JPH09501581A - 吸息率制御器を備えた吸入装置 - Google Patents

吸息率制御器を備えた吸入装置

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Abstract

(57)【要約】 ここに開示する吸入薬剤の投与装置は、長手軸線を有する貫通空気通路、吸気口およびマウスピースを形成する排気口を構成する本体と、空気通路に薬剤をディスペンスする手段と、空気流量調整手段とを包含する吸入薬剤の投与装置であって、空気流量調整手段が吸気口と薬剤をディスペンスする手段との間の位置で空気通路の横断面積を減少させるようになっている可動遮断手段と片寄せ手段とを包含し、遮断手段が空気通路の横断面積が最小となる第1停止位置へ片寄せられており、また、吸入によって生じるマウスピースのところの圧力降下に応答して空気通路の横断面積が最大となる第2位置へ片寄せ手段の片寄せ力に抗して移動するようになっており、さらに、吸入作用によって生じるマウスピースのところのより大きな圧力降下に応答して空気通路の横断面積が最大値よりも小さくなる第3位置へさらに移動するようになっていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 吸息率制御器を備えた吸入装置 本発明は患者の吸息率を調整するための新規な手段を備えている吸入装置に関 する。 肺への吸入薬の投与に適した公知の吸入装置は、液体状、乾燥粉末状の形態で または液状噴射剤中の固体薬剤の懸濁剤として薬剤を投与する装置を包含する。 最初に述べたタイプの装置としては、サンプルに対する圧縮ガスの作用、圧電 結晶の振動あるいは他の超音波手段によって微細な吸入可能なミストを形成する 噴霧吸入装置がある。また、たとえば、国際特許出願WO 91/14468に記載されて いる、液体を小孔を通して噴霧するタイプの装置もある。 二番目に述べたタイプの装置は、単位投与量あるいは多数回投与量で薬剤を投 与することできるものであり、英国特許第1122284号に記載されている周知のSPI NHALER(登録商標)、米国特許第4,524,769号に記載されているTURBUHALER(登 録商標)およびヨーロッパ特許出願第407028号に記載されている装置がある。 三番目に述べたタイプの装置は、一般に、固体薬剤懸濁液を含有する液状噴射 剤の加圧タンクと適当な投与量をディスペンスする計量弁とを有し、これもこの 技術分野では非常によく知られているものであり、特定のタイプのものをここで 説明する必要もないであろう。 しかしながら、上記の装置には、装置を通る空気の流れをなんら制御しないた めに肺へ正確な量の薬剤を投与する能率がかなり阻害されるという一般的な問題 がある。一般に、吸入速度が過剰な場合、 投与量のかなりの割合の薬剤が咽頭の後部に衝突し、その結果、肺の目標領域に は少ない量しか達しない。これは、環境汚染問題の点から支持を得ている乾燥粉 末タイプの装置特有の問題として知られている。 乾燥粉末装置におけるこの問題を解決する1つの方法が米国特許第5,161,524 号(Glaxo出願)に記載されており、ここでは、吸入装置は一次空気導管と共に 二次空気導管を備えており、この一次空気導管が肺への吸入薬剤用の経路となる 。一次空気導管を通る空気流の速度が大きすぎるときには、二次空気導管が開い て一次空気導管内の空気速度を低下させる。 しかしながら、この構成には、一次導管内の空気速度を低下させることはでき るが、大量の非薬剤含有空気を二次空気導管を通して引き込み、その結果、適正 な投与量を確保するに必要な吸息動作が非常に長くなる可能性があるという欠点 がある。さらに、この構成は上述した吸入装置のすべてのタイプに適したもので はない。 そこで、これらの欠点を克服あるいはかなり軽減する吸息率制御器を備えた吸 入装置を発明した。 従って、本発明の第1の局面によれば、長手軸線を有する貫通空気通路、吸気 口およびマウスピースを形成する排気口を構成する本体と、空気通路内へ薬剤を ディスペンスする手段と空気流調整手段とを包含する吸入薬剤を投与するための 装置であって、空気流調整手段が吸気口と薬剤ディスペンス手段の間の位置で空 気通路の横断面積を減少させるようになっている可動遮断手段と片寄せ手段とを 包含し、この遮断手段が、空気通路の横断面積が最大となる第1停止位置へ片寄 せられており、また、吸入作用で生じるマウスピース での圧力降下に応答して、空気通路の横断面積が最大より小さくなる第2位置へ 片寄せ手段の片寄せ力に抗して移動するようになっていることを特徴とする装置 を提供する。 ここで用いる「遮断手段」なる用語は、全体的あるいは部分的に空気を通さず 、空気通路を流れる空気流量を制限するのに適した材料で作った任意の構成要素 を意味する。遮断手段は、金属、プラスチック、ゴムその他の適当に稠密な材料 で作ることができ、全体的に中実構造であってもよいし、流路を設けて部分的に 空気を通すようにしてもよい。 ここで用いる「片寄せ手段」なる用語は、圧力または吸引力が加えられたとき に片寄せ力に抗する動きを抑制する任意の手段を意味しており、これは、また、 圧力または吸引力が解除されたときに反対方向に復帰力を与える。適当な片寄せ 力としては、ばねがある。 ばねとしては、圧縮ばねであっても引っ張りばねであってもよく、たとえば、コ イルばね、ねじりばね、板ばねがある。また、可逆的に変形できるエラストマー 材料があり、湾曲部を可逆的にまっすぐにできる弾性湾曲材料(金属、ゴムまた はプラスチック)がある。 マウスピースでの圧力降下度は、絞った吸気口を設けることによって増幅する と望ましい。従って、吸気口の横断面積が空気通路の最大横断面積より小さい方 が好ましい。特に、吸気口が1つまたはそれ以上の孔を包含し、この孔が空気通 路の最大横断面積の25%未満、特に10%未満、より特定すると5%未満の全 横断面積を持っているのが好ましい。 本発明は、以下の組み合わせよりなるものが好ましい。 (a) 遮断手段は、空気通路の長手軸線に対して直角の軸線に沿っ て空気通路を横切って摺動して空気通路を遮断するようになっている1つまたは それ以上の仕切りを包含する。この場合、片寄せ手段がばねからなるのが好まし く;あるいは (b) 遮断手段は、本体の2つの部分を連結する環状膜セグメントからなる。特 に、遮断手段がエラストマー材料で作った膜セグメントからなり、片寄せ手段が 空気通路の長手軸線に対して直角の方向にエラストマー材料が延びるのに抵抗を 与えるか、あるいは、遮断手段が非弾性材料で作った環状膜セグメントからなり 、片寄せ手段が空気通路の長手軸線に沿って互いに向かう本体の2つの部分の動 きに抗する片寄せ力を与えるのが好ましい。後者の場合、片寄せ手段がばねであ ると好ましい;あるいは (c) 遮断手段は、空気通路の長手軸線に対して直角な平面に形成した硬質の格 子または多孔性シートを包含する。この格子または多孔性シートの吸気口側には フラップが乗っている。このフラップは、静止位置において、吸気口に向かって 撓んでおり、第2位置において、格子または多孔性シートに向かって押圧される 。特に、フラップが硬質であり、空気通路の長手軸に対して直角の軸線まわりに ヒンジ止めしてあり、片寄せ手段がフラップのヒンジのところにあるばねである か、あるいは、フラップが弾性エラストマー材料で作ってあり、片寄せ手段がフ ラップに設けられた湾曲部であり、この湾曲部が吸気口に向いていると好ましい 。あるいは (d) 遮断手段と片寄せ手段が共に弾性エラストマー材料で作った2つまたはそ れ以上の協動するフラップからなり、これらのフラップが、第1位置において、 吸気口に向かって撓んでおり、第2位置において、一緒に押圧されて空気通路の 横断面積を減少させる。 上述した空気流調整手段は装置を通る最大空気流速度を調整するようになって いる。しかしながら、最大空気流速度を調整するばかりでなく、最小空気流量も 調整する手段を設けると望ましいことも多い。 