JPH0950253A - フレキシブル発光表示体 - Google Patents

フレキシブル発光表示体

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JPH0950253A
JPH0950253A JP20074795A JP20074795A JPH0950253A JP H0950253 A JPH0950253 A JP H0950253A JP 20074795 A JP20074795 A JP 20074795A JP 20074795 A JP20074795 A JP 20074795A JP H0950253 A JPH0950253 A JP H0950253A
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light emitting
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Masahiko Kimoto
匡彦 木本
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    • G09F13/20Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
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  • Led Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の曲面に添わせて貼り付けや取り付けを
行うことができ、または曲線を表示することができる
上、容易に量産でき、しかも発光チップの脱落や破損を
防止できるフレキシブル発光表示体を提供する。 【解決手段】 フレキシブル配線板1は可撓性を有する
シート状基材10に配線5A,5B,5Cを設けたもの
であり、このフレキシブル配線板1に発光チップ2が搭
載されている。発光チップ2およびフレキシブル配線板
1は、柔軟性を有する封止樹脂4で封止されている。こ
の封止樹脂4の外形はフレキシブル配線板1に垂直な方
向に関して一定の厚さを持つ板状をなしている。封止樹
脂4のうち少なくともフレキシブル配線板1の発光チッ
プ2が搭載された面の側に相当する部分4Aは透光性を
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発光チップを内
蔵したフレキシブル発光表示体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、曲面に添わせて貼り付けや取り付
けを行うことができ、または曲線を表示することができ
るLED(発光ダイオード)表示器として、図9や図1
0に示すようなものが知られている。
【0003】図9に示すLED表示器101は、複数の
LEDチップをモールド化してなるフラット型LEDユ
ニット102を、柔軟性ある帯状体(ゴム等からなる)
103に複数個一体的に埋め込んだものである(特開平
3−61990号公報)。また、図10に示すLED表
示器201は、フレキシブル印刷配線板(可撓性を有す
る基材に配線204を印刷したもの)203の表面に複
数のLEDチップ202を搭載したものであり、湾曲し
た前面パネル216に枠状部材215を介して取り付け
られるようになっている(特開昭63−303389号
公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示すLED表示器101は、LEDユニット102間を
配線110で接続し、LEDユニット102や配線11
0の配置を整えた後にそれらを帯状体103に埋め込む
ものとすると、作製に非常に手間がかかり量産性に欠け
るという問題がある。
【0005】一方、図10に示すLED表示器201
は、量産性はあるけれども、フレキシブル印刷配線板2
03の表面にLEDチップ202が剥き出しになってい
るため、LEDチップ202が他の部材に接触して配線
板203から脱落するおそれがある。また、LEDチッ
プ202が導電体に接触して短絡し、過電流が流れて破
損するおそれがある。
【0006】そこで、この発明の目的は、所望の曲面に
添わせて貼り付けや取り付けを行うことができ、または
曲線を表示することができる上、容易に量産でき、しか
も発光チップの脱落や破損を防止できるフレキシブル発
光表示体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載のフレキシブル発光表示体は、可撓
性を有するシート状基材に配線を設けてなるフレキシブ
ル配線板に発光チップが搭載され、上記発光チップおよ
びフレキシブル配線板は、柔軟性を有する封止樹脂で封
止され、この封止樹脂の外形は上記フレキシブル配線板
に垂直な方向に関して一定の厚さを持つ板状をなし、上
記封止樹脂のうち少なくとも上記フレキシブル配線板の
上記発光チップが搭載された面の側に相当する部分は透
光性を有することを特徴とする。
