JPH09504685A - Hardsウイルスの組換えdna抗原を製造する分子クローン - Google Patents

Hardsウイルスの組換えdna抗原を製造する分子クローン

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JPH09504685A JP7507696A JP50769695A JPH09504685A JP H09504685 A JPH09504685 A JP H09504685A JP 7507696 A JP7507696 A JP 7507696A JP 50769695 A JP50769695 A JP 50769695A JP H09504685 A JPH09504685 A JP H09504685A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、分子クローン中に表現のためのHARDSウイルスrDNAを提供する。表現された生成物は、HARDSウイルス及び関連のハンタウイルスのための免疫診断法、予防剤及び治療剤に有用である。特に、関心のあるものは、HARDSウイルスG1たんぱく質のタイプ−特異性のエピトープ体及びHARDSウイルスに対する抗体に相互反応性のHARDSウイルスNたんぱく質の優性エピトープ体及びその関連の、本発明によりcDNAクローンで表現されたハンタウイルスPHVである。

Description

【発明の詳細な説明】 HARDSウイルスの組換えDNA抗原を製造する分子クローン発明の背景技術 1.発明の分野 本発明は、HARDSウイルス、ハンタウイルス(Hantavirus)-関連(Associated)呼 吸(Respiratory)困難(Distress)症候群(Syndrome)に関する。 ニューメキシコ州、アリゾナ州、ユタ州、コロラド州の州境により形成される 4コーナーの原住民に感染する、説明できない大人の呼吸困難症候の流行病が、 1993年5月に認識された。この病気は、熱、筋痛症、また、場合により、1 〜5日間続く結膜炎の前徴の病気で、その後に、深刻で急性の病気となる、肺動 脈の浮腫及びショックにより特徴づけられるものである。連邦U.S.のCDCに従 うと、1993年7月27日に、流行性が認められたので、この病気と診断され た18人の患者のうち14人(78%)に、窒息死が、生じた。症状は、新しく 同定されたハンタウイルスのウイルス、即ち、HARDSウイルスと称される(また、 HHV及び4コーナーウイルス或いはFCVと称される)もののウイルス感染に より生じたものと決められた。CDCによると、このウイルスの優性ベクターは 、めくらねずみ(deer mouce)のPeromyscus maniculatusであり、それは、米国西 南部に生息し、この領域で、HARDS感染を広げる可能性を有するものである。 この感染は、2つの段階で進む。第1の段階、即ち、前兆では、熱、筋肉痛及 び咳のような不特定の以上が生じ、HARDSウイルス感染とインフルエンザとは区 別でき、"連鎖のど(Strep throat)"及び他の上部呼吸感染異常がある。前兆感染 は、短く、次に、1〜5日間、HARDSウイルス感染の第2段階になり、それは、 しばしば死亡に至る肺動脈の病気とショックを特徴とする。肺動脈の浮腫が生じ るまでに、しばしば、他の微生物による感染から区別できるが、多くの権威者は 、能力のある抗−HARDS活性を持つ抗〜ウイルスにより効果的に処理されるには 、HARDSウイルスについては、遅過ぎる段階と考える。 従って、HARDSウイルスの存在についての迅速な診断テストの必要性は、特に 急務である。どの患者がHARDSウイルスにかかっているかを決めるについて臨床 医を助けるに加えて、入院と処理の必要があり、HARDSウイルスについての特異 性−テストは、病気の蔓延と広がりを管理する努力が公衆衛生当局に求められる 。HARDSウイルスについての特異性テストは、齧歯動物のサーベイランス、HARDS ウイルス感染の流行と伝搬の研究及び他の研究活動の助けになるものである。こ のようなテストは、齧歯動物の数でのHARDSウイルスの領域を決定でき、何処の 人口のものが、HARDSウイルス感染の危険にあるかの正確な情報を得ることがで きる。 関連技術の検討 1.ウイルス特性 6月の上旬まで、新たな症状の犠牲者があったこと、その病気の間に、IgM 抗体は、ブンヤウイルス(Bunyaviuses)のハンタウイルス遺伝子の2種の1つ或 いは両方に反応したものと認められた。これらのウイルスは、ヒトの病気、流行 性腎臓病(ヨーロッパ)及びソウル ウイルス、韓国で最初に同定されたノルウ エイねずみのウイルスが起こす、ピュウマラ(Puumala)ウイルス、畑鼠ウイルス として知られるものである。アトランタ、ジョージア州U.S.A.のCDCの科学者 は、新しいウイルスから分子クローン及び限定された配列情報を得ることができ た。その配列情報は、新しいウイルスがHARDSウイルスであるという考えを裏付 け;そして、ハンタウイルスの間の最も近い親類は、ピュウマラ(Puumala)ウイ ルスそして、プロスペクト ヒル(Prospect Hill)ウイルス(PHV)として知 られる他の齧歯動物ウイルスであろうと示唆していた。 2.HARDSウイルス感染の診断 他のハンタウイルスにより生じた急性感染を診断するための標準的な方法は、 酵素−結合の免疫溶解検定体(EIA)を通して、疑惑のウイルスについて、I gM抗体を検出するものである。これを行なうために、疑惑のウイルスを組織媒 体中で生長せしめる必要があり;このような感染細胞培養物は、患者の血清のI gMが反応するものについてのウイルス抗原の源である。従って、例えば、ハン タアンウイルス(韓国及び中国で生じた)により感染された疑惑のものの患者か らの血清は、ハンタアンウイルス−感染細胞のリゼイトで培養される。そして、 免疫複合体が、他の抗体から検出される。 CDC或いは他のものによる培養物中でHARDSウイルスを生長させる多くの試 みにもかかわらず、免疫反応性の血清抗体の検定のためのウイルス抗原の製造に 適する培養物は、得られず、そして、HARDSウイルスに感染したものは、次のル ートの1つで診断されてきた。 (a)ピュウマラウイルス或いはソウルウイルスから誘導された抗原と弱く”相 互反応”することが示されたHARDSウイルスについての抗体が、感染患者中で形 成される。この方法は、流行病のサ−ベイランスに有用であるが、患者が臨床的 病気になる前及び死亡の近く、或いは感染から回復の前に、HARDS感染を診断す ることができるほど感受性はないことが証明された。HARDSウイルス感染は、他 のハンタウイルス感染に伴って見られるものよりも、ブリスク抗体反応性がいく らか弱いようである。 (b)ポリメラーゼ鎖反応(PCR).CDCの科学者は、1993年6月にHA RDS感染の診断のPCR方法を開発した。ウイルスMセグメントのG2遺伝子の 少量を、酵素逆転転写を用いて、DNAにコピーし、そして、大量のDNAに増 幅した。増幅されたDNA(185bp)が、アガロ−ゼゲル上で検出された。 この技術を、ニュ−メキシコ州、アルバカ−キのUNM病院にいる患者に適用す ると、その限りにおいて、既知の虚偽−ポジテイブテストなしでも、感染患者の 〜90%の末梢血細胞について検出できることが分かった。この方法は、少々遅 く(血の受け取りとウイルスの検出の間に36時間ある)、虚偽−ネガテイブテ ストにかけ、多分、PCRプライマのアンニ−ルを防止するように、感染患者間 でのウイルスを十分に差異があるようにできるものである。 PCRの使用では更に虚偽−ポジテイブテストに関心がある。この問題は、実 験室で、表面、遠心分離器、ゲル装置等上に存在する増幅されたウイルスDNA の少量が、PCR反応の製造中に使用された試験管中にある場合に、生じるもの である。汚染DNAにより、次のPCR反応のための優秀な鋳型が作られ、そし て、感染されていない患者での虚偽ポジテイブテストを、著しく危険にするもの である。その危険は、増幅されたウイルスDNAを研究し、分析する場合に、” プレ−PCR”活性(例えば、RNAが、HARDSウイルスのテストされるべき患 者の血から作られる)及び”ポスト−PCR”活性に用いられたものを厳密にか つ厳格に物理的に分離することにより、低減できる。然し乍ら、この分離は、十 分でない。多くの場合、ボナ ファイド(bona fide)ターゲットを添加する前に 、汚染鋳型DNAを破壊する紫外線により、増幅の前に、PCRカクテイルを照 射することは、助けとなる。然し乍ら、UV照射が、汚染DNAが、少なくとも 300塩基の長さであると思われる場合に、この理由により、はるかに効果的で ある。CDCプロトコルにより作られた185塩基対による汚染が、UV照射に より十分に”殺菌”されないようである。より大きなPCRターゲットの必要性 は、PCR汚染除去での最も良い多くの解決策により、要請されている。(Natur e 343:27,1990) PCR(現在の形式)の費用、遅い全体回転時間及び労働強化により、ハンタ ウイルス感染を迅速に診断するという2次的に最適な解決法が可能になる。それ にもかかわらず、PCRは、精密な血清学(抗原或いは抗体)テストが利用でき る前に、可能な最良の解決法であろう。 (c)免疫ヒストケミストリ.組織(肺或いは腎臓)を、特異性のモノクローン 抗体、元々、生じたピュウマラウイルスに対して抗体を接することにより、検出 することが可能である。この方法は、検死で得られた患者組織中のCDCにより 、使用されたが、生きている患者からの新鮮な血試料中で診断するに効果的な手 段がないようである。 従って、HARDSウイルスからRNA或いはHARDSウイルスに対する抗体を、特に 、治療的な血清学試料のために、検出するための急速な方法を提供することが、 所望されている。免疫検定適用に適する高い抗原性を有するウイルス抗原を多量 にある信頼性のある源が、特に望ましい。図面の簡単な説明 図1は、次のウイルスたんぱく質が、融合部分としてあるTrp Eたんぱく質 分子を発現するために誘導された大腸菌培養物から誘導された不溶性のたんぱく 質部分のリゼイトを含有するウエスタンブロット隔膜(BLOT A)をプルー ブするために用いた患者H(最近、HARDSの治療ケースから回復した)からの血 清のタイプ−特異性の血清反応性を示す。(a)クローンp3H226 G1 1275 CR-1 中のHARDSウイルスG1遺伝子の1275ntによりエンコードされたたんぱく 質;(b)ピュウマラウイルス株P360の全G1遺伝子;(c)ピュウマラウ イルス株P360の全Nたんぱく質;(d)融合ウイルス域のないたんぱく質p 37trp E。M=分子量のマーカーは、そのバンドが、この例示のものを再製し ないものである。BLOT Bは、参照物である。ブロットは、患者血清、アル カリ フォスファターゼ−接合の山羊抗−ヒトIgG及びアルカリ フォスファ ターゼを検出するための色素反応剤により順次プルーブされた。患者Hの血清は 、HARDSウイルスG1たんぱく質とブリスク反応したが、関連のピュウマラウイ ルスのG1たんぱく質とは全然反応しない。患者H血清は、ピュウマラウイルス Nたんぱく質と強く反応した。感染していないヒトの参照の血清は、たんぱく質 を認識しない、また、血清は、それ自体により、Trp Eたんぱく質を認識しな い。 図2は、その最も近い既知のハンタウイルス親類、プロスペクト ヒル(Prosp ect Hill)ウイルス("PHILL";GenBank X55128)及びピュウマラウイルス株P360("P UUMALA";GenBank X61035)のものを有するHARDSウイルスクローンp3H226 S 1129 CR-7("NMHV")によりエンコードされたたんぱく質の配列を示す。同定領域は、 星印で示される。非常に似ている多くの領域が存在し、例えば、NHMV座標3 7と193の間に非常に相同性のある領域があることに留意される。これらの領 域は、広く相互−反応性のあるエピトープ体のためのロ−カスであるようである 。アミノ酸194と264の間のような他の領域は、N内で、より分岐された、 かけられたタイプ−特異性のエピトープ体である。 図3は、最も近いハンタウイルス親類、プロスペクト ヒル("PHILL",GenBank X55129)及びピュウマラウイルス株P360("PUUMALA",L08755)のものを有するHARD Sウイルスクローンp3H226 G1 1275 CR-1によりエンコードされたたんぱく質(部 分的配列)の配置を示す。G1のこの領域において、広く反応性のあるエピトー プ体は、計測され、HARDS感染に特異化されると見られる、少なくとも1つの能 力あるエピトープ体が、見かった。HARDSウイルスと座標36〜93の間のよう な、その親類との間には、顕著な差異のある領域がいくつかあることに留意する べきである。 図4は、その増幅(図示なし)に使用されたプライマにより成されたp3H226 S 1129 CR-7の完全なヌクレオチド配列を示す。 図5は、3つの方法の配位結合によるp3H226 S 1229 pATH-1の製造を示す。 図6は、p3H226 G1 1275 CR-1のHHV−特異性の部分(増幅に用いられた プライマ配列のない)の完全なヌクレオチド配列を示す。優性のG7エピトープ 体(アミノ酸配列SCNFDLHVPATTTQKYNQVDWTKKSS)を エンコードするDNAの配列は、顕著である。 