JPH0951921A - 介護用ベッド - Google Patents

介護用ベッド

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JPH0951921A
JPH0951921A JP7207121A JP20712195A JPH0951921A JP H0951921 A JPH0951921 A JP H0951921A JP 7207121 A JP7207121 A JP 7207121A JP 20712195 A JP20712195 A JP 20712195A JP H0951921 A JPH0951921 A JP H0951921A
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JP
Japan
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seat
rail
bed
mat
wheelchair
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JP7207121A
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Inventor
Yoshihiro Nakahira
善博 中平
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MINAMIKIYUUSHIYUU NOKI HANBAI
MINAMIKIYUUSHIYUU NOKI HANBAI KK
Original Assignee
MINAMIKIYUUSHIYUU NOKI HANBAI
MINAMIKIYUUSHIYUU NOKI HANBAI KK
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Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G7/00Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
    • A61G7/05Parts, details or accessories of beds
    • A61G7/053Aids for getting into, or out of, bed, e.g. steps, chairs, cane-like supports
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G5/00Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs
    • A61G5/006Chairs or personal conveyances specially adapted for patients or disabled persons, e.g. wheelchairs convertible to stretchers or beds
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G7/00Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
    • A61G7/10Devices for lifting patients or disabled persons, e.g. special adaptations of hoists thereto
    • A61G7/16Devices for lifting patients or disabled persons, e.g. special adaptations of hoists thereto converting a lying surface into a chair
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  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Nursing (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 介護人及び被介護人の負担を軽減することが
可能な介護用ベッドを提供する。 【解決手段】 車椅子1の本体3に前後方向に延びる第
1のレール10を設け、第1のレール10上に摺動自在
の座席4を設ける。車椅子1の第1のレール10に連結
して座席4を所定位置に案内する第2のレール34をベ
ッド2に設ける。座席4を、第1のレール10から第2
のレール34に沿って摺動する座板部12と、座板部1
2に連設した背凭部14と、座板部12に連設した補助
板部16とにより構成し、背凭部14の座板部12に対
して起立した状態を解除自在に保持する起立保持手段1
7を設ける。座席4は、第1のレール10から第2のレ
ール34にわたって摺動し、背凭部14、座板部12、