【0008】この請求項1のフレキシブル発光表示体
は、フレキシブル配線板が可撓性を有し、またそれを封
止している封止樹脂が柔軟性を有するので、表示体全体
を厚さ方向に自由に曲げて湾曲させることができる。し
たがって、所望の曲面に添わせて貼り付けや取り付けを
行うことができる。
【0009】また、このフレキシブル発光表示体は、封
止樹脂のうちフレキシブル配線板の発光チップが搭載さ
れた面の側に相当する部分が透光性を有するので、上記
発光チップが発した光を、上記封止樹脂の外形をなす面
のうち上記フレキシブル配線板と実質的に平行な第1お
よび第2の面や、これらの第1および第2の面に隣り合
う側面を通して外部へ出射することができる。例えば、
表示体全体を湾曲させた状態で、発光チップが発した光
を上記側面を通して外部へ出射させることによって、上
記側面の湾曲に応じた曲線、例えば文字やキャラクタ等
を表示することができる。
【0010】また、このフレキシブル発光表示体は、上
記発光チップを搭載したフレキシブル配線板の両面に熱
可塑性樹脂を重ね、上記フレキシブル配線板に垂直な方
向に関して外側から治具で加熱および加圧を行うことに
より、量産レベルで容易に作製され得る。なお、この加
熱および加圧を行う治具の面を予め所望の曲面に形成し
ておき、上記加熱および加圧の段階で、表示体全体を治
具の面に沿って湾曲した状態に形成しても良い。
【0011】また、このフレキシブル発光表示体の完成
状態では、発光チップが封止樹脂で覆われているので、
発光チップが他の部材に接触してフレキシブル配線板か
ら脱落したり、短絡して破損したりするおそれがない。
【0012】請求項2に記載のフレキシブル発光表示体
は、請求項1に記載のフレキシブル発光表示体におい
て、上記封止樹脂の上記第1および第2の面に、それぞ
れ柔軟性を有し上記発光チップが発した光を反射し得る
第1および第2の反射層が設けられていることを特徴と
する。
【0013】この請求項2のフレキシブル発光表示体で
は、発光チップが上記側面へ向かって発した光がそのま
ま上記側面を通して出射されるだけでなく、発光チップ
が第1、第2の面へ向かって発した光が第1、第2の反
射層で反射され、封止樹脂の側面を通して出射され得
る。また、上記第1の反射層と第2の反射層との間で反
射を繰り返しながら封止樹脂内を伝播して、封止樹脂の
側面を通して出射される光も存在する。したがって、発
光チップが発した光を封止樹脂の側面を通して効率良く
出射することができる。
【0014】請求項3に記載のフレキシブル発光表示体
は、請求項2に記載のフレキシブル発光表示体におい
て、上記封止樹脂の上記第1および第2の面と隣り合う
側面のうち、少なくとも上記発光チップが発した光を出
射すべき特定の側面(以下「光出射面」という。)と対
向する側面に、柔軟性を有し上記発光チップが発した光
を反射し得る第3の反射層が設けられていることを特徴
とする。
【0015】この請求項3のフレキシブル発光表示体で
は、請求項2のフレキシブル発光表示体における光の動
きに加えてさらに、発光チップが封止樹脂の上記光出射
面と対向する側面へ向かって発した光が、第3の反射層
で反射され、直接または更に上記第1、第2の反射層で
反射されて、上記光出射面を通して出射され得る。した
がって、発光チップが発した光を上記光出射面を通して
さらに効率良く出射することができる。
【0016】請求項4に記載のフレキシブル発光表示体
は、請求項2または3に記載のフレキシブル発光表示体
において、上記封止樹脂の上記光出射面に、柔軟性を有
し上記発光チップが発した光を拡散し得る光拡散層が設
けられていることを特徴とする。
【0017】この請求項4のフレキシブル発光表示体で
は、上記光出射面を通して外部へ出射される光が光拡散
層によって拡散されるので、出射される光の強度を上記
光出射面の全域にわたって均一化することができる。例
えば、上記フレキシブル配線板上で複数の発光チップが
上記光出射面に沿って離散的に配置されている場合であ
っても、上記光出射面の各部からは略均一な強度の光が
出射される。
【0018】請求項5に記載のフレキシブル発光表示体
は、請求項1乃至4のいずれか一つに記載のフレキシブ
ル発光表示体において、上記封止樹脂は、上記フレキシ
ブル配線板の両面に、上記発光チップの厚さよりも厚い
シート状の熱可塑性樹脂を設けて形成されていることを
特徴とする。
【0019】この請求項5のフレキシブル発光表示体
は、量産レベルで容易に作製され得る。すなわち、予め
フレキシブル配線板に発光チップを搭載する。また、上
記発光チップの厚さよりも厚いシート状の熱可塑性樹脂
を、フレキシブル配線板の面寸法よりも少し大きめに切
断しておく。このシート状の熱可塑性樹脂を、上記フレ
キシブル配線板の両面に重ね、上記フレキシブル配線板
に垂直な方向に関して外側から治具で加熱および加圧を
行う。これにより、上記発光チップおよびフレキシブル
配線板を、柔軟性を有する封止樹脂で簡単に封止するこ
とができる。このようにして、簡単な工程でもって、フ
