JPH09501320A - 貯蔵安定な乳製品 - Google Patents
貯蔵安定な乳製品Info
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Abstract
(57)【要約】
クリームチーズと、Awを約0.91未満に低下させるための凍結点降下剤とを配合することによって製造することができるクリームチーズ充填物を含む貯蔵安定な乳製品が記載される。該乳製品は、保存剤および酸味剤を含有していてもよい。本発明の乳製品は、長期間、貯蔵安定に保持される。本発明は、前記クリームチーズ充填物などの乳製品、製造方法およびクリームチーズ充填物を含有する食品に関する。
Description
【発明の詳細な説明】
貯蔵安定な乳製品
発明の分野
本発明は、一般に、貯蔵安定な乳製品および該乳製品の製造方法に関する。さ
らに詳しくは、本発明は、チーズを含む乳製品およびこれらの乳製品を腐敗に対
して長期間安定化する方法に関する。
発明の背景
貯蔵安定な食品充填物は、よく知られている。貯蔵安定な食品充填物は、鶏肉
、牛肉および果物を含む数種類のタイプの食品について研究されてきた。例えば
、リー(Lee)らのU.S.P 5,059,433には、水分活性(Aw)0.85
未満の貯蔵安定な充填物が開示されている。充填物は、28重量%未満の含水率
を有する。充填成分は、室温で混合され、約60°Fよりも低い温度に冷却され
、使用まで冷蔵される。
ワーリン(Wallin)らのU.S.P 4,623,542および4,612,198
には、貯蔵安定な風味のある充填物が開示されている。粘性およびpHを制御し
て、高い製品品質、高い含水率、良好な貯蔵安定性および製品安定性のうちの一
方を与える充填配合物を提供する。キンガム(Kingham)らのU.S.P 4,7
21,622には、充填物が0.20〜0.99の範囲の水分活性(Aw)を有する
貯蔵安定な充填物入り食品が開示されている。バーノタビクツ(Bernotavicz)
、U.S.P 3,922,353には、少なくとも約50重量%の含水率を有し、
少なくとも約0.90のAwを有する充填物を含有する貯蔵安定な食肉が開示され
ている。ラメット(Ramet)のフランス特許第2,610,795号には、塩、
ポリオールおよび糖の水溶液を用いて食品を保存することが開示されている。該
pHは、3〜5.5に調節され、Awは、0.60〜0.85である。
しかしながら、クリームチーズ充填物のような貯蔵安定な乳製品の開発が必要
とされている。公知のチーズ充填物は、一般に、貯蔵安定ではなく、したがって
、
腐敗を防止するために、冷蔵するか、または、無菌包装しなければならない。例
えば、1991年10月22日に発行されたリー(Lee)らのU.S.P 5,05
7,433を参照。さらに、従来の保存方法は、一般に、高価であり、時間を要
するものである。さらに、冷蔵貯蔵および輸送は、腐敗を回避し、乳製品を充分
に利用することも必要とされている。さらにまた、これらの公知のチーズ充填物
は、それらを包装しない場合、敏感な成分であり、それらを使用しないと、急速
に腐敗するであろう。かくして、貯蔵安定な乳製品、および、該乳製品の製造方
法が実質的に必要とされている。
発明の概要
本発明の第1の態様では、ある量の、Awを約0.91未満に低下させるのに有
効な凍結点降下剤および水を含む貯蔵安定な乳製品が提供される。所望により、
保存剤および酸味剤を添加して、pHを約2〜5に低下させ、微生物増殖から乳
製品を保護することができる。本発明は、本発明の貯蔵安定な乳製品を含有する
食品に関する。かかる食品の例としては、パン製品、特に、ペストリー類、ドー
ナツ類、ベーグル類、デーニッシュ類、ターンオーバー類およびトースターシュ
トルーデルが挙げられる。
