JPH09506035A - 圧密造粒機 - Google Patents

圧密造粒機

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JPH09506035A
JPH09506035A JP7529296A JP52929695A JPH09506035A JP H09506035 A JPH09506035 A JP H09506035A JP 7529296 A JP7529296 A JP 7529296A JP 52929695 A JP52929695 A JP 52929695A JP H09506035 A JPH09506035 A JP H09506035A
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JP
Japan
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drum
granulator
shaft
compaction
consolidation
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Application number
JP7529296A
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English (en)
Inventor
ファンダー,クリスチャン・レーツ
ハンセン,モルテン・モア
ハンセン,オーウ・エミル
ヘイン,トルベン
ラーセン,ターゲ・マーラー
ニールセン,エロ
Original Assignee
ニロ・アクティーゼルスカブ
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2/00Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic
    • B01J2/24Obtaining flakes by scraping a solid layer from a surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2/00Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic
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Abstract

(57)【要約】 連続的に圧密造粒を行うための圧密造粒機は、実質的に水平で回転可能なドラムを備えている。偏心したシャフトがドラムを貫通している。シャフトは、圧密手段を担持している。圧密手段は、十分な量のエネルギを造粒物に伝達して、高度の圧密を行うと共に、処理されている材料を放り上げる。これにより、放り上げられている材料は、ノズルを通して噴霧される処理液体に緊密に接触する。固定型のスクレーパ、並びに、個々の供給源を有するノズルが、柔軟性及び信頼性の高い運転を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】 圧密造粒機 本発明は、少なくとも1つの流体をドラムの中に供給しながら、少なくとも1 つの粉末状又はペースト状の材料を連続的に圧密造粒すると共に、連続的に混合 することもできる、圧密造粒機に関する。 粉末材料を製造したりあるいは取り扱う多くの産業においては、材料の発塵性 を低下させ、材料の流動性を高め、材料をより容易に投与できるようにし、また 、より一般的には、より容易に取り扱うことができるようにし、あるいは、材料 に所望の外観を与えるために、造粒処理又はアグロメレーション(造塊)処理が 実行され、そのような処理により、元の粒子及び/又は小さい顆粒が一体化され て、より大きな凝集顆粒を形成する。また、ペースト状の出発材料に基づき、恐 らく乾燥した粉末成分を添加することにより、顆粒を製造することも興味がある ことである。 そのようなプロセスを行う産業の例は、洗剤産業、肥料産業、及び、食品、飲 料及びタバコ産業、並びに、製薬産業及び冶金産業である。 造粒された粒子の達成は、乾燥又は製造プロセスの一部として、あるいは、前 処理としての、種々の手法を用い、また、自然に存在する、あるいは、適宜な液 体又は蒸気を含んだ補助手段の供給によって与えられる結合力を用いて、行われ る。 しかしながら、例えば、噴霧乾燥又はその後の流動層における処理に関して実 行されるような、多くの造粒プロセスは、嵩重量とも呼ばれる材料の粉体密度の 低下を必然的に生じ、この粉体密度の低下は、特に、包装コスト及び輸送コスト の増大を考えると、多くの製品について望ましくない。これに加えて、例えば、 洗剤の分野における消費者の要求は、より濃縮された製品を志向するものであり 、そのような製品を生産するためには、比較的高い粉体密度を有する成分が使用 される。 特定の比の洗剤成分を選択することに関して、噴霧乾燥から得た粉末材料を、 結合剤として作用する界面活性剤を添加して、機械的に処理することにより、粉 体密度が高い洗剤の凝集体を得ることが知られている。粉体密度が高くなる理由 は、機械的な処理により、元の粒子すなわち一次粒子の間の隙間空気が比較的少 ない密度の高い凝集体が生ずるからである。 