JP4638198B2 - 粉末圧縮成形機 - Google Patents

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Description

本発明は、医薬品、食品、電子部品などの粉末圧縮成形物を製造するための粉末圧縮成形機に関する。
従来、回転式の粉末圧縮成形機は、立シャフトを介してフレーム内に回転盤を水平回転可能に配設し、その回転盤に複数の臼を所定のピッチで設け、各臼の上下に上杵及び下杵を上下摺動可能に保持させ、杵先を臼内に挿入した上杵と下杵とを上ロールと下ロール間を通過させることにより、臼内に充填した原料である薬剤などの粉末を圧縮成形するように構成したものが一般的である。
このような粉末圧縮成形機において、フレーム内を大気圧より低い圧力に減圧しておき、その減圧下において粉末を圧縮するものが、例えば特許文献1(実公昭43−25910号公報)に開示されている。このような減圧式の粉末圧縮成形機によれば、減圧度が高い程、より品質の良い成形品を成形できるため、密閉性の維持が重要となる。
この特許文献1に記載のものでは、原料を供給する部分及び製品を取り出す部分にロッカーバルブを設け、内部と外部との直接的な連通を遮断した状態で原料供給及び製品取り出しを行うようになっている。すなわち、このロッカーバルブは、回転可能な区画を有し、この区画内に原料を大気圧下で供給した後、その区画を回転させて減圧された内部に連通させる。このことによって、前記原料を減圧されたフレーム本体内に供給するようになっている。
ところで、上記のロッカーバルブにおいては、各区画は原料が投入されてフレーム本体内に供給されるまでの間、密封された状態に保持される必要がある。また、各区画を完全に密閉するためには、ロッカーバルブの内周面及び両側面におけるシールを完全にする必要がある。しかし、このようなシール構造を採ると、ロッカーバルブが回転する際に、シール部分の回転抵抗が大きくなり、シールが著しく摩耗することとなる。さらに、このような構成において区画を密封するシールが摩耗すると、区画内の密閉度が低下し、シールの機能が低下している箇所から原料が空気とともにフレーム本体内部に向かって勢いよく噴き出す可能性がある。このような事態が発生すると、フレーム本体内部に飛散した原料が充満することになり、その清掃が困難となってしまう。
同様に、成形品の取出側のロッカーバルブにおいても、このような気密性の低下した区画が存在すると、ロッカーバルブを介して減圧されたフレーム本体内部に外気が流入するので、減圧状態を形成できなくなる。このようにしてフレーム本体内に供給された原料は、その粒子間に空気が存在するため、減圧下で圧縮成形しても、存在する空気のために、減圧下での圧縮成形の効果を十分に発揮し得るものではなかった。
また、粉末圧縮成形機においても、成形品の成形が終了した後、内部に付着して残っている粉末原料を洗浄する必要がある。しかしながら、減圧式の粉末圧縮成形機では、成形品の成形が済んでフレーム内部の減圧を解除して外部雰囲気に開放する際にフレーム内に残っている原料が外部雰囲気に飛散する可能性があった。
実公昭43−25910号公報
以上説明したように、減圧式の粉末圧縮成形機では、気密に密閉されたフレーム内で粉末原料を扱い、これを圧縮成形することで成形品を得るようになっているが、この際、気密性の維持及び気密性解除後の内部の粉末原料の飛散の問題があった。
この発明は、このような課題を解決するべくなされたものであり、その目的は、粉末原料の投入から、成形品の排出、内部の洗浄に至るまで、完全密閉状態を維持して材料粉末の飛散等を有効に防止できる装置を提供することにある。
本発明によれば、内部を外部の雰囲気から遮断する筐体と、この筐体内に設けられこの筐体内で粉末原料を所定の形状に圧縮成形する圧縮成形機構と、を有する粉末圧縮成形機であって、前記筐体に配管を介して接続され、前記筐体内を減圧するための真空装置と、この配管に取り付けられ、前記筐体側の配管内雰囲気と真空装置側の配管内雰囲気を遮断するための雰囲気遮断機構と、前記雰囲気遮断機構から筐体側の雰囲気中の前記圧縮成形機構と前記筐体内部に付着した粉末原料を濡らす液体供給機構と、前記筐体に取り付けられ、前記筐体の気密状態を開閉する気密調節機構と、を有することを特徴とする粉末圧縮成形機が提供される。
また、この装置は、少なくとも前記圧縮成形機構、雰囲気遮断機構、液体供給機構に接続された制御装置を有し、この制御装置は、前記圧縮成形機構での圧縮成形が終了した後、前記雰囲気遮断機構を作動させて筐体側の配管内雰囲気と真空装置側の配管内雰囲気を遮断し、その後前記液体供給機構を用いて前記圧縮成形機構と前記筐体内部に付着した粉末原料を濡らすように各機構を制御するものであることが好ましい。また、前記制御装置は、前記気密調節機構にも接続されており、前記液体供給機構により粉末原料を濡らした後、前記筐体の減圧状態を開放させるものであることが好ましい。
このような構成によれば、粉末圧縮成形機の洗浄を行う際に、内部の部品を取り外したり洗浄に必要な装置を取り付ける必要がある場合において、筐体を外部雰囲気に開放する前に、筐体内部を濡らすことが出来るので、筐体を開いた場合に粉末原料の飛散してしまうことを防止できる。
また、このような構成によれば、筐体内が密閉されて減圧されているので、温度や湿度などの外的要因を完全に遮断して成形品を製造することができ、原料が吸湿性を有するものや吸引した場合に人体に悪影響を及ぼす可能性のあるものである場合でも確実に、かつ安全に成形品を製造することができ、錠剤、栄養補助食品、電子部品などの製造装置として有用である。又、原料内の空気を抜いて成形するため、臼への充填性の低い原料であっても十分に臼に原料を充填することができ、成形品毎の原料使用量のばらつきを抑制でき、さらには硬度に関して成形品の品質を向上させることができ、とりわけ医薬品の製造装置として有用である。
この発明の1の実施形態によれば、前記筐体内の減圧状態を開放した後に前記筐体内に取り付けられ、前記筐体内の前記圧縮成形機構と前記筐体内部とを洗浄するための洗浄機構をさらに有することを特徴とする粉末圧縮成形機が提供される。この場合、前記制御装置は、前記気密調節機構により筐体内の減圧を開放させた状態で前記粉末原料の洗浄を行った後、前記気密調節機構を閉じて真空装置を作動させると共に前記雰囲気遮断機構を開き、前記筐体内を減圧乾燥させるものであることが好ましい。
このような構成によれば、粉末原料の飛散を防止するべく粉末原料を濡らした後、洗浄機構を設置でき、筐体内部を洗浄し、続けて乾燥を行うことが可能になる。
