めることができるばかりでなく、長孔部分に異物が挟
まってローラチェーンの作動を妨げるおそれがなく、作
動の信頼性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はウインチに関し、よ
り詳しくは、正逆両方向にロープを牽引することができ
るウインチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工場の内外において台車を往復動
させたり、あるいは大型で重い扉を開閉したりするため
に、正逆両方向にロープを牽引することができるウイン
チが用いられている。このようなウインチの一例とし
て、実開昭62−133594号公報に記載されたウイ
ンチがあるが、このウインチにおいては、図3に示すよ
うにハウジング1に取り付けられた案内部材2に挿通さ
れたロープ3は、案内プーリ4により案内されて、支持
軸5の廻りに正逆両方向に回転駆動される巻きドラム6
の外周溝内に巻き付けられる。そして、前記巻きドラム
6に約3/4周巻き付けられたロープ3は、再び案内プ
ーリ7により案内された後に案内部材8に挿通され、ハ
ウジング1の外部に取り出されるようになっている。
【0003】また、このウインチにおいては 、ロープ
3と巻きドラム6との間の摩擦力を高めるために、チェ
ーン11に複数の押圧ローラ12を取り付けたローラチ
ェーン10が用いられている。そして、このローラチェ
ーン10の両端13,14は、前記案内プーリ4,7を
回転自在に支持するローラガイド4a,7aに基端が固
着された、連結部材15,16の先端部分に接続されて
いる。一方、前記ローラガイド4a,7aには、それぞ
れガイド長孔4b,7bが貫設されている。そして、ハ
ウジング1に突設された支持軸17,18を、これらの
ガイド長孔4b、7b内に挿通することにより、前記ロ
ーラガイド4a,7aは、ガイド長孔4b,7bが延び
る方向に変位可能となっている。
【0004】したがって、ロープ3に張力Tが作用する
と、案内プーリ4,7はロープに作用する張力により押
圧されて、図3中にそれぞれ矢印A、Bで示す方向に変
位する。これに伴って連結部材15,16も一体に変位
するので、ローラチェーン10には引張り力が作用し、
押圧ローラ12がロープ3を巻きドラム6の外周溝内に
押圧する。これにより、ロープ3と巻きドラム6との間
の摩擦力が高まるので、巻きドラム6を正逆両方向に回
転駆動することにより、ロープ3を正逆両方向に牽引す
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たウインチにおいては、案内プーリ4,7により直接ロ
ーラチェーン10を引っ張る構成とされているので、ロ
ープ張力をローラチェーンの引張り力に変換する効率が
低い。また、ローラガイド4a,7aに長円形状のガイ
ド長孔4b,7bを貫設するために、フライス加工を行
わざるを得ず、製造効率が低い。さらに、ガイド長孔4
b,7b内に異物が入り込むとローラガイド4a,7a
は変位不能となり、ローラチェーン10を引っ張ってロ
ープ3と巻きドラム6との間の摩擦力を高めることがで
きない。
【0006】そこで、本発明の目的は、従来の技術が有
する問題点を解消し、ロープが案内プーリを押圧する力
を高い効率でローラチェーン引張り力に変換することが
できるばかりでなく、容易に製造することができ、かつ
作動の信頼性の高いウインチを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る上記目的
は、下記構成により達成される。 [1] ハウジング(1)に回転自在に軸支されるとと
もに正逆両方向に回転駆動される巻きドラム(22)
と、この巻きドラム(22)の外周溝(22a)内に巻
き付けられるロープ(3)と、一方の端部が前記ハウジ
ング(1)に固着されるとともに前記巻きドラム(2
2)の外周に沿って延びるように配設されたチェーン
(31)に、前記ロープ(3)を前記外周溝(22a)
内に押し付ける複数の押圧ローラ(32)が取り付けら
れたローラチェーン(30)と、前記巻きドラム(2
