JPH03250100A - 固形石けん組成物 - Google Patents

固形石けん組成物

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JPH03250100A
JPH03250100A JP4886790A JP4886790A JPH03250100A JP H03250100 A JPH03250100 A JP H03250100A JP 4886790 A JP4886790 A JP 4886790A JP 4886790 A JP4886790 A JP 4886790A JP H03250100 A JPH03250100 A JP H03250100A
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JP
Japan
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solid soap
weight
soap composition
glucose
glucose derivative
Prior art date
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Pending
Application number
JP4886790A
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English (en)
Inventor
Atsushi Ichiyanagi
厚史 一柳
Takayuki Kamura
加村 隆之
Kazuhiro Muramatsu
村松 一博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は保存時等に生じやすいひび割れを防止した固形
石けん組成物に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕手洗い
や浴用として使用されている化粧石けん等の固形石けん
は、その製造時に香料や色素のほかに使用感を向上する
ための添加剤が種々配合されている。
これは、単に皮膚の洗浄を目的とするだけでなく、プロ
ピレングリコールのような保湿性を有する物質を添加す
ることにより洗浄後の肌に少しでも潤いを持たせる努力
が一般的になってきたことによるものである。
しかし、保湿剤の添加は最終製品の含水率のバラツキを
生じ、ひび割れの原因となることが知られている。その
ため、水に不溶な脂肪酸や高級アルコールあるいは水に
不溶な高分子化合物(特開昭57−105500)を添
加してひび割れを防止することが行われている。
これらの方法は確かにある程度ひび割れを防止するもの
であるが、これら添加剤を多量に用いることは潤い付与
効果や起泡力を減少させ、結局、他の性能向」二剤の性
能を低下させることになり、好ましいものではない。
従って、潤いを付与する働きを有しながら、かつひび割
れ防止効果をも併せもつ添加剤があれば最も好ましいと
いえる。更に、その添加剤が肌にマイルドなものであれ
ば特に良いことになる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、肌に潤いを与え、マイルドでかつ保存時
等にひび割れを生じさせにくい添加剤について鋭意探索
を重ねた結果、特定のグルコース脂肪酸エステル類が上
記課題を解決する有用な添加剤であることを見出し本発
明を完成するに至った。
すなわち1本発明は、下記一般式で表わされるグルコー
ス誘導体を含有する使用感が良くてひび割れしにくい固
形石けん組成物を提供するものである。
前記式中、R’は炭素数が17のアルキル基又はアルケ
ニル基であり、直鎖状又は分岐状のものであることがで
きる。アルケニル基に含まれる二重結合は、1個又は複
数個であることができる。R2は水素又は炭素数1〜4
のアルキル基である。
本発明のグルコース誘導体には、6−0−アシルグルコ
ース及びそのアルキルグルコシドが包含され、それらの
具体例としては、例えば、6−O−ステアロイルグルコ
ース、6−0−イソステアロイルグルコース、6−0−
オレオイルグルコース、6−0−エライジオイルグルコ
ース、6−0−リルオイルグルコース、6−0−リルノ
イルグルコース、メチル6−0−ステアロイルグルコシ
ド、メチル6−0−オレイルグルコシド、エチル6−0
−ステアロイルグルコシド、エチル6−オレオイルグル
コシド、プロピル6−0−ステアロイルグルコシド、プ
ロピル6−0−ステアロイルグルコシド、プロピル6−
0−オレオイルグルコシド、ブチル6−0−ステアロイ
ルグルコシド、ブチル6−0−オレイルグルコシド等が
挙げられる。これらは二種以上を併用して配合しても良
い。これらのグルコース誘導体は、皮膚にマイルドであ
り、又1石けんの起泡力もさほど下げることもなく、使
用後に潤いを与える効果もあわせもっている。
前記一般式(1)で示されるグルコース誘導体において
、R1の炭素数が18以上では、泡立ち低下の問題が生
じろ。一方、R1の炭素数が16以下では。
固形石けんにひび割れの傾向がでてくるので好ましくな
い。
本発明におけるグルコース誘導体の配合量は。
全回形石けん中0.1〜lO重it%、より好ましくは
0.5〜8重量2の範囲である。0.1重量2未満では
、ひび割れが生じやすくなり、10重量%を超えると泡
立ち低下の傾向がでるので好ましくない。
本発明の石けん組成物における石けん基剤としては、従
来公知の各種の脂肪酸塩や樹脂酸塩が用いられる。この
石けん基剤は、例えば、牛脂、肝脂、鯨脂5魚脂などに
代表される動物油脂、ヤシ油、パーム油、パーム核油、
大豆油、オリーブ油、綿実油等に代表される植物性油脂
等の各単独ないし混合物をアリカリ等でけん化するか、
あるいは種々の脂肪酸や樹脂酸をアルカリ等で中和する
ことによって製造することができる。
本発明の石けん組成物は、常法に従い、枠線り法や機械
練り法により石けん基剤に前記したグルコース誘導体を
配合して均質化することにより製造される。
本発明の固形石けん組成物は、上記の配合成分以外に必
要に応じて本発明の効果を阻害しない限り種々の配合剤