そのような処理は、公開されたデンマーク特許出願No.1823/89に開 示されており、この特許出願においては、材料が、水平なあるいは若干傾斜した 混合ドラムを通過する間に、凝集又は造粒を行うことが提案されており、上記混 合ドラムの内側には、回転可能なシャフトが設けられており、該シャフトは、半 径方向に伸長する幾つかの衝撃工具を担持している。上記混合ドラム自体は静止 しており、従って、そのドラムを通過する材料の移動は、上記衝撃工具によって のみ制御される。 関連する装置も知られている。そのような装置は、水平な回転混合ドラムを備 えており、該回転混合ドラムの中では、円筒の軸線に対して平行に且つ該軸線の 一方の側に位置する撹拌シャフトが、当該ドラムと同じ方向に回転する(日本国 特許出願79−23438号(公開番号80−116690号)を参照のこと) 。この装置は、水溶性のリン酸の表面層を有するリン酸塩肥料の製造に使用され るものであって、最も重要な役割は、液体のリン酸をリン酸塩の顆粒に分配する ことである。特に、上記混合シャフトは、かなりゆっくりと回転するようになさ れており、また、その装置の設計は、装置の中における材料の滞留時間を効果的 に制御することができず、結局、粒子径を効果的に制御することができないので 、この周知の装置は、密度の高い稠密な粒子を得るための実際的な圧密造粒には 適していない。また、この装置は、非常に小さな粒子(すなわち、自由に流動し ない)を含む材料を処理するのに適していない。 また、高速回転するインペラが設けられていて、混合すべき材料に大きな剪断 力を与える、多くの装置(高剪断ミキサー)が知られている。そのような装置は 、例えば、適宜な液体の噴霧と連携して、凝集すなわち造粒に使用することもで きる。しかしながら、そのような装置は、バッチ式で稼働するという大きな問題 があり、大規模な工業的生産にはあまり適していない。 洗剤産業においては、凝集及び圧密を行うために使用される装置は、他の要素 も含むが、特に、V字型のチャンバの中の混合作用をインペラからの衝撃力と組 み合わせる装置を備えている。しかしながら、そのような装置の圧密能力は、所 望のレベルに達していない。 以下の性質すなわち特性を兼ね備える造粒機が必要とされている。 1. 連続運転性。 2. 処理すべき材料を一回通過させるだけで、周知の装置で得ることのでき るものよりも、より緻密な凝集体を得ることのできる可能性。 3. 大きな生産能力。 4. 狭い粒度分布を得る可能性。 5. 操作を煩雑にすることなく、大きく異なる材料を処理するための汎用性 。 上述の要件2及び4を満たす可能性、すなわち、粒度分布が狭く特に緻密な凝 集体を得る可能性は、必要条件として、機械的な条件(この点に関しては、効果 的な圧密作用を得るのに十分な仕事エネルギ)だけではなく、処理されている材 料を特に均一に湿潤させること、すなわち、材料をプロセスで使用される凝集流 体に均一に接触させることを必要とすることが判明している。 ドラムを備えるタイプの上述の周知の装置においては、造粒流体を液体又は蒸 気の形態で導入し、そのような造粒流体をノズルによって粉末材料の上に濃縮さ せる。上記ノズルは、装置の運転の間に正にその粉末材料が存在する場所に置か れるか、あるいは、粉末材料の上に設けて、ドラムの中で転動している粉体層に よって形成される表面に流体を分配するようになされている。粉体の転動速度が 制限されるので、噴霧される又は濃縮される液体の分配は、粉末材料において不 十分となり、粉体層の表面に近い粒子は、湿潤される度合いが高く、一方、粉体 層の中の深いところに位置する粒子は、湿潤作用が生じている表面層に到達する 前の長い時間にわたって、ドラムの回転によって生ずる転動プロセスを受けるこ とになる。従って、そのような周知の装置は、均質な湿潤作用を得ることに関す る最適条件からかけ離れている。 ドラムの中の材料と吹き込まれた凝集流体との間のより均一な接触は、材料が ドラムの中の空気スペースの中に投げ出される間に、そのような接触が行われ、 従って、粉末材料が上記接触時に互いに接触しない場合に達成される。これによ り、流動層における周知の凝集プロセスの場合と同様に、流出ガス相互に接触し ている間に湿潤作用が行われる場合に得られるよりも、かなり均一な湿潤作用が 得られる。空気の中に投げ出された粒子が、液滴と接触すると、そのような液滴 は、粒子の表面に均一に分配される。しかしながら、粒子同士が接触しているそ のような条件にある粒子に液滴が衝突すると、液体は、真っ先に、粒子間の空隙 に入って、非常にランダムで不均一な集合体を形成する。 この知見は、本発明の造粒機に採用されており、本造粒機は、どのような周知 の装置よりも良好に、上述の項目1.から5.に列挙した要件の組み合わせを満 足することができる。本発明の造粒機は以下の構成要素を備えることを特徴とし ている。 (i) 実質的に水平な軸線の周囲で回転可能なドラム:このドラムは 、その直径よりも大きな長さを有しており、また、当該ドラムの一端部において ペースト状又は粉末状の材料を導入するための手段と、当該ドラムの他端部にお いて造粒物を取り除くための手段とを有している。 (ii) 上記ドラムの長手方向の軸線に対して平行に、上記ドラムの長さ を通って伸長するシャフト:このシャフトは、上記ドラムの長手方向の軸線より も下方の高さにおいて、上記ドラムの中で偏心した位置に置かれ、且つ、上記長 手方向の軸線を通る垂直面に対して、上記ドラムの底部の回転方向において水平 方向に変位しており、上記ドラムの中の当該シャフトの長さの少なくとも主要な 部分には、圧密手段が設けられており、当該シャフトから最も離れている上記圧 密手段の部分は、当該シャフトが回転している時に、当該シャフトに最も近い上 記ドラムの壁部の部分の付近の領域を通過するようになされている。 (iii) 上記ドラムをその長手方向の軸線の周囲で回転させるための手段 、及び、上記シャフトを同じ方向にある回転数で回転させるための手段:上記回 転数は、当該造粒機が運転されている間に、上記ドラムの回転数の10乃至1, 000倍である値に調節することができ、これにより、上記ドラムの中に存在し ていて転動している材料を放り上げ、従って、上記材料は、上記圧密手段によっ て影響を受けていない場合に、製品が上記ドラムの中に存在する領域の外側の経 路を通って放り出される。 (iv) 上記ドラムの中で静止した状態で設けられる少なくとも1つのス クレーパ:このスクレーパは、上記ドラムの内側壁から材料を取り除き、該材料 を上記圧密手段によって放り上げられた材料と一体化させる。 (v) 少なくとも1つのノズル:このノズルは、放り上げられた状態の 上記材料が通過する上記ドラムの部分に、少なくとも1つの流体を分配する。 本発明の造粒機の好ましい実施例及び詳細は、請求項2以降に特定されており 、図面を参照して以下に詳細に説明する。 図面において、 図1は、本発明の造粒機の実施例を縦断する極めて概略的な図であり、 図2は、図1の線II−IIで示す位置から該線の矢印の方向に見た場合の図 1の実施例の断面を概略的に示しており、 図3は、図1及び図2に示す造粒機の粒子の出口端を一部交差した状態で示す 斜視図であり、 図4は、図1乃至図3に示す実施例とは若干異なる構造を有する本発明の造粒 機の中の材料の流れを断面で示す概略図である。 図面に示す方法の実施例は、円筒形のドラム1を備えており、このドラムは、 ローラ2に担持されていて該ローラによって制御される。 図示の実施例においては、ドラムは水平であるが、図1において右方向に若干 傾斜した状態で支持し、処理すべき材料がドラムを通過しやすくすることもでき る。反対方向に若干傾斜させて、ドラムの装填率をある程度制御することができ るが、それは、後に説明する別の手段によって行うのが好ましい。 図2から最も明確に分かるように、図示の実施例においては、ドラムには、ギ アリム(歯付きの周縁部)3が設けられており、このギアリムは、該ギアリムに 係合する歯車4によって、回転するようになされており、上記歯車は、電動モー タ5によって駆動される。一般的に、上記モータは運転の間に、25−30m/ 分(好ましくは、50m/分)の周速度を上記ドラムに与えるようになされてい る。 ドラムの一端部には、ペースト状又は粉末状の材料を導入するための入口手段 6が設けられており、一方、ドラムの他端部には、造粒物を回収するための手段 が設けられている。この回収手段は、オーバーフローエッジ7と、下方のスライ ドゲート9とを備えており、上記オーバーフローエッジの高さは、シールドプレ ート8を動かすことにより調節することができ、また、上記スライドゲート9は 、大きな造粒物及び塊を除去すると共に、ドラムを空にするためのものである。 入口手段6を介して導入される材料は、乾燥していて自由に流動する状態にあ る必要はなく、湿っていても良く、例えば、フィルタケーキの形態で導入して、 その後ドラムの中で破砕することもできる。材料が、例えば、顔料として、ある いは、技術的なセラミックスの成分として使用される酸化物のように、ペースト 状で導入される場合には、乾燥した粉末材料を同時に導入することができ、これ により、乾燥工程を行う必要がなく、結果的には、プロセスのエネルギ消費量が 全体的に低減される。 シャフト10が、ドラムの軸線に対して平行に且つ該軸線とは偏心して、ドラ ムを通って伸長しており、上記シャフトの両端部は、軸受11によって支持され ている。シャフト10は、ドラムの長手方向の軸線よりも下方に位置しており、 且つ、ドラムの長手方向の軸線から側方にずれている。その位置は、ドラムの回 転の影響を受けて材料が集まる場所である。 シャフト10は、ドラムの中に存在するその長さのほぼ全体にわたって、圧密 手段12が設けられており、該圧密手段は、図示の実施例においては、アームの 形態を有しており、これらアームは、シャフト10の急速回転により、ドラムの 中に存在する又はドラムの中で形成されている凝集体すなわち造粒物に対して、 密度を増大させる圧密効果を与える。この圧密効果は、ドラム1の比較的遅い回 転によって必要な混合及び部分的な造粒効果(凝集効果)が得られるので、極め て重要である。 シャフト10は、電動モータ13によって駆動され、この電動モータは、かな りの強度を有しており、ドラム1を運転する電動モータ5に比較して、十分に大 きな運転性能を有している。 所望の圧密効果を得るためには、圧密手段12が、移動方向に対して実質的に 直交する表面を有することが重要であり、圧密手段は、一般的には、アームとし て設計することができ、これらアームは、必要な強度を得るために、矩形状の断 面を有するように設計され、その断面の長い方の寸法は、回転方向にある。 ドラムの中の材料に対する圧密効果に加えて、圧密手段12は、図4に概略的 に示すように、材料を放り出す重要な機能を有しており、この機能は、所望の結 果を得るために重要であり、後に詳細に説明する。 図面において、シャフト10は中空として示されている。また、シャフトは、 電動モータ13とは反対側の端部において、1又はそれ以上の流体を供給するた めの手段(図示せず)に接続することができる。 