【発明の詳細な説明】
アルキルスルフィニル及びアルキルスルホニル−1,2,4−チアジアゾリル
オキシアセトアミド及びその除草剤としての使用
本発明は新規なアルキルスルフィニル−及びアルキルスルホニル−1,2,4
−チアジアゾリルオキシアセトアミド、その製造に対する方法及び新規な中間体
並びにその除草剤としての使用に関する。
ある種のアルキルスルフィニル−及びアルキルスルホニル−1,2,4−チア
ジアゾリルオキシアセトアミド例えばN−イソプロピル−α−(3−メチルスル
フィニル−1,2,4−チアジアゾル−5−イル−オキシ)−アセトアニリドが
除草特性を示すことは既に開示されている(例えばヨーロッパ特許出願公開第3
48,737号及び先に出願されているが未だ公開されていない1993年5月
25日付け、ドイツ国特許出願第4,317,323号参照)。しかしながら、
これらの先に開示された化合物の活性は殊に低い施用割合及び濃度で全ての施用
の分野において完全には満足されない。
1993年5月25日付け、ドイツ国特許出願第4,317,323号参照の
化合物N−イソプロピル−α−(3−メチルスルフィニル−1,2,4−チアジ
アゾル−5−イル−オキシ)−アセトアニリド、N−イソプロピル−α−(3−
メチルスルホニル−1,2,4−チアジアゾル−5−イル−オキシ)−アセトア
ニリド、N−イソプロピル−α−(3ーエチルスルフィニル−1,2,4−チア
ジアゾル−5−イル−オキシ)−アセトアニリド、N−イソプロピル−α−(3
−エチルスルホニル−1,2,4−チアジアゾル−5−イル−オキシ)−アセト
アニリド、N−イソプロピル−α−(3−プロピルスルフィニル−1,2,4−
チア
ジアゾル−5−イル−オキシ)−アセトアニリド、N−イソプロピル−α−(3
−プロピルスルホニル−1,2,4−チアジアゾル−5−イル−オキシ)−アセ
トアニリド並びにまた化合物N−メチル−N−(4−フルオロ−フェニル)−α
−(3−メチルスルフィニル−1,2,4−チアジアゾル−5−イル−オキシ)
−アセトアミド、N−メチル−N−(4−フルオロ−フェニル)−α−(3−メ
チルスルホニル−1,2,4−チアジアゾル−5−イル−オキシ)−アセトアミ
ド、N−メチル−N−(4−フルオロ−フェニル)−α−(3−エチルスルホニ
ル−1,2,4−チアジアゾル−5−イル−オキシ)−アセトアミド、N−エチ
ル−N−(4−フルオロ−フェニル)−α−(3−メチルスルフィニル−1,2
,4−チアジアゾル−5−イル−オキシ)−アセトアミド、N−エチル−N−(
4−フルオロ−フェニル)−α−(3−メチルスルホニル−1,2,4−チアジ
アゾル−5−イル−オキシ)−アセトアミド及びN−エチル−N−(4−フルオ
ロ−フェニル)−α−(3−エチルスルホニル−1,2,4−チアジアゾル−5
−イル−オキシ)−アセトアミドを除いた、一般式(I)
式中、nは1または2の数を表わし、
R1は水素を表わすか、或いは各々の場合に随時置換されていてもよいアル
キル、アルケニル、アルキニルまたはアラルキルを表わし、
R2は各々の場合に随時置換されていてもよいアルキル、アルケニル、アル
キニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、アラルキル、
アリール、アルコキシ、アルケニルオキシまたはアルキニルオキシを表わすか、
或いは
R1及びR2はこれらのものが結合する窒素原子と一緒になって更にヘテロ原
子を含むことができ、かつこのものにベンゾ基を融合させ得る随時置換されてい
てもよい、飽和もしくは不飽和の窒素複素環を形成し、そして
R3は各々の場合に随時置換されていてもよいアルキル、アリールまたはア
リールアルキルを表わす、
の新規なアルキルスルフィニル−及びアルキルスルホニル−1,2,4−チアジ
アゾリルオキシアセトアミドが見い出された。
加えて、一般式(I)の新規なアルキルスルフィニル−及びアルキルスルホニ
ル−1,2,4−チアジアゾリルオキシアセトアミドは
(a)一般式(II)
式中、Xはハロゲンまたは基−S(O)n−R3を表わし、そして
n及びR3は上記の意味を有する、
の1,2,4−チアジアゾール誘導体を適当ならば希釈剤の存在下、適当ならば
酸結合剤の存在下及び適当ならば触媒の存在下で一般式(III)
式中、R1及びR2は上記の意味を有する、
のヒドロキシアセトアミドと反応させるか、或いは
(b)一般式(IV)
式中、R1、R2及びR3は請求の範囲第1項記載の意味を有する、
のアルキル(アリール−、アラルキル−)チオ−1,2,4−チアジアゾリルオ
キシアセトアミドを適当ならば触媒の存在下及び適当ならば希釈剤の存在下で酸
化剤と反応させる場合に得られることが見い出された。