したがって、本発明の第2の局面によれば、本発明による吸入薬剤を投与する ための装置において、空気流量調整手段は、さらに、吸気口と薬剤をディスペン スする手段との間の位置で空気通路の横断面積を減ずるようになっている第2の 可動遮断手段と第2の片寄せ手段とを包含し、第2遮断手段は空気通路の横断面 積が最小となる第1停止位置へ片寄せられており、また、吸入作用によって生じ るマウスピースでの圧力降下に応答して、空気通路の横断面積が最小より大きく なる第2位置へ片寄せ手段の片寄せ力に抗して移動するようになっている。 第2可動遮断手段が第1遮断手段と薬剤をディスペンスする手段との間の位置 で空気通路の横断面積を減ずるようになっていると好ましい。 第2片寄せ手段が装置の長手軸線に沿って片寄せられるばねを包含し、第2遮 断手段がばねに装着したシヤッタを包含すると好ましい。 第1遮断手段および片寄せ手段が上記の(a)から(d)に記載した構成要素を包 含すると好ましい。特に、第1遮断手段が上記(c)に記載した構造を有すると好 ましい。 第2遮断手段が第1位置にあるときに空気通路の横断面積がほぼゼロになると 好ましい。 スペース節減の利点を持つ別の好ましい構成として、第1、第2 の遮断手段を1つの要素に結合して3つの位置に移動するようにしてもよい。 こうして、本発明の第3の局面によれば、長手軸線を有する貫通空気通路、吸 気口およびマウスピースを形成する排気口を構成する本体と、空気通路に薬剤を ディスペンスする手段と、空気流量調整手段とを包含する吸入薬剤を投与するた めの装置であって、空気流量調整手段が、吸気口と薬剤をディスペンスする手段 の間の位置で空気通路の横断面積を減ずるようになっている可動遮断手段と片寄 せ手段とを包含し、遮断手段が、空気通路の横断面積が最小となる第1停止位置 へ片寄せられており、吸入作用によって生じたマウスピースでの圧力降下に応答 して、空気通路の横断面積が最大となる第2位置へ片寄せ手段の片寄せ力に抗し て移動するようになっており、また、吸入作用によって生じるマウスピースでの より大きい圧力降下に応答して、空気通路の横断面積が最大値未満となる第3位 置へさらに移動するようになっていることを特徴とする装置を提供する。 以下の構成の組み合わせが好ましい。 (A) 遮断手段が外側の溝を備えており、この溝がハウジングまわりにゆるくは まっているフランジによってハウジング内に保持される;あるいは (B) 遮断手段が外側フランジを備えており、このフランジがハウジング内にゆ るくはまっている溝によってハウジング内に保持される;あるいは (C) 遮断手段がV字の先端に形成されたヒンジのところで片寄せられているV 字形の羽根を包含し、この羽根が空気通路の軸線に対 して直角の軸線まわりに回転する;あるいは (D) 空気通路が第1の孔を備えた仕切りによって区画されており、遮断手段が この仕切りと摺動可能に係合する第2の孔を備えたシヤッタを包含し、このシヤ ッタがマウスピースとのガス連絡の際にピストンによって片寄せ手段の片寄せ力 に抗して仕切りに向かって摺動するようになっている。 上記の(A)から(D)の場合、片寄せ手段がばねからなると好ましい。 上記(C)の場合、片寄せ手段がヒンジのところのばねからなると好ましい。 以下の構成の組み合わせも好ましい。 (E) 片寄せ手段および遮断手段が共に空気通路の長手軸線に対して直角な平面 に形成した弾性エラストマー材料で作った多孔性ダイアフラムを包含する。特に 、このダイアフラムが上下の表面に1つまたはそれ以上の突起を備え、空気通路 の長手軸線に対して直角の平面に形成した2つの仕切りの間に位置し、これらの 仕切りが孔を備え、これらの孔と前記突起のいくつかあるいはすべてが協動して 孔を通る空気の流れを制限あるいは阻止すると好ましい。また、突起が円錐形で あるか、あるいは、円筒体上に装着した円錐体からなる形状であると好ましい。 さらに、突起が協動する孔が円形であると好ましい。さらにまた、ダイアフラム の上下の面がそれぞれ単一の突起を備えていると好ましい。 上記の(A)、(B)および(E)の場合、遮断手段が空気通路の長手軸線に対して 直角の軸線に沿ったほぼ円形の断面を持つと好ましい。上記(C)、(D)の場合、 遮断手段が空気通路の長手軸線に対して直 角の軸線に沿ったほぼ四角形または長方形の断面を持つと好ましい。 遮断手段が第1位置にあるときに空気通路の横断面積がほぼゼロとなると好ま しい。 貫通空気通路を構成する装置本体は、硬質材料、たとえば、プラスチックまた は金属で作られ、ほぼ円形または四角形の横断面を持つと好ましいが、断面形状 は少なくとも部分的に遮断手段の性質に応じて決定するとよい。 本発明による吸入装置は、20〜250l/min、特に30〜120l/分、さらに特別 には40〜80l/分の所望空気流量が特に適している。本発明による装置における 吸気口とマウスピースの間に生じる可能性のある圧力降下は、代表的には、0.1 〜20ミリバールの範囲にある。 明らかなように、空気流量調整手段は吸入装置のハウジングの一体部分として 設けてもよいし、あるいは、溶接、雄雌型連結、ねじまたは機械的な均等物によ って吸入装置の他の部分に取り付けることができる別の部分として作ってもよい 。この取り付けは恒久的でもよいし、あるいは、所望に応じて、たとえば、装置 の清掃を容易にするために2つの部分を取り外し自在にしてもよい。空気流量調 整手段は装置の他の部分から着脱自在になっている。 本発明の第4の局面として、吸入薬剤の投与装置と一緒に用いるようになって いる上述したような空気流量調整手段を提供する。 本発明による吸入装置は粉末状の吸入薬剤をディスペンスするのに普通に用い られている任意の装置を包含する。適当な装置としては、一回分投与型乾燥粉末 吸入装置、たとえば、SPINHALER(登録商 標)吸入装置、DISKHALER(登録商標)吸入装置や、多数回分投与型粉末吸入装置、 たとえば、TURBUHALER(登録商標)吸入装置、ヨーロッパ特許出願407028に記載 されている装置がある。 本装置は乾燥粉末薬剤あるいは溶液薬剤の吸入装置であるのが好ましい。特に 、本装置は乾燥粉末薬剤の吸入装置であると好ましい。 本発明による薬剤吸入装置は、従来のものに比べて、より効果的またはより能 率的であり、より大きい治療効果を与え、より安全であり、製造または組み立て がより容易で安価であるという利点を有する。また、使用時に患者に流れる空気 の流量をより望ましくまたはより正確に制御でき、患者がより多くの一定した薬 剤投与量を吸入することができ、公知の吸入装置よりも望ましい他の性質を有す るという利点も有する。 以下、本発明の好ましい実施例を添付図面を参照しながら説明する。なお、こ れらの添付図面では、空気の動きを矢印で示してある。 第1(a)図は、本発明の第3局面に従って、空気流量調整手段を停止位置で示 す、SPINHALER(登録商標)に類似した吸入装置の縦断面図である。 以降の図では、便宜上、吸入装置の細部は省略する。 第1(b)図は、空気通路の横断面積が最大となる第2位置にある空気流量調整 手段を示す、第1(a)図の装置の縦断面図である。 第1(c)図は、空気通路の横断面積が最大値よりも小さい第3位置にある空気 流量調整手段を示す、第1(b)図の装置の縦断面図である。 第1(d)図は、第1(a)図のI−I線に沿った横断面図である。 第2(a)図は、停止位置にある空気流量調整手段を示す、本発明の第3局面に よる装置の縦断面図である。 第2(b)図は、空気通路の横断面積が最大となる第2位置にある空気流量調整 手段を示す、第2(a)図の装置の縦断面図である。 第2(c)図は、空気通路の横断面積が最大値よりも小さい第3位置にある空気 流量調整手段を示す、第2(a)図の装置の縦断面図である。 第2(d)図は、矢印Aの方向から見た、第3位置にある空気流量調整手段(横 断面が円形である)を示す、第2(c)図の装置の平面図である。 第2(e)図は、横断面が正方形であるものを示す、第2(d)図と同様の図であ る。 第3(a)図は、停止位置にある空気流量調整手段を示す、本発明の第3局面に よる装置の縦断面図である。 第3(b)図は、空気通路の横断面積が最大となる第2位置にある空気流量調整 手段を示す、第3(a)図の装置の縦断面図である。 第3(c)図は、空気通路の横断面積が最大値より小さくなる第3位置にある空 気流量調整手段を示す、第3(a)図の装置の縦断面図である。 