JPH09501195A

JPH09501195A - 低発泡性洗剤または清浄組成物

Info

Publication number: JPH09501195A
Application number: JP7506184A
Authority: JP
Inventors: ヘエス、ウド; キーヴェルト、エヴァ; ベーラー、アンシュガール; ハーフェルカンプ、アシュトリート; リンク、ケルシュティン; パスツーラ、アメリゴ; フォルフ、ナーダ
Original assignee: ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン
Priority date: 1993-08-04
Filing date: 1994-07-26
Publication date: 1997-02-04
Also published as: ES2099628T3; EP0712436A1; DE59402172D1; WO1995004803A1; US5753606A; DE4326112A1; EP0712436B1

Abstract

(57)【要約】本発明は、Ｃ_8-18アルキルポリグリコシドと脂肪酸アルキルエステルアルコキシレート、特に脂肪酸メチルエステルエトキシレートを含有する低発泡性の液体洗剤および多目的クリーナーに関する。

Description

【発明の詳細な説明】低発泡性洗剤または清浄組成物本発明は、硬質表面用の低発泡性洗剤または清浄組成物、好ましくは液体の洗剤または清浄組成物に関する。硬質表面用清浄組成物は、家庭および業務部門に存在する陶器類を除く非織物表面であると解される。「多目的クリーナー」という名称は、この種の清浄組成物について採用された。低発泡性の多目的クリーナーは、手で利用すると、泡が数分以内でかなり低減される、低い泡沫体積を発現するクリーナーである。多目的クリーナーは、長く知られてきた。それは、本質的には、ビルダーの添加または無添加の、および水溶性溶媒または可溶化剤の添加もしくは無添加の様々な種類の界面活性剤水溶液である。実際には、手で利用する場合に、多目的クリーナーの高い発泡力が不利益であることが徐々に分かってきた。使用者は、特定の清浄機能が始まる効果の証しとして、清浄溶液による発泡を見たがるが、その後、泡沫は、一度清浄された表面を拭き直す必要がないほど可能な限り迅速に、再度消滅すべきである。多くの場合、液体洗剤も、洗濯機内でのその有用性を制限する多量の泡沫を発生する傾向がある。低発泡力について高まってきている要求を満たすために、多目的クリーナーの製造者は、その製品における界面活性剤含量をかなり減量し始めており、結果として、その製品は当然、相当な清浄力の損失を導く。そのような製品の使用者は、拭き取り時のより大きな機械的効果によって、清浄力の損失を補わなければならない。アルキルポリグリコシド（ＡＰＧ）は、その好ましい生態学的特性のために、洗剤および清浄組成物に広まってきている。しかしながら、アルキルポリグリコシドは、高発泡性の界面活性剤であることが知られている。すなわち、それは、高い発泡力を発揮することが望まれる製品（すなわち、例えば手による食器洗浄用洗剤または髪用シャンプー）に推奨されている。欧州特許第００７００７４号および同第００７００７６号には、種々のＡＰＧ含有界面活性剤の組み合わせに基づく対応する高発泡性洗剤および清浄組成物が記載されている。したがって、その組み合わせも、多目的クリーナーには推奨されていない。特定の短鎖Ｃ_8-10アルキルグルコシド［例えばトリトン(Triton、登録商標)CG -110、ローム・アンド・ハース(Rohm & Haas)の製品］も、安定した泡沫を発現する高発泡性非イオン界面活性剤として、少し前から知られている。