JPH09504316A - 固形石鹸 - Google Patents

固形石鹸

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JPH09504316A JP7512389A JP51238995A JPH09504316A JP H09504316 A JPH09504316 A JP H09504316A JP 7512389 A JP7512389 A JP 7512389A JP 51238995 A JP51238995 A JP 51238995A JP H09504316 A JPH09504316 A JP H09504316A
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Abstract

(57)【要約】 a)脂肪酸塩70〜85重量%、b)脂肪酸0.5〜10重量%、c)アルキルエーテルスルフェート1〜10重量%、d)アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド0.1〜1重量%、並びに要すれば他の助剤および添加剤を含有する新規固形石鹸を開示する。本発明の新規石鹸は、クリーム性、発泡性、石灰石鹸分散性、皮膚化粧品適合性、および物理的安定性に優れている。更に、特に高温における固形石鹸製造中の色安定性も改善されている。

Description

【発明の詳細な説明】 固形石鹸 発明の分野 本発明は、脂肪酸塩、脂肪酸、アルキルエーテルスルフェート、アルキルおよ び/またはアルケニルオリゴグリコシド、並びに要すれば他の助剤および添加剤 を含有する固形石鹸に関する。 従来の技術 最近の固形石鹸、とりわけ化粧石鹸は、通例、牛脂およびヤシ油の比約8:2 の混合物から製造したものである。このような脂肪混合物に水酸化ナトリウムを 加えることにより加水分解して石鹸成分を得、これに他の添加剤(例えば湿潤剤 、賦形剤および結合剤、過脂肪剤、色素および香料などを包含する)を加える。 化粧石鹸は通例、脂肪酸塩約80%、水約10%、並びに100%とする量の助 剤および添加剤を含有する。多数の製品が消費者に提供されているということは 、それだけ市場の関心が高いということであり、また、消費者が、とりわけ皮膚 適合性、発泡性、クリーム性、再脂肪化性、濯ぎ落とし易さ、皮膚上の感触など に関して、より改善された製品を常に求めているということを意味する。一方、 石鹸製造者は、例えば、より破壊強さの大きい固形石鹸が得られるような、また はある種の界面活性剤(例えばアルキルスルフェート)を容易に組み合わせること ができるような石鹸組成を探索している。これについての概要は、例えば、ジャ ーナル・オブ・アメリカン・オイル・ケミスツ・ソサエティ(J.Am.Oil Ch em.Soc.)、59、442(1982)に記載されている。 固形石鹸の製造に関しては、非常に多くの方法が知られている。これに関して 、合成の「石鹸不含有」石鹸、いわゆる合成石鹸(syndet)と、とりわけ脂肪酸塩 および合成界面活性剤の組み合わせ[複合石鹸(combination bar)]とに、明確な 区別をしなければならない。例えば、欧州特許出願公開EP−A0176330 [ユニリーバ(Unilever)]によると、脂肪酸石鹸とイセチオン酸塩とを組み合わ せて、複合石鹸を製造する。複合石鹸の合成成分として脂肪酸イセチオネートを 使用することは、欧州特許出願公開EP−A0189332、EP−A0472 320 およびEP−A0508006(ユニリーバ)により、知られている。 最近、化粧石鹸製造のための穏やかなノニオン性界面活性剤の一種として、ア ルキルグルコシドに関する関心も高まっている。例えば、「トリトン(Triton)CG −100」に関するローム・アンド・ハース(Rohm & Haas)発行の技術報告書 において、該C8-10アルキルオリゴグルコシドを2重量%の量で石鹸成分に加え ることが提案されている。ドイツ連邦共和国特許出願公告DE−AS59342 2[テーハー・ベーメ(Th.Boehme)]により、セチルマルトシドを10〜15重量 %の量で石鹸成分混合物に加えると、洗浄力が改善されることが知られている。 米国特許US−PS4536318およびUS−PS5599188[プロク ター・アンド・ギャンブル(Procter & Gamble)]には、アルキルグルコシド および石鹸の発泡性混合物が記載されており、該混合物は、固形石鹸の製造に基 本的に適当であると記載されている。更に、石鹸およびアルキルグルコシドに加 えてカチオン性ポリマーを含有する化粧石鹸が、欧州特許出願公開EP−A02 27321、EP−A0308189およびEP−A308190(プロクター ・アンド・ギャンブル)により、知られている。 米国特許US5043091[コルゲート(Colgate)]によると、アルキルベン ゼンスルホネートおよびアルキルスルフェートを含有する石鹸にアルキルグルコ シドを加えると、製造工程における物理的性質を改善することができる。 