なお、本発明の粉末圧縮成形機において、その筐体内に維持される減圧状態とは、大気圧より低く、かつ真空に近い状態であればよく、例えば66.6HPa(50Torr)〜666.4HPa(500Torr)、好ましくは66.6HPa(50Torr)〜133.3HPa(100Torr)に筐体内の圧力を維持する状態を指すものである。この減圧状態は、上記した範囲においてもより低い圧力により達成されることが望まれるが、必ずしも例えば1Pa(10−2Torr)以下のような真空状態を適用する必要はない。
このような構成によれば、原料供給機構は、その内部圧力を減圧した状態で原料を筐体内に供給するので、原料間に残留する空気量を低減することが可能である。又、減圧下で原料を筐体内に供給するために、原料供給機構の内部圧力と筐体内の内部圧力との圧力差が微少であるため、原料供給機構から筐体内部に圧力差により原料が引き込まれることがない。このため、原料が筐体内に飛散するような不具合が解消される。
これに加えて、外気導入機構を設けて筐体内部に外気を導入する構成とすれば、排出機構により筐体内の雰囲気を排出する構成であるので、成形により発生する粉塵などは、筐体内の雰囲気とともに外部に排出される。このため、成形時に、臼孔から微量の原料が噴出したとしても、筐体内雰囲気を悪化させることを防ぐことが可能になる。
成形されなかった原料を効率よく排出するためには、排出機構が、筐体内の雰囲気を吸い出す真空装置と、真空装置に接続されて筐体内の特定部位において開口して雰囲気を導出する導出管路とを備えているものが好ましい。このような構成において、特定部位が、回転盤の少なくとも上面近傍部位であるものが望ましい。特定部位を、回転盤の上面近傍部位に設定することにより、導出管路が圧縮の際に臼孔から噴出する微量の原料を確実に捕らえることができる。
又、このような部位に特定部位を設定することにより、稼働中に発生して回転盤に蓄積された熱を、発散させることが可能になる。すなわち、導出管路が特定部位に開口していることにより、回転盤の上面近傍部位に空気流が発生し、その空気流により回転盤が冷却される。このように、回転盤を冷却することにより、回転盤の温度が高くなることを防止することができ、生産性を向上させることができるとともに、原料に対する熱の影響を排除することができる。
原料の供給及び成形品の排出を円滑にするためには、原料供給機構及び成形品排出機構における減圧状態が、筐体内の減圧状態と少なくともほぼ等しいものが好ましい。すなわち、このように原料供給機構及び成形品排出機構の減圧状態における内部圧力と筐体内においる内部圧力とがほぼ等しいつまり両者の圧力差がほぼない状態で釣り合うと、原料及び成形品が圧力差により急激に動くことを防ぐことができるものである。
筐体内の減圧状態における圧力を所望の値に容易に調整するためには、外気導入部が、筐体の上部に設けられて導入する外気の量を調整する調整装置を備えてなるものが好適である。調整装置としては、例えば外気が通過する開口の開口面積を手動あるいは自動で変更する弁を含むものが挙げられる。
確実に原料を供給し得るとともに、構成を簡素化するためには、原料供給機構が、原料を貯留するホッパと、ホッパが減圧状態にある場合に連通して所定量の原料を回転盤上方に配置される原料供給機構に供給する定量供給装置とを備えるものが望ましい。
同様にして、成形品排出機構が、臼から排出される成形品を減圧下で貯留する第一貯留容器と、第一貯留容器から投入された成形品を大気圧下で排出する第二貯留容器と、第一貯留容器と第二貯留容器とを往復動により選択的に連通させる弁体とを備えるものが好ましい。このように、往復動する弁体を用いて第一貯留容器と第二貯留容器とを選択的に連通させることにより、成形品に付着している原料が付着して、弁体の気密性を低下させることを防ぐことができる。
なお、本発明の、この欄に記載されていない他の特徴や効果は、次の発明の実施の形態の項及び添付した図面から当業者にとって明らかになるものである。
以下、本発明の実施の一形態を、図1〜図11を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る回転式粉末圧縮成形機を示す縦断面図である。この粉末圧縮成形機は、この成形機の内部を外部の雰囲気から遮断する筐体1と、この筐体1内に設けられこの筐体1内で粉末原料を所定の形状に圧縮成形する圧縮成形機構2とを有する。
この圧縮成形機構2は、この図1に示すように、筐体1内に回転軸たる立シャフト3を介して回転盤4を水平回転可能に配設し、その回転盤4に臼孔5aを有する複数の臼5を所定のピッチで取り付け、各臼5の上下に上杵6及び下杵7を上下摺動可能に保持させてある。又、上杵6を押圧するための上ロール8と下杵7を押圧するための下ロール9とが、立シャフト3を中心として回転盤4の上下に配設してある。そして、回転盤4を回転させて、上杵6と下杵7とのそれぞれの先端を臼孔5aに挿入した状態で、上杵6と下杵7とを上ロール8と下ロール9の間を通過させると、臼孔5a内に充填した原料の粉末又は顆粒を圧縮して成形するようになっている。
図2及び図3は、この回転式粉末圧縮成形機の外観正面図及び外観側面図である。図3に示されるように、この成形機は、前記筐体1に配管系統10を介して接続され前記筐体1内を減圧するための真空装置11と、この配管系統10に取り付けられ、前記筐体1側の配管内雰囲気と真空装置11側の配管内雰囲気を遮断するための雰囲気遮断弁12(雰囲気遮断機構)とが設けられている。
真空装置11からの配管系統10は、上記筐体1内に粉末原料を供給するための原料供給機構13にも接続されている。この原料供給機構13は、後で詳しく説明するが、ホッパー等から構成され、原料を内部に取り入れる際に内部圧力が大気圧に保持され、かつ原料を筐体1内に供給する際に内部圧力が減圧されるようになっている。
また、前記真空装置11からの配管系統10は、図に14で示す成形品排出機構にも接続されている。この成形品排出機構14は、前記筐体1内の圧縮成形機構2により成形された錠剤等の成形品を筐体1外に排出するものである。詳細な構成は後述するが、成形品を筐体1からその内部に取り入れる際に内部圧力が減圧され、かつ成形品を外部に払い出す際に内部圧力が大気圧に保持されるようになっている。
また、筐体1には、図3に示すように、筐体1内部に外気を導入し、筐体内の減圧状態を開放し大気圧に戻すための外気導入機構15(気密調節機構)が設けられている。
