JP2020500252A - 界面活性剤として適した組成物 - Google Patents

界面活性剤として適した組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2020500252A
JP2020500252A JP2019546066A JP2019546066A JP2020500252A JP 2020500252 A JP2020500252 A JP 2020500252A JP 2019546066 A JP2019546066 A JP 2019546066A JP 2019546066 A JP2019546066 A JP 2019546066A JP 2020500252 A JP2020500252 A JP 2020500252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
general formula
compounds
arabinose
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019546066A
Other languages
English (en)
Inventor
バウアー,フレデリク
エスパー,クラウディア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JP2020500252A publication Critical patent/JP2020500252A/ja
Priority to JP2022106312A priority Critical patent/JP2022153389A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/20Organic compounds containing oxygen
    • C11D3/22Carbohydrates or derivatives thereof
    • C11D3/221Mono, di- or trisaccharides or derivatives thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/66Non-ionic compounds
    • C11D1/825Mixtures of compounds all of which are non-ionic
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/66Non-ionic compounds
    • C11D1/662Carbohydrates or derivatives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/06Powder; Flakes; Free-flowing mixtures; Sheets
    • C11D17/065High-density particulate detergent compositions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/0005Other compounding ingredients characterised by their effect
    • C11D3/0036Soil deposition preventing compositions; Antiredeposition agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/66Non-ionic compounds
    • C11D1/667Neutral esters, e.g. sorbitan esters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D2111/00Cleaning compositions characterised by the objects to be cleaned; Cleaning compositions characterised by non-standard cleaning or washing processes
    • C11D2111/10Objects to be cleaned
    • C11D2111/12Soft surfaces, e.g. textile

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Abstract

【課題】界面活性剤として適した組成物を提供する。【解決手段】本発明は、2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物、前記組成物を含む乾燥配合物又は液体配合物、及び前記組成物の洗濯処理における界面活性剤としての、又は抗灰色化剤としての使用方法に関する。