図7は、p3H226 S 419 CR-1及びp3H226 S 1129 CR-7から増幅されたFCV 配列の配位結合により構築されたp3H226 S 1229 pATH-7のFCV DNAイン サートの完全なヌクレオチド配列を示す。Xho Iサイトを特異化する人工的に修 正した配列(然し乍ら、N遺伝子によりエンコードされたたんぱく質を修正して いない)は、顕著である。 図8は、優性のNたんぱく質エピトープ体のアミノ酸1〜100(B)にエン コードするクローンp3H226 S 317(A)のHHV DNAインサートのヌクレオ チド配列を示す。 図9は、2つのHARDS患者血清(パネルAとB)或いは参照の血清(パネルC )と、p3H226 S 317 pATH-1から誘導されたカルボキシ−対−アミノ末端ネスト された欠失連のウエスタン免疫ブロットの例示を示す。発現たんぱく質は、p3H2 26 S 317 pATH-1(レ−ン1)からのもの、及び、HARDS患者血清抗体(レ−ン 2〜8)と反応されるべきサイズを小さくした6個のたんぱく質の連である。H HV Nたんぱく質の優性流行病のカルボキシ−末端は、クローン7中に存在す るが、クローン8には存在しないDNA配列によりエンコードされる。 図10は、hhv(3H226)Mセグメント、残査3351の1〜3351 の主要部の配列を示す。発明の概要 本発明は、HARDSウイルスの1つ以上の高い抗原性のあるたんぱく質域をエン コードする、分子クローン化されたウイルスDNAインサートを提供する。適当 な発現ベクター中でのこれらのインサートの発現により、HARDSウイルスのN、 G1及びG2カプシド抗原からのウイルスたんぱく質或いはオリゴペプチドを大 量に生産し、免疫優性で、タイプ−同定のウイルス エピトープ体を同定し、単 離することが可能である。本発明のたんぱく質/オリゴペプチドは、通常の方法 により、合成できる。 得られた抗原は、HARDS抗体(例えば、患者の血試料中の)の存在を免疫検定 するに特に有用であり、そして、HARDSウイルス感染の診断、処理及び予防のた めの免疫システム中で、HARDSウイルスに対しての抗体の製造に、有用である。発明の詳細な説明 ハンタウイルス ゲノム、Mセグメント(外被糖たんぱく質G1とG2をエン コードする)及びSセグメント(ヌクレオカプシドたんぱく質、Nをエンコード する)の3つのセグメントで、ハンタウイルス カプシドの重要な抗原のすべて 或いはほどんど全てをエンコードするようである。現在の努力では、HARDSウイ ルスのMとSのセグメントのコーディング配列の多くものが、HARDSに感染した 患者の鋳型ウイルスRNAとして、使用して、分子的にクローン化される。 クローンは、次のようにして得られた。ピュウマラ及びPHV(GenBank配列デ ータベースを通して、NCBI[National Center for Biotechnology Informati on]で入手できる情報、National Library of Medicine[National Institutes of Health],ロックビル、メリ−ランド州、USAで入手できる情報)のMとSセグメ ントの補填DNAのヌクレオチド配列をスキャンニングすることにより、2つの ウイルスの間に保存された配列の〜20ntの多数の短い領域が同定された。血 清学タイプの新しいハンタウイルスも保持されているという理論に基づいて、そ れらの配列或いはその補填物に相当している、これらの保存された配列、DNA オリゴヌクレオチドを作った。このようなオリゴヌクレオチドを種々に組合せた ものは、逆転転写/ポリメラーゼ鎖反応中(実施例参照)のプライマとして用い た。HARDSウイルス鋳型は、典型的な治療特性とHARDSウイルス感染の毒素特性で 死亡した患者3H226とMHARの肺RNAにより提供された(New Mexico Office of t he Medical Investigator)。プライマは、バクテリア発現ベクターに容易にクロ ーン化するPCR生成物を作るように設計された、即ち、外来のDNAインサー トによりエンコードされたたんぱく質を容易に生成できるように設計されたプラ スミドを作るものである。 ここで、選択されたDNAオリゴヌクレオチド配列(或いは、その補填物)を 増幅するために用いられたタイプのポリメラーゼ鎖反応は、良く知られており、 適当な方法を用いることができる。また、増幅されない配列を、用いて、本発明 のインサートを提供するHARDSウイルスRNA鋳型に対して反応するためにDN A配列を提供し、選択された他の方法も用いることができる。 PCR/逆転転写システムにおいて使用するためのプライマ対は、関心のある DNA領域を良好に増幅するために選択される。PCR生成物をクローン化する 種々の方法は、周知であり、適当な方法を用いることができる。”TAクローニ ング”(ベクター制限サイト及びPCR生成物の間の単一T:A塩基対の導入の ための)として既知の特に有用な方法は、Nucl.Acids Res.19:1154,1156(1991) に説明され;他の有用なPCRクローニング法も、そこに説明される。クローニ ングは、Inbitrogenから入手可能なTAクローニングキットのような"スクラッチ から(from scratch)"で、或いは市販のクローニングシステムで行なうことがで きる。 従米技術で知られるように、PCR生成物は、抗原ウイルスたんぱく質を多量 に生産することができる発現ベクターにクローン化される。種々の発現ベクター が、用いられ、バクテリア発現ベクター(プラスミド)及びイ−スト及び補乳動 物細胞のための杆菌ウイルス及び発現ベクターのような成熟細胞のためのベクタ ーを含み、それらは、ネイテイブのウイルスたんぱく質のグリコシル化のような ポスト翻訳修正の複製を改良するものである。本発明は、本発明の分子クローン を作るために用いられる方法に広く依存していない且つ、用いた発現ベクター或 いはホスト細胞に依存していない。そして、記載されたものは、例示である。た んぱく質発現は、ハンタウイルス・インサートによりエンコードされたたんぱく 質の高いレベルの発現が得られるまでに、種々のプロモ−タ及びホスト細胞株を トライ−アンド−エラ−の手法を適用することにより最適化できる。例示のプロ モ−タは、trp E融合たんぱく質(Methods Enzymol.194:477〜90,1991);或 いはDHFR(Qiagen,Inc.,Chatsworth,CA,USA);mal E(New England Biol abs.,Beverly,MA.USA)或いはバクテリアファ−ジT7(Dr.W.Stud1er,Col d Spring Harbor Laboratory,Cold Spring Harbor,NY.USA)の構築のための多 重クローニングサイトを有する高い発現ベクターを作るためのベクターのpATH連 と接合したtrp Eプロモ−タを含む。 クローン化されたPCR生成物(発現ベクターと配位結合したPCR生成物) を相当するホスト細胞中にサブクローン化した後に、高い抗原性と特異性或いは 意図する適用に関連の他の特徴のたんぱく質の高い発現できるクローンを選択す る通常の方法で細胞をスクリーンする。免疫特性のためにスクリーンすることは 、通常の方法で容易に為され、即ち、酵素−結合の免疫検定体、放射性免疫検定 体或いは免疫ブロット(例えば,Science 244:359〜362,1989及びAnn.Int.Med .115:644〜649,1991を参照)のような免疫検定処理法で、HARDSウイルス抗体に 対して組換え抗原を検定することにより、通常の方法で容易にすることができる 。 本発明の一具体例において、多重プライマ対を試した後に、10のプライマ対 が、同定され、HARDSウイルスの1以上の優性のエピトープ体(高い抗原性のた んぱく質領域)をエンコードすると判断された5つの大きな領域をうまく増幅す る(そして、クローン化することが可能になり)ことができた。これらの領域は 、ほとんどすべてのヌクレオカプチドたんぱく質”N”(PHVの座標141〜 1272のcDNA/mRNA;HARDSウイルス遺体の正確な座標は知られない が、多分、PHVのものと同様なものである);をエンコードするSセグメント 部分を含む;そして、PHVの座標132〜1407(クローン"3H226 G1 1275 ")により結合されたMセグメント域;PHVの1535〜2760("3H226 M 1 225");1317〜3355("3H226 M 2038")及びPHVの3004〜3396(" MHAR G2 392")をエンコードする。HARDSウイルス配列の241ntは、座標27 62と3003の間にあることが、CDCの発明者により提供された。 上記の5つの領域(”インサード”)のすべてが、クローニングベクターpC RII(Invitrogen社)中にTAクローニングによりクローン化された。すべてのイ ンサートは、DNAインサートによりエンコードされたたんぱく質を”発現する ”(大量に作ること)目的のために、バクテリア発現ベクターpATH10、pATH2 1、pATH23及び/或いはpQE60にサブクローン化された。 実施例は、用いた方法の詳細を説明する。本発明の利用性 本発明の生成物は、HARDSウイルスrDNA自体を含み、DNAインサート(H ARDSウイルスcDNAは、発現ベクターと配位結合しており、ウイルスcDNA PCR生成物を含む)そして、ホスト細胞は、DNAインサートを含み、診断 、予防及び治療のため、特に、HARDSウイルスに対して保護するワクチンのため の免疫検定のための、抗原たんぱく質或いはオリゴヌクレオチドの製造に広く有 用なものである。本発明による抗原性エピトープ体は、HARDSウイルスに特に高 い特異性のあるタイプ特異性のエピトープ体と、HARDSウイルス及びプロスペク ト ヒル・ウイルスのような他のハンタウイルスに強く反応性のある優性エピト ープ体の両方を含む。Nたんぱく質は、G1たんぱく質抗原と組合せて、HARDS ウイルスの分岐株を検出し、そして、感染性を特徴づけるに特に有用であること が証明され、特に、異なるウイルス株の間に生じるG1−包含のタイプ−特異性 の抗原内の抗原変種のために、有用である。抗体/抗原 親和カペア 本発明の分子クローンから入手でき、所望の特性に選択される相同性のウイル スたんぱく質が大量にあると、発明を、既知の技術による抗原に対して生じたr DNA抗原或いは抗体(モノクロナール及びポリクロナール)のどちらも用いる 治療の免疫検定体及び免疫治療法にするものである。EIA、ELISA、RI A、RIBA、免疫螢光検定及びウエスタンブロット検定のようなトレーサー標 識の抗体或いは抗原を用いる免疫検定は、例示であり、親和力精製、標準的膠着 及び免疫沈殿検定体のようにすることができる。 治療のため、或いは、ベクター中の病気の拡散を評価するためのどちらかの、 哺乳動物の血試料中のHARDSウイルスに対して、抗体の存在を検出するためのD NA抗原を用いる血清学検定が、特に関心がある。そのような血清学検定の1つ は、実施例IIIに詳細に説明される。また、特に関心のあるものは、EIAシ ステムのような特異性の信号を増幅するためのDNA抗原を使用することである 。本発明のeDNA抗原を補填する抗体は、HARDSウイルスに対して受動的な免 疫化の源になる。ウイルスに接した後に、このような予防間隔が、ラビイ或いは 肝炎Bウイルスに接したことと結合して、予め、用いたものである。 rDNA抗原に対する抗体は、ここで参考文献とするMethod in Immunology,G arvey等,eds;W.A.Benjamin,Inc.Reading,MA.USA.1977の記載されるものような教 科書の処理法により容易に作られる。 免疫検定体中に説明されるHARDSウイルスrDNAを利用することは、培養さ れた細胞から誘導されたネイテイブHARDSウイルス抗原を入手できないので、非 常に重要である。然し乍ら、そのような組織培養物が開発される場合、組換え抗 原が、信頼性よく、再現性よく、近接のウイルス間を区別できるような特別のタ スクのために設計できるので、本発明のrDNA抗原は、より、ネイテイブの抗 原より優れていると良く証明されるものである。ワクチン開発での使用 HARDSウイルスの抗原ドメインの大部分をエンコードする分子クローンは、重 要なワクチン反応剤である。例えば、HARDS抗原は、ワクチン或いは他の異種性 のウイルス及び複製機構を抑制しながら、培養細胞中に発現できる。そして、既 知の原理により、生きている或いは殺された−ウイルス・ワクチン抗原を作るた めに、使用される。更に、HARDSウイルスDNAは、”裸のDNA・ワクチン” のための基体として、使用でき、例えば、精製されたHARDSウイルスDNAを、 ヒト或いは動物中に筋肉注射することによる免疫化として使用できる。更に、杆 菌ウイルス、イースト或いは大腸菌中に発現された精製HARDSウイルスたんぱく 質は、ヒト或いは動物を免疫化するに用いることができる。従来知られるように 、抗原の免疫性が、必要により、ハプテンとカップリングすることにより、増大 できる。本発明のワクチンは、タイプ−特異性のエピトープ体或いはタイプ−特 異性のエピトープ体と相互−反応性のエピトープ体の組合せを有する。実施例 区画I I.