2)の外周近傍において前記ハウジング(10)に固設
された揺動軸(41)に揺動自在に軸支された揺動リン
ク(40)と、この揺動リンク(40)の一端(42)
に回転自在に軸支された、前記ロープ(3)を前記外周
溝(22a)に案内する案内プーリ(50)とを備え、
前記案内プーリ(50)が前記ロープ(3)により押圧
されて変位し、前記揺動リンク(40)が揺動したとき
に、前記ローラチェーン(30)が前記揺動リンク(4
0)により引っ張られて前記押圧ローラ(32)が前記
ロープ(2)を前記外周溝(22a)内に押圧するよう
に、前記ローラチェーン(30)の他方の端部が前記揺
動リンク(40)の一端(43)に取り付けられている
ことを特徴とするウインチ(100)。 [2] 前記揺動リンクの揺動軸(41)と前記案内プ
ーリ(50)の回転軸(42)との間の距離が、前記揺
動リンク(40)の揺動軸(41)と前記ローラチェー
ン(30)取り付け部(43)との間の距離よりも大き
く設定されていることを特徴とする前記[1]に記載の
ウインチ。 [3] 前記巻きドラム(22)と一体に回転する、前
記巻きドラム(22)と同軸な第2の巻きドラム(2
3)と、前記巻きドラム(22)の外周溝(22a)内
に巻き付いた前記ロープ(3)を、前記外周溝(22
a)外に取り出すと共に、前記ロープ(3)が前記第2
の巻きドラム(23)の外周溝(23a)に巻き付くよ
うに前記ロープ(3)を案内するロープ掛け替え部材
(60)とを更に備えることを特徴とする前記[1]又
は[2]に記載のウインチ。 [4] 前記ローラチェーン(30)の前記ハウジング
(1)に固着される側の端部が、前記ハウジング(1)
に基端が軸支された第2の揺動リンク(70)の先端
(72)に取り付けられるとともに、前記ローラチェー
ン(30)が前記揺動リンク(40)により引っ張られ
たときに、前記第2の揺動リンク(70)の先端(7
2)が前記巻きドラム(22)の外周に接近するように
前記第2の揺動リンク(70)が配設されていることを
特徴とする前記[1]から[3]のいずれかに記載のウ
インチ。本発明のウインチにおいては、ロープに張力が
作用して案内プーリが変位し、揺動リンクが揺動する
と、ローラチェーンが引っ張られる。このとき、揺動リ
ンクの揺動軸と案内プーリの中心との間の距離を、揺動
リンクの揺動軸とローラチェーン取り付け部との間の距
離よりも大きくすると、てこの原理によりローラチェー
ンに大きな張力を作用させることができる。また、案内
プーリ及び揺動リンクには、従来のウインチのようにガ
イド長孔を貫設する必要がないから、フライス加工が不
要となって製造効率を向上させることができるばかりで
なく、ガイド長孔に異物が入り込んで、ローラチェーン
の作動を妨げることがなく、作動の信頼性が向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明による1実施形態の
ウインチを、図1から図3を参照して詳細に説明する。
図1に示す本実施形態のウインチ100は、例えば高層
ビルの外壁に沿って吊り下げられ、窓拭き等の作業を行
うゴンドラを昇降させるために用いられるもので、ロー
プ3が巻き付けられる巻きドラム20と、ローラチェー
ン30と、揺動リンク40と、案内プーリ50と、ロー
プ掛け替え部材60と、第2の揺動リンク70とを備え
ている。
【0009】前記巻きドラム20は、図示されないモー
タにより正逆両方向に回転駆動される回転軸21に、同
軸に取り付けられて一体に回転する大径の第1の巻きド
ラム22と、小径の第2の巻きドラム23とを有してい
る。そして、これらの第1及び第2の巻きドラム22,
23の外周には、図2に示すように、円周方向に延びる
一条の外周溝22a,23aがそれぞれ凹設されてい
る。
【0010】前記ローラチェーン30は、前記第1の巻
きドラム22の外周に沿って円弧状に延びるように配設
されたチェーン31に、ロープ3を前記第1の巻きドラ
ム22の外周溝22a内に押圧する複数のローラ32を
取り付けたものである。そして、このローラチェーン3
0の一方の端部は前記揺動リンク40に接続され、かつ