洗浄器、特に食器洗浄器での用途のためのアルキルポリグルコシドを含有する低発泡性清浄組成物が、国際特許出願公開第８８／０９３６９号に記載されている。この組成物は、ＨＬＢ値が約１０またはそれ以下でかつプロピレンオキサイド単位を含有し得る通常の低発泡性脂肪アルコールアルコキシレートの存在によって、その低発泡特性を得ている。脂肪酸アルキルエステルアルコキシレートをベースとする洗剤混合物が、ドイツ特許出願公開第４２２７０４６号に記載されている。本発明が解決すべき課題は、非常に低い発泡力と共に、高い洗浄力および容易な生分解性を併せ持つ洗剤または清浄組成物を提供することであった。組成物が硬質表面を手で清浄するために使用される場合、非常に低い発泡力とは、初期に形成された泡沫が２分以内に目に見えて減少すべきであることを意味する。驚くべきことに、非常に低い発泡特性と高い洗浄力を併せ持つ液体洗剤および多目的クリーナーは、特定の脂肪酸アルキルエステルアルコキシレートと高発泡性であることが知られている特定のＣ_8-16アルキルポリグリコシドの組み合わせを用いることにより得られることが見い出された。本発明は、式（Ｉ）：Ｒ¹-Ｏ-[Ｚ]_x （Ｉ）（式中、Ｒ¹は、８〜１８個の炭素原子を含有する直鎖または分枝の飽和もしくは不飽和アルキル基、Ｚは糖単位、好ましくはグルコース単位またはキシロース単位であり、およびｘは１〜１０の整数である。）で表される少なくとも１種のアルキルポリグリコシド０.１〜５０重量％、好ましくは１〜２０重量％、および式（II）：Ｒ²ＣＯ₂-(ＡＯ)_y-Ｒ³ （II）（式中、Ｒ²は、５〜２１個の炭素原子を含有する分枝または直鎖の飽和もしくは不飽和アルキル基、ＡＯは、Ｃ_2-4アルキレンオキサイド単位、ｙは１〜３０の数、およびＲ³は、１〜６個の炭素原子を含有する直鎖または分枝のアルキル基である。）で表される少なくとも１種の脂肪酸アルキルエステルアルコキシレート０.０５〜５０重量％、好ましくは１〜２０重量％を含有する含水洗剤または清浄組成物に関する。本発明の洗剤中で使用されるアルキルポリグリコシドは、関連する有機化学調製法によって得られてよい既知の物質である。欧州特許出願公開第０３０１２９８号および国際特許出願公開第９０／３９７７号は、本発明の主題について入手できる文献の例として引用される。アルキルポリグリコシドは、糖または糖残基（すなわち、５または６個の炭素原子を含有するアルドースもしくはケトース、好ましくはグルコースおよびキシロース）から誘導されてよい。したがって、好ましいアルキルポリグリコシドは、アルキルポリグルコシドおよびアルキルポリキシロシドである。一般式（Ｉ）の指数ｘは、オリゴマー化度（ＤＰ度）、すなわちモノ-およびオリゴグリコシドの分布を示し、１〜１０の数である。特定の化合物のｘは、常に整数でなければならず、特に１〜６の値をとることができるが、ある種のアルキルポリグリコシドのｘの値は、一般に端数である分析的に決定された計算値である。平均オリゴマー化度が１.１〜３.０、好ましくは１.１〜１.７であるアルキルポリグリコシドが好ましく使用される。式（Ｉ）中のアルキル基Ｒ¹は、８〜１８個の炭素原子を含有する第１級の分枝または非分枝のアルコールから誘導され得る。典型的な例は、ミリスチルアルコール、セチルアルコールおよびそれらの工業用混合物である。しかしながら、Ｒ¹が８〜１２個、特に８〜１０個の炭素原子を含有する炭化水素基である式（Ｉ）で表されるアルキルポリグリシドが好ましい。典型的な例は、ラウリルアルコールの他に、特に、カプリルアルコールおよびカプリンアルコール、並びに、例えば工業用脂肪酸メチルエステルの水素化においてまたはレーレン(Roelen's)オキソ合成からのアルデヒドの水素化において得られるそれらの工業用混合物である。