第4(a)図は、停止位置にある空気流量調整手段を示す、本発明の第3局面に よる装置の縦断面図である。 第4(b)図は、空気通路の横断面積が最大となる第2位置にある空気流量調整 手段を示す、第4(a)図の装置の縦断面図である。 第4(c)図は、空気通路の横断面積が最大値より小さくなる第3 位置にある空気流量調整手段を示す、第4(a)図の装置の縦断面図である。 第5(a)図は、停止位置にある空気流量調整手段を示す、本発明の第3局面に よる装置の縦断面図である。 第5(b)図は、空気通路の横断面積が最大となる第2位置にある空気流量調整 手段を示す、第5(a)図の装置の縦断面図である。 第5(c)図は、空気通路の横断面積が最大値より小さくなる第3位置にある空 気流量調整手段を示す、第5(a)図の装置の縦断面図である。 第6(a)図は、停止位置にある第1、第2の遮断手段を有する空気流量調整手 段を示す、本発明の第2局面による装置の縦断面図である。 第6(b)図は、空気通路の横断面積が最小値より大きい第2位置に第2遮断手 段がある状態の第6(a)図の装置の縦断面図である。 第6(c)図は、空気通路の横断面積が最大値よりも小さくなる第2位置にある 第1遮断手段を示す、第6(b)図の装置の縦断面図である。 第7(a)図は、停止位置にある空気流量調整手段を示す、本発明の第1局面に よる装置の縦断面図である。 第7(b)図は、空気通路の横断面積が最小となる第2位置にある空気流量調整 手段を示す、第7(a)図の装置の縦断面図である。 第8図は、停止位置にある空気流量調整手段を示す、本発明の第1局面による 装置の縦断面図である。 第9(a)図は、停止位置にある空気流量調整手段を示す、本発明の第1局面に よる装置の縦断面図である。 第9(b)図は、第1、第2の位置の間にある空気流量調整手段を示す、第9( a)図の装置の縦断面図である。 第10(a)図は、停止位置にある空気流量調整手段を示す、本発明の第1局面に よる装置の縦断面図である。 第10(b)図は、第1、第2の位置の間にある空気流量調整手段を示す、第10( a)図の装置の縦断面図である。 第11(a)図は、停止位置にある空気流量調整手段を示す、本発明の第1局面に よる装置の縦断面図である。 第11(b)図は、第1、第2の位置の間にある空気流量調整手段を示す、第11( a)図の装置の縦断面図である。 第12(a)図は、停止位置にある空気流量調整手段を示す、本発明の第1局面に よる装置の縦断面図である。 第12(b)図は、第1、第2の位置の間にある空気流量調整手段を示す、第12( a)図の装置の縦断面図である。 第13図は、本発明の実施例について行った実験結果を示す。 第1(a)図により詳しく言及すると、乾燥粉末吸入装置は貫通空気通路を構成 しているほぼ円筒形の本体を包含する。この本体はマウスピース部分1、蓋部分 2、空気流量調整器部分3を包含する。蓋部分2は、マウスピース部分1と連結 している端のところに、周囲フランジ4を備えており、この周囲フランジにマウ スピース部分1の端が密着嵌合している。空気流量調整部分3は、蓋部分2と連 結する端のところに、周囲フランジ5を備えており、この周囲フランジには蓋部 分2の端が密着嵌合している。マウスピース部分1は、空気流量調整器部分3と 反対側の端のところでテーパが付けてあり、截頭円錐形のマウスピース6を形成 している。このマウスピース部 1内には、簡単な軸受7がクロス部材8で支えられている。軸受7にはスピンド ル9が着座している。スピンドル9はカップ10を備えており、このカップは吸入 する薬剤を収容する多孔性カプセル11を密着受け入れすることができる。このよ うにして、薬剤をディスペンスする手段が構成される。スピンドル9はモータ羽 根12も備えている。このモータ羽根は、たとえば吸入時に空気が装置を通して引 き込まれるときにスピンドル9を軸受7内で回転させる。蓋部分2は、マウスピ ース部分1と反対側の端に、多孔性の格子13を備えている。 空気流量調整器部分3は、第1仕切り15に設けた吸気口14を有し、また、第1 仕切り15のマウスピース側に第2の仕切り16を有し、これら2つの仕切りの間に は多孔性のダイアフラム17が設置してある。多孔性ダイアフラム17はその吸気口 側に突起18を備えており、この突起は停止位置で第1仕切り15の吸気口14と協動 してそれを閉ざす。排気口側にも突起19を備えており、この突起19は吸気作用で 生じたマウスピースのところの圧力降下に応答して第2仕切り16にある孔20と協 動してそれを閉ざすようになっている。第2仕切り16はさらに別の孔21も備えて いる。 次に第1(b)図は、使用時に、マウスピース(図示せず)のところの圧力が吸 気の際に低下したとき、多孔性ダイアフラム17が撓んで、突起18が第1仕切り15 の吸気口14から離れるように動き、ダイアフラム17の細孔を経て空気通路を通し て空気が流れる。 次に第1(c)図は、マウスピースのところの圧力がさらに低下すると、多孔性 ダイアフラム17の排気口側にある突起19が第2仕切り16の孔20に向かって押圧さ れ、空気通路の横断面積を縮小して空気 の流量を制限する。 第1(d)図はダイアフラム17の孔の配置例を示している。 第1図に示す実施例の変形例として、多孔性ダイアフラム17は吸気口側の表面 に任意数の突起18を備えていてもよい。これらの突起18が第1仕切り15の同数の 孔14と協動することになる。また別の構成では、突起18の数を超える数の孔14を 設けてもよい。この場合も同様にして、多孔性ダイアフラム17が排気口側の表面 に1つまたはそれ以上の突起19を備え、この突起が第2仕切り16の同数の孔20と 協動してもよいし、あるいは、仕切り16の孔20の数が多孔性ダイアフラム17の突 起19の数よりも多くてもよい。 第2図から第12図までにおいては吸入装置の部分1、2の構造の詳細は省略し ているが、第1(a)図を参照すれば容易に確認できる。 次に第2(a)図を参照すると、吸入装置の空気流量調整器部分3は、吸気口22 を包含し、2つの部分23、24を有するヒンジ止めV字型羽根27を包含する。この 羽根27はヒンジ25(第2(d)、2(e)図に示す)のところでばね26の片寄せ力に 抗して空気通路に対して直角の軸線まわりに回転することができる。停止位置に おいて、空気通路の横断面積はほぼゼロとなる。 次に第2(b)図を参照すると、マウスピース(図示せず)のところの圧力が吸 気作用で低下したときに、羽根27はその軸線まわりにばね26の片寄せ力に抗して 回転する。こうして、空気通路の横断面積を増大させ、空気の流れを可能とする 。羽根が半分まで回転した時点で、空気の流量は最大となる。 次に第2(c)図を参照すると、マウスピースのところの圧力がさ らに低下すると、羽根27がさらに回転し、最終的に、空気の流量が再び最小とな った時点でそれ以上回転することはできなくなる。 羽根27の2つの部分23、24はガス非透過性であってよく、この場合、停止時お よびマウスピースのところの圧力が最低のとき、空気の流れが完全に阻止される ことになる。あるいは、両部分が多孔性であってもよく、この場合は、吸入装置 の空気流量調整器部分3が第1または第3の位置にあるときに若干の空気流量が 可能となる。 次に第3(a)図を参照すると、吸入装置の空気流量調整器部分3は吸気口22を 包含し、また、中央溝30を有するディスク29を保持する環状のフランジ28と、フ ランジ28が密着嵌合する外側溝31とを備える。ディスク29の溝31は、フランジ28 の突起33によって支持されたばね32によってフランジ28の排気口側に向かって片 寄せられている。 次に第3(b)図を参照すると、マウスピース(図示せず)のところの圧力が吸 気作用で低下したとき、ディスク29はばね32の片寄せ力に抗して移動し、フラン ジ28とディスク29の溝31の間にスペースを生じさせ、このスペースを通して空気 が流れることができる。 次に第3(c)図を参照すると、マウスピースのところの圧力がさらに低下する と、ディスク29はばね32の片寄せ力に抗してさらに移動し、フランジ28とディス ク29の溝31の間に形成されたスペースが閉ざされる。こうして、空気通路の横断 面積が停止位置(第3(a)図)における値まで減少する。 