そのような流体は、上記シャフトの中空の内部から、図示しない開口(圧力ノ ズルの形態であるのが好ましい)を通って、ドラムの中に導入されて、ドラムの 中に存在する微粒子材料を湿潤させる。上記中空のシャフトは、特に、各運転期 間の間に装置を清掃するための洗浄液体を導入するために使用される。拡散ノズ ルを用いることにより、極めて効果的な洗浄が行われる。 ドラムの上方部分には、少なくとも1つのスクレーパ14が静止状態で設けら れており、このスクレーパは、ドラムの内壁からほんの僅かの距離だけ離れてい て、ドラムの内壁から材料を除去する。 図示の実施例においては、上記スクレーパは、多数のノズル15を担持してお り、これらノズルは、圧力ノズルにすることができ、更に好ましい2流体式のノ ズルにすることもできる。ノズル15は、個々に又はグループ別に、供給チュー ブ16に接続され、流体を個々のノズル又は各グループのノズルに対して、別個 に供給することが可能である。供給チューブ16は、加熱ジャケットによって包 囲されるのが好ましく、これにより、周囲温度では固化したりあるいは粘度が高 くなり過ぎる液体を供給することが可能である。 本発明の目的を達成するために重要な事柄は、ノズル15の位置決めであり、 そのようなノズルは、処理材料が粒子として存在し且つ相互に接触することなく 空気中に放り出されている、ドラムの領域に流体を供給する。 凝集流体すなわち造粒流体として、蒸気又はスチームを使用することができる が、液体を用いることが極めて多いので、以下の説明は、造粒流体が液体である という仮定に基づいている。 好ましいノズルの配列は、例えば、親水性の化合物から成る水溶液、及び、有 機溶媒中の疎水性の化合物から成る溶液の如き、相容れない液体を順次噴霧する ことができる。 図示の実施例においては、図1の右側に示すドラムの部分は、ハウジング17 で終端となっており、このハウジングは、図3において、部分的に破断されてい る。上記ハウジングの頂部には、排気ブランチ(排気支管)が設けられており、 装置が運転している間に、図示しない手段によってある程度の空気が上記排気ブ ランチを介して排気される。これにより、幾分減少した圧力を維持することがで き、これは、ドラムとハウジング17との間の接続部、並びに、ドラムと他端部 のカバー19との間の接続部における発塵(ダストの発生)を防止し、そのよう な場所において内部に導入される空気流が、ドラムからガスケット(図示せず) にダストが到達するのを防止する。 また、排気ブランチ18を通る排気は、ドラムの中に空気流を生じさせ、その ような空気流を用いて、圧密作用によって生ずる熱エネルギの一部を除去するた めの冷却効果を得ることができる。 上述の排気を補充するために、あるいは、上述の排気の代わりに、ドラムとカ バー19又はハウジング17との間の接続部に、圧縮空気の吹き込みを用いて、 ダスト又は粒子が包装手段に到達しないようにすることができる。 造粒機の代表的な用途においては、造粒機は、所望の粒度分布及びかなり高い 密度を有する顆粒から成り、実質的にダストを含まない洗剤を製造するために使 用され、従って、そのような洗剤は、大きな粉体密度を有する。材料を一回通過 させることにより、通常の成分を有する洗剤の粉体密度は、2.0g/mlより も高くなる。 出発材料の大部分は、最終製品の一部である大部分の成分(特に、水又は他の 関連する溶媒の中で不溶性の成分)を含む噴霧乾燥された粉末とすることができ る。 本発明の造粒機の中でも生ずる強い混合作用の結果、洗剤を製造するためには 、事前に噴霧乾燥等によって一体化された出発材料ではなく、個々の成分を別個 にあるいは粗い機械的な混合物として加えることができる。 本装置は、圧密造粒反応器としても使用することができ、例えば、洗剤産業で 使用される乾燥/中和プロセスに関連して使用することができる。そのような場 合には、1又はそれ以上のノズルを介して、スルフォン酸が、ドラムの中で転動 され且つ放り出されているソーダに噴霧される。 本発明の造粒機を用いると、ドラム1は、図4に示す回転方向に回転され、そ の後、出発材料が、入口6を通してドラムの中に導入され始める。 圧密手段12を有するシャフト10が装置に設けられていない場合には、粉末 状の出発材料は、図2の斜線部分及び図4の破線で示すドラムの中の位置に位置 してしまう。 上述のように、ドラムの回転速度は、約50m/分の周速度に相当するが、シ ャフト10は、強力な電動モータ13によって、500乃至2,000m/分の 圧密手段12の周速度に相当する速度で回転され、そのようなシャフトの回転は 、粉体に圧密効果を与えることに加えて、図2及び図4において右側上方に示さ れるドラムの部分の中で、粉体を定常流として上方に放り出す効果を有している 。この放り出し作用は、図4に示すように、粉体が問題とする領域を通って絨毯 のように常時流れるというように理解することができる。 このように、粒子は、空気中に放り出されている間に、そのような粒子は、ノ ズル15を介して噴霧された流体に露呈され、ドラムの底部において粒子が相互 に接触している間にそのような粒子と流体との間の接触が行われる場合に比較し て、流体は粒子に対してより均一に分配される。 均一な湿潤作用を行うために、手段12が粉末材料を極めて効果的に放り上げ るのと同時に、上記手段12は、強力な機械的な作用を生じ、上記湿潤作用の結 果として、機械的な強度が高くまた比重量が大きい、高密度の凝集体が形成され る。 