JPH0949949A - 光ファイバケーブル - Google Patents
光ファイバケーブルInfo
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- JPH0949949A JPH0949949A JP7170588A JP17058895A JPH0949949A JP H0949949 A JPH0949949 A JP H0949949A JP 7170588 A JP7170588 A JP 7170588A JP 17058895 A JP17058895 A JP 17058895A JP H0949949 A JPH0949949 A JP H0949949A
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Abstract
11と、その溝13内に収納されたテープ状光ファイバ心線
15とを備える。溝の反転角が 180°より大きい。テープ
状光ファイバ心線15が、溝の反転部間中央部(f)では
テープ面を溝底に向けた状態で、溝の反転部(a)
(k)ではテープ側縁を溝底に向けた状態で、溝13に収
納されている。 【効果】 テープ状光ファイバ心線に加わる、捻じり
と、主としてテープ側縁を湾曲させる方向の曲げを小さ
くできるため、テープ状光ファイバ心線の伝送ロスを十
分小さく抑えることができる。
Description
が周期的に反転するSZらせん型の溝を有する溝付きス
ペーサの溝に、テープ状光ファイバ心線を収納してなる
光ファイバケーブルに関するものである。
きスペーサを使用し、その溝内に光ファイバ心線を収納
した光ファイバケーブルは、接続や端末処理などの際、
溝から光ファイバ心線を取り出すことが容易であるとい
う利点がある。このタイプのケーブルで、光ファイバ心
線として、テープ状光ファイバ心線を使用したものとし
ては従来、複数枚のテープ状光ファイバ心線を、溝の深
さ方向に積層して溝内に収納したもの(特開平2−83
507号公報)と、溝の幅方向に積層して溝内に収納し
たもの(特開平4−55803号公報)とが公知であ
る。
線は、複数本の光ファイバを同一平面に平行に並べ、共
通被覆を施してテープ状にしたものである。このためテ
ープ面を湾曲させる方向の曲げに対しては各光ファイバ
が一様に曲がり、伝送ロス増がほとんど発生しないが、
テープ面内でテープ側縁を湾曲させる方向の曲げ(エッ
ジワイズ曲げ)が加わると、曲げの内側になる方の光フ
ァイバには圧縮方向の歪が生じ、曲げの外側になる方の
光ファイバには引張方向の歪が生じることになり、大き
な伝送ロス増が発生する。
ーサのSZらせん型の溝に、複数枚のテープ状光ファイ
バ心線が、溝の向きに対して一定の方向に積層された状
態で収納されているため、各テープ状光ファイバ心線に
必ずテープ側縁を湾曲させる方向の曲げが加わる部分が
生じる。例えば複数枚のテープ状光ファイバ心線が溝の
深さ方向に積層されているケーブルでは、各テープ状光
ファイバ心線は溝の反転部(らせん方向が反転する部
分)で主としてテープ側縁を湾曲させる方向の曲げを受
ける。また複数枚のテープ状光ファイバ心線が溝の幅方
向に積層されているケーブルでは、溝の反転部間(1つ
の反転部から次の反転部までの間)の中間部で主として
テープ側縁を湾曲させる方向の曲げを受ける。
付きスペーサを使用し、その溝にテープ状光ファイバ心
線を収納するタイプの光ファイバケーブルは、どうして
もテープ状光ファイバ心線に無理な曲げ応力が加わり、
光ファイバの伝送ロス増が大きくなるだけでなく、長期
信頼性の点でも問題があり、実用化が難しいとされてい
た。
み、溝付きスペーサのSZ溝にテープ状光ファイバ心線
を収納するタイプの光ファイバケーブルで、光ファイバ
の伝送ロス増を十分小さくできるケーブル構造を提供す
ることにある。
するため、外周にらせん方向が周期的に反転するSZら
