JPH0952519A - 車両用送風方向調整装置 - Google Patents

車両用送風方向調整装置

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JPH0952519A
JPH0952519A JP20630895A JP20630895A JPH0952519A JP H0952519 A JPH0952519 A JP H0952519A JP 20630895 A JP20630895 A JP 20630895A JP 20630895 A JP20630895 A JP 20630895A JP H0952519 A JPH0952519 A JP H0952519A
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JP
Japan
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Application number
JP20630895A
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English (en)
Inventor
Minoru Shibata
実 柴田
Akiyoshi Nagano
昭義 永野
Katsuhiro Katagiri
勝広 片桐
Nobuo Watanabe
信夫 渡辺
Nobuo Katsuura
信夫 勝浦
Noriyoshi Komiyama
典義 込山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikko Kogyo KK
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Nikko Kogyo KK
Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大型化やコストアップを抑制しつつ、風の吹き
出し方向を上下方向を含む広範囲にわたり変化させる。 【解決手段】送風方向調整装置11は送風口、第1の風向
き調整部材26、第2の風向き調整部材16、電動モータ、
第1の動力伝達機構33及び第2の動力伝達機構15を備え
る。送風口からは車室内の空気調和のための風が吹き出
される。伝達機構33は調整部材26及び電動モータ間に設
けられ、そのモータの回転を調整部材26に伝達すること
により、軸27を支点として同調整部材26を上下方向に揺
動させる。伝達機構15は調整部材16及び電動モータ間に
設けられ、そのモータの回転を調整部材16に伝達するこ
とにより、軸17を支点として同調整部材16を左右方向に
揺動させる。伝達機構33,15 はモータにて回転駆動され
る共通のドラム24を備える。ドラム24は上面24a に第2
のピン25を有し、外周面24b にカム溝31を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車室内に設けられた
送風口からの風の吹き出し方向を調整するための車両用
送風方向調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両においては、インストルメン
トパネル等に送風口が設けられており、ここから空気調
和用の風が吹き出される。送風口内には上下方向への風
向き調整板と左右方向への風向き調整板とが設けられ、
両調整板を所定の向きとなるように操作することによ
り、風の吹き出し方向を調節することができるようにな
っている。この機構では、両風向き調整部材によって送
風口から特定の方向へ風を吹き出させることができるも
のの、風向きは固定したものとなる。そこで、一方の風
向き調整板をモータ等のアクチュエータによって左右方
向へ連続的に揺動させることにより、風を左右に吹き出
させるようにした送風方向調整装置が提案・実用化され
ている。
【0003】さらに、左右方向のみならず上下方向に風
向きを変更するときの一手法として、前記した二種類の
風向き調整板をそれぞれ専用のアクチュエータによって
揺動させることが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記送風方
向調整装置では、二種類の風向き調整板をそれぞれ揺動
させるために二つのアクチュエータが必要となる。従っ
て、これらのアクチュエータを収容するための空間が必
要となり、調整装置全体が大型になるばかりか、コスト
が上昇するという問題がある。
【0005】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は大型化やコストアップを抑制しつ
つ、風の吹き出し方向を広範囲にわたり変化させること