本発明の好ましい態様により、クリームチーズ、湿潤剤、物理的安定剤および
水を含む貯蔵安定なチーズを提供する。物理的安定剤は、セルロース化合物、な
らびに、デンプン、キサンタンガム、ロウカストビーンガム(locust bean gum
)およびグアーガム(guar gum)からなる群から選択される1種類以上の化合物
からなる。
本発明は、乳製品と、ある量の、Awを約0.91未満に低下させるのに有効な
凍結点降下剤とを混合することによる乳製品の保存方法に関する。
本発明は、貯蔵安定な乳製品を提供するものである。貯蔵安定な乳製品は、約
8週間までの期間、周囲条件下で貯蔵することができる。これにより、乳製品の
冷蔵貯蔵および冷蔵輸送の必要は排除される。さらに、本発明の乳製品は、有力
な微生物ハザード源であることが知られている成分である敏感な成分を取り扱う
ことを必要とする別の製造方法の必要を排除する。かくして、本発明の乳製品は
、
実質的に費用を削減し、乳製品を取り込んだ食品の製造に高度な汎用性を加える
。
発明の詳細な説明
本発明は、ある量の、Awを約0.91未満に低下させるのに有効な凍結点降下
剤および水を含む貯蔵安定な乳製品に関する。任意の成分としては、保存剤、p
Hを約2〜5に低下させるための酸味剤および物理的安定剤が挙げられる。
A.乳製品
本発明は、乳製品の保存に関する。一般に、乳製品は、酵母およびカビの増殖
により腐敗する。酵母およびカビは、乳製品における典型的に高い水分活性(Aw
=0.91以上)のために、乳製品の中で増殖する。乳製品は、それらを取り込
んでいる所定の食品に、特に、フレーバー、質感、食感、および栄養価を加える
。
一般に、本発明の乳製品は、ミルクまたは他の乳製タンパク源からなる。乳製
タンパクおよび乳製品は、腐敗しがちであるか、または、乳製品についての凝乳
化(タンパク凝集およびフォールアウト(fall out))ならびに酵母およびカビの
増殖により許容されない食品となる。凝乳化は、ある種の食品(例えば、チーズ
)において望ましいが、ある種の食品(例えば、ミルク)においては望ましくな
い。好適な乳製品の例は、バター、チーズ、クリームチーズ、ミルク、バターミ
ルク、アイスクリームおよびクリームである。1つの好ましい態様において、本
発明は、チーズ、最も好ましくは、クリームチーズに関する。
クリームチーズは、ミルクおよびクリームから製造される軟らかな熟していな
いチーズである。ミルクとクリームとの混合物を均質化し、低温殺菌し、約80
°Fに冷却し、セットする。典型的な具体例では、クリームチーズは、55重量
%未満の水分および33%を超える乳脂肪を有する。
貯蔵安定な乳製品で使用される乳製品の重量%は、貯蔵安定な乳製品の全重量
に基づいて約10〜80重量%であり得る。好ましくは、乳製品の量は、約20
〜70重量%である。さらに好ましくは、乳製品の量は、約50〜70重量%で
ある。最も好ましくは、貯蔵安定な充填物における乳製品の量は、約60〜67
重量%である。
B.水分活性の低下
一般に、貯蔵安定な乳製品中の水分量は、貯蔵安定な乳製品において約32〜
41重量%である。好ましくは、貯蔵安定な乳製品中の水分量は、約35〜38
%である。
本発明組成物は、水分活性(Aw)を低下させるいずれの組成物からなってい
てもよい。Awは、生物学的反応および化学反応を支持するために利用可能な未
結合の遊離水の系における指標である。水分活性の1つの指標は、(Aw)=(p/
po)であり、ここで、pは、系(貯蔵安定な乳製品)における水分の蒸気圧であ
り、poは、同一温度での純水の蒸気圧である。Awが低下すると、細菌の増殖が
制限され、これは、該乳製品中の水分の蒸気圧であるpを低下させることにより
行われる。pは、乳製品中に充分な量の凍結点降下剤を含ませることにより下げ