最後に、一般式(I)の新規なアルキルスルフィニル−及びアルキルスルホニ
ル−1,2,4−チアジアゾリルオキシアセトアミドは興味ある除草特性を持つ
ことが見い出された。
ある場合に栽培された植物例えばワタに関して極めて良好な許容性を示す一方
、驚くべきことに式(I)の新規な化合物は、化学的に類似である公知の化合物
のN−イソプロピル−α−(3−メチルスルフィニル−1,2,4−チアジアゾ
ル−5−イル−オキシ)−アセトアニリドよりも防除が困難な雑草に対して実質
的に強い効果を示す。
本発明は好ましくは
nが1または2の数を表わし、
R1が水素またはC1〜C8−アルキル(随時フッ素、塩素、シアノまたはC1〜
C4−アルコキシで置換されていてもよい)を表わすか、C2〜C8−アルケニル
(随時フッ素及び/または塩素で置換されていてもよい)を表わすか、C2〜C8
−アルキニルを表わすか、或いはベンジルを表わし、
R2がC1〜C8−アルキル(随時フッ素、塩素、シアノまたはC1〜C4−アル
コキシで置換されていてもよい)またはC2〜C8−アルケニル(随時フッ素及び
/または塩素で置換されていてもよい)を表わすか、C2〜C8−アルキニルを表
わすか、C3〜C6−シクロアルキル(随時塩素及び/またはC1〜C3−アルキル
で置換されていてもよい)を表わすか、C5−もしくはC6−シクロアルケニルを
表わすか、ベンジル(随時フッ素、塩素及び/またはC1〜C4−アルキルで置換
されていてもよい)を表わすか、フェニル(随時フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、
シアノ、ニトロ、C1〜C4−アルキル、トリフルオロメチル、C1〜C4−アルコ
キシ及び/またはC1〜C4−アルキルチオで置換されていてもよい)を表わすか
、C1〜C8−アルコキシ(随時C1〜C4−アルコキシで置換されていてもよい)
を表わすか、或いはC3〜C4−アルケニルオキシを表わすか、或いは
R1及びR2がこれらのものが結合する窒素原子と一緒になって随時C1〜C3−
アルキルで1〜3置換されていてもよく、かつ随時ベンゾ融合されていてもよい
飽和もしくは不飽和の、5〜7員の窒素複素環を形成し、そして
R3がC1〜C8−アルキル(随時フッ素、塩素、臭素、シアノ、C1〜C4−ア
ルコキシ、ジオキソラニルまたはジオキサニルで置換されていてもよい)を表わ
すか、或いはフェニルまたはフェニル−C1〜C2−アルキル(各々の場合に随時
フッ素、塩素、臭素、シアノ、ニトロ、C1〜C4−アルキルまたはC1〜C4−ア
ルコキシで置換されていてもよい)を表わし、但し上に放棄される化合物を除く
式(I)の化合物に関する。
本発明は殊に、
nが1または2の数を表わし、
R1がメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−もしくはs−
ブチル、またはn−、i−もしくはs−ペンチル(各々の場合に随時フッ素、塩
素、シアノ、メトキシまたはエトキシで置換されていてもよい)を表わすか、或
いはプロペニル、ブテニル、プロピニルまたはブチニルを表わし、
R2がメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−もしくはs−
ブチル、n−、i−もしくはs−ペンチル、またはn−、i−もしくはs−ヘキ
シル(各々随時フッ素、塩素、シアノ、メトキシまたはエトキシで置換されてい
てもよい)を表わすか、プロペニル、ブテニル、ペンテニル、プロピニル、ブチ
ニルまたはペンチニルを表わすか、シクロペンチルまたはシクロヘキシル(各々
の場合に随時メチル及び/またはエチルで置換されていてもよい)を表わすか、
シクロヘキセニルを表わすか、ベンジル(随時フッ素、塩素及び/またはメチル
で置換されていてもよい)を表わすか、フェニル(各々の場合に随時フッ素、塩
素、臭素、シアノ、ニトロ、メチル、エチル、トリフルオロメチル、メトキシま
たはエトキシで置換されていてもよい)を表わすか、或いはメトキシ、エトキシ
、n−もしくはi−プロポキシ、n−、i−もしくはs−ブトキシ、またはn−
、i−もしくはs−ペンチルオキシ(各々の場合に随時メトキシまたはエトキシ
で置換されていてもよい)を表わすか、或いは
R1及びR2がこれらのものが結合する窒素原子と一緒になって随時メチル及び
/またはエチルで1〜3置換されていてもよいピペリジニルを表わすか、随時メ
チル及び/またはエチルで1または2置換されてい
てもよいピロリジニルを表わすか、パーヒドロアゼピニルを表わすか、或いは1
,2,3,4−テトラヒドロ(イソ)−キノリニルを表わし、そして