レキシブル発光表示体を容易に量産することができる。
また、上記シート状の熱可塑性樹脂の1枚の厚さや、重
ねる枚数を変えることによって、表示体全体の厚さを容
易に設定することができる。
【0020】請求項6に記載のフレキシブル発光表示体
は、請求項1乃至5のいずれか一つに記載のフレキシブ
ル発光表示体において、上記フレキシブル配線板に、上
記発光チップに通電するための上記配線につながる端子
部が設けられており、上記端子部は上記封止樹脂の側面
から外部に突出していることを特徴とする。
【0021】この請求項6のフレキシブル発光表示体で
は、上記封止樹脂の側面から外部に突出している端子部
に、直接またはリード線やコネクタ等を介して外部電源
が接続され得る。したがって、外部電源から上記発光チ
ップに容易に電流を供給することができ、上記発光チッ
プを発光させることができる。
【0022】請求項7に記載のフレキシブル発光表示体
は、請求項1乃至5のいずれか一つに記載のフレキシブ
ル発光表示体において、上記フレキシブル配線板に、上
記発光チップに通電するための上記配線につながる端子
部が設けられており、上記端子部にリード線の一端が接
続され、上記リード線の他端が上記封止樹脂の側面から
外部に突出していることを特徴とする。
【0023】この請求項7のフレキシブル発光表示体で
は、上記封止樹脂の側面から外部に突出しているリード
線の他端に、直接またはコネクタ等を介して外部電源が
接続され得る。したがって、外部電源から上記発光チッ
プに容易に電流を供給することができ、上記発光チップ
を発光させることができる。
【0024】請求項8に記載のフレキシブル配線板は、
請求項1乃至7のいずれか一つに記載のフレキシブル発
光表示体において、上記フレキシブル配線板の長手方向
に沿って、一定数の発光チップと電流制限用抵抗とが上
記配線によって直列接続されて単位回路を構成し、かつ
上記単位回路が互いに隙間をもって複数配列されている
と共に上記単位回路が並列接続されていることを特徴と
する。
【0025】この請求項8に記載のフレキシブル発光表
示体では、上記単位回路と単位回路との間の隙間を上記
フレキシブル配線板に垂直な方向に切断したとしても、
単位回路が個々に独立して動作し、発光に関する機能が
損なわれることがない。したがって、例えば上記フレキ
シブル発光表示体の長手方向の長さが十分に長いものを
作製してストックしておき、受注に応じて上記フレキシ
ブル発光表示体を必要な長さに切断して出荷することが
できる。また、使用時に、ユーザーがこのフレキシブル
発光表示体を上記単位回路の長さ単位で切断することに
より、必要な長さのフレキシブル発光表示体を得ること
ができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明のフレキシブル発
光表示体の実施の形態を詳細に説明する。
【0027】図1(c)は、この発明を具体化したフレキ
シブル発光表示体を示している。
【0028】このフレキシブル発光表示体は、フレキシ
ブル配線板1の片面に発光チップとしての面実装対応の
チップ型LED2と、抵抗3とを搭載し、上記LED
2、抵抗3およびフレキシブル配線板1を、柔軟性を有
する封止樹脂4で封止したものである。
【0029】上記フレキシブル配線板1は、図1(a)に
示すように、ポリイミドからなり、可撓性を有する矩形
のシート状基材10を有している。この基材10の片面
に、図において左から順に5個のLED2と、1個の電
流制限用抵抗3とが搭載され、それらをつなぐ配線5
A,5B,5Cが形成されている。各配線5Cは基材1
0の長手方向に対して斜めに延びて、LED2,2,
…,2と抵抗3とを直列に接続している。配線5Bは抵
抗3の一端から基材10の右端まで延びている。また、
配線5Aは、左端のLED2から基材10の手前の辺に
沿って基材10の右端まで延びている。配線5A,5B
の右端には外部電源から電流を供給するための端子部6
A,6Bが形成されている。
【0030】上記フレキシブル発光表示体を作製する場
合、予め、封止樹脂4の材料として、上記LED2の厚
さよりも厚い板状で上記フレキシブル配線板1の面寸法
よりも少し大きい面寸法の、柔軟性および透光性を有す
る熱可塑性樹脂、例えばエチレン−酢酸ビニル共重合樹
脂4A,4Bを用意する。特に、架橋性を有するエチレ
ン−酢酸ビニル共重合樹脂は、接着力が強いので望まし
い。図1(b)に示すように、フレキシブル配線板1の両
面にこのエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂4A,4Bを
重ね、その上下から平坦なテフロンコーティング面90
a,91aを持つヒータ治具90,91で加熱(温度1
50℃)および加圧を行う。これにより、エチレン−酢
酸ビニル共重合樹脂4A,4Bを軟化させる。この結
果、図1(c)に示すように、上記LED2、抵抗3が搭
載されたフレキシブル配線板1を、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合樹脂4A,4Bからなる封止樹脂4で簡単に封