せん型の溝を有する溝付きスペーサと、その溝付きスペ
ーサの溝の中に収納されたテープ状光ファイバ心線とを
備えた光ファイバケーブルにおいて、溝付きスペーサの
溝の反転角(溝の1つの反転部から次の反転部までの溝
付きスペーサ周方向における回転角)θが180°より
大きく、テープ状光ファイバ心線が、溝の反転部間中央
部(溝の1つの反転部から次の反転部までの間の中央
部)ではテープ面を溝底に向けた状態で、溝の反転部で
はテープ面を溝底に向けたまま溝に収納したと仮定した
ときに反転部の溝の曲がりの内側に位置する方のテープ
側縁を溝底に向けた状態で、溝に収納されている、こと
を特徴とするものである(請求項1)。
テープ状光ファイバ心線が収納される場合には、その複
数枚のテープ状光ファイバ心線は、溝の反転部間中央部
では溝の深さ方向に積層され、溝の反転部では溝の幅方
向に積層された状態となるようにする(請求項2)。
ープ状光ファイバ心線の積層体の断面の外接円が溝内に
収まる大きさに設定することが好ましい(請求項3)。
プ状光ファイバ心線の幅をW、厚さをT、積層枚数をN
としたとき、溝付きスペーサの溝の断面寸法は、溝の内
接円直径Eと深さDがそれぞれ次式を満足するように設
定することが望ましい(請求項4)。
は溝付きスペーサの長手方向で常に変化している。本発
明のケーブルにおいては、溝の中で、溝の向きに対する
テープ状光ファイバ心線の向きが変化する。すなわちテ
ープ状光ファイバ心線は、溝の反転部間中央部ではテー
プ面が溝底に向いているが、溝の反転部ではテープ面を
溝底に向けたまま溝に収納した場合に溝の曲がりの内側
になる方のテープ側縁が溝底を向く(溝内でテープが立
つ)ように、溝内での向きが変わる。
プ状光ファイバ心線は、溝の反転部間中央部でも、また
溝の反転部でも、主としてテープ面を湾曲させる方向に
曲げられることになり、テープ側縁を湾曲させる方向の
曲げはほとんど加わらなくなる。またテープ状光ファイ
バ心線に加わる捻じりも少なくなる。このためテープ状
光ファイバ心線内の光ファイバの伝送ロス増がきわめて
小さくなる。
のは、テープ状光ファイバ心線が、溝の反転部間中央部
でテープ面が溝底に向いている状態から、溝の反転部で
テープ側縁が溝底に向くまで、無理なく向きを変化させ
るためには、少なくとも90°より大きい回転角が必要
であり、そのためには溝の反転角が180°より大きい
ことが必要となるからである。
らのテープ状光ファイバ心線の取り出し易さが損なわれ
る。溝からのテープ状光ファイバ心線の取り出し易さを
考慮すれば、溝の反転角は360°以下である。したが
って溝の反転角は通常180°より大きく360°以下
の範囲内で選定される。溝の反転角の好ましい範囲は2
10°〜330°、さらに好ましい範囲は270°〜3
00°である。
心線の積層体の断面の外接円が溝内に収まる大きさに設
定するか、溝の内接円直径Eと深さDを数2式のように
設定しておくと、テープ状光ファイバ心線の積層体が溝
の中で無理なく向きを変えられる。またこれによりテー
プ状光ファイバ心線が屈曲や捻じりを受けた状態で発生
する内部応力が分散されやすくなる。したがって溝の寸
法を上記のように設定することも光ファイバの伝送ロス
増を抑制するのに有効である。
の心数が多くなるほど、幅/厚さが大きくなり、テープ
側縁を湾曲させる方向の曲げによる悪影響が大きくなる
ので、本発明は幅/厚さが比較的大きい4心以上のテー
プ状光ファイバ心線を使用する場合に特に効果的であ
る。
参照して詳細に説明する。図1および図2は本発明に係
る光ファイバケーブルの基本的な構成を示す説明図であ
る。図1(A)は溝付きスペーサ11の断面を、(B)は
溝付きスペーサ11の側面を模式的に示している。13′は
溝付きスペーサ11の外周に形成されたSZらせん型の溝
の軌跡である。図2(a)〜(k)はそれぞれ図1
