JPH09511316A - 連続キャスタ内におけるブロックの固定及び調整 - Google Patents

連続キャスタ内におけるブロックの固定及び調整

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JPH09511316A
JPH09511316A JP7525785A JP52578595A JPH09511316A JP H09511316 A JPH09511316 A JP H09511316A JP 7525785 A JP7525785 A JP 7525785A JP 52578595 A JP52578595 A JP 52578595A JP H09511316 A JPH09511316 A JP H09511316A
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JP7525785A
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ルギンビュール、エリッヒ
ヴィッチ、マルセル
チュルヒャー、エルンスト
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ラウエナー エンジニアリング リミテッド
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    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0608Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars formed by caterpillars

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Abstract

(57)【要約】 本発明はブロック(30)をビーム・チェーン(170)内の所定位置へ固定し、かつブロック(30)の位置を調整する方法及び装置を含む。特に、本発明の装置はブロック(30)をビーム・チェーン(170)内の所定位置へ固定する固定装置(60,150)と、ビーム・チェーン(170)内におけるブロック(30)の物理的位置を調整及び維持する少なくとも1つの装置(410,420,500)とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】 連続キャスタ内におけるブロックの固定及び調整 発明の分野 本発明は連続キャスタ(Continuous caster)内におけるブロックの固定及び 調整を行う方法及び装置に関する。特に、本発明は連続ブロック・キャスタ(Co ntinuous block caster)内においてブロックを迅速、かつ確実に所定位置へ固 定し、さらには同ブロックの位置を確実、かつ正確に調整する方法及び装置に関 する。 発明の背景 溶融金属をストリップ、シート及びスラブへそれぞれ連続的に鋳造することは 、ブロック鋳造(Block casting)と称される工程によって行われている。本明 細書において使用する“金属”という用語はアルミニウム、鉄、スチール、銅、 亜鉛、マンガン、マグネシウム、ニッケル及びこれらの合金を含む可鋳金属を意 味する。しかし、同金属という用語はこれらの金属に限定されるものではない。 連続ブロック・キャスタは金属ストリップの製造に特に効果的である。連続ブロ ック・キャスタの使用は、鋳造物の所望の厚さ及び微細構造を実現すべく繰り返 される熱間圧延及び冷間圧延を要する大型インゴットの鋳造の必要がなくなる。 更に、連続ブロック鋳造法の使用は、金属ストリップを形成する他の方法より更 に簡単に鋳造中のストリップの幅を制御し得る。 ブロック鋳造法において、金属は2つの無端二重反転ビーム・チェーン(Endl ess,counter-rotating beam chains)からなる連続的に移動する型組立体内へ溜 堰から供給される。無端ビーム・チェーンは鋳造ループを形成すべく互いに結合 された幾つかの“ブロック”を有し、キャタピラ・トラック状をなすチェーン組 立体を形成している。ビーム・チェーンは互いに隣接して配置され、かつ鋳造方 向(Casting direction)へ同期して移動する。更に、型穴は鋳造方向に直交す る方向への溶融金属の移動を防止すべくサイド・ダム・システム(Side dam system)を用いて形成し得る。別の実施の形態において、ブロックは溶融金属の 流出を防止する側壁等の機構を有し得る。溶融金属が移動中の型と接触した場合 、複数のブロック、サイド・ダム(サイド・ダムを有する場合のみ)及び溶融金 属の間において伝熱が起きる。これは溶融金属の固化を招来する。 殆ど全てのブロック・キャスタ内において、ブロックは“支持ビーム”構造体 に結合されている。支持ビーム構造体はブロックからの伝熱及びブロックの熱変 形が比較的小さなオペレーティング公差を要するガイドウェイ・トラック及び駆 動システム等、他のキャスタ組立体の性能に及ぼす影響の阻止を補助する。例え ば、ラウエナー エンジニアリング リミテッドへ譲渡されたラウエナーによる 米国特許第3,570,586号は金属ストリップを鋳造するキャタピラ・モル ド式鋳造装置(Caterpillar mold-type casting apparatus)を開示している。 同装置はキャスタ・ガイドウェイ及び駆動システムに対する冷却ブロック(Chil ling blocks)からの伝導性に基づく伝熱を排除するブロック固定装置としてボ ルトを使用している。 連続キャスタ内のブロックは自身の鋳造面(Casting surface)の磨耗により 定期的な交換を必要とする。更に、ブロックは鋳造ループ内を移動する際に生じ る熱応力及び物理的応力により磨耗する。これはクラックが生じたブロックまた は変形ブロックの形成を招来し、鋳造物の品質を低下させる。ビーム・チェーン 内の各ブロックを交換するために、連続鋳造オペレーションを中止する必要があ る。ブロック交換のための連続キャスタの連続停止は望ましくない休止時間及び 生産量の低下を招来する。例えば、64個のブロックを有する一般的なブロック ・キャスタでは、64個の全ブロックを4〜6週間の連続オペレーション後に交 換する必要があり得る。従って、連続キャスタ内におけるブロックの交換を迅速 に実行することが望ましい。 一般的に、ボルトをブロックの固定に使用する装置は各ブロックの迅速な交換 を許容しない。これに代えて、石川島播磨重工業株式会社及び日本鋼管株式会社 に譲渡されたタカハシ他による米国特許第4,784,210号は連続ブロック ・キャスタ内におけるブロックの取付け及び交換を行う方法を開示している。タ カハシ他が開示する装置はキャリアに結合された複数のクランプからなる。そし て、キャリアはブロックの側部に位置するステップに直接締め付けられている。 更に、タカハシ他はブロックの両側部に位置する各クランプを付勢バネに結合さ せることを開示している。