実験法 A.PCRプライマの設計 次の領域は、領域として、高い度のヌクレオチド配列相同性を有するように、 プロスペクト ヒル(Prospect Hill)ウイルスMセグメント("PHV;GenBank番号X5 5129)及びピュウマラ株K27("PUUM";GenBank番号M14627)の間に配置することによ り、プライマ合成するための候補として同定された。 次のプライマが、同様のプランで設計されたが、PHV(GenBank X55128)のS セグメント或いはピュウマラウイルス(Genbank M32750)を、プライマ設計の鋳型 として用いる。 プロスペクト ヒルとピュウマラウイルスの間に配列同様性に基づいてすべて 設計された、上記のプライマに加えて、HARDSウイルス自体(3H226 G1 1275クロ ーンの3’位置)から得られたヌクレオチド配列からの2つのプライマを設計し た。これらは、 B.反応混合物及び条件:逆転転写及び”第1回”PCR 最初の反応混合物(逆転転写及びその後のPCR熱サイクル)は、次のようで ある。すべての混合物は、各々10pモルのプライマ(実施例II参照)(例外的 に、MHAR G392反応物は、各々50pモルのプライマを有した);1. 7mMの2−メルカプトエタノール;1.5mMのMgCl2;10mMのトリ ス−HCl(pH8.3);50mMのKCl;各々、200μMのdATP、 dTTP、dGTP及びdCTP;10単位のAMV逆転転写酵素(Boehringer- Mannheim)、及び2.5単位のAmpliTaq(TM)のDNAポリメラーゼ(Perkin-Elmer )を、100μlの最終容量にする。すべての反応剤を、0.6mlのEppendorf管 に添加した後、管を、3滴の鉱油(Perkin-ELmer)で重ねた、そして、最終サイク ラーに入れた。各々の管は、42℃に1時間加熱し、次に、各サイクル当り94 °−37°−72°に各々1分間、1分間及び3或いは4分間に、8サイクルし て、次に、94°−40°−72°の(各々1分間、1分間及3或いは4分間) 、32〜42以上のサイクルで処理した。 C.”第2回”PCR 上記の最初の増幅の後に、MHAR G2 392増幅を除いて、すべての試 料に、”ネステイング”PCR反応の形式にかけた。その中で、増幅された生成 物は、更に、増幅の第1回において用いたものに内部のものを用いることにより 更に増幅された。3H226 M 1225反応の場合、アンチセンス・プライマは、第1 回で用いたプライマと同じであり、3H226 S 1229、3H226 M 2038、3H226 G1 1275の第2回の増幅は、全く新しいプライマセットで再増幅された;各々”第 2回”プライマを各々50pモルを用いた;そして、反応成分は、第1回のもの と同じである(2−メルカプトエタノール或いは逆転転写酵素を添加することを 除いて)。 ”第2回”PCR生成物は、94°−40°−72°に(各々1分間、1分間 及び3分間に)の熱サイクルを8サイクルして、次に、94°−42°−72° に(各々1分間、1分間及び3或いは4分間に)のサルクルを、32〜38サイ クル行なった。次に、反応物を、70°に10分間に伸長工程にかけた。次に、 第2回のDNA生成物(或いはMHAR G2 392の場合、第1回のもの) は、1.2〜1.6%アガロ−ズゲル上に載せて、1時間、80Vで電気泳動さ せて、そして、適当な分子量の帯域を、カミソリ刃で検査した。ヨウ化ナトリウ ム溶液中にゲルを溶解した後に、DNAを、ゲルから、ガラス−ミルク樹脂(Qia ex樹脂,Qiagen Inc.,9529Elton Ave.,Chatsworth,CA 91311)で抽出した。 D.PCR生成物及び細胞形質転換のクローニング 樹脂(Qiaex樹脂についての指示書に従って)を洗浄した後に、PCR生成物は 、10μlの滅菌中に取った。そして、5〜10μlを、製造者の指示書に従っ て(Invitrogen Corp.,San Diego,CA,USA)、pCRIIベクターに配位結合さ せた。10μlの配位混合物の1μlを、製造者の指示書(Invitrogen)に従って 、大腸菌に転写するのに用いた。そして、転写された細胞を、50μg/mlのア ンピシリン及び0.005%X−Galを含有するLB培体上に載せ;そのプレ ートを、37°で一昼夜培養した。清浄なコロニーを、次の朝、プレートから選 択し、50μg/mlのアンピシリン含有のLB媒体4ml中に展開せしめた。 プラスミドDNAは、標準的な方法により、培養物から作られた。次に、種々 の制限酵素により消化せしめ、正確なインサートが得られるようにした。正確な 制限酵素消化パターンを有するようなクローンを、US BiochemicalsでのSeguena se(TM)配列システムの製造者に従って)、DNA配列化にかけた。そして、新規 なハンタウイルスのために適する特性を有するDNAが、増幅され、クローン化 されたことが証明された。特に、前記のハンタウイルスプロスペクト ヒル、ピ ュウマラ及びソウル・ウイルスと強く同性のある(然し乍ら、同じものでない) もの及び、ヌクレオチド配列から予想できる、たんぱく質生成物の保存物を見つ けた。 使用のために、形質転換細胞は、上記のような、たんぱく質生成のための通常 の処理法によりスクリーンされ、そして、生成物は、所望の特性を有するように スクリーンされる。 II.クローンの説明 次の表は、上記から得られた5つの例示のクローンの各々の特性を説明する。 III.HARDSウイルス抗体のための血清学的免疫検定体 A.抗体の製造 本発明の抗−HARDS抗体を上げるために、上記で説明されるように、実施例I Dで得られたrDNA抗原を、周知の方法で、通常のルートで(普通、腹腔内に )、ホスト動物に投与される。次に、ホスト免疫グロブリンを、通常の方法で、 例えば、免疫化された非溶解性の抗原の免疫吸着で、親和力クロマトグラフィに より、抗原−特異性−抗体のためのスクリーンされた。代替できるスクリーン技 術には、通常のスクリーン免疫検定法での、トレーサー標識抗原或いはトレーサ ー標識抗グロブリンを使用すること、典型的には、抗体の特異性を評価するため の、生成物免疫体−抗体複合体の沈殿形成及び、共存するトレーサーの定量によ るものである。特に重要なものは、酵素−結合の検定体処理法であり、酵素の基 体、酵素活性に反応する染色物を含むシステム中でのパ−オキシダ−ゼのような 免疫反応性−結合の酵素を用いた標準的なELISAプロトコールのような酵素 −結合の検定体処理であり、標準的なRIAプロトコール及びウエスタンブロッ ト免疫検定体のような放射性異性体結合の検定体である。 B.マイクロ滴定皿 マイクロ滴定皿の凹部は、HARDSウイルスに対して展開された血清試料抗体の 免疫化のために、ヒトIgMに直接に対応する山羊IgGで被膜されている。 C.HARDSウイルス抗体のための酵素免疫検定 血液試料を、IgG−処理のマイクロ滴定凹部にかけ;次に、その凹部を洗浄 し、上記の試料IDから、精製された(任意に、溶解した)rDNA抗原で処理 し、HARDSウイルス抗体に基本的に特異性のあるように選択される。 洗浄後、凹部を、上記のAで製造された、ビオチン標識された抗−HARDS組換 え抗原うさぎ抗体で処理する。 ストレプタビヂン−共役のアルカリ・フォスファターゼを、結合ビオチン−標 識の抗体の検出に用いる。色素体アルカリ・フォスファターゼ基体は、共役体の ストレプタビヂン部分を通して、ビオチンと結合したアルカリ・フォスファター ゼを検出するために用いられる。 D.支持データ 血清試料が、4人の患者でテストされた(その2人は、入院後1〜7日内にテ ストされ、即ち、”急性”であり、その2人は、入院後22〜23日でテストさ れ、即ち、”回復期”である)。これらの血清試料は、ウエスタン免疫ブロット 検定体中の特異性の抗体の存在について、テストされた。ウエスタン・ブロット 上に存在する抗原ターゲットは、HARDSウイルスのG1とNクローンによりエン コードされた部分を含有したバクテリア融合たんぱく質である。バクテリア融合 たんぱく質は、誘導性の組換え発現プラスミドを含有した大腸菌のリゼイトから 作られた。ウエスタン・ブロット隔膜上に含有されるウイルス融合たんぱく質は 、(a)発現プラスミドpATH23(Pst I−Kpn I)中にサブクローンさ れたクローン3H226 G1 1275 CR-1のHARDSウイルスG1配列によりエンコードさ れたたんぱく質;(b)ピュウマラ(Puumala)ウイルス株P360の全G1たん ぱく質;(c)ピュウマラ(Puumala)ウイルス株P360の全Nたんぱく質;及 び(d)融合されたウイルス領域のないたんぱく質p37trp Eを含む。隔膜が 、ヒト血清試料で培養された後に、隔膜を洗浄し、アルカリ・フォスファターゼ −共役の山羊抗−ヒトIgG(すべて4人のヒト血清)で培養した或いは、山羊 抗−ヒトIgM(4人のうちの3人のヒト血清)で培養された。各々の場合、HA RDSに感染していない人からのネガテブ参照ヒト血清を、並行に、複製のウエス タン・ブロット隔膜をプルーブするために用いた。 図1は、4人の抗体により示された典型的なパターンを示す。4人すべての血 清試料は、容易に検出でき、特異化された抗−ハンタウイルスIgG反応性を示 したが、その3つは、すべて、抗−ハンタウイルスIgMについてテストされた 。特に、著しいものは、G1 1275(HARDSウイルス)たんぱく質は、HARDS ウイルス感染(IgM及びIgG)を持つすべてのテストされた患者からの抗体 と強く反応したことが観察されたことであるが、然し、ピュウマラ(Puumala)ウ イルスの同等な領域は、4人すべてのHARDS感染血清抗体とも認められなかった 。逆に、ピュウマラ・ウイルスのNたんぱく質は、テストされた各HARDS患者の IgG及びIgMと強く反応し、ハンタウイルスNたんぱく質は、すべての関連 のハンタウイルスに対しての抗体により認められるエピトープ体を含有している という仮説を裏付けしている。ネガチブ参照血清は、ウイルス−特異性の帯域を 認めなく、血清は、Trp Eたんぱく質は、融合ウイルスたんぱく質部分がないと きに、発現していることを認識しなかった。 ピュウマラ(Puumala)ウイルスNたんぱく質が、HARDS抗血清により、よく認識 されていたために、Nたんぱく質の大部分をエンコードしているクローンp3H226 1129 CR-7のインサート、HARDSウイルス・クローンは、Trp E融合たんぱく質 として発現されており、ピュウマラ(Puumala)ウイルスNたんぱく質中に存在す るエピトープ体を含有しているものであることを意図している。また、HARDSウ イルスNたんぱく質は、同類のウイルスから誘導されるものであるので、抗−HA RDSウイルス血清でプルーブされたときには、更に、或いは、ピュウマラ(Puumal a)ウイルスNたんぱく質よりも能力があるエピトープ体を有することが明らかに されることを意図している。 関連のHARDSウイルスクローンのヌクレオチド配列(及び予想されたアミノ酸配 列)は、G1遺伝子は、ウイルス−特異性のエピトープ体をエンコードし、N遺 伝子は、より広く活性であるエピトープ体をエンコードしているという理論を裏 付けている。HARDSウイルスNたんぱく質は、HARDSウイルスとその関連のピュウ マラとプロスペクト ヒル(Prospect Hill)ウイルスの間に強く保存された(図2 )が、HARDSウイルスのG1たんぱく質の多くの領域は、ピュウマラ(Puumala)と プロスペクト ヒル(Prospect Hill)の同類の領域にほとんど配位されていない (図3)。一般的に、分散たんぱく質に接することにより生成された抗体は、相 互反応しないが、非常に関連したたんぱく質が、そのたんぱく質基の数個と認識 する(即ち、相互−反応性である)抗体を引き出す傾向があることが期待できる 。 区画II IV.実験方法: A.Trp E-HARDS G1たんぱく質発現が可能になるように設計されたpATH23− 基づく発現構築物の製造(他のpCRIIクローンから他の発現構築物を生成する ために用いる方法の例) クローンp3H226 G1 1275 CR-1を、制限酵素Hind III及びXba Iで切断した。 そして、得られた1.3キロ塩基(kb)のインサートを、1%の電気泳動したアガ ロ−ゼゲルで切断した。pATH23ベクター[Method Enzymol.194;477-90,1991 参照]は、同じ酵素で消化され、そして、消化生成物(〜3.9kb)は、ゲル から同様に精製された。1.3kb HARDSウイルス帯域("挿入物:インサート")は、 酵素−消化のベクターと混合され、Hind III及びXba I−生成の末端は、標準的 な技術により、T4 DNAリガーゼにより結合された。リガーゼ結合混合物は 、有能な大腸菌、株JM101を形質転換するために用いられ、次に、バクテリ アは、LB培地、1.4%のアガローゼと50μg/mlのアンピシリンを含有す るプレート上に接地された。コロニーを採取し、37°で引き伸ばされ、一方、 50μg/mlのアンピシリンを含有するLB培地中で、300rpmで撹拌して 、プラスミドDNAを標準的な方法で単離した。クローニングが成功したことが 証明されたが、得られたプラスミド・クローンp3H226 G1 1275 pATH-1を、制限 酵素により切断し、約1300ntのインサート及び3.9kbのベクター帯域 を遊離するものである。これが、観察されたものである。 B.