(B)のa−a線〜k−k線における断面図である。
形成されたSZらせん型の溝、15は溝13の中に収納され
たテープ状光ファイバ心線である。この例では溝13に3
枚のテープ状光ファイバ心線15が積層状態で収納されて
いる。3枚のテープ状光ファイバ心線15の1枚1枚と、
その向きを識別するため、外側2枚のテープ状光ファイ
バ心線15の片側に○印と×印をつけてある。
ーサ11の外周にらせん方向が周期的に反転するように形
成されている。符号17は溝のらせん方向の反転部、19は
溝の反転部間中央部(溝の1つの反転部17から次の反転
部17までの間の中央部)、Pは溝の反転ピッチ(1つの
反転部17から次の反転部17までの溝付きスペーサの中心
軸線距離)である。また図1(A)において、θは溝の
反転角(溝の1つの反転部17から次の反転部17までの溝
付きスペーサ周方向における回転角)である。この例で
はθ= 300°としてある。図2では(a)から(k)ま
での1反転ピッチだけが示されているが、これに続く次
の1反転ピッチでは逆に(k)から(a)までの状態と
なり、以下これが繰り返されることになる。
に示すようにテープ状光ファイバ心線15がテープ面を溝
底に向けた状態で溝13に収納されており、溝13の反転部
17では、図2(a)(k)に示すようにテープ状光ファ
イバ心線15がテープ側縁を溝底に向けた状態で(テープ
が溝の中で立つような状態で)溝13に収納されている。
ただし図2(a)と(k)では溝13の向きに対するテー
プ状光ファイバ心線15の向きが反対である。すなわち図
2(a)ではテープ状光ファイバ心線15の○印・×印と
反対側の側縁が溝底に向いているが、(k)ではテープ
状光ファイバ心線15の○印・×印側の側縁が溝底に向い
ている。この状態は、いずれの反転部でもテープ状光フ
ァイバ心線15が、テープ面を溝底に向けたまま溝に収納
したと仮定したときに「反転部の溝の曲がりの内側」に
位置する方のテープ側縁が溝底を向くように、配置され
ているということである。
3の17aの部分である。図3は1本のSZらせん溝13を
有する溝付きスペーサ11の側面を示している。17は溝13
の反転部、17aは反転部17の溝の曲がりの内側、17bは
反転部17の溝の曲がりの外側、19は反転部間中央部であ
る。
光ファイバ心線15は、反転部17でも、反転部間中央部19
でも、主としてテープ面を湾曲させる方向に曲げられる
ことになる。したがってこの状態がテープ状光ファイバ
心線15の、テープ側縁を湾曲させる方向の曲げが最も少
ない状態である。
状光ファイバ心線15に加わる捻じりも少なくなる。図2
(a)〜(k)を一見すると、溝13の中でテープ状光フ
ァイバ心線15の積層体が回転して捻じられているように
見えるが、実際には(a)から(d)の区間と(h)か
ら(k)の区間では、溝13の向きが変化するだけで、テ
ープ状光ファイバ心線15の向きはほとんど変化しない。
ァイバ心線15にほとんど捻じりが加わらないことを意味
する。テープ状光ファイバ心線15に捻じりが加わるのは
主に図2(d)から(h)の区間だけ(反転角 300°の
うち約 120°だけ)である。従来のケーブルでは1つの
反転部から次の反転部までの間のどの位置でもテープ状
光ファイバ心線に捻じりが加わっていたが、これに比べ
ると本発明のケーブルは、テープ状光ファイバ心線に加
わる捻じりが大幅に少ない(1反転ピッチで約180°少
ない)ことになる。
て説明する。テープ状光ファイバ心線15が、側縁を溝底
に向けている図2(a)の状態から、テープ面を溝底に
向ける(d)の状態になるまでには、溝13の向きが90°
より大きい角度で回転する必要がある。同様に(h)の
状態から(k)の状態になるまでにも、溝13の向きが90
°より大きい角度で回転する必要がある。換言すれば、
テープ状光ファイバ心線15が、溝の反転部でテープ側縁
を溝底に向け、溝の反転部間中央部でテープ面を溝底に