以下、この粉末圧縮成形機の各構成について詳しく説明する。
まず、この実施形態では、前記上杵6(図1)及び下杵7を回転盤4に組み付けた状態で、この回転盤4を立シャフト3から取り外せるように構成してある。具体的には、回転盤4は、立シャフト3から分離するために、昇降機構17により一旦上方に持ち上げられ、その持ち上げられた位置から、搬出用の装置(図示しない)を用いて筐体1外に取り出されるものである。このとき、回転盤4を立シャフト3から取り外すべく回転盤4を上昇させる際に上ロール8が回転盤4の移動に干渉するので、上ロール8はそのような干渉を回避する位置まで移動し得るように構成してある。
前記筐体1は、図1に示すように、フレーム19と、フレーム19で囲まれる内部空間を密封し得るようにフレーム19に取り付けられる外装体20とを備えている。つまり、筐体1は、フレーム19に回転盤4などの圧縮成形機構2に要する機構部分を組み付けるとともに、外装体20によりフレーム19を包囲して、その内部に密閉空間を形成しているものである。フレーム19は、下部フレーム19aとその下部フレーム19aの上に固定される上部フレーム19bとから構成される。この構成は、基本的には圧縮成形のための成形部とこの成形部における回転盤4を駆動するための駆動部とを区画することを目的としている。このような構成の場合、少なくとも上部フレーム19bにより形成される空間を密封する構成とすればよい。
具体的には、下部フレーム19aの内部には主動モータ21が取り付けられ、その上部にはウォームホイール22、そのウォームホイール22に噛み合うウォーム23、及び立シャフト3の下端を回転可能に支持する立シャフト下ベアリング24を収納するギア室25が形成してある。主動モータ21の回転は、ウォーム23にベルト26を介して伝達される。加えて、ギア室25の上面には、立シャフト3を支持する支持部材27が固定してあり、その支持部材27の内側に立シャフト3が回転可能に、かつ気密性を有する上、下テーパローラベアリング28,29により支持される。下テーパローラベアリング29がオイルシール29aにより密封されることにより、立シャフト3の周辺部分から上部フレーム19bの気密性が低下することはない。つまり、このような構造により、ギア室25を含む下部フレーム19a内部は、回転盤4が配置される上部フレーム19bの上側とは隔離されたつまり連通しない状態になり、上部フレーム19bの減圧状態が妨げられないようになっている。
また、立シャフト3は、剛性を高くするべく可能な限り太径に形成してあり、上記した立シャフト下ベアリング24と上、下テーパローラベアリング28,29とにより、筐体1の略中央部に回転自在に配設してある。この立シャフト3のギア室25に収容される部分つまり下端近傍部分には、ウォームホイール22が固定され、上端部には、継手機構たる下クラッチ板31が固定してある。
回転盤4は、回転盤下部4aと回転盤上部4bとからなる。回転盤下部4aは、下杵7を摺動可能に保持するもので、臼5を着脱可能に同一円周上に所定のピッチで保持する臼保持部材33を備えている。又、回転盤上部4bは、上杵6を摺動可能に保持するもので、立シャフト3に継手機構たる上クラッチ板32を介して選択的に接続される中心軸34を備えるとともに、その中心軸34の上端部にベアリング35を介して取り付けられる懸吊軸36とを備えている。懸吊軸36は、昇降機構17により稼働中は押圧されて回転盤4の軸受けとして機能し、回転盤4の取り外しの際には、昇降機構17と回転盤4との接続部として機能する。
継手機構を構成する下クラッチ板31と上クラッチ板32は、本願出願人が所有する日本国特許第2992529号(本参照により、その内容は本明細書に組み込まれる)に示されるような、円環形状をなし、軸方向を向いて所定ピッチで設けられる複数の歯を有するものである。この継手機構は、噛み合いクラッチであれば、以上に説明したものに限定されるものではない。
回転盤4に保持された上杵6は、前記懸吊軸36の下端部分の周壁に取り付けられた案内レール37により、粉末の充填される位置の近傍で最も高い位置まで案内され、上ロール8に達する位置ではその上ロール8下に入り込む低い位置にまで案内されるようになっている。また、下杵7は、回転盤4の下側に設けられた低下器38により上下され、下ロール9による圧縮が終了した後、圧縮により成形された成形品を臼5から取り出す際に最高位置まで案内されるようになっている。この上杵6と下杵7は、回転盤4を立シャフト3から切り離した状態で、回転盤4に保持されて回転盤4、案内レール37及び低下器38等とともに取り外すことができるように構成してある。
上ロール8は、スライド移動可能に上部フレーム19bの横梁部19c下面に取り付けてある。すなわち、上ロール8は、取付ブロック39に設けられた取付軸部40に、軸受41を介して回転可能に取り付けられるもので、常時は取付ブロック39が移動不能に上部フレーム19bに固定してあり、固定を解除した場合に背面方向に取付ブロック39がスライド移動できるようになっている。また、図5は、この取付ブロック39の周囲を示す縦断面図である。この上ロール8の軸受41は、図5に示すように、グリス42内に残留する空気が内部から漏洩することを防止する構造となっている。すなわち、軸受41は、複数のローラ43を所定ピッチで配置した内輪44と外輪45との間にグリス42が充填してあるが、そのグリス42は大気圧下で充填されたため、空気が混入している。そのため、減圧下の環境では、その空気が減圧側に引っ張られ、例えば可撓性を有するOリングあるいはOリングより回転抵抗の低いオイルシールからなる密封部材46を変形させることになる。これを防止するために、密封部材46で密封されているグリス42の充填されているベアリング空間47を、取付軸部40に設けた通気孔49により筐体内圧力と同圧にするようにしている。通気孔49は、その一方の端部49aが上ロール8の内周面側に対向して開口し、他方の端部49bが内輪44からベアリング空間47に対向して開口している。なお、それぞれの端部49a、49bにおける対向面との間の間隙は、グリス42の漏洩しない寸法にしてある。なお、このような軸受41の構造、つまりベアリング空間47の圧力をその周囲の環境の圧力つまり筐体1内の圧力とほぼ等しくするための構造は、上部フレーム19b内において使用される各軸受に適用するものであってよい。