補助板部16が平坦となってベッド2と一体化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、車椅子とベッドとを備える介護
用ベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自立歩行が困難な老人や重障害者
は、車椅子を使用することが知られるが、ベッドから車
椅子へ、或いは車椅子からベッドへ乗り移る際に介護人
の手助けが必要となる場合がある。しかし、介護人は、
ベッド上に寝た状態や車椅子に座った状態から被介護人
を抱え上げる作業となるため、一人の介護人では負担が
重い。このため、複数人の介護人達の援助が必要であ
り、また、被介護人も車椅子とベッドとの間の移動時に
は無理な姿勢を強いられることもあり、被介護人にも負
担がかかっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる不都合を解消し
て、本発明は、介護人及び被介護人の負担を軽減するこ
とが可能な介護用ベッドを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、車輪を有する本体の前後方向に延びる
第1のレール上に摺動自在に設けられ、該本体の該レー
ルの後端から引き出して分離自在の座席を備えた車椅子
と、該車椅子の第1のレールの後端に連結して前記車椅
子の座席を所定位置に案内する第2のレールを備えるベ
ッドとからなり、前記座席は、前記第1のレールから第
2のレールに沿って前記ベッドの所定位置まで摺動自在
の座板部と、該座板部の後端縁に倒伏自在に設けられた
背凭部と、該背凭部を前記座板部に対して起立した状態
に保持し且つ前記ベッドの所定位置において該背凭部の
起立状態を解除して倒伏させる起立保持手段と、前記座
板部の前端縁に揺動自在に垂設され前記座板部に追従し
て第1のレール及び第2のレールに沿って摺動自在の補
助板部とを備えることを特徴とする。
【0005】これにより、車椅子からベッド上への被介
護人の乗せ変え時には、ベッドの第2のレールに車椅子
の第1のレールを連結し、被介護人が座席に着座した状
態のまま該座席を第1のレール及び第2のレールに沿っ
て摺動させるだけで、被介護人をベッド上の所定位置に
移動させることができる。次いで、所定位置の座席の背
凭部を起立保持手段の解除によって背後に向かって倒伏
させることにより、被介護人を座っている姿勢から寝た
姿勢とすることができる。なお、前記補助板部は第1の
レール及び第2のレールに沿って摺動する際に座板部と
水平に位置して被介護人の両脚を円滑に延ばすことがで
きる。
【0006】このように、複数の介護人を必要とせずに
車椅子からベッドへの移動にかかる労力を極めて少なく
することができる。その逆に、ベッド上から車椅子に被
介護人を乗せ変える際には、ベッドの第2のレールに車
椅子の第1のレールを連結し、座席の背凭部を座板部に
対して起立させて起立保持手段によって起立状態を維持
させ、被介護人を座っている姿勢として前記座席を第1
のレールに向かって摺動させるだけで車椅子の本体に乗
せ変えることができるので、複数の介護人を必要とせず
にベッドから車椅子への被介護人の乗せ変えにかかる労
力を極めて少なくすることができる。
【0007】また、前記ベッドは、第2のレールにより
所定位置に案内され前記起立保持手段による起立保持が
解除された前記座席の背凭部をその背面側に向かって起
伏させる起伏手段を備えることが好ましい。
【0008】これにより、前記ベッドの所定位置におい
て座席の背凭部を円滑に倒伏させることができる。
【0009】更に、前記ベッドは、中央部に空間部が形
成されその長手方向の一方に開放部が形成された平面視
大略コ字形のマットと、該マットの空間部から開放部に
向かって長手方向に延設された前記第2のレールとを備
え、前記座席は、前記第2のレールに案内されて該マッ
トの空間部に位置し、起立保持手段による背凭部の起立
状態が解除されて倒伏されることにより、前記マットと
同一平面上に一体的に配置されることを特徴とする。
【0010】即ち、前記ベッドに平面視大略コ字形のマ
ットを設けておき、前記第2のレールに沿って摺動した
座席が空間部に位置して背凭部を倒伏させたとき、該座
席はマットの一部とされる。これにより、比較的広いマ
ット面積を有するベッドが形成され、その一部を座席に
よって形成することができる。
【0011】また、前記座席が前記ベッドのマットの空
間部に位置するとき、前記マットの開放部に着脱自在の
補助マットを設けることが好ましい。
【0012】これによってマットの開放部が補助マット
によって閉じられ、座席をマットの空間部に固定するこ
とができると共に、背凭部が倒伏し補助板部が平坦とさ
れた座席の全長よりも長い寸法を有するベッドを形成す
ることができる。
【0013】また、前記マットは、少なくとも前記ベッ
ドの幅方向に分割自在であって第2のレールに直交する
方向に該マットの両側が前記空間部を介して分離するよ
うに設けられており、互いに分離されたマットは、前記
座席が前記第2のレールに沿って摺動されて該マットの
空間部に位置したとき、互いに接近させることにより該