向ける状態を得るためには、反転部の両側でそれぞれ溝
の向きが溝付きスペーサ周方向に少なくとも90°より大
きい角度で回転する必要がある。
角θは 180°より大きくする必要がある。溝13の反転角
θの上限は前述したように 360°以下にすることが望ま
しい。したがって溝の反転角θは通常、 180°<θ≦ 3
60°の範囲内の適当な値に設定される。
とテープ状光ファイバ心線15の向きとの関係は理想的な
状態である。実際にはテープ状光ファイバ心線15は溝13
内でフリーであるため、自身の弾性、剛性あるいは反転
部での曲げの力などにより、溝13内で最も安定な状態に
向きを変える。図4(a)〜(k)にその具体例を示
す。図4(a)〜(k)はそれぞれ図1(B)のa−a
線〜k−k線における断面図である。
ようにテープ状光ファイバ心線15がテープ面を溝底に向
けた状態で溝13に収納されている。この点は図2の場合
と同じである。図4の例では、(f)から溝13の向きが
90°回転したところ、すなわち(c)(i)でテープ状
光ファイバ心線15が溝13内でほぼ直立した状態となり、
さらに溝13の反転部17では(a)(k)に示すようにテ
ープ状光ファイバ心線15が直立状態より反転部17の溝の
曲がりの内側の方へ倒れた状態となる。本発明において
「テープ状光ファイバ心線が溝の反転部でテープ側縁を
溝底に向けた状態で溝に収納されている」とは図4
(a)(k)のような状態も含むものである。
おいてテープ状光ファイバ心線15の積層体の側縁の全体
あるいは一部が溝底に接しているが、テープ状光ファイ
バ心線にかかる張力あるいはSZらせん溝の反転角の大
きさによっては、テープ状光ファイバ心線の積層体の側
縁は溝底に接することなく溝底から浮いた状態になる場
合もある。図5(A)および(B)にその具体例を示
す。図5(A)は図2(a)におけるテープ状光ファイ
バ心線15の積層体の側縁が溝底から浮いた状態を示す図
である。また図5(B)は図4(a)におけるテープ状
光ファイバ心線15の積層体の側縁が溝底から浮いた状態
を示す図である。なお17aは前述のように反転部曲がり
の内側、17bは反転部曲がりの外側を示している。本発
明において「テープ状光ファイバ心線が溝の反転部でテ
ープ側縁を溝底に向けた状態で溝に収納されている」と
は図5(A)および(B)のようなテープ状光ファイバ
心線15が溝底から浮いた状態も含むものである。
光ファイバ心線の積層体は、テープ状光ファイバ心線相
互が拘束されていないので、完全な積層状態(各テープ
状光ファイバ心線の側縁が相互にずれていない状態)か
ら多少ずれた状態(各テープ状光ファイバ心線の側縁が
相互にずれている状態)になる場合もある。図6(A)
および(B)にその具体例を示す。図6(A)はテープ
状光ファイバ心線15の積層体が溝底に接している場合に
ついて、テープ状光ファイバ心線15の積層体の積層状態
が多少ずれた状態を示し、図6(B)はテープ状光ファ
イバ心線15の積層体が溝底から浮いている場合につい
て、テープ状光ファイバ心線15の積層体の積層状態が多
少ずれた状態を示している。本発明において「テープ状
光ファイバ心線が溝の反転部でテープ側縁を溝底に向け
た状態で溝に収納されている」とは図6(A)および
(B)のようなテープ状光ファイバ心線15の積層体の積
層状態が多少ずれている状態も含むものである。
説明する。テープ状光ファイバ心線が溝付きスペーサの
溝の中で、テープ面を溝底に向けた状態と、テープ側縁
を溝底に向けた状態を得るためには、テープ状光ファイ
バ心線の積層体が溝の中で、積層状態を崩すことなく、
相対的に向きを変えられるようにすることが好ましい。
一方、溝の寸法を長手方向で変化させることは溝付きス
ペーサの製造上きわめて困難である。したがって溝の寸
法を全長にわたって一定とすると、溝付きスペーサの溝
の寸法は、次のように定めればよい。すなわち図7に示