所望の結果を得るために重要なフローパターンは、ドラムの回転により生ずる 転動効果、及び、シャフト10に取り付けられた圧密手段12が生ずる放り上げ 及び圧密の効果の。複合的な効果によって調節されることを考える必要がある。 湿潤された粉体が、ドラム2の内側面と協働する手段12によって生ずる圧密 効果を受けると、そのような粉体は、ドラムの内側面に強固に付着し、これによ り、ドラムが回転している間には、重力の影響だけではドラムから離れなくなる 。 従って、スクレーパ14が、材料をドラムから離して落下させ、その後、放り上 げて新しい湿潤作用及びその後の圧密作用を行わせるようにすることが、重要で ある。その理由から、スクレーパは、シャフト10の上方に設け、これにより、 スクレーパによって分離された材料は、圧密手段が通過する領域の中に直接落下 するようにするのが効果的である。 洗剤、及び、他の多くの製品を製造する時には、最終製品に必要な成分の溶液 、あるいは、そのような溶液によって湿潤された各粒子の間の結合剤として作用 することのできる油性成分を用い、ノズル15を通して液体としてドラムの中に 導入するのが効果的である。 しかしながら、多くの材料、及び、材料の混合物は、固有の性質を有しており 、従って、純水又は他の溶媒で湿潤させただけで、満足すべき造粒、及び、その 後の圧密作用が得られる厚みになることがある。 問題とするタイプの装置においては、例えば、過剰の液体を供給すると、大き な塊が突然形成される危険性があり、そのような塊は、運転を大きく阻害し、時 間のかかる装置の分解及び清掃作業を必要とすることになる。 そのような危険性は、本発明の装置によってかなり低減されるが、その理由は 、スクレーパ14は、ドラムの内側壁に存在する粘着性の堆積物を常に取り除き 、そのような堆積物を圧密手段12の影響を受ける領域の中に落下させ、上記圧 密手段は、そのような剥離された堆積物を効果的に破砕するからである。 製品の流動性、ダストの排除、あるいは、造粒に対する適合性の観点から、圧 密造粒された粒子にコーティングを与えることが望ましい。そのようなコーティ ングの付与は、上記コーティングを形成するために適した溶液を、出口開口に最 も近いノズル15に導くことにより、本装置を用いて圧密工程で可能であり、こ れにより、特殊なコーティングの前処理が必要なくなる。 造粒又は造粒及びその後の圧密作用を行うために、あるいは、そのような作用 を支援するための液体として、上述のものに加えて、溶媒を含まない液体を用い ることができる。すなわち、最終製品において望ましいあるいは許容できる、常 温において油性である物質、あるいは、融解した物質を用いることができる。 上述の液体が、化学反応又は結晶化プロセスによって結合されない、水を含む 溶媒を含む又はそのような溶媒から構成され、その存在が最終製品において望ま しくない場合には、通常は、本発明の造粒機における処理の次に、代表的には流 動層における乾燥作業が実行される。 圧密された造粒物として得られた製品をドラムから取り除く前に、粉かけ(ダ ストコーティング)を行うのが効果的な場合がある。その目的のために、コーテ ィング粉体を図示しない手段によって、ドラムの出口端に導入することができ、 上記図示しない手段は、例えば、静止しているハウジング17を貫通するウォー ム型又は空圧型の投与装置とすることができる。この粉体コーティングは、ドラ ムの長さのかなりの部分(例えば、ドラムの長さの75%程度まで)において行 うことができる。 圧密された材料のドラムからの取り出しは、オーバーフローエッジ7から行う 。オーバーフローエッジの有効高さは、シールドプレート8を動かすことによっ て、変えることができる。従って、ドラムの中の材料のレベル(高さ)、結局は 、ドラムの中における材料の平均滞留時間を調節することができ、そのような平 均滞留時間は、造粒物又は顆粒の所望のサイズを得るために重要である。 オーバーフローエッジ7を通過した造粒物は、ハウジング17の底部に落下し 、そこから取り出されて、例えば、上述の乾燥作業と同様の後処理を行うか、あ るいは、包装作業を直接行い、若しくは、サイロの中に貯蔵することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年2月14日 【補正内容】 明細書翻訳文第5頁第25行から第6頁第27行の記載(原文明細書7ページ の記載に相当)を以下の通り訂正する。 図2から最も明確に分かるように、図示の実施例においては、ドラムには、ギ アリム(歯付きの周縁部)3が設けられており、このギアリムは、該ギアリムに 係合する歯車4によって、回転するようになされており、上記歯車は、電動モー タ5によって駆動される。一般的に、上記モータは運転の間に、25−200m /分(好ましくは、50m/分)の周速度を上記ドラムに与えるようになされて いる。 ドラムの一端部には、ペースト状又は粉末状の材料を導入するための入口手段 6が設けられており、一方、ドラムの他端部には、造粒物を回収するための手段 が設けられている。この回収手段は、オーバーフローエッジ7と、下方のスライ ドゲート9とを備えており、上記オーバーフローエッジの高さは、シールドプレ ート8を動かすことにより調節することができ、また、上記スライドゲート9は 、大きな造粒物及び塊を除去すると共に、ドラムを空にするためのものである。 