を可能にする車両用送風方向調整装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の第1の発明は、車室内の空気調和の
ための風が吹き出される送風口と、前記送風口内におい
て、軸により上下方向に回動可能に支持された第1の風
向き調整部材と、前記送風口内において、軸により、前
記第1の風向き調整部材の回動方向とは異なる方向に回
動可能に支持された第2の風向き調整部材と、動力源
と、前記第1の風向き調整部材及び動力源間に設けら
れ、その動力源の動力を第1の風向き調整部材に伝達す
ることにより、前記軸を支点として同調整部材を揺動さ
せる第1の動力伝達機構と、前記第2の風向き調整部材
及び動力源間に設けられ、その動力源の動力を第2の風
向き調整部材に伝達することにより、前記軸を支点とし
て同調整部材を揺動させる第2の動力伝達機構とを備え
ている。
【0007】この第1の発明によると、共通の動力源の
動力は第1の動力伝達機構を介して第1の風向き調整部
材に伝達され、第2の動力伝達機構を介して第2の風向
き調整部材に伝達される。これらの動力伝達により、第
1の風向き調整部材が軸を支点として揺動し、第2の風
向き調整部材が軸を支点として揺動する。送風口を流れ
る風は第1の風向き調整部材によって上下の流れが変え
られるとともに、第2の風向き調整部材によって上下方
向と異なる方向に流れが変えられる。しかも、両調整部
材が同時に揺動させられることにより、上記二つの方向
への風の流れが時間の経過とともに自動的に変化する。
【0008】請求項2に記載の第2の発明は、第1の発
明の構成に加え、前記動力源はモータであり、前記第1
の動力伝達機構及び第2の動力伝達機構の少なくとも一
方は、カム溝を有し、かつ前記動力源により回転駆動さ
れる回転部材と、前記第1の風向き調整部材及び第2の
風向き調整部材の少なくとも一方に連結され、かつ同風
向き調整部材の揺動方向と同一方向に往復動可能に配置
された第1のロッドと、一端が前記第1のロッドに固定
されるとともに、他端が前記カム溝に摺動可能に係入さ
れ、前記回転部材の回転にともない前記揺動方向と同一
方向に変位させられる第1のピンとを備えるものであ
る。
【0009】この第2の発明では、モータからなる動力
源によって、カム溝を有する回転部材が回転駆動される
と、そのカム溝に係入された第1のピンの位置が変化す
る。第1のピンの変位は第1のロッドを介して風向き調
整部材に伝達される。この伝達により、風向き調整部材
が軸を支点として揺動する。
【0010】請求項3に記載の第3の発明は、第1の発
明の構成に加え、前記動力源はモータであり、前記第1
の動力伝達機構及び第2の動力伝達機構の少なくとも一
方は、前記第1の風向き調整部材及び第2の風向き調整
部材の少なくとも一方に連結され、かつ同風向き調整部
材の揺動方向と同一方向に往復動可能に配置された第2
のロッドと、前記第2のロッドに設けられ、前記揺動方
向と交差する方向に延びるガイド部と、前記動力源によ
り回転駆動される回転部材と、前記回転部材においてそ
の回転中心とは異なる位置に設けられ、かつ前記ガイド
部に摺動可能に係合された第2のピンとを備えるもので
ある。
【0011】この第3の発明では、モータからなる動力
源によって回転部材が回転駆動されると、第2のピンが
回転部材の回転中心を中心とする円に沿って回転運動す
る。風向き調整部材の揺動方向における第2のピンの位
置が変化する。すると、ガイド部にて第2のピンに係合
された第2のロッドが往復動し、風向き調整部材が軸を
支点として揺動する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、第1〜第3の発明を具体化
した一実施の形態を図1〜図6に従って説明する。
【0013】図1,4に示すように、車両のインストル
メントパネル(図示略)には、送風方向調整装置11の
本体ケース12が組み込まれている。本体ケース12は
両端を開放した四角筒状をなし、その内部空間は、車室
内の空気調和のための風が吹き出される送風口13とな
っている。この風は、エアコンディショナ(エアコン)
のブロワによって生成されたものである。
【0014】本体ケース12内の前部には、上下方向
(Y軸方向)へ延び、かつ四角板状をなす複数枚の第2
の風向き調整部材16が互いに平行となるように配置さ
れている。各風向き調整部材16の前部には上下両方向
へ向けて軸17が突設されており、両軸17により、同
第2の風向き調整部材16が前記本体ケース12の上下
の壁面において左右方向(X軸方向)に回動可能に支持
されている。各第2の風向き調整部材16の後部には、
下方へ向けて軸18が突設されている。第2の風向き調
整部材16の直下には、左右方向に細長い第2のロッド
19が左右方向へ往復動可能に配置されている。前述し
た各第2の風向き調整部材16の軸18はこの第2のロ