すように、テープ状光ファイバ心線15の幅をW、厚さを
T、積層枚数をNとしたとき、溝付きスペーサ11の溝13
の内接円直径Eおよび深さDはそれぞれ次式を満足する
ように設定する。
線15の積層体の対角線の長さLより溝13の内接円直径E
および深さDが大きくなるから、溝13の中でテープ状光
ファイバ心線15の積層体が積層状態を崩すことなく、か
つ無理な応力を発生させることなく、相対的に向きを変
えることが可能である。
ると、溝の反転部およびその近傍で溝の両側壁が、反転
部の曲がりの内側の方へ傾くことがあるが、溝の反転部
およびその近傍で溝の傾きが発生する場合は、溝の反転
部およびその近傍以外のところで溝の内接円直径Eと深
さDが数3式を満足するように設定すればよい。なお図
7は矩形溝の場合であるが、台形溝の場合も同じことが
いえる。
バケーブルの一実施例を示す。(A)は溝13の反転部間
中央部における断面図(図1のf−f線断面に相当)、
(B)は溝13の反転部における断面図(図1のa−a線
またはk−k線断面に相当)である。溝付きスペーサ11
はポリエチレンの押出成形体で、中心に鋼撚線のテンシ
ョンメンバー21を有している。溝付きスペーサ11の外径
は15.8mm、溝底径は10mmである。溝13の断面寸法は溝底
幅が1.3 mm、溝上端幅が4.5 mm、溝深さが2.3mmであ
る。溝13の反転角θは約 300°、反転ピッチPは約240
mmである。
し、そのうちの1本の溝13には4枚のテープ状光ファイ
バ心線15の積層体を収納し、その1本おいて隣の溝13に
は2枚のテープ状光ファイバ心線15の積層体を収納し
た。テープ状光ファイバ心線15の積層体は、溝13の反転
部間中央部では図8(A)のようにテープ面が溝底を向
くように、反転部では図8(B)のようにテープ側縁が
溝底を向くように、溝13内に収納した。各テープ状光フ
ァイバ心線15は溝13内に収納された状態で張力がかから
ないようにした。なお23は押さえ巻き、25はシースであ
る。
に示すように平行配置された4心の光ファイバ27に共通
被覆29を施したもので、その断面寸法は幅1.1 mm、厚さ
0.4mmである。4枚のテープ状光ファイバ心線15の積層
体の断面寸法は図9(D)のとおりであり、2枚のテー
プ状光ファイバ心線15の積層体の断面寸法は図9(B)
のとおりである。
し、テープ状光ファイバ心線を溝付きスペーサの溝に収
納して押さえ巻き23を巻いた段階と、シース25を施した
段階で、各テープ状光ファイバ心線15の伝送ロスを測定
した。測定波長λは1.55μm である。その結果を表1に
示す。
あるので、このケーブルは十分な性能を有することが確
認された。
(B)に示すように、溝13の反転部においてテープ状光
ファイバ心線15の積層体が溝底から浮いた状態になる場
合もあるが、この場合も伝送ロスは0.25dB/km以下とな
り、十分な性能を有することが確認された。なお図10
(A)は溝13の反転部間中央部における断面図(図1の
f−f線断面に相当)、(B)は溝13の反転部における
断面図(図1のa−a線またはk−k線断面に相当)で
ある。
ァイバケーブルの他の実施例を示す。(A)は溝13の一
方の反転部における断面図(図1のa−a線断面に相
当)、(B)は溝13の反転部間中央部における断面図
(図1のf−f線断面に相当)、(C)は溝13の他方の
反転部における断面図(図1のk−k線断面に相当)で
ある。溝付きスペーサ11はポリエチレンの押出成形体
で、中心に鋼単線のテンションメンバー21を有してい
る。溝付きスペーサ11の外径は10.8mm、溝底径は8.0 mm
である。溝13の断面寸法は溝幅が2.0 mm、溝深さが1.4
mmである。溝13の反転角θは約 290°、反転ピッチPは
約250 mmである。
し、1番の溝13には1枚のテープ状光ファイバ心線15