Description

本発明は、2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物、前記組成物を含む乾燥配合物又は液体配合物、及び前記組成物を界面活性剤として、又は抗灰色化剤(anti-greying agent)として、洗濯処理において使用する方法に関する。
洗剤組成物は当該技術分野においてよく知られており、数多くの異なる課題に対処するために数多くの異なる方法で配合することができる。例えば、そのような組成物は、洗浄処理において遭遇する様々な課題に対処するための実に様々な化合物、例えばビルダー、蛍光増白剤、分散剤、酵素、香料、界面活性剤(アニオン性、非イオン性、カチオン性及び/又は両性)、セッケン、シリコン系消泡剤、漂白剤、着色剤、染料移行防止剤、錯化剤などを含み得る。さらに、そのような組成物は典型的には、それらが可能な限り広い範囲の汚れに対して効果的であるように配合される。この必要性は、その洗浄性能が広範囲で効果的な1種以上の薬剤を含む組成物の提供によって対処される。
しかしながら、洗濯物の洗浄処理中に生じる1つの特定の課題は、使用される界面活性剤が低用量では効率が不十分であり、それで大量の界面活性剤が典型的に必要とされることである。別の課題は、汚れの再沈着が典型的に起こり、それが布地の一般的な灰色化につながることである。汚れの再沈着を低減するために、特定の天然の又は修飾された多糖類、例えば気体又は液体のSOで処理された多糖類(例えば、WO2015/091160A1参照)などが開発されており、洗濯配合物に添加することができる。しかしながら、そのような化合物の抗灰色化性能は、依然として十分ではない。
従って、前述の不利な点を回避し、特に、界面活性剤として高い効率をもたらす化合物又は組成物を提供することが、当該技術分野において継続的に必要とされている。さらに、洗浄した布地の灰色化を低減する化合物又は組成物を提供することが望ましい。それに加え、乾燥配合物又は液体配合物中に配合できる界面活性剤及び抗灰色化剤を提供することが望ましい。
WO2015/091160A1
よって、本発明の目的は、界面活性剤として使用できる化合物又は組成物を提供することである。さらに、洗濯した布地の灰色化を低減する化合物又は組成物を提供することが、本発明の目的である。本発明のさらなる目的は、乾燥配合物又は液体配合物中に使用できる化合物又は組成物を提供することである。本発明のよりさらなる目的は、洗浄配合物中に使用できる化合物又は組成物を提供することである。
発明の要約
前述の及び他の目的は、本発明の主題によって解決される。
本発明の第一の態様により、2種以上の一般式(I)
Figure 2020500252
の化合物(式中、Rは、非置換の直鎖C〜C20−アルキルであり、Gは、グルコース、アラビノース、ラムノース、キシロース及びそれらの混合物から選択され、xは、1〜10の範囲にあって平均値を指し、且つ2種以上の化合物はR及び/又はG及び/又はxが異なる)を含む組成物を提供する。
発明者は、驚くべきことに、本明細書に定義する2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物が界面活性剤として高い効率を示し、よって界面活性剤として使用できることを見出した。さらに、本明細書に定義する2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物は、洗浄した布地の灰色化を低減し、よって抗灰色化剤として使用することができる。さらに、本明細書に定義する2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物は、乾燥配合物又は液体配合物中に配合することができる。
本発明のさらなる態様により、本明細書に定義する2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物を含む乾燥配合物又は液体配合物を提供する。一実施形態では、配合物は、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、酵素、漂白剤、過酸素化合物(peroxygen compounds)、蛍光増白剤、錯化剤、ポリマー、例えばポリカルボキシレート、セッケン、シリコン系消泡剤、漂白剤、着色剤、染料移行防止剤及びそれらの混合物を含む群から選択される添加剤をさらに含む。別の実施形態では、配合物は、単回用量の配合物、又は600g/lを超える嵩密度を有する高濃度の粉末配合物である。
本発明のさらに別の態様により、本明細書に定義する2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物を、界面活性剤として使用する方法を提供する。好ましくは、本明細書に定義する2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物を、洗濯処理における界面活性剤として使用する。
本発明のなおさらなる態様により、本明細書に定義する2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物を、洗濯処理における抗灰色化剤として使用する方法を提供する。
一般式(I)の本発明の化合物の有利な実施形態を、対応する従属請求項に定義する。
一実施形態によれば、一般式(I)において、Rは非置換の直鎖C10〜C20−アルキル、好ましくは非置換の直鎖C10〜C18−アルキル、さらにより好ましくは非置換の直鎖C12〜C18−アルキル、及び最も好ましくは非置換の直鎖C12−アルキル、C14−アルキル、C16−アルキル及びC14−アルキルの混合物である。
別の実施形態によれば、一般式(I)において、Rは非置換の直鎖C12−アルキル及びC14−アルキルの混合物である。
さらに別の実施形態によれば、一般式(I)において、Gはアラビノース及び/又はラムノース、又はGはグルコース、アラビノース及びキシロースの混合物である。
一実施形態によれば、一般式(I)において、xは1.05〜2.5の範囲、及び好ましくは1.10〜1.8の範囲にある。
別の実施形態によれば、一般式(I)において、Rは非置換の直鎖C10〜C18−アルキルであり、Gはアラビノース及び/又はラムノースであり、xは1.05〜2.5の範囲にある。
さらに別の実施形態によれば、一般式(I)において、Rは非置換の直鎖C12〜C18−アルキルであり、Gはアラビノース及び/又はラムノースであり、xは1.10〜1.8の範囲にある。
一実施形態によれば、2種以上の一般式(I)の化合物は、Rが異なる。
以下において、2種以上の一般式(I)の化合物を含む本発明の組成物の詳細及び好ましい実施形態を、さらに詳細に説明する。これらの技術的詳細及び実施形態は、本発明の乾燥配合物又は液体配合物、及び使用方法にも適用されることが、理解されるべきである。
発明の詳細な記述
2種以上の一般式(I)
Figure 2020500252
の化合物(式中、Rは、非置換の直鎖C〜C20−アルキルであり、Gは、グルコース、アラビノース、ラムノース、キシロース及びそれらの混合物から選択され、xは、1〜10の範囲にあって平均値を指し、且つ2種以上の化合物はR及び/又はG及び/又はxが異なる)を含む組成物を提供する。
発明者は、驚くべきことに、2種以上の一般式(I)の化合物を含む前記組成物が、界面活性剤として高い効率を示し、よって界面活性剤として使用できることを見出した。さらに、2種以上の一般式(I)の化合物を含む前記組成物は、洗浄した布地の灰色化を低減し、よって抗灰色化剤として、特に洗濯処理において使用できることが見出された。
一般式(I)において、Rは非置換の直鎖C〜C20−アルキル、好ましくは非置換の直鎖C10〜C20−アルキル、より好ましくは非置換の直鎖C10〜C18−アルキル、最も好ましくは非置換の直鎖C12〜C18−アルキルである。例えば、Rは、非置換の直鎖C12〜C14−アルキルである。
Rは、好ましくは脂肪酸又はそのメチルエステルの水素化によって得られることが理解される。その方法は当該技術分野においてよく知られている。
本明細書で使用する用語「直鎖アルキル」は、飽和直鎖脂肪族基のラジカルである。「直鎖」という表現は、アルキル基の平均分岐数が、0.5を超えず、好ましくは0であることを意味することが意図される。
本明細書で使用する、分子鎖あたりの平均分岐数という表現は、13C核磁気共鳴(13C NMR)によって測定した、対応する分岐アルキルに対応するアルコール分子あたりの平均分岐数を指す。鎖中の平均炭素原子数はガスクロマトグラフィーにより決定される。
本明細書及び特許請求の範囲を通して、所与の炭素位置での分岐のパーセンテージ、分岐の種類に基づく分岐のパーセンテージ、平均分岐数、及び四級原子のパーセンテージについて、様々な言及がなされるであろう。これらの量は、以下の3つの13C−NMR技法の組み合わせを使用して、測定及び決定されるべきである。
(1)第1は、45度チップ13Cパルス及び10秒の再循環遅延を使用した標準逆ゲート技法である(定量結果を確実にするために、重水素化クロロホルム中の分岐アルコール溶液に有機フリーラジカル緩和剤が添加されている)。(2)第2は、8ミリ秒の1/J遅延(Jは、これらの脂肪族アルコールの炭素とプロトンとの間の結合定数で、125Hzである)を使用した、J−変調スピンエコーNMR技法(JMSE)である。このシーケンスは、奇数のプロトンを有する炭素と、偶数のプロトンを有するものとを、すなわち、CH/CHとCH/Cq(Cqは第四級炭素を指す)とを区別する。(3)第3は、4ミリ秒の1/2J遅延を使用したJMSE NMR「quatonly(第四級炭素のみ)」技法であり、第四級炭素のみからの信号を含有するスペクトルを生じる。第四級炭素原子を検出するためのJSME NMR quatonly技法は、0.3原子%という少量の第四級炭素原子の存在を検出するのに十分な感度を有する。JSME NMRのquatonlyスペクトルの結果から得られた結果を確認することを望む場合は、任意のさらなる段階として、DEPT−135NMRシーケンスを実施してもよい。DEPT−135NMRシーケンスは、真の第四級炭素とブレークスループロトン化炭素とを識別するのに非常に役立ち得る。これは、DEPT−135シーケンスが、JMSE「quatonly」実験のものと「正反対」のスペクトルを生じるという事実による。後者が第四級炭素を除くすべての信号をゼロにするのに対し、DEPT−135は、もっぱら第四級炭素をゼロにする。従ってこの2つのスペクトルを組み合わせることは、JMSE「quatonly」スペクトル中の非第四級炭素を見つけるのに非常に役立つ。しかし、本明細書全体を通して第四級炭素原子の存在または不存在に言及する場合は、JSME NMRのquatonly法により測定した第四級炭素の一定量又は不存在を意味する。任意に結果を確認することを望む場合も、DEPT−135技法を用いて、第四級炭素の存在及び量を確認する。
よって、本発明の組成物が、非置換の分岐C〜C15−アルキル、すなわち0.9を超える、例えば0.9〜3.5の平均分岐数を有するC〜C15−アルキルである少量のRを含むことは、排除されない。例えば、2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物は、Rが非置換の分岐C〜C15−アルキルである1種以上の化合物を、組成物の総質量に対して≦1.0wt%の量で含む。
用語「非置換」は、直鎖アルキル基が置換基を含まない、すなわち直鎖アルキル基が炭素原子と水素原子のみからなることを意味する。
一実施形態では、組成物の2種以上の化合物は、Rが異なる。好ましくは、組成物は、Rが異なる一方でG及びxが同一である2種以上の一般式(I)の化合物の混合物を含む。組成物の2種以上の化合物のRが異なる場合、Rは好ましくは炭素原子の数(すなわち長さ)が異なる。