ッド19に挿通されている。従って、同ロッド19が往
復動すると、全ての第2の風向き調整部材16は軸17
を支点として左右方向へ回動(揺動)する。
【0015】図1,3に示すように、第2のロッド19
には互いに平行状態で前方へ延びる、ガイド部としての
一対のガイド片21が形成されている。両ガイド片21
の下方には動力源としての電動モータ22が配置されて
いる。同電動モータ22の駆動軸23上には回転部材と
してのドラム24が一体回転可能に取付けられている。
ドラム24の上面24aにおいて、駆動軸23から離間
した位置(偏心位置)には第2のピン25が突設され、
そのピン25が前記両ガイド片21間に摺動可能に係入
されている。そして、これらの第2のロッド19、両ガ
イド片21、第2のピン25及びドラム24によって第
2の動力伝達機構15が構成されている。
【0016】本体ケース12内の後部には、水平方向へ
延び、かつ四角板状をなす複数枚の第1の風向き調整部
材26が互いに平行となるように配置されている。各風
向き調整部材26の後部には左右両方向へ向けて軸27
が突設されており、両軸27により、同第1の風向き調
整部材26が前記本体ケース12の左右の壁面において
上下方向に回動可能に支持されている。各第1の風向き
調整部材26の前部には、右方へ向けて軸28が突設さ
れている。第1の風向き調整部材26の右方には、上下
方向に細長い第1のロッド29が上下方向へ往復動可能
に配置されている。前述した各第1の風向き調整部材2
6の軸28はこの第1のロッド29に挿通されている。
従って、第1のロッド29が往復動すると、全ての第1
の風向き調整部材26は軸27を支点として上下方向へ
回動(揺動)する。
【0017】前記ドラム24の回転を利用して第1の風
向き調整部材26を揺動させるために、図2に示すよう
に、同ドラム24の外周面24bには、連続する二つの
正弦波(サインカーブ)を有する無端状のカム溝31が
形成されている。一方、前記第1のロッド29の下端に
は第1のピン32が前方へ向けて突設されており、この
ピン32が前記カム溝31内に摺動可能に係入されてい
る。これらの第1のロッド29、第1のピン32、ドラ
ム24及びカム溝31によって第1の動力伝達機構33
が構成されている。
【0018】前記のように構成された送風方向調整装置
11においては、ブロワの作動によって作り出された風
が送風口13に導かれる。電動モータ22の作動により
ドラム24が回転すると、第2のピン25が駆動軸23
を中心とする円に沿って回転運動し、同ピン25のX軸
上における位置が図5(a)に示すように時間とともに
変化する。また、ドラム24とともにカム溝31が回転
し、同カム溝31における第1のピン32の係合位置が
変化する。第1のピン32のY軸上における位置が図5
(b)に示すように変化する。
【0019】第2のピン25の変位にともない第2のロ
ッド19がX軸方向に往復動し、そのロッド19に連結
された全ての第2の風向き調整部材16が、互いに平行
な状態を保ったまま軸17を支点として同方向(左右方
向)に揺動させられる。また、第1のピン32の変位に
ともない第1のロッド29がY軸方向に往復動し、その
ロッド29に連結された全ての第1の風向き調整部材2
6が、互いに平行な状態を保ったまま軸27を支点とし
て同方向(上下方向)に揺動させられる。
【0020】すると、送風口13を流れる風は第1の風
向き調整部材26によって上下方向の流れが変えられる
とともに、第2の風向き調整部材16によって左右方向
の流れが変えられる。しかも、ドラム24の回転によっ
て両調整部材16,26が同時に揺動させられているこ
とにより、上記二つの方向への風の流れが時間の経過と
ともに自動的に変化する。図6は、送風口13の前方の
仮想垂直平面(図4参照)34において、送風口13か
ら吹き出されて同平面34に当たる風の軌跡35を描い
たものである。この図から明らかなように、送風口13
からは、左右方向及び上下方向を含む二次元平面の広い
範囲にわたって風が吹き出る。
【0021】このように本実施の形態によれば、第1の
風向き調整部材26を上下方向に揺動させ、第2の風向
き調整部材16を左右方向に揺動させている。このた
め、送風口13からの風を左右だけでなく、上下も含め
た広い範囲にわたって吹き出させることができる。乗員
の身体の広い部位に満遍なく風を当てることが可能とな
る。
【0022】また、共通の電動モータ22の回転を第1
の風向き調整部材26の上下方向への揺動にも第2の風
向き調整部材16の左右方向への揺動にも利用してい
る。このため、各々の風向き調整部材26,16を専用
の動力源によって揺動させる場合に比べ、動力源(電動
モータ22)は一つですむ。これにともない、動力源の
配置のためのスペースが小さくなり、送風方向調整装置