次に第4(a)図を参照すると、吸入装置の空気流量調整器部分3は吸気口22を 包含し、また、第1の孔35を備えた仕切り34を包含する。停止位置において、孔 35は第2の孔37を備えたシヤッタ36によ って閉ざされる。このシヤッタ36は仕切りと摺動自在に係合する。 シヤッタ37の動きはピストン・ハウジング39内に保持されたピストン38によって 制御される。このピストン・ハウジング39は空気流量調整器部分3のハウジング の部となっており、1つまたはそれ以上のばね40に抗して片寄せられる。ピスト ン38は、ピストン・ハウジング39と連結する溝41と空気流量調整器部分3のシヤ ッタ36の排気口側の部分とによってマウスピース(図示せず)のところで排気口 と連通する。 次に第4(b)図を参照すると、マウスピース(図示せず)のところの圧力が吸 入作用で低下したときに、ピストン38がばね40の片寄せ力に抗して押圧され、シ ヤッタ36が移動して第2孔37を第1孔35と連通させる。 次に第4(c)図を参照すると、マウスピースのところの圧力がさらに低下する と、ピストン38がばね40の片寄せ力に抗してさらに押圧され、シヤッタ36の孔37 が仕切り34の孔35との連通から外れて移動し、空気の流れを制限する。 孔35、37の相対寸法とピストン38の移動距離は、圧力低下がマウスピースのと ころに生じたときに完全に停止位置で閉ざされるか、あるいは、これらの状態の 下で空気通路の横断面積が小さくなるようにするとよい。 次に第5(a)図を参照すると、吸入装置の空気流量調整器部分3は吸気口22を 包含し、また、中央溝44を有するディスク43を保持する周溝42とこの周溝42が密 着嵌合する外側フランジ45とを備えている。ディスク43のフランジ45は、ベース 47によって支持されたばね46によってハウジングの溝42の吸気口側に向かって片 寄せられてい る。ベース47は格子状に図示してあるが、代わりに、溝42の排気口側の位置で空 気流量調整器部分3の壁面から空気通路へ延びる突起でもよいし、または、クロ スピースでもよいし、あるいは、当業者には明らかなように任意の他の機械的均 等物であってもよい。 次に第5(b)図を参照すると、マウスピース(図示せず)のところの圧力が吸 入作用で低下したときに、ディスク43はばね46の片寄せ力に抗して移動し、ディ スク43のフランジ45と溝42の間にスペースを生じさせ、このスペースを通して空 気が流れることができる。 次に第5(c)図を参照すると、マウスピースのところの圧力がさらに低下する と、ディスク43がばね46の片寄せ力に抗してさらに移動し、ディスク43のフラン ジ45と溝42の間に形成されたスペースが閉ざされる。したがって、空気通路の横 断面積は停止位置(第5(a)図)における値まで減少する。 第3、5図において、空気流量調整器部分3とディスク29または45が円形断面 を持っているのが好ましい。しかしながら、別の形状の断面、たとえば、長方形 あるいは正方形であってもよい。 さらに、当業者には明らかなように、ディスク29または45は所望に応じて配置 できる任意数の溝を持っていてもよい。あるいは、好ましいわけではないが、全 体的に中実であってもよい。この場合、最小流量はゼロとなる。 次に第6(a)図を参照すると、吸入装置の空気流量調整器部分3は、吸気口14 を設けた第1仕切り15と排気口に向いた第2の多孔性仕切り16とを備え、これら の仕切り間には、シヤッタ48が設置してある。このシヤッタは、ばね49の片寄せ 力によって吸気口14に向かって押圧されている。さらに、エラストマー材料で作 った湾曲弾性 フラップ50が設けてあり、これは第2仕切り16の吸気口側で第2仕切り16上に乗 っている。フラップ50の湾曲部は吸気口に向かって曲げてある。 次に第6(b)図を参照すると、使用時、マウスピース(図示せず)のところの圧 力が吸入作用で低下したときに、シヤッタ48がばね49の片寄せ力に抗して第1仕 切り15の吸気口14から離れるように移動し、装置を通して空気を吸い込むのが可 能となる。 次に第6(c)図を参照すると、マウスピースのところの圧力がさらに低下する と、フラップ50が仕切り16に向かって押圧され、その曲率を減じ、それによって 、空気通路の横断面積を減少させ、空気の流れを制限する。マウスピースのとこ ろで加えられるこの吸引力が低下したならば、フラップの曲率が復帰し、空気が 通過する横断面積が増大する。こうして、装置を通る空気の流量が調整される。 次に第7(a)図および第7(b)図を参照すると、吸入装置の吸入薬剤は空気流 量調整器部分3は、吸気口22を有し、さらに、格子または多孔性仕切り16を備え ており、この仕切りの吸気口側には、エラストマー材料で作った湾曲した弾性フ ラップ50が乗っており、このフラップの湾曲部は吸気口に向いている。マウスピ ースのところで加えられる可変強度の吸引力に応答した装置の動作は第6(b)図 、第6(c)図について上述したのとほぼ同じである。 第8図において、第7図の湾曲した弾性フラップ50の代わりに回転可能な硬質 のフラップ51を用いている。このフラップ51は空気流量調整器部分3のハウジン グの壁にヒンジ止めしてあり、回転軸線が空気の流れ方向に対して直角となって いる。停止位置で、硬質フラップ51はヒンジのところに設置したばね52によって 吸気口に向か って片寄せられている。マウスピース(図示せず)のところの圧力が低下すると 、硬質フラップ51は多孔性仕切り16に向かって押圧され、空気通路の横断面積を 減少させ、空気の流量を制限する。 第9(a)図において、吸入装置の空気流量調整器部分3のハウジング(正方形 断面であると好ましい)は、吸気口22を備え、この吸気口に向かって撓まされる 弾性エラストマー材料の2つの協動するフラップ53、54を包含する。 第9(b)図を参照すると、マウスピース(図示せず)のところの圧力が吸入時 に低下すると、空気通路を通る空気の流れがフラップ53、54を一緒に押圧し、空 気通路の横断面積を低下させる。排気口を通る空気の流量は、こうして、第7、 8図に示す実施例と同様の方法で調整される。 さらに、第9図に示す実施例に類似した装置として、フラップ53、54の代わり に截頭円錐形に配置した多数のフラップを用いることも考えられる。この場合、 空気流量調整器部分3の横断面は円形であると望ましい。 次に第10(a)図を参照すると、吸入装置の空気流量調整器部分3は2つの部分 55、56からなり、前者の部分は絞った吸気口14を備えている。これら2つの部分 は薄いエラストマー材料で作った膜の環状セグメントによって連結され、かつ2 つまたはそれ以上の固い支え58によって堅固に保持される。 次に第10(b)図を参照すると、マウスピース(図示せず)のところの圧力が吸 入時に低下すると、膜57を横切って圧力差(吸気口14のところでの絞り作用によ って増幅される)が生じ、膜をその片寄せ力に抗して空気通路内へ伸張させる。 これにより、空気通路が絞 られ、その横断面積が減少する。マウスピースのところの圧力降下が緩むと、膜 57がその停止位置に向かって弛緩し、空気が通る空気通路の横断面積が最大値と なるように増大する。膜57の伸張、弛緩はマウスピースのところで加えられる吸 引力に応答し、こうして、装置を通る空気の流量が調整される。 第10図に示す実施例の変形例として、エラストマー膜は、環状セグメントとし て存在せず、直径方向に互いに対向して設置した2つの半環状セグメントとして 設けた別の実施例が考えられる。この場合、支え58はハウジング・チューブの一 体部分として形成する。10番目の実施例についてのこの変形例は、10番目の実施 例と同じように作動すると予想されるが、たとえば製造が容易であるという別の 利点を持ち得る。 次に第11(a)図を参照すると、吸入装置の空気流量調整器部分3は、円形断面 となっており、2つの部分55、56からなる。前者の部分は絞った吸気口14を備え ている。ハウジングのこれら2つの部分は、非弾性材料で作った膜57の環状セグ メントによって連結されており、かつばね59によって堅固に保持され、また、こ のばねによって押し拡げられれている。 