プウマラウイルスでエンコードされた融合タンパクの製造 プウマラウイルス株P360の全M及びSセグメントの分子クローンは、メリ ーランド州、フレデリックの米国陸軍の感染病研究所のコニ− シュマルジョン (Connie Schmaljohn)博士から得られた。分子クローンシュマルジョン博士は、 ピュウマラウイルスのこれらのたんぱく質の発現にためにpATH発現構築物を生成 するために用いられた。そのウイルスは、生成されたHARDSウイルスクローンと 同類である。これらの構築物は、HARDSウイルス及びその関連体で感染されたヒ ト及び動物の免疫反応中で、相互反応の程度を確認する手段となる。 C.Trp E-G1融合たんぱく質発現の誘導 Trp E−ハンタウイルス融合たんぱく質を発現し、精製するために用いる方 法は、互いに融合するたんぱく質、或いは融合しないネイチブ抗原として、大量 のハンタウイルスたんぱく質を作るために使用する方法の1つとして、提供され る。融合たんぱく質或いは融合されないp37trp Eのたんぱく質発現及び部分 的精製が、説明のように(Methods Enzymol 194:477〜90)行なわれた。簡単に言 えば、大腸菌細胞(株JM101)は、プラスミドp3H226 G1 1275 pATH-1を持っ ており、1mMのMgSO4、0.1mMのCaCl2、0.2%のグルコース、 10μg/mlのチアミン、50μg/mlのアンピシリン、0.5%のカサミノ酸 及び30μg/mlのL−トリプトファンで補給された5mlのM9最小培地中に、 展開された。静置された相生長を達成した後、培養物を、45mlのM9/カサミ ノ酸欠乏外因性のトリプトファンに添加し、300rpmで撹拌しながら、30° で1時間生長させた。この点で、インドール酢酸を添加し、5μg/mlの最終濃 度にし、誘導を、4〜18時間、30°で連続的に撹拌して、行なった。細胞は 、遠心分離法により、濃縮され、氷上で、50mMのトリス−HCl(pH8)、 5mMのEDTA及び20mgのリソチームを含有する緩衝塩物10ml中に懸 濁された。懸濁された細胞は、デタージェント・トリトンX−100を添加し、 0.8%の最終濃度にすることにより、溶解された。そして、NaClを含有し 、300mMの最終濃度にした。不溶性のたんぱく質部分を、氷上で、30分間 で、沈殿させ、次に、溶解しないで残った細胞を、超音波処理により、分裂せし めた。更に、氷上で30分間沈殿せしめた後、不溶性のたんぱく質を、16,000× gで、10分間の遠心分離法により、沈殿処理した。沈殿物を、0.5%のSD Sと5%のベータメルカプトエタノールを含有するラエムリ(Laemmli)緩衝塩0 .5ml中に再懸濁せしめた。ハンタウイルスたんぱく質の濃度は、融合たんぱく 質を、SDS−ポリアルクリルアミド ゲル電気泳動により、汚染バクテリア精 製物 から分離し、そして、融合たんぱく質帯域の肉眼で観察することにより、融合た んぱく質量を測定することにより、計算された。 IV.ウエスタン ブロット 検定 上記で得られた組換体p37trp E−ウイルス融合たんぱく質約5μg(或い はp37trp E自体)を、SDS−PAGEのための12.5%ポリアクリルア ミドゲルのレ−ン当りに載せる。200V、45分で電気泳動分離した後、ゲル をウエスタンブロット電気泳動移送装置中に置いた。そして、ニトロセルロ−ズ 膜上に、4°で、100V、1時間で電気泳動移送されたたんぱく質は、陽極に 向かって移送されたゲルたんぱく質を有する。 ウエスタン・ブロット検定体中のプルーブとして用いる血清は、20mMのト リス−HClpH7.5と0.5MのNaCl(”TBS”)と、1%の粉末ミ ルク(カルネイション)、5%のリゼイト化大腸菌抗原(後記)、0.1%のト リトンX−100及び0.1%のデオキシコール酸を含有するバッファ中で4° で一昼夜培養することにより、大腸菌抗原に対して、1:200の濃度で、予備 吸着された。大腸菌抗原は、上記のように、100mlのJM101細胞の中で、 4時間、p37trp Eを誘導することにより作られた;細胞は、次に、3000 ×gで、10分間遠心分離で、沈殿せしめ、沈殿物を、50mMのトリス−HC l、pH8.0、2%SDSと5mMのEDTAを含有する3.6mlのバッファ 中に懸濁した。細胞は、超音波処理により、加熱して、溶解せしめ、沸騰水浴中 で、5分間加熱して、上記の予備吸着のバッファ中に添加されて、最終濃度5% にした。予備吸着のバッファの正確な含有量は、必要により、調整され、そして 、たんぱく質発現の各システムのために最適にされ、抗体特異性と検査される免 疫グロブリンのサブタイプにより、最適化された。 隔膜は、トレイ上に置かれ、そして、TBS洗浄バッファ中の1%粉末ミルク 中に、30分間で、室温で浸漬せしめることにより、予備処理された。ミルクバ ッファを除去した後に、血清/予備吸着のバッファを、トレイに添加し、一昼夜 、4°で、撹拌しながら、培養した。朝に、血清/予備吸着混合物を除去し、隔 膜を、洗浄バッファで、3度洗浄した。アルカリ・フォスファターゼ−共役の山 羊抗−ヒトの抗体は、ヒトIgG或いはIgM(デタージェントある、なしでの TBS中の1%ミルク中に、1:1000で希釈した)に対するもので、隔膜に 積層するために用いられ、そして、抗−ヒト Ig抗体は、2時間、室温で、結 合できるものである。次に、隔膜を3度洗浄バッファで洗浄し、そして、次に、 アルカリ・フォスファターゼの存在下で、色素体生成物を作る基体(ニトロ・ブ ルー テトラゾリウム及びBCIP)に接せしめた。十分に色素展開した(3〜 20分間)後に、隔膜を、水中で、繰り返し洗浄し、残査基体を除去した。 VI.結論 1.HARDSウイルス(p3H226 G1 1275 CR-1)のcDNAクローンの1つから発現さ れたG1−エンコードされたたんぱく質は、HARDSウイルスに感染された患者か らの抗体により認識される抗原エピトープ体を含有するが、近い関係のハンタウ イルス(例えば、ピュウマラ(Puumala))に感染した患者からの抗体では認識さ れないエピトープ体である。 2.HARDSウイルス(クローン p3H226 S 1129 CR-7,図1)のN−エンコードさ れたたんぱく質は、HARDSウイルス感染に応答して作られたヒト抗体により認識 され、そして、近い関係のハンタウイルス(例えば、ピュウマラ・ウイルス)の 感染に応答して作られた抗体と反応する、広い反応性のあるエピトープ体を含有 する。この抗原は、RNA HARDSウイルスとその関係物の感染物に迅速な感度 のあり、特異に検出するために、特に、優性の抗原であるようである。特に、G 1−エンコードされたタイプの特異性の抗原内の抗原性変更が、異なる株の間で 生じる場合に、それは、HARDSウイルスの分散株の感染物を検出し、そして、特 徴づけるにおいて、特に有用であることを証明するべきである。 3.関係のハンタウイルス各々のG1の”HARDS-特異性のエピトープ体”領域は 、抗体を取り出すウイルスに特異性のある抗体を取り出すものである比較エピト ープ体を持つものである。これは、見出されるとき、新規なハンタウイルスに伸 ばされ、それにより、ハンタウイルス遺伝子の古い或いは新規なものから、G1 エピトープ体領域を増幅するためのPCR−基づく方法を開発することが可能に なり、このクラスの新規な毒素にためのタイプ−特異性の診断キットを非常に急 速に展開することを可能にする。 4.ここに挙げたHARDSウイルスの抗原性エピトープ体を含有するG1とNのた んぱく質を説明すると、既知の方法により、ウイルスに感染した組織培養物から 、ウイルス抗原を用意に同定でき、単離できる。更に、上記のたんぱく質の等価 物の合成は、上記のように、所望により、テキストブックの実験で容易にできる ものである。 HARDSウイルスのG1とNのたんぱく質中で同定された、説明されたエピトー プ体は、アミノ酸の非常に限定された配列により、決められるようである。優性 エピトープ体は、HARDSウイルス配列の20〜30個以下のアミノ酸の中に含有 されるものと期待される。共発明者の実験及びその他(ハンタウイルス以外につ いて研究した者)の実験により、他のハンタウイルスは、HARDSウイルスのタイ プ特異性のエピトープ体を含有する同類であるG1領域内に、タイプ−特異性の エピトープ体を有することを証明するものと期待されている。優性エピトープ体 をエンコードしているヌクレオチド配列を側面に有する保存されたプライマを使 用して、増幅を可能にするPCRシステムで、新規なハンタウイルスの免疫優性 の領域は、既知の原理により、このように、展開できる。 区画III IV.実験方法 A.HARDSウイルスSセグメント ヌクレオチド配列の増幅 ヌクレオチド位置4〜423を示すHARDSウイルス(HHV)Sセグメントの 付加的部分は、クローン化され、クローンp3H226 S 419 CR-1を作る。このクロ ーンは、HHV Nたんぱく質の開始ATGを含有する。前記のSセグメント・ クローンを積層していないp3H226 S 419CR-1のその部分のヌクレオチド配列、p 3H226 S 1129 CR-7が決定された。これらの配列に基づいて、都合よく増幅で き、新規のクローンの第1の100アミノ酸をサブクローンし、発現することが できるPCRプライマが設計できる。この(検出)プライマは、配列T ACG ACT AAG CTT ATG ACG ACC CTC AAA GAA Gを有し、ここで、結合されたヌクレオチドは、酵素Hind IIIのための認識サ イトを作りあげ、そして、Nたんぱく質に開始メチオニンをエンコードするAT Gから始まる、確実なHHV配列が続くものである。HHVのN−終端の100 アミノ酸を増幅し、サブクローン化するために、アンチセンス・プライマは、配 列5’TGG TTC CTC GAG GTC AAT GGA ATT T AC ATC AAG 3’を有するように設計された。このプライマは、ネイ チブ配列の5’CTA GAAが、配列CTC GAGで置換されること以外、 確実なHHV配列に基くものである。このパリンドローム配列の補体は、上記の プライマ配列中で結合される。CTC GAGは、制限酵素Xho Iのための認識 サイトを特異化するが、N遺伝子によりエンコードされたたんぱく質の配列を変 えるものではない。 上記のセンス及びアンチセンス・プライマにp3H226 S 419CR-1を増幅した後 、317bp生成物が得られ、Hind IIIとXho Iで消化された。pATH23のプラ スミド誘導体、pATH HT-1と称されるものも、同じ2つの酵素で、消化された。 (pATH HT-1は、pATH23を、Xba I及びKpn Iで消化することにより、元 々作られ、各々のサイト上に、Xho Iサイト、及び6ヒスチジン コドン内部に 、Xba I及びKpn Iの”付着性端末”を有するように、設計された2重鎖の オリゴヌクレオチドを挿入する。)PCR生成物、今や、消化後は、約299n tの長さであるものは、T4 DNAリガーゼで、pATH HT-1中に挿入された。 得られた発現構築物は、誘導後は、約52kD見掛けMW(AMW)の重複溶解 性たんぱく質を作るもので、"p3H226 S 317 pATH-1"と称するものである。以下 で論じるように、誘導により作られた融合たんぱく質生成物中に含有されたHH V Nたんぱく質の100AAは、HARDSウイルス感染のヒトのための可能性の ある抗原エピトープ体を隠し持っているものである。 B.trpE-HHV N-たんぱく溶融たんぱくの製造のための発現構築物の製造 発現クローンは、HHV Nたんぱく質の第1の407のアミノ酸を発現する ための構築された。プラスミドp3H226 S 1129 CR-7は、下流にあるが、HHV クローンp3H226 S 317 pATH-1のものと重なるNたんぱく質遺伝子のコーディン グ配列を含む。p3H226 S 317 pATH-1のコーディング配列は、p3H226 S 1129 C R-7の配列と結合されて、より大きな発現構築を形成し、それは、単一のたんぱ く質分子中に存在するHHV N遺伝子DNAのすべての発現を可能にする。そ れを行なうために、PCRのためのセンス・プライマを製造し、p3H226 S 317 pATH-1を作るために用いられるアンチセンス・プライマに重なる。重なる領域は 、人工的なXho Iサイトである。増幅するためのセンス・プライマは、従って、 ATT GAC CTC GAG GAA CCA AGT GGG CAA ACAGであった。アンチセンス・プライマのために、p3H226 S 1129 CR-7を 作るために元々用いるプライマの新規なものは、選択された。Han S1272の 新規なもの−プライマは、古いものとは異なり、その5’端に近い制限酵素Xba Iのための認識サイト:G GCT TCT AGA GGG ATC CAT GTC ATC ACCを含有するものである。 p3H1226 S 1129 CR-7を鋳型として用いて、約900bpの増幅物(アンプリ マ)は、上記の2つのプライマを有するPCRにより作られた。アンプリマは、 Xho I及びXba Iにより消化され、〜299bp Hind III/Xho Iに配位結合 され、上記の(a)に記載された消化されたアンプリマ、pATH HT-1、Hind III 及びXba Iで消化されたものである。”3つの方法”の配位結合が、生じた(図 5)。 得られた生成物は、p3H226 S 1229 pATH-7と称された(図7)。