クランプはブロックの両側にそれぞれ位置する複数の ピストン・ロッドを使用してトラックからブロックを取り外すべく収縮可能であ る。しかし、タカハシ他が開示する方法は大量の移動部品を使用しており、さら には複数のブロック固定装置を同時に解放するための一点操作(Single point o peration)を許容しない。更に、タカハシ他が使用するクランプはブロックに直 接接触しており、ブロックの熱負荷後に同ブロックまたは支持構造体の望ましく ない変形を招来し得る。 ブロックを固定する方法及び装置に加え、ビーム・チェーン内における各ブロ ックの位置決めを制御することが望ましい。各ブロックが必要とする位置決めは 鋳造形態等に依存し得る。しかし、一般的に各ブロックの鋳造面と、鋳造領域内 のブロック間とにおいて平面をそれぞれ形成する必要がある。しかし、熱変形及 び機械的変形はブロックが鋳造ループ内を移動する際に生じ得る。更に、幾つか の鋳造形態では、キャスタ内での使用に必要とされる耐性を有するブロックを経 済的に形成できない。これらの理由から、各ブロックの位置決めを調整可能とす ることが望ましい。 連続キャスタ内におけるブロックの位置調整に使用可能な3つの種類の調整が 実質的に存在する。各ブロックを鋳造方向(x方向)と、同鋳造方向に直交する 方向(y方向)と、鋳造方向に対して垂直をなす方向(z方向)とへ調整可能に することが望ましい。これらの調整は鋳造物の品質を低下させ、かつ同鋳造物を 損傷させ得る望ましくない間隙及び“ステップ”が鋳造領域内のブロック間に形 成されることの防止を補助する。更に、これらの調整は互いに隣接するブロック が鋳造領域内を移動する際に生じ得る同ブロック間の不必要な接触を防止するこ とにより、ブロックの早期磨耗の防止を補助する。 ブロックを連続キャスタ内に固定し、かつ調整する従来の方法及び装置はブロ ックの迅速な交換に関する効果が制限されている。ブロック調整の一般的な方法 は不安定であり、かつ信頼性が低いうえ、強力な調整力を必要とし得るとともに 、高精度での実現が不可能である。従って、高い信頼性を伴う再現可能な効果的 制御を有する調整方法及び調整装置を提供することが望ましい。 ブロックに対する調整を最小限の調整力を用いて迅速、かつ正確に実施し得る ことが望ましい。調整はキャスタの長期にわたるオペレーションにおいて変化し ない十分な信頼性及び安定性を有する必要がある。鋳造中におけるブロックの移 動により、同ブロックは隣接するブロックに対して不必要な接触を行い得る。更 に、調整はブロック間に存在するブロック間ステップ(Block-to-block step) での鋳造中における“ブロック・レベル・ドリフト(Block level drift)”と 称される変化を防止する必要がある。鋳造中におけるブロック・レベル・ドリフ トはブロック表面と、鋳造中の金属との間における伝熱を制限する断熱ガス・ポ ケットの形成を招来し得る。 発明の概要 本発明は連続キャスタのビーム・チェーン内におけるブロックの迅速、かつ確 実な固定を行う方法及び装置を提供する。本発明に基づく方法及び装置は鋳造に おけるキャスタ休止時間及び作業員の損失の低減を補助し得る。本発明の方法及 び装置は実質的に少ない数量の可動部品を使用するとともに、ブロックの固定及 びブロックの解放を行うための一点操作を提供可能である。 本発明は実質的に最小限の調整力を用いた迅速、かつ正確なブロックの調整を 行う方法及び装置を提供する。本発明はx方向、y方向及びz方向におけるブロ ックの位置の調整及び維持を行う方法及び装置を提供する。本発明はビーム・チ ェーン内におけるブロックの確実、かつ安定した調整を行う方法及び装置を提供 する。本発明は鋳造中におけるブロック・レベル・ドリフトを実質的に防止し、 かつブロックの早すぎる磨耗の防止の補助が可能な方法及び装置を提供する。更 に、本発明の方法及び装置は連続キャスタに対する損傷の防止を補助し得る。 本発明はブロック組立体及び支持ビームに取付けられた複数の不連続な固定装 置を使用することにより、連続キャスタのビーム・チェーン内においてブロック 組立体を支持ビームに固定する装置を提供する。これら複数の不連続な固定装置 は力を一点へ作用させることにより駆動し得る。不連続な固定装置は挿入装置及 び受入れ装置、より詳細にはピン装置及びラッチ・ボルト装置であり得る。例え ば、固定装置の駆動はラッチ装置をピン装置に対して係合させることにより行い 得る。これにより、ラッチ装置は支持ビームをブロック組立体に固定すべくピン 装置に対して付勢力を提供する。 本発明はx方向、y方向及びz方向におけるブロックの位置を独立して維持及 び調整する装置を提供する。更に詳細には、少なくとも1つの固定キー装置をx 方向におけるブロックの位置を調整及び維持するために提供可能であり、さらに は少なくとも1つの固定キー装置をy方向におけるブロックの位置を調整及び維 持するために提供可能であり、そして少なくとも1つのz方向調整装置をz方向 におけるブロックの位置を調整及び維持するために提供可能である。 本発明は本発明のブロック固定装置及びブロック調整装置の使用方法を提供す る。 図面の簡単な説明 図1は本発明の実施の形態に基づく装置の斜視図であり、ブロック組立体のブ ロック保持プレート上に取付けられた挿入装置を示す。 図2は本発明の実施の形態に基づく装置の分解斜視図であり、支持ビーム内に 取付けられた受入れ装置を示す。 図3は本発明の実施の形態に基づく装置のx方向における断面図であり、ブロ ック固定と、係合を解除した状態にある固定装置とを示す。 図4は図3に示す本発明の実施の形態に基づく装置の別の断面図であり、固定 装置は係合した状態にある。 図5は本発明の実施の形態に基づく装置のx方向における断面図であり、複数 の不連続な固定装置を使用してブロック組立体を支持ビームへ固定する様子を示 す。 図6は本発明の実施の形態に基づく装置の断面図であり、ブロックの位置の調 整を示す。 図7は本発明の実施の形態に基づく装置のx方向における断面図であり、ブロ ックの位置の調整を示す。 図8は本発明の実施の形態に基づく別の装置の断面図であり、z方向における ブロックの位置の調整を示す。 発明の詳細な説明 本発明はブロックをビーム・チェーン内の所定位置へ固定する方法及び装置と 、ブロックの位置を調整及び維持する方法及び装置とを含む。特に、本発明の装 置はブロックをビーム・チェーン内の所定位置へ固定する固定装置と、ビーム・ チェーン内におけるブロックの物理的位置を調整及び維持する装置とを有する。 ブロックをビーム・チェーン内へ固定する装置は挿入装置及び受入れ装置を有し 得る。ブロックをビーム・チェーン内へ固定する装置はピン装置及びラッチ装置 を含み得ることが好ましい。ブロックの位置を調整及び維持する装置はx方向、 y方向及びz方向におけるブロックの位置をそれぞれ調整及び維持する装置を含 み得ることが好ましい。 連続ブロック・キャスタ内のビーム・チェーンは1つ以上のブロック保持プレ ートに取付け可能な多数のブロックを有する。