止することができる。この封止樹脂4の外形はフレキシ
ブル配線板1に垂直な方向に関して一定の厚さを持つ板
状に仕上がる。このようにして、簡単な工程でもって、
フレキシブル発光表示体を容易に量産することができ
る。
【0031】このフレキシブル発光表示体は、フレキシ
ブル配線板1が可撓性を有し、またそれを封止している
封止樹脂4が柔軟性を有するので、表示体全体を厚さ方
向に自由に曲げて湾曲させることができる。したがっ
て、所望の曲面に添わせて貼り付けや取り付けを行うこ
とができる。
【0032】このフレキシブル発光表示体の使用段階で
は、封止樹脂4を通して端子部6(6Aおよび6B)に
ピン状のコネクタ7を突き立てて、外部電源からコネク
タ7、配線5A,5Bを通してLED2に通電する。封
止樹脂4が透光性を有するので、通電により上記LED
2が発した光を、上記封止樹脂4の外形をなす面のうち
フレキシブル配線板1と平行な第1および第2の面4
a,4bや、これらの第1および第2の面4a,4bに
隣り合う側面(図1(c)において奥手前の面)を通して
外部へ出射することができる。例えば、表示体全体を湾
曲させた状態で、LED2が発した光を上記側面を通し
て外部へ出射させることによって、上記側面の湾曲に応
じた曲線、例えば文字やキャラクタ等を表示することが
できる。
【0033】また、このフレキシブル発光表示体の完成
状態では、LED2が封止樹脂4で覆われているので、
LED2が他の部材に接触してフレキシブル配線板1か
ら脱落したり、短絡して破損したりするおそれを無くす
ことができる。
【0034】なお、加熱および加圧を行う治具90,9
1の面90a,91aを予め所望の曲面に形成してお
き、上記加熱および加圧の段階で、表示体全体を治具の
面90a,91aに沿って湾曲した状態に形成しても良
い。
【0035】図2に示すフレキシブル発光表示体は、上
記封止樹脂4の外形をなす面のうちフレキシブル配線板
1と平行な第1および第2の面4a,4bに、それぞれ
柔軟性を有しLED2が発した光を反射し得る第1およ
び第2の反射層8A,8Bを設けたものである。この第
1および第2の反射層8A,8Bを設けるには、例えば
エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂に酸化チタンの粉末を
数%の割合で混入したもの(以下「反射層材料」とい
う。簡単のため反射層と同一符号で表す。)8A,8B
を用意する。そして、この反射層材料8A,8Bをそれ
ぞれ上記封止樹脂4の上記第1および第2の面4a,4
bに重ね、図1(b)に示したのと同一のヒータ治具9
0,91で加熱および加圧を行う。これにより、上記反
射層材料8A,8Bを軟化させて、それぞれ封止樹脂4
の第1および第2の面4a,4bに接合する。このよう
にして上記第1および第2の反射層8A,8Bを形成す
ることができる。なお、エチレン−酢酸ビニル共重合樹
脂4A,4Bに対する加熱および加圧の工程で、そのエ
チレン−酢酸ビニル共重合樹脂4A,4Bの上下に上記
反射層材料を重ねて、封止樹脂4と反射層8A,8Bと
を同時に形成するようにしても良い。これにより、この
フレキシブル発光表示体の作製工程を簡単化することが
できる。
【0036】このフレキシブル発光表示体では、LED
2が側面4c,4dへ向かって発した光がそのまま上記
側面4c,4dを通して出射されるだけでなく、LED
2が第1、第2の面4a,4bへ向かって発した光が第
1、第2の反射層8A,8Bで反射され、上記側面4
c,4dを通して出射される。また、上記第1の反射層
8Aと第2の反射層8Bとの間で反射を繰り返しながら
封止樹脂4内を伝播して、上記側面4c,4dを通して
出射される光も存在する。したがって、LED2が発し
た光を封止樹脂4の側面4c,4dを通して効率良く出
射することができる。
【0037】図3に示すフレキシブル発光表示体は、図
2に示したフレキシブル発光表示体において、上記封止
樹脂4の第1および第2の面4a,4bと隣り合う側面
のうち、LED2が発した光を出射すべき側面(光出射
面)4dと対向する側面4cに、柔軟性を有しLED2
が発した光を反射し得る第3の反射層8Cを設けたもの
である。この第3の反射層8Cを設けるには、例えば第
1および第2の反射層8A,8Bの材料と同一の反射層
材料8Cを用意する。そして、この反射層材料8Cを上
記封止樹脂4の上記側面4cに重ね、図1(b)に示した
のと同一のヒータ治具90,91で加熱および加圧を行
う。これにより、上記反射層材料8Cを軟化させて、封
止樹脂4の上記側面4cに接合する。このようにして上
記第3の反射層8Cを形成することができる。
【0038】このフレキシブル発光表示体では、図2の
フレキシブル発光表示体における光の動きに加えてさら
に、LED2が封止樹脂4の側面4cへ向かって発した
光が、第3の反射層8Cで反射され、直接または更に上
記第1、第2の反射層8A,8Bで反射されて、上記光