られる。pの低下は、p=(Aw)*(po)であることを示すラウールの法則に従っ
ている(ここで、Awは、貯蔵安定な乳製品における成分のモルの合計に対する
凍結点降下剤のモルの比率でもある)。食品保存に関係するほとんどの細菌は、
増殖するために0.90を超えるAw値を必要とする。かくして、Awが0.91未
満に低下すると、ほとんどの種類の細菌が乳製品中で増殖することを防止する。
凍結点降下剤を使用して、充填物の水分活性(Aw)を約0.91未満に低下さ
せる。凍結点降下剤は、一般には、湿潤剤である。湿潤剤は、限定されないが、
アルコール、糖類、ガム、塩およびそれらの混合物から選択することができる。
好ましくは、湿潤剤は、一価アルコール、ジオール、ポリオール;単糖類、二
糖類、三糖類、それらの塩およびそれらの混合物からなる群から選択される。さ
らに好ましくは、湿潤剤は、グリセロール、フルクトース、スクロース、グルコ
ース、プロピレングリコール、塩化ナトリウム、ソルビトール、マンニトール、
ポリデキストロース、カルボキシメチルセルロース、グアーガム、糖蜜、ポリメ
タリン酸カリウム、トリアセチン、プロピオナート、乳酸ナトリウム、グルタミ
ン酸一ナトリウム、コーンシロップ、グリシン、1,2−プロパンジオール、ア
ルギナートおよびそれらの混合物からなる群から選択される。
凍結点降下剤は、Awを約0.75〜0.91に低下させ、より好ましくは、Aw
は、組成物について約0.80〜0.89に低下させられる。
好ましくは、凍結点降下剤の量は、貯蔵安定な乳製品の約10〜75重量%で
ある。さらに好ましくは、凍結点降下剤の量は、約25〜65重量%である。さ
らに好ましくは、凍結点降下剤の量は、約29〜50重量%である。
好ましくは、凍結点降下剤は、乳製品の全重量に基づいて、グリセリン約2〜
0重量%を含有する。さらに好ましくは、凍結点降下剤は、貯蔵安定な乳製品の
全重量に基づいて、グリセリン約2〜10重量%、フルクトース10〜50重量
%およびスクロース0〜50重量%の混合物を含有する。好ましい具体例では、
凍結点降下剤における糖に対する塩の比率は、塩辛くない所望の味に達するよう
にバランスが取られる。好ましくは、チーズ充填物は、約1重量%未満の塩を含
有する。
例えば、典型的なクリームチーズでは、通常の凍結点は、約−18℃である。
本発明の貯蔵安定なクリームチーズは、約−30℃よりも低い凍結点を有する。
さらに好ましくは、貯蔵安定なクリームチーズの凍結点は、約−35℃よりも低
い。
貯蔵安定な乳製品における乳製品の全体量は、凍結点降下剤を選択する際に重
要である。所定の食品が少なくとも約50重量%以上の乳製品を有する場合、凍
結点降下剤は、グリセリンを含有すべきである。好ましくは、貯蔵安定な乳製品
は、貯蔵安定な乳製品が少なくとも約50重量%以上の乳製品を有する場合、約
2〜10重量%のグリセリンを含有する。グリセリンは、一般に、単純な糖類よ
りも有効な凍結点降下剤であり、充填物中の乳製品の量が50重量%を超える場
合、単純な糖類だけでは、Awを0.91未満に低下させるのは不充分である。
C.安定剤
物理的安定剤は、粘性を増大させ、高い熱、高い剪断応力、凍結温度および酸
性度に対する安定性を与えるために、本発明の貯蔵安定な乳製品に添加される。
さらに、物理的安定剤は、凍結/解凍安定性を与え、かつ、滑らかな質感を与え
る。
一般に、物理的安定剤の量は、貯蔵安定な乳製品の約1〜10重量%である。
好ましくは、物理的安定剤の量は、約2〜8重量%である。さらに好ましくは、
物理的安定剤の量は、2〜5重量%である。
一般に、物理的安定剤は、ガム、セルロース化合物、デンプンおよびそれらの
混合物であることができる。詳細には、ガムは、キサンタンガム、ロウカストビ
ーンガム、グアーガム、およびそれらの混合物からなる群から選択される。ガム