なお、前記上及び下ロール8,9は、その構成をわかりやすくするために、図1において、それぞれを側面から見た状態に図示してあるとともに、予備圧縮用と本圧縮用とで対をなすものであるが、その一方を省略し他方のみを図示してある。また、フレーム19、立シャフト3、回転盤4、昇降機構17などの位置関係を明確に示すために、成形物の取り出し部等については、図示を省略した。さらに、各断面図等は、図間の縮尺や縦横比が異なるが、各図は説明の目的のためのみであり,実際の装置においてはそれらの整合性が取れていることはもちろんである。
次に、排気、濡らし、洗浄及び乾燥のための配管系統及びその制御について説明する。
図7は、前記真空装置11に接続された排気配管系統10(図に太線で示す)及び、これらを制御する制御装置50を示した概略構成図である。なお、制御装置50は、上記で説明した各機構及び以下で説明する各構成に図示しないドライバを介して接続され、これらを制御できるようにプログラミングされているものである。
前記排気配管系統10には、前述したように、筐体1側の配管内雰囲気と真空装置11側の配管内雰囲気を遮断するための雰囲気遮断弁12が設けられている。この雰囲気遮断弁12は、この実施形態では例えば電磁装置により作動するものであり、前記制御装置50の指令により、前記圧縮成形機構2による成形が終了したならば作動し、筐体1側の雰囲気(図にAで示す)を真空装置11側の雰囲気(図にBで示す)から切り離すようになっている。
この図には図示しないが、前記真空装置11側の配管52には、排気に含まれる粉末原料を取り除くためのフィルタや集塵装置が設けられていても良い。フィルタや集塵装置は、配管52の途中に設けられていてもよいし、前記真空装置11と一体的に設けられていても良い。なお、真空装置11は、これに限定されるものではないが、例えば筐体1外に設置されるアスピレータやドライ真空ポンプなどの真空ポンプでもよい。
また、筐体1側の配管系統は、筐体1内の特定部位において開口して雰囲気を導出する第1〜第3の導出管路53a〜53cと、前記原料供給機構13に接続された原料供給側圧力調整管路54と、前記排出機構14に接続された排出側圧力調整管路55とを有する。
このうち、第1の導出管路53aは、第1の特定部位すなわち回転盤4の奥手側の少なくとも上面近傍部位、具体的には、回転盤4の臼保持部材33の上面で、かつ例えば上杵6と下杵7とが押圧操作されるタイミングに対応する部位において開口している。また、第2の導出管路53bは、回転盤4の奥手側の臼保持部材33の下面側に開口している。第3の導出管路53cは、回転盤4手前側の上面側において開口している。これら第1〜第3の導出管路53a〜53cの開口位置は、圧縮された際に、ごく微量ではあるが臼5から漏れる粉末を確実に吸引できる部位に対応して設定するものである。また、このように設定することにより、回転盤4の上下表面に気流を発生させることができ、漏洩した粉末の吸引と回転盤4の冷却とを同時にすることを可能にしている。
上記第1、第2の排出管路53a、53bへ繋がる配管系統の上流には、開閉弁56が設けられている。この開閉弁56は、粉末原料供給の際に前記原料供給機構13側からの大気圧が筐体1内に導入されるのを防止するために設けられているものである。
前記原料供給機構13は、原料を内部に取り入れる際に内部圧力が大気圧に保持され、かつ原料を筐体1内に供給する際に内部圧力が減圧されるもので、前記圧力調整管路54が接続されたホッパ57と定量供給装置58とを備えている。
ホッパ57は、その上方に配設される大容量貯蔵室(図示しない)に貯留された、あるいは搬送管路(図示しない)から供給される原料を、その内部の圧力が大気圧に保持されている間に受け入れて貯留するものである。図2に示すように、ホッパ57は、その上部のバタフライ弁からなる入口弁59を、定量供給装置58に連通可能なその下部にバタフライ弁からなる出口弁60をそれぞれ備えている。この入口弁59と出口弁60は、ホッパ57及び後述する定量供給装置58内に貯留されている原料の量に応じて開閉される。また、入口弁59は、ホッパ57内が大気圧に保持されている間に開かれ、ホッパ57内が減圧される場合には完全に閉じられる。これに対して、出口弁60は、ホッパ57内が大気圧に保持されている間は閉じられ、ホッパ57内が減圧されている場合は開かれる。
原料供給側圧力調整管路54は、ホッパ57に連通するとともに、三方弁61(図7も参照のこと)により選択的に真空装置11と外部空間とに連通するものである。すなわち、この圧力調整管路54は、第1の三方弁61を切り替えることにより、ホッパ57内を外部空間に連通させてホッパ57内の圧力を大気圧に等しくするとともに、第1の三方弁61を切り替えてホッパ57内を真空装置11に連通させてホッパ57内の雰囲気を吸い出して減圧するものである。なお、第1の三方弁61は、前記制御装置50により、原料の供給状態に応じて切り替えられるものである。
一方、定量供給装置58は、第1図に示すように、その底部に回転翼70を有し、ホッパ57が減圧状態にある場合にホッパ57と連通して原料が投入され、回転翼70が回転することにより所定量の原料を回転盤4の上方に配置される原料充填部に供給する。したがって、圧力差により筐体1内に原料が吸引されないように、この定量供給装置58は、図7に示すように、導出管路53a〜53cと同系統に接続されることにより、常時筐体1内とほぼ等しい圧力に減圧されるようになっている。このことで、例えばホッパ57の内部が大気圧状態にある場合に、瞬間的に定量供給装置58内部の圧力が変動することを防止することができるものである。
次に、成形品排出機構14は、図6に示すように、臼5から排出される成形品(図に点線65で示す)を減圧下で貯留する第一貯留容器62と、第一貯留容器62から投入された成形品65を大気圧下で排出する第二貯留容器63と、第一貯留容器62と第二貯留容器63とを往復動により選択的に連通させる弁体64とを備えている。前述したように、第二貯留容器63内の圧力を調整するための前記圧力調整管路55が接続されている。
ここで、前記第一貯留容器62は、筐体1内にその上端部分が成形品65を臼孔5aから取り出す位置に対応して位置し、その下端部分に下縁部分を中心にして開閉する扉62aを備えている。第一貯留容器62から第二貯留容器63までの間には、成形品65の搬送路66が設けてあり、その下端が第二貯留容器63の入口63aと連通している。
第二貯留容器63は、筐体1から突き出した状態に取り付けられ、その入口63aは横方向に往復動する弁体64により開閉される。加えて、第二貯留容器63の下端部分には、成形品65を取り出すための出口67が設けてあり、その出口67は例えばバタフライ弁のような出口弁68により実質的に開閉される。