R3がメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしく
はt−ブチル、n−、i−、s−もしくはt−ペンチル(各々の場合に随時フッ
素、塩素、シアノ、メトキシまたはエトキシで置換されていてもよい)を表わす
か、或いはフェニルまたはベンジル(各々の場合に随時フッ素、塩素、シアノ、
メチルまたはメトキシで置換されていてもよい)を表わし、但し上に放棄される
化合物を除く式(I)の化合物に関する。
式(I)における基
の可能な意味の例を次の表1に示す。
上記の一般的な基の定義または好適な範囲において与えられるものは式(I)
の最終生成物及び対応する各々の場合に製造に対して必要とされる出発化合物ま
たは中間体の両方に適用される。
これらの基の定義はそれら自身間、即ちまた与えられる好適な化合物間で任意
に組み合わせ得る。
例えば、出発化合物として3−メチルスルフィニル−5−クロロ−1,2,4
−チアジアゾール及びN−メチルヒドロキシアセトアニリドを用いる場合、新規
な工程(a)における反応の径路は次式により概括し得る:
例えば、出発化合物としてN−シクロヘキシル−N−メチル−α−(3−メチ
ルチオ−1,2,4−チアジアゾル−5−イル−オキシ)−アセトアミド及び過
酸化水素を用いる場合、新規な工程(b)における反応の径路は次式により概括
し得る:
一般式(I)の化合物を製造するために新規な工程(a)において出発化合物
として用いる1,2,4−チアジアゾール誘導体は一般に式(II)により定義さ
れる。式(II)において、n及びR3は好ましくは、または殊にn及びR3に対し
て好適か、または殊に好適なものとして式(I)の化合物の記載に関連して既に
上に示された意味を有する。
化合物5−クロロ−3−メチルスルホニル−1,2,4−チアジアゾール及び
3,5−ビス−メチルスルホニル−1,2,4−チアジアゾールを除き[Che
m.Ber.97(1964)、225〜237;ドイツ国特許出願公開第1,
544,505号参照]、式(II)の出発化合物は文献中に未だ開示されておら
ず、そして上記化合物以外は同様に本出願の目的物の一部である。
式(II)の1,2,4−チアジアゾール誘導体は対応する式(V)
式中、R3及びXは上記の意味を有する、
のアルキルチオ化合物を適当ならば反応補助剤例えばタングステン酸ナ
トリウムまたは硫酸の存在下、及び適当ならば希釈剤例えば水、メタノール、ギ
酸及び/または酢酸の存在下にて0乃至150℃間の温度で酸化剤例えば過酸化
水素と反応させる場合に得られる(製造実施例参照)。
式(V)の先駆体は公知であり、そして/またはそれ自身公知である方法によ
り製造し得る[Chem.Ber.90(1957)、892〜901;同誌9
7(1964)、225〜237;東ドイツ国特許出願公開第221,060号
;製造実施例参照]。
式(I)の化合物を製造するために新規な工程(a)において出発化合物とし
て更に用いるヒドロキシアセトアミドは一般に式(III)により定義される。
式(III)において、R1及びR2は好ましくは、または殊にR1及びR2に対し
て好適か、または殊に好適なものとして式(I)の新規な化合物の記載に関連し
て既に上に示された意味を有する。
式(III)のヒドロキシアセトアミドは公知であり、そして/またはそれ自身
公知である方法により製造し得る(米国特許第4,509,971号及び同第4
,645,525号;並びに加えて同第4,334,073号、ドイツ国特許出
願公開第3,038,598号、同第3,038,636号、ヨーロッパ特許出
願公開第37,526号、同第348,737号及びドイツ国特許出願公開第3
,819,477号参照)。
一般式(I)の化合物を製造するために新規な工程(b)において出発化合物
として用いるアルキル(アリール−、アラルキル−)チオ−1,2,4−チアジ
アゾリルオキシアセトアミドは一般に式(IV)により定義される。式(IV)にお
いて、R1、R2及びR3は好ましくは、または殊にR1、R2及びR3に対して好適
か、または殊に好適なものとし
て式(I)の化合物の記載に関連して既に上に示された意味を有する。
式(IV)の出発化合物は公知であり、そして/またはそれ自身公知である方法
により製造し得る(ヨーロッパ特許出願公開第018,497号及び同第029
,171号参照)。
式(I)の新規なアルキルスルフィニル−及びアルキルスルホニル−1,2,
4−チアジアゾリルオキシアセトアミドを製造するための新規な工程(a)は好
ましくは希釈剤を用いて行う。これらの希釈剤には好ましくは炭化水素例えばト
ルエン、キシレンまたはシクロヘキサン、ハロゲノ炭化水素例えば塩化メチレン
、塩化エチレン、クロロホルムまたはクロロベンゼン、エーテル例えばジエチル