例えば、組成物の2種以上の化合物が、炭素原子の数(すなわち長さ)において異なる場合、2種以上の化合物のうちの1つは、Rが非置換の直鎖C12−アルキルである化合物であり、2種以上の化合物のうちの1つ以上の化合物は、Rが非置換の直鎖C−アルキル、非置換の直鎖C10−アルキル、非置換の直鎖C14−アルキル、非置換の直鎖C16−アルキル、非置換の直鎖C18−アルキル及び/又は非置換の直鎖C20−アルキルである化合物である。代替として、2種以上の化合物のうちの1つは、Rが非置換の直鎖C14−アルキルである化合物であり、2種以上の化合物のうちの1つ以上の化合物は、Rが非置換の直鎖C−アルキル、非置換の直鎖C10−アルキル、非置換の直鎖C12−アルキル、非置換の直鎖C16−アルキル、非置換の直鎖C18−アルキル及び/又は非置換の直鎖C20−アルキルである化合物である。代替として、2種以上の化合物のうちの1つは、Rが非置換の直鎖C16−アルキルである化合物であり、2種以上の化合物のうちの1つ以上の化合物は、Rが非置換の直鎖C−アルキル、非置換の直鎖C10−アルキル、非置換の直鎖C12−アルキル、非置換の直鎖C14−アルキル、非置換の直鎖C18−アルキル及び/又は非置換の直鎖C20−アルキルである化合物である。
好ましくは、組成物の2種以上の化合物は、Rが異なる。よって、Rは好ましくは異なる非置換の直鎖C〜C20−アルキルの混合物である。
例えば、Rは、非置換の直鎖C〜C20−アルキル、すなわち非置換の直鎖C−アルキル、非置換の直鎖C10−アルキル、非置換の直鎖C12−アルキル、非置換の直鎖C14−アルキル、非置換の直鎖C16−アルキル、非置換の直鎖C18−アルキル、及び非置換の直鎖C20−アルキルの混合物である。好ましくは、Rは、非置換の直鎖C10〜C20−アルキル、すなわち非置換の直鎖C10−アルキル、非置換の直鎖C12−アルキル、非置換の直鎖C14−アルキル、非置換の直鎖C16−アルキル、非置換の直鎖C−アルキル、及び非置換の直鎖C20−アルキルの混合物である。より好ましくは、Rは、非置換の直鎖C12〜C18−アルキル、すなわち非置換の直鎖C12−アルキル、非置換の直鎖C14−アルキル、非置換の直鎖C16−アルキル、及び非置換の直鎖C18−アルキルの混合物である。最も好ましくは、Rは、非置換の直鎖C12〜C14−アルキル、すなわち非置換の直鎖C12−アルキル、及び非置換の直鎖C14−アルキルの混合物である。
一実施形態では、Rは、非置換の直鎖C12−アルキル、非置換の直鎖C14−アルキル、非置換の直鎖C16−アルキル、及び非置換の直鎖C18−アルキルの混合物である。代替として、Rは、非置換の直鎖C12−アルキル及び非置換の直鎖C14−アルキルの混合物である。
Rが異なる組成物の2種以上の化合物のそれぞれの量は、広範囲で変動し得ることが理解される。例えば、Rが非置換の直鎖C12〜C14−アルキルの混合物を含む場合、非置換の直鎖C12−アルキルの、非置換の直鎖C14−アルキルに対する比[C12/C14]は、6:1〜1:1、より好ましくは5:1〜2:1の範囲にあることが好ましい。
一実施形態では、Rが非置換の直鎖C12−アルキルである一般式(I)の化合物の合計は、組成物において、組成物の全質量に対して、35.0wt%以上、より好ましくは40.0wt%以上、及び最も好ましくは45.0wt%以上、例えば45.0〜80.0wt%又は45.0〜75.0wt%である。
追加として、又は代替として、Rが非置換の直鎖C14−アルキルである一般式(I)の化合物の合計は、組成物において、組成物の全質量に対して、10.0wt%以上、より好ましくは12.0wt%以上、及び最も好ましくは15.0wt%以上、例えば15.0〜35.0wt%又は15.0〜30.0wt%である。
追加として、又は代替として、Rが非置換の直鎖C16−アルキルである一般式(I)の化合物の合計は、組成物において、組成物の全質量に対して、18.0wt%以下、より好ましくは16.0wt%以下、及び最も好ましくは14.0wt%以下、例えば5.0〜14.0wt%又は7.0〜14.0wt%である。
追加として、又は代替として、Rが非置換の直鎖C18−アルキルである一般式(I)の化合物の合計は、組成物において、組成物の全質量に対して、26.0wt%以下、より好ましくは24.0wt%以下、及び最も好ましくは22.0wt%以下、例えば5.0〜22.0wt%又は10.0〜22.0wt%である。
追加として、又は代替として、Rが非置換の直鎖C20−アルキルである一般式(I)の化合物の合計は、組成物において、組成物の全質量に対して、1.5wt%以下、より好ましくは1.2wt%以下、及び最も好ましくは1.0wt%以下、例えば0.1〜1.0wt%又は0.2〜1.0wt%である。
追加として、又は代替として、Rが非置換の直鎖C10−アルキルである一般式(I)の化合物の合計は、組成物において、組成物の全質量に対して、3.0wt%以下、より好ましくは2.5wt%以下、及び最も好ましくは2.0wt%以下、例えば0.1〜2.0wt%又は0.3〜2.0wt%である。
追加として、又は代替として、Rが非置換の直鎖C−アルキルである一般式(I)の化合物の合計は、組成物において、組成物の全質量に対して、1.5wt%以下、より好ましくは1.2wt%以下、及び最も好ましくは1.0wt%以下、例えば0.1〜1.0wt%又は0.2〜1.0wt%である。
Rが非置換の直鎖C12−アルキル及び非置換の直鎖C14−アルキルである一般式(I)の化合物の合計が、組成物において、組成物の全質量に対して、45.0wt%以上、より好ましくは55.0wt%以上、及び最も好ましくは60.0wt%以上、例えば60.0〜100.0wt%又は60.0〜85.0wt%であることが好ましい。
例えば、一般式(I)においてRが非置換の直鎖C12−アルキル及び非置換の直鎖C14−アルキルの混合物である場合、Rが非置換の直鎖C12−アルキル及び非置換の直鎖C14−アルキルである一般式(I)の化合物の合計は、組成物において、組成物の全質量に対して、75.0wt%以上、より好ましくは80.0wt%以上、及び最も好ましくは85.0wt%以上、例えば85.0〜100.0wt%又は85.0〜97.0wt%である。この実施形態では、組成物中100.0wt%までの残量は一般式(I)の化合物で構成され、ここでRは、非置換の直鎖C12−アルキル及び非置換の直鎖C14−アルキルとは異なり、例えば非置換の直鎖C10−アルキル及び/又は非置換の直鎖C16−アルキル及び/又は非置換の直鎖C18−アルキルである。
代替として、Rが非置換の直鎖C12−アルキル、非置換の直鎖C14−アルキル、非置換の直鎖C16−アルキル及び非置換の直鎖C18−アルキルである一般式(I)の化合物の合計は、組成物において、組成物の全質量に対して、70.0wt%を超え、より好ましくは75.0wt%を超え、及び最も好ましくは80.0wt%を超え、例えば80.0〜100.0wt%又は80.0〜96.0wt%である。この実施形態では、組成物中100.0wt%までの残量は、一般式(I)の化合物で構成され、ここでRは、非置換の直鎖C12−アルキル、非置換の直鎖C14−アルキル、非置換の直鎖C16−アルキル及び非置換の直鎖C18−アルキルとは異なり、例えば非置換の直鎖C−アルキル及び/又は非置換の直鎖C20−アルキルである。
2種以上の一般式(I)の化合物は、当該技術分野でよく知られた方法、例えばアルコールの混合物の対応するグリコシル化によって、得ることができる。
一般式(I)において、Gはグルコース、アラビノース、ラムノース、キシロース及びそれらの混合物から選択される。好ましくは、一般式(I)におけるGは、グルコース、アラビノース、ラムノース、キシロース及びそれらの混合物からなる群から選択される。これら単糖類は、天然物から合成され得、又は天然物に由来し得、又は天然物から分離され得、以下、簡易に天然糖又は天然多糖と称し、天然糖、天然多糖が好ましい。単糖類は、その任意の鏡像異性体、天然に生じる鏡像異性体から選択することができ、鏡像異性体の天然に生じる混合物が好ましい。天然には、ある特定の分子においてのみGの基全体が生じ得る。
よって、一般式(I)におけるGがグルコースである場合、Gは、D−グルコース、L−グルコース及びそれらの混合物、好ましくはD−グルコースであり得る。一般式(I)におけるGがアラビノースである場合、Gは、D−アラビノース、L−アラビノース及びそれらの混合物、好ましくはL−アラビノースであり得る。一般式(I)におけるGがキシロースである場合、Gは、D−キシロース、L−キシロース及びそれらの混合物、好ましくはD−キシロースであり得る。一般式(I)におけるGがラムノースである場合、Gは、D−ラムノース、L−ラムノース及びそれらの混合物、好ましくはL−ラムノースであり得る。
一実施形態では、一般式(I)におけるGは、アラビノース、好ましくはD−アラビノース、ラムノース、好ましくはL−ラムノース、キシロース、好ましくはD−キシロース、及び前述のものの混合物からなる群から選択される。好ましくは、一般式(I)におけるGは、アラビノース、好ましくはD−アラビノース、ラムノース、好ましくはL−ラムノース、及び前述のものの混合物からなる群から選択される。最も好ましくは、一般式(I)におけるGは、アラビノース、好ましくはD−アラビノースである。
一実施形態では、Gは、アラビノース、ラムノース、キシロース、及びそれらの混合物から選択される。好ましくは、Gは、アラビノース、ラムノース、及びキシロースから選択される。この実施形態では、一般式(I)におけるGは、好ましくはグルコースを含まない。すなわち、一般式(I)におけるGは、好ましくはD−グルコース及び/又はL−グルコースを含まない。
一実施形態では、Gはグルコース、アラビノース、ラムノース、キシロース及びそれらの混合物から選択され、これらはバイオマス源の発酵処理から得られる。バイオマス源は、マツ材、ブナ材、麦わら、穀物わら、スイッチグラス、亜麻、オオムギ殻、オートムギ殻、バガス、ススキ等を含む群から選択され得る。
よって、Gはグルコース及び/又はアラビノース及び/又はラムノース及び/又はキシロースの混合物を含み得ることが理解される。
好ましい混合物は、アラビノースとキシロースとの混合物、又はアラビノースとラムノースとの混合物、又はキシロースとラムノースとの混合物、又はアラビノースとラムノースとキシロースとの混合物、又はグルコースとアラビノースとキシロースとの混合物を含むが、これらに限定されない。
混合物がキシロースとアラビノースとの混合物を含む場合、キシロースのアラビノースに対する質量比は、使用するバイオマス源に応じて広範囲で変動し得る。例えば、混合物がキシロースとアラビノースとの混合物を含む場合、混合物中のキシロースのアラビノースに対する質量比(キシロース[wt%]/アラビノース[wt%])は、好ましくは150:1〜1:10、より好ましくは100:1〜1:5、さらにより好ましくは90:1〜1:2、最も好ましくは80:1〜1:1である。
混合物がキシロースとラムノースとの混合物を含む場合、キシロースのラムノースに対する質量比は、使用するバイオマス源に応じて広範囲で変動し得る。例えば、混合物がキシロースとラムノースとの混合物を含む場合、混合物中のキシロースのラムノースに対する質量比(キシロース[wt%]/ラムノース[wt%])は、好ましくは150:1〜1:10、より好ましくは100:1〜1:5、さらにより好ましくは90:1〜1:2、最も好ましくは80:1〜1:1である。
混合物がアラビノースとラムノースとの混合物を含む場合、混合物中のアラビノースのラムノースに対する質量比(アラビノース[wt%]/ラムノース[wt%])は、好ましくは150:1〜1:10、より好ましくは100:1〜1:5、さらにより好ましくは90:1〜1:2、最も好ましくは80:1〜1:1である。