前記排出側圧力調整管路55は、第二貯留容器63に連通するとともに、図2、図3、図4及び図7に示す第2の三方弁69により選択的に真空装置11と外部空間とに連通するものである。すなわち、排出側圧力調整管路55は、第2の三方弁69を切り替えることにより、第二貯留容器63内を真空装置11に連通させて第二貯留容器63内の雰囲気を吸い出して減圧するとともに、第2の三方弁69を切り替えて第二貯留容器63内を外部空間に連通させて第二貯留容器63内の圧力を大気圧に等しくするものである。なお、この第2の三方弁69は、原料供給側圧力調整管路54に設けられた第1の三方弁61と同様に、前記制御装置50により、成形品65の貯留状態に応じて切り替えられるものである。
前記外気導入機構15は、図2等に示すように、例えば筐体1の上部に設けられて、取り入れられる外気の流量を制御する調整装置である流量制御弁71を備えてなるものである。通常、筐体1内の圧力は、真空装置11の吸出量と流量制御弁71の流量制御量とにより決まるもので、吸出量を一定にしておき、流量制御弁71を制御することにより筐体1内の圧力を制御するようになっている。流量制御弁71は、手動あるいは自動により制御される。なお、説明は省略するが、筐体内の圧力を測定するための圧力センサを配置し、圧力センサから出力される出力信号に基づいて前記制御装置50で運転前及び運転中の筐体1内の圧力を監視するように構成するものであってよい。あるいは、そのような圧力センサの出力信号に基づく検出圧力が目標となる圧力を上回っている場合は前記制御装置50で流量制御弁71を絞るように自動制御し、前記検出圧力が目標となる圧力を下回る場合は、流量制御弁71をその時点の開度に維持するかあるいは検出圧力と目標となる圧力とがほぼ等しくなるように流量制御弁71を自動制御するものであってよい。
このような構成において、この回転式粉末圧縮成形機にあっては、運転に際しては真空装置11が作動し、筐体1内を常時、大気圧より低い圧力状態つまり減圧状態に維持するものである。すなわち、運転に先だって真空装置11を作動させ、流量制御弁71の開度を調節して、筐体1内の圧力を所定値まで減圧する。この場合、所定値は、例えば66.6HPa(50Torr)〜133.3HPa(100Torr)の範囲で設定するもので、この範囲内でできるだけ低いものが好ましい。上述したように、真空装置11は、一旦作動すると、同一の能力つまり吸出量を変化させることなく連続して動作させる。
このようにして真空装置11が作動すると、導出管路53a〜53cを通じて筐体1内の雰囲気が外部に排出されるとともに、流量制御弁71を介して外気が筐体1内に流入する。したがって、流量制御弁71を絞る、つまり流入する外気の量を少なくすることにより、筐体1内の圧力は低下するものであり、逆に流量制御弁71を開ける、つまり流入する外気の量を多くすることにより、筐体1内の圧力を上昇させるものである。真空装置11は、運転が開始されると、筐体1内を減圧状態に保持するために、連続して作動させておくものである。そして、筐体1内が大気圧より低い所定の圧力の状態になると、原料の圧縮が可能になる。
この後、原料をホッパ57に投入する。この場合、ホッパ57は、入口弁59及び出口弁60を閉じ、圧力調整管路54の三方弁61を操作して、その内部の圧力が大気圧とほぼ等しくなるように制御される。ホッパ57内がほぼ大気圧状態になった時点で、入口弁59を開き、図3に矢印Xにより示すように、原料がホッパ57内に投入される。所定量の原料がホッパ57内に投入されると、入口弁59が閉じられるとともに、第1の三方弁61が切り替えられて、ホッパ57内を減圧する。ホッパ57内の圧力が筐体1内の圧力とほぼ等しくなった時点で、ホッパ57の出口弁60を開いて、ホッパ57内の原料を定量供給装置58に投入する。
このように、ホッパ57内の圧力をほぼ大気圧にして原料をホッパ57内に投入し、ホッパ57内の圧力をほぼ筐体1内の減圧された圧力にして原料を定量供給装置58に払い出すので、原料が実質的に筐体1内に供給される場合には、ホッパ57内の圧力が筐体1内の圧力に対して高くなっていることはない。つまり、原料を供給する場合に、ホッパ57と筐体1との間に圧力の差が生じることはない。したがって、ホッパ57から急激に原料が筐体1内に移動することを防止することができ、原料の筐体1内での拡散を確実に防止することができる。また、筐体1内の圧力が急上昇することを防止することができる。
また、定量供給装置58への原料の供給あるいは払い出しを、ホッパ57の内部圧力を減圧状態で実施するので、定量供給装置58に貯留される原料に混入する空気の量が減少する。したがって、原料が臼5に充填されて圧縮成形される場合に、混入する空気により原料が臼5より噴出することを最小限に抑制することができ、混入する空気が減少していることにより少なくとも成形品65の硬度をほぼ一定にすることができ、成形品65の品質を向上させることができる。
このようにして、原料を臼5に供給できる状態となった後、回転盤4を回転させると、下杵7の杵先が臼孔5a内に挿入された状態で原料が臼孔5a内に充填され、その後上杵6の杵先が臼孔5a内に挿入され、その状態で上杵6及び下杵7が上ロール8と下ロール9とに間を通過して、臼5内の原料が圧縮成形される。この圧縮成形における作動は、減圧下で行われることを除いて、この分野でよく知られた大気圧下で作動するものと同じである。
定量供給装置58に供給される前にホッパ57内が減圧されることによって混入している空気が減量されるが、微量ではあるが残留する。このような空気は、原料を圧縮成形する際に、原料を臼5から噴出させる要因になる。ところで、この実施の形態では、第1〜第3の導出管路53a〜53cが回転盤4の上面及び下面近傍に開口しているので、臼5より噴出した非常に微量の原料は導出管路53a〜53cに吸引され、外部に排出される。それゆえ、圧縮成形時に臼5から漏洩した原料が筐体1内に飛散することを防止することができる。
この時、第1〜第3の導出管路53a〜53cが漏洩した原料を吸い込むために、回転盤4の周囲の雰囲気も同時に吸い込まれることになる。この結果、回転盤4により加熱された周囲の熱を吸い込み排出するので、発熱した回転盤4を冷却することができる。つまり、圧縮成形が開始されると、上杵6及び下杵7のそれぞれの杵先と臼5とが摩擦することにより、全体的に温度が上昇する。減圧状態であると、熱の伝導度が低下するために発生した熱が回転盤4内に残留し易くなるが、導出管路53a〜53cが回転盤4の上面及び下面近傍において開口しているので、この部分において空気の流れが生じる。したがって、回転盤4に生じた熱がその気流に伝達されて外部に排出されるので、回転盤4が冷却され、臼5、上杵6及び下杵7の寸法の変動を最小限に抑えることができる。このことは、それらの寸法が変動することにより成形時の圧力が不安定で、圧縮成形された成形品65の硬度がばらつく、と言った不具合を解消することができる。