エーテル、ジプロピルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、
ジイソブチルエーテル、グリコールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン及び
ジオキサン、アルコール例えばメタノール、エタノール、プロパノール、イソプ
ロパノール、ブタノール、イソブタノール、s−ブタノールまたはt−ブタノー
ル、ケトン例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソプロピルケトン及
びメチルイソブチルケトン、エステル例えば酢酸メチル及び酢酸エチル、アミド
例えばジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド及びN−メチル−ピロリド
ン、ニトリル例えばアセトニトリル及びプロピオニトリル、スルホキシド例えば
ジメチルスルホキシド、並びにまた水または水性塩溶液が含まれる。
これに関して、用いる塩は好ましくはアルカリ金属またはアルカリ土金属の塩
化物または硫酸塩例えば塩化ナトリウム、塩化カリウムまたは塩化カルシウムで
ある。塩化ナトリウムが殊に好ましい。
新規な工程(a)は酸結合剤を用いて行うことが有利である。好適に
用いるものは強塩基性アルカリ金属及びアルカリ土金属化合物例えば酸化物例え
ば酸化ナトリウム、カリウム、マグネシウム及びカルシウム、水酸化物例えば水
酸化ナトリウム、カリウム、マグネシウム及びカルシウム、アルコラート例えば
ナトリウム及びカリウムt−ブチラート並びに/または炭酸塩例えば炭酸ナトリ
ウム、カリウム、マグネシウム及びカルシウムである。
0.01〜10重量%[用いる式(III)のグルコールアミンをベースとして
]の相間移動触媒の添加がある場合に有利であることを見い出し得る。挙げ得る
:
塩化テトラブチルアンモニウム、臭化テトラブチルアンモニウム、臭化トリブ
チルメチルホスホニウム、塩化トリメチル−C13/C15−アルキル−アンモニウ
ム、メチル硫酸ジベンジルジメチルアンモニウム、塩化ジメチル−C12/C14−
アルキル−ベンジルアンモニウム、水酸化テトラブチルアンモニウム、18−ク
ラウン−6、塩化トリエチルベンジルアンモニウム、塩化トリメチルベンジルア
ンモニウム及び臭化テトラエチルアンモニウム。
新規な工程(a)において、反応温度は比較的広い範囲にわたって変え得る。
一般に、本法は−50乃至110℃間、好ましくは−20乃至80℃間の温度で
行う。
一般に、新規な工程(a)は標準的な圧力下で行うが;約0.1乃至10バー
ル間の昇圧または減圧下でも行い得る。
一般に、新規な工程(a)を行うために、式(II)の1,2,4−チアジアゾ
ール誘導体1モル当り0.5〜5モル、好ましくは0.8〜1.5モルの式(II
I)のヒドロキシアセトアミドを用いる。反応成分はい
ずれの順序でも一緒に加え得る。各々の場合に、反応が完了するまで反応混合物
を撹拌し、そして常法に従って処理を行う(製造実施例参照)。
式(I)の化合物を製造するための新規な工程(b)は酸化剤を用いて行う。
有機スルフィド(チオエーテル)を対応するスルホキシドまたはスルホンに酸化
するに適する通常の化学薬品はこれに関連する使用に適する。挙げ得る適当な酸
化剤の例には次のものがある:過酸化水素(H2O。)、過ギ酸、過酢酸、過プロ
ピオン酸、過安息香酸及び3−クロロ−過安息香酸、並びに塩素または次亜塩素
酸及びそのアルカリ金属またはアルカリ土金属塩。
新規な工程(b)は随時触媒の存在下で行う。これに関して元素の周期表の第
IV、V及びVI亜族の金属の塩を触媒として好ましく用いる。挙げ得るこれらの触
媒の例には(メタ)バナジン酸ナトリウム、モリブデン酸ナトリウム及びタング
ステン酸ナトリウムがある。
新規な工程(b)は好ましくは希釈剤を用いて行う。酸化反応に通常である有
機溶媒が水と共にこれに関する希釈剤としての使用に適する。これらの溶媒には
好ましくは塩素化された炭化水素例えば塩化メチレン、塩化エチレン、クロロホ
ルム、テトラクロロメタン、1,1,2−トリクロロエタン、クロロベンゼン及
びo−ジクロロベンゼン、アルコール例えばメタノール、エタノール、プロパノ
ール、イソプロパノール、ブタノール、イソブタノール及びs−ブタノール、並
びにカルボン酸例えばギ酸、酢酸及びプロピオン酸が含まれる。
新規な工程(b)において、反応温度は比較的広い範囲にわたって変え得る。
一般に、本法は−20乃至60℃間、好ましくは0乃至40℃間の温度で行う。
一般に、新規な工程(b)は標準的な圧力下で行う。しかしながらまた、一般