本明細書中において“ブロック組 立体”という用語は、ブロック自体と、1つ以上のブロック保持プレート組立体 に取付けられたブロックの組合せとの両者を意味する。トラック・ガイドウェイ 及び駆動システム内における観察を要する小さい公差が存在するため、ブロック 保持プレート等を介してブロックをキャスタの残りの部分から実質的に断熱する ことが好ましい。一般的に、各ブロックをトラック・ガイドウェイ及び駆動シス テムを用いて鋳造ループを通って搬送すべく、ビーム・チェーン内の各ブロック 組立体は1つ以上の支持ビームへ結合可能である。隣接する支持ビームは無端ビ ーム・チェーンを形成すべく互いに結合し得る。 ブロック組立体を支持ビームに固定するために、少なくとも1つ、好ましくは 複数の挿入装置を支持ビームの外側接触面に沿って配置するか、またはブロック 組立体の鋳造面の反対側に位置する表面上へ配置する。しかし、例えば1つ以上 のブロック保持プレートに取付けたブロック組立体の鋳造面の反対側に位置する 表面上へ挿入装置を配置することが好ましい。例えば、任意の1つのブロック組 立体上に存在する挿入装置の数量はブロック組立体及び支持ビームの幾可学的構 造及び質量と、キャスタ使用温度とに依存し得る。しかし、支持ビームをブロッ ク組立体へ固定する少なくとも2つの挿入装置が一般的に存在する。 ブロック組立体を支持ビームへ結合すべく使用する挿入装置は受入れ装置に係 合すべく設計可能である。従って、挿入装置の数量が受入れ装置の数量に一致す ることが好ましい。受入れ装置はブロック組立体または支持ビーム上へ取付け可 能である。しかし、受入れ装置を支持ビーム上へ取付けることが好ましい。 ブロック組立体を支持ビームに隣接して配置し、次いで受入れ装置を挿入装置 に係合させるべく同受入れ装置または挿入装置に力を作用させることにより、ブ ロック組立体を支持ビームへ固定可能とする必要がある。本発明の好ましい実施 の形態において、固定装置の操作は複数の受入れ装置及び挿入装置のうちの少な くとも幾つかをほぼ同時に互いに係合させるべく受入れ装置等の一点に力を作用 させることにより実現し得る。本明細書中において“一点”という用語は力の作 用、即ち装置の作動を説明するために使用する場合、1つの装置または装置の1 つの位置若しくは領域に力を作用させることを意味する。挿入装置及び受入れ装 置の係合により、ブロック組立体を支持ビームに対して結合可能である。更に、 幾つかのアプリケーションでは、これによりブロック組立体を支持ビームに強制 的に固定し得る。1つの実施の形態では、受入れ装置を挿入装置へ付勢すること により、ブロック組立体を支持ビームに結合し得る。受入れ装置は支持ビームを ブロック組立体に固定すべく挿入装置内に張力を形成するために、駆動力を用い て自身の上に作用する力を増大させ得ることが好ましい。 ブロック組立体及び支持ビーム間の十分な結合を実現すべく、受入れ装置を挿 入装置に結合すべく同受入れ装置(即ち、1つの実施の形態において、ラッチ装 置の長さ方向に延びる軸)に作用する駆動力は、受入れ装置及び挿入装置の数量 と、支持ビーム及びブロック組立体の幾何学的構造とに依存し得る。受入れ装置 に作用する駆動力は梃子の作用等により増大させ得る。更に、同駆動力は支持ビ ームをブロック組立体に結合、幾つかのケースでは強制的に結合すべく挿入装置 へ伝達される。ブロック組立体を支持ビーム上に保持する増大した力は、例えば 受入れ装置及び挿入装置の数量と、支持ビーム及びブロック組立体の幾何学的構 造及び質量と、キャスタ使用温度と、挿入装置のマウンティングに使用するバネ とに基づいて変化し得る。 1つの実施の形態において、ブロック組立体を支持ビームへ固定する装置は少 なくとも1つのピン装置であり得る挿入装置と、これに一致する数量のラッチ装 置であり得る受入れ装置とを有する。挿入装置はブロック組立体の鋳造面の反対 側に位置する表面、即ち1つ以上のブロック保持プレートの表面に沿って取付け られた多数のピン装置を有することが好ましい。1つのピン装置はボルト状部材 を含み得る。ボルト状部材の一方の端部はブロック組立体に結合されている。更 に、ボルト状部材の他方の端部は、ボルト状部材の長さに直交する方向へ向かっ て同ボルト状部材の幅を貫通して延びる円柱ピンを有する。ボルト状部材はバネ を有するデザイン(Spring-loaded design)を使用してブロック組立体へ結合し 得る。このデザインにおいて、ボルト状部材はブロック組立体内の空隙内へ挿入 され、かつ同空隙内で保持され得る。ボルト状部材はブロック組立体に結合され た自身の端部付近の外周に沿って配置されたバネまたはこれに類する装置を有し 得る。一端に位置する舌部と、ボルトを被覆するシースとにより、バネをボルト 状部材上へ保持し得る。バネを有するデザインはボルト状部材の移動を可能にす る。同移動はバネを押圧すべくボルトをブロック組立体から離間する方向へシー ス内 を貫通して摺動させることによって行われ、ボルト状部材内に張力を形成する。 これに代えて、ボルトをブロック組立体の方向へ向けてシース内を貫通して摺動 させることによるボルト状部材の移動はバネに加わる圧力を開放する。この結果 、ラッチ装置がピン装置に対して係合し、さらにはその係合の解除を行う一方で 、バネを有するデザインによりピン装置の移動が可能になる。 ピン装置を支持ビーム内へ挿入させ、かつラッチ装置上のトグルからなる受入 れ装置に係合させるべく同ピン装置を設計し得る。本明細書中における“ラッチ 装置”という用語は互いに平行に延びるプレート及びトグルの組立体を意味する 。同組立体において、少なくとも1つのトグルを互いに平行に延びる複数のプレ ート間に取付け可能である。更に、同トグルは複数のプレート間においてラッチ ・ボルトの長さ方向に延びる軸に直交する方向へ延びる軸の周囲を回動させ得る 。 トグルは一般的にはU字形をなし、かつ2つのフォークを有する。そして、ト グルの2つのフォークの端部は互いに平行に延びる複数のプレートに対して回動 可能に取付けられていることが好ましい。更に、トグルは湾曲した凹面を各フォ ークの端部付近に有する。凹面はボルト状部材の1つの端部の複数の側面から延 出する円柱ピンに対して係合し、かつ同円柱ピンの周囲を回動し得る。ラッチ装 置のプレートに対して力を作用させることにより、トグルがピン装置の円柱ピン に向かって移動し、かつ同円柱ピンに係合するようトグルを配向し得る。ピン装 置に対するトグルの係合により、ピン装置内のバネが押圧され、ブロック組立体 を支持ビームに対して固定する。このため、ピン装置に対するトグルの係合はボ ルト状部材内に張力を形成し得る。ピン装置に対してトグルが係合した後、ボル ト状部材をトグルの2つのフォーク間に形成された間隙内へ配置可能である。 1つのラッチ装置は多数のトグルを有し、同トグルの数量はブロック組立体か ら延出するピン装置の数量に一致することが好ましい。互いに平行に延びる複数 のプレートを支持ビーム内に機械加工された複数のチャネル内へ挿入すること等 により、ラッチ装置を支持ビーム上へ取付け得る。