出射面4dを通して出射される。したがって、LED2
が発した光を上記光出射面4dを通してさらに効率良く
出射することができる。
【0039】図4に示すフレキシブル発光表示体は、図
3に示したフレキシブル発光表示体において、上記封止
樹脂4の上記光出射面4dに、柔軟性を有しLED2が
発した光を拡散し得る光拡散層9を設けたものである。
この光拡散層9を設けるには、例えばエチレン−酢酸ビ
ニル共重合樹脂に酸化ケイ素の粉末を数%の割合で混入
したもの(以下「光拡散層材料」という。簡単のため光
拡散層と同一符号で表す。)9を用意する。そして、こ
の光拡散層材料9を上記封止樹脂4の上記光出射面4d
に重ね、図1(b)に示したのと同一のヒータ治具90,
91で加熱および加圧を行う。これにより、上記光拡散
層材料9を軟化させて、封止樹脂4の上記光出射面4d
に接合する。このようにして上記光拡散層9を形成する
ことができる。
【0040】このフレキシブル発光表示体では、上記光
出射面4dを通して外部へ出射される光が光拡散層9に
よって拡散されるので、出射される光の強度を上記光出
射面4dの全域にわたって均一化することができる。例
えば、フレキシブル配線板1上で複数のLED2が上記
光出射面4dに沿って離散的に配置されている場合(図
1参照)であっても、上記光出射面4dの各部から略均
一な強度の光を出射できる。
【0041】図5(b)に示すフレキシブル発光表示体
は、図1に示したフレキシブル発光表示体において、封
止樹脂4が、上記フレキシブル配線板1の両面に、上記
LED2の厚さよりも厚い各2枚のシート状の熱可塑性
樹脂4A,4A;4B,4Bを設けて形成されたものを
示している。また、上記封止樹脂4の外形をなす面のう
ちフレキシブル配線板1と平行な第1および第2の面4
a,4bに、それぞれ柔軟性を有しLED2が発した光
を反射し得る第1および第2の反射層8A,8Bが設け
られている。
【0042】このフレキシブル発光表示体は、量産レベ
ルで容易に作製することができる。すなわち、図5(a)
に示すように、予めフレキシブル配線板1にLED2を
搭載する。また、上記LED2の厚さよりも厚いシート
状の熱可塑性樹脂4A,4A;4B,4Bと、シート状
の反射層材料8A,8Bとを、フレキシブル配線板1の
面寸法よりも少し大きめに切断しておく。上記フレキシ
ブル配線板1の両面に、上記シート状の熱可塑性樹脂4
A,4A;4B,4Bをそれぞれ重ね、さらにその上下
にそれぞれ上記反射層材料8A,8Bを重ねる。そし
て、その上下から図1(b)に示したのと同一のヒータ治
具90,91で加熱および加圧を行う。これにより、図
5(b)に示すように、上記LED2、抵抗3が搭載され
たフレキシブル配線板1を、エチレン−酢酸ビニル共重
合樹脂4A,4A;4B,4Bからなる封止樹脂4で簡
単に封止することができる。この封止樹脂4の外形はフ
レキシブル配線板1に垂直な方向に関して一定の厚さを
持つ板状に仕上がる。同時に、上記封止樹脂4の外形を
なす面のうちフレキシブル配線板1と平行な第1および
第2の面4a,4bに、上記第1および第2の反射層8
A,8Bを形成することができる。
【0043】このようにして、簡単な工程でもって、フ
レキシブル発光表示体を容易に量産することができる。
また、上記シート状の熱可塑性樹脂の1枚の厚さや、重
ねる枚数を変えることによって、表示体全体の厚さを容
易に設定することができる。
【0044】図6に示すフレキシブル発光表示体は、図
1に示したフレキシブル発光表示体において、フレキシ
ブル配線板1を変形したものである。すなわち、図6に
示すフレキシブル発光表示体のフレキシブル配線板11
は、ポリイミドからなり、可撓性を有するL字状のシー
ト状基材20を有している。図において基材20左端近
傍が屈曲して、封止樹脂4の側面から外部に突出してい
る。以下、この突出した部分を突出部20aという。こ
の基材20の片面に、図において左から順に5個のLE
D2と、1個の電流制限用抵抗3とが搭載され、それら
をつなぐ配線15A,15B,15Cが形成されてい
る。各配線15Cは基材20の長手方向に対して斜めに
延びて、LED2,2,…,2と抵抗3とを直列に接続
している。配線15Bは抵抗3の一端から基材20の奥
の辺に沿って基材20の左端まで延び、そこで屈曲して
突出部20aの先端まで延びている。また、配線15A
は、左端のLED2から少し左に延びて屈曲し、配線1
5Aと平行になって突出部20aの先端まで延びてい
る。配線15A,15Bの先端、すなわち突出部20a
上の部分には、外部電源から電流を供給するための端子
部16A,16Bが形成されている。
【0045】このフレキシブル発光表示体は、図1に示
したフレキシブル発光表示体と同様に、フレキシブル配
線板11の両面にエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂4
A,4Bを重ね、その上下からヒータ治具で加熱および
加圧を行うことにより、容易に量産することができる。
【0046】このフレキシブル発光表示体では、使用時