混合物は、熱、高い剪断応力、酸性度および凍結解凍に対する安定性を与える。
好ましくは、ガム混合物は、キサンタンガム約40〜60重量%、ロウカストビ
ーンガム約25〜40重量%およびグアーガム約10〜25重量%を含有する。
好ましいデンプンは、ナショナル・カンパニー(National Company)からの
ウルトラ−スパース・スターチ(Ultra-sperse starch)であり得る冷水膨潤デ
ンプンである。該デンプンは、粘性を増大させ、熱、酸および剪断応力安定性を
加える。本発明の典型的な環境において、ガム混合物は、貯蔵安定な乳製品の全
重量の約0.1〜0.5重量%、デンプンは、約1〜7.5重量%からなる。1つ
の具体例では、ガム混合物は、貯蔵安定な乳製品の0.2〜0.4重量%からなる
であろうし、テンプンは、約1〜3重量%からなるであろう。
好ましい具体例では、物理的安定剤は、さらに、セルロース化合物を含有する
。セルロース化合物は、貯蔵安定な乳製品における液体分離(liquid separatio
n)を防止する。セルロース化合物は、カルボキシメチルセルロース、カルボキ
シエチルセルロース、カルボキシプロピルセルロース、およびそれらの混合物か
らなる群から選択され得る。好ましくは、貯蔵安定な乳製品中、約0.1〜0.5
重量%のカルボキシメチルセルロースが存在する。さらに好ましくは、カルボキ
シメチルセルロースの量は、約0.2〜0.4重量%である。最も好ましくは、カ
ルボキシメチルセルロースの量は、貯蔵安定な乳製品中約0.3重量%である。
D.酸味剤
酸味剤は、pHレベルを約2〜5に調節するために、貯蔵安定な乳製品中で利
用される。pHは、保存剤により最適な保存性を得るために乳製品中で低下され
る。一般に、pHは、保存剤の約pKaレベルに調節される。好ましくは、pHレベ
ルは、約3.0〜4.5に調節される。さらに好ましくは、pHレベルは、約3.5
〜4.0に調節される。
一般に、酸味剤は、いずれの食品用酸であってもよい。詳細には、酸味剤は、
リン酸、硫酸、アジピン酸、酒石酸、コハク酸、酢酸、フマル酸、プロピオン酸
、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、およびそれらの混合物からなる群から選択され得
る。好ましくは、酸味剤は、クエン酸である。
好ましくは、貯蔵安定な乳製品中の酸味剤の量は、約0.15〜0.85重量%
である。さらに好ましくは、酸味剤の量は、約0.20〜0.65重量%である。
最も好ましくは、酸味剤の量は、約0.20〜0.45重量%である。
E.保存剤
本発明は、保存剤を含有していてもよい。一般に、保存剤は、乳製品における
細菌の増殖から保護する。保存剤は、貯蔵安定な乳製品中で酵母−カビ阻害剤と
して作用する。一般に、保存剤は、いずれの食品用保存剤であってもよい。詳細
には、保存剤は、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、ソルビン酸ナトリウム、プ
ロピオン酸ナトリウム、プロピオン酸カルシウム、安息香酸ナトリウム、安息香
酸カルシウム、それらの混合物、および、食品において一般的に使用される他の
市販の阻害剤からなる群から選択され得る。好ましくは、保存剤は、ソルビン酸
またはソルビン酸カリウムである。
好ましくは、保存剤の量は、貯蔵安定な乳製品の約0.05〜0.35重量%で
ある。さらに好ましくは、保存剤の量は、約0.07〜0.25重量%である。最
も好ましくは、保存剤の量は、約0.075〜0.15重量%である。
保存方法
本発明は、乳製品の保存方法に関するものでもある。本発明の貯蔵安定な乳製
品を製造するために、乳製品と、ある量の、Awを0.91未満に低下させるのに
有効な凍結点降下剤、ならびに、所望により、有効保存量の保存剤およびpHを