複数のチャネルはブロック組 立体に接触する支持ビーム表面に直交する方向へのラッチ装置の移動を実質的に 防止すべく設計し得る。しかし、ピン装置にトグルを係合可能にすべく、複数の チャネルはラッチ装置がy方向へ向けて一方の側部から他方の側部へ実質的に自 由に移動することを可能にする必要がある。これに代えて、ラッチ装置を支持ビ ームの溝内へ挿入し、かつ同溝上に取付けられたプレートを使用することにより 、同ラッチ装置を所定位置へ保持し得る。このようなプレートはピン装置をラッ チ装置のトグルに係合させるべく同ピン装置の挿入が可能な開口を有する必要が ある。 ブロック組立体をビーム・チェーン内の所定位置へ配置した後、ラッチ装置を ピン装置に係合させるべく、y方向へ向かって長さ方向に延びる軸を有するラッ チ装置をブロック組立体上のピン装置に隣接して配置し得る。ネジの使用等によ り、ラッチ・ボルトの長さ方向に延びる軸へ力を作用させることにより、トグル をピン装置上へ付勢し得る。トグルをピン装置上へ付勢した後、トグルに作用す る力はトグルの梃子の作用により増大されてピン装置へ伝達され得る。ピン装置 へ伝達された力はピン装置マウンティング内のバネを押圧し、かつピン装置内に 張力を形成し得る。これにより、トグル及びピン装置を結合可能であり、幾つか のケースでは、ブロック組立体を支持ビームに対して強制的に固定する。更に、 ピン装置マウンティング内におけるバネの調整により、支持ビーム及びブロック 組立体を結合する力を増大または減少させ得る。 図1〜図5及び図7を参照することにより、本発明の装置を更に十分に理解し 得る。図1は1つの実施の形態に基づくブロック組立体から延出するピン装置の 斜視図である。図2は1つの実施の形態に基づくラッチ装置及び支持ビームの分 解図である。図3及び図4は1つの実施の形態に基づくブロックをビーム・チェ ーン内へ固定する装置のx方向における断面図である。図3において、固定装置 の挿入装置及び受入れ装置は互いに離間した状態にある。これとは対照的に、図 4は互いに係合した状態にある固定装置の挿入装置及び受入れ装置を示す同固定 装置の一部断面図である。図5は1つの実施の形態に基づく複数の受入れ装置に 係合した複数の挿入装置を示すx方向における断面図である。図7はブロック組 立体から離間した支持ビームのx方向における断面図である。 図1において、バネを有するボルト状部材10はブロック30及びブロック保 持プレート40からなるブロック組立体20から下方へ向かって延出している。 ボルト状部材10は自身の幅を貫通し、かつ自信の両側部からそれぞれ延出する 円柱ピン50を有する。ボルト状部材10と、円柱ピン50と、バネを有するマ ウンティング(図示略)とからなるピン装置60は2つの方向70,80へそれ ぞれ移動可能である。 図2において、U字トグル100を互いに平行に延びる2つのプレート130 間へ回動可能に取付けるべく、同トグル100は自身の各フォーク120の端部 から延出するピン110を有している。各フォーク120は図1に示す円柱ピン 50を係合させる湾曲した凹面140を有する。プレート130及びトグル10 0はラッチ装置150を有する。ラッチ装置150は図2にその横断面を示す支 持ビーム170に機械加工されたチャネル160内へ挿入可能である。ラッチ装 置150は図1に示すピン装置60の係合及びその解除を行うべく2つの方向1 80,190へそれぞれ移動し得る。 図3において、ブロック組立体20はブロック保持プレート40上に取付けら れたブロック30と、下方へ向かって延びるピン装置60とを有する。各ピン装 置60はボルト状部材10の周囲に配置されたバネ200からなるバネを有する デザインによりブロック組立体20へ取付けられている。バネ200はボルト状 部材10上のリッジ220と、ボルト状部材10を被覆するシース230とによ り、チャンバ210内のボルト状部材10上へ保持し得る。ボルト状部材10は シース230及びブロック保持プレート40上にそれぞれ螺刻されたネジ山によ り、ブロック保持プレート40の空隙210内へ保持可能である。ネジ山が螺刻 されたシース230の緩みを防止すべく同シース230の位置を維持するネジ2 40等の少なくとも1つのインデックス・エレメント(Indexing element)の使 用が可能である。 支持ビーム170はラッチ装置150に取付けられており、同ラッチ装置15 0は互いに平行に延びる2つのプレート130(このうちの1つのみを図示)を 有する。更に、トグル100が両プレート130間に配置されている。ラッチ装 置150はy方向へ向かって長さ方向に延びる軸250を有する。図4及び図5 において、ラッチ装置の長さ方向に延びる軸250に沿って方向260へ力を作 用させた場合、トグル100はピン装置60へ当接する。このラッチ装置150 に対する力の作用は、図5及び図7に示すように支持ビーム170の支持ビーム ・フランジ279内の軸275及び自在継手278に対して駆動力を作用させる ことによるネジ270の回動等により実現し得る。図4に示すように、ラッチ装 置の長さ方向に延びる軸250に沿って方向260へ更に力を作用させることに より、トグル100はx方向に延びる自身の軸290に沿った逆時計方向280 と、ボルト状部材10から延出する円柱ピン50に沿った逆時計方向300とへ 回動する。これにより、トグル100は円柱ピン50上へ付勢力を作用させる。 トグル100から円柱ピン50へ伝達された力はピン装置60のボルト状部材1 0内に張力を形成するため、同接触によりバネ200が押圧される。ラッチ装置 の長さ方向に延びる軸250に沿って作用する力はラッチ装置及びピン装置が完 全に係合するまで継続的に加えられる。このため、ボルト状部材10内に作用す る張力はトグル100の梃子の作用により増大する。これにより、ブロック組立 体20は支持ビーム170へ結合され、幾つかのケースでは強制的に支持ビーム 170へ固定される。図5に示すように、このようにして1つの駆動力をラッチ 装置150へ作用させることにより、ブロック組立体20上の複数のピン装置6 0は、同ピン装置60の数量に一致する数量の支持ビーム170上のトグル10 0に対してほぼ同時に係合する。 更に、図4及び図5において、ラッチ装置150はブロック組立体20をビー ム・チェーン(図示略)から迅速に取り外すことを可能とすべく、ピン装置60 から離間し得る。ラッチ装置150の係合を解除すべく、ラッチ装置の長さ方向 に延びる軸250に対して力を方向310へ作用させる。ラッチ装置の長さ方向 に延びる軸250に力を作用させることにより、ラッチ装置150上に取付けら れたトグル100はボルト状部材10内の張力を低減すべく時計方向へ回動する 。これにより、バネ200を押圧する力が開放され、トグル100はピン装置6 0の円柱ピン50から解放される。次いで、ブロック組立体20をビーム・チェ ーン(図示略)から取り外し得る。 ピン装置及びラッチ装置について詳述したが、迅速、かつ確実な挿入及び係合 解除を行い得る固定装置の多くの別例を本発明に使用できる。 