本発明の組成物において使用される式（II）の脂肪酸アルキルエステルアルコキシレートは、通常の方法（例えばアルコキシル化メタノールを用いた脂肪酸誘導体のエステル化）によって調製され得る。しかしながら、この方法は、ある種の不利益を伴う。すなわち、この方法は２つの段階を含み、エステル化反応は非常に長時間続き、また、高い反応温度で生成物が変色する。加えて、対応する生成された脂肪酸メチルエステルアルコキシレートは、しばしば、エステル化後に、特定の利用については問題と成り得る比較的高いＯＨ値を有する。式（II）で表される脂肪酸アルキルエステルアルコキシレートは、好ましくは、アルキレンオキサイド、特にエチレンオキサイドと脂肪酸アルキルエステルの不均一触媒直接アルコキシル化によって生成される。この合成方法は、国際特許出願公開第９０／１３５３３号および同第９１／１５４４１号に詳細に記載されている。形成された生成物は、低いＯＨ値を特徴としており、反応は一段階で行われて、薄色の生成物が得られる。脂肪酸メチルエステルのエトキシル化によって得られる式（II）で表される脂肪酸アルキルエステルアルコキシレート（すなわち、式（II ）中、ＡＯはエチレンオキサイド単位およびＲ³はメチル基である。）が、好ましく使用される。出発物質として用いられる脂肪酸メチルエステルは、天然油脂から得られても合成的に製造されてもよい。ｙが５〜２５、特に９〜１８の数である脂肪酸アルキルエステルアルコキシレートは、本発明の多目的クリーナーに好ましく使用される。対照的に、Ｒ²が、１２〜１８個の炭素原子を含有する直鎖または分枝の飽和アルキル基であり、およびｙが３〜１５の数である脂肪酸アルキルエステルアルコキシレートは、本発明の液体洗剤に使用される。本発明の液体洗剤と多目的クリーナーを、親油性の汚れを除去するのに使用するのであれば、本発明の範囲においてエトキシル化度が低い脂肪酸アルキルエステルアルコキシレートを使用する。親水性の汚れを除去しようとするのであれば、本発明の範囲においてエトキシル化度が比較的高い脂肪酸アルキルエステルエトキシレートを使用するのが望ましい。本発明の好ましい一態様において、さらに、上述の液体洗剤と多目的クリーナーは、Ｃ_6-18アルキルベンゼンスルホネート、Ｃ_6-18アルカンスルホネート、Ｃ_6-18 アルキルスルフェート、Ｃ_6-18アルキルポリグリコールエーテルスルフェート、α-オレフィンスルホネート、Ｃ_6-18アルキルポリグリコールエーテルスルホネート、グリセリンエーテルスルホネート、グリセリンエーテルスルフェート、ヒドロキシ混成エーテルスルフェート、モノグリセリドスルフェート、スルホスクシネート、スルホトリグリセリド、石けん、アミド石けん、Ｃ_6-18脂肪酸アミドエーテルスルフェート、Ｃ_6-18アルキルカルボキシレート、脂肪酸イセチオネート、Ｎ-Ｃ_6-18-アシルサルコシネート、Ｎ-Ｃ_6-18-アシルタウリド、Ｃ_6-18 アルキルオリゴグルコシドスルフェート、Ｃ_6-18アルキルホスフェート、およびそれらの混合物の群より選ばれたアニオン界面活性剤を、液体洗剤または多目的クリーナーの総重量に対して４０重量％までの量で含有する。もう一つの好ましい態様において、本発明の液体洗剤または多目的クリーナーは、さらに、Ｃ_6-18アルキルポリグリコールエーテル、糖エステル、Ｃ_6-18脂肪酸ポリグリコールエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、Ｃ_6-18脂肪酸部分グリセリド、およびそれらの混合物の群より選ばれる非イオン界面活性剤も、液体洗剤または多目的クリーナーの総重量に対して３０重量％までの量で含有する。特に好ましい態様は、Ｃ_6-18アルキルスルフェート、Ｃ_6-18アルキルポリグリコールエーテルスルフェート、石けんおよびＣ_6-18アルカンスルホネート並びにそれらの混合物の群より選ばれたアニオン界面活性剤、またはＣ_6-18アルキルポリグリコールエーテルの群より選ばれた非イオン界面活性剤を含有する。