欧州特許出願公開EP−A0463912(コルゲート)には、45〜95重量 %のC8-24脂肪酸石鹸、1〜20重量%のアルキルグルコシド、湿潤剤および要 すればアニオン性界面活性剤および/または脂肪酸を含有する化粧石鹸が記載さ れている。しかし、この文献は特に、アルキルグルコシドを1.5重量%よりも 充分多い量で使用することを奨励している。また、使用し得るアニオン性補助界 面活性剤としてアルキルエーテルスルフェートが挙げられているが、実施例には 、脂肪酸、石鹸およびアルキルグルコシドの組み合わせしか開示されていない。 広範な従来技術にもかかわらず、既知の技術はまだ充分満足できるものではな い。とりわけ、石鹸の加工性(滑らかさ、高温における色安定性)、泡のクリー ム性、およびその硬水成分に対する抵抗性が、まだ充分ではない。 従って、本発明の課題は、上記欠点無く、複数の性質に優れた新規固形石鹸製 剤を提供することであった。 発明の説明 本発明は、 a)脂肪酸塩70〜85重量%、 b)脂肪酸0.5〜10重量%、 c)アルキルエーテルスルフェート1〜10重量%、 d)アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド0.1〜1重量%、 並びに要すれば他の助剤および添加剤 を含有する固形石鹸に関する。 本発明の好ましい態様においては、固形石鹸は、 a)脂肪酸塩73〜80重量%、 b)脂肪酸2〜6重量%、 c)アルキルエーテルスルフェート2〜4重量%、 d)アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド0.5〜1重量%、 並びに要すれば他の助剤および添加剤 を含有し得る。 驚くべきことに、石鹸およびアルキルエーテルスルフェートを含有する市販の 複合石鹸のクリーム性、硬水抵抗性、および石灰石鹸分散性は、アルキルおよび /またはアルケニルオリゴグリコシド0.1〜1重量%の添加により、顕著に改 善されることがわかった。更に、本発明の固形石鹸は、製造中の色安定性が改善 されており、機械的成形後に特に滑らかな表面を有する。本発明は、アルキルお よび/またはアルケニルオリゴグリコシドを約1重量%を越える量で使用すると 、性能が急激に低下するという知見をも包含する。また、好ましい効果は、使用 するアルキルエーテルスルフェートとの関連性が高く、他のアニオン性界面活性 剤(例えばアルキルスルフェートまたはエステルスルホネート)を用いた場合には 容易に達成できないものである。 脂肪酸塩および脂肪酸 脂肪酸塩は、式(I): R1CO−ONa (I) [式中、R1COは炭素原子数6〜22の脂肪族アシル基である。] で示される石鹸である。その例は、次のような酸のナトリウム塩である:カプロ ン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パ ルミトレイン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、エライジン酸 、ペトロセリン酸、リノール酸、リノレン酸、エレオステアリン酸、アラキン酸 、ガドレイン酸、ベヘン酸およびエルカ酸、並びにそれらの工業用混合物(例え ば天然脂肪および油の加圧加水分解によって得られる)。C12-18ヤシ油脂肪酸、 C12-14ヤシ油脂肪酸および/またはC16-18獣脂脂肪酸から誘導する工業用石鹸 混合物が、特に好ましい。 適当な脂肪酸は、式(II): R2CO−OH (II) [式中、R2COは炭素原子数6〜22の脂肪族アシル基である。] で示される脂肪族カルボン酸である。その例は、次のような酸である:カプロン 酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パル ミトレイン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、エライジン酸、 ペトロセリン酸、リノール酸、リノレン酸、エレオステアリン酸、アラキン酸、 ガドレイン酸、ベヘン酸およびエルカ酸、並びにそれらの工業用混合物(例えば 天然脂肪および油の加圧加水分解によって得られる)。C12-18ヤシ油脂肪酸、C12-14 ヤシ油脂肪酸および/またはC16-18獣脂脂肪酸から誘導する工業用石鹸混 合物が、特に好ましい。 アルキルエーテルスルフェート 本発明に従って使用するのに適当なアルキルエーテルスルフェートは、式(III ): R3O−(CH2CH2O)nH (III) [式中、R3は炭素原子数6〜22の直鎖または分枝状アルキルおよび/またはア ルケニル基であり、nは1〜10の数である。] で示される。このような化合物はエチレンオキシドと脂肪アルコールまたはオキ ソアルコールとの既知の付加生成物であり、通常の、または狭い同族体分布を有 する。その例は、C12/14またはC12/18ヤシ油脂肪アルコール1モルの、エチレ ンオキシド1〜5モル付加物である。 アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド アルキルおよびアルケニルオリゴグリコシドは、有機合成化学的方法によって 得られる、式(IV): R4O−[G]p (IV) [式中、R4は炭素原子数6〜22の直鎖または分枝状アルキルおよび/またはア ルケニル基であり、Gは炭素原子数5または6の糖単位であり、pは1〜10の 数である。] で示される既知の物質である。 これに関する広範な文献の例として、欧州特許出願公開EP−A1−0301 298および国際特許出願公開WO90/3977が挙げられる。アルキルおよ び/またはアルケニルオリゴグリコシドは、炭素原子数5または6のアルドース またはケトース(好ましくはグルコース)から誘導し得る。好ましいアルキルお よび/またはアルケニルオリゴグリコシドは、アルキルおよび/またはアルケニ ルオリゴグルコシドである。 式(IV)中の指数pは、オリゴマー化度(DP度)、すなわちモノーおよびオリゴ グリコシドの分布を示し、1〜10の数である。個々の化合物のpは常に整数で あり、特に1〜6の値であり得るが、アルキルオリゴグリコシドとしての値pは 、分析学的に求めた計算値であって、通例整数でない。平均オリゴマー化度pが 1.1〜3.0であるアルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドを使用 することが好ましい。オリゴマー化度が1.7未満、とりわけ1.2〜1.4であ るアルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドが、適用の観点から好ま しい。 アルキルまたはアルケニル基R4は、炭素原子数6〜11、好ましくは8〜1 0の第一級アルコールから誘導し得る。そのようなアルコールの例は、カプロン アルコール、カプリルアルコール、カプリンアルコールおよびウンデシルアルコ ール、並びにそれらの混合物[例えば、工業用脂肪酸メチルエステルを水素化す ることによるか、またはレーレン(Roelen)のオキソ合成由来のアルデヒドを水 素化することによって得られる]である。工業用C8-18ヤシ油脂肪アルコールの 分留において最初の蒸留物として得られ、不純物としてのC12アルコールの含量 が6重量%未満であり得るアルコールから誘導した、鎖長C8〜C10のアルキル オリゴグルコシド(DP=1〜3)、並びに工業用C9-11オキソアルコールから誘 導したアルキルオリゴグルコシド(DP=1〜3)が好ましい。 また、アルキルまたはアルケニル基R4は、炭素原子数12〜22、好ましく は12〜14の第一級アルコールから誘導してもよい。そのようなアルコールの 例は、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、パルミ トレイルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オレ イルアルコール、エライジルアルコール、ペトロセリニルアルコール、アラキル アルコール、ガドレイルアルコール、ベヘニルアルコール、エルシルアルコール 、およびそれらの工業用混合物(前記のようにして得られる)である。水素化C12/14 ヤシ油脂肪アルコールから誘導した、DPが1〜3であるアルキルオリゴ グルコシドが好ましい。 助剤および添加剤 本発明の固形石鹸は、例えばビルダーを添加剤として含有し得る。適当なビル ダーは、とりわけ、微粒子状の水不溶性アルカリ金属アルミノケイ酸塩であって 、結合水を有する合成結晶アルミノケイ酸ナトリウムを使用することが好ましく 、ゼオライトAを使用することが特に好ましい。ゼオライトNaX、およびそれ とゼオライトNaAとの混合物を使用してもよい。適当なゼオライトのカルシウ ム結合力は、100〜200mgCaO/gである。ヴェッサリート(WESSAL ITH、商標)P[デグッサ(Degussa)]として市販されている、結合水含量約2 0%のゼオライトNaAを、8〜15重量%の量で使用することが好ましい。 適当な可塑剤または結合剤は、グリセロール、C12-22脂肪アルコール、C12- 22 脂肪酸の脂肪酸グリセリド、または対応する蝋エステルである。 本発明の製剤は、ノニオン性界面活性剤、例えばHLB値12〜18のポリグ リコールエーテル、および/またはタンパク質脂肪酸縮合物も、更なる成分とし て含有し得る。タンパク質脂肪酸縮合物は、例えばラメポン(LAMEPON、 商標)およびメイポン(MAYPON、商標)の名称で、長年市販されている。ペ ンタエリスリトールジ脂肪酸エステルおよびクエン酸ジ脂肪酸エステルから成る 群から選択するw/o乳化剤を加えることも有利であるとわかった。本発明の製剤 は、白色顔料[例えばバイエルチタン(BAYERTITAN、商標)]、色素、香 料および防腐剤[例えばイルガサン(IRGASAN、商標)DP300、ファル ネソール(FARNESOL、商標)、グリロシン(GRILLOCIN、商標)C W90]をも含有し得る。