混合物がアラビノースとラムノースとキシロースとの混合物を含む場合、アラビノース対ラムノース対キシロースに対する質量比は、使用するバイオマス源に応じて広範囲で変動し得る。例えば、混合物がアラビノースとラムノースとキシロースとの混合物を含む場合、混合物中のキシロースのアラビノースに対する質量比(キシロース[wt%]/アラビノース[wt%])は、好ましくは150:1〜1:10、より好ましくは100:1〜1:5、さらにより好ましくは90:1〜1:2、最も好ましくは80:1〜1:1である。追加として、又は代替として、混合物中のアラビノースのラムノースに対する質量比(アラビノース[wt%]/ラムノース[wt%])は、好ましくは150:1〜1:20、より好ましくは120:1〜1:15、さらにより好ましくは100:1〜1:10、最も好ましくは80:1〜1:8である。追加として、又は代替として、混合物中のキシロースのラムノースに対する質量比(キシロース[wt%]/ラムノース[wt%])は、好ましくは150:1〜1:20、より好ましくは120:1〜1:15、さらにより好ましくは100:1〜1:10、最も好ましくは80:1〜1:8である。
混合物がグルコースとアラビノースとキシロースとの混合物を含む場合、グルコース対アラビノース対キシロースに対する質量比は、使用するバイオマス源に応じて広範囲で変動し得る。例えば、5個又は6個の炭素原子を有する単糖類の混合物がグルコースとキシロースとアラビノースとの混合物を含む場合、混合物中のグルコースのアラビノースに対する質量比(グルコース[wt%]/アラビノース[wt%])は、好ましくは220:1〜1:20、より好ましくは200:1〜1:15、さらにより好ましくは190:1〜1:10、最も好ましくは180:1〜1:8である。追加として、又は代替として、混合物中のキシロースのアラビノースに対する質量比(キシロース[wt%]/アラビノース[wt%])は、好ましくは150:1〜1:20、より好ましくは120:1〜1:15、さらにより好ましくは100:1〜1:10、最も好ましくは80:1〜1:8である。追加として、又は代替として、混合物中のグルコースのキシロースに対する質量比(グルコース[wt%]/キシロース[wt%])は、好ましくは150:1〜1:20、より好ましくは120:1〜1:15、さらにより好ましくは100:1〜1:10、最も好ましくは80:1〜1:8である。
一実施形態では、特にGをバイオマス源の発酵処理から得る場合、Gはグルコース、アラビノース、ラムノース及び/又はキシロースとは異なる単糖類を少量含み得る。
好ましくは、Gは、単糖類の全質量に対して10wt%以下、より好ましくは5wt%以下の、グルコース、アラビノース、ラムノース及び/又はキシロースとは異なる単糖類を含む。すなわち、Gは、単糖類の全質量に対して90wt%以上、より好ましくは95wt%以上の、グルコース及び/又はアラビノース及び/又はラムノース及び/又はキシロースを含む。
一般式(I)において、x(重合度(DP)とも呼ぶ)は1〜10の範囲にあり、好ましくはxは1.05〜2.5の範囲にあり、最も好ましくはxは1.10〜1.8、例えば1.1〜1.4の範囲にある。本発明において、xは平均値を指し、且つxは必ずしも整数ではない。ある特定の分子においてのみGの基全体が生じ得る。xは、高温ガスクロマトグラフィー(HTGC)により、例えば400℃で、K.Hillら、Alkyl Polyglycosides、VCH Weinheim、ニューヨーク、バーゼル、ケンブリッジ、東京、1997年の特に28ページ以降に従って、又はHPLCによって、決定することが好ましい。HPLC法では、xはFlory法によって決定し得る。HPLC及びHTGCによって得た値が異なる場合、HTGCに基づく値が好ましい。
よって、2種以上の一般式(I)
Figure 2020500252
の化合物を含む組成物において、
Rは、非置換の直鎖C10〜C20−アルキルであり、好ましくは非置換の直鎖C10〜C18−アルキルであり、Gはアラビノース及び/又はラムノースであり、xは1.05〜2.5の範囲にあることが好ましい。
代替として、2種以上の一般式(I)
Figure 2020500252
の化合物を含む組成物において、
Rは、非置換の直鎖C10〜C20−アルキルであり、好ましくは非置換の直鎖C10〜C18−アルキルであり、Gはグルコース、アラビノース及びキシロースの混合物であり、xは1.05〜2.5の範囲にある。
好ましくは、2種以上の一般式(I)
Figure 2020500252
の化合物を含む組成物において、
Rは、非置換の直鎖C12〜C18−アルキルであり、好ましくは非置換の直鎖C12〜C16−アルキルであり、最も好ましくは非置換の直鎖C12〜C14−アルキルであり、Gはアラビノース及び/又はラムノースであり、xは1.10〜1.8の範囲にある。
代替として、2種以上の一般式(I)
Figure 2020500252
の化合物を含む組成物において、
Rは、非置換の直鎖C12〜C18−アルキルであり、好ましくは非置換の直鎖C12〜C16−アルキルであり、最も好ましくは非置換の直鎖C12〜C14−アルキルであり、Gはグルコース、アラビノース及びキシロースの混合物であり、xは1.10〜1.8の範囲にある。
より好ましくは、2種以上の一般式(I)
Figure 2020500252
の化合物を含む組成物において、
Rは、非置換の直鎖C12−アルキル及びC14−アルキルの混合物であり、Gはアラビノースであり、xは1.10〜1.8の範囲にある。
代替として、2種以上の一般式(I)
Figure 2020500252
の化合物を含む組成物において、
Rは、非置換の直鎖C12−アルキル、C14−アルキル、C16−アルキル及びC18−アルキルの混合物であり、Gはアラビノースであり、xは1.10〜1.8の範囲にある。
2種以上の一般式(I)の化合物が、組成物中に提供されることが理解される。
組成物が、2種以上の一般式(I)の化合物を含む、好ましくはそれらからなる場合、組成物中に存在する2種以上の化合物は、一般式(I)中の基R及び/又はG及び/又はxが異なる。すなわち、基R及び/又はG及び/又はxは、互いに独立して選択することができる。
例えば、組成物が、2種以上の一般式(I)の化合物を含む、好ましくはそれらからなる場合、Rは非置換の直鎖C〜C20−アルキル、好ましくは非置換の直鎖C10〜C20−アルキル、より好ましくは非置換の直鎖C10〜C18−アルキル、さらにより好ましくは非置換の直鎖C12〜C18−アルキル、最も好ましくは非置換の直鎖C12−アルキル、C14−アルキル、C16−アルキル及びC18−アルキルの混合物、又は非置換の直鎖C12−アルキル及びC14−アルキルの混合物から独立して選択され得、一方で一般式(I)におけるG及びxは、各化合物において同一である。代替として、xは1〜10の範囲、好ましくは1.05〜2.5の範囲、最も好ましくは1.10〜1.8の範囲から独立して選択され得、一方で一般式(I)におけるR及びGは各化合物において同一である。代替として、Gは、アラビノース、ラムノース、キシロース及びそれらの混合物から独立して選択され得、一方で一般式(I)におけるR及びxは各化合物において同一である。
好ましくは、2種以上の一般式(I)の化合物は、Rが異なる。より好ましくは、2種以上の一般式(I)の化合物はRが異なり、一方でG及びxは同一である。
一般式(I)の化合物は、アルファ及び/又はベータ立体配座で存在できることが理解される。例えば、一般式(I)の化合物は、アルファ又はベータ立体配座、好ましくはアルファ立体配座にある。代替として、一般式(I)の化合物は、アルファ及びベータ立体配座にある。
一般式(I)の化合物がアルファ及びベータ立体配座にある場合、一般式(I)の化合物は、アルファ及びベータ立体配座を、好ましくは10:1〜1:10、より好ましくは10:1〜1:5、さらにより好ましくは10:1〜1:4、最も好ましくは10:1〜1:3、例えば約2:1〜1:2の比(α/β)で含むことが好ましい。
2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物は、好ましくは乾燥配合物又は液体配合物において使用することができる。
よって、本発明はさらなる態様において、2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物を含む乾燥配合物又は液体配合物に関する。
2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物に関して、前記組成物及びその実施形態をより詳細に定義する場合は、上記に提供したコメントを参照されたい。
例えば、乾燥配合物又は液体配合物は、乾燥洗浄配合物又は液体洗浄配合物である。
用語「洗浄」は、本明細書において最も広い意味で使用され、洗浄に付する対象物、例えば布地又は食器から、油及び/又は脂肪含有物質などの所望されない物質を除去することを意味する。
本明細書で使用する「乾燥配合物」という用語は、粉末、顆粒又は錠剤の形態の配合物を指す。「乾燥配合物」は、配合物の全質量に対して、20wt%以下の、より好ましくは15wt%以下の、さらにより好ましくは10wt%以下の、最も好ましくは7.5wt%以下の水分含量を有すると理解される。他に記載がない場合は、水分含量は、DIN EN 13267:2001に概説されているKarl Fischer法に従って決定する。乾燥配合物が粉末の形態で提供される場合、配合物は好ましくは600g/lを超える嵩密度を有する高濃度の粉末配合物である。
本明細書で使用する「液体配合物」という用語は、「注ぐことができる液体」、「ゲル」又は「ペースト」の形態の配合物を指す。
「注ぐことができる液体」とは、25℃における20秒−1の剪断速度で、3000mPa・s未満の粘度を有する液体配合物を指す。例えば、注ぐことができる液体は、25℃における20秒−1の剪断速度で、200〜2000mPa・sの、好ましくは200〜1500mPa・sの、最も好ましくは200〜1000mPa・sの範囲の粘度を有する。
「ゲル」とは、25℃における20秒−1の剪断速度で、2000mPa・sより大きい粘度を有する透明又は半透明の液体配合物を指す。例えば、ゲルは、0.1秒−1の剪断速度で、2000〜約10000mPa.sの、好ましくは5000〜10000mPa.sの範囲の粘度を有する。
「ペースト」とは、25℃における20秒−1の剪断速度で、約2000mPa・sを超える粘度を有する不透明な液体配合物を指す。例えば、ペーストは、25℃における0.1秒−1の剪断速度で、3000〜10000mPa・sの、好ましくは5000〜10000mPa・sの範囲の粘度を有する。
好ましくは、乾燥配合物又は液体配合物、より好ましくは乾燥洗浄配合物又は液体洗浄配合物は、液体配合物の形態である。乾燥配合物又は液体配合物は、好ましくは単回用量の配合物の形態である。
乾燥配合物又は液体配合物、好ましくは乾燥洗浄配合物又は液体洗浄配合物は、2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物を、配合物の全質量に対して好ましくは0.1〜80wt%、好ましくは0.1〜50wt%、最も好ましくは0.1〜25wt%の範囲の量で含む。
乾燥配合物又は液体配合物、好ましくは乾燥洗浄配合物又は液体洗浄配合物は、調製される配合物の種類において典型的に使用される添加剤を、さらに含み得ることが理解される。例えば、乾燥配合物又は液体配合物、好ましくは乾燥洗浄配合物又は液体洗浄配合物は、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、酵素、漂白剤、過酸素化合物、蛍光増白剤、錯化剤、ポリマー、セッケン、シリコン系消泡剤、漂白剤、着色剤、染料移行防止剤及びそれらの混合物を含む群から選択される添加剤を、さらに含む。