11全体が小型となる。これに関連して、一つのドラム
24によって第1及び第2のピン32,25を駆動して
いるので、別々のドラムによってこれらを駆動する場合
に比べて、小型化を図るうえで有利である。また、同調
整装置11のコストにおいて大きな割合を占める電動モ
ータ22の数が少なくなることから、調整装置11全体
のコストを低減することができる。
【0023】さらに、一つの動力源によって両風向き調
整部材26,16を駆動しているので、これらを二つの
動力源によって駆動する場合に比べ、上下方向の揺動と
左右方向の揺動とを容易に同期させることができる。
【0024】なお、本発明は次に示す別の実施の形態に
具体化することができる。 (1)第2のピン25の駆動軸23からの距離、ドラム
24の回転方向における第2のピン25の位置を変更す
ることにより、図5(a)の波形の振幅や回転位相差を
変えることができる。カム溝31の波の振幅及び数や、
ドラム24の回転方向におけるカム溝31の位相を変更
することにより、図5(b)の波形の振幅や回転位相差
を変えることができる。このように様々なバリエーショ
ンのパターンを簡単に設定することができる。
【0025】例えば、カム溝31はそのままで、第2の
ピン25の位置をカム溝31に対し位相が60°遅れる
位置に変更する。このようにすると、第2のピン25の
X軸上における位置は図7(a)に示すように変化し、
第1のピン32のY軸上における位置は図7(b)に示
すように変化する。送風口13からの風の仮想垂直平面
34上での軌跡36は図8で示すように変化する。
【0026】また、第2のピン25の位置をカム溝31
に対し位相が60°遅れる位置に変更し、カム溝31の
波の数(基本単位のくり返し数)を6つに変更する。す
なわち、第2のピン25が1周する間に第1のピン32
を6回上下動させる。このようにすると、第2のピン2
5のX軸上における位置は図9(a)に示すように変化
し、第1のピン32のY軸上における位置は図9(b)
に示すように変化する。送風口13からの風の仮想垂直
平面34上での軌跡37は図10で示すように変化す
る。
【0027】(2)電動モータ22によって回転駆動さ
れる2つのドラムを用意し、一方のドラムの上面に第2
のピンを設け、他方のドラムの外周面に第1のピンが係
入されるカム溝を設けてもよい。また、一方のドラムに
第1のピンを設け、他方のドラムに第2のピンを設け、
カム溝を省略してもよい。これとは逆に、各々のドラム
の外周面にカム溝を形成してもよい。
【0028】以上、本発明の各実施の形態について説明
したが、各形態から把握できる請求項以外の技術的思想
について、以下にそれらの効果とともに記載する。 (イ)請求項1に記載の調整装置において、前記動力源
はモータであり、前記第2の動力伝達機構は、前記第2
の風向き調整部材に連結され、その揺動方向と同一方向
に往復動可能に配置された第2のロッドと、前記第2の
ロッドに設けられ、前記揺動方向と交差する方向に延び
るガイド部と、前記動力源により回転駆動される回転部
材と、前記回転部材においてその回転中心とは異なる位
置に設けられ、かつ前記ガイド部に摺動可能に係合され
た第2のピンとを備え、第1の動力伝達機構は、前記第
2のピンを有する回転部材の外周面に形成されたカム溝
と、前記第1の風向き調整部材に連結され、その揺動方
向と同一方向に往復動可能に配置された第1のロッド
と、一端が前記第1のロッドに固定されるとともに、他
端が前記カム溝に摺動可能に係入され、前記回転部材の
回転にともない前記揺動方向と同一方向に変位させられ
る第1のピンとを備えるものである車両用送風方向調整
装置。このように回転部材を共通化することにより、さ
らに送風方向調整装置の小型化及び低コスト化を図るこ
とができる。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように第1の発明の車両用
送風方向調整装置によれば、大型化やコストアップを抑
制しつつ、風の吹き出し方向を広範囲にわたり変化させ
ることが可能となる。
【0030】第2及び第3の発明によれば、前記第1の
発明の効果に加え、簡単な構成の機構を付加するだけ
で、動力源の動力を風向き調整部材に伝達して揺動させ
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】送風方向調整装置の概略構成を示す斜視図。
【図2】ドラムの外周面の展開図。
【図3】ドラム及びその周辺部品を示す部分側面図。
【図4】送風口と仮想垂直平面との関係を示す斜視図。
【図5】(a),(b) はドラムの回転に従い変化するピンの
位置を示す特性図。
【図6】仮想垂直平面上での風の軌跡を示す特性図。
【図7】(a),(b) は別のタイプのドラムの回転に従い変