を、2番の溝13には2枚のテープ状光ファイバ心線15の
積層体を、3番の溝13には3枚のテープ状光ファイバ心
線15の積層体を、4番、5番の溝13には2枚のテープ状
光ファイバ心線15の積層体を、それぞれ収納した。テー
プ状光ファイバ心線15およびその積層体は、溝13の反転
部間中央部では図11(B)のようにテープ面が溝底を
向くように、反転部では図11(A)(C)のように傾
いた状態でテープ側縁が溝底を向くように、溝13内に収
納した。各テープ状光ファイバ心線15は溝13内に収納さ
れた状態で張力がかからないようにした。なお23は押さ
え巻き、25はシースである。
に示すように4心の光ファイバ27に共通被覆29を施した
もので、その断面寸法は幅が1.1 mm、厚さが0.4 mmであ
る。2枚のテープ状光ファイバ心線15の積層体の断面寸
法は図9(B)のとおりであり、3枚のテープ状光ファ
イバ心線15の積層体の断面寸法は図9(C)のとおりで
ある。
し、テープ状光ファイバ心線を溝付きスペーサの溝に収
納して押さえ巻き23を巻いた段階と、シース25を施した
段階で、各テープ状光ファイバ心線15の伝送ロスを測定
した。測定波長λは1.55μm である。その結果を表2に
示す。
あるので、このケーブルは十分な性能を有することが確
認された。
〜(C)に示すように、溝13の反転部においてテープ状
光ファイバ心線15の積層体が溝底から浮いた状態になる
場合もあるが、この場合も伝送ロスは0.25dB/km以下と
なり、十分な性能を有することが確認された。なお図1
2(A)は溝13の一方の反転部における断面図(図1の
a−a線断面に相当)、(B)は溝13の反転部間中央部
における断面図(図1のf−f線断面に相当)、(C)
は溝13の他方の反転部における断面図(図1のk−k線
断面に相当)である。
実施例を示す。(A)は溝13の反転部間中央部における
断面図(図1のf−f線断面に相当)、(B)は溝13の
反転部における断面図(図1のa−a線またはk−k線
断面に相当)である。この実施例は、複数枚のテープ状
光ファイバ心線15の積層体を、そのテープ側縁が並ぶ面
に発泡プラスチック等からなるクッション性の保護テー
プ31を沿わせた状態で、溝付きスペーサ11の溝13内に収
納したものである。このようにするとテープ状光ファイ
バ心線15の側縁が直接、溝底や溝壁に押し付けられるこ
とがなくなり、伝送ロス増の抑制に有効である。
す。この実施例は、溝付きスペーサ11として、個々に溝
13を有する複数本のセグメント形溝部材33をテンション
メンバー21のまわりにSZ撚りで撚り合わせたものを使
用した例である。それ以外の構成は図11の実施例と同
様であるので同一部分には同一符号を付して説明を省略
する。
して複数本の溝を有するものを使用したが、本発明に使
用する溝付きスペーサは、溝の本数を制限されるもので
はなく、例えば図2および図3に示すように1本の溝し
か有しないものであってもよい。
状光ファイバ心線を使用した場合を説明したが、本発明
ではこれ以外の厚さのテープ状光ファイバ心線を使用す
ることもできる。例えば、4心で、厚さ0.25〜0.27mm、
幅1.1 mmのテープ状光ファイバ心線(これは、光ファイ
バ素線の外径が0.25mmであるから、その外径とほぼ同じ
厚さのテープ状光ファイバ心線ということになる)を使
用すると、1溝に5枚のテープ状光ファイバ心線の積層
体を収納することとして、溝幅を1.6 mm、溝深さを1.6
mm、5本の溝を有する溝付きスペーサの外径を約11mmと
することができる。これによりテープ状光ファイバ心線
の収納密度を高めることができると共に、ケーブル切り
口端末での外力によるテープ状光ファイバ心線の配列乱
れが防止できる効果のあることも分かった。またこの寸
法のケーブルでテープ状光ファイバ心線の伝送ロスは、
「押さえ巻きを巻いた段階」で平均0.21dB/km、最小0.