乾燥配合物又は液体配合物、好ましくは乾燥洗浄配合物又は液体洗浄配合物に適したアニオン性界面活性剤は、複数の異なる種類のものであり得る。例えば、アニオン性界面活性剤は、アルカンスルホネート、オレフィンスルホネート、脂肪酸エステルスルホネート、特にメチルエステルスルホネート、アルキルホスホネート、アルキルエーテルホスホネート、サルコシネート、タウレート、アルキルエーテルカルボキシレート、脂肪酸イソチオネート、スルホスクシネート、C〜C22アルキルサルフェート、C〜C22アルキルアルコキシサルフェート、C11〜C13アルキルベンゼンスルホネート、C12〜C20メチルエステルスルホネート、C12〜C18脂肪酸セッケン及びそれらの混合物を含む群から選択することができる。
乾燥配合物又は液体配合物、好ましくは乾燥洗浄配合物又は液体洗浄配合物に適した非イオン性界面活性剤は、複数の異なる種類のものであり得る。例えば、非イオン性界面活性剤は、C〜C22アルキルエトキシレート、C〜C12アルキルフェノールアルコキシレート、好ましくはエトキシレート及び混合エトキシ/プロポキシ、C〜C12アルキルフェノールのブロックアルキレンオキシド縮合物、C〜C22アルカノールのアルキレンオキシド縮合物及びエチレンオキシド/プロピレンオキシドブロックポリマー、アルキル多糖類、アルキルポリグルコシド界面活性剤、アルコール1モル当たり5〜20モルのエチレンオキシドを有するC12〜C15アルコールの縮合生成物、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド、好ましくはN−メチルN−1−デオキシグルシチルココアミド又はN−メチルN−1−デオキシグルシチルオレアミド、及びそれらの混合物を含む群から選択することができる。一実施形態では、非イオン性界面活性剤は式R(OCOHであり得、式中、RはC10〜C16アルキル基又はC〜C12アルキルフェニル基であり、nは3〜約80である。
追加として、又は代替として、非イオン性界面活性剤は、ラムノリピド、ソホロリピド、グルコースリピド、セルロースリピド、トレハロースリピド、マンノシルエリスリトールリピド、リポペプチド及びそれらの混合物を含む群から選択される生物系界面活性剤であり得る。
好ましい非イオン性界面活性剤は、グルカミド、メチルエステルアルコキシレート、アルコキシル化アルコール、エチレンオキシド及びプロピレンオキシドのジブロック及びマルチブロックコポリマー、及びソルビタンとエチレンオキシド又はプロピレンオキシドとの反応生成物、アルキルポリグリコシド(APG)、ヒドロキシアルキル混合エーテル及びアミンオキシドである。
アルコキシル化アルコール及びアルコキシル化脂肪アルコールの好ましい例は、例えば、一般式(III)
Figure 2020500252
(式中、変数は次のように定義する:
は、分岐又は直鎖C〜C22−アルキル、例えばn−C17、n−C1021、n−C1225、n−C1429、n−C1633又はn−C1837から選択され、
は、C〜C10−アルキル、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、sec−ペンチル、ネオペンチル、1,2−ジメチルプロピル、イソアミル、n−ヘキシル、イソヘキシル、sec−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、2−エチルヘキシル、n−ノニル、n−デシル又はイソデシルから選択され、
は同一又は異なり、水素及び直鎖C〜C10−アルキルから選択され、好ましくは各場合とも同一でエチルであり、特に好ましくは水素又はメチルであり、
e及びfは、0〜300の範囲にあり、e及びfの総計は少なくとも1、好ましくは3〜50の範囲にある。好ましくは、eは1〜100の範囲にあり、fは0〜300の範囲にある)
の化合物である。
e及びfは、ランダムに又はブロックとして重合され得ることが理解される。
一実施形態では、一般式(III)の化合物は、ブロックコポリマー又はランダムコポリマーであり得、ブロックコポリマーが好ましい。
他の好ましいアルコキシル化アルコールの例は、例えば、一般式(IV)
Figure 2020500252
(式中、変数は次のように定義する:
は同一又は異なり、水素及び直鎖C〜C10−アルキルから選択され、好ましくは各場合とも同一でエチルであり、特に好ましくは水素又はメチルであり、
は分岐又は直鎖C〜C20−アルキルから選択され、特にn−C17、n−C1021、n−C1225、n−C1327、n−C1531、n−C1429、n−C1633、n−C1837であり、
aは、0〜10の、好ましくは1〜6の範囲の数であり、
bは、1〜80の、好ましくは4〜20の範囲の数であり、
dは、0〜50の、好ましくは4〜25の範囲の数である)
の化合物である。
a+b+dの総計は、好ましくは5〜100の範囲、さらにより好ましくは9〜50の範囲にある。
一般式(III)及び(IV)の化合物はブロックコポリマー又はランダムコポリマーであり得、ブロックコポリマーが好ましい。
さらなる適した非イオン性界面活性剤は、エチレンオキシド及びプロピレンオキシドから構成されるジブロック及びマルチブロックコポリマーから選択される。さらなる適した非イオン性界面活性剤は、エトキシル化又はプロポキシル化ソルビタンエステルから選択される。アミンオキシド又はアルキルポリグリコシド、特に直鎖C〜C16−アルキルポリグリコシド及び分岐C〜C14−アルキルポリグルコシド、例えば一般平均式(VI)
Figure 2020500252
(式中、
は、C〜C−アルキル、特にエチル、n−プロピル又はイソプロピルであり、
は、−(CH−Rであり、
は、4〜6個の炭素原子を有する単糖類から、特にグルコース及びキシロースから選択され、
sは、1.1〜4の範囲にあり、sは平均値である)
の化合物も同様に適している。
さらなる非イオン性界面活性剤の例は、一般式(VII)及び(VIII)
Figure 2020500252
の化合物である。
は、一般式(IV)で上述したように定義される。
AOは、一般式(III)で上述したように基fに、又は一般式(IV)で上述したように基a又はdに対応する。
10は、分岐又は直鎖C〜C18−アルキルから選択される。
Oは、プロピレンオキシド及びブチレンオキシドから選択され、
wは、15〜70の、好ましくは30〜50の範囲の数であり、
w1及びw3は、1〜5の範囲の数であり、
w2は、13〜35の範囲の数である。
適したさらなる非イオン性界面活性剤の概要は、参照により本明細書に組み込まれるEP−A0851023及びDE−A19819187に見出すことができる。
前述のものから選択される2種以上の異なる非イオン性界面活性剤の混合物も、存在し得る。
乾燥配合物又は液体配合物、好ましくは乾燥洗浄配合物又は液体洗浄配合物に適したカチオン性界面活性剤は、複数の異なる種類のものであり得る。例えば、有用なカチオン性界面活性剤は、脂肪族アミン、第四級アンモニウム界面活性剤、イミダゾリン四級物質及びそれらの混合物から選択することができる。
両性界面活性剤も、乾燥配合物又は液体配合物、好ましくは乾燥洗浄配合物又は液体洗浄配合物における使用に適しており、複数の異なる種類のものであり得る。例えば、両性界面活性剤は、脂肪族ラジカルが直鎖又は分岐鎖であり得る第二級又は第三級アミンの脂肪族誘導体及び/又は複素環式第二級又は第三級アミンの脂肪族誘導体から選択することができる。脂肪族置換基の1個は少なくとも8個の炭素原子、好ましくは8〜18個の炭素原子を含有し、且つ少なくとも1個はアニオン性の水溶性化基、例えばカルボキシ基、スルホネート基又はサルフェート基を含有することが好ましい。
本発明の乾燥配合物又は液体配合物、好ましくは乾燥洗浄配合物又は液体洗浄配合物は、例えばタンパク質系、炭水化物系又はトリグリセリド系の汚れの除去のための酵素も含み得る。例えば、適した酵素は、ヘミセルラーゼ、ペルオキシダーゼ、プロテアーゼ、セルラーゼ、キシラナーゼ、リパーゼ、ホスホリパーゼ、エステラーゼ、クチナーゼ、ペクチナーゼ、ケラタナーゼ、レダクターゼ、オキシダーゼ、フェノールオキシダーゼ、リポキシゲナーゼ、リグニナーゼ、プルラナーゼ、タンナーゼ、ペントサナーゼ、マラナーゼ、β−グルカナーゼ、アラビノシダーゼ、ヒアルロニダーゼ、コンドロイチナーゼ、ラッカーゼ、アミラーゼ、及びそれらの混合物を含む群から選択される。それらは、植物、動物、細菌、真菌及び酵母起源などの任意の適した起源のものであり得る。
一実施形態では、乾燥配合物又は液体配合物、好ましくは乾燥洗浄配合物又は液体洗浄配合物は、プロテアーゼ、リパーゼ、クチナーゼ及び/又はセルラーゼのような従来の酵素とアミラーゼとを組み合わせた混合物を含む。
ここで有用なプロテアーゼには、バチルス[例えばサブチリス(subtilis)、レンタス(lentus)、リケニフォルミス(licheniformis)、アミロリケファシエンス(amyloliquefaciens)(BPN、BPN’)、アルカロフィラス(alcalophilus)]由来のスブチリシン(subtilisins)のようなもの、例えばNovozymes社から入手可能な市販品、Esperase(登録商標)、Alcalase(登録商標)、Everlase(登録商標)又はSavinase(登録商標)が含まれる。アミラーゼ(α及び/又はβ)の市販品は、例えばGenencor社からのPurafect Ox Am(登録商標)として、又はNovozymes社からのTermamyl(登録商標)、Natalase(登録商標)、Ban(登録商標)、Fungamyl(登録商標)及びDuramyl(登録商標)として入手可能である。適したリパーゼには、シュードモナス及びクロモバクター群によって産生されるものが含まれる。リポラーゼ酵素は、ヒュミコララヌギノサ(Humicola lanuginosa)に由来し得、Novo社から市販されているか、又はNovozymes社からLipolase Ultra(登録商標)、Lipoprime(登録商標)及びLipex(登録商標)として入手可能である。クチナーゼ及びエステラーゼもまた適している。適したセルラーゼには、典型的に5〜10のpH最適値を有する細菌及び真菌の両方の種類が含まれる。例としては、ヒュミコラインソレンス(Humicola insolens)又はヒュミコラ株DSMl800由来の真菌セルラーゼ又はアエロモナス(Aeromonas)属に属するセルラーゼ212産生真菌、及び海洋軟体動物Dolabella Auricula Solanderの肝膵臓から抽出されるセルラーゼが含まれる。Novozymes社のCAREZYME(登録商標)ENDOLASE及びCELLUZYME(登録商標)又はトリコデルマ・ロンギブラキアタム(Trichoderma longibrachiatum)のEGIIIセルラーゼもまた適している。
漂白酵素は、漂白剤として使用することができる。例えばペルオキシダーゼ、ラッカーゼ、オキシゲナーゼ、例えばカテコール1,2ジオキシゲナーゼ、リポキシゲナーゼ、(非ヘム)ハロペルオキシダーゼである。