入口手段6を介して導入される材料は、乾燥していて自由に流動する状態にあ る必要はなく、湿っていても良く、例えば、フィルタケーキの形態で導入して、 その後ドラムの中で破砕することもできる。材料が、例えば、顔料として、ある いは、技術的なセラミックスの成分として使用される酸化物のように、ペースト 状で導入される場合には、乾燥した粉末材料を同時に導入することができ、これ により、乾燥工程を行う必要がなく、結果的には、プロセスのエネルギ消費量が 全体的に低減される。 シャフト10が、ドラムの軸線に対して平行に且つ該軸線とは偏心して、ドラ ムを通って伸長しており、上記シャフトの両端部は、軸受11によって支持され ている。シャフト10は、ドラムの長手方向の軸線よりも下方に位置しており、 且つ、ドラムの長手方向の軸線から側方にずれている。その位置は、ドラムの回 転の影響を受けて材料が集まる場所である。 シャフト10は、ドラムの中に存在するその長さのほぼ全体にわたって、圧密 手段12が設けられており、該圧密手段は、図示の実施例においては、アームの 形態を有しており、これらアームは、シャフト10の急速回転により、ドラムの 中に存在する又はドラムの中で形成されている凝集体すなわち造粒物に対して、 密度を増大させる圧密効果を与える。この圧密効果は、ドラム1の比較的遅い回 転によって必要な混合及び部分的な造粒効果(凝集効果)が得られるので、極め て重要である。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年3月6日 【補正内容】 明細書翻訳文第4頁第9行から第5頁第24行の記載(原文明細書5乃至6ペ ージの記載に相当)を以下の通り訂正する。 『この知見は、本発明の造粒機に採用されており、本造粒機は、どのような周 知の装置よりも良好に、上述の項目1.から5.に列挙した要件の組み合わせを 満足することができる。本発明の造粒機は以下の構成要素を備えることを特徴と している。 (i) 実質的に水平な軸線の周囲で回転可能なドラム:このドラムは 、その直径よりも大きな長さを有しており、また、当該ドラムの一端部において ペースト状又は粉末状の材料を導入するための手段と、当該ドラムの他端部にお いて造粒物を取り除くための手段とを有している。 (ii) 上記ドラムの長手方向の軸線に対して平行に、上記ドラムの長さ を通って伸長するシャフト:このシャフトは、上記ドラムの長手方向の軸線より も下方の高さにおいて、上記ドラムの中で偏心した位置に置かれ、且つ、上記長 手方向の軸線を通る垂直面に対して、上記ドラムの底部の回転方向において水平 方向に変位しており、当該シャフトは、上記ドラムの中の当該シャフトの長さの 少なくとも主要な部分に、圧密手段を担持しており、当該シャフトから最も離れ ている上記圧密手段の部分は、当該シャフトが回転している時に、当該シャフト に最も近い上記ドラムの壁部の部分の付近の領域を通過するようになされている 。 (iii) 上記ドラムをその長手方向の軸線の周囲で回転させるための手段 、及び、上記シャフトを同じ方向にある回転数で回転させるための手段:上記回 転数は、当該造粒機が運転されている間に、上記ドラムの回転数の10乃至1, 000倍である値に調節することができ、これにより、上記ドラムの中に存在し ていて転動している材料を放り上げ、従って、上記材料は、上記圧密手段によっ て影響を受けていない場合に、製品が上記ドラムの中に存在する領域の外側の経 路を通って放り出される。 (iv) 上記ドラムの中で静止した状態で設けられる少なくとも1つのス クレーパ:このスクレーパは、上記ドラムの内側壁から材料を取り除き、該材料 を上記圧密手段によって放り上げられた材料と一体化させる。 (v) 少なくとも1つのノズル:このノズルは上記、放り上げられた材 料が通過する上記ドラムの領域に、少なくとも1つの流体を分配する。 本発明の造粒機の好ましい実施例及び詳細は、請求項2以降に特定されており 、図面を参照して以下に詳細に説明する。 図面において、 図1は、本発明の造粒機の実施例を縦断する極めて概略的な図であり、 図2は、図1の線II−IIで示す位置から該線の矢印の方向に見た場合の図 1の実施例の断面を概略的に示しており、 図3は、図1及び図2に示す造粒機の粒子の出口端を一部交差した状態で示す 斜視図であり、 図4は、図1乃至図3に示す実施例とは若干異なる構造を有する本発明の造粒 機の中の材料の流れを断面で示す概略図である。 図面に示す方法の実施例は、円筒形のドラム1を備えており、このドラムは、 ローラ2に担持されていて該ローラによって制御される。 図示の実施例においては、ドラムは水平であるが、図1において右方向に若干 傾斜した状態で支持し、処理すべき材料がドラムを通過しやすくすることもでき る。反対方向に若干傾斜させて、ドラムの装填率をある程度制御することができ るが、それは、後に説明する別の手段によって行うのが好ましい。 請求の範囲 1. 