他方の端部は前記第2の揺動リンク70に接続されてい
る。
【0011】前記揺動リンク40は、ハウジング1に固
設された揺動軸41に揺動自在に軸支された、略L字形
の平面形状を有するリンクで、その長辺の先端に固設さ
れた支持軸42には、前記案内プーリ50が回転自在に
軸支されている。また、その短辺の先端に固設された支
持軸43には前記ローラチェーン30の先端が接続され
ている。そして、ロープ3に作用する張力により、案内
プーリ50が図1中に矢印Cで示すように変位させられ
ると、前記支持軸43がロープ3が延びる方向に変位し
て、ローラチェーン30を引っ張るようにされている。
【0012】前記案内プーリ50は、ハウジング1に取
り付けられた案内部材2内に挿通されてハウジング1内
に引き込まれたロープ3を、前記第1の巻きドラム22
に向かって延びるように案内するもので、前記揺動リン
ク40に支持されて、前記揺動軸41の廻りに揺動可能
とされている。
【0013】前記ロープ掛け替え部材60は、ハウジン
グ1に取り付けられた、第1の巻きドラム22に巻き付
けられたロープ3を第2の巻きドラム23に掛け替える
部材で、図1に示すように、第1の巻きドラム22の外
周溝22a内に位置してロープ3をすくい上げるすくい
上げ部61と、図1及び図3に示すように、第1の巻き
ドラム22の外周溝22a内からすくい上げたロープ3
が第2の巻きドラム23の外周溝23に向かって延びる
ように案内する、案内部62とを有している。
【0014】前記第2の揺動リンク70は、ハウジング
1に固設された揺動軸71に基端部が揺動自在に軸支さ
れた部材で、その先端部に固設された支持軸72にロー
ラチェーン30の先端が接続されている。そして、この
第2の揺動リンク71は、ローラチェーン30が前記揺
動リンク40側に引っ張られると、前記揺動軸71の廻
りに揺動してその先端部が第1の巻きドラム22の外周
に接近するようにされている。
【0015】次に、上述のように構成された本実施形態
のウインチ100の作動について説明する。前述したよ
うに、このウインチ100は高層ビルの外壁に沿って吊
り下げられる作業用のゴンドラを吊り下げるもので、こ
のウインチ100には、図1の下部に矢印Wで示すよう
に、張力Tと同一直線上の作用点Xに下向きの荷重が作
用している。ゴンドラを吊り下げるロープ3は、ハウジ
ング1に取り付けられた案内部材2内に挿通されてハウ
ジング1内に引き込まれた後、案内プーリ50により案
内されて第1の巻き付けドラム22の外周溝22aに向
かって延び、さらに、第1の巻きドラム22に約4/5
周巻き付けられる。その後、ロープ3はロープ掛け替え
部材60のすくい上げ部61により第1の巻きドラム2
2の外周溝22a内からすくい上げられるとともに、案
内部62により第2の巻きドラム23の外周溝23aに
向かって延びるように案内される。そして、ロープ3は
第2の巻きドラム23の外周溝23aから下方に垂れ下
がり、ハウジング1の下部に取り付けられた案内部材8
を貫通してハウジング1の外部に取り出される。
【0016】ロープ3に張力Tが作用すると、案内プー
リ50が図1中に矢印Cで示す方向に変位させられる。
これにより揺動リンク40は揺動軸41の廻りに矢印D
で示すように揺動し、ローラチェーン30は矢印Eで示
すようにロープ3が延びる方向に引っ張られる。このと
き、揺動リンク40の揺動軸41と案内プーリ50の回
転軸42との間の距離が、揺動リンク40の揺動軸41
とローラチェーン30取り付け部43との間の距離より
も大きくされているので、ロープ3が案内プーリ50を
押圧する力が、てこの原理により増幅されてローラチェ
ーン30に伝達される。これにより、大きな張力がロー
ラチェーン30に作用するので、押圧ローラ32がロー
プ3を第1の巻きドラム22の外周溝22a内に強く押
圧し、ロープ3と第1の巻きドラム22との間には大き
な摩擦力が作用する。したがって、第1の巻きドラム2
2を図示されないモータにより正逆両方向に回転駆動す
ることにより、ゴンドラを昇降させることができる。
【0017】なお、ロープ3と第1の巻きドラム22と