本発明の乾燥配合物又は液体配合物、好ましくは乾燥洗浄配合物又は液体洗浄配合物に使用することができる過酸素化合物は通常、水溶液中で過酸化水素を生成することができる化合物であり、当該技術分野においてよく知られている。例えば、過酸素化合物は、アルカリ金属過酸化物、有機過酸化物、例えば過酸化尿素、及び無機過酸塩、例えばアルカリ金属過ホウ酸塩、例えば過ホウ酸ナトリウム四水和物又は過ホウ酸ナトリウム一水和物、過炭酸塩、過リン酸塩、過ケイ酸塩、アルキルヒドロキシペルオキシド、例えばクメンヒドロペルオキシド又はt−ブチルヒドロペルオキシド、有機ペルオキシ酸、例えばモノペルオキシ酸(例えばペルオキシ−α−ナフトエ酸、ペルオキシラウリン酸、ペルオキシステアリン酸及びN,N−フタロイルアミノペルオキシカプロン酸(PAP)、6−オクチルアミノ−6−オキソ−ペルオキシヘキサン酸、1,12−ジペルオキシドデカン二酸(DPDA)、2−デシルペルオキシブタン−1,4−二酸又は4,4’−スルホニルビスペルオキシ安息香酸)及びそれらの混合物を含む群から選択することができる。
蛍光増白剤は、蛍光を呈する任意の化合物を含み、紫外線を吸収して「青い」可視光として再放射する化合物を含む。特に、適した蛍光増白剤は、約275nm〜約400nmのスペクトルの紫外部分の光を吸収し、約400nm〜約500nmのスペクトルの紫から紫−青の範囲の光を放射する。例えば、蛍光増白剤は、連続した共役二重結合の鎖を含有する。適した蛍光増白剤の例には、スチルベンの誘導体又は4,4’−ジアミノスチルベン、ビフェニル、5員複素環、例えばトリアゾール、オキサゾール、イミダゾールなど、又は6員複素環(例えばクマリン、ナフタルアミド、s−トリアジンなど)が含まれる。カチオン性、アニオン性、非イオン性、両性及び双性イオン性蛍光増白剤は、本発明の乾燥配合物又は液体配合物、好ましくは乾燥洗浄配合物又は液体洗浄配合物に使用することができる。
本発明の乾燥配合物又は液体配合物、好ましくは乾燥洗浄配合物又は液体洗浄配合物は、錯化剤、例えば鉄及びマンガン錯化剤も含み得る。そのような錯化剤は、アミノカルボキシレート、アミノホスホネート、多官能置換芳香族錯化剤及びそれらの混合物を含む群から選択することができる。適した錯化剤は、アミノカルボン酸のアルカリ金属塩から、及びクエン酸、酒石酸及び乳酸のアルカリ金属塩から選択される。アルカリ金属塩は、リチウム塩、ルビジウム塩、セシウム塩、カリウム塩及びナトリウム塩、及び前述のものの少なくとも2つの組み合わせから選択される。カリウム塩、及びカリウム塩とナトリウム塩からの組み合わせが好ましく、ナトリウム塩がさらにより好ましい。
アミノカルボン酸の例は、イミノジコハク酸(IDS)、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ニトリロ三酢酸(NTA)、メチルグリシン二酢酸(MGDA)及びグルタミン酸二酢酸(GLDA)である。
本発明の一実施形態では、本発明による配合物は、少なくとも1種の有機錯化剤(有機コビルダー)、例えばEDTA(N,N,N’,N’−エチレンジアミン四酢酸)、NTA(N,N,N−ニトリロ三酢酸)、MGDA(2−メチルグリシン−N,N−二酢酸)、GLDA(グルタミン酸N,N−二酢酸)、及びホスホネート、例えば2−ホスホノ−1,2,4−ブタントリカルボン酸、アミノトリ(メチレンホスホン酸)、1−ヒドロキシエチレン(1,1−ジホスホン酸)(HEDP)、エチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸、ヘキサメチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸及びジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸、及び各場合のそれぞれのアルカリ金属塩、特にそれぞれのナトリウム塩を含有することができる。HEDP、GLDA及びMGDAのナトリウム塩が好ましい。
本発明の乾燥配合物又は液体配合物、好ましくは乾燥洗浄配合物又は液体洗浄配合物はまた、ポリマー、例えばポリカルボキシレートを含み得る。
乾燥配合物又は液体配合物、好ましくは乾燥洗浄配合物又は液体洗浄配合物は、配合物中の活性物質の全質量に対して、1種以上の上記添加剤を(総計で)0.5〜25wt%の、好ましくは0.5〜20wt%の、最も好ましくは0.5〜17.5wt%の範囲の量で含むことが好ましい。配合物中の活性物質の全質量(他に示さない限り)は、1種以上の添加剤及び一般式(I)の化合物、すなわち水を含まない全質量を指すことに留意されたい。
2種以上の一般式(I)
Figure 2020500252
の化合物(式中、Rは、非置換の直鎖C〜C20−アルキルであり、Gは、グルコース、アラビノース、ラムノース、キシロース及びそれらの混合物から選択され、xは、1〜10の範囲にあって平均値を指し、且つ2種以上の化合物はR及び/又はG及び/又はxが異なる)を含む組成物は、界面活性剤として高い効率を示すことが理解される。
よって、本発明の別の態様は、2種以上の一般式(I)
Figure 2020500252
の化合物(式中、Rは、非置換の直鎖C〜C20−アルキルであり、Gは、グルコース、アラビノース、ラムノース、キシロース及びそれらの混合物から選択され、xは、1〜10の範囲にあって平均値を指し、且つ2種以上の化合物はR及び/又はG及び/又はxが異なる)を含む組成物の、界面活性剤としての使用方法である。
2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物に関して、前記組成物及びその実施形態をより詳細に定義する場合は、上記に提供したコメントを参照されたい。
2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物の界面活性剤としての効率は、幅広い温度範囲に渡って達成可能であることが理解される。よって、2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物は、5〜120℃の範囲の温度で界面活性剤として使用することが好ましい。よって、2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物は、家庭用洗濯製品、産業用洗濯製品、手洗い食器洗いなどにおける界面活性剤として使用することが好ましく、家庭用洗濯製品が最も好ましい。
好ましくは、2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物は、洗濯処理における界面活性剤として使用する。上記の観点から、洗濯処理は5〜120℃の範囲の温度で、好ましくは5〜100℃の範囲の温度で実施することができる。
2種以上の一般式(I)
Figure 2020500252
の化合物(式中、Rは、非置換の直鎖C〜C20−アルキルであり、Gは、グルコース、アラビノース、ラムノース、キシロース及びそれらの混合物から選択され、xは、1〜10の範囲にあって平均値を指し、且つ2種以上の化合物はR及び/又はG及び/又はxが異なる)を含む組成物は、洗濯処理において使用する場合、抗灰色化剤として並はずれた結果を示すことが理解される。
よって、本発明のさらなる態様は、2種以上の一般式(I)
Figure 2020500252
の化合物(式中、Rは、非置換の直鎖C〜C20−アルキルであり、Gは、グルコース、アラビノース、ラムノース、キシロース及びそれらの混合物から選択され、xは、1〜10の範囲にあって平均値を指し、且つ2種以上の化合物はR及び/又はG及び/又はxが異なる)を含む組成物の、洗濯処理における抗灰色化剤としての使用方法である。
2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物に関して、前記組成物及びその実施形態をより詳細に定義する場合は、上記に提供したコメントを参照されたい。
特に、2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物を抗灰色化剤として使用すると、洗浄した布地の灰色化が低減される。布地は、天然布地、合成布地及びそれらの混合物から選択され得る。例えば、天然布地は、綿、麻及び/又は絹布地であり得る。合成布地は、ポリエステル及び/又はポリアミド布地であり得る。混合された天然/合成布地は、例えばポリエステル/綿布地であり得る。
2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物の抗灰色化性能は、幅広い温度範囲に渡って達成可能であることが理解される。よって、2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物は、5〜120℃の範囲の温度で抗灰色化剤として使用することが好ましい。この観点から、洗濯処理は5〜120℃の範囲の温度で、好ましくは5〜100℃の範囲の温度で実施することができる。よって、2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物は、家庭用洗濯製品、産業用洗濯製品などにおける抗灰色化剤として使用することが好ましく、家庭用洗濯製品が最も好ましい。
本発明の範囲及び関心は、本発明の或る実施形態を例示することを意図し、且つ非限定的である以下の実施例に基づいて、よりよく理解されるであろう。
実施例1
2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物の界面活性剤としての効率を、ラウンダーオメーター(launder-o-meter)を使用し、先行技術の化合物と比較して実証した。
2種以上の一般式(I)の化合物を含む選択された組成物の界面活性効率を、ラウンダーオメーターで以下のように決定した。
複数の汚れ見本を、綿バラスト布地及び鋼球20個と一緒に、ラウンダーオメーター中25℃の水で20分間、選択した2種以上の式(I)の化合物を含む組成物又は比較化合物を用いて洗浄した。使用した2種以上の化合物を含む組成物及び比較化合物の概要を、0.1g/L及び1g/Lの界面活性剤用量の場合について、表1a及び1bに示す。洗浄後に布地をすすぎ、脱水機にかけ、空気中で乾燥させた。
Figure 2020500252
Figure 2020500252
洗浄条件の概要を以下表2に示す。
Figure 2020500252
界面活性剤としての効率は、洗浄前後の汚れた布地の反射率をFa.Datacolor社製の分光光度計(Elrepho2000)を用いて460nmで測定することによって決定した。値が大きいほど、性能が良い。結果の概要を上記表1a及び1bに示す。結果から、本発明の2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物が、従来技術の化合物と比較して、界面活性剤としての優れた効率を示すと考えられる。
実施例2
2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物の優れた抗灰色化性能を、以下のように先行技術の化合物と比較して、ラウンダーオメーターで以下のように示した。
複数の白色試験見本を、汚れた布地EMPA101/SBL2004及び鋼球20個と一緒に40℃の水で、2種以上の一般式(I)の化合物を含む選択された組成物又は比較化合物を用いて洗浄した。洗浄液のpH値を8.0に調整した。使用した2種以上の化合物を含む組成物及び比較化合物の概要を、表3に示す。洗浄後、試験布地をすすいで脱水機にかけた。この洗浄周期を、新しい汚れた布地及び新しい洗浄液を用いて2回繰り返した。3回目の洗浄後、布地をすすぎ、脱水機にかけて空気中で乾燥させた。
Figure 2020500252
洗浄条件の概要を以下表4に示す。
Figure 2020500252
抗灰色化性能は、洗浄前後の汚れた布地の反射率をFa.Datacolor社製の分光光度計(Elrepho2000)を用いて460nmで測定することによって決定した。値が大きいほど、性能が良い。結果の概要を上記表3に示す。結果から、本発明の2種以上の一般式(I)の化合物を含む組成物が、従来技術の化合物と比較して優れた抗灰色化性能を示すと考えられる。