に0.1乃至10バール間の昇圧または減圧下で行うことができる。
一般に、新規な工程(b)を行うために、式(II)の出発化合物1モル当り1
乃至10モル間、好ましくは1乃至5モル間の酸化剤及び適当ならば0.001
乃至0.1モル間、好ましくは0.01乃至0.05モル間の触媒を用いる。
新規な工程(b)の好適な具体例において、式(II)の出発化合物及び適当な
らば触媒を最初に希釈剤中に導入し、そして酸化剤を撹拌しながら徐々に計量導
入する。反応が完了するまで反応混合物を撹拌し、次に処理を常法で行う(製造
実施例参照)。
新規な活性化合物は、落葉剤、乾燥剤、広葉樹の破壊剤及び、特に殺雑草剤と
して使用することができる。雑草とは、最も広い意味において、植物を望まない
場所に生長するすべての植物を意味する。本発明による物質は、本質的に使用量
に依存して完全除草剤または選択的除草剤として作用する。
本発明による化合物は、例えば、次の植物に関連して使用することができる:次の属の双子葉雑草
:カラシ属(Sinapis)、マメグンバイナズナ属(Lepidium)、
ヤエムグラ属(Galium)、ハコベ属(Stellaria)、シカギク属(Matricaria)、カミ
ツレモドキ属(Anthemis)、ガリンソガ属(Galinsoga)、アカザ属(Chenopodium)、
イラクサ属(Urtica)、キオン属(Senecio)、ヒユ属(Amaranthus)、スベリヒユ属(
Portulaca)、オナモミ属(Xanthium)、ヒルガオ属(Convolvulus)、サツマイモ属(
Ipomoea)、
タデ属(Polygonum)、セスバニア属(Sesbania)、オナモミ属(Ambrosia)、アザミ
属(Cirsium)、ヒレアザミ属 (Carduus)、ノゲシ属(Sonchus)、ナス属(Solanum)
、イヌガラシ属(Rorippa)、キカシグサ属(Rotala)、アゼナ属(Lindernia)、ラミ
ウム属(Lamium)、クワガタソウ属(Veronica)、イチビ属(Abutilon)、エメクス属
(Emex)、チョウセンアサガオ属(Datura)、スミレ属(Viola)、チシマオドリコ属(
Galeopsis)、ケシ属(Papaver)、センタウレア属(Centaurea)ツメクサ属(Trif
olium)、キツネノボタン属(Ranunculus)及びタンポポ属(Taraxacum)。次の属の双子葉栽培植物
:ワタ属(Gossypium)、ダイズ属(Glycine)、フダンソウ
属(Beta)、ニンジン属(Daucus)、インゲンマメ属(Phaseolus)、エンドウ属(Pisu
m)、ナス属(Solanum)、アマ属(Linum)、サツマイモ属(Ipomoea)、ソラマメ属(Vi
cia)、タバコ属(Nicotiana)、トマト属(Lycopersicon)、ラツカセイ属(Arachis)
、アブラナ属(Brassica)、アキノノゲシ属(Lactuca)、キユウリ属(Cucumis)及び
ウリ属(Cucurbita)。次の属の単子葉雑草
:ヒエ属(Echinochloa)、エノコログサ属(Setaria)、キビ属
(Panicum)、メヒシバ属(Digitaria)、アワガリエ属(Phleum)、スズメノカタビラ
属(Poa)、ウシノケグサ属(Festuca)、オヒシバ属(Eleusine)、ブラキアリア属(B
rachiaria)、ドクムギ属(Lolium)、スズメノチヤヒキ属(Bromus)、カラスムギ属
(Avena)、カヤツリグサ属(Cyperus)、モロコシ属(Sorghum)、カモジグサ属(Agro
pyron)、シノドン属(Cynodon)、ミズアオイ属(Monochoria)、テンツキ属(Fimbri
stylis)、オモダカ属(Sagittaria)、ハリイ属(Eleocharis)
、ホタルイ属(Scirpus)、パスパルム属(Paspalum)、カモノハシ属(Ischaemum)、
スフエノクレア属(Sphenoclea)、ダクチロクテニウム属(Dactyloctenium)、ヌカ
ボ属(Agrostis)、スズメノテツポウ属(Alopecurus)及びアペラ属(Apera)。次の属の単子葉栽培植物
:イネ属(Oryza)、トウモロコシ属(Zea)、コムギ属(Tri
ticum)、オオムギ属(Hordeum)、カラスムギ属(Avena)、ライムギ属(Secale)、
モロコシ属(Sorghum)、キビ属(Panicum)、サトウキビ属(Saccharum)、アナナス
属(Ananas)、クサスギカズラ属(Asparagus)およびネギ属(Allium)。
しかしながら、本発明による活性化合物の使用はこれらの属にまったく限定さ