更に、ブロック組立体または支持ビームはブロックの位置を調整及び維持する 1つ以上の装置を有し得る。鋳造中、冷却ブロックの熱負荷はブロックの変形を 招来し、鋳造物の品質に影響を及ぼし得る。このような変形を補償すべく、ブロ ック組立体を支持ビームへ固定する前または後において、1つ以上のブロック調 整装置を使用して各ブロックの位置を調整可能及び維持可能にすることが好まし い。鋳造方向(x方向)または鋳造方向に直交する方向(y方向)におけるブロ ックの位置を調整及び維持すべくブロック調整装置を使用し得る。更に、ブロッ ク調整装置は複数のブロックの鋳造面間におけるブロック間ステップの調整(即 ち、z方向における調整)を可能にする。 ブロック調整装置はx方向及びy方向におけるブロックの位置を調整及び固定 すべく1つ以上の固定キーを有し得る。“固定キー”という用語はプレートを取 付ける表面から延出するキー部材を有するブロック組立体または支持ビームに対 して固定可能なプレートを意味する。固定キーはブロック組立体または支持ビー ムの表面等、第1の表面上へ常には取付けられている。固定キーの一部はブロッ ク組立体または支持ビームの表面等、第2の表面上の対応する開口または凹部と 係合すべく第1の表面から延出し得る。本発明の好ましい実施の形態において、 x方向及びy方向におけるブロックの位置をそれぞれ独立して調整及び維持する 別の固定キーが支持ビームに固定されている。同実施の形態において、固定キー は支持ビームの表面から延出可能であり、さらにはブロックの位置が固定及び鋳 造中に支持ビームに対して移動することを防止すべくブロック組立体の底面へ係 合し得る。 本発明の1つの実施の形態において、少なくとも1つのx方向固定キーは少な くとも1つのy方向固定キーから分離し、かつ独立している。自身が取付けられ ている表面から延出するx方向固定キーの一部は矩形をなし得る。しかし、任意 の数の他の形状を同x方向固定キーの一部として効果的に使用し得る。任意の数 の固定キーを各ブロック上で使用し得る。しかし、固定キーの数量はブロックの 幾何学的構造及び重量に常には依存する。調整具、ウェッジ及びこれらに類する ものを使用したx方向におけるx方向固定キーの位置の調整はx方向におけるブ ロックの位置決めの制御を可能にする。 本発明の1つの実施の形態において、受入れ装置及び挿入装置が互いに係合し た際に、y方向における固定装置の係合によって生じる移動に対抗してブロック を保持すべく、少なくとも1つのy方向固定キーがブロック保持プレート及び支 持ビームに当接している。y方向固定キーはシム、ウェッジ、調整ネジ及びこれ に類するもののうちのいづれか1つを使用することにより、y方向におけるブロ ックの位置を調整し得る。幾つかのアプリケーションでは、特に、冷却ブロック の鋳造面が隣接する冷却ブロックまたは対向する冷却ブロックの機構(即ち、溶 融金属が型からy方向へ流出することを防止する側壁)とのほぼ正確な整合を要 する機構を有していない場合、y方向におけるブロック組立体の位置を調整する 必要はない。自身が取付けられた表面から延出する同y方向固定キーの一部は矩 形を常にはなす。しかし、任意の数の他の形状を同y方向固定キーの一部として 効果的に使用し得る。殆どの実施の形態において、少なくとも1つのy方向固定 キーを受入れ装置及び挿入装置の係合中における支持ビームに対するブロックの 移動を制御すべく使用し得る。しかし、冷却ブロックの移動の防止または同冷却 ブロックの位置決めの制御を1つのキーのみを使用して十分に行えない場合、別 のy方向固定キーを使用し得る。 図6及び図7を参照することにより、x方向及びy方向におけるブロックの調 整及び固定を行う本発明の調整装置を更に容易に理解し得る。図6は1つの実施 の形態に基づくx方向及びy方向調整装置を示す。図6は支持ビーム170をz 方向から見た平面図であり、ラッチ装置(図示略)を支持ビーム170の溝内へ 保持する保持プレート400の表面を示す。支持ビーム170の表面400は同 表面400上の複数の開口415間に位置し、かつ同表面400から延出する少 なくとも1つの矩形x方向固定キー410を有し得る。開口415はブロック固 定時に挿入装置を挿入すべく使用される。更に、表面400は同表面400から 延出し、かつ表面400上の複数の開口415間に位置する少なくとも1つの矩 形y方向固定キー420を有し得る。図7は支持ビーム170の表面400から 延出する固定キー410,420の一部を示す。図6に示すように、方向430 ,440(x方向)におけるx方向固定キー410の調整は調整ネジ450の操 作により実現し得る。スロット460内に調整ネジ450はクリアランスを形成 している。図6及び図7に示す実施の形態では、固定装置の受入れ装置及び挿入 装置の係合中等における方向470または方向480におけるブロック組立体の 移動を防止すべく、y方向固定キー420の位置は固定されている。しかし、別 の実施の形態において、y方向固定キーはy方向固定キーの位置の調整を可能と すべくx方向固定キーに使用されるスロットに類似したスロット内にボルトを有 し得る。 ブロック組立体または支持ビーム(このうちブロック組立体がより好ましい) に取付けられた1つ以上の調整装置を使用することにより、z方向におけるブロ ックの位置の独立した調整が可能である。1つの実施の形態に基づくz方向調整 装置はデュアル・ウェッジ組立体(Dual-wedge assembly)を有し得る。デュア ル・ウェッジ組立体は“調整ウェッジ”及び“レベル・ウェッジ”を有し得る。 調整ウェッジ及びレベル・ウェッジはいづれも支持ビームまたはブロック組立体 に対して当接可能である。しかし、調整ウェッジ及びレベル・ウェッジはブロッ ク組立体及び支持ビームにそれぞれ当接可能にすることが好ましい。 z方向調整装置の位置を変更するために、調整ウェッジの傾斜面をレベル・ウ ェッジの傾斜面上へ配置し得る。調整ウェッジをレベル・ウェッジ上へ配置すべ く同調整ウェッジを操作した際、レベル・ウェッジの傾斜面に沿って調整ウェッ ジが移動することにより、両ウェッジはブロック組立体及び支持ビームにそれぞ れ当接する。従って、デュアル・ウェッジ組立体は3つの“当接領域”を有し得 る。即ち、両ウェッジは互いに当接可能であるとともに、ブロック組立体及び支 持ビームに対して同時にそれぞれ当接可能である。この結果、調整ウェッジ及び レベル・ウェッジは支持ビーム及びブロック組立体を互いに離間させることと、 同支持ビーム及びブロック組立体を互いに接近させることのうちのいづれか一方 を可能にし、これによりz方向におけるブロックの位置に作用する。従って、調 整ウェッジの操作はブロック組立体及び支持ビーム間の距離を増大または低減さ せる。好ましい実施の形態において、支持ビーム及びブロック組立体の係合中、 支持ビーム及びブロック組立体の相互移動を可能とすべくz方向調整装置の位置 を調整することにより、ブロック組立体へのピン装置の取付けに使用するバネを 押圧することと、同バネ上の押圧力を解放することのうちのいづれか一方が可能 である。 