に、上記封止樹脂4の側面から外部に突出している端子
部16A,16Bに、直接またはリード線やコネクタ等
を介して外部電源を接続できる。したがって、外部電源
から各LED2に容易に電流を供給することができ、各
LED2を発光させることができる。
【0047】図7に示すフレキシブル発光表示体は、図
1中のフレキシブル配線板1を変形し、さらにリード線
27A,27Bを設けたものである。すなわち、図7に
示すフレキシブル発光表示体のフレキシブル配線板21
は、ポリイミドからなり、可撓性を有する矩形状のシー
ト状基材30を有している。この基材30の片面に、図
において左から順に5個のLED2と、1個の電流制限
用抵抗3とが搭載され、それらをつなぐ配線25A,2
5B,25Cが形成されている。各配線25Cは基材3
0の長手方向に対して斜めに延びて、LED2,2,
…,2と抵抗3とを直列に接続している。配線25Bは
抵抗3の一端から基材30の奥の辺に沿って基材30の
左端まで延び、そこで屈曲して基材30の手前の辺近傍
まで延びている。また、配線25Aは、左端のLED2
から少し左に延びて屈曲し、配線25Aと平行になって
基材30の手前の辺近傍まで延びている。配線25A,
25Bの先端には、外部電源から電流を供給するための
端子部26A,26Bが形成され、これらの端子部26
A,26Bにリード線27A,27Bの一端が接続され
ている。
【0048】このフレキシブル発光表示体は、図1に示
したフレキシブル発光表示体と同様に、フレキシブル配
線板21の両面にエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂4
A,4Bを重ね、その上下からヒータ治具で加熱および
加圧を行うことにより、容易に量産することができる。
完成状態では、上記リード線27A,27Bの他端が封
止樹脂4の側面から外部に突出した状態となる。
【0049】このフレキシブル発光表示体では、使用時
に、封止樹脂4の側面から外部に突出しているリード線
27A,27Bの他端に、直接またはコネクタを介して
外部電源を接続できる。この外部電源から各LED2に
容易に電流を供給することができ、各LED2を発光さ
せることができる。
【0050】図8(a)は、さらに量産に適したフレキシ
ブル発光表示体の樹脂封止前の状態を示している。この
フレキシブル発光表示体のフレキシブル配線板31は、
図において左右方向に延びるシート状基材40を有して
いる。この基材40は、上記各基材と同様に、ポリイミ
ドからなり、可撓性を有するものである。この基材40
の片面に、奥手前の辺に沿って平行に配線32,33が
設けられている。そして、これらの配線32,33の間
に、左から順に同一構成の単位回路U1,U2,U3,…
が設けられている。例えば単位回路U1に関して説明す
ると、単位回路U1は、図において左から順に4個のL
ED2と、1個の電流制限用抵抗3とを有している。各
配線35Cが、それぞれ基材40の長手方向に対して斜
めに延びて、LED2,2,…,2と抵抗3とを直列に
接続している。また、配線35Dが抵抗3の一端と配線
32とを接続する一方、配線35Aが左端のLED2と
配線33とを接続している。この配線35AのLED2
側には、外部電源から電流を供給するための端子部36
Aが形成されている。また、配線32から左端のLED
2の左側を通り配線33の近傍まで配線35Bが延び、
この配線35Bの先端に端子部36Bが形成されてい
る。また、これらの端子部36A,36Bにリード線3
7A,37Bの一端が接続されている。各単位回路
1,U2,U3,…の間には、フレキシブル配線板31
を長手方向に垂直な方向(破線Lで示す)に切断するた
めの若干の隙間が設けられている。
【0051】このフレキシブル発光表示体は、図1に示
したフレキシブル発光表示体と同様に、フレキシブル配
線板21の両面にエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂4
A,4Bを重ね、その上下からヒータ治具で加熱および
加圧を行うことにより、容易に量産することができる。
完成状態では、上記リード線27A,27Bの他端が封
止樹脂4の側面から外部に突出した状態となり、そこに
直接またはコネクタを介して外部電源が接続される。こ
の外部電源から各LED2に電流を供給することがで
き、各LED2を発光させることができる。
【0052】このフレキシブル発光表示体の等価回路は
図8(b)に示すようなものとなる。この等価回路から分
かるように、単位回路U1,U2,U3,…の間の隙間を
破線Lに沿って切断したとしても、単位回路U1,U2
3,…が個々に独立して動作し、発光に関する機能が
損なわれることがない。したがって、例えばこのフレキ
シブル発光表示体の長手方向の長さが十分に長いものを
作製してストックしておき、受注に応じてこのフレキシ
ブル発光表示体を必要な長さに切断して出荷することも
できる。また、使用時に、ユーザーがこのフレキシブル
発光表示体を上記単位回路の長さ単位で切断することに