本発明で使用する石けんは、８〜２２個、好ましくは１０〜１８個の炭素原子を含有する飽和もしくは不飽和脂肪酸のアルカリ金属塩、アンモニウム塩またはアルカノールアンモニウム塩である。石けんは、そのものを添加しても、対応する脂肪酸の付加後に、例えばＮａＯＨ、ＫＯＨ、ＮＨ₃、アミンまたはアルカノールアミンのような塩基により塩形成することによって形成されてもよい。本発明の組成物において確立されるｐＨ値に依存して、石けんは、完全に中和されていても、部分的に脂肪酸のような遊離した形態で存在していてもよい。Ｃ_6-18アルキルエーテルスルフェートは、主に、Ｃ_6-18脂肪アルコールへのエチレンオキサイド２〜１５モルの付加生成物を、その後、硫酸化したものである。非イオン界面活性剤として使用されるＣ_6-18アルキルポリグルコールエーテルは、主に、Ｃ_6-18脂肪アルコールへのエチレンオキサイド２〜１０モルの付加生成物である。場合により、典型的な助剤を液体洗剤または多目的クリーナーに添加してよい。本発明における典型的な助剤は、ビルダー（例えばグルタル酸、コハク酸、アジピン酸、酒石酸、ベンゼンヘキサカルボン酸、グルコン酸、クエン酸三ナトリウム）、溶媒（例えばアセトン、エタノールまたはグリセリン）、ヒドロトロピック剤（例えばクメンスルホネート、オクチルスルフェート、ブチルグルコシド、ブチレングリコール）、清浄増強剤、粘調剤（例えばポリアクリレートのような合成ポリマー）、ｐＨ調節剤（例えばクエン酸、トリエタノールアミンまたはＮａＯＨ）、防腐剤（例えばグルタルアルデヒド）、染料および香料、さらには乳白剤である。本発明の多目的クリーナーのｐＨ値は、典型的には、４〜８.５の間、好ましくは６〜８の間である。しかしながら、特に好ましい態様では、そのｐＨ値は７ .０〜７.５の範囲である。使用濃度１０ｇ／ＬにおけるｐＨ値は、好ましくは７ .３〜７.８の範囲である。本発明の組成物は、硬質表面［例えばエナメル、ガラス、ＰＶＣ、リノリウム、石材の床（例えば大理石、テラゾ(terrazzo)、艶消硬質レンガもしくはセラミックタイルの床）またはシールされた木材の床（寄木細工もしくは板の床）］を清浄するのに特に適している。本発明の液体洗剤のｐＨ値は、典型的には、６.０〜１０.０の間、好ましくは７.０〜９.０の間である。液体洗剤は、洗濯機における使用と、毛や絹の高品質の織物を洗浄するための手洗い用洗面器における使用の両者に適している。実施例硬質表面用の既知の多目的クリーナーよりも優れている本発明の多目的クリーナーの長所を証明するために、比較試験を行って、発泡力と泡沫崩壊を決定した。清浄力：再現性の高い結果を与える「ザイフェン-エーレ-フェッテ-ヴァクセ(Seifen- 清浄力を試験した。この試験において、人為的に汚したプラスチック表面に、試験しようとするクリーナーを１重量％水溶液（１０ｇ／Ｌ）の形態で適用する。クリーナーを希釈状態で適用する場合、すす、機械油、飽和脂肪酸のトリグリセリドおよび低沸点脂肪族炭化水素の混合物を、人為的な汚れとして使用した。２６×２８ｃｍの試験表面を、表面コーターを用いて人為的な汚れ２ｇで一様にコーティングした。プラスチックスポンジを、試験しようとする１％清浄溶液１０ｍＬに浸けて、試験しようとする１％清浄溶液１０ｍＬがすでに供給されている汚した試験表面上を機械的に動かした。１０回拭いた後、清浄された試験表面を、流水の下に置いて、浮いた汚れを除去した。こうして清浄されたプラスチック表面の清浄効果を、ドクター・ビー・ランジ(Dr.B.Lange)「マイクロカラー(Microcolor)」反射率色測定装置を用いて決定した。測定した値は白色度である。清浄な白色プラスチック表面を白の標準として用いた。