ビーム・チェーン内における冷却ブロックの位置の調整に対して任意の数のz 方向調整装置を使用し得る。しかし、使用するz方向調整装置の数量は、ブロッ ク組立体及び支持ビームの幾何学的構造及び質量と、キャスタ使用温度とに常に は依存し得る。好ましい実施の形態において、z方向調整装置は各挿入装置の各 側部おける対称(y方向に延びる軸の周囲において)な配置が可能である。 本発明のz方向調整装置の好ましい実施の形態において、調整ウェッジはネジ による駆動が可能な調整ウェッジ(以下、ネジ駆動式ウェッジと称する)500 を有し得る。この場合、ネジの操作により同ネジの長さ方向に延びる軸に沿って 調整ウェッジの位置を変更可能とすべく、ネジは調整ウェッジ内に配置されてい る。更に、調整ウェッジとしてネジ駆動式ウェッジを使用する場合、ネジが所望 の位置を越えて移動することを防止し、これにより鋳造中におけるブロック・レ ベル・ドリフトを最小限に抑制すべくインデックス・エレメント(Indexing ele ment)を提供し得る。インデックスが各インデックス位置においてブロックの高 さを周知の量だけ増加または減少すべく設計されている場合、手動によるブ ロックの高さの測定の必要性を排除すべくインデックス・エレメントを使用でき る。 z方向調整装置は図1及び図6乃至図8に示す実施の形態を参照することによ り更に容易に理解し得る。図8は本発明の実施の形態に基づくブロック組立体の ブロック保持プレート内に取付けられたデュアル・ウェッジを有するz方向調整 装置の断面を示す。ネジ駆動式調整ウェッジ500は冷却ブロック30上に取付 けられたブロック保持プレート40内に配置されたz方向調整装置の空隙510 内に設置されている。調整ウェッジ500の傾斜面515はレベル・ウェッジ5 30の傾斜面520に当接している。板バネ535またはこれに類する装置は、 ブロック組立体20を支持ビーム170から取り外した際に、調整ウェッジ50 0及びレベル・ウェッジ530間の接触を維持すべく使用し得る。更に、レベル ・ウェッジ530は支持ビーム170の表面400に当接している。図6及び図 7に示す好ましい実施の形態において、レベル・ウェッジ530は支持ビーム1 70の表面400上に取付けられた接触プレート540に当接し得る。長さ方向 に延びる軸560を有する調整ネジ550は調整ウェッジ500を貫通して延び ている。インデックス・ボール装置(Indexing ball apparatus)580を有す るインデックス・エレメント570は鋳造中にブロック組立体上に作用する機械 的力等により、ブロック保持プレート40上に取付けられた冷却ブロック30の 位置が不用意に変更されること(ブロック・レベル・ドリフト)を防止する。更 に、インデックス・エレメント570はブロックの高さの簡単な算出を可能にす る。調整ネジ550を時計方向または逆時計方向へ回動させることにより、調整 ウェッジ500を調整ネジ550の長さ方向に延びる軸560に沿って移動させ 得る。調整ネジ550の長さ方向に延びる軸560に沿った調整ウェッジ500 の移動は、ブロック保持プレート40へ向かう方向590または同ブロック保持 プレート40から離間する方向600におけるレベル・ウェッジ530の移動を 引き起こす。この結果、レベル・ウェッジ530はブロック支持ビーム170及 びブロック保持プレート40を押圧するか、または同ブロック支持ビーム170 及びブ ロック保持プレート40上に作用する押圧力を解放する。これにより、レベル・ ウェッジ530はビーム・チェーン内の互いに隣接する複数のブロック間のブロ ック間ステップを操作する。好ましい実施の形態において、図8に示すレベル・ ウェッジ530の移動は、図3及び図4に示すピン装置60のバネ200を押圧 することによりブロック組立体20及び支持ビーム170の相対的位置を変更し 得る。 図1は本発明の1つの実施の形態におけるピン装置60に対する複数のz方向 調整装置の位置をブロック組立体20のブロック保持プレート40の基部から延 出するレベル・ウェッジ530によって示す。 本発明の方法は本発明のブロック固定装置及びブロック調整装置の使用方法に 関する。本発明の方法はブロック組立体を支持ビームに隣接して配置し、さらに はブロック組立体を支持ビームに固定すべくブロック固定装置に力を作用させる 。前記のように、ブロック固定装置は挿入装置及び受入れ装置を有し得る。1つ の実施の形態において、ブロック組立体を支持ビームに固定する方法は、ブロッ ク組立体を支持ビームに固定すべく、複数の受入れ装置(または挿入装置)を対 応する複数の挿入装置(または受入れ装置)の少なくとも幾つかとほぼ同時に係 合させるために同複数の受入れ装置(または挿入装置)を一点において駆動させ ることを含む。 好ましい実施の形態において、本発明の方法は少なくとも1つのピン装置を有 するブロック組立体を、少なくとも1つのラッチ装置を有する支持ビームに隣接 して配置し、次いでブロック組立体及び支持ビームを互いに固定すべく、ラッチ 装置がピン装置に係合するよう同ラッチ装置の長さ方向に延びる軸に力を作用さ せることを含む。更に好ましい実施の形態において、本発明の方法は多数のピン 装置を有するブロック組立体を、ピン装置の数に一致する数量のトグルを有する ラッチ装置に隣接して配置し、力をラッチ装置の長さ方向に延びる軸に作用させ 、これによりブロック組立体を支持ビームに固定すべくトグルをピン装置上に付 勢し、さらにピン装置内に張力を形成すべくピン装置内のバネを押圧するために ト グルをピン装置に係合させることを含む。 本発明の方法はビーム・チェーン内の支持ビームからブロック組立体を迅速に 取り外すことを含む。特に、本発明の方法はブロック組立体を支持ビームから離 間させるべく固定装置に力を作用させ、さらには離間したブロック組立体をビー ム・チェーンから取り外すことをを含み得る。1つの実施の形態において、本発 明の方法は挿入装置から受入れ装置を離間させるべく受入れ装置に対して力を作 用させ、次いでブロック組立体をビーム・チェーンから取り外すことを含む。好 ましい実施の形態において、本発明の方法は対応する複数の挿入装置(または受 入れ装置)のうちの少なくとも幾つかの係合をほぼ同時に解除すべく複数の受入 れ装置(または挿入装置)を一点において駆動し、次いでブロック組立体を支持 ビームから取り外すことを含み得る。 本発明の方法はブロック調整装置を操作することにより、x方向、y方向及び z方向のうちのいづれか1つにおけるブロックの位置を独立して調整することと 、維持することのうちの少なくともいづれか一方を含み得る。更に、本発明の方 法はブロックをビーム・チェーン内に固定し、さらにx方向、y方向及びz方向 におけるブロックの位置を1つ以上の固定キー及び1つ以上のz方向調整装置の 操作により調整することを含む。 以上、本発明の各種の実施の形態を詳述したが、本発明の更なる変更及び適合 が可能なことを当業者は認識し得る。