より、ほぼ必要な長さのフレキシブル発光表示体を得る
ことができる。
【0053】なお、上記各フレキシブル発光表示体のフ
レキシブル配線板1,11,21,31の両面に配線を
設け、各フレキシブル配線板の両面にLED2や抵抗3
を搭載することもできる。このようにした場合、LED
2の搭載密度を高めることができ、各フレキシブル発光
表示体の発光輝度を高めることができる。
【0054】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1のフ
レキシブル発光表示体は、フレキシブル配線板が可撓性
を有し、またそれを封止している封止樹脂が柔軟性を有
するので、表示体全体を厚さ方向に自由に曲げて湾曲さ
せることができ、所望の曲面に添わせて貼り付けや取り
付けを行うことができる。
【0055】また、このフレキシブル発光表示体は、封
止樹脂のうちフレキシブル配線板の発光チップが搭載さ
れた面の側に相当する部分が透光性を有するので、上記
発光チップが発した光を、上記封止樹脂の外形をなす面
のうち上記フレキシブル配線板と実質的に平行な第1お
よび第2の面や、これらの第1および第2の面に隣り合
う側面を通して外部へ出射することができる。
【0056】また、このフレキシブル発光表示体は、上
記発光チップを搭載したフレキシブル配線板の両面に熱
可塑性樹脂を重ね、上記フレキシブル配線板に垂直な方
向に関して外側から治具で加熱および加圧を行うことに
より、量産レベルで容易に作製することができる。
【0057】また、このフレキシブル発光表示体の完成
状態では、発光チップが封止樹脂で覆われているので、
発光チップが他の部材に接触してフレキシブル配線板か
ら脱落したり、短絡して破損したりするおそれがない。
【0058】請求項2に記載のフレキシブル発光表示体
では、発光チップが上記側面へ向かって発した光がその
まま上記側面を通して出射されるだけでなく、発光チッ
プが第1、第2の面へ向かって発した光が第1、第2の
反射層で反射され、封止樹脂の側面を通して出射され得
る。また、上記第1の反射層と第2の反射層との間で反
射を繰り返しながら封止樹脂内を伝播して、封止樹脂の
側面を通して出射される光も存在する。したがって、発
光チップが発した光を封止樹脂の側面を通して効率良く
出射することができる。
【0059】請求項3に記載のフレキシブル発光表示体
では、請求項2のフレキシブル発光表示体における光の
動きに加えてさらに、発光チップが封止樹脂の上記光出
射面と対向する側面へ向かって発した光が、第3の反射
層で反射され、直接または更に上記第1、第2の反射層
で反射されて、上記光出射面を通して出射され得る。し
たがって、発光チップが発した光を上記光出射面を通し
てさらに効率良く出射することができる。
【0060】請求項4に記載のフレキシブル発光表示体
では、上記光出射面を通して外部へ出射される光が光拡
散層によって拡散されるので、出射される光の強度を上
記光出射面の全域にわたって均一化することができる。
【0061】請求項5に記載のフレキシブル発光表示
体、量産レベルで容易に作製することができる。また、
シート状の熱可塑性樹脂の1枚の厚さや、重ねる枚数を
変えることによって、表示体全体の厚さを容易に設定す
ることができる。
【0062】請求項6に記載のフレキシブル発光表示体
では、封止樹脂の側面から外部に突出している端子部
に、直接またはリード線やコネクタ等を介して外部電源
を接続できる。したがって、外部電源から上記発光チッ
プに容易に電流を供給することができ、上記発光チップ
を発光させることができる。
【0063】請求項7に記載のフレキシブル発光表示体
では、封止樹脂の側面から外部に突出しているリード線
の他端に、直接またはコネクタ等を介して外部電源を接
続できる。したがって、外部電源から上記発光チップに
容易に電流を供給することができ、上記発光チップを発
光させることができる。
【0064】請求項8に記載のフレキシブル配線板で
は、単位回路と単位回路との間の隙間をフレキシブル配
線板に垂直な方向に切断したとしても、単位回路が個々
に独立して動作し、発光に関する機能が損なわれること
がないので、例えば上記フレキシブル発光表示体の長手
方向の長さが十分に長いものを作製してストックしてお
き、受注に応じて上記フレキシブル発光表示体を必要な
長さに切断して出荷することができる。また、使用時
に、ユーザーがこのフレキシブル発光表示体を上記単位
回路の長さ単位で切断することにより、必要な長さのフ
レキシブル発光表示体を得ることができる。更に各々の
単位回路が並列接続されているので、複数の単位回路で
構成されたフレキシブル発光表示体も、どれか1つの単
位回路の端子部に電源を接続するだけで全体を発光させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化したフレキシブル発光表示
体の構成要素、作製工程および完成状態を示す図であ
る。
【図2】 図1のフレキシブル発光表示体に第1および