清浄な白色プラスチック表面の白色度を１００％ＣＰ（清浄力）とする。すなわち、汚した後、清浄されたプラスチック表面の白さは、０〜１００％ＣＰの値をとる。％ＣＰは、いずれも３回の測定の平均値を表す。次いで、得られた測定値を、標準として使用された高機能多目的クリーナーによって得られた清浄結果と関連づけた。標準として用いられた高機能組成物は、以下の組成を有した：アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム８％Ｃ_12-14アルキルエポキシド＋エチレングリコール＋２％エチレンオキサイド１０モルグルコン酸ナトリウム２％ポリエチレングリコール、分子量約６００,００００.１％［ポリオックス(Polyox)WSR、ユー・シー・シー(UCC)の製品］発泡特性：本発明の多目的クリーナーの発泡特性は、以下のように試験した。試験しようとする製品を広ロガラスビーカー内に入れた。次いで、導入されたた製品の量で製品１０ｇ／Ｌの使用時の濃度を発現させる量の水道水を、（ビーカーの上）３０ｃｍの高さから一気に流し入れた。水を加えた後、すぐに、ガラスビーカー内での泡沫高さを読み取った。成分を互いに混合した後、所望のｐＨ値を確立することで、以下の組成物を調製した。％はいずれも活性物質の重量％を基準としている。組成物１〜９を表１にまとめる。組成物１（Ｃ）は、本発明ではなく、比較例を示している。表１では、脂肪酸アルキルエステルアルコキシレートを、以下の記号で表す。例：Ｃ₁₂ＦＳＥＯ₁₅Ｍｅは、Ｃ₁₁Ｈ₂₃ＣＯ₂(ＣＨ₂ＣＨ₂Ｏ)₁₅ＣＨ₃（１５個のエチレンオキサイド単位でエトキシル化したＣ₁₂脂肪酸のメチルエステル）を表す。ＥＯは、エチレンオキサイドを、またＰＯはプロピレンオキサイドを表す。アルコキシル化度は平均値を表す。本発明の組成物２〜９は、清浄力と泡沫崩壊の点で、比較例１（Ｖ）よりも明らかに優れていることが分かる。以下の実施例は、多目的クリーナーについての他の好ましい組成物と可能性のある用途を示している。実施例１０Ｃ_8-10アルキルポリグルコシド、ＤＰ＝１.６４５.０重量％Ｃ₁₂脂肪酸メチルエステル・１３ＥＯ２０.０重量％パーム核油脂肪酸５.０重量％クエン酸１.０重量％クメンスルホネート１０.０重量％最終製品をｐＨ８に調節するための水酸化カリウム染料および香料１００.０重量％とする量の水実施例１０は、０.１重量％溶液の形態で使用される非常に濃厚な多目的クリーナーを表す。実施例１１Ｃ_8-10アルキルポリグルコシド、ＤＰ＝１.６３.０重量％ブチルポリグルコシド１重量％Ｃ₁₂脂肪酸メチルエステル・１２ＥＯ１重量％パーム核油脂肪酸０.５重量％メタクリル酸エステル(ステアリルアルコール２０ＥＯエステル)２.０重量％／アクリル酸コポリマー[アクリゾル(Acrysol)ICS-1、ローム・アンド・ハース］ポリエチレンオキサイド、ＭＷ６００,００００.０５重量％ブチルグリコール２.０重量％ｐＨ８に調節するための水酸化ナトリウム染料および香料、防腐剤１００.０重量％とする量の水実施例１２Ｃ₁₀アルキルポリグルコシド、ＤＰ＝１.６０.２重量％Ｃ_10-12脂肪酸メチルエステル・１７ＥＯ０.０５重量％エタノール７.０重量％ｐＨ８.３に調節するためのアンモニウム１００.０重量％とする量の水実施例１２は、手動式スプレーポンプを用いて希釈しない形態で適用される多目的スプレークリーナーを表す。この組成物の泡沫崩壊速度は、噴霧工程の目視評価で決定する：清浄すべき噴霧された表面にスプレークリーナーを適用した後、泡はすぐに現われなった。実施例１３Ｃ₁₀アルキルポリグルコシド、ＤＰ＝１.６５重量％Ｃ₁₂脂肪酸メチルエステル・６ＥＯ４重量％オクチルスルフェート２重量％エタノール５重量％クエン酸三ナトリウム３重量％ｐＨ５.