次に第11(b)図を参照すると、マウスピース(図示せず)のところの圧力が吸 入作用で低下したときに、膜57を横切って圧力差が生じ、膜を空気通路内へ撓ま せる。膜57が非弾性なので、ハウジングの2つの部分はばね59の片寄せ力に抗し て互いに向かって引き寄せられる。こうして、空気通路が狭められ、その横断面 積が縮小する。 排気口のところでの圧力降下が緩むと、ばね59が緩み、膜57がその停止位置へ戻 る。したがって、空気が通過する空気通路の横断面積 がその最大値へ向かって増大する。こうして、10番目の実施例と同様に、排気口 を通る気体の流量が調整される。 第11図に示す実施例の変形例として、空気流量調整器部分3の2つの部分が非 弾性材料で作った膜のセグメントによって分離された正方形断面を有する別の実 施例が考えられる。このセグメントはひだを有し、蛇腹の要領で圧縮することが できるようにする。こうして、昔のカメラの蛇腹と同じように横断面積を同時に 縮小することができる。 次に第12(a)図を参照すると、吸入装置の空気流量調整器部分3は、絞った吸 気口14を有し、また、その全長にわたって2つの仕切り60を包含する。これらの 仕切りは空気流量調整器部分3のハウジングにあるポケット61内に保持されてお り、仕切りとポケットが気密シールを形成している。仕切り60は装置の長手軸線 に対して直角の軸線に沿って摺動するようになっており、空気孔62を通してハウ ジングの外部と連通している。ばね63が仕切り60をポケット61内の停止位置へ片 寄せている。 次に第12(b)図を参照すると、マウスピース(図示せず)のところの圧力が吸 入作用で低下したときに、仕切り60の内外面間に圧力差が生じ、これらの仕切り をばね63の片寄せ力に抗して装置の長手軸線に対して直角の方向へ摺動させる。 こうして、空気通路が狭められ、その横断面積が減少する。排気口のところの圧 力降下が緩むと、ばね63が緩み、仕切り60がポケット61内の停止位置へ戻る。こ うして、空気が通過できる空気通路の横断面積がその最大値に向かって増大する 。このようにして、装置を通る空気の流量が調整される。 好ましいというわけではないが、12番目の実施例の変形例として、仕切り60を 1つだけにすることも考えられる。しかしながら、これでも同様に作動する。 装置をよりコンパクトにするために、第1、5、6、7、8図に示す実施例に おいて、特に蓋部分2と空気流量調整器部分3を別体とせずに一体に成形した場 合、多孔性格子13を省略することも考えられる。 これらの実施例を実験的にテストしたときに得た空気流特性は以下のとおりで ある。 実験テスト1 本発明による吸入装置を普通のSPINHALER(登録商標)と第6図に示すような空 気流量調整器部分とで構成し、孔14のサイズを6.3mmとし、空気流量調整器部分 のハウジング内径を20.7mmとし、エラストマー・フラップ50を円形として加硫ゴ ムで作り、ばね49を細い鋼線を一回巻いて作った。 この装置を真空発生器と一緒に用いて患者の吸入動作を再現した。 最大流量は41l/分であった。この流量は乾燥粉末薬剤の能率的な吸入にとって は望ましい範囲にあることが知られている。 実験テスト2 本発明による吸入装置のための空気流量調整器部分を第1図に示すように構成 し、空気流量調整器部分3の内径を50mmとし、孔14の直径を5mmとし、ダイアフ ラム17を厚さ0.95mmのシリコーンゴムで作り、突起18、19を硬質プラスチック材 料(アセタール)で作った。 突起18、19は、突起18にあるねじをダイアフラム17を貫いて突起19にあるねじ付 きソケットに螺合させることによってダイアフラムに 取り付けた。突起18と孔14の停止位置での気密協動作用は孔14まわりに3mm厚の フォームラバーを取り付けることによって確保した。ダイアフラム17には直径5 mmの単一の円形孔を設けた。 他の寸法で行った3種類のテストは次の通りであった。 テスト2(a) 孔20の直径:6mm; 突起18を高さ3mmの円筒形ベースに据えた、高さ10mm、円錐角40度の円錐体と して作った; 突起19を高さ3mmの円筒形ベースに据えた、高さ4mm、円錐角45度の円錐体と して作った; 仕切り15とダイアフラム17の距離:3mm; 仕切り16とダイアフラム17の距離:13mm。 テスト2(b) 以下の点を除いてテスト2(a)と同じ寸法: 仕切り15とダイアフラム17の距離:2mm; 仕切り16とダイアフラム17の距離:11mm; 仕切り15には直径5mmの第2孔を設けた。 テスト2(c) 以下の点を除いてテスト2(b)と同じ寸法: 仕切り15とダイアフラム17の距離:3mm; 仕切り16とダイアフラム17の距離:13mm。 真空を作用させることによって装置の空気流量調整器部分の特性をテストした 。この空気流量調整器部分を横切る圧力降下に対して得られた流量分布を第13図 に示す。 テスト2(a)、2(b)、2(c)のS字状分布は本発明による装置 の最小、最大流量制御特性を示している。 当業者であれば、通常の実験で上記のパラメータを最適化して所望範囲内の圧 力降下に応答する流量を得ることができることは明らかである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年10月10日 【補正内容】 しかしながら、上記の装置には、装置を通る空気の流れをなんら制御しないた めに肺へ正確な量の薬剤を投与する能率がかなり阻害されるという一般的な問題 がある。一般に、吸入速度が過剰な場合、投与量のかなりの割合の薬剤が咽頭の 後部に衝突し、その結果、肺の目標領域には少ない量しか達しない。逆に吸入速 度が非常に遅い場合には、薬剤粒子が十分に分散しないことになる。これは、環 境汚染問題の点から支持を得ている乾燥粉末タイプの装置特有の問題として知ら れている。 乾燥粉末装置における上記問題を解決する1つの方法が米国特許第5,161,524 号(Glaxo出願)に記載されており、ここでは、吸入装置は一次空気導管と共に 二次空気導管を備えており、この一次空気導管が肺への吸入薬剤用の経路となる 。一次空気導管を通る空気流の速度が大きすぎるときには、二次空気導管が開い て一次空気導管内の空気速度を低下させる。 しかしながら、この構成には、一次導管内の空気速度を低下させることはでき るが、大量の非薬剤含有空気を二次空気導管を通して引き込み、その結果、適正 な投与量を確保するに必要な吸息動作が非常に長くなる可能性があるという欠点 がある。さらに、この構成は前述した吸入装置のすべてのタイプに適したもので はない。 GB-A-2104393(Glaxo出願)は、エアロゾル容器に入れた薬剤用のハウジングを 包含する吸入装置に関する。この装置はハウジングと排気口の間の通路に設置し た弁を包含する。使用時、この弁は患者の吸入する空気の流量が所定の量を超え た場合に閉じる。しかしながら、この構成は装置を通る最小の流量になんらの影 響を与えない。 そこで、これらの欠点を克服あるいはかなり軽減する吸息率制御器を備えた吸 入装置を発明した。 従って、本発明の第1の局面によれば、特許請求の範囲第1項に記載の吸入薬 剤を投与するための装置を提供する。 ここで用いる「遮断手段」なる用語は、全体的あるいは部分的に空気を通さず 、空気通路を流れる空気流量を制限するのに適した材料で作った任意の構成要素 を意味する。遮断手段は、金属、プラスチック、ゴムその他の適当に稠密な材料 で作ることができ、全体的に中実構造であってもよいし、流路を設けて部分的に 空気を通すようにしてもよい。 ここで用いる「片寄せ手段」なる用語は、圧力または吸引力が加えられたとき に片寄せ力に抗する動きを抑制する任意の手段を意味しており、これは、また、 圧力または吸引力が解除されたときに反対方向に復帰力を与える。適当な片寄せ 力としては、ばねがある。ばねとしては、圧縮ばねであっても引っ張りばねであ ってもよく、たとえば、コイルばね、ねじりばね、板ばねがある。また、可逆的 に変形できるエラストマー材料があり、湾曲部を可逆的にまっすぐにできる弾性 湾曲材料(金属、ゴムまたはプラスチック)がある。 (c) 遮断手段は、空気通路の長手軸線に対して直角な平面に形成した硬質の格 子または多孔性シートを包含する。この格子または多孔性シートの吸気口側には フラップが乗っている。