れず、同じ方法で他の植物に及ぶ。
化合物は、濃度に依存して、例えば工業地域及び鉄道線路上、樹木が存在する
か或いは存在しない道路及び広場上の雑草の完全防除に適する。同等に、化合物
は多年生栽培植物、例えば造林、装飾樹木、果樹園、ブドウ園、かんきつ類の木
立、クルミの果樹園、バナナの植林、コーヒーの植林、茶の植林、ゴムの木の植
林、油ヤシの植林、カカオの植林、小果樹の植え付け及びホップの栽培植物の中
の雑草の防除に、そして1年生栽培植物中の雑草の選択的防除に使用することが
できる。
式(I)の新規な化合物は特に発芽前及び発芽後法により双子葉の栽培植物に
おける単子葉及び双子葉の雑草の選択的防除に殊に適している。
本活性化合物は普通の組成物例えば、溶液、乳液、水和剤、懸濁剤、粉末、泡
沫剤、塗布剤、可溶性粉末、顆粒、懸濁−乳化濃厚剤、活性化合物を含浸させた
天然及び合成物質、及び重合物質中の極く細かいカプセルに変えることができる
。
これらの組成物は公知の方法において、例えば活性化合物を伸展剤、即ち液体
溶媒及び/または固体の担体と随時表面活性剤、即ち乳化剤及び/または分散剤
及び/または発泡剤と混合して製造される。
また伸展剤として水を用いる場合、例えば補助溶媒として有機溶媒を用いるこ
ともできる。液体溶媒として、主に、芳香族炭化水素例えばキシレン、トルエン
もしくはアルキルナフタレン、塩素化された芳香族もしくは塩素化された脂肪族
炭化水素例えばクロロベンゼン、クロロエチレンもしくは塩化メチレン、脂肪族
炭化水素例えばシクロヘキサン、またはパラフィン例えば鉱油留分、鉱油及び植
物油、アルコール例えばブタノールもしくはグリコール並びにそのエーテル及び
エステル、ケトン例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ンもしくはシクロヘキサノン、強い有極性溶媒例えばジメチルホルムアミド及び
ジメチルスルホキシド並びに水が適している。
固体の担体として、例えばアンモニウム塩及び粉砕した天然鉱物、例えばカオ
リン、クレイ、タルク、チョーク、石英、アタパルジャイト、モントモリロナイ
ト、またはケイソウ土並びに粉砕した合成鉱物例えば高度に分散性ケイ酸、アル
ミナ及びシリケートが適している;粒剤に対する固体の担体として、粉砕し且つ
分別した天然岩、例えば方解石、大理石、軽石、海泡石及び白雲石並びに無機及
び有機のひきわり合成顆粒及び有機物質の顆粒例えばおがくず、やしがら、トウ
モロコシ穂軸及びタバコの茎が適している;乳化剤及び/または発泡剤として非
イオン性及び陰イオン性乳化剤例えばポリオキシエチレン−脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレン脂肪族アルコールエーテル例えばアルキルアリールポリグリコ
ールエーテル、アルキルスルホネート、アルキルスルフェート、
アリールスルホネート並びにアルブミン加水分解生成物が適している;分散剤と
して、例えばリグニンスルファイト廃液及びメチルセルロースが適している。
接着剤例えばカルボキシメチルセルロース並びに粉状、粒状またはラテックス
状の天然及び合成重合体例えばアラビアゴム、ポリビニルアルコール及びポリビ
ニルアセテート並びに天然リン脂質例えばセフアリン及びレシチン、及び合成リ
ン脂質を組成物に用いることができる。更に添加剤は鉱油及び植物油であること
ができる。
着色剤例えば無機顔料、例えば酸化鉄、酸化チタン及びプルシアンブル−並び
に有機染料例えばアリザリン染料、アゾ染料及び金属フタロシアニン染料、及び
微量の栄養剤例えば鉄、マンガン、ホウ素、銅、コバルト、モリブテン及び亜鉛
の塩を用いることができる。
調製物は一般に活性化合物0.1乃至95重量%間、好ましくは0.5乃至9
0重量%間を含有する。
また新規な活性化合物は、そのまま或いはその調製物の形態において、公知の
除草剤との混合物として雑草を防除するために用いることができ、仕上げた配合
物または槽混合が可能である。
混合物に適する除草剤には公知の除草剤例えばアニリド例えばジフルフェニカ
ン及びプロパニル;アリールカルボン酸例えばジクロロピコリン酸、ジカンバ及
びピコロラム;アリールオキシアルカン酸例えば2,4−D、2,4−DB、2
,4−DP、フルロキシピル、MCPA、MCPP及びトリクロピル;アリール
オキシ−フェノキシ−アルカン酸エステル例えばジクロホップ−メチル、フェノ
キサプロップ−エチル、フルアジホップ−ブチル、ハロキシホップ−メチル及び
キザロホップ−エ
チル;アジノン例えばクロリダゾン及びノルフルラゾン;カルバメート例えばク
ロルプロファム、デスメジファム、フェンメジファム及びプロファム、クロロア
