JPS6387548A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空気調和機の室内機の吹出しグリルの開閉制御
を行ない住空間の快適性向上に関するものである。

従来の技術 従来の空気調和機について第４図〜第６図を用いて説明
する。

図において、１は空気調和機の室内機である。

室内機１は、空調空間の天井にボルト等により固定され
る。前記室内機１は下面中央部に吸込みグリル２を、そ
の周囲に４方向の吹出口３ａ、３ｂ。

３ｃ、３ｄを２つの吹出口が対向するように設けている
。室内機１の内部中央には送風機４が固定されており、
送風機４の下流側に円型の熱交換器６を設置している。

また吹出口３ａ、３ｂ、３ｃ。

３ｄの各上方には風向板６ａ、ａｈ（図示せず）、６ｃ
、６ｄ（図示せず）を設けており、又前記送風機４の羽
根４ａの周囲にはファンリング７を設けている。

上述の様に構成して成る従来の空気調和機は、送風機４
の運転により、吸込みグリル２より室内の空気を吸込み
熱交換器６により冷却（あるいは加熱）されたのち、風
向板６ａ、ｅｂ、ｅｃ、ａｄにより斜め前方へと吐出方
向を変えながら吹出口３ａ、３ｂ、３ｃ、３ｄよシ吹出
される。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、吹出口３ａ、３ｂ、３ｃ、３ｄが４方向
でグリルの開口面積が大きくなるために、各吐出口を通
過する温調された空気の風速が小さくなるので、温調空
気の到達距離が小さくなってしまう。このため、室内に
おける温度の分布状態が悪くなり、温調のむらが発生し
、充分に快適な温調空間を形成し得ないという欠点を有
していた。

閉頭点を解決するための手段 本発明は上記の欠点を改善するものであり、吹出口を４
方向とし、各吹出口の開閉動作を相対向するものを一対
としてタイミングをずらしながらくり返し行なうもので
ある。

作　　用 したがって、各吹出口に可動型の風向板を設け、隣り合
う吹出口の風向板の開閉サイクルを逆転させることによ
り、温調された空気が４方向から交互に吹出される。

実施例 第１図から第３図を用いて本発明の一実施例を説明する
が、従来と同一の部品については同一番号を付し、その
詳細な説明は省く。

７は吸込グリル２上部に取付けられた低速で回転する両
軸型ギャードタイプのモータで約１分で１回転する。ま
た回転軸８及び８′の先端は円運動をする様にＬ字型に
折シ曲げられている。又、回転軸８と回転軸８′は９ｏ
０だけずらしである。９は偏心板であり、中央部に長円
孔１０があけられ、前記回転端８先端部が挿入される。

前記長円孔１゜の半径は回転軸８の回転半径に等しくし
である。

前記偏心板９の両端には伝力板１１．１２がビス１３ａ
、１３ａにより取付けられる。前記伝力板１１．１２の
他端は、円筒状に丸められ、軸１４ａ。

１４ｃにより駆動板１５ａ、１６ｃに連結されている。

又、前記駆動板１５ａ、１５ｃの他端は円筒状に丸めら
れ、方向板１６ａ、１６ｃと軸１７ａ。

１７ｃで連結している。前記方向板１６ａ、１６ｃの両
端中央部には回転軸１８ａ、　１８ａ’、　１８ｃ。

１８Ｃ′を設け、方向板１６ａ、１６Ｃが回転可能な様
に室内機１本体に固定されている。

また、１９も偏心板であシ中央部に長円孔２゜が設けら
れ、下部の回転軸８′が長円孔２０に挿入され、回転軸
８よりも９０°だけずらせた位置に固定される。この偏
心板１９の両端には伝力板２１．２２がビス２３ｂ、２
３ｄにより取付けられており、上述の方向板１６ａ、１
６Ｃの取付構造と同様にこの伝力板２１．２２の両端に
は駆動板を介して方向板２４ｂ、２４ｄを連結している
。