このフラップは、静止位置において、吸気口に向かって 撓んでおり、第2位置において、格子または多孔性シートに向かって押圧される 。特に、フラップが硬質であり、空気通路の長手軸に対して直角の軸線まわりに ヒンジ止めしてあり、片寄せ手段がフラップのヒンジのところにあるばねである か、あるいは、フラップが弾性エラストマー材料で作ってあり、片寄せ手段がフ ラップに設けられた湾曲部であり、この湾曲部が吸気口に向いていると好ましい 。あるいは (d) 遮断手段と片寄せ手段が共に弾性エラストマー材料で作った2つまたはそ れ以上の協動するフラップからなり、これらのフラップが、第1位置において、 吸気口に向かって撓んでおり、第2位置において、一緒に押圧されて空気通路の 横断面積を減少させる。 上述した空気流調整手段は装置を通る最大および最小空気流速度を調整するよ うになっている。 第2可動遮断手段が第1遮断手段と薬剤をディスペンスする手段との間の位置 で空気通路の横断面積を減ずるようになっていると好ましい。 第2片寄せ手段が装置の長手軸線に沿って片寄せられるばねを包含し、第2遮 断手段がばねに装着したシヤッタを包含すると好ましい。 第1遮断手段および片寄せ手段が上記の(a)から(d)に記載した構成要素を包 含すると好ましい。特に、第1遮断手段が上記(c)に記載した構造を有すると好 ましい。 第2遮断手段が第1位置にあるときに空気通路の横断面積がほぼゼロになると 好ましい。 スペース節減の利点を持つ別の好ましい構成として、第1、第2の遮断手段を 1つの要素に結合して3つの位置に移動するようにしてもよい。 こうして、本発明の第3の局面によれば、長手軸線を有する貫通空気通路、吸 気口およびマウスピースを形成する排気口を構成する本体と、空気通路に薬剤を ディスペンスする手段と、空気流量調整手段とを包含する吸入薬剤を投与するた めの装置であって、空気流量調整手段が、吸気口と薬剤をディスペンスする手段 の間の位置で空気通路の横断面積を減ずるようになっている可動遮断手段と片寄 せ手段とを包含し、遮断手段が、空気通路の横断面積が最小となる第1停止位置 へ片寄せられており、吸入作用によって生じたマウスピースでの圧力降下に応答 して、空気通路の横断面積が最大となる第2位置へ片寄せ手段の片寄せ力に抗し て移動するようになっており、また、吸入作用によって生じるマウスピースでの より大きい圧力降下に応答して、空気通路の横断面積が最大値未満となる第3位 置へさらに移動するようになっていることを特徴とする装置を提供する。 以下の構成の組み合わせが好ましい。 (A) 遮断手段が外側の溝を備えており、この溝がハウジングまわりにゆるくは まっているフランジによってハウジング内に保持される;あるいは 明らかなように、空気流量調整手段は吸入装置のハウジングの一体部分として 設けてもよいし、あるいは、溶接、雄雌型連結、ねじまたは機械的な均等物によ って吸入装置の他の部分に取り付けることができる別の部分として作ってもよい 。この取り付けは恒久的でもよいし、あるいは、所望に応じて、たとえば、装置 の清掃を容易にするために2つの部分を取り外し自在にしてもよい。空気流量調 整手段は装置の他の部分から着脱自在になっている。 本発明の第4の局面として、吸入薬剤の投与装置と一緒に用いるようになって いる上述したような空気流量調整手段を提供する。 本発明による吸入装置は粉末状の吸入薬剤をディスペンスするのに普通に用い られている任意の装置を包含する。適当な装置としては、一回分投与型乾燥粉末 吸入装置、たとえば、SPINHALER(登録商標)吸入装置、DISKHALER(登録商標)吸入 装置や、多数回分投与型粉末吸入装置、たとえば、TURBUHALER(登録商標)吸入 装置、ヨーロッパ特許出願407028に記載されている装置がある。 本装置は乾燥粉末薬剤あるいは溶液薬剤の吸入装置であるのが好ましい。特に 、本装置は乾燥粉末薬剤の吸入装置であると好ましい。 本発明による薬剤吸入装置は、従来のものに比べて、より効果的またはより能 率的であり、より大きい治療効果を与え、より安全であり、製造または組み立て がより容易で安価であるという利点を有する。また、使用時に患者に流れる空気 の流量をより望ましくまたはより正確に制御でき、患者がより多くの一定した薬 剤投与量を吸入することができ、公知の吸入装置よりも望ましい他の性質を有す るという利点も有する。 以下、本発明の好ましい実施例を添付図面を参照しながら説明する。なお、こ れらの添付図面では、空気の動きを矢印で示してある。 第1(a)図は、本発明の第2局面に従って、空気流量調整手段を停止位置で示 す、SPINHALER(登録商標)に類似した吸入装置の縦断面図である。 以降の図では、便宜上、吸入装置の細部は省略する。 第1(b)図は、空気通路の横断面積が最大となる第2位置にある空気流量調整 手段を示す、第1(a)図の装置の縦断面図である。 第1(c)図は、空気通路の横断面積が最大値よりも小さい第3位置にある空気 流量調整手段を示す、第1(b)図の装置の縦断面図である。 第1(d)図は、第1(a)図のI−I線に沿った横断面図である。 第2(a)図は、停止位置にある空気流量調整手段を示す、本発明の第2局面に よる装置の縦断面図である。 第2(b)図は、空気通路の横断面積が最大となる第2位置にある空気流量調整 手段を示す、第2(a)図の装置の縦断面図である。 第2(c)図は、空気通路の横断面積が最大値よりも小さい第3位置にある空気 流量調整手段を示す、第2(a)図の装置の縦断面図である。 第2(d)図は、矢印Aの方向から見た、第3位置にある空気流量調整手段(横 断面が円形である)を示す、第2(c)図の装置の平面図である。 第2(e)図は、横断面が正方形であるものを示す、第2(d)図と同様の図であ る。 第3(a)図は、停止位置にある空気流量調整手段を示す、本発明の第2局面に よる装置の縦断面図である。 第3(b)図は、空気通路の横断面積が最大となる第2位置にある空気流量調整 手段を示す、第3(a)図の装置の縦断面図である。 第3(c)図は、空気通路の横断面積が最大値より小さくなる第3位置にある空 気流量調整手段を示す、第3(a)図の装置の縦断面図である。 第4(a)図は、停止位置にある空気流量調整手段を示す、本発明の第2局面に よる装置の縦断面図である。 第4(b)図は、空気通路の横断面積が最大となる第2位置にある空気流量調整 手段を示す、第4(a)図の装置の縦断面図である。 第4(c)図は、空気通路の横断面積が最大値より小さくなる第3位置にある空 気流量調整手段を示す、第4(a)図の装置の縦断面図である。 第5(a)図は、停止位置にある空気流量調整手段を示す、本発明の第2局面に よる装置の縦断面図である。 第5(b)図は、空気通路の横断面積が最大となる第2位置にある空気流量調整 手段を示す、第5(a)図の装置の縦断面図である。 第5(c)図は、空気通路の横断面積が最大値より小さくなる第3位置にある空 気流量調整手段を示す、第5(a)図の装置の縦断面図である。 第6(a)図は、停止位置にある第1、第2の遮断手段を有する空気流量調整手 段を示す、本発明の第1局面による装置の縦断面図である。 第6(b)図は、空気通路の横断面積が最小値より大きい第2位置 に第2遮断手段がある状態の第6(a)図の装置の縦断面図である。 第6(c)図は、空気通路の横断面積が最大値よりも小さくなる第2位置にある 第1遮断手段を示す、第6(b)図の装置の縦断面図である。 第7(a)図は、停止位置にある空気流量調整手段を示す、本発明の範囲以外の 装置の縦断面図である。 第7(b)図は、空気通路の横断面積が最小となる第2位置にある空気流量調整 手段を示す、第7(a)図の装置の縦断面図である。 第8図は、停止位置にある空気流量調整手段を示す、本発明の範囲以外の装置 の縦断面図である。 第9(a)図は、停止位置にある空気流量調整手段を示す、本発明の範囲以外の 装置の縦断面図である。 第9(b)図は、第1、第2の位置の間にある空気流量調整手段を示す、第9( a)図の装置の縦断面図である。 第10(a)図は、停止位置にある空気流量調整手段を示す、本発明の範囲以外の 装置の縦断面図である。 