少なくとも1つの流体を供給して、少なくとも1つのペースト状又は粉 末状の材料を圧密造粒すると同時に混合を行うことのできる圧密造粒機であって 、 (i) 実質的に水平な軸線の周囲で回転可能なドラム(1)にして、こ のドラムは、その直径よりも大きな長さを有しており、また、当該ドラムの一端 部においてペースト状又は粉末状の材料を導入するための手段(6)と、当該ド ラムの他端部において造粒物を取り除くための手段とを有し、 (ii) 前記ドラムの長手方向の軸線に対して平行に、前記ドラムの長さ を通って伸長するシャフト(10)にして、このシャフトは、前記ドラム(1) の長手方向の軸線よりも下方の高さにおいて、前記ドラムの中で偏心した位置に 置かれ、且つ、前記長手方向の軸線を通る垂直面に対して、前記ドラムの底部の 回転方向において水平方向に変位しており、当該シャフトは、前記ドラムの中の 当該シャフトの長さの少なくとも主要な部分に、圧密手段(12)を担持してお り、当該シャフトから最も離れている前記圧密手段の部分は、当該シャフトが回 転している時に、当該シャフトに最も近い前記ドラムの壁部の部分の付近の領域 を通過するようになされ、 (iii) 前記ドラム(1)をその長手方向の軸線の周囲で回転させるため の手段(4、5)、及び、前記シャフト(10)を同じ方向にある回転数で回転 させるための手段(13)にして、前記回転数は、当該造粒機が運転されている 間に、前記ドラム(1)の回転数の10乃至1,000倍である値に調節するこ とができ、これにより、前記ドラムの中に存在していて転動している材料を放り 上げ、従って、前記材料は、前記圧密手段によって影響を受けていない場合に、 製品が前記ドラムの中に存在する領域の外側の経路を通って放り出され、 (iv) 前記ドラムの中で静止した状態で設けられる少なくとも1つのス クレーパ(14)にして、このスクレーパは、前記ドラムの内側壁から材料を取 り除き、該材料を前記圧密手段(12)によって放り上げられた材料と一体化さ せ、 (v) 少なくとも1つのノズル(15)にして、このノズルは、前記放 り上げられた材料が通過する前記ドラムの領域に、少なくとも1つの流体を分配 する、 ことを特徴とする圧密造粒機。 2. 請求項1の圧密造粒機において、前記造粒物を取り除くタイマの前記ド ラムの手段は、調節可能であるのが好ましい、製品を取り出すためのオーバーフ ローエッジ(7)と、大きな造粒物並びに塊を取り除くと共に当該圧密造粒機を 空にするための、スライドゲート(9)とを備えていることを特徴とする圧密造 粒機。 3. 請求項1又は2の圧密造粒機において、前記圧密手段(12)を担持す る前記シャフト(10)の両端部は、前記ドラムの外側に設けられた軸受(11 )によって担持されていることを特徴とする圧密造粒機。 4. 請求項1、2又は3の圧密造粒機において、前記シャフト(10)に設 けられた前記圧密手段(12)は、交換可能なアームであることを特徴とする圧 密造粒機。 5. 請求項1乃至4のいずれかの圧密造粒機において、前記スクレーパ(1 4)は、前記ドラムの頂部に設けられていて、前記ドラムが回転している時に、 前記ドラムの内側面のほぼ全体が前記スクレーパを通過するような長さを有して おり、また、少なくとも1つのノズルは、前記ドラムの長手方向に分配された複 数のノズル(15)を有しており、これらノズルは、前記スクレーパ、あるいは 、該スクレーパを担持する構造体に固定されていることを特徴とする圧密造粒機 。 6. 請求項5の圧密造粒機において、前記ノズル(15)には、各々のノズ ル又は各グループのノズルに対して別個に液体(16)を供給するための供給ラ インが設けられていることを特徴とする圧密造粒機。 7. 請求項6の圧密造粒機において、前記液体(16)を供給するための前 記供給ラインは、加熱ジャケットによって包囲されていることを特徴とする圧密 造粒機。 8. 請求項1乃至7のいずれかの圧密造粒機において、圧密手段が設けられ ている前記シャフト(10)は、中空であり、前記ドラム(1)を洗浄するため の開口又はノズルを有していることを特徴とする圧密造粒機。 9. 請求項1乃至8のいずれかの圧密造粒機において、前記ドラム(1)を 回転させるための前記手段(4、5)は、25乃至200m/分(好ましくは、 50m/分)の周速度を前記ドラムに与えるようになされており、前記シャフト を回転させるための前記手段(13)は、前記シャフト(10)から最も離れて 該シャフトに設けられている前記圧密手段(12)の部分の500乃至2,00 0m/分の周速度に相当する速度で、前記シャフトを回転するようになされてい ることを特徴とする圧密造粒機。 10. 請求項1乃至9のいずれかの圧密造粒機において、粉末材料を導入する ための前記手段(6)が位置する前記ドラム(1)の端部には、カバーが設けら れており、前記カバーと前記ドラム(1)との間の通路におけるガスケット手段 への粉体の流れが、前記ドラムの中に吹き込まれる又は吸引される空気によって 防止され、また、前記ドラムの反対側の端部には、前記ドラムの中で処理される ために前記ドラムの中に存在する材料に対して冷却効果を与えた前記空気を除去 するための手段(18)が設けられていることを特徴とする圧密造粒機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C11D 17/06 9546−4H C11D 17/06 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TT, UA,US,UZ,VN (72)発明者 ヘイン,トルベン デンマーク王国デーコー−2720 ヴァンラ ーゼ,トラーゲヴェールデヴェイ 35 (72)発明者 ラーセン,ターゲ・マーラー デンマーク王国デーコー−3520 ファル ム,アネケレート 32 (72)発明者 ニールセン,エロ デンマーク王国デーコー−2620 アルベル ツラント,マルンダルスパーケン 58