それは、互 いに適切な距離をもって間隔をとった2つのXho Iサイトと1つのHind-IIIサイ トを含む正しい制限マップを有するように示され、標準的な誘導法の後に、AM W〜75−78kDの不溶性のtrp E融合たんぱく質を多量に作る。 他のtrp E−HHV Nたんぱく質融合たんぱく質を作る発現構築物が作られ た。p3H226 S 1129 CR-7のインサートは、サブクローン化され、pATH10にさ れ、p3H226 S 1129 pATH-1を作るために、そして、p3H226 S 1129 CR-7の〜7 50 bp Eco-RI Eco RIフラグメントをpATHにサブクローン化し、p3H226 S RI pATH-1を作るために、用いられた。これらの発現構築物の両方は、不溶性trp E −HHV Nたんぱく質融合物を多量に作り、それは、p3H226 S 1229 pATH-7 により作られたHHV Nたんぱく質の部分を含有するものである。 C.PHV融合たんぱく質の製造のための発現構築物の製造 クローンp3H226 G1 1275 CR-1及びp3H226 S 1129 CR-7のHHV配列に相当する プロスペクト ヒル(Prospect Hill)ウイルス(PHV)ゲノムの2つの部分は 、クローン化され、2つのHHVクローン内に同定された抗原エピトープ体が、 HHVの最も近い親類、PHVと相互反応するか否かを見るために用いられた。 PHV鋳型は、1993年7月に、National Institutes of HealthのRichard Y anagiharaから貰ったものとして得たウイルスストックから誘導された。Yanagih araのPHVストックは、Vero E6細胞に感染するために用いられ、PH Vは、ユニバシテイ オブ ニューメキシコの生安全の3部門中で伝搬された。 PHV cDNAは、HHVの相当する部分(上記)をクローン化するに用いた ものと同じ条件下で感染培養物から作られたRNAから、クローン化された。得 られたクローンは、pPHV G1 1275 CR-1及びpPHV S 1129 CR-1と証された。PH Vインサートは、pCR IIベクターから移動され、pATH発現構築物p3H226 G 1 1275 pATH-1及びp3H226 S 1129 pATH-1を作るために用いたとほぼ同じ方法に より、pATH発現ベクター中に移転せしめた。発現構築物は、適当なサイズの不溶 性trp E融合たんぱく質を作るために良好なものであることが証明された。 D.HHV G1エピトープ体 1275nt HHV G1の遺伝子クローンのたんぱく質生成物により特異 化された優性エピトープ体の位置は、23のアミノ酸内に決められた。そのエピ トープ体に反応する抗体は、HHV感染に特定すると見出された:HARDS患者か らの血清試料は、PHVの1275nt G1たんぱく質中に、決定因子を認めない( HARDS患者は、ピュウマラウイルスG1たんぱく質と相互反応性の抗体がない; 上記のIIID参照)。 HHV G1のエピトープ体をマッピングするために、(Promega Erase-a-Bas e(TM)システム,Promega Corp;Gene 28;351〜359,1984参照)、インサートの3 ’端でのサイトを認識する制限酵素を線形化した後に、プラスミドp3H226 G1 12 75 pATH-1の〜20の連エキソヌクレアーゼ/S1ヌクレアーゼ欠失を作った。 各々の新規な欠失構築物は、相当するTrp E−HHV G1融合たんぱく質を 発現するように誘導された。一連の融合たんぱく質は、見掛けMWにより特徴づ けられ、種々のサイズのたんぱく質を選択して、ウエスタン・ブロット分折のた めのニトロセルロース隔膜に移転された。ウエスタン・ブロット薄膜は、HHV 感染からの回復している2人各々からの血清試料でプルーブされ、アルカリ・フ ォスファターゼ−共役の山羊の抗−ヒトIgGでプルーブされた。HARDS患者血 清試料との反応性を示す一連のもので、最も小さいたんぱく質は、G1(PHV Mセグメント共役子を用いて、PHVの開始メチオニンで始まる)のアミノ酸 37〜91を決めるDNA配列を含有するクローンの生成物であった。両方の患 者の血清試料は、その切り詰められたたんぱく質と強い反応性があるが、アミノ 酸37〜66を含有した欠失鎖の隣の最も大きなものにより作られたたんぱく質 と反応性がないものであった。このことから、HHV感染の患者により認識され るp3H226 G1 1275 pATH-1のたんぱく質生成物のエピトープ体は、G1たんぱく 質のアミノ酸66〜91の間にあるものと結論された。たんぱく質のその部分の アミノ酸配列は、SCNFDLHVPATTTQKYNQVDWTKKSSであ る。ヒトからのネガテブの参照血清試料は、欠失鎖の部材のたんぱく質生成物に 対して反応がないHHVに接していないものと仮定してあった。 PHVクローンpPHV G1 1275 pATH-1及びpPHV S 1129 pATH-1のたんぱく質生 成物は、HHV感染から回復しつつある2人の患者の血清試料に対して反応性に ついて、テストされた。pPHV S 1129 pATH-1のNたんぱく質生成物に対して穏 やかな反応性が観測された(HHV N遺伝子クローンp3H226 S 1129 pATH-1 の生成物で見られるよりも小さなブリスクであるが)、然し乍ら、pPHV G1 1275 pATH-1(、上記)の生成物に対して反応性がない。これらの結果から、HH Vで感染されたヒトは、他のハンタ・ウイルス(ピュウマラ(Puumala)とPHV )と相互反応しないHHV G1たんぱく質に対して抗体を生成したことが確認 された。従って、上記のHHV G1たんぱく質エピトープ体は、抗体−特異性 で、そして、PHV感染、ピュウマラ・ウイルス感染或いは同定されるべき他の ハンタウイルス感染に応答して、抗体からのHHV感染に対して応答する抗体を 区別するために、非常に有用であるHHVである。 E.HHV N−たんぱく質エピトープ体−発現構築体及び抗原活性 ヒトのHHV感染の血清学検定体中で独立に使用できるHHV Nたんぱく質 の少なくとも2つの独立のエピトープ体が、同定された。HHV Nたんぱく質 の異なるドメインを発現するように設計された4つのプラスミド構築物が、上記 のように生成されたものである。上記にない更なるクローンは、インサートの3 ’262nt及びp3H226 S 1129 CR-7の3’PCRプライマのみを特異化して い、p3H226 S 238 pATH-1と呼ばれる。次の表は、5つのクローンの特性を示す 。 融合たんぱく質が、各々の構築物から多量に作られ、HARDS感染患者からの血 清IgG抗体を検出するために、ウエスタン・ブロット製剤中に用いられた。急 性の(5)或いは回復期の(3)のHHV感染患者からの8つの血清試料各々に ついて、強力で、特異の血清学活性が、p3H226 S 317 pATH-1の52kD生成物 及びp3H226 S 1229 pATH-7の78kD生成物に対して示された。然し乍ら、p3H 226 S 238 pATH-1の45kD生成物に対しては活性がない。テストされたすべ てのHHV/HARDS血清は、完全なピュウマラNたんぱく質に対して活性である が、確実なHHV N遺伝子クローンによりエンコードされたたんぱく質と比べ 、減少された強度であった。正常な血液ドナーからのネガテブ参照血清は、いか なる組換融合たんぱく質とも認識しなく、血清は、HHV融合部分を欠くp37trp E と反応しない。これらの研究から、HHV Nたんぱく質の第1の407 アミノ酸は、少なくとも1つの能力のあるエピトープ体を含有すること、そして 、少なくとも1つのこれらのエピトープ体が、第1の100アミノ酸中に存在す ることが分かる。エピトープ体は、アミノ酸322〜407中に存在しないと判 断された。 第2の実験では、上記の構築物のすべて(顕著なエピトープ体をエンコードし ないようなp3H226 S 238 pATH-1を除いて)により、HHV−HARDSで感染した 2人の患者からの回復血清試料を、プルーブとして、用いて、発現されたたんぱ く質の反応性を検査した。アミノ酸1〜407について強力で特定の反応性を再 び観察し、アミノ酸1〜100についての強力な反応性と同様であった。両方に 対して穏やかなIgG血清学反応を、p3H226 S RI pATH-1及びp3H226 S 1129 pATH-1の生成物について観測した。優性な抗原決定子は、既に、配位されてい、 構築物が、p3H226 S 317 pATH-1のもの重なる配列を有しないので、p3H226 S RI pATH-1の生成物の反応性は、顕著である。ネガテブ参照血清は、融合たんぱ く質を認識しなく、血清は、HHV融合部分を欠けるp37trp Eを認識しなか った。これらの実験により、感染患者は、HHV Nたんぱく質の少なくとも2 つの特異性のあるエピトープ体を反応することが分かった。1つのこのようなエ ピトーブ体は、第1の100のアミノ酸内に配位されてい、そして、他は、アミ ノ酸155〜407により対している。たんぱく質座標322〜407の抗原活 性がないことに基づいて、155〜407の間のエピトープ体は、アミノ酸15 5と321にあるようである。Nの第2のエピトープ体(AA155と321) の同定は、前記の2−抗原ウエスタン・ブロットについて改良すべき、”3−抗 原”組換診断システムを開発することが可能にする。 F.HARDSウイルス抗体の検出 展開された2−抗原の組換ウエスタン・ブロット検定体は、感染の初期の段階 でさえ、HHVに感染した患者からの血清IgG或いはIgM抗体を検出するた めに用いられ、そして、急性のHHV感染の信頼性のある診断法に用いられる。 30の血清試料についてのブラインド研究で、その20は、前にHHVにさらさ れていないコントロール患者から誘導され、その10は、HARDSを示したHHV 感染した8人の患者からのものである。第2の抗体として、アルカリ・フォスフ ァターゼ−共役山羊抗−ヒトIgG或いは−IgMを用いて、結合抗体が、HARD Sの患者(HHV G1とピュウマラ・ウイルスNたんぱく質の両方に反応性あ る)からの10の試料すべてから検出できた。10人の患者すべては、IgGの 両方の抗原に反応性があった;10人のうち9人は、IgMの両方の抗原に反応 性があった。コントロールのうち、1人は、単離されたピュウマラNたんぱく質 にIgG反応性を示した:s/heは、”中間体”として標識され、非感染とし て正確に同定された。ピュウマラ・ウイルスから誘導されたNたんぱく質につい て、ブラインド研究を行なったが、そのデータでは、HHV Nたんぱく質は、 ピュウマラNたんぱく質よりも強く、HHV感染の患者からの血清試料に反応す ることが証明され、そして、HHV感染のより感度があるインジケータであるこ とが証明された。 区画IV HARDSの正確な段階での31の患者からの血清試料(すべて、病院の許可2〜 3日で、7の患者の場合、その死亡とそれによる解剖)を試験した。すべての試 料は、クローンp3H226 S 1229 pATH-7及びp3H226 S 317 pATH-1によりエンコ ードされたHARDSウイルスNたんぱく質のその部分で、ウエスタン・ブロットに よるIgMとIgG反応性を有する。31個の31及び31個の26は、各々、 G1たんぱく質発現構築p3H226 G1 1275 pATH-1によりエンコードされたたんぱ く質について、IgG或いはIgM反応性を有する。HHV Nたんぱく質の優 性エピトープ体は、第1の110のアミノ酸内に含有されるようである。 A.クローンp3H226 S 317 pATH-1によりエンコードされた1以上のエピトープ 体は、プロスペクト ヒルウイルス(PHV)Nたんぱく質の同類の部分(即ち 、最初の110のアミノ酸)と相互反応性があると判定。 PHV Nたんぱく質遺伝子のその部分が、上記のように、PHV−感染のV ero細胞培養物から作られたRNAを用いて、逆転転写酵素(トランスリプタ ーゼ)PCRによりクローン化された。PHVにセンス・プライマは、PHV cDNAの増幅のために特に合成され、T ACT ACA GTC GAC GGG ATG AGC CAA CTC AGG GAの配列を有した。アン チセンス・プライマは、HHV cDNAの相当する部分を増幅するために上記 で使用されたものと同じものであり、配列TGG TTC CTC GAG G TC AAT GGA ATT TAC ATC AAGを有した。増幅された DNAは、ゲル精製され、制限酵素Sal I及びXho Iで消化され(上記のプ ライマ中に存在する認識サイト)、そして、Sal I−及びXho I−消化pATH HT-1に直接にクローン化された。得られた構築物は、pPHV S 317 pATH-1と称 された。 Trp E融合たんぱく質は、標準的なプロトコールに従って、PHVから得ら れたpPHV S 317 pATH-1と呼ばれた。 結論:HHVの第1の110アミノ酸内に含有される優性エピトープ体は、そ のPHV同類と相互反応性がある。 B.プラスミドクローンp3H226 S 317 pATH-1によりエンコードされたN−たん ぱく質の優性エピトープ体の位置 マッピングは、このクローンのDNA・インサートの3’と5’の欠乏の巣に したものを作り、そして、たんぱく質(Gene 28:351〜359,1984)として、切断さ れた挿入物を発現することにより、達成された。