約2〜5に調節するための酸味剤とを混合する。好ましくは、凍結点降下剤は、
貯蔵安定な乳製品の全重量に基づいて、約2〜10重量%のグリセリンを含有す
る。所望により、乳製品の保存方法は、さらに、該乳製品を物理的安定剤と接触
させることを含んでもよい。好ましくは、物理的安定剤は、セルロース化合物約
0.1〜0.5重量%、ならびに、デンプン、キサンタンガム、ロウカストビーン
ガムおよびグアーガムからなる群から選択される1種類以上の安定剤約1.5〜
7.9重量%を含有する。さらに好ましくは、セルロース化合物は、カルボキシ
メチルセルロース、カルボキシエチルセルロースおよびカルボキシプロピルセル
ロースからなる群から選択される。好ましい具体例では、セルロース化合物は、
カルボキシメチルセルロースである。
本発明は、また、本発明の貯蔵安定な乳製品からなる食品の製造に関する。本
発明の貯蔵安定な乳製品を利用する典型的な食品の例としては、ペストリー類、
デーニッシュ類、ベーグル類、ターンオーバー類、ドーナツ類およびトースター
シュトルーデルを含むパン製品が挙げられる。
使用実施例
以下の使用実施例は、本発明の方法を説明するものであり、限定するものでは
ない。
使用実施例1〜5は、本発明に従って処方された種々の例示的なクリームチー
ズ組成物を示す。
使用実施例1
成分 %
クリームチーズ 71.88
高フルクトースコーンシロップ 11.14
グリセリン 5.00
塩 .40
スクロース 8.93
ソルビン酸カリウム 0.10
クエン酸 0.35
ガム配合物 0.15
カルボキシメチルセルロース 0.30
乾燥クリームチーズ 0.00
調製コーンスターチウルトラスパース(Modified Corn
Starch Ultrasperse)[ナショナル・カンパニー
(National Company)から] 1.75
100.00
使用実施例2
成分 %
クリームチーズ 61.88
高フルクトースコーンシロップ 11.14
グリセリン 5.00
塩 .40
スクロース 13.93
ソルビン酸カリウム .10
クエン酸 .35
ガム配合物 .15
カルボキシメチルセルロース .30
乾燥クリームチーズ 5.00
調製コーンスターチウルトラスパース[ナショナル・
カンパニーから] 1.75
100.00
使用実施例3
成分 %
クリームチーズ 51.88
高フルクトースコーンシロップ 16.14
グリセリン 5.00
塩 0.40
スクロース 13.93
ソルビン酸カリウム 0.10
クエン酸 0.35
ガム配合物 0.15
カルボキシメチルセルロース 0.30
乾燥クリームチーズ 10.00
調製コーンスターチウルトラスパース[ナショナル・
カンパニーから] 1.75
100.00
使用実施例4
成分 %
クリームチーズ 63.75
高フルクトースコーンシロップ 15.30
グリセリン 5.00
塩 .40
スクロース 8.83
ソルビン酸カリウム .10
クエン酸 .35
ガム配合物 .15
カルボキシメチルセルロース .30
乾燥クリームチーズ 4.07
調製コーンスターチウルトラスパース[ナショナル・
カンパニーから] 1.75
100.00
使用実施例5
成分 %
クリームチーズ 63.75
高フルクトースコーンシロップ 19.47
グリセリン 5.00
塩 0.40
スクロース 8.83
ソルビン酸カリウム 0.10
クエン酸 0.35
ガム配合物 0.15
カルボキシメチルセルロース 0.20
調製コーンスターチウルトラスパース[ナショナル・
カンパニーから] 1.75
100.00
貯蔵安定性
本発明によると、クリームチーズ約64%、高フルクトースコーンシロップ約
19%、グリセロール約5%、塩約0.6%、スクロース約9.4%、クエン酸約
0.35%、ガム配合物約0.15%、調製コーンスターチ約1%および保存剤と