の間に生じる摩擦力は、ローラチェーン30によりロー
プ3が第1の巻きドラム22に押圧される部分にのみ生
じる。したがって、ロープ掛け替え部材60がロープ3
をすくい上げる部分、及びロープ3を第2の巻きドラム
23に向かって案内する部分には、ロープ3の自重に起
因する摩擦力のみが作用する。これにより、第1及び第
2の巻きドラム22,23が、正逆いずれの方向に回転
駆動されても、ロープ3は滑らかに第1及び第2の巻き
ドラム22,23に巻き付けられる。
【0018】一方、ローラチェーン30に張力が作用す
ると、第2の揺動リンク70は揺動軸71の周りに時計
方向に揺動し、ローラチェーン30の先端部が第1の巻
きドラム22の外周溝22aに接近させられる。これに
対して、ロープ3に張力Tが作用しないときに、第2の
揺動リンク70を揺動軸71の周りに反時計方向に手動
で揺動させれば、ローラチェーン30の先端部分を第1
の巻きドラム22から離間させることができるので、ロ
ープ3を容易に第1の巻きドラム22から取り外すこと
ができる。また、ロープ3に張力Tが作用しないとき
は、ロープ3の剛性により第2の揺動リンク70が反時
計方向に逃げるので、ローラチェーン30によるロープ
3の押圧力が低減する。これにより、第1の巻きドラム
22上でロープ3を滑らすことができ、ロープ3の巻き
掛け位置を容易に調整できる上に、ロープ3の離脱も容
易である。
【0019】すなわち、本実施形態のウインチ100に
おいては、ロープ3が案内プーリ50を押圧する力を、
てこの原理により増大させた後に、ローラチェーン30
に引張り力として作用させる。これにより、ローラチェ
ーン30がロープ3を第1の巻きドラム22の外周溝2
2aに押圧する力が大きくなるので、ロープ3と第1の
巻きドラム22との間に生じる摩擦力を十分に高くする
ことができる。また、案内プーリ50には、前述した従
来のウインチのように長孔を穿設する必要がないから、
容易に機械加工することができて、製造効率を高めるこ
とができるばかりでなく、長孔部分に異物が挟まってロ
ーラチェーン30の作動を妨げるおそれがなく、作動の
信頼性を向上させることができる。
【0020】なお、本発明のウインチは、上述した実施
形態によって限定されるものではなく、本発明の主旨に
基づいて種々の変更が可能であることは言うまでもな
い。例えば、上述した実施形態においては、ローラチェ
ーンの一端を第2の揺動リンク70を介してハウジング
1に取り付けているが、第2の揺動リンク70を介する
ことなく、直接ハウジング1に取り付けることとしても
良い。さらに、ゴンドラ吊り下げ用としてではなく、高
揚程のクレーン用に用いることもできる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のウインチにおいては、ロープに張力が作用して案内プ
ーリが変位させられると、揺動リンクが揺動してローラ
チェーンを引っ張る。このとき、揺動リンクの揺動軸と
案内プーリの中心との間の距離を、揺動リンクの揺動軸
とローラチェーン取り付け部との間の距離よりも大きく
設定すると、てこの原理により、ロープが案内プーリを
押圧する力を高い効率でローラチェーン引張り力に変換
することができるまた、本発明のウインチにおいては、
いずれの部材にも、前述した従来のウインチのように長
孔を穿設する必要がないから、容易に機械加工すること
ができて、製造効率を高めることができるばかりでな
く、長孔部分に異物が挟まってローラチェーンの作動を
妨げるおそれがなく、作動の信頼性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施形態のウインチを示した
正面図。
【図2】図1に示すII−II矢視線に沿った断面図。
【図3】図2中に示すIII−III矢視線に沿った断面図。
【図4】実開昭62−133594号公報に記載された
ウインチ
【符号の説明】