５に調節するためのクエン酸１００重量％とする量の水実施例１４Ｃ₁₀アルキルポリキシロシド、ＤＰ＝１.４１２重量％Ｃ₁₂脂肪酸メチルエステル・１１ＥＯ８重量％Ｃ₁₂脂肪アルコールスルフェート２重量％エタノール５重量％ｐＨ７〜７.５に調節するための水酸化カリウム１００重量％とする量の水実施例１５Ｃ₁₀アルキルポリキシロシド、ＤＰ＝１.４６重量％Ｃ₁₂脂肪酸メチルエステル・１１ＥＯ８重量％Ｃ_12-14脂肪アルコールエーテル(２ＥＯ)スルフェート６重量％エタノール５重量％ｐＨ７〜７.５に調節するためのＮａＯＨ１００重量％とする量の水実施例１６Ｃ₈アルキルポリキシロシド、ＤＰ＝１.４１０重量％Ｃ₁₂脂肪酸メチルエステル・１１ＥＯ８重量％デカノール・３ＥＯ２重量％ヤシ油脂肪酸１.５重量％エタノール５重量％ｐＨ７〜７.５に調節するためのＮａＯＨ１００重量％とする量の水実施例１７Ｃ_8-10アルキルポリグルコシド、ＤＰ＝１.６１０重量％Ｃ_8-16脂肪酸メチルエステル・１８ＥＯ８重量％Ｃ_13-18sec.-アルカンスルホン酸ナトリウム２重量％ [ホシュタプール(Hostapur)SAS60、ヘキスト・アクチエンゲゼルシャフト(Hoechst AG)] クメンスルホネート３重量％ヤシ油脂肪酸１.５重量％エタノール５重量％ｐＨ７〜７.５に調節するためのＮａＯＨ１００重量％とする量の水実施例１８ＡＰＧ600（Ｃ_12-14アルキルポリグルコシド、１.５重量％ヘンケル；ＤＰ＝１.４）Ｃ₁₂脂肪酸メチルエステル・１５ＥＯ１.５重量％メタクリル酸エステル(ステアリルアルコール２０ＥＯ１重量％エステル)／アクリル酸コポリマー（アクリゾルICS-1、ローム・アンド・ハース）石英粉末５０重量％ｐＨ８に調節するためのトリエタノールアミン１００重量％とする量の水実施例１９Ｃ₁₀アルキルポリグルコシド、ＤＰ＝１.６４.０重量％Ｃ₁₂脂肪酸メチルエステル・１７ＥＯ５.０重量％オクチルスルフェート１.０重量％エタノール４.０重量％クエン酸三ナトリウム２.０重量％ｐＨ４.８に調節するためのクエン酸１００重量％とする量の水実施例２０低発泡性含水液体洗剤Ｍ１：Ｃ_12-14アルキルポリグルコシド、ＤＰ＝１.４８.０重量％Ｃ_12-18脂肪酸メチルエステル・３ＥＯ１０.０重量％Ｃ₁₂アルキルベンゼンスルホネート５.０重量％エタノール５.０重量％グリセリン８.０重量％プロテアーゼ０.５重量％クエン酸三ナトリウム５.０重量％染料および香料０.１重量％１００重量％とする量の水洗剤は、優れた発泡特性（低い発泡値）を有していた。実施例２１低発泡性含水液体洗剤Ｍ２：Ｃ_12-14アルキルポリグルコシド、ＤＰ＝１.４９.０重量％Ｃ_12-18脂肪酸メチルエステル・５ＥＯ９.０重量％エタノール６.０重量％グリセリン５.０重量％クエン酸三ナトリウム０.５重量％１００重量％とする量の水ドラム式洗濯機における発泡の測定：水の硬度：１６°ｄ使用量：０.８ｇ／Ｌ温度：６０℃ 泡沫評価：０は、泡沫が、洗濯機の除き窓の最下部でも観られないことを意味する。３は、泡沫高さが除き窓の半分に達していることを意味する。５は、除き窓が完全に泡沫で覆われていることを意味する。脂肪酸メチルエステルの代わりにＣ_13-15アルコール・５ＥＯを含有する洗剤Ｖを、比較として試験した。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者ベーラー、アンシュガールドイツ連邦共和国デー‐46240ボットロープ、ジークフリードシュトラアセ 80番 (72)発明者ハーフェルカンプ、アシュトリートドイツ連邦共和国デー‐40789モンハイム、シュペルベルシュトラアセ１番 (72)発明者リンク、ケルシュティンドイツ連邦共和国デー‐41747フィールセン、ラーゼルシュトラアセ 11番 (72)発明者パスツーラ、アメリゴドイツ連邦共和国デー‐58453ヴィッテン、ザウエルブルックシュトラアセ３アー番 (72)発明者フォルフ、ナーダドイツ連邦共和国デー‐40545デュッセルドルフ、ヴィルデンブルックシュトラアセ 92番