減圧下において圧縮成形された成形品65は、第一貯留容器62に集荷される。第一貯留容器62は、常時は扉62aが閉じており、第二貯留容器63の内部圧力が減圧された際に扉62aが開かれて貯留していた成形品65を第二貯留容器63に向かって払い出すようになっている。すなわち、第一貯留容器62に集められた成形品65は、第二貯留容器63の内部の圧力が減圧された際に第二貯留容器63に移される。
第二貯留容器63は、弁体64と出口弁68とが閉じられた密閉状態において、排出側圧力調整管路55の第2の三方弁69が操作されて真空装置11に連通され、内部の雰囲気が吸い出されることにより減圧される。このようにして第二貯留容器63内が減圧されると、第一貯留容器62と第二貯留容器63とのそれぞれの内部圧力は均衡することになり、第二貯留容器63の弁体64を開いた際に、成形品65が筐体1側に向かって逆流することがない。また、第二貯留容器63の弁体64が開くことによって、第二貯留容器63を介して外気が筐体1内に流入することもないので、筐体1内の圧力が変動することがない。それゆえ、安定した減圧された圧力下で圧縮成形を継続することができる。
第二貯留容器63に貯留された成形品65は、弁体64を閉じ、かつ出口弁68を閉じた状態で、排出側圧力調整管路55の三方弁69を切り替えて、第二貯留容器63内の圧力がほぼ大気圧になった際に出口弁68を開いて取り出される。このように、第二貯留容器63内を大気圧状態にして成形品65を払い出すので、容易に成形品65を集荷することができる。この場合においても、弁体64が閉じられていることにより、第二貯留容器63は筐体1とは独立しているので、筐体1内の圧力が変動することを防止することができる。
又、第二貯留容器63の入口63aに設けられる弁体64は、往復動により入口63aを開閉するので、第一貯留容器62から原料の粉末が落ちてきたとしても、その原料により作動が阻害されることがない。したがって、第二貯留容器63の内部が減圧状態と大気圧状態とに変化しても、確実に成形品65を貯留することができるとともに、払い出しすることができる。
次に、圧縮成形終了後に行うウェットダウンのための構成について説明する。
図8は、図1〜図7において図示を省略していたウェットダウン用配管系統72を太線で強調して示すものである。
この配管系統72は、前記ホッパー57の上部に開口し原料供給機構13内を通して筐体1内を濡らすための第1のウエット配管73と、前記各排気用配管系統10の中途部に夫々取着されこの配管系統10内を通して筐体1内を濡らすための第2のウエット配管74と、打錠エリアの奥手に開口する第3のウエット配管75と、打錠エリア手前に開口する第4のウエット配管76と、排出機構14に開口する第5のウエット配管77と、打錠エリアの下方に開口する第6のウエット配管78とからなる。第1、第2のウエット配管73,74は、第1の弁ユニット79を介して、第3〜第6のウエット配管75〜78は、第2の弁ユニット80を介して図に82で示す給水装置に接続されている。
第1、第2の弁ユニット79、80及び給水装置82は、前記制御装置50に接続されていて、基本的に、装置を上から下へと濡らしていく(ウェットダウン)ように給水を制御するようになっている。なお、給水装置82は、具体的には図示しないポンプ及びヒータからなるものであって、後で説明する洗浄工程においても共用されるものである。
また、前記第2のウエット配管74は、図8に示すように、前記排気配管系統10の中途部に設けられたウエット配管接続口84〜88に接続されている。このウエット配管接続口84〜88は、図2、図3及び図4にもそれぞれ表れており、同一符号で参照されている。なお、図2、図3及び図4では、前記第1〜第6のウエット配管73〜78の図示は省略されている。
図9は、ウエットダウン工程のフローチャートである。以下、前記制御装置50により実行される指示に基づいて動作する装置の機能をこのフローチャートに基づいて説明する。なお、以下のステップS1〜S15は、図中の各符号に対応する。
このウエットダウンは、この装置を洗浄する目的で筐体1内から部品等を取り外す際、若しくは洗浄に必要な部品を取り付ける際に、前記粉末原料が外部に飛散することを防止するために行うもので、その目的は外部雰囲気に開放する前に残留粉末原料を十分に濡らすことにある。
まず、前記制御装置50は、前記圧縮成形機構2による圧縮成形が終了したことを検出すると(ステップS1、S2)、続けて以下のウエットダウン工程を実行する(ステップS3)。まず、前記雰囲気遮断弁12に遮断指令を発し、筐体1側と真空装置11側の雰囲気を遮断する(ステップS4)。一方、前記排気配管系統10内を十分に濡らす(ウエットダウンする)ために、第1の開閉弁56(図7に示す)を遮断する(ステップS5)。
ついで、制御装置50は、前記給水装置82を作動させると共に、前記第1〜第6のウエット配管73〜78がこの順で筐体1内にウエットダウン用水を供給するように前記第1、第2の弁ユニット79、80を制御する(ステップS6〜S12)。このことで、この圧縮成形機の内部は、前記原料供給機構13のホッパ57から開始して上から下へと順に濡らされていく(ウエットダウン)。なお、途中ステップS8において、前記第1の開閉弁56が開かれることで、この第1の開閉弁56から上に溜まっていたウエット用水が筐体1側に向かって下方向に流通する。以上でウエットダウン工程が終了するが(ステップS13)、この工程は2回以上行ってもよく、この場合、所定の回数に達するまで上記ステップS6〜S13を繰り返す(ステップS14)。すべてのウエットダウン工程が終了したと判断されたならば(ステップS14のYES)、前記外気導入機構15を開いて筐体1内を大気圧に開放する(ステップS15)。
以上により、圧縮成形からウエットダウンまで、筐体内を一度も開放せずに実行することが出来る。このことにより、筐体1を開いたときに残留粉末原料が飛散することがないから、内部の部品の取り外し等を安全に行うことが可能になる。
次に、この圧縮成形機の洗浄について説明する。