化するピンの位置を示す特性図。
【図8】別のタイプのドラムを用いた場合の仮想垂直平
面上での風の軌跡を示す特性図。
【図9】(a),(b) は別のタイプのドラムの回転に従い変
化するピンの位置を示す特性図。
【図10】別のタイプのドラムを用いた場合の仮想垂直
平面上での風の軌跡を示す特性図。
【符号の説明】
13…送風口、15…第2の動力伝達機構、16…第2
の風向き調整部材、17,27…軸、19…第2のロッ
ド、21…ガイド部としてのガイド片、22…動力源と
しての電動モータ、24…回転部材としてのドラム、2
5…第2のピン、26…第1の風向き調整部材、29…
第1のロッド、31…カム溝、32…第1のピン、33
…第1の動力伝達機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永野 昭義 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成 株式会社内 (72)発明者 片桐 勝広 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成 株式会社内 (72)発明者 渡辺 信夫 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成 株式会社内 (72)発明者 勝浦 信夫 神奈川県相模原市西橋本2丁目23番3号 日幸工業 株式会社R&Dセンター内 (72)発明者 込山 典義 神奈川県相模原市西橋本2丁目23番3号 日幸工業 株式会社R&Dセンター内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内の空気調和のための風が吹き出さ
    れる送風口(13)と、 前記送風口(13)内において、軸(27)により上下
    方向に回動可能に支持された第1の風向き調整部材(2
    6)と、 前記送風口(13)内において、軸(17)により、前
    記第1の風向き調整部材(26)の回動方向とは異なる
    方向に回動可能に支持された第2の風向き調整部材(1
    6)と、 動力源(22)と、 前記第1の風向き調整部材(26)及び動力源(22)
    間に設けられ、その動力源(22)の動力を第1の風向
    き調整部材(26)に伝達することにより、前記軸(2
    7)を支点として同調整部材(26)を揺動させる第1
    の動力伝達機構(33)と、 前記第2の風向き調整部材(16)及び動力源(22)
    間に設けられ、その動力源(22)の動力を第2の風向
    き調整部材(16)に伝達することにより、前記軸(1
    7)を支点として同調整部材(16)を揺動させる第2
    の動力伝達機構(15)とを備えた車両用送風方向調整
    装置。
  2. 【請求項2】 前記動力源(22)はモータであり、前
    記第1の動力伝達機構(33)及び第2の動力伝達機構
    (15)の少なくとも一方は、 カム溝(31)を有し、かつ前記動力源(22)により
    回転駆動される回転部材(24)と、 前記第1の風向き調整部材(26)及び第2の風向き調
    整部材(16)の少なくとも一方に連結され、かつ同風
    向き調整部材(26,16)の揺動方向と同一方向に往
    復動可能に配置された第1のロッド(29)と、 一端が前記第1のロッド(29)に固定されるととも
    に、他端が前記カム溝(31)に摺動可能に係入され、
    前記回転部材(24)の回転にともない前記揺動方向と
    同一方向に変位させられる第1のピン(32)とを備え
    るものである請求項1に記載の車両用送風方向調整装
    置。
  3. 【請求項3】 前記動力源(22)はモータであり、前
    記第1の動力伝達機構(33)及び第2の動力伝達機構
    (15)の少なくとも一方は、 前記第1の風向き調整部材(26)及び第2の風向き調
    整部材(16)の少なくとも一方に連結され、かつ同風
    向き調整部材(26,16)の揺動方向と同一方向に往
    復動可能に配置された第2のロッド(19)と、 前記第2のロッド(19)に設けられ、前記揺動方向と
    交差する方向に延びるガイド部(21)と、 前記動力源(22)により回転駆動される回転部材(2
    4)と、 前記回転部材(24)においてその回転中心とは異なる
    位置に設けられ、かつ前記ガイド部(21)に摺動可能
    に係合された第2のピン(25)とを備えるものである
    請求項1に記載の車両用送風方向調整装置。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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