A,B 案内プーリの移動方向 C,D,E 揺動リンクの揺動方向 T 張力 W 重量 1 ハウジング 2 案内部材 3 ロープ 4,7 案内プーリ 4a,7a ローラガイド 4b,7b ガイド長孔 5 支軸 6 巻きドラム 8 案内部材 10 ローラチェーン 11 チェーン 12 押圧ローラ 13,14 ローラチェーンの端部 15,16 連結部材 17,18 支持軸 20 巻きドラム 21 支軸 22 大ドラム 22a ロープ溝 23 小ドラム 23a ロープ溝 30 ローラチェーン 31 チェーン 32 ローラ 40 揺動リンク 41 揺動軸 42,43 支軸軸 50 案内プーリ 60 ロープ掛け替え部材 61 すくい上げ部 62 案内部 70 第2の揺動リンク 71 揺動軸 72 先端軸 100 本発明のウインチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング(1)に回転自在に軸支され
    るとともに正逆両方向に回転駆動される巻きドラム(2
    2)と、 この巻きドラム(22)の外周溝(22a)内に巻き付
    けられるロープ(3)と、 一方の端部が前記ハウジング(1)に固着されるととも
    に前記巻きドラム(22)の外周に沿って延びるように
    配設されたチェーン(31)に、前記ロープ(3)を前
    記外周溝(22a)内に押し付ける複数の押圧ローラ
    (32)が取り付けられたローラチェーン(30)と、 前記巻きドラム(22)の外周近傍において前記ハウジ
    ング(10)に固設された揺動軸(41)に揺動自在に
    軸支された揺動リンク(40)と、 この揺動リンク(40)の一端(42)に回転自在に軸
    支された、前記ロープ(3)を前記外周溝(22a)に
    案内する案内プーリ(50)とを備え、 前記案内プーリ(50)が前記ロープ(3)により押圧
    されて変位し、前記揺動リンク(40)が揺動したとき
    に、前記ローラチェーン(30)が前記揺動リンク(4
    0)により引っ張られて前記押圧ローラ(32)が前記
    ロープ(2)を前記外周溝(22a)内に押圧するよう
    に、前記ローラチェーン(30)の他方の端部が前記揺
    動リンク(40)の一端(43)に取り付けられている
    ことを特徴とするウインチ(100)。
  2. 【請求項2】 前記揺動リンクの揺動軸(41)と前記
    案内プーリ(50)の回転軸(42)との間の距離が、
    前記揺動リンク(40)の揺動軸(41)と前記ローラ
    チェーン(30)取り付け部(43)との間の距離より
    も大きく設定されていることを特徴とする請求項1に記
    載のウインチ。
  3. 【請求項3】 前記巻きドラム(22)と一体に回転す
    る、前記巻きドラム(22)と同軸な第2の巻きドラム
    (23)と、前記巻きドラム(22)の外周溝(22
    a)内に巻き付いた前記ロープ(3)を、前記外周溝
    (22a)外に取り出すと共に、前記ロープ(3)が前
    記第2の巻きドラム(23)の外周溝(23a)に巻き
    付くように前記ロープ(3)を案内するロープ掛け替え
    部材(60)とを更に備えることを特徴とする請求項1
    又は2に記載のウインチ。
  4. 【請求項4】 前記ローラチェーン(30)の前記ハウ
    ジング(1)に固着される側の端部が、前記ハウジング
    (1)に基端が軸支された第2の揺動リンク(70)の
    先端(72)に取り付けられるとともに、前記ローラチ
    ェーン(30)が前記揺動リンク(40)により引っ張
    られたときに、前記第2の揺動リンク(70)の先端
    (72)が前記巻きドラム(22)の外周に接近するよ
    うに前記第2の揺動リンク(70)が配設されているこ
    とを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のウイ
    ンチ。
JP20882595A 1995-08-16 1995-08-16 ウインチ Withdrawn JPH0952694A (ja)

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