第10(b)図は、第1、第2の位置の間にある空気流量調整手段を示す、第10( a)図の装置の縦断面図である。 第11(a)図は、停止位置にある空気流量調整手段を示す、本発明の範囲以外の 装置の縦断面図である。 第11(b)図は、第1、第2の位置の間にある空気流量調整手段を示す、第11( a)図の装置の縦断面図である。 第12(a)図は、停止位置にある空気流量調整手段を示す、本発明の範囲以外の 装置の縦断面図である。 第12(b)図は、第1、第2の位置の間にある空気流量調整手段を 示す、第12(a)図の装置の縦断面図である。 第13図は、本発明の実施例について行った実験結果を示す。 第1(a)図により詳しく言及すると、乾燥粉末吸入装置は貫通空気通路を構成 しているほぼ円筒形の本体を包含する。この本体はマウスピース部分1、蓋部分 2、空気流量調整器部分3を包含する。蓋部分2は、マウスピース部分1と連結 している端のところに、周囲フランジ4を備えており、この周囲フランジにマウ スピース部分1の端が密着嵌合している。空気流量調整部分3は、蓋部分2と連 結する端のところに、周囲フランジ5を備えており、この周囲フランジには蓋部 分2の端が密着嵌合している。 請求の範囲 1.長手軸線を有する貫通空気通路、吸気口およびマウスピースを形成する排気 口を構成する本体と、空気通路に薬剤をディスペンスする手段と、吸気口と薬剤 をディスペンスする手段との間の位置で空気通路の横断面積を減少させるように なっている可動遮断手段および片寄せ手段とを有する空気流量調整手段とを包含 し、遮断手段が空気通路の横断面積が最大となる第1停止位置へ片寄せられてお り、また、吸入によって生じたマウスピースのところでの圧力降下に応答して、 空気通路の横断面積が最大値よりも小さくなる第2位置へ片寄せ手段の片寄せ力 に抗して移動するようになっている装置であって、空気流量調整手段が、さらに 、排気口と薬剤をディスペンスする手段との間の位置で空気通路の横断面積を減 少させるようになっている第2の可動遮断手段と、第2の片寄せ手段とを包含し 、この第2遮断手段が空気通路の横断面積が最小になる第1の停止位置へ片寄せ られており、吸入で生じたマウスピースのところでの圧力降下に応答して空気通 路の横断面積が最小よりも大きくなる第2位置へ片寄せ手段の片寄せ力に抗して 移動するようになっていることを特徴とする装置。 2.請求項1記載の装置において、吸気口の横断面積が空気通路の最大横断面積 よりも小さいことを特徴とする装置。 3.請求項1または2記載の装置において、遮断手段が空気通路の長手軸線に対 して直角の軸線に沿って空気通路を横切って摺動して空気通路を遮断するように なっている1つまたはそれ以上の仕切りを包含することを特徴とする装置。 4.請求項1または2記載の装置において、遮断手段が本体の2つ の部分を連結する膜の環状セグメントを包含することを特徴とする装置。 5.請求項4記載の装置において、膜がエラストマー材料で作ってあり、片寄せ 手段がエラストマー材料が空気通路の長手軸線に対して直角の方向に伸びるのに 抵抗を与えるようになっていることを特徴とする装置。 6.請求項4記載の装置において、遮断手段が非弾性材料で作った膜の環状セグ メントからなり、片寄せ手段が空気通路の長手軸線に沿った互いに向かう本体の 2つの部分の動きに抗して片寄せ力を与えることを特徴とする装置。 7.請求項1または2記載の装置において、遮断手段が空気通路の長手軸線に対 して直角の平面に形成された硬質の格子または多孔性シートを包含し、この多孔 性シートの吸気口側にフラップが乗っており、このフラップが、その停止位置で 、吸気口に向かって撓んでおり、第2位置で、格子または多孔性シートに向かっ て押圧されることを特徴とする装置。 8.請求項7記載の装置において、フラップが硬質であり、空気通路の長手軸線 に対して直角の軸線まわりにヒンジ止めしてあり、片寄せ手段がフラップのヒン ジのところにあるばねを包含することを特徴とする装置。 9.請求項7記載の装置において、フラップが弾性エラストマー材料で作ってあ り、片寄せ手段がフラップに設けた湾曲部からなり、この湾曲部が吸気口に向い ていることを特徴とする装置。 10.請求項1または2記載の装置において、遮断手段および片寄せ手段が弾性エ ラストマー材料の2つまたはそれ以上の協動するフ ラップからなり、これらのフラップが、第1位置で、吸気口に向いており、第2 位置で、一緒に押圧されて空気通路の横断面積を減少させることを特徴とする装 置。 11.請求項1から10までのいずれか1つの項に記載の装置において、第2の片寄 せ手段が装置の長手軸線に沿って片寄せられるばねを包含し、第2の遮断手段が このばねに装着したシヤッタを包含することを特徴とする装置。 12.請求項1または11記載の装置において、第2遮断手段が第1位置にあるとき の空気通路の横断面積がほぼゼロとなることを特徴とする装置。 13.長手軸線を有する貫通空気通路、吸気口およびマウスピースを形成する排気 口を構成する本体と、空気通路に薬剤をディスペンスする手段と、空気流量調整 手段とを包含する吸入薬剤の投与装置であって、空気流量調整手段が吸気口と薬 剤をディスペンスする手段との間の位置で空気通路の横断面積を減少させるよう になっている可動遮断手段と片寄せ手段とを包含し、遮断手段が空気通路の横断 面積が最小となる第1停止位置へ片寄せられており、また、吸入によって生じる マウスピースのところの圧力降下に応答して空気通路の横断面積が最大となる第 2位置へ片寄せ手段の片寄せ力に抗して移動するようになっており、さらに、吸 入作用によって生じるマウスピースのところのより大きな圧力降下に応答して空 気通路の横断面積が最大値よりも小さくなる第3位置へさらに移動するようにな っていることを特徴とする装置。 14.請求項13記載の装置において、遮断手段が外側溝を備えており、この外側溝 まわりに緩く嵌合するフランジによって空気流量調整 手段がハウジング内に保持されることを特徴とする装置。 15.請求項13記載の装置において、遮断手段が外側フランジを備えており、この フランジがハウジングに設けた溝に緩く嵌合することによってハウジング内に保 持されることを特徴とする装置。 16.請求項13記載の装置において、片寄せ手段および遮断手段が、共に、空気通 路の長手軸線に対して直角な平面に形成された弾性エラストマー材料で作った多 孔性ダイアフラムを包含することを特徴とする装置。 17.請求項16記載の装置において、ダイアフラムがその上下面に1つまたはそれ 以上の突起を備えており、また、空気通路の長手軸線に対して直角の平面に形成 された2つの仕切りの間に位置しており、これらの仕切りが孔を備えており、こ れらの孔と突起の幾つかあるいはすべてが協動して孔を通る空気の流れを制限ま たは阻止することを特徴とする装置。 18.請求項13から17までのいずれか1つの項に記載の装置において、遮断手段が 空気通路の長手軸線に対して直角の軸線に沿ってほぼ円形の断面となっているこ とを特徴とする装置。 19.請求項13記載の装置において、遮断手段がV字の頂点のところに形成された ヒンジのところで片寄せられているV字形の羽根を包含し、この羽根が空気通路 の長手軸線に対して直角の軸線まわりに回転することを特徴とする装置。 20.請求項13記載の装置において、空気通路が第1の孔を備えた仕切りによって 区画されており、遮断手段が仕切りと摺動可能に係合する第2の孔を備えたシヤ ッタを包含し、このシヤッタがマウスピースと連通するピストンによって片寄せ 手段の片寄せ力に抗 して仕切りに向かって摺動するようになっていることを特徴とする装置。 21.請求項1、2、3、6、13、14、15、19、20のいずれか1つの項に記載の装 置において、片寄せ手段がばねからなることを特徴とする装置。 22.請求項13から21までのいずれか1つの項に記載の装置において、遮断手段が 第1位置にあるときの空気通路の横断面積がほぼゼロであることを特徴とする装 置。 23.請求項1から23までのいずれか1つの項に記載の装置において、空気流量調 整手段が装置の残部に可逆的に取り付けられ、取り外されるようになっているこ とを特徴とする装置。 24.請求項1〜23のいずれか1つの項に記載の吸入薬剤の投与装置と一緒に用い るようになっている空気流量調整手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 9317198.1 (32)優先日 1993年8月18日 (33)優先権主張国 イギリス(GB) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),CA,FI,JP,NO,U S (72)発明者 スリース,クライブ イギリス国レスターシヤー州エル・イー12 7ジエイ・キユー.マウントソレル.ダ ンバーズロード32 (72)発明者 シエパード,マイクル・トレバー イギリス国レスターシヤー州エル・イー12 8エイ・ビー.クウオーン.チヤベニー ロード59