してのソルビタン酸カリウム約0.1%からなるクリームチーズ充填物にスタフ
ィロコッカス・アウレウス(staphylococcus aureus)およびサルモネラを25
℃および32℃で接種した。該クリームチーズ試料を8週間、定期的に試験した
。該実験は、25℃または32℃では、規則的な酵母またはカビの増殖はなかっ
たことを示した。さらに、3日後、スタフィロコッカス・アウレウス(staphylo
coccus aureus)およびサルモネラ菌は、回収されなかった。初期プレートカウ
ントは、8週間の実験の間じゅう、変化がなかった。これらの結果から、クリー
ムチーズ充填物が、25℃および32℃で8週間、貯蔵安定であることが分かる
。
本発明を、種々の具体例を引用して詳細に説明したが、種々の変更、適合化、
および変形は、以下の請求の範囲によって定義される本発明の精神および範囲か
ら逸脱せずに行われてもよいことが認識されるであろう。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.(a)乳製品、 (b)ある量の、Awを約0.91未満に低下させるのに有効な凍結点降下剤、 および (c)水 からなることを特徴とする貯蔵安定な乳製品。 2.さらに、有効保存量の保存剤を含有する請求項1記載の貯蔵安定な乳製品 。 3.さらに、pHレベルを約2〜5に低下させるのに有効な量の酸味剤を含有 する請求項1記載の貯蔵安定な乳製品。 4.酸味剤が、リン酸、硫酸、アジピン酸、酒石酸、コハク酸、酢酸、フマル 酸、プロピオン酸、クエン酸、リンゴ酸、乳酸およびそれらの混合物からなる群 から選択される請求項3記載の貯蔵安定な乳製品。 5.乳製品が、ミルク、バターミルク、チーズ、クリームチーズ、バター、ア イスクリームおよびそれらの混合物からなる群から選択される請求項1記載の貯 蔵安定な乳製品。 6.乳製品がクリームチーズからなる請求項1記載の貯蔵安定な乳製品。 7.さらに、物理的安定剤を含有する請求項1記載の貯蔵安定な乳製品。 8.物理的安定剤がセルロース化合物からなり、セルロース化合物がセルロー ス化合物、セルロース誘導体およびそれらの混合物からなる群から選択される請 求項7記載の貯蔵安定な乳製品。 9.物理的安定剤がカルボキシメチルセルロース、カルボキシエチルセルロー ス、カルボキシプロピルセルロースおよびそれらの混合物からなる群から選択さ れる請求項7記載の貯蔵安定な乳製品。 10.さらに、デンプン、キサンタンガム、ロウカストビーンガム、グアーガ ムおよびそれらの混合物からなる群から選択される物理的安定剤を含有する請求 項7記載の貯蔵安定な乳製品。 11.乳製品が約55重量%未満の水を含有するクリームチーズからなる請求 項6記載の貯蔵安定な乳製品。 12.凍結点降下剤が湿潤剤からなる請求項1記載の貯蔵安定な乳製品。 13.湿潤剤がアルコール、糖類、ガム、塩およびそれらの混合物からなる群 から選択される請求項12記載の貯蔵安定な乳製品。 14.湿潤剤がグリセロール、スクロース、フルクトース、グルコース、プロ ピレングリコール、塩化ナトリウム、ソルビトール、マンニトール、ポリデキス トロース、カルボキシメチルセルロース、グアーガム、糖蜜、ポリメタリン酸カ リウム、トリアセチン、プロピオナート、乳酸ナトリウム、グルタミン酸一ナト リウム、コーンシロップ、グリシン、1,2−プロパンジオール、アルギナート 、およびそれらの混合物からなる群から選択される請求項12記載の貯蔵安定な 乳製品。 15.貯蔵安定な乳製品が少なくとも50重量%のクリームチーズおよび約2 〜10重量%のグリセリンを有する請求項6記載の貯蔵安定な乳製品。 16.請求項1記載の組成物からなる食品。 17.(a)チーズ約20〜70重量%、 (b)湿潤剤約25〜65重量%、 (c)物理的安定剤約2〜8重量%、および (d)水 からなる貯蔵安定なチーズ。 