を任意成分として配合することができる。例えば、界面
活性剤として、α−スルホ脂肪酸エステル、イセチオン
酸エステル、アルキルアリールスルホン酸、アルコール
硫酸エステル、アルコールエトキシレートの硫酸エステ
ル、オレフィンスルホン酸、パラフィンスルホン酸、N
−アシルグルタミン酸、及びこれらエステルや酸の塩類
、あるいはアルキルベタイン、アルキルスルホベタイン
等が挙げられる。また、皮膚への残油効果のある過脂肪
剤や皮膚保護剤として1例えばスクワレン、スクワラン
、オレフィンオリゴマーワックス、ワセリン、その他の
鉱油のような炭化水素、各種グリセリド5シユガーエス
テル、ラノリン、イソプロピルミリステート、イソプロ
ピルパルミテート、インブチルステアレートのような脂
肪酸エステル、グリセリン、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコールのようなポリオール類、アル
コールや脂肪酸のエトキシレート、ジメチルシリコーン
のようなシリコーン類、その他各種のタンパク質、タン
パク質誘導体、ビタミン類等を挙げることができる。そ
の他慣用の色素や香料等を配合してもよい。
また1本発明の固形石けん組成物は、その使用目的に応
じてアラントインやグリチルリチン酸塩等の消炎剤、 
2,4.4’−トリクロロ−2′−ヒドロキシジフェニ
ルエーテルや3,4.4’−トリクロロカルバニリド等
の殺菌剤等の慣用の添加剤を含有することができる。
〔発明の効果〕
本発明の固形石けん組成物は、保存時や使用時の放置に
おいて、ひび割れしにくいものであるとともに、皮膚に
マイルドで起泡力の減少も少なく、しかも、潤いを与え
る等の使用感にもすぐれている。
〔実施例〕
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1,2、比較例1,2 機械練りの常法に従い、石けん基剤(牛脂/油脂ff1
M比=80/20、水分含ft 12!u i%)93
.3重量2、エチレンジアミンテトラ酢酸4−ナトリウ
ム塩0.5重量%、二酸化チタン0.2重量で、香料1
.0重量%、表−1に示すグルコース誘導体5重量%か
らなる直方体(6面体)状の化粧石けん組成物を製造し
、下記に示すひび割れ度試験及びしっとり感試験に供し
た。
表=1から判るように本発明の固形石けん組成物にはい
ずれもひび割れがなく、かつ洗浄後にしっとり感を有し
、しかも皮膚にマイルドであった。
(ひび割れ度試験) 各試料を30℃の水に2時間浸漬後軽く表面を水洗し、
25℃で1時間風乾する操作を3回繰返した後、25℃
で1日放置し、その後、直方体(6面体)状の石けん組
成物の各面に見られるひびわれの度合を次の判定基準に
従って評価し、得られた評価点を用いて以下の計算式で
そのひび割れ度を算出した。
0点:ひび割れなし 0.5点:ひび割れがほとんど認められない1点:ひび
割れがわずかに認められる 2点:ひび割れがやや認められる 3点:ひび割れがかなり認められる 4点:ひび割れが顕著に認められる ひび割れ度=6面の合計点数×176 (しっとり感試験) 各試料につき、7名パネラ−によって洗浄後のしっとり
感を次の判定基準に従って、官能で評価した。
O:非常に良好(7名中6名以上が良いと答えた場合) O;良好(7基中4〜5名が良いと答えた場合)△:9
を通(7名中2−3名が良いと答えた場合)×:不良(
7基中0〜1名が良いと答えた場合)実施例3 パーム油/ヤシ油混合物(重量比、75/25)から得
られた水分12.5重t%含むナトリウム石けんからな
る基剤9365重量%、6−0−イソステアロイルグル
コース4重量21,4./I’−トリクロロ−2′−ヒ
ドロキシジフェニルエーテル0.2重1%、ポリエチレ
ングリ:] −/I/ (分子量600)1重量%、 
EDTAo、03重量%、 EHDPo、03重量%、
香料1.0重量%及び酸化チタン0.2重量2からなる
固形石けん組成物を調製し、その性能評価を実施例1と
同様にして行ったところ、この場合にも良好な結果が得
られた。
実施例4 牛脂/ヤシ油混合物(重量比=70/30)から得られ
たナトリウム石けんからなる水分12.5重量%を含む
石けん基剤90.2重量2、パルミチン酸4重量2、エ
チル6−0−オレオイルグルコシド3重量%、ゼラチン
加水分解物1重量%、EHDP 0.3重量2、香料1
.2重量2及び酸化チタン0.3重it%からなる固形
石けん組成物を調製し、その性能評価を実施例1と同様
にして行ったところ、この場合にも良好な結果が得られ
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は炭素数が17のアルキル基又はアルケ
    ニル基及びR^2は水素又は炭素数が1〜4のアルキル
    基を示す) で表わされるグルコース誘導体を含有することを特徴と
    する固形石けん組成物。
JP4886790A 1990-02-27 1990-02-27 固形石けん組成物 Pending JPH03250100A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995011959A1 (de) * 1993-10-29 1995-05-04 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien Stückseifen
EP0937127A4 (en) * 1996-11-07 2001-01-31 Henkel Corp GLYCENIC DETERGENT PIECE CONTAINING ALKYLPOLYGLYCOSIDE

Cited By (3)

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WO1995011959A1 (de) * 1993-10-29 1995-05-04 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien Stückseifen
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