また、本発明の固形石鹸は、少量の水をも含有し得る 。 助剤および添加剤の総量は、固形石鹸に対して1〜5重量%、好ましくは2〜 3重量%であり得る。 固形石鹸の製造 本発明の固形石鹸は、そのような生成物の通常の製法によって製造し得る。と りわけ、石鹸と、アルキルエーテルスルフェートおよびアルキルオリゴグルコシ ドとの本発明の組み合わせは、高温で可塑性で、低温では硬化する、特に成形容 易な材料であり、成形生成物の表面は滑らかである。混合またはホモジナイズ、 混練、押出、場合によりペレット化、押出、切断および固体圧縮する方法が従来 知られており、それを本発明の固形石鹸の製造に用い得る。通例、60〜90℃ の範囲の温度で固形石鹸を製造する。溶融し得る出発物質を、加熱し得るニーダ ーまたはミキサーに入れ、次いで非溶融成分を混ぜ込む。その後、得られた混合 物を篩過によってホモジナイズしてから成形する。 工業用適用 本発明の固形石鹸は、滑らかな表面を有し、発泡性、泡安定性、クリーム性、 石灰石鹸分散性、および皮膚−化粧品適合性に特に優れている。本発明の固形石 鹸は、製造時の色安定性が特に高い。 実施例 I.製剤 a)石鹸成分:C16/18獣脂脂肪酸ナトリウム塩47重量%、C12/18ヤシ油脂 肪酸ナトリウム塩31重量%、C12/18ヤシ油脂肪酸5重量%、グリセロール1 重量%、並びに100重量%とする量の通常の添加剤および水 b)エーテルスルフェート:C12/14ヤシ油脂肪アルコール3.6EOスルフェ ートナトリウム塩[テキサポン(Texapon、商標)K14S(70重量%);ヘンケル 社(Henkel KGaA、ドイツ国デュッセルドルフ)] c)アルキルスルフェート:ラウリルスルフェートナトリウム塩 d)エステルスルホネート:α−スルホン化ヤシ油脂肪酸メチルエステルナト リウム塩 e)アルキルグルコシド:C8/16ヤシ油アルキルオリゴグルコシド(DP=1. 4)[プランタレン(Plantaren、商標)APG2000CS−UP;ヘンケル社] 製剤1および2は本発明の製剤であり、製剤3〜6は比較製剤である。100 重量%とするように、助剤(香油、色素および防腐剤)を加えた。数値はすべて重 量%である。 II.製剤の評価 a)固形石鹸表面の滑らかさ I=非常に滑らか II=あまり滑らかでない b)押出時の固形石鹸の変色 0=変色なし I=少し変色 II=顕著な変色 c)泡のクリーム性 I=クリーム状の泡 II=粗い泡 d)石灰石鹸分散性(LSDC) I=良好 II=あまり良好でない 結果を第2表に示す。 本発明の実施例(製剤1および2)と、比較実施例(製剤3〜6)とから、次のよ うなことがわかる。 ・複数の所望の性能(表面の滑らかさ、製造中の変色防止、泡のクリーム性、 および石灰石鹸分散性)は、本発明の製剤のみが達成する。 ・アルキルグルコシドを1重量%を越える量で加えると、性能が顕著に低下す る。 ・固形石鹸の性能改善は、アニオン性界面活性剤成分の種類に関連がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ショルツ、ヴォルフハルト ドイツ連邦共和国デー‐47829クレフェル ト、エトムントシュトラアセ26番 (72)発明者 ヘンネン、ウド ドイツ連邦共和国デー‐47839クレフェル ト、イム・パラディース21番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.a)脂肪酸塩70〜85重量%、 b)脂肪酸0.5〜10重量%、 c)アルキルエーテルスルフェート1〜10重量%、 d)アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド0.1〜1重量%、 並びに要すれば他の助剤および添加剤 を含有する固形石鹸。 2.式(I): R1CO−ONa (I) [式中、R1COは炭素原子数6〜22の脂肪族アシル基である。] で示される脂肪酸塩を含有する請求項1記載の固形石鹸。 3.式(II): R2CO−OH (II) [式中、R2COは炭素原子数6〜22の脂肪族アシル基である。] で示される脂肪酸を含有する請求項1または2記載の固形石鹸。 4.式(III): R3O−(CH2CH2O)nH (III) [式中、R3は炭素原子数6〜22の直鎖または分枝状アルキルおよび/またはア ルケニル基であり、nは1〜10の数である。] で示されるアルキルエーテルスルフェートを含有する請求項1〜3のいずれかに 記載の固形石鹸。 5.式(IV): R4O−[G]p (IV) [式中、R4は炭素原子数6〜22の直鎖または分枝状アルキルおよび/またはア ルケニル基であり、Gは炭素原子数5または6の糖単位であり、pは1〜10の 数である。] で示されるアルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシドを含有する請求 項1〜4のいずれかに記載の固形石鹸。
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