座席の両側縁に当接して該座席を挟持することが好まし
い。
【0014】これにより、前記座席を第2のレールに沿
って摺動させる際に、前記マットの両側を互いに分離す
る方向に移動させておけば、前記座席と両側のマットと
の干渉を防止することができ、前記座席の摺動を円滑に
行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面に基
づいて説明する。図1は本実施形態の介護用ベッドの構
成を示す説明的縦断面図、図2(a)及び(b)は座席
の起立保持手段を示す説明図、図3は本実施形態の一部
を示す説明的断面図、図4はベッドの説明的正面図、図
5(a)及び(b)は起伏手段の作動説明図、図6
(a)乃至(d)は介護用ベッドの作動の説明図であ
る。
【0016】図1において、1は車椅子、2は該車椅子
1が連結自在のベッドである。図示するように、車椅子
1は、本体3と該本体から分離自在の座席4とによって
構成されている。該本体3は、前後の車輪5,6と、該
車輪5,6を支持すると共に後部にハンドル7が、前部
にステップ8が夫々形成されたフレーム9とを備える。
該フレーム9の座席搭載位置には前後方向に延設された
一対の第1のレール10が設けられている。また、車輪
6の後方には、後述するようにベッド2に連結される連
結杆11が設けられている。
【0017】前記座席4は、三枚の板状部材が一方向に
連設されて形成されており、その中央部に位置する座板
部12と、該座板部12の後端縁にヒンジ13を介して
連設された背凭部14と、座板部12の前端縁にヒンジ
15を介して連設された補助板部16とにより構成され
ている。更に、前記背凭部14は、前記ヒンジ13によ
って座板部12に対して起伏自在であり、図2に示す起
立保持手段17により起立状態に保持される。
【0018】該起立保持手段17は、図2(a)に示す
ように、座板部12の後端部下方に設けられた保持板1
8と、背凭部14の前端部下方に保持板18との干渉を
回避するように屈曲して延出されたロック機構19を支
持する支持部材20とを備える。ロック機構19は、保
持板18に向かって突没自在のピン21と、該ピン21
を挿通支持すると共に内蔵された図示しないバネによっ
てピン21を突出方向に付勢するシリンダ22とを備え
る。該ピン21の後端部にはレバー23が枢支されてお
り、該レバー23の枢支位置にはカム板24が設けられ
ている。該カム板24は、図2(a)に示すように、レ
バー23をピン21の軸線から直角に屈曲させておくこ
とによりピン21を突出状態とする。また、該カム板2
4は、図2(b)に示すように、レバー23の軸線がピ
ン21の軸線に一致するまでレバー23を揺動すること
によりシリンダ22後端縁に当接状態でピン21を没入
させる。一方前記保持板18には、背凭部14が起立状
態のときに前記ピン21が係合される係合孔25が形成
されている。このように、起立保持手段17は、ピン2
1と係合孔25との係合によって背凭部14の起立状態
を維持することができ、レバー23の揺動によって容易
に背凭部14の起立状態を解除して起伏自在の状態とす
ることができる。
【0019】図1及び図3に示すように、前記座板部1
2は、その下面側に前記第1のレール10及び後述の第
2のレール34に案内される複数のローラ26を備えて
いる。図3に拡大して示せば、第2のレール34は延設
方向に沿った両側に傾斜する摺動面34a,34bが形
成されており、前記各ローラ26は該摺動面34a,3
4bに当接して回転自在となっている。第1のレール1
0も第2のレール34と同様の形状に形成されている。
これにより、座板部12は、ローラ26を介して円滑に
第1のレール10及び第2のレール34上を案内され
る。また、前記補助板部16にも、座板部12のローラ
26と同様のローラ27が複数設けられており、後述す
るように、補助板部16は座板部12が第1のレール1
0に沿って摺動する際に該座板部12に追従して第1の
レール10に沿って摺動する。車椅子1上における所定
位置での座席4の固定は、図示しないロック手段によっ
て車椅子1の本体3と座席4とを連結することにより行
われており、該ロック手段の解除によって座席4は第1
のレール10に沿って摺動自在となる。
【0020】ベッド2は、図1及び図4に示すように、
フレーム28と、該フレーム28上に設けられたマット
29とを備える。該マット29は中央部に空間部30が
形成され一方端部に開放部31が形成された平面視コ字
形(図6参照)に形成されており、空間部30には前記
座席4が収容自在とされる。更に、該マット29は、図
4に示すように、空間部30及び開放部31を介して左
右側の各マット29a,29bが分離され夫々フレーム
28に左右方向に延設された案内レール32,33に沿
って分離する方向に移動自在となっている。また、図1
に示すように、前記フレーム28には、その前後方向に
平行に延びる一対の第2のレール34が設けられてい
る。該第2のレール34はその一端が前記車椅子1の第
1のレール10に連結自在となっている。これによっ
て、車椅子1の座席4は、第1のレール10から第2の