セトアニリド例えばアラクロル、アセトクロル、ブタクロル、メタザクロル、メ
トラクロル、プレチラクロル及びプロパクロル;ジニトロアニリン例えばオリザ
リン、ペンジメタリン及びトリフルラリン;ジフェニルエステル例えばアシフル
オルフェン、ビフェノックス、フルオログリコフェン、ホメサフェン、ハロサフ
ェン、ラクトフェン及びオキシフルオルフェン;ウレア例えばクロルトルロン、
ジウロン、フルオメツロン、イソプロツロン、リヌロン及びメタベンズチアズロ
ン;ヒドロキシルアミン例えばアロキシジム、クレトジム、シクロキシジム、セ
トキシジム及びトラルコキシジム;イミダゾリノン例えばイマゼタピル、イマザ
メタベンズ、イマザピル及びイマザキン;ニトリル例えばブロモキシニル、ジク
ロベニル及びイオキシニル;オキシアセトアミド例えばメフェナセット;スルホ
ニルウレア例えばアミドスルフロン、ベンスルフロン−メチル、クロリムロン−
エチル、クロルスルフロン、シノスルフロン、メトスルフロン−メチル、ニコス
ルフロン、プリミスルフロン、ピラゾスルフロン−エチル、チフェンスルフロン
−メチル、卜リアスルフロン及びトリベヌロン−メチル;チオカルバメート例え
ばブチレート、シクロエート、ジ−アレート、EPTC、エスプロカルブ、モリ
ネート、プロスルホカルブ、チオベンカルブ及びトリ−アレート;トリアジン例
えばアトラジン、シアナジン、シマジン、シメトリン、ターブトリン及びターブ
チラジン;トリアジノン例えばヘキサジノン、メタミトロン及びメトリブジン;
他のもの例えばアミノトリアゾール、ベンフレセート、ベンタゾン、シンメチリ
ン、クロマゾン、クロピラリド、
ジフェンゾクアット、ジチオピル、エトフメセート、フルオロクロリドン、グル
ホシネート、グリホセート、イソキサベン、ピリデート、キンクロラック、キン
メラック、スルホセート及びトリジファンがある。
また他の公知の新規な活性化合物、例えば殺菌・殺カビ剤(fungicides)、殺
虫剤(insecticides)、殺ダニ剤(acaricides)、殺線虫剤(nematicides)、
小鳥忌避剤、植物栄養剤及び土壌改良剤との混合物が可能である。
本活性化合物はそのままで、或いはその配合物の形態またはその配合物から更
に希釈して調製した使用形態、例えば調製済液剤、懸濁剤、乳剤、粉剤、塗布剤
及び粒剤の形態で使用することができる。これらのものは普通の方法で、例えば
液剤散布(watering)、スプレー、アトマイジング(atomising)または粒剤散
布(scattering)によって施用される。
新規な活性化合物は植物の発芽の前または後に施用することができる。またこ
れらのものは種子をまく前に土壌中に混入することができる。
用いる活性化合物の量は比較的広い範囲内で変え得る。この量は本質的に所望
の効果の特性に依存する。一般に、施用の割合は土壌表面1ヘクタール当り活性
化合物10g乃至10kg間、好ましくは50g乃至5kg間である。
新規な化合物の製造及び使用は次の実施例から知り得る。
【実施例】
製造実施例:
実施例1
3,5−ビス−メチルスルホニル−1,2,4−チアジアゾール3.6g(1
5ミリモル)をヒドロキシアセト−2−エチル−ピペリジン2.6g(15ミリ
モル)と一緒にアセトン40mlに溶解した。このものに水3.3ml中の水酸
化ナトリウム0.6gの溶液を20℃で滴加した。反応混合物を−15℃で12
時間撹拌した。次にこのものを水でその2倍容量に希釈し、そして全体をクロロ
ホルムと共に振盪した。有機相を分別し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして濾過
した。溶媒を水流ポンプの真空下で濾液から注意して留去した。
スルホニル−1,2,4−チアジアゾル−5−イル−オキシ)−アセト−2−エ
チルピペリジン4.8g(理論値の77%)が得られた。
実施例2
α−(3−メチルチオ−1,2,4−チアジアゾル−5−イル−オキシ)−ア
セト−N−メチル−アニリド29.5g(0.10モル)を塩化メチレン50m
lに溶解した。水100mlを加えた後、塩素17.75g(0.25モル)を
撹拌しながら約3時間内に通した。次に有機
相を分別し、水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして濾過した。溶媒を水
流ポンプの真空下で濾液から留去し、そして残渣を少量のメタノールと共に撹拌
し;結晶性生成物を吸引濾過により単離した。
融点82℃のα−(3−メチルスルホニル−1,2,4−チアジアゾル−5−
イル−オキシ)−アセト−N−メチル−アニリド7.0g(理論値の21%)が
得られた。