また、風向板１６ａ、１６ｃ、２４ｂ、２４ｄの回転軸
と水平な位置にストッパー２５ａと２６ａ’。

２５ｃと２５ｃ’、２６ｂと２６ｂ′（図示せず）。

２７ｄと２７ｄ’（図示せず）が取付けられ、各方向板
の回転時のあたシ部となっている。

以上の様に構成して成る空気調和機の動作について述べ
る。

ギャードモータ了により回転軸８が時計回シに１分毎に
１回転する。このときの回転軸８先端の軌跡はＡに示し
ている。長円孔１０を介して連結している偏心板９は、
長円孔の半径と回転軸８の半径を一致させているので、
ｅ　−４ｆ　−ｇの間は長円孔の位置は変らず、第１図
の様に方向板１６ａ。

１６ｃはストッパ一部に押し付けられ、吹出口３ａ、３
ｃは閉路される（第３図（１）部）。そして回転軸８が
ｑの位置に到達した時点から偏心板９は右方向へ移動を
始める。そして回転軸８軌道Ａ上に達するまで移動する
（第３図（ｎ）部）。このことにより閉路していた方向
板１６ａ、１６ｃが開路され第１図の２点鎖線の位置に
なる。そして回転軸８がｇ−ｈ→ｅと回る間は偏心板８
の位置は変動せず、方向板１６ａ、１６ｃは開路された
ままになる（第３図（財）部）。つまり吹出口３　ａ　
、　３ｃから温調された空気が、室内へと吹出される。

一方、風向板２４ｂ、２４ｄの動きについて説明する。

長円孔２ｏを介して連結している偏心板１９は、長円孔
２ｏの半径と回転軸８′の半径を一致させているので、
＠　−＋　５−４　ｇと動く間は長円孔２ｏの位置は変
らず、方向板２４ｂ、２４ｄは第１図の２点鎖線の位置
の様に開路状態となり吹出しグリル３ｂ、　３ｄより温
調空気が吹き出す（第３図（１）部）。

そして回転軸８′がｙの位置に到達した時点から偏心板
１９は下方向へ移動を始める。そして回転軸８′の軌道
Ａ上に達するまで移動をつづける（第３図（Ｉｔ）部）
。このことＫより開路していた方向板２４ｂ、２４ｄが
閉路され、第１図の実線の位置になる。そして回転軸８
′がｇ　−＋　ｈ−＊　＠と回る間は偏心板８′の位置
は変動せず方向板２４ｂ、２４ｄは閉路されたままとな
る（第３図（財）部）。つまり吹出口３ｂ、ａｄからは
空気は吹出されない。

以上の様に吹出口３ａと３ｃ、ｓｂと３ｄが約１分毎に
交互に開閉サイクルをくり返すことにより、温調された
空気の吹き出されるときの風速が大幅に増加し、温調空
気の到達距離が大幅に増加する。従って部屋のすみずみ
まで均一な温度にできる。又、４方向吹出口から交互に
温調空気が吹き出すのでより一層温度分布が良好となる
。

また風向板が開−閉、閉−開へと切替わる際に吹出し空
気に方向性を与える。つまり室内機１の周囲方向へ吹き
出されるので、より部屋のすみずみまで均一に温調が可
能となる。

発明の詳細 な説明した様に本発明は、４方向の吹出口の対向する２
ケずつと交互に開閉動作させることにより、吹出口を通
過する温調空気の風速を増大させることができ、温調空
気の到達距離が大幅に増加し、部屋のすみずみまで均一
な温度分布とすることが可能であるという効果を有する
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の空気調和機の一実施例を示す断面図、
第２図ａは第１図の要部平面図、第２図すは第１図の要
部平面図、第３図は第１図相当のタイミングチャート、
第４図は従来の室内機の取付けを示す断面図、第５図は
その平面図、第６図は要部断面図である。 ３ａ、３ｂ、３ｃ、３ｄ・・・・・・吹出口、７・・・
・・・モータ、１６　ａ　、　１６　ｃ・・−・・風向
板、２４ｂ、２４ｄ・・・・・・風向板。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名３ａ
、３ｃ−吹出口 第　２　図 第　３　口 経通特開 箒　４　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）４方向の吹出グリルを有し相対向する吹出口を同
   期開閉させ、かつ隣合う吐出口の開閉のサイクルを逆転
   させて成る風向板を備えてなる空気調和機。
2. （２）吹出口の開閉を可動式の風向板により行ない、か
   つ前記風向板をモータにより開閉させ、吹出の開閉を行
   なう特許請求の範囲第１項記載の空気調和機。