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 少なくとも1つの流体を供給して、少なくとも1つのペースト状又は粉 末状の材料を圧密造粒すると同時に混合を行うことのできる圧密造粒機であって 、以下の構成要素を備えることを特徴とする圧密造粒機。 (i) 実質的に水平な軸線の周囲で回転可能なドラム(1):このドラ ムは、その直径よりも大きな長さを有しており、また、当該ドラムの一端部にお いてペースト状又は粉末状の材料を導入するための手段(6)と、当該ドラムの 他端部において造粒物を取り除くための手段とを有している。 (ii) 前記ドラムの長手方向の軸線に対して平行に、前記ドラムの長さ を通って伸長するシャフト(10):このシャフトは、前記ドラム(1)の長手 方向の軸線よりも下方の高さにおいて、前記ドラムの中で偏心した位置に置かれ 、且つ、前記長手方向の軸線を通る垂直面に対して、前記ドラムの底部の回転方 向において水平方向に変位しており、前記ドラムの中の当該シャフトの長さの少 なくとも主要な部分には、圧密手段(12)が設けられており、当該シャフトか ら最も離れている前記圧密手段の部分は、当該シャフトが回転している時に、当 該シャフトに最も近い前記ドラムの壁部の部分の付近の領域を通過するようにな されている。 (iii) 前記ドラム(1)をその長手方向の軸線の周囲で回転させるため の手段(4、5)、及び、前記シャフト(10)を同じ方向にある回転数で回転 させるための手段(13):前記回転数は、当該造粒機が運転されている間に、 前記ドラム(1)の回転数の10乃至1,000倍である値に調節することがで き、これにより、前記ドラムの中に存在していて転動している材料を放り上げ、 従って、前記材料は、前記圧密手段によって影響を受けていない場合に、製品が 前記ドラムの中に存在する領域の外側の経路を通って放り出される。 (iv) 前記ドラムの中で静止した状態で設けられる少なくとも1つのス クレーパ(14):このスクレーパは、前記ドラムの内側壁から材料を取り除き 、該材料を前記圧密手段(12)によって放り上げられた材料と一体化させる。 (v) 少なくとも1つのノズル(15):このノズルは、放り上げられ た状態の前記材料が通過する前記ドラムの部分に、少なくとも1つの流体を分配 する。 2. 請求項1の圧密造粒機において、前記造粒物を取り除くタイマの前記ド ラムの手段は、調節可能であるのが好ましい、製品を取り出すためのオーバーフ ローエッジ(7)と、大きな造粒物並びに塊を取り除くと共に当該圧密造粒機を 空にするための、スライドゲート(9)とを備えていることを特徴とする圧密造 粒機。 3. 請求項1又は2の圧密造粒機において、前記圧密手段(12)を担持す る前記シャフト(10)の両端部は、前記ドラムの外側に設けられた軸受(11 )によって担持されていることを特徴とする圧密造粒機。 4. 請求項1、2又は3の圧密造粒機において、前記シャフト(10)に設 けられた前記圧密手段(12)は、交換可能なアームであることを特徴とする圧 密造粒機。 5. 請求項1乃至4のいずれかの圧密造粒機において、前記スクレーパ(1 4)は、前記ドラムの頂部に設けられていて、前記ドラムが回転している時に、 前記ドラムの内側面のほぼ全体が前記スクレーパを通過するような長さを有して おり、また、少なくとも1つのノズルは、前記ドラムの長手方向に分配された複 数のノズル(15)を有しており、これらノズルは、前記スクレーパ、あるいは 、該スクレーパを担持する構造体に固定されていることを特徴とする圧密造粒機 。 6. 請求項5の圧密造粒機において、前記ノズル(15)には、各々のノズ ル又は各グループのノズルに対して別個に液体(16)を供給するための供給ラ インが設けられていることを特徴とする圧密造粒機。 7. 請求項6の圧密造粒機において、前記液体(16)を供給するための前 記供給ラインは、加熱ジャケットによって包囲されていることを特徴とする圧密 造粒機。 8. 請求項1乃至7のいずれかの圧密造粒機において、圧密手段が設けられ ている前記シャフト(10)は、中空であり、前記ドラム(1)を洗浄するため の開口又はノズルを有していることを特徴とする圧密造粒機。 9. 請求項1乃至8のいずれかの圧密造粒機において、前記ドラム(1)を 回転させるための前記手段(4、5)は、25乃至200m/分(好ましくは、 50m/分)の周速度を前記ドラムに与えるようになされており、前記シャフト を回転させるための前記手段(13)は、前記シャフト(10)から最も離れて 該シャフトに設けられている前記圧密手段(12)の部分の500乃至2,00 0m/分の周速度に相当する速度で、前記シャフトを回転するようになされてい ることを特徴とする圧密造粒機。 10. 請求項1乃至9のいずれかの圧密造粒機において、粉末材料を導入する ための前記手段(6)が位置する前記ドラム(1)の端部には、カバーが設けら れており、前記カバーと前記ドラム(1)との間の通路におけるガスケット手段 への粉体の流れが、前記ドラムの中に吹き込まれる又は吸引される空気によって 防止され、また、前記ドラムの反対側の端部には、前記ドラムの中で処理される ために前記ドラムの中に存在する材料に対して冷却効果を与えた前記空気を除去 するための手段(18)が設けられていることを特徴とする圧密造粒機。
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