しかし、このような変更及び適合は本発明 の精神及び範囲内に属するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,M W,MX,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TT,UA, UZ,VN (72)発明者 チュルヒャー、エルンスト スイス国 CH−3713 ライヒェンバッハ ファルシェン (番地なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ブロック組立体を連続ブロック・キャスタ内の支持ビームに固定する装置で あって、複数の不連続な固定手段を有し、ブロック組立体を支持ビームへ固定す るために、前記複数の不連続な固定手段のうちの少なくとも幾つかは一点へ力を 作用させることによりほぼ同時に駆動可能である装置。 2.前記不連続な固定手段は挿入手段及び受入れ手段を有する請求項1に記載の 装置。 3.前記挿入手段及び受入れ手段はピン装置及びラッチ装置を有する請求項2に 記載の装置。 4.前記ピン装置はバネを有するデザインを使用することによりブロック組立体 に取付けられているボルト状部材を有する請求項3に記載の装置。 5.前記ラッチ装置は支持ビームに取付けられた実質的に平行な2つのプレート 間に配置されたトグルを有する請求項3に記載の装置。 6.前記ブロック組立体は少なくとも1つのブロック保持プレート上に取付けら れた冷却ブロックを有する請求項4に記載の装置。 7.前記支持ビームは同ビーム自体に対するブロック組立体のx方向、y方向及 びz方向における位置決めを調整及び維持する手段を有する請求項1に記載の装 置。 8.前記ブロック組立体のx方向及びy方向における位置を調整及び維持する手 段は固定キーを有する請求項7に記載の装置。 9.前記ブロック組立体のz方向における位置を調整及び維持する手段はデュア ル・ウェッジ装置を有する請求項7に記載の装置。 10.前記ブロック組立体のx方向における位置を調整及び維持する手段を少な くとも1つ有する請求項1に記載の装置。 11.前記ブロック組立体のy方向における位置を調整及び維持する手段を少な くとも1つ有する請求項1に記載の装置。 12.前記ブロック組立体のz方向における位置を調整及び維持する手段を少な くとも1つ有する請求項1に記載の装置。 13.前記ブロック組立体は冷却ブロックを有する請求項1に記載の装置。 14.前記複数の不連続な固定手段は全てがほぼ同時に駆動可能である請求項1 に記載の装置。 15.前記複数の不連続な固定手段は全てがほぼ同時に係合可能である請求項1 に記載の装置。 16.前記複数の不連続な固定手段のうちの少なくとも幾つかはほぼ同時に係合 可能である請求項15に記載の装置。 17.連続ブロック・キャスタ内の支持ビームに対するブロック組立体の位置を 調整及び維持するために使用する装置であって、 (a)第1の表面に対して固定され、かつ同第1の表面から延出する少なくと も1つの固定キーと、 (b)前記第1の表面から延出する固定キーを受入れるための凹部を有する第 2の表面と を有し、前記固定キーは支持ビームに対するブロック組立体の位置を変更するた めに操作可能である装置。 18.前記第1の表面は支持ビームの表面を含む請求項17に記載の装置。 19.前記第2の表面はブロック組立体の表面を含む請求項18に記載の装置。 20.前記ブロック組立体は少なくとも1つのブロック保持プレート上に冷却ブ ロックを有する請求項19に記載の装置。 21.前記第2の表面はブロック保持プレートの表面を含む請求項20に記載の 装置。 22.前記少なくとも1つの固定キーは少なくとも1つのx方向固定キーと、少 なくとも1つのy方向固定キーとを有する請求項19に記載の装置。 23.前記第1の表面はブロック組立体の表面を含む請求項17に記載の装置。 24.前記第2の表面は支持ビームの表面を含む請求項23に記載の装置。 25.前記固定キーはボルトを使用して固定される請求項17に記載の装置。 26.前記ボルトは固定キーのスロット内に配置されている請求項17に記載の 装置。 27.前記固定キーはブロック組立体のx方向における位置を変更するために操 作可能である請求項17に記載の装置。 28.前記固定キーはブロック組立体のy方向における位置を変更するために操 作可能である請求項17に記載の装置。 29.前記固定キーは固定位置にある請求項17に記載の装置。 30.連続ブロック・キャスタ内の支持ビームに対するブロック組立体の位置を 制御する装置であって、 (a)ブロック組立体及び支持ビームに接触する少なくとも1つのウェッジ手 段と、 (b)前記ウェッジ手段を調整する手段と を有する装置。 31.前記ウェッジ手段はブロック組立体のz方向における位置を変更すべく操 作可能である請求項30に記載の装置。 32.前記ウェッジ手段は調整ウェッジ及びレベル・ウェッジを有する請求項3 1に記載の装置。 33.前記調整ウェッジはレベル・ウェッジ上に配置可能である請求項32に記 載の装置。 34.前記ウェッジ手段を調整する手段は調整ウェッジの位置を調整する調整ネ ジを有する請求項33に記載の装置。 35.前記調整ネジはインデックス・エレメントを有する請求項34に記載の装 置。 36.前記ウェッジ手段は調整ウェッジ及びレベル・ウェッジを有する請求項3 0に記載の装置。 37.前記ウェッジ手段はブロック組立体に取付けられている請求項36に記載 の装置。 38.前記レベル・ウェッジは支持ビームに接触している請求項37に記載の装 置。 39.前記ブロック組立体は少なくとも1つのブロック保持プレート上に取付け られた冷却ブロックを有する請求項38に記載の装置。 40.前記ウェッジ手段は支持ビーム上に取付けられている請求項36に記載の 装置。 41.前記レベル・ウェッジはブロック保持プレートに接触している請求項40 に記載の装置。 42.前記ウェッジ手段を調整する手段は調整ネジを有する請求項41に記載の 装置。 43.連続ブロック・キャスタ内の支持ビームに対してブロック組立体を固定す る装置であって、 (a)(i)2つの端部を有するボルト状部材と、前記2つの端部のうちの一 方はバネを有するデザインを使用してブロック組立体の表面に取付けられ、前記 ボルト状部材は前記表面から延出していることと、 (ii)第2の端部においてボルト状部材の幅を貫通して延出する円柱ピンと を含むピン装置と、 (b)前記支持ビーム内に摺動可能に配置されたラッチ装置と、同ラッチ装置 は互いにほぼ平行に延びる2つのプレート間に回動可能に取付けられた少なくと も1つのトグルを有し、前記ボルト状部材の円柱ピンはボルト状部材内に張力を 形成すべくラッチ装置のトグルと係合可能であり、これによりブロック組立体を 支持ビームに対して固定すること を含む装置。 44.前記支持ビームはブロック組立体のx方向における位置の調整及び維持を 行うための固定キーを有する請求項43に記載の装置。 45.前記支持ビームはブロック組立体のy方向における位置の調整及び維持を 行うための固定キーを有する請求項43に記載の装置。 46.