図9は、HARDSの2人の患者( パネルA及びB)或いは感染されていないコントロール(パネルC)からの血清 (1:200希釈度)を有するネストされた欠失鎖の種々の部分から発現された trp E融合たんぱく質を反応せしめることにより作られたウエスタン・ブロット を示す。この欠失鎖は、p3H226 S 317 pATH-1プラスミドを、HHVヌクレオカ プシド遺伝子インサートのポリ結合配列配位3’中で線形化し、そして、ウイル スcDNAの3’端を消化し、エキソヌクレアーゼIII で変えることにより、作 られた。たんぱく質鎖は、サイズの大きな、大きなC−末端欠失部を有するよう に作られ、そして、サイズの小さなそして小さなものであった。欠失鎖はいくつ かの部材は、テストされた5人のHARDS患者からの血清試料と反応性を有した。 5人のHARDS血清試料と反応性のある小さなたんぱく質は、HHV Nたんぱく 質のアミノ酸1〜59を含有した。逆に、Nたんぱく質欠失鎖の次に小さな部材 は、HARDS患者血清試料と反応しないものである。そのクローンのヌクレオチド 配列は、HHV Nたんぱく質のアミノ酸1〜41をエンコードすることを証明 する。これらの研究により、HHV Nたんぱく質の優性エピトープ体のカルボ キシ末端基は、アミノ酸41と59にあることが分かった。 エピトープ体のアミノ末端部を、p3H226 S 317 pATH-1からのアミノ−末端欠 失鎖を作ることによりマッピングした。この連続体は、p3H226 S 317 pATH-1鋳 型からのDNAをPCR増幅できるように設計された選択されたセンス・プライ マを合成し、p3H226 S 317 pATH-1を作るに元々用いた同じアンチセンス・プラ イマを用いることにより、構築された。センス・プライマが設計され、増幅され あDNAからの作られたpATH HT-1サブクローンが、Nたんぱく質のアミノ末端 基の種々の量のないフレームないのtrp E融合たんぱく質をエンコードするよう にされる。 テストされた5つのHPS血清試料のうち2つについて、HHV N IgG 抗体は、アミノ−対−カルボキシ末端欠失構築部p3H226-S-NEx91(aa17-aa110) と反応したが、p3H226-S-CEx136(aa32-aa110)と反応しなかった。これらの反応 性は、aa17とaa32の間のエピトープ体のアミノ末端基境界に存在した。 これらの2つの血清試料について、エピトープ体マッピングデータにより、エピ トーブ体は、HHV N aa17とaa59の間にあることが示される。この セグメントのアミノ酸配列は、QLVTARQKLKDAERAVELDPDD VNKSTLQSRRAAVSALETKLGである。PHV及びピュウマラウ イルスNたんぱく質の相当する部分の配列は、QLVIARQKLKEAERT VEVDPDDVNKSTLQSRRSAVSTLEDKLA及びQLVVAR QKLKDAERAVEVYPDDVNKNTLQARQQTVSALEDKL Aである。テストされた他の3つのHPS血清試料について、抗体反応性は、テ ストされた(aa60まで延びる)アミノ−対−カルボキシ末端基欠失クローン のすべてについて観察された。これらの反応性により、p3H226-S-330のNセグ メントは、aa17とaa59の間のエピトープ体に関するカルボキシ末端基の 近くに配置された第2の抗体−反応性のエピトープ体を含有することが分かる。 上記のデータは、aa17とaa59の間に配置されたNエピトープ体が、PH V NとピュウマラウイルスNたんぱく質を有するHHV N抗体の相互−反応 性について責任がある優性エピトープ体であることを示唆している。 C.HHV Nたんぱく質の優性エピトープ体に対する血清反応性 反応性は、HHV感染に特異化される。128の参照目的物から得られた血清 試料を、HHV及びG1たんぱく質に対するIgG抗体反応の試験にかけた。上 記のHPSの場合とは逆に、参照血清試料(0.8%)の1つのみが、HHV N及びHHV G1組換たんぱく質の両方に対して抗体を含有していた。128 の参照の血清試料のうちの9つ(7%)は、HHV Nたんぱく質と反応した抗 体を含有した。参照のものの間にあるN抗体反応性は、確認されたHHV−誘導 抗体により認識されたエピトープ体とは異なる抗原サイトに対してマップした。 従って、参照のものの間にあるN反応性は、遠くの認識されたいないHHV感染 物から得られるものではないようである。これらのN反応性は、異なる、多分、 非特徴の、ハンタウイルスの感染物により誘導された相互−反応の抗体を表示し ている。それらは、HHV Nたんぱく質中のエピトープ体と偶発的に相互反応 する無関係の抗原により誘導される抗体を表示しているようである。これらの抗 体は、HHV−誘導の抗体により認識された優性Nエピトープ体とは異なるエピ トープ体を認識すると観察されるが、それが、真正のポジテイブHHV N抗体 の反応性を、虚偽のポジテイブ反応性から区別する手段になる。 D.G1たんぱく質マッピング 1275nt HHV G1遺伝子クローンのたんぱく質生成物により特定さ れた優性エピトープ体のカルボキシ末端境界の位置が、23のアミノ酸内に決め られた。エピトープ体のカルボキシ末端基は、p3H226 G1 1275 pATH-1のHH Vインサートの3’端の欠失のネストされた一連のものを製造することによりマ ッピングされた。同様の方法を用いて、p3H226 G1 1275 pATH-1インサートの 5’欠失のものの一連のものを製造した。後者の一連のものは、G1たんぱく質 エピトープ体のアミノ−末端の境界をマッピングするために用いられる。HHV G1−反応性抗体は、p3H226-M-NEx222たんぱく質(aa59〜aa452)と反応した が、p3H226-M-NEx297たんぱく質(aa84〜aa452)とは反応しない。アミノ酸配位 84を超えて、欠失された、すべてのアミノ−対−カルボキシ末端基欠失構築物 は、HHV G1−反応性抗体と反応しない。従って、タイプ−特異性のエピト ープ体のアミノ末端基の境界は、アミノ酸配位59と84の間にある。上記にあ るカルボキシ末端基欠失の一連のものからのマッピングデータと接合をとると、 G1免疫活性は、aa59とaa89の間の単一セグメントに配置された(アミ ノ酸配列の配位は、プロスペクト ヒル(Prospect Hill)ウイルスの配列中に相 同性の位置に関して決められる)。ポリペプチド・セグメントは、アミノ酸配列 LKIESSDNFDLHVPATTTQKYNQVDWTKKSSを有する。 この配列は、プロスペクト ヒル(Prospect Hill)ウイルス(LKLESSCN FDVHTSSATQQAVTKWTWEKKAD)及びピュウマラ・ウイルス (LKLESSCNFDLHTSTAGQQSFTKWTWEIKGD)の相同 性の 領域から分岐したものである。このセグメント内でのアミノ酸配列の修正の程度 は、HHV G1−反応性抗体が、PHV及びピュウマラ・ウイルスのG1たん ぱく質の相同性領域と相互反応しないという観察と合致している。 以下の請求の範囲において、用語”たんぱく質”は、たんぱく質フラグメント (オリゴペプチド)も含む。請求された配列は、その意図する用途の生成物の特 性に基本的に悪影響しない限り、変更或いは修正を持った配列を含む。ペプチド 合成の人工産物は、その例示である。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年3月23日 【補正内容】図面の簡単な説明 図1は、その最も近い既知のハンタウイルス親類、プロスペクト ヒル(Prosp ect Hill)ウイルス("PHILL";GenBank X55128)及びピュウマラウイルス株P360("P UUMALA";GenBank X61035)のものを有するHARDSウイルスクローンp3H226 S 1129 CR-7("NMHV")によりエンコードされたたんぱく質の配列を示す。同定領域は、 星印で示される。非常に似ている多くの領域が存在し、例えば、NHMV座標3 7と193の間に非常に相同性のある領域があることに留意される。これらの領 域は、広く相互−反応性のあるエピトープ体のためのローカスであるようである 。アミノ酸194と264の間のような他の領域は、N内で、より分岐された、 かけられたタイプ−特異性のエピトープ体である。 図2は、最も近いハンタウイルス親類、プロスペクト ヒル("PHILL",GenBank X55129)及びピュウマラウイルス株P360("PUUMALA",L08755)のものを有するHARD Sウイルスクローンp3H226 G1 1275 CR-1によりエンコードされたたんぱく質(部 分的配列)の配置を示す。G1のこの領域において、広く反応性のあるエピトー プ体は、計測され、HARDS感染に特異化されると見られる、少なくとも1つの能 力あるエピトープ体が、見かった。HARDSウイルスと座標36〜93の間のよう な、その親類との間には、顕著な差異のある領域がいくつかあることに留意する べきである。 図3は、その増幅(図示なし)に使用されたプライマにより成されたp3H226 S 1129 CR-7の完全なヌクレオチド配列を示す。 図4は、3つの方法の配位結合によるp3H226 S 1229 pATH-1の製造を示す。 図5は、p3H226 G1 1275 CR-1のHHV−特異性の部分(増幅に用いられた プライマ配列のない)の完全なヌクレオチド配列を示す。優性のG7エピトープ 体(アミノ酸配列SCNFDLHVPATTTQKYNQVDWTKKSS)を エンコードするDNAの配列は、顕著である。 図6は、p3H226 S 419 CR-1及びp3H226 S 1129 CR-7から増輻されたFCV 配列の配位結合により構築されたp3H226 S 1229 pATH-7のFCV DNAイン サートの完全なヌクレオチド配列を示す。Xho Iサイトを特異化する人工的に修 正した配列(然し乍ら、N遺伝子によりエンコードされたたんぱく質を修正して いない)は、顕著である。 図7は、優性のNたんぱく質エピトープ体のアミノ酸1〜100(B)にエン コードするクローンp3H226 S 317(A)のHHV DNAインサートのヌクレオ チド配列を示す。 図8は、hhv(3H226)Mセグメント、残査3351の1〜3351の 主要部の配列を示す。 ストレプタビヂン−共役のアルカリ・フォスファターゼを、結合ビオチン−標 識の抗体の検出に用いる。色素体アルカリ・フォスファターゼ基体は、共役体の ストレプタビヂン部分を通して、ビオチンと結合したアルカリ・フォスファター ゼを検出するために用いられる。 D.支持データ 血清試料が、4人の患者でテストされた(その2人は、入院後1〜7日内にテ ストされ、即ち、”急性”であり、その2人は、入院後22〜23日でテストさ れ、即ち、”回復期”である)。これらの血清試料は、ウエスタン免疫ブロット 検定体中の特異性の抗体の存在について、テストされた。ウエスタン・ブロット 上に存在する抗原ターゲットは、HARDSウイルスのG1とNクローンによりエン コードされた部分を含有したバクテリア融合たんぱく質である。バクテリア融合 たんぱく質は、誘導性の組換え発現プラスミドを含有した大腸菌のリゼイトから 作られた。ウエスタン・ブロット隔膜上に含有されるウイルス融合たんぱく質は 、(a)発現プラスミドpATH 23(Pst I−Kpn I)中にサブクローン されたクローン3H226 G1 1275 CR-1のHARDSウイルスG1配列によりエンコード されたたんぱく質;(b)ピュウマラ(Puumala)ウイルス株P360の全G1た んぱく質;(c)ピュウマラ(Puumala)ウイルス株P360の全Nたんぱく質; 及び(d)融合されたウイルス領域のないたんぱく質p37wus Hを含む。隔膜 が、ヒト血清試料で培養された後に、隔膜を洗浄し、アルカリ・フォスファター ゼ−共役の山羊抗−ヒトIgG(すべて4人のヒト血清)で培養した或いは、山 羊抗−ヒトIgM(4人のうちの3人のヒト血清)で培養された。各々の場合、 HARDSに感染していない人からのネガテブ参照ヒト血清を、並行に、複製のウエ スタン・ブロット隔膜をプルーブするために用いた。 4人の抗体が分析された。4人すべての血清試料は、容易に検出でき、特異化 された抗−ハンタウイルスIgG反応性を示したが、その3つは、すべて、抗− ハンタウイルスIgMについてテストされた。特に、著しいものは、G1 12 75(HARDSウイルス)たんぱく質は、HARDSウイルス感染(IgM及びIgG) を持つすべてのテストされた患者からの抗体と強く反応したことが観察されたこ とであるが、然し、ピュウマラ(Puumala)ウイルスの同等な領域は、4人すべて のHARDS感染血清抗体とも認められなかった。逆に、ピュウマラ・ウイルスのN たんぱく質は、テストされた各HARDS患者のIgG及びIgMと強く反応し、ハ ンタウイルスNたんぱく質は、すべての関連のハンタウイルスに対しての抗体に より認められるエピトープ体を含有しているという仮説を裏付けしている。ネガ チブ参照血清は、ウイルス−特異性の帯域を認めなく、血清は、Trp Eたんぱく 質は、融合ウイルスたんぱく質部分がないときに、発現していることを認識しな かった。 ピュウマラ(Puumala)ウイルスNたんぱく質が、HARDS抗血清により、よく認識 されていたために、Nたんぱく質の大部分をエンコードしているクローンp3H226 1129 CR-7のインサート、HARDSウイルス・クローンは、Trp E融合たんぱく質 として発現されており、ピュウマラ(Puumala)ウイルスNたんぱく質中に存在す るエピトープ体を含有しているものであることを意図している。