洗浄工程は、前述したように、前記圧縮成形機から外す必要のある部品を外し、又は/及び取り付けることの必要な部品を取り付けて行われる。この実施形態では、図10に示すように、前記原料供給機構13、成形品排出機構14の他、前記雰囲気遮断弁12の筐体側の排気配管系統10や、第1、第2のウエット配管73,74および第1のバルブユニット79も全て取り外される。そして、第5のウエット配管77に回転盤洗浄用ユニット90が取り付けられ、前記雰囲気遮断弁12から筐体1側には減圧乾燥用の排気配管92が取り付けられる。
図11は、洗浄工程から減圧乾燥工程までを示すフローチャートである。
まず、前述したように、筐体内で洗浄しない部品を筐体内から取り外し(ステップS16)、代わりに回転盤洗浄ユニット90を取り付ける(ステップS17)。そして、前記制御装置50による指令により、洗浄工程が開始される。この実施形態では、洗浄工程は、第1の温水洗浄(ステップS18)、洗剤洗浄(ステップS19)、第2の温水洗浄(ステップS20)、純水洗浄(ステップS21)の4つの基本工程からなる。各工程では、温度調整された洗浄用水が、前記第3〜第6のウエット配管75〜78を通して供給される。なお、前記回転盤洗浄用ユニット90は、臼穴5aやホルダー用穴等の穴部を重点的に洗浄するために設けられたものであり、前記第5のウエット配管77を通して供給された洗浄用水を強い勢いで回転盤4に吹き付けることで、ここに残留している原材料等を洗い落とすものである。
この洗浄工程は、ステップS22で前記制御装置50が洗浄工程を終了すると判断するまで、この実施形態では、4回繰り返される。洗浄工程が終了したならば、前記制御装置50は、回転盤4を回転動作させ水切りを行う(ステップS23)。
この圧縮成形機では、続けて機内の減圧乾燥を行う(ステップS24〜S28)。この減圧乾燥においては、前記外気導入機構15を遮断する一方、前記雰囲気遮断弁12を開いて、前記真空装置11を動作させる(ステップS24)。そして、前記制御装置50は、図示しない圧力センサによって前記筐体1内の圧力が所定時間内に所定気圧以下に下がったかを監視する(ステップS25)。所定の時間内に所定の圧力低下が見られない場合には、筐体1内に水分が多く残っている証拠であり、何度か減圧を繰り返すことで(ステップS26)、次第にそれらの水分が乾燥され、所定時間内に所定の圧力低下を達成することができる。一旦その状態が得られたならば、一定時間その状態を保持し、完全な乾燥を達成する(ステップS27)。そして、最後に、外気導入機構15等の弁を開放して真空状態を開放する(ステップS28)。
このような構成によれば、筐体内の洗浄を行う際に、部品を外したり、逆に洗浄用の装置を取り付ける必要がある場合において、筐体内を一旦濡らした後で洗浄に必要な作業を行えるから、この作業中に粉末原料が飛散するようなことはなく、安全に洗浄のための作業を行うことが可能になる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で種々変形可能である。
例えば、上記一実施形態において詳細に説明した粉末圧縮成形機構2は一例であり、ここに示した以外の構成の成形機構2を用いても良い。また、上記実施形態においてはウエットダウンのための配管構成と洗浄のための配管構成を共用していたが、別々に設けた配管系統を使用するものであっても良い。
さらに、上記一実施形態では、雰囲気遮断機構は開閉弁であったが、これに限定されるものではなく、他の構成であっても良い。また、気密調節機構は外気導入機構15であったが、これに限定されるものではなく、ポンプ式のものであってもよい。
本発明の回転式粉末圧縮成形機の一実施形態を示す断面図。 同じく、正面図。 同じく、側面図。 同じく、上面図。 同じく、上ロールを含む部分を拡大して示す断面図。 同じく、成形品排出機構を拡大して示す断面図。 同じく、減圧のための管路系統を示す配管模式図。 同じく、ウエットダウンの配管経路を示す配管模式図。 同じく、ウエットダウン工程を示すフローチャート。 同じく、洗浄及び真空乾燥工程における配管系統を示す配管模式図。 同じく、洗浄及び真空乾燥工程を示すフローチャート。
符号の説明
1…筐体
2…粉末圧縮成形機構
3…立シャフト
4…回転盤
4a…回転盤下部
4b…回転盤上部
5a…臼孔
5…臼
6…上杵
7…下杵
8…上ロール
9…下ロール
10…排気用配管系統
11…真空装置
12…雰囲気遮断弁
13…原料供給機構
14…成形品排出機構
15…外気導入機構
17…昇降機構
19…フレーム
19a…下部フレーム
19b…上部フレーム
19c…横梁部
20…外装体
21…主動モータ
22…ウォームホイール
23…ウォーム
24…立シャフト下ベアリング
25…ギア室
26…ベルト
27…支持部材
28…上テーパローラベアリング
29…下テーパローラベアリング
29a…オイルシール
31…下クラッチ板
32…上クラッチ板
33…臼保持部材
34…中心軸
35…ベアリング
36…懸吊軸
37…案内レール
38…低下器
39…取付ブロック
40…取付軸部
41…軸受
42…グリス
43…ローラ
44…内輪
45…外輪
46…密封部材
47…ベアリング空間
49…通気孔
49a…一方の端部
49b…他方の端部
50…制御装置
52…配管
53a〜53c…第1〜第3の導出管路
54…原料供給側圧力調整管路
55…排出側圧力調整管路
56…第1の開閉弁
57…ホッパ
58…定量供給装置
59…入口弁
60…出口弁
61…第1の三方弁
62…第一貯留容器
62a…扉
63…第二貯留容器
63a…入口
64…弁体
65…成形品
66…搬送路
67…出口
68…出口弁
69…第2の三方弁
70…回転翼
71…流量制御弁
72…ウェットダウン用配管系統
73〜78…第1〜第6のウエット配管
79…第1の弁ユニット
80…第2の弁ユニット
82…給水装置
84〜88…ウエット配管接続口
90…回転盤洗浄用ユニット
92…排気配管

Claims (18)

  1. 内部を外部の雰囲気から遮断する筐体と、この筐体内に設けられこの筐体内で粉末原料を所定の形状に圧縮成形する圧縮成形機構と、を有する粉末圧縮成形機であって、
    前記筐体に配管を介して接続され、前記筐体内を減圧するための真空装置と、
    この配管の中途部に取り付けられ、前記筐体側の配管内雰囲気と真空装置側の配管内雰囲気を遮断するための雰囲気遮断機構と、