18.さらに、保存剤約0.07〜0.25重量%およびpHレベルを約2〜5 に調節するための酸味剤を含有する請求項17記載の貯蔵安定なチーズ。 19.Awが約0.75〜0.91である請求項17記載の貯蔵安定なチーズ。 20.Awが約0.80〜0.89である請求項17記載の貯蔵安定なチーズ。 21.pHレベルが約3〜4.5である請求項18記載の貯蔵安定なチーズ。 22.酸味剤がリン酸、硫酸、アジピン酸、酒石酸、コハク酸、酢酸、フマル 酸、プロピオン酸、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、およびそれらの混合物からなる 群から選択される請求項18記載の貯蔵安定なチーズ。 23.チーズがクリームチーズからなる請求項17記載の貯蔵安定なチーズ。 24.物理的安定剤が、 (i)セルロース化合物約0.1〜0.5重量%、 (ii)デンプン、キサンタンガム、グアーガム、およびロウカストビームガム からなる群から選択される1種類以上の安定剤約1.5〜7.9重量% を含有する(ここで、重量%は、貯蔵安定なチーズの全重量に基づく)請求項1 7記載の貯蔵安定なチーズ。 25.湿潤剤がアルコール、糖類、ガム、塩およびそれらの混合物からなる群 から選択される請求項17記載の貯蔵安定なチーズ。 26.湿潤剤がグリセロール、スクロース、フルクトース、グルコース、プロ ピレングリコール、塩化ナトリウム、ソルビトール、マンニトール、ポリデキス トロース、カルボキシメチルセルロース、グアーガム、糖蜜、ポリメタリン酸カ リウム、トリアセチン、プロピオナート、乳酸ナトリウム、グルタミン酸一ナト リウム、コーンシロップ、グリシン、1,2−プロパンジオール、アルギナート およびそれらの混合物からなる群から選択される請求項17記載の貯蔵安定なチ ーズ。 27.湿潤剤が1重量%未満の塩からなる請求項17記載の貯蔵安定なチーズ 。 28.(a)クリームチーズ約50〜70重量%、 (b)湿潤剤約29〜50重量%(ここで、湿潤剤は、Awを約0.82〜0. 86に低下させるためにグリセリン約2〜10重量%からなる)、 (c)ソルビン酸カリウム、ソルビン酸およびそれらの混合物からなる群から 選択される保存剤約0.1〜0.2重量%、 (d)(i)カルボキシメチルセルロース約0.1〜0.5重量%、および (ii)デンプン、キサンタンガム、ロウカストビーンガムおよびグアー ガムからなる群から選択される1種類以上の安定剤約1.5〜4.9重量% からなる物理的安定剤約2.0〜5.0重量%、 (e)pHレベルを約3〜4に調節するための酸味剤約0.20〜0.45重量 %、および (f)水 からなる貯蔵安定なクリームチーズ。 29.湿潤剤が (a)フルクトース約10〜47.5重量%、 (b)グリセリン約2〜10重量%、 (c)塩約0.4〜2.0重量%、および (d)スクロース約0〜37.6重量% からなる(ここで、重量%は、貯蔵安定なクリームチーズの全重量に基づく)請 求項28記載の貯蔵安定なクリームチーズ。 30.乳製品と、ある量の、Awを約0.91未満に低下させるのに有効な凍結 点降下剤とを混合することからなる乳製品の保存方法。 31.さらに、乳製品と、有効保存量の保存剤およびpHを約2〜5に低下さ せるための酸味剤とを混合することを含む請求項30記載の方法。 32.凍結点降下剤が貯蔵安定なクリームチーズの全重量に基づいてグリセリ ン約2〜10重量%からなる請求項30記載の方法。 33.さらに、クリームチーズを、貯蔵安定なクリームチーズの全重量に基づ いて約0.1〜0.5重量%のセルロース化合物からなる物理的安定剤と接触させ ることを含む請求項30記載の方法。
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