Claims (14)

  1. 2種以上の一般式(I)
    Figure 2020500252
    の化合物(式中、Rは、非置換の直鎖C〜C20−アルキルであり、Gは、グルコース、アラビノース、ラムノース、キシロース及びそれらの混合物から選択され、xは、1〜10の範囲にあって平均値を指し、且つ前記2種以上の化合物はR及び/又はG及び/又はxが異なる)を含む組成物。
  2. 一般式(I)において、Rが非置換の直鎖C10〜C20−アルキル、好ましくは非置換の直鎖C10〜C18−アルキル、さらにより好ましくは非置換の直鎖C12〜C18−アルキル、最も好ましくは非置換の直鎖C12−アルキル、C14−アルキル、C16−アルキル及びC18−アルキルの混合物である、請求項1に記載の組成物。
  3. 一般式(I)において、Rが非置換の直鎖C12−アルキル及びC14−アルキルの混合物である、請求項1から2のいずれか一項に記載の組成物。
  4. 一般式(I)において、Gがアラビノース及び/又はラムノース、又はGがグルコース、アラビノース及びキシロースの混合物である、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 一般式(I)において、xが1.05〜2.5の範囲、及び好ましくは1.10〜1.8の範囲にある、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 一般式(I)において、Rが非置換の直鎖C10〜C18−アルキルであり、Gがアラビノース及び/又はラムノースであり、xが1.05〜2.5の範囲にある、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 一般式(I)において、Rが非置換の直鎖C12〜C18−アルキルであり、Gがアラビノース及び/又はラムノースであり、xが1.10〜1.8の範囲にある、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 前記2種以上の一般式(I)の化合物はRが異なる、請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に定義する組成物を含む乾燥配合物又は液体配合物。
  10. 前記配合物が、アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、酵素、漂白剤、過酸素化合物(peroxygen compounds)、蛍光増白剤、錯化剤、ポリマー、例えばポリカルボキシレート、セッケン、シリコン系消泡剤、漂白剤、着色剤、染料移行防止剤及びそれらの混合物を含む群から選択される添加剤をさらに含む、請求項9に記載の乾燥配合物又は液体配合物。
  11. 前記配合物が、単回用量の配合物、又は600g/lを超える嵩密度を有する高濃度の粉末配合物である、請求項9又は10に記載の乾燥配合物又は液体配合物。
  12. 請求項1から8のいずれか一項に記載の2種以上の一般式(I)
    Figure 2020500252
    の化合物(式中、Rは、非置換の直鎖C〜C20−アルキルであり、Gは、グルコース、アラビノース、ラムノース、キシロース及びそれらの混合物から選択され、xは、1〜10の範囲にあって平均値を指し、且つ前記2種以上の化合物はR及び/又はG及び/又はxが異なる)を含む組成物を、界面活性剤として使用する方法。
  13. 前記組成物を、洗濯処理における界面活性剤として使用する、請求項12に記載の使用方法。
  14. 請求項1から8のいずれか一項に記載の2種以上の一般式(I)
    Figure 2020500252
    の化合物(式中、Rは、非置換の直鎖C〜C20−アルキルであり、Gは、グルコース、アラビノース、ラムノース、キシロース及びそれらの混合物から選択され、xは、1〜10の範囲にあって平均値を指し、且つ前記2種以上の化合物はR及び/又はG及び/又はxが異なる)を含む組成物を、洗濯処理における抗灰色化剤として使用する方法。
JP2019546066A 2016-11-08 2017-11-07 界面活性剤として適した組成物 Pending JP2020500252A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022106312A JP2022153389A (ja) 2016-11-08 2022-06-30 界面活性剤として適した組成物