また、HARDSウ イルスNたんぱく質は、同類のウイルスから誘導されるものであるので、抗−HA RDSウイルス血清でプルーブされたときには、更に、或いは、ピュウマラ(Puumal a)ウイルスNたんぱく質よりも能力があるエピトープ体を有することが明らかに されることを意図している。 関連のHARDSウイルスクローンのヌクレオチド配列(及び予想されたアミノ酸配 列)は、G1遺伝子は、ウイルス−特異性のエピトープ体をエンコードし、N遺 伝子は、より広く活性であるエピトープ体をエンコードしているという理論を裏 付けている。HARDSウイルスNたんぱく質は、HARDSウイルスとその関連のピュウ マラとプロスペクト ヒル(Prospect Hill)ウイルスの間に強く保存された(図 )が、HARDSウイルスのG1たんぱく質の多くの領域は、ピュウマラ(Puumala)と プロスペクト ヒル(Prospect Hill)の同類の領域にほとんど配位されていない (図)。一般的に、分散たんぱく質に接することにより生成された抗体は、相 互反応しないが、非常に関連したたんぱく質が、そのたんぱく質基の数個と認識 する(即ち、相互−反応性である)抗体を引き出す傾向があることが期待できる 。 区画II IV.実験方法: A.Trp E-HARDS G1たんぱく質発現が可能になるように設計されたpATH23− 基づく発現構築物の製造(他のpCRIIクローンから他の発現構築物を生成する ために用いる方法の例) (pATH HT-1は、pATH23を、Xba I及びKpn Iで消化することにより、元 々作られ、各々のサイト上に、Xho Iサイト、及び6ヒスチジン コドン内部に 、Xba I及びKpn Iの”付着性端末”を有するように、設計された2重鎖の オリゴヌクレオチドを挿入する。)PCR生成物、今や、消化後は、約299n tの長さであるものは、T4 DNAリガーゼで、pATH HT-1中に挿入された。 得られた発現構築物は、誘導後は、約52kD見掛けMW(AMW)の重複溶解 性たんぱく質を作るもので、"p3H226 S 317 pATH-1"と称するものである。以下 で論じるように、誘導により作られた融合たんぱく質生成物中に含有されたHH V Nたんぱく質の100AAは、HARDSウイルス感染のヒトのための可能性の ある抗原エピトープ体を隠し持っているものである。 B.trpE-HHV N-たんぱく溶融たんぱくの製造のための発現構築物の製造 発現クローンは、HHV Nたんぱく質の第1の407のアミノ酸を発現する ための構築された。プラスミドp3H226 S 1129 CR-7は、下流にあるが、HHV クローンp3H226 S 317 pATH-1のものと重なるNたんぱく質遺伝子のコーディン グ配列を含む。p3H226 S 317 pATH-1のコーディング配列は、p3H226 S 1129 C R-7の配列と結合されて、より大きな発現構築を形成し、それは、単一のたんぱ く質分子中に存在するHHV N遺伝子DNAのすべての発現を可能にする。そ れを行なうために、PCRのためのセンス・プライマを製造し、p3H226 S 317 pATH-1を作るために用いられるアンチセンス・プライマに重なる。重なる領域は 、人工的なXho Iサイトである。増幅するためのセンス・プライマは、従って、 ATT GAC CTC GAG GAA CCA AGT GGG CAA ACAGであった。アンチセンス・プライマのために、p3H226 S 1129 CR-7を 作るために元々用いるプライマの新規なものは、選択された。Han S1272の 新規なもの−プライマは、古いものとは異なり、その5’端に近い制限酵素Xba Iのための認識サイト:G GCT TCT AGA GGG ATC CAT GTC ATC ACCを含有するものである。 p3H226 S 1129 CR-7を鋳型として用いて、約900bpの増輻物(アンプリ マ)は、上記の2つのプライマを有するPCRにより作られた。アンプリマは、 Xho I及びXba Iにより消化され、〜299bp Hind III/Xho Iに配位結合 され、上記の(a)に記載された消化されたアンプリマ、pATH HT-1、Hind III 及びXba Iで消化されたものである。”3つの方法”の配位結合が、生じた(図 )。 得られた生成物は、p3H226 S 1229 pATH-7と称された(図)。それは、互 いに適切な距離をもって間隔をとった2つのXho Iサイトと1つのHind-IIIサイ トを含む正しい制限マップを有するように示され、標準的な誘導法の後に、AM W〜75−78kDの不溶性のtrp E融合たんぱく質を多量に作る。 他のtrp E−HHV Nたんぱく質融合たんぱく質を作る発現構築物が作られ た。p3H226 S 1129 CR-7のインサートは、サブクローン化され、pATH10にさ れ、p3H226 S 1129 pATH-1を作るために、そして、p3H226 S 1129 CR-7の〜7 50 bp Eco-RI Eco RIフラグメントをpATHにサブクローン化し、p3H226 S RI pATH-1を作るために、用いられた。これらの発現構築物の両方は、不溶性trp E −HHV Nたんぱく質融合物を多量に作り、それは、p3H226 S 1229 pATH-7 により作られたHHV Nたんぱく質の部分を含有するものである。 C.PHV融合たんぱく質の製造のための発現構築物の製造 クローンp3H226 G1 1275 CR-1及びp3H226 S 1129 CR-7のHHV配列に相当する プロスペクト ヒル(Prospect Hill)ウイルス(PHV)ゲノムの2つの部分は 、クローン化され、2つのHHVクローン内に同定された抗原エピトープ体が、 HHVの最も近い親類、PHVと相互反応するか否かを見るために用いられた。 PHV鋳型は、1993年7月に、National Institutes of HealthのRichard Y anagiharaから貰ったものとして得たウイルスストックから誘導された。Yanagih araのPHVストックは、Vero E6細胞に感染するために用いられ、PH Vは、ユニバシテイ オブ ニューメキシコの生安全の3部門中で伝搬された。 PHV cDNAは、HHVの相当する部分(上記)をクローン化するに用いた も のと同じ条件下で感染培養物から作られたRNAから、クローン化された。得ら れたクローンは、pPHV G1 1275 CR-1及びpPHV S 1129 CR-1と証された。PHV インサートは、pCR IIベクターから移動され、pATH発現構築物p3H226 G1 1275 pATH-1及びp3H226 S 1129 pATH-1を作るために用いたとほぼ同じ方法によ り、pATH発現ベクター中に移転せしめた。発現構築物は、適当なサイズの不溶性 trp E融合たんぱく質を作るために良好なものであることが証明された。 G1たんぱく質発現構築p3H226 G1 1275 pATH-1によりエンコードされたたんぱ く質について、IgG或いはIgM反応性を有する。HHV Nたんぱく質の優 性エピトープ体は、第1の110のアミノ酸内に含有されるようである。 A.クローンp3H226 S 317 pATH-1によりエンコードされた1以上のエピトープ 体は、プロスペクト ヒルウイルス(PHV)Nたんぱく質の同類の部分(即ち 、最初の110のアミノ酸)と相互反応性があると判定。 PHV Nたんぱく質遺伝子のその部分が、上記のように、PHV−感染のV ero細胞培養物から作られたRNAを用いて、逆転転写酵素(トランスリプタ ーゼ)PCRによりクローン化された。PHVにセンス・プライマは、PHV cDNAの増輻のために特に合成され、T ACT ACA GTC GAC GGG ATG AGC CAA CTC AGG GAの配列を有した。アン チセンス・プライマは、HHV cDNAの相当する部分を増幅するために上記 で使用されたものと同じものであり、配列TGG TTC CTC GAG G TC AAT GGA ATT TAC ATC AAGを有した。増幅された DNAは、ゲル精製され、制限酵素Sal I及びXho Iで消化され(上記のプ ライマ中に存在する認識サイト)、そして、Sal I−及びXho I−消化pATH HT-1に直接にクローン化された。得られた構築物は、pPHV S 317 pATH-1と称 された。 Trp E融合たんぱく質は、標準的なプロトコールに従って、PHVから得ら れたpPHV S 317 pATH-1と呼ばれた。 結論:HHVの第1の110アミノ酸内に含有される優性エピトープ体は、そ のPHV同類と相互反応性がある。 B.プラスミドクローンp3H226 S 317 pATH-1によりエンコードされたN−たん ぱく質の優性エピトープ体の位置 マッピングは、このクローンのDNA・インサートの3’と5’の欠乏の巣に したものを作り、そして、たんぱく質(Gene 28:351〜359,1984)として、切断さ れた挿入物を発現することにより、達成された。ウエスタン・ブロットは、HARD Sの2人の患者(パネルA及びB)或いは感染されていないコントロール(パネ ルC)からの血清(1:200希釈度)を有するネストされた欠失鎖の種々の部 分から発現されたtrp E融合たんぱく質を反応せしめることにより作られた。 【図1】 【図1】 【図2】 【図3】 【図4】 【図5】 【図6】 【図7】 【図8】 【図8】 【図8】 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年7月28日 【補正内容】 請求の範囲 1.HARDSウイルスRNAヌクレオチド配列或いはそのDNAコピーによりエン コードされた純粋たんぱく質。 2.HARDSウイルスSセグメントのNたんぱく質コーディング配列或いはHARDSウ イルスMセグメントのG1或いはG2糖たんぱく質コーディング配列によりエン コードされた請求項1に記載のたんぱく質。 3.HARDSウイルスの優性の或いはタイプ−特異性の抗原エピトープ体を有する 請求項1に記載のたんぱく質。 4.HARDSウイルス抗原のためのエンコードする組換え体DNA。 5.抗原がHARDSウイルスに反応する1以上の優性のエピトープ体及び1以上の 他のハンタウイルス組織或いは血液抗体を含有する請求項4に記載のrDNA。 6.抗原が、HARDSウイルス組織或いは血液抗体に対して基本的に特異であるこ とを特徴とする請求項4に記載のrDNA。 7.血液抗体は、IgM或いはIgGであることを特徴とする請求項5に記載の rDNA。 8.請求項4に記載のrDNAを含有する発現ベクターを有するcDNAインサ ート。 9.表現ベクターがプラスミドである請求項8に記載のDNAインサート。 10.表現ベクターが、次のプラスミドである請求項9に記載のDNAインサー ト。 プラスミド3H226−S1129 CR−7(ATCC♯75522); プラスミド3H226−M2038 CR−1(ATCC♯75532); プラスミド3H226−M1225 CR−1(ATCC♯75525); プラスミド3H226-G1-1275 CR−1(ATCC♯75524); プラスミドMHAR−G2−392 CR−1(ATCC♯75523); 及びプラスミド3H226−S1229 (ATCC♯75561)。 11.ベクターが、バクロウイルス(baculovirus)、イースト或いは哺乳類細胞 ベクターである請求項8に記載のDNAインサート。 12.請求項4に記載の組換体DNAを表現している形質転換或いは形質変換ホ スト細胞。 13.請求項5或いは6に記載の組換体DNAを表現する形質転換或いは形質変 換のホストバクテリア。 14.バクテリア或いは成熟核細胞を有する請求項12に記載のホスト細胞。 15.該細胞は、バクロウイルス(baculovirus)、イースト或いは哺乳類細胞ベ クターである請求項12に記載のホスト細胞。 16.請求項12に記載のホスト細胞により表現されたHARDSウイルスrDNA 抗原。 17.請求項3に記載のrDNA抗原エピト−プに対する抗体。 18.請求項8に記載の表現ベクターを含有する分子クローン。 19.請求項10に記載の表現ベクターを含有する分子クローン。 20.少なくとも1つの請求項3に記載の抗原を、反応剤として、用いた免疫検 定体。 21.請求項17に記載の抗体を、反応剤として、用いた免疫検定体。 22.酵素−結合の検定体である請求項20に記載の免疫検定体。 23.HARDSウイルスに対する血清抗体のための検定体である請求項20に記載 の免疫検定体。 24.ウエスタン免疫ブロット検定体である請求項20に記載の免疫検定体。 25.ヌクレオチド配列は、RNA配列である請求項1に記載のたんぱく質。 26.ヌクレオチド配列は、cDNA配列である請求項1に記載のたんぱく質。 27.G1たんぱく質コーディング配列によりエンコードされた請求項2に記載 のたんぱく質。 28.HARDSウイルス タイプ特異性の抗原エピトープ体である請求項27に記 載のたんぱく質。 29.G1たんぱく質のアミノ酸61−91、或いはその一部を有する請求項2 8に記載のたんぱく質。 30.アミノ酸配列 LKIESSCNFDLHVPATTTQKYNQVDW TKKSS、或いはその一部を有することを特徴とする請求項28に記載のたん ぱく質。 