Claims

【特許請求の範囲】１．式（Ｉ）：Ｒ¹-Ｏ-[Ｚ]_x （Ｉ）（式中、Ｒ¹は、８〜１８個の炭素原子を含有する直鎖または分枝の飽和もしくは不飽和アルキル基、Ｚは糖単位、好ましくはグルコース単位またはキシロース単位であり、およびｘは１〜１０の整数である。）で表される少なくとも１種のアルキルポリグリコシド０.１〜５０重量％、好ましくは１〜２０重量％、および式（II）：Ｒ²ＣＯ₂-(ＡＯ)_y-Ｒ³ （II）（式中、Ｒ²は、５〜２１個の炭素原子を含有する分枝または直鎖の飽和もしくは不飽和アルキル基、ＡＯは、Ｃ_2-4アルキレンオキサイド単位、ｙは１〜３０の数、およびＲ³は、１〜６個の炭素原子を含有する直鎖または分枝のアルキル基である。）で表される少なくとも１種の脂肪酸アルキルエステルアルコキシレート０.０５〜５０重量％、好ましくは１〜２０重量％を含有する含水洗剤または清浄組成物。２．式（Ｉ）で表されるアルキルポリグリシドにおいて、Ｒ¹が８〜１２個の炭素原子を含有するアルキル基であり、並びに式（II）で表される脂肪酸アルキルエステルアルコキシレートにおいて、ＡＯがエチレンオキサイド単位およびＲ³ がメチル基である請求項１に記載の洗剤または清浄組成物。３．Ｃ_6-18アルキルベンゼンスルホネート、Ｃ_6-18アルカンスルホネート、Ｃ_6-18 アルキルスルフェート、Ｃ_6-18アルキルポリグリコールエーテルスルフェート、α-オレフィンスルホネート、Ｃ_6-18アルキルポリグリコールエーテルスルホネート、グリセリンエーテルスルホネート、グリセリンエーテルスルフェート、ヒドロキシ混成エーテルスルフェート、モノグリセリドスルフェート、スルホスクシネート、スルホトリグリセリド、石けん、アミド石けん、Ｃ_6-18脂肪酸アミドエーテルスルフェート、Ｃ_6-18アルキルカルボキシレート、脂肪酸イセチオネート、Ｎ-Ｃ_6-18-アシルサルコシネート、Ｎ-Ｃ_6-18-アシルタウリド、Ｃ_6-18 アルキルオリゴグルコシドスルフェート、Ｃ_6-18アルキルホスフェート、およびそれらの混合物の群より選ばれたアニオン界面活性剤を、洗剤／清浄組成物全体に対して４０重量％までの総量で含有する請求項１または２に記載の洗剤または清浄組成物。４．Ｃ_6-18アルキルポリグリコールエーテル、糖エステル、Ｃ_6-18脂肪酸ポリグリコールエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、Ｃ_6-18脂肪酸部分グリセリド、およびそれらの混合物の群より選ばれる非イオン界面活性剤も、洗剤／清浄組成物全体に対して３０重量％までの量で含有する請求項１ないし３のいずれかに記載の洗剤または清浄組成物。５．アニオン界面活性剤が、Ｃ_6-18アルキルスルフェート、Ｃ_6-18アルキルポリグリコールエーテルスルフェート、石けんおよびＣ_6-18アルカンスルホネート並びにそれらの混合物の群より選ばれる請求項３に記載の洗剤または清浄組成物。６．非イオン界面活性剤が、Ｃ_6-18アルキルポリグリコールエーテルの群より選ばれる請求項４に記載の洗剤。７．硬質表面を清浄するための多目的クリーナーとして、ｙが５〜２５、特に９〜１８の数である脂肪酸アルキルエステルアルコキシレートを好ましく使用する請求項１ないし６のいずれかに記載の洗剤または清浄組成物の使用。８．液体洗剤として、Ｒ²が、１２〜１８個の炭素原子を含有する直鎖または分枝の飽和アルキル基であり、およびｙが３〜１５の数である脂肪酸アルキルエステルアルコキシレートを好ましく使用する請求項１ないし６のいずれかに記載の洗剤または清浄組成物の使用。