レール34にわたって摺動自在とされる。
【0021】該フレーム28の車椅子1との連結側に
は、該車椅子1の前記連結杆11に掛止して連結状態を
維持する連結爪35が設けられている。
【0022】そして更に、図4に示すように、マット2
9の開放部31には、該開放部31に収容自在の補助マ
ット36が設けられている。該補助マット36は、該補
助マット36を支持する支持アーム37に支持されてお
り、該アーム37はベッド2のフレーム28に固定され
たリフタ38に揺動自在に連結されている。該リフタ3
8は上下方向にピストンロッド39を伸長させるシリン
ダ40により構成されており、後述するように、補助マ
ット36を水平状態で昇降させる。
【0023】また、図1に示すように、マット29の空
間部30の下方位置には、該空間部30に位置した座席
4の背凭部14を徐々に倒伏、或いは起立させるための
起伏手段40が設けられている。
【0024】該起伏手段40は、図1及び図5に示すよ
うに、ベッド2のフレーム28に後端が揺動自在に連結
支持されたシリンダ41と、座席4の背凭部14に設け
られた連結部材42と、該シリンダ41から斜め上下方
向に伸縮されるピストンロッド43の先端に設けられて
背凭部14の連結部材42に当接する当接部材44とに
より構成されている。該起伏手段40の作動を詳しく説
明すれば、ベッド2の第2のレール34に沿って摺動さ
れた後にマット29の空間部30に位置した背凭部14
が起立状態の座席4に対して、図5(a)に示すよう
に、ピストンロッド43の伸長により背凭部14の連結
部材42に当接部材44を当接して連結状態とする。こ
こで背凭部14の起立保持手段17(図3参照)による
起立保持を解除する。次いで、図5(b)に示すよう
に、ピストンロッド43の収縮により背凭部14を背後
方向に徐々に倒伏させる。このように前記シリンダ41
の作用により、背凭部14を徐々に倒伏させることがで
き、急激に背凭部14が倒れることを防止することがで
きる。倒伏状態の背凭部14を起立させる場合には、上
記工程の逆の工程となり、図5(b)に示す状態からピ
ストンロッド43の伸長により背凭部14を起立方向に
押し上げる。図5(a)に示す状態に背凭部14を起立
させた後に、背凭部14を起立保持手段17によって起
立状態に保持し、ピストンロッド43を収縮させること
により背凭部14の連結部材42から当接部材44を離
反して連結状態を解除する。これにより、座席4は、第
2のレール34に沿った摺動が起伏手段40によって阻
止されることを防止することができる。
【0025】次に、以上の構成による介護用ベッドの作
動を図6によって説明する。なお、図6(a)乃至
(d)はマット29と座席4のみの動きとその関係を示
したものであるが、他の部分については、前述した通り
であるので作動説明の便宜上図6中では省略した。従っ
て、細部の作動については、図1乃至図5を参照する。
【0026】先ず、図6(a)に示すように、マット2
9a,29bを左右に分割して互いに離反さると共に、
補助マット36をはね上げた状態にする。図4示のよう
に、マット29a,29bは案内レール32,33に沿
って左右方向に容易に離反される。また、補助マット3
6は図4示のように、支持アーム37を揺動させること
によりはね上げられる。補助マット36のはね上げ時に
は支持アーム37の揺動に先立って前記リフタ38によ
って水平に上昇させる。こうすることにより補助マット
36をマット29a,29b間から抜き取ることがで
き、支持アーム37の揺動時に補助マット36の端縁と
マット29a,29bの端縁との干渉を避けることがで
きる。
【0027】このように準備したベッド2に車椅子1を
連結する。車椅子1は、図1示のように、連結杆11を
介してベッド2の連結爪35により掛止され連結された
状態が維持される。このとき、車椅子1の第1のレール
10とベッド2の第2のレール34とが連結される。そ
して、車椅子1上の座席4をロック機構を解除して摺動
自在とする。
【0028】次いで、図6(b)に示すように、座席4
をマット29の空間部30に摺動させる。座席4は、前
述した通り座板部12の摺動に伴って補助板部16が平
坦となってマット29の空間部30に位置される。これ
により、座席4に着座した被介護人の両脚は円滑に延ば
される。ここで被介護人は両脚を開いてマット29a,
29bに左右の脚を置く。
【0029】続いて、図6(c)に示すように、はね上
げ状態にあった補助マット36をマット29の開放部3
1に収容する。これにより、座席4の補助板部16と補
助マット36とが連続して平坦な面を形成する。ここで
被介護人は、補助マット36上に両脚を置く。
【0030】更に、座席4の下方では、図5(a)示の
ように、前記起伏手段40のピストンロッド43を伸長
させることにより当接部材44を背凭部14の連結部材
42に当接して連結状態とする。次いで、背凭部14の
起立保持手段17による起立保持を解除する。背凭部1
4は起立保持手段17による起立保持を解除されても起
伏手段40により揺動が規制されているためこの時点で
は倒伏することがない。
【0031】続いて、図6(d)に示すように、離反し