    少なくとも前記雰囲気遮断機構から筐体側の配管部分に接続され、この接続部分を経由して配管内に液体を供給することで、前記雰囲気遮断機構から筺体側雰囲気中の配管内、前記圧縮成形機構、前記筐体内部に付着した粉末原料を濡らす液体を供給する液体供給機構と、
    前記筐体に取り付けられ、前記筐体の気密状態を調節する気密調節機構と、
    を有することを特徴とする粉末圧縮成形機。
  2. 請求項1記載の粉末圧縮成形機において、
    前記筐体内の減圧状態を開放した後に前記筐体内に取り付けられ、前記筐体内の前記圧縮成形機構と前記筐体内部とを洗浄するための洗浄機構をさらに有することを特徴とする粉末圧縮成形機。
  3. 請求項1記載の粉末圧縮成形機において、
    少なくとも前記圧縮成形機構、雰囲気遮断機構、液体供給機構に接続された制御装置を有し、この制御装置は、
    前記圧縮成形機構での圧縮成形が終了した後、前記雰囲気遮断機構を作動させて筐体側の配管内雰囲気と真空装置側の配管内雰囲気を遮断し、その後前記液体供給機構を用いて前記圧縮成形機構と前記筐体内部に付着した粉末原料を濡らすように各機構を制御するものであることを特徴とする粉末圧縮成形機。
  4. 請求項3記載の粉末圧縮成形機において、
    前記制御装置は、前記気密調節機構にも接続されており、前記液体供給機構により粉末原料を濡らした後、前記筐体の減圧状態を開放させるものであることを特徴とする粉末圧縮成形機。
  5. 請求項4記載の粉末圧縮成形機において、
    前記制御装置は、前記気密調節機構により筐体内の減圧を開放させた状態で前記粉末原料の洗浄を行われた後、前記気密調節機構を閉じて真空装置を作動させると共に前記雰囲気遮断機構を開き、前記筐体内を減圧乾燥させるものであることを特徴とする粉末圧縮成形機。
  6. 請求項1記載の粉末圧縮成形機において、
    前記筐体に設けられ、前記筐体内に投入する粉末原料を一旦受入れる原料供給機構を有し、この原料供給機構は、前記雰囲気遮断機構よりも筐体側の配管に接続され、粉末原料を筐体外部からこの原料供給機構の内部に受入れる際にこの原料供給機構の内部圧力を大気圧に保持し、かつ粉末原料をこの原料供給機構の内部から筐体内に供給する際に前記原料供給機構の内部圧力を減圧するようになっていることを特徴とする粉末圧縮成形機。
  7. 請求項1記載の粉末圧縮成形機において、
    前記筐体に設けられ、前記筐体内で圧縮成形された成形品を筐体の外部に払い出す成形品を一旦受入れる成形品排出機構を有し、この成形品排出機構は、前記雰囲気遮断機構よりも筐体側の配管に接続され、前記成形品を前記成形品排出機構内に取り入れる際にこの成形品排出機構内を減圧し、この成形品を成形品排出機構の外部に払い出す際にこの成形品排出機構内を大気圧に保持するようになっていることを特徴とする粉末圧縮成形機。
  8. 請求項7記載の粉末圧縮成形機において、前記排出機構が、筐体内の特定部位において開口して雰囲気を導出する導出管路を備えていることを特徴とする粉末圧縮成形機。
  9. 請求項8記載の粉末圧縮成形機において、前記特定部位が、回転盤の少なくとも上面近傍部位であることを特徴とする粉末圧縮成形機。
  10. 請求項7記載の粉末圧縮成形機において、
    原料供給機構及び成形品排出機構における減圧状態が、筐体内の減圧状態と少なくともほぼ等しいことを特徴とする粉末圧縮成形機。
  11. 請求項7記載の粉末圧縮成形機において、
    外気導入部が、筐体の上部に設けられて導入する外気の量を調整する調整装置を備えることを特徴とする粉末圧縮成形機。
  12. 請求項7記載の粉末圧縮成形機において、
    原料供給機構が、原料を貯留するホッパと、ホッパが減圧状態にある場合に連通して所定量の原料を回転盤上方に配置されることを特徴とする粉末圧縮成形機。
  13. 請求項7記載の粉末圧縮成形機において、
    成形品排出機構が、臼から排出される成形品を減圧下で貯留する第一貯留容器と、第一貯留容器から投入された成形品を大気圧下で排出する第二貯留容器と、第一貯留容器と第二貯留容器とを往復動により選択的に連通させる弁体とを備えてなることを特徴とする粉末圧縮成形機。
  14. 内部を外部の雰囲気から遮断する筐体と、この筐体内に設けられこの筐体内で粉末原料を所定の形状に圧縮成形する圧縮成形機構と、を有する粉末圧縮成形機を用いて成形品の成形を行う方法であって、
    前記筐体に雰囲気遮断機構を介して接続された真空装置を用い、筐体内を減圧する工程と、
    前記筐体内に粉末原料を投入する工程と、
    この筐体内に設けられた圧縮成形機構を用いて前記粉末原料を所定の形状に圧縮成形する工程と、
    前記圧縮成形が終了した後、前記雰囲気遮断機構により前記筐体側の配管内雰囲気と真空装置側の配管内雰囲気を遮断する工程と、
    少なくとも前記雰囲気遮断機構から筐体側の配管部分に液体を供給し、前記雰囲気遮断機構から筐体側の雰囲気中の配管内、前記圧縮成形機構前記筐体内部に付着した粉末原料を濡らす工程と、
    前記筐体内の減圧状態を開放する工程と、
    を有することを特徴とする方法。
  15. 請求項14記載の方法において、
    前記筐体内の減圧状態を開放した後、前記筐体内の前記圧縮成形機構と前記筐体内部に付着した粉末原料を洗浄する洗浄工程をさらに有することを特徴とする方法。
  16. 請求項15記載の方法において、
    前記粉末原料の洗浄を行った後、前記気密調節機構を閉じて真空装置を作動させると共に前記雰囲気遮断機構を開き、前記筐体内を減圧乾燥させる工程をさらに有することを特徴とする方法。
  17. 請求項14記載の方法において、
    前記粉末原料を投入する工程は、前記筐体に設けられた粉末原料を一旦受入れる原料供給機構を介して行われ、粉末原料を筐体外部からこの原料供給機構の内部に受入れる際にこの原料供給機構の内部圧力を大気圧に保持し、かつ粉末原料をこの原料供給機構の内部から筐体内に供給する際に前記原料供給機構の内部圧力を減圧する工程を有する
    ことを特徴とする方法。
  18. 請求項17記載の方法において、
    筐体に設けられた成形品排出機構を用いて、前記筐体内で圧縮成形された成形品を筐体の外部に払い出す工程を有し、この工程は、前記成形品を前記成形品排出機構内に取り入れる際にこの成形品排出機構内を減圧し、この成形品を成形品排出機構の外部に払い出す際にこの成形品排出機構内を大気圧に保持するものである
    ことを特徴とする方法。
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