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.長手軸線を有する貫通空気通路、吸気口およびマウスピースを形成する排気 口を構成する本体と、空気通路に薬剤をディスペンスする手段と、空気流量調整 手段とを包含する吸入薬剤の投与装置であって、空気流量調整手段が吸気口と薬 剤をディスペンスする手段との間の位置で空気通路の横断面積を減少させるよう になっている可動遮断手段と片寄せ手段とを包含し、遮断手段が空気通路の横断 面積が最大となる第1停止位置へ片寄せられており、また、吸入によって生じた マウスピースのところでの圧力降下に応答して、空気通路の横断面積が最大値よ りも小さくなる第2位置へ片寄せ手段の片寄せ力に抗して移動するようになって いることを特徴とする装置。 2.請求項1記載の装置において、吸気口の横断面積が空気通路の最大横断面積 よりも小さいことを特徴とする装置。 3.請求項1または2記載の装置において、遮断手段が空気通路の長手軸線に対 して直角の軸線に沿って空気通路を横切って摺動して空気通路を遮断するように なっている1つまたはそれ以上の仕切りを包含することを特徴とする装置。 4.請求項1または2記載の装置において、遮断手段が本体の2つの部分を連結 する膜の環状セグメントを包含することを特徴とする装置。 5.請求項4記載の装置において、膜がエラストマー材料で作ってあり、片寄せ 手段がエラストマー材料が空気通路の長手軸線に対して直角の方向に伸びるのに 抵抗を与えるようになっていることを特徴とする装置。 6.請求項4記載の装置において、遮断手段が非弾性材料で作った膜の環状セグ メントからなり、片寄せ手段が空気通路の長手軸線に沿った互いに向かう本体の 2つの部分の動きに抗して片寄せ力を与えることを特徴とする装置。 7.請求項1または2記載の装置において、遮断手段が空気通路の長手軸線に対 して直角の平面に形成された硬質の格子または多孔性シートを包含し、この多孔 性シートの吸気口側にフラップが乗っており、このフラップが、その停止位置で 、吸気口に向かって撓んでおり、第2位置で、格子または多孔性シートに向かっ て押圧されることを特徴とする装置。 8.請求項7記載の装置において、フラップが硬質であり、空気通路の長手軸線 に対して直角の軸線まわりにヒンジ止めしてあり、片寄せ手段がフラップのヒン ジのところにあるばねを包含することを特徴とする装置。 9.請求項7記載の装置において、フラップが弾性エラストマー材料で作ってあ り、片寄せ手段がフラップに設けた湾曲部からなり、この湾曲部が吸気口に向い ていることを特徴とする装置。 10.請求項1または2記載の装置において、遮断手段および片寄せ手段が弾性エ ラストマー材料の2つまたはそれ以上の協動するフラップからなり、これらのフ ラップが、第1位置で、吸気口に向いており、第2位置で、一緒に押圧されて空 気通路の横断面積を減少させることを特徴とする装置。 11.長手軸線を有する貫通空気通路、吸気口およびマウスピースを形成する排気 口を構成する本体と、空気通路に薬剤をディスペンスする手段と、空気流量調整 手段とを包含する吸入薬剤の投与装 置であって、空気流量調整手段が吸気口と薬剤をディスペンスする手段との間の 位置で空気通路の横断面積を減少させるようになっている可動遮断手段と片寄せ 手段とを包含し、遮断手段が空気通路の横断面積が最小となる第1停止位置へ片 寄せられており、また、吸入によって生じるマウスピースのところの圧力降下に 応答して空気通路の横断面積が最大となる第2位置へ片寄せ手段の片寄せ力に抗 して移動するようになっており、さらに、吸入作用によって生じるマウスピース のところのより大きな圧力降下に応答して空気通路の横断面積が最大値よりも小 さくなる第3位置へさらに移動するようになっていることを特徴とする装置。 12.請求項11記載の装置において、遮断手段が外側溝を備えており、この外側溝 まわりに緩く嵌合するフランジによって空気流量調整手段がハウジング内に保持 されることを特徴とする装置。 13.請求項11記載の装置において、遮断手段が外側フランジを備えており、この フランジがハウジングに設けた溝に緩く嵌合することによってハウジング内に保 持されることを特徴とする装置。 14.請求項11記載の装置において、片寄せ手段および遮断手段が、共に、空気通 路の長手軸線に対して直角な平面に形成された弾性エラストマー材料で作った多 孔性ダイアフラムを包含することを特徴とする装置。 15.請求項14記載の装置において、ダイアフラムがその上下面に1つまたはそれ 以上の突起を備えており、また、空気通路の長手軸線に対して直角の平面に形成 された2つの仕切りの間に位置しており、これらの仕切りが孔を備えており、こ れらの孔と突起の幾つかあるいはすべてが協動して孔を通る空気の流れを制限ま たは 阻止することを特徴とする装置。 16.請求項11から15までのいずれか1つの項に記載の装置において、遮断手段が 空気通路の長手軸線に対して直角の軸線に沿ってほぼ円形の断面となっているこ とを特徴とする装置。 17.請求項11記載の装置において、遮断手段がV字の頂点のところに形成された ヒンジのところで片寄せられているV字形の羽根を包含し、この羽根が空気通路 の長手軸線に対して直角の軸線まわりに回転することを特徴とする装置。 18.請求項11記載の装置において、空気通路が第1の孔を備えた仕切りによって 区画されており、遮断手段が仕切りと摺動可能に係合する第2の孔を備えたシヤ ッタを包含し、このシヤッタがマウスピースと連通するピストンによって片寄せ 手段の片寄せ力に抗して仕切りに向かって摺動するようになっていることを特徴 とする装置。 19.請求項1、2、3、6、11、12、13、17、18のいずれか1つの項に記載の装 置において、片寄せ手段がばねからなることを特徴とする装置。 20.請求項11から19までのいずれか1つの項に記載の装置において、遮断手段が 第1位置にあるときの空気通路の横断面積がほぼゼロであることを特徴とする装 置。 21.請求項1から10までのいずれか1つの項に記載の装置において、空気流量調 整手段が、さらに、吸気口と薬剤をディスペンスする手段の間の位置で空気通路 の横断面積を縮小するようになっている第2の可動遮断手段と第2の片寄せ手段 とを包含し、第2遮断手段が空気通路の横断面積が最小となる第1停止位置へ片 寄せら れており、また、吸入によって生じるマウスピースのところの圧力降下に応答し て空気通路の横断面積が最小より大きくなる第2位置へ片寄せ手段の片寄せ力に 抗して移動するようになっていることを特徴とする装置。 22.請求項21記載の装置において、第2遮断手段が装置の長手軸線に沿って片寄 せられるばねを包含し、第2遮断手段がこのばね上に装着したシヤッタを包含す ることを特徴とする装置。 23.請求項21または22に記載の装置において、第2遮断手段が第1位置にあると きの空気通路の横断面積がほぼゼロとなることを特徴とする装置。 24.請求項1から23までのいずれか1つの項に記載の装置において、空気流量調 整手段が装置の残部に可逆的に取り付けられ、取り外されるようになっているこ とを特徴とする装置。 25.請求項1、11、21のいずれか1つの項に記載の吸入薬剤の投与装置と一緒に 用いるようになっている空気流量調整手段。
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