ていたマット29a,29bを互いに接近方向に摺動さ
せ、マット29a,29bの内側縁を座席4(座板部1
2と補助板部16)の外側縁に当接させる。そして、座
席4の背凭部14を倒伏させ、座席4をマット29と一
体的に平坦に形成する。このときの背凭部14の倒伏
は、図5(b)に示したように前記起伏手段40のピス
トンロッド43を収縮させることにより徐々に倒伏させ
る。これにより、背凭部14は急激に倒伏することがな
く被介護人を円滑に横にさせることができる。
【0032】このように、従来複数の介護人によって行
われていた作業を一人の介護人によって容易に行うこと
ができ、しかも被介護人は座席4上に居ながらにしてベ
ッド2上で横になることができるので被介護人の負担も
極めて軽い。
【0033】なお、上記の作業は車椅子1からベッド2
への被介護人の乗せ変えを例として説明したが、ベッド
2から車椅子1への被介護人の乗せ変えも上記図6
(a)乃至(d)の作業を逆に行えば極めて容易に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示す説明的縦断面
図。
【図2】起立保持手段を示す説明図。
【図3】本実施形態の一部を示す説明的断面図。
【図4】ベッドの説明的正面図。
【図5】起伏手段の作動説明図。
【図6】介護用ベッドの作動説明図。
【符号の説明】
1…車椅子、2…ベッド、3…車椅子本体、4…座席、
5,6…車輪、10…第1のレール、12…座板部、1
4…背凭部、16…補助板部、17…起立保持手段、2
9…マット、30…空間部、31…開放部、34…第2
のレール、36…補助マット、40…起伏手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪を有する本体の前後方向に延びる第1
    のレール上に摺動自在に設けられ、該本体の該レールの
    後端から引き出して分離自在の座席を備えた車椅子と、
    該車椅子の第1のレールの後端に連結して前記車椅子の
    座席を所定位置に案内する第2のレールを備えるベッド
    とからなり、前記座席は、前記第1のレールから第2の
    レールに沿って前記ベッドの所定位置まで摺動自在の座
    板部と、該座板部の後端縁に倒伏自在に設けられた背凭
    部と、該背凭部を前記座板部に対して起立した状態に保
    持し且つ前記ベッドの所定位置において該背凭部の起立
    状態を解除して倒伏させる起立保持手段と、前記座板部
    の前端縁に揺動自在に垂設され前記座板部に追従して第
    1のレール及び第2のレールに沿って摺動自在の補助板
    部とを備えることを特徴とする介護用ベッド。
  2. 【請求項2】前記ベッドは、第2のレールにより所定位
    置に案内され前記起立保持手段による起立保持が解除さ
    れた前記座席の背凭部をその背面側に向かって起伏させ
    る起伏手段を備えることを特徴とする請求項1記載の介
    護用ベッド。
  3. 【請求項3】前記ベッドは、中央部に空間部が形成され
    その長手方向の一方に開放部が形成された平面視大略コ
    字形のマットと、該マットの空間部から開放部に向かっ
    て長手方向に延設された前記第2のレールとを備え、前
    記座席は、前記第2のレールに案内されて該マットの空
    間部に位置し、起立保持手段による背凭部の起立状態が
    解除されて倒伏されることにより、前記マットと同一平
    面上に一体的に配置されることを特徴とする請求項1又
    は2記載の介護用ベッド。
  4. 【請求項4】前記座席が前記ベッドのマットの空間部に
    位置するとき、前記マットの開放部に着脱自在の補助マ
    ットを設けたことを特徴とする請求項3記載の介護用ベ
    ッド。
  5. 【請求項5】前記マットは、少なくとも前記ベッドの幅
    方向に分割自在であって第2のレールに直交する方向に
    該マットの両側が前記空間部を介して分離するように設
    けられており、互いに分離されたマットは、前記座席が
    前記第2のレールに沿って摺動されて該マットの空間部
    に位置したとき、互いに接近させることにより該座席の
    両側縁に当接して該座席を挟持することを特徴とする請
    求項3又は4記載の介護用ベッド。
JP7207121A 1995-08-14 1995-08-14 介護用ベッド Pending JPH0951921A (ja)

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JP7207121A JPH0951921A (ja) 1995-08-14 1995-08-14 介護用ベッド

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JP7207121A JPH0951921A (ja) 1995-08-14 1995-08-14 介護用ベッド

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