31.G1たんぱく質のアミノ酸31から91、或いはその一部を有することを 特徴とする請求項28に記載のたんぱく質。 32.アミノ酸配列 SCNFDLHVPATTTQKYNQVDWTKKSS 、或いはその一部を有することを特徴とする請求項28に記載のたんぱく質。 33.ヌクレオチドコーディング配列が、配列TCTTGTAATTTCGAT CTGCATGTCCCGGCTACTACTACCCAAAAATACAAT CAGGTTGACTGGACCAAAAAAAGTT、或いはその一部を有す ることを特徴とする請求項27に記載のたんぱく質。 34.HARDSウイルスMセグメントのG1たんぱく質アミノ酸配列のための配列 コーディングをコードするヌクレオチドを有する請求項4に記載のrDNA。 35.ヌクレオチドコーディング配列は、TCTTGTAATTTCGATCT GCATGTCCCGGCTACTACTACCCAAAAATACAATCA GGTTGACTGGACCAAAAAAAGTTを有することを特徴とする請 求項36に記載のrDNA。 36.ヌクレオチドコーディング配列は、G1たんぱく質のアミノ酸66〜91 のためのエンコードしていることを特徴とする請求項36に記載のrDNA。 37.ヌクレオチドコーディング配列は、アミノ酸配列SCNFDLHVPAT TTQKYNQVDWTKKSS、或いはその一部のためにエンコードしている ことを特徴とする請求項36に記載のrDNA。 38.Nたんぱく質コーディング配列によりエンコードされた請求項2に記載の たんぱく質。 39.HARDSウイルスに対して基本的に特異性を有する優性抗原エピトープ体及 びHARDSウイルスNたんぱく質コーディング配列に対して同類のヌクレオチドコ ーディング配列により特徴づけられた少なくとも1つの他のハンタウイルスを有 する請求項38に記載のたんぱく質。 40.Nたんぱく質のアミノ酸17〜59、或いはその一部を有することを特徴 とする請求項39に記載のたんぱく質。 41.アミノ酸配列QLVTARQKLKDAERAVELDPDDVNKST LQSRRAAVSALETKLG、或いはその一部を有する請求項40に記載 のたんぱく質。 42.Nたんぱく質のアミノ酸155〜321、或いはその一部を有することを 特徴とする請求項39に記載のたんぱく質。 43.FIARDSウイルスSセグメントのNたんぱく質アミノ酸配列のためコードす るヌクレオチドコーディング配列を有することを特徴とする請求項4に記載のr DNA。 44.ヌクレオチド コーディング配列は、図4に示す配列の一部を少なくとも 有することを特徴とする請求項43に記載のrDNA。 45.反応剤として、請求項28に記載のたんぱく質、或いはその抗体を用いる ことを特徴とする免疫検定体。 46.反応剤として、請求項39に記載のたんぱく質、或いはその抗体を用いる ことを特徴とする免疫検定体。 47.反応剤として、請求項32に記載のたんぱく質、或いはその抗体を用いる ことを特徴とする免疫検定体。 48.反応剤として、請求項41に記載のたんぱく質、或いはその抗体を用いる ことを特徴とする免疫検定体。 49.免疫体として、請求項28に記載のたんぱく質を有することを特徴とする ワクチン。 50.免疫体として、請求項39に記載のたんぱく質を有することを特徴とする ワクチン。 51.免疫体として、請求項32に記載のたんぱく質を有することを特徴とする ワクチン。 52.請求項41に記載のたんぱく質を、免疫体として、有することを特徴とす るワクチン。 53.診断免疫反応剤として、請求項3に記載のHARDSウイルス抗原エピトープ 体、或いはその抗体を、診断のための量、生体中或いは試験管中に含有すること を特徴とするHARDSウイルスの検出のための診断キット。 54.免疫反応剤は、抗原/抗体複合体を有する免疫生成体の検出を促進するよ うに、標識されていることを特徴とする請求項53に記載の診断キット。 55.クローンATCC♯75522、75532、75525、75524、 75523或いは75561により表現されたことを特徴とする請求項1に記載 のたんぱく質。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C12P 21/02 9358−4B C12P 21/08 21/08 0276−2J G01N 33/53 D G01N 33/53 0276−2J 33/569 L 33/569 9283−4C A61K 35/76 // A61K 35/76 9284−4C 39/395 D 39/395 9281−4B C12N 5/00 B (31)優先権主張番号 08/141,035 (32)優先日 1993年10月26日 (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 08/210,762 (32)優先日 1994年3月22日 (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD),AM,AU, BB,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,FI,G E,HU,JP,KG,KP,KR,KZ,LK,LT ,LV,MD,MG,MN,MW,NO,NZ,PL, RO,RU,SD,SI,SK,TJ,TT,UA,U Z,VN (72)発明者 ジェニソン,スティーヴ アメリカ合衆国 ニューメキシコ州 87120 アルバカーキィー ノースウエス ト コール ピカフロー 8371

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.HARDSウイルスRNAヌクレオチド配列或いはそのDNAコピーによりエン コードされた純粋たんぱく質。 2.HARDSウイルスSセグメントのNたんぱく質コーディング配列或いはHARDSウ イルスMセグメントのG1或いはG2糖たんぱく質コーディング配列によりエン コードされた請求項1に記載のたんぱく質。 3.HARDSウイルスの優性の或いはタイプ−特異性の抗原エピトープ体を有する 請求項1に記載のたんぱく質。 4.HARDSウイルス抗原のためのエンコードする組換え体DNA。 5.抗原がHARDSウイルスに反応する1以上の優性のエピトープ体及び1以上の 他のハンタウイルス組織或いは血液抗体を含有する請求項4に記載のrDNA。 6.抗原が、HARDSウイルス組織或いは血液抗体に対して基本的に特異であるこ とを特徴とする請求項4に記載のrDNA。 7.血液抗体は、IgM或いはIgGであることを特徴とする請求項5に記載の rDNA。 8.請求項4に記載のrDNAを含有する発現ベクターを有するcDNAインサ ート。 9.表現ベクターがプラスミドである請求項8に記載のDNAインサート。 10.表現ベクターが、次のプラスミドである請求項9に記載のDNAインサー ト。 プラスミド3H226−S1129 CR−7(ATCC♯75522); プラスミド3H226−M2038 CR−1(ATCC♯75532); プラスミド3H226−M1225 CR−1(ATCC♯75525); プラスミド3H226-G1-1275 CR−1(ATCC♯75524); プラスミドMHAR−G2−392 CR−1(ATCC♯75523); 及びプラスミド3H226−S1229 (ATCC♯75561)。 11.ベクターが、バクロウイルス(baculovirus)、イ−スト或いは哺乳類細胞 ベクターである請求項8に記載のDNAインサート。 12.請求項4に記載の組換体DNAを表現している形質転換或いは形質変換ホ スト細胞。 13.請求項5或いは6に記載の組換体DNAを表現する形質転換或いは形質変 換のホストバクテリア。 14.バクテリア或いは成熟核細胞を有する請求項12に記載のホスト細胞。 15.該細胞は、バクロウイルス(baculovirus)、イ−スト或いは咄孔類細胞ベ クターである請求項12に記載のホスト細胞。 16.請求項12に記載のホスト細胞により表現されたHARDSウイルスrDNA 抗原。 17.請求項3に記載のrDNA抗原エピト−プに対する抗体。 18.請求項8に記載の表現ベクターを含有する分子クローン。 19.請求項10に記載の表現ベクターを含有する分子クローン。 20.少なくとも1つの請求項3に記載の抗原を、反応剤として、用いた免疫検 定体。 21.請求項17に記載の抗体を、反応剤として、用いた免疫検定体。 22.酵素−結合の検定体である請求項20に記載の免疫検定体。 23.HARDSウイルスに対する血清抗体のための検定体である請求項20に記載 の免疫検定体。 24.ウエスタン免疫ブロット検定体である請求項20に記載の免疫検定体。 25.ヌクレオチド配列は、RNA配列である請求項1に記載のたんぱく質。 26.ヌクレオチド配列は、cDNA配列である請求項1に記載のたんぱく質。 27.G1たんぱく質コーディング配列によりエンコードされた請求項2に記載 のたんぱく質。 28.HARDSウイルス タイプ特異性の抗原エピトープ体である請求項27に記 載のたんぱく質。 29.G1たんぱく質のアミノ酸61−91、或いはその一部を有する請求項2 8に記載のたんぱく質。 30.アミノ酸配列 LKIESSCNFDLHVPATTTQKYNQVDW TKKSS、或いはその一部を有することを特徴とする請求項28に記載のたん ぱく質。 31.G1たんぱく質のアミノ酸31から91、或いはその一部を有することを 特徴とする請求項28に記載のたんぱく質。 32.アミノ酸配列 SCNFDLHVPATTTQKYNQVDWTKKSS 、或いはその一部を有することを特徴とする請求項28に記載のたんぱく質。 33.ヌクレオチドコーディング配列が、配列TCTTGTAATTTCGAT CTGCATGTCCCGGCTACTACTACCCAAAAATACAAT CAGGTTGACTGGACCAAAAAAAGTT、或いはその一部を有す ることを特徴とする請求項27に記載のたんぱく質。 34.HARDSウイルスMセグメントのG1たんぱく質アミノ酸配列のための配列 コーディングをコードするヌクレオチドを有する請求項4に記載のrDNA。 35.ヌクレオチドコーディング配列は、TCTTGTAATTTCGATCT GCATGTCCCGGCTACTACTACCCAAAAATACAATCA GGTTGACTGGACCAAAAAAAGTTを有することを特徴とする請 求項36に記載のrDNA。 36.ヌクレオチドコーディング配列は、G1たんぱく質のアミノ酸66〜91 のためのエンコードしていることを特徴とする請求項36に記載のrDNA。 37.ヌクレオチドコーディング配列は、アミノ酸配列SCNFDLHVPAT TTQKYNQVDWTKKSS、或いはその一部のためにエンコードしている ことを特徴とする請求項36に記載のrDNA。 38.Nたんぱく質コーディング配列によりエンコードされた請求項2に記載の たんぱく質。 39.HARDSウイルスに対して基本的に特異性を有する優性抗原エピトープ体及 びHARDSウイルスNたんぱく質コーディング配列に対して同類のヌクレオチドコ ーディング配列により特徴づけられた少なくとも1つの他のハンタウイルスを有 する請求項40に記載のたんぱく質。 40.Nたんぱく質のアミノ酸17〜59、或いはその一部を有することを特徴 とする請求項39に記載のたんぱく質。 41.アミノ酸配列QLVTARQKLKDAERAVELDPDDVNKST LQSRRAAVSALETKLG、或いはその一部を有する請求項40に記載 のたんぱく質。 42.Nたんぱく質のアミノ酸155〜321、或いはその一部を有することを 特徴とする請求項39に記載のたんぱく質。 43.HARDSウイルスSセグメントのNたんぱく質アミノ酸配列のためコードす るヌクレオチドコーディング配列を有することを特徴とする請求項4に記載のr DNA。 44.ヌクレオチド コーディング配列は、図4に示す配列の一部を少なくとも 有することを特徴とする請求項43に記載のrDNA。 45.反応剤として、請求項28に記載のたんぱく質、或いはその抗体を用いる ことを特徴とする免疫検定体。 46.反応剤として、請求項39に記載のたんぱく質、或いはその抗体を用いる ことを特徴とする免疫検定体。 47.反応剤として、請求項32に記載のたんぱく質、或いはその抗体を用いる ことを特徴とする免疫検定体。 48.反応剤として、請求項41に記載のたんぱく質、或いはその抗体を用いる ことを特徴とする免疫検定体。 49.免疫体として、請求項28に記載のたんぱく質を有することを特徴とする ワクチン。 50.免疫体として、請求項39に記載のたんぱく質を有することを特徴とする ワクチン。 51.免疫体として、請求項32に記載のたんぱく質を有することを特徴とする ワクチン。 52.請求項41に記載のたんぱく質を、免疫体として、有することを特徴とす るワクチン。 53.診断免疫反応剤として、請求項3に記載のHARDSウイルス抗原エピトープ 体、或いはその抗体を、診断のための量、生体中或いは試験管中に含有すること を特徴とするHARDSウイルスの検出のための診断キット。 54.免疫反応剤は、抗原/抗体複合体を有する免疫生成体の検出を促進するよ うに、標識されていることを特徴とする請求項53に記載の診断キット。 55.クローンATCC♯75522、75532、75525、75524、 75523或いは75561により表現されたことを特徴とする請求項1に記載 のたんぱく質。
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