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP16197759 2016-11-08
EP16197759.0 2016-11-08
PCT/EP2017/078511 WO2018087105A1 (en) 2016-11-08 2017-11-07 Composition suitable as surfactant

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022106312A Division JP2022153389A (ja) 2016-11-08 2022-06-30 界面活性剤として適した組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020500252A true JP2020500252A (ja) 2020-01-09

Family

ID=57256155

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019546066A Pending JP2020500252A (ja) 2016-11-08 2017-11-07 界面活性剤として適した組成物
JP2022106312A Pending JP2022153389A (ja) 2016-11-08 2022-06-30 界面活性剤として適した組成物

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022106312A Pending JP2022153389A (ja) 2016-11-08 2022-06-30 界面活性剤として適した組成物

Country Status (10)

Country Link
US (1) US11098269B2 (ja)
EP (1) EP3538629A1 (ja)
JP (2) JP2020500252A (ja)
KR (1) KR102455103B1 (ja)
CN (1) CN109863236A (ja)
BR (1) BR112019009039B1 (ja)
CA (1) CA3040598A1 (ja)
MX (1) MX2019005399A (ja)
RU (1) RU2019117744A (ja)
WO (1) WO2018087105A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109133356B (zh) * 2018-09-12 2021-09-14 浙江海洋大学 一种利用滤食生物除藻的方法
EP3686265A1 (en) 2019-01-23 2020-07-29 BlueSun Consumer Brands, S.L. Detergent composition with sophorolipids

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04500967A (ja) * 1988-10-05 1992-02-20 ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン アルキルグリコシドの直接製造方法
JPH08501579A (ja) * 1992-09-11 1996-02-20 ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン 洗剤混合物
JPH08231998A (ja) * 1995-02-28 1996-09-10 Kao Corp 液体洗浄剤組成物
JPH09501195A (ja) * 1993-08-04 1997-02-04 ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン 低発泡性洗剤または清浄組成物
JPH09507519A (ja) * 1994-01-12 1997-07-29 ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン 界面活性剤
JPH09310099A (ja) * 1996-05-21 1997-12-02 Kao Corp 錠剤型洗浄剤組成物
JPH11156175A (ja) * 1997-08-08 1999-06-15 Agro Ind Rech & Dev ポリグリコシド及び脂肪アルコールを主成分とする乳化組成物
JP2001527126A (ja) * 1997-12-22 2001-12-25 ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチエン 粒状洗剤
JP2002527607A (ja) * 1998-10-21 2002-08-27 コグニス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 非イオン性界面活性剤混合物
JP2006160822A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Kao Corp 衣料用液体洗浄剤
WO2008135646A1 (fr) * 2007-03-20 2008-11-13 Agro Industrie Recherches Et Developpements Nouvelles compositions a base de glycosides d'alkyle, procede pour leur preparation et utilisation comme agents tensioactifs
JP2014125474A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Kao Corp アルキルグリコシドの製造方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0756040B2 (ja) * 1989-09-29 1995-06-14 花王株式会社 住居用硬質表面液体洗浄剤組成物
FR2712595B1 (fr) * 1993-11-19 1995-12-22 Seppic Sa Un concentré comportant des alkylglycosides et ses utilisations.
US5576284A (en) * 1994-09-26 1996-11-19 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien Disinfecting cleanser for hard surfaces
US5837663A (en) 1996-12-23 1998-11-17 Lever Brothers Company, Division Of Conopco, Inc. Machine dishwashing tablets containing a peracid
DE19819187A1 (de) 1998-04-30 1999-11-11 Henkel Kgaa Festes maschinelles Geschirrspülmittel mit Phosphat und kristallinen schichtförmigen Silikaten
DE10015126B4 (de) * 2000-03-28 2006-04-27 Henkel Kgaa Reinigung von Obst und Gemüse
CN102703235B (zh) * 2008-01-18 2016-07-13 花王株式会社 液体洗净剂组合物
FR2942146B1 (fr) * 2009-02-19 2011-03-11 Seppic Sa Nouvelle composition emulsionnante pulverulente d'alkyl polyglycosides, leur utilisation pour preparer des emulsions cosmetiques et procedes pour leurs preparations
JP2016524627A (ja) * 2013-03-22 2016-08-18 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se 混合物、それらの製造及びそれらの使用方法
KR20160101078A (ko) 2013-12-16 2016-08-24 바스프 에스이 세탁 세제에 사용하기 위한 및 항 그레잉제로서 사용하기 위한 개질된 다당류
ES2627753T3 (es) 2014-09-17 2017-07-31 Basf Se Mezcla de alquilglicósidos, su fabricación y uso
WO2017167599A1 (en) 2016-03-30 2017-10-05 Basf Se Concentrates, methods of manufacture, and uses
US20190119606A1 (en) 2016-04-18 2019-04-25 Basf Se Method for cleaning hard surfaces, and formulations useful for said method
EP3266859A1 (en) 2016-07-05 2018-01-10 Basf Se Composition suitable as degreasing agent for removing greasy and/or oil type deposits

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04500967A (ja) * 1988-10-05 1992-02-20 ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン アルキルグリコシドの直接製造方法
JPH08501579A (ja) * 1992-09-11 1996-02-20 ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン 洗剤混合物
JPH09501195A (ja) * 1993-08-04 1997-02-04 ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン 低発泡性洗剤または清浄組成物
JPH09507519A (ja) * 1994-01-12 1997-07-29 ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン 界面活性剤
JPH08231998A (ja) * 1995-02-28 1996-09-10 Kao Corp 液体洗浄剤組成物
JPH09310099A (ja) * 1996-05-21 1997-12-02 Kao Corp 錠剤型洗浄剤組成物
JPH11156175A (ja) * 1997-08-08 1999-06-15 Agro Ind Rech & Dev ポリグリコシド及び脂肪アルコールを主成分とする乳化組成物
JP2001527126A (ja) * 1997-12-22 2001-12-25 ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチエン 粒状洗剤
JP2002527607A (ja) * 1998-10-21 2002-08-27 コグニス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 非イオン性界面活性剤混合物
JP2006160822A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Kao Corp 衣料用液体洗浄剤
WO2008135646A1 (fr) * 2007-03-20 2008-11-13 Agro Industrie Recherches Et Developpements Nouvelles compositions a base de glycosides d'alkyle, procede pour leur preparation et utilisation comme agents tensioactifs
JP2014125474A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Kao Corp アルキルグリコシドの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
MX2019005399A (es) 2019-08-05
RU2019117744A (ru) 2020-12-10
JP2022153389A (ja) 2022-10-12
RU2019117744A3 (ja) 2020-12-10
WO2018087105A1 (en) 2018-05-17
US20190367838A1 (en) 2019-12-05
CA3040598A1 (en) 2018-05-17
CN109863236A (zh) 2019-06-07
US11098269B2 (en) 2021-08-24
KR102455103B1 (ko) 2022-10-14
EP3538629A1 (en) 2019-09-18
BR112019009039B1 (pt) 2023-01-31
KR20190078590A (ko) 2019-07-04
BR112019009039A2 (pt) 2019-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102416067B1 (ko) 회색화 방지제
JP2022153389A (ja) 界面活性剤として適した組成物
JP2023526263A (ja) ポリα1,3-グルカンエステルを含む製品
US10889782B2 (en) Composition suitable as degreasing agent for removing greasy and/or oil type deposits
JP2021523272A (ja) ラムノリピッド及び/又はマンノシルエリスリトールリピッドを含む洗浄剤組成物
US8883709B2 (en) Laundry pretreatment compositions containing fatty alcohols
WO2024089071A1 (en) Textile treatment composition for anti-yellowing
WO2024089067A2 (en) Detergents and cleaning compositions with improved cleaning performance
WO2024088522A1 (en) Detergents with improved dye transfer inhibition
DE102014218569A1 (de) Wasch- oder Reinigungsmittel mit hydrolytisch aktivem Enzym und Trehaloseverbindung

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210928

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220630

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20220630

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20220711

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20220712

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20220916

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20220927