第2の反射層を設けた形態を示す図である。
【図3】 図2のフレキシブル発光表示体にさらに第3
の反射層を設けた形態を示す図である。
【図4】 図3のフレキシブル発光表示体にさらに光拡
散層を設けた形態を示す図である。
【図5】 この発明を具体化した別のフレキシブル発光
表示体の構成要素および完成状態を示す図である。
【図6】 図1のフレキシブル発光表示体のフレキシブ
ル配線板を変形した形態を示す図である。
【図7】 図1のフレキシブル発光表示体のフレキシブ
ル配線板を変形した形態を示す図である。
【図8】 この発明を具体化したさらに別のフレキシブ
ル発光表示体の構成要素および完成状態を示す図であ
る。
【図9】 従来のLED表示器を示す図である。
【図10】 従来のLED表示器を示す図である。
【符号の説明】
1,11,21,31 フレキシブル配線板 2 LED 3 電流制限用抵抗 4 封止樹脂 8A 第1の反射層 8B 第2の反射層 8C 第3の反射層 9 光拡散層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有するシート状基材に配線を設
    けてなるフレキシブル配線板に発光チップが搭載され、 上記発光チップおよびフレキシブル配線板は、柔軟性を
    有する封止樹脂で封止され、この封止樹脂の外形は上記
    フレキシブル配線板に垂直な方向に関して一定の厚さを
    持つ板状をなし、 上記封止樹脂のうち少なくとも上記フレキシブル配線板
    の上記発光チップが搭載された面の側に相当する部分は
    透光性を有することを特徴とするフレキシブル発光表示
    体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のフレキシブル発光表示
    体において、 上記封止樹脂の外形をなす面のうち上記フレキシブル配
    線板と実質的に平行な第1および第2の面に、それぞれ
    柔軟性を有し上記発光チップが発した光を反射し得る第
    1および第2の反射層が設けられていることを特徴とす
    るフレキシブル発光表示体。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のフレキシブル発光表示
    体において、 上記封止樹脂の上記第1および第2の面と隣り合う側面
    のうち、少なくとも上記発光チップが発した光を出射す
    べき特定の側面と対向する側面に、柔軟性を有し上記発
    光チップが発した光を反射し得る第3の反射層が設けら
    れていることを特徴とするフレキシブル発光表示体。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載のフレキシブル
    発光表示体において、 上記封止樹脂の上記第1および第2の面と隣り合う側面
    のうち、上記発光チップが発した光を出射すべき特定の
    側面に、柔軟性を有し上記発光チップが発した光を拡散
    し得る光拡散層が設けられていることを特徴とするフレ
    キシブル発光表示体。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の
    フレキシブル発光表示体において、 上記封止樹脂は、上記フレキシブル配線板の両面に、上
    記発光チップの厚さよりも厚いシート状の熱可塑性樹脂
    を設けて形成されていることを特徴とするフレキシブル
    発光表示体。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一つに記載の
    フレキシブル発光表示体において、 上記フレキシブル配線板に、上記発光チップに通電する
    ための上記配線につながる端子部が設けられており、 上記端子部は上記封止樹脂の側面から外部に突出してい
    ることを特徴とするフレキシブル発光表示体。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれか一つに記載の
    フレキシブル発光表示体において、 上記フレキシブル配線板に、上記発光チップに通電する
    ための上記配線につながる端子部が設けられており、 上記端子部にリード線の一端が接続され、上記リード線
    の他端が上記封止樹脂の側面から外部に突出しているこ
    とを特徴とするフレキシブル発光表示体。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか一つに記載の
    フレキシブル発光表示体において、 上記フレキシブル配線板の長手方向に沿って、一定数の
    発光チップと電流制限用抵抗とが上記配線によって直列
    接続されて単位回路を構成し、かつ上記単位回路が互い
    に隙間をもって複数配列されていると共に上記単位回路
    が並列接続されていることを特徴とするフレキシブル発
    光表示体。
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