また次の表2に示す式(I)の化合物を例えば製造実施例1及び2と同様に、
そして新規な製造方法の一般的記載に従って製造することができた。
式(II)の出発化合物:
実施例(II−1)
5−クロロ−3−メチルチオ−1,2,4−チアジアゾール148g(0.7
3モル)をメタノール500ml及び濃硫酸23gからなる混合物に溶解し、そ
して全体を還流下で加熱した。次に過酸化水素の30%水溶液90.6g(H2
O20.80モル)を滴加した。反応混合物を還流下で3時間加熱した。次にこ
のものを濃縮し、そして残渣をクロロホルム/水と共に振盪し;有機相を炭酸水
素ナトリウム溶液及び次に水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、そして濾過し
た。溶媒を水流ポンプの真空下で濾液から注意して留去した。
融点72℃を有する5−クロロ−3−メチルスルフィニル−1,2,4−チア
ジアゾール113g(理論値の85%)が結晶性生成物として得られた。
例えば次の化合物を実施例(II−1)と同様に製造することができた:
3−エチルスルフィニル−、3−n−プロピル−スルフィニル−、3−i−プ
ロピル−スルフィニル−、3−n−ブチル−スルフィニル−、3−i−ブチル−
スルフィニル−、3−s−ブチル−スルフィニル−、3−ベンジル−スルフィニ
ル−、3−(2−クロロ−ベンジル)−スルフィニル−、3−(3−クロロ−ベ
ンジル)−スルフィニル−、3−(4−クロロ−ベンジル)−スルフィニル−、
3−(3−トリフルオロメチル−ベンジル)−スルフィニル−及び3−(4−ト
リフルオロメチル−
ベンジル)−スルフィニル−5−クロロ−1,2,4−チアジアゾール。
実施例(II−2)
2,5−ビス−エチルチオ−1,2,4−チアジアゾール105g(0.5モ
ル)及びタングステン酸ナトリウム3.5gを最初に酢酸260ml中に導入し
、そして過酸化水素の30%水溶液475ml(H2O25.5モル)を20〜3
0℃及び約90分以内で滴加した。反応混合物を20℃で5時間撹拌し、次に水
2.5lで徐々に希釈した。この工程中に結晶状態で生じた生成物を吸引濾過に
より単離した。
融点42℃を有する2,5−ビス−エチルスルホニル−1,2,4−チアジア
ゾール100g(理論値の74%)が得られた。
また次の表3に示す式(II)の化合物を例えば実施例(II−2)と同様に製造
することができた。
施用例:
下に示す施用例において、次の化合物を比較に用いた:
N−イソプロピル−N−フェニル−α−(3−メチルスルフィニル−1,2,
4−チアジアゾル−5−イル−オキシ)−アセトアミド(ヨーロッパ特許出願公
開第348,737号/LeA 26031、実施例28参照)。実施例A
発芽前試験
溶 媒: アセトン 5重量部
乳化剤: アルキルアリールポリグリコールエーテル 1重量部
活性化合物の適当な調製物を製造するために、活性化合物1重量部を上記量の
溶媒と混合し、上記量の乳化剤を加え、この濃厚物を水で希釈して所望の濃度に
した。
試験植物の種子を通常の土壌中にまき、24時間後、活性化合物の調製物を液
剤散布した。単位面積当りの水の量を一定に保持することが適当である。調製物
中の活性化合物の濃度は重要ではなく、単位面積当り施用した活性化合物の量の
みが決めてとなる。3週間後、植物に対する損傷の程度を、未処理対照植物の発
育と比較して、%損傷として評価した。数字は次を意味する:
0%=作用なし(未処理対照と同様)
100%=全て撲滅
この試験において、製造実施例1、5、6、7、8、9、11、12、14、
17、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、
30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、41及び42
による化合物は例えば公知の化合物Aより雑草に対する実質的に強い効果を示し
(表A参照)、一方栽培植物例えば大豆には極めて良好な許容性がある。
追加の新規な活性化合物及びその施用割合、並びに用いた試験植物及び試験結
果を次の表Bに示し;またこの表中の実施例番号は上の表2に示される製造実施
例に対応する。
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(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA,
CN,CZ,FI,HU,JP,KR,KZ,LK,M
X,NO,NZ,PL,RO,RU,SK,UA,US
(72)発明者 ドリンガー,マルクス
ドイツ連邦共和国デー−51381レーフエル
クーゼン・ブルシヤイダーシユトラーセ
154ベー