前記支持ビームはブロック組立体のz方向における位置の調整及び維持を 行うためのウェッジ手段を有する請求項43に記載の装置。 47.前記ブロック組立体は複数のピン装置を有する請求項43に記載の装置。 48.前記ラッチ装置は複数のトグルを有する請求項46に記載の装置。 49.前記複数のトグルの少なくとも幾つかと、前記複数のピン装置の少なくと も幾つかとはラッチ装置に対して力を作用させることによりほぼ同時に係合可能 である請求項47に記載の装置。 50.前記複数のトグル及び複数のピン装置はラッチ装置に対して力を作用させ ることによりほぼ同時に係合可能である請求項47に記載の装置。 51.前記力はネジを使用して加えられる請求項49に記載の装置。 52.前記力はネジを使用して加えられる請求項50に記載の装置。 53.連続ブロック・キャスタ内の支持ビームに対するブロック組立体の位置を 調整及び維持するための装置であって、 (a)(i)自身のスロット内に配置されたボルトにより第1の表面上に取付 けられたプレートと、 (ii)前記プレートは第1の表面から延出し、かつ第2の表面内の凹部に整 合したキー部材を有すること を含む少なくとも1つの固定キーと、 (b)(i)支持ビーム及びブロック組立体に接触する調整ウェッジ及びレベ ル・ウェッジと、前記調整ウェッジがレベル・ウェッジ上に配置可能であること と、 (ii)前記レベル・ウェッジの位置に対する調整ウェッジの位置を調整する ための調整ネジと を含むウェッジ手段と を有する装置。 54.前記固定キーはブロック組立体のx方向における位置を調整すべく操作可 能である請求項53に記載の装置。 55.前記固定キーはブロック組立体のy方向における位置を調整すべく操作可 能である請求項53に記載の装置。 56.前記ウェッジ手段はブロック組立体のz方向における位置を調整すべく操 作可能である請求項53に記載の装置。 57.前記第1の表面は支持ビームの表面を含む請求項53に記載の装置。 58.前記第2の表面はブロック組立体の表面を含む請求項53に記載の装置。 59.前記第1の表面はブロック組立体の表面を含む請求項53に記載の装置。 60.前記第2の表面は支持ビームの表面を含む請求項58に記載の装置。 61.前記ウェッジ手段はブロック組立体に取付けられている請求項53に記載 の装置。 62.前記ウェッジ手段は支持ビームに取付けられている請求項53に記載の装 置。 63.連続ブロック・キャスタ内の支持ビームにブロック組立体を固定する方法 であって、 (a)自身から延出する複数のピン装置を有するブロック組立体を提供する工 程と、 (b)前記ブロック組立体上の複数のピン装置に対応する複数のトグルを含む ラッチ装置を有する支持ビームを提供する工程と、 (c)前記複数のピン装置を複数のトグルに物理的に隣接して配置すべくブロ ック組立体を支持ビームに隣接して配置する工程と、 (b)一点に力を作用させることにより、前記複数のトグルの少なくとも一部 をほぼ同時に駆動する工程と、ピン装置内に張力を形成すべくトグルの少なくと も一部はピン装置の少なくとも一部にほぼ同時に係合し、これによりブロック組 立体を支持ビームに固定すること を含む方法。 64.前記ピン装置はブロック組立体に取付けられたボルト状部材を含む請求項 63に記載の方法。 65.前記ピン装置はボルト状部材の幅を貫通して延出する円柱ピンを有する請 求項64に記載の方法。 66.前記ボルト状部材はバネを有するデザインを使用することによりブロック 組立体に取付けられている請求項65に記載の方法。 67.前記バネを有するデザインはボルト状部材の周囲に配置されたバネを有す る請求項66に記載の方法。 68.前記支持ビームに対するブロック組立体のx方向、y方向及z方向におけ る位置を調整する工程を含む請求項63に記載の方法。 69.連続ブロック・キャスタ内の支持ビームに対してブロック組立体を固定す る方法であって、 (a)ブロック組立体を支持ビームに隣接して配置する工程と、 (b)一点に力を作用させることにより、前記ブロック組立体及び支持ビーム 上に取付けられた複数の不連続な固定手段を駆動する工程と を含む方法。 70.前記複数の固定手段はほぼ同時に駆動可能である請求項69に記載の方法 。 71.前記支持ビームに対するブロック組立体のx方向、y方向及びz方向にお ける位置を調整する工程を含む請求項70に記載の方法。 72.前記不連続な固定手段は挿入手段及び受入れ手段を有する請求項71に記 載の方法。 73.前記駆動する工程は前記挿入手段及び受入れ手段をほぼ同時に係合させる 工程を含む請求項72に記載の方法。 74.前記係合させる工程は前記受入れ手段から挿入手段上へ付勢力を提供する 工程を含む請求項73に記載の方法。 75.前記挿入手段及び受入れ手段はピン装置及びラッチ装置を有する請求項7 4に記載の方法。 76.前記付勢力を提供する工程はピン装置内に張力を形成する工程を含む請求 項75に記載の方法。 77.前記支持ビームに対するブロック組立体のx方向における位置を調整する 工程を含む請求項69に記載の方法。 78.前記支持ビームに対するブロック組立体のy方向における位置を調整する 工程を含む請求項69に記載の方法。 79.前記支持ビームに対するブロック組立体のz方向における位置を調整する 工程を含む請求項69に記載の方法。 80.前記ブロック組立体を支持ビームに対して固定すべく、前記力は固定手段 によって増大される請求項69に記載の方法。 81.連続ブロック・キャスタ内において金属を鋳造する方法であって、 (a)溶融金属を形成すべく金属を溶融する工程と、 (b)前記溶融金属を連続ブロック・キャスタの移動型内へ供給する工程と、 前記移動型は複数の不連続な固定手段により少なくとも1つの支持ビームへ結合 された少なくとも1つのブロック組立体を有し、前記ブロック組立体を支持ビー ムへ固定すべく、前記複数の不連続な固定手段のうちの少なくとも幾つかは一点 に力を作用させることにより駆動可能であることと、 (c)前記移動型に接触する溶融金属を固化する工程と を含む方法。 82.前記支持ビームに対するブロック組立体のx方向、y方向及びz方向にお ける位置を調整する工程を含む請求項32に記載の方法。 83.(a)連続ブロック・キャスタのビーム・チェーンの支持ビームに対して ブロック組立体を固定する工程と、前記ブロック組立体はz方向調整装置を有す ることと、 (b)前記支持ビームに対するブロック組立体のz方向における位置を調整す る工程と を含む方法。 84.前記z方向調整装置はウェッジ手段を有する請求項83に記載の方法。 85.前記ウェッジ手段は調整ウェッジ及びレベル・ウェッジを有する請求項8 4に記載の方法。 86.前記調整ウェッジはレベル・ウェッジ上へ配置可能である請求項85に記 載の方法。 87.前記調整ウェッジは自身の位置を調整するための調整ネジを有する請求項 86に記載の方法。 88.前記調整ネジはインデックス・エレメントを有する請求項87に記載の方 法。
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