19dB/km、最大0.25dB/km、「シースを施した段階」で
平均0.20dB/km、最小0.19dB/km、最大0.24dB/kmであ
った。
ァイバケーブルのさらに他の実施例を示す。(A)は溝
13の一方の反転部における断面図(図1のa−a線断面
に相当)、(B)は溝13の反転部間中央部における断面
図(図1のf−f線断面に相当)、(C)は溝13の他方
の反転部における断面図(図1のk−k線断面に相当)
である。このケーブルは、溝付きスペーサ11に形成した
複数のSZらせん型の溝13のうち、一部の溝にはテープ
状光ファイバ心線15を収納し、他の一部の溝には単心光
ファイバ心線35を収納すると共にジェリー37を充填した
ものである。
形体で、中心にテンションメンバー21を有している。溝
付きスペーサ11の外径は15.6mmである。溝13の断面寸法
は、溝底幅と溝上端幅が等しい溝番号1、4、5、6番
の溝が、溝幅2.4 mm、溝深さ3.4 mmであり、溝底幅より
溝上端幅が大きい溝番号2、3番の溝が、溝底幅2.0m
m、溝上端幅4.3 mm、溝深さ3.4 mmである。溝13の反転
角θは約 280°、反転ピッチPは約250 mmである。
ァイバ心線15を3枚積層して収納した。2番、3番の溝
13には単心光ファイバ心線35を4本収納すると共に、ジ
ェリー37を充填した。テープ状光ファイバ心線15は、溝
13の反転部間中央部では図15(B)のようにテープ面
が溝底を向くように、反転部では図15(A)(C)の
ように傾いた状態でテープ側縁が溝底を向くように、溝
13内に収納した。各テープ状光ファイバ心線15は溝13内
に収納された状態で張力がかからないようにした。なお
23は押さえ巻き、25はシースである。
に示すように4心の光ファイバ27に共通被覆29を施した
もので、その断面寸法は幅1.1 mm、厚さ0.4 mmである。
3枚のテープ状光ファイバ心線15の積層体の断面寸法は
図9(C)のとおりである。単心光ファイバ心線35は外
径0.9 mmのナイロン被覆心線である。
し、テープ状光ファイバ心線15および単心光ファイバ心
線35を溝付きスペーサ11の溝に収納して押さえ巻き23を
巻いた段階と、シース25を施した段階で、各光ファイバ
心線の伝送ロスを測定した。測定波長λは1.55μm であ
る。その結果、テープ状光ファイバ心線の伝送ロスは、
「押さえ巻きを巻いた段階」で平均0.22dB/km、最小0.
20dB/km、最大0.24dB/km、「シースを施した段階」で
平均0.23dB/km、最小0.21dB/km、最大0.24dB/kmであ
った。また単心光ファイバ心線の伝送ロスは、「押さえ
巻きを巻いた段階」で平均0.21dB/km、最小0.20dB/k
m、最大0.21dB/km、「シースを施した段階」で平均0.2
2dB/km、最小0.21dB/km、最大0.23dB/kmであった。
したがってこのケーブルも十分な性能を有することが確
認された。
ん型の溝に収納すると、溝の特性上、布設状態で不安定
な状態になるが、本実施例のように単心光ファイバ心線
が収納された溝のみに、ジェリーを充填しておくと、単
心光ファイバ心線を半固定状態にすることができ、特性
の安定した光ファイバケーブルが得られる。
ァイバケーブルのさらに他の実施例を示す。(A)は溝
13の一方の反転部における断面図(図1のa−a線断面
に相当)、(B)は溝13の反転部間中央部における断面
図(図1のf−f線断面に相当)、(C)は溝13の他方
の反転部における断面図(図1のk−k線断面に相当)
である。このケーブルは、溝付きスペーサ11に形成した
複数のSZらせん型の溝13にテープ状光ファイバ心線15
を収納すると共に、ジェリー37を充填したものである。
このケーブル構造は、ジェリーによりケーブル内の水走
り性が十分抑制されるという効果をもつ。
イバケーブルのさらに他の実施例を示す。図17(A)
は溝13の一方の反転部における断面図(図1のa−a線
断面に相当)、同(B)は溝13の反転部間中央部におけ
る断面図(図1のf−f線断面に相当)である。溝13の
他方の反転部における断面図は省略したが、(A)と左
右対称になる。また押さえ巻きおよびシースも図示を省
略してある。
し、その中に8心テープ状光ファイバ心線15を10枚積層
して収納したものである。8心テープ状光ファイバ心線
15の断面寸法は幅2.2 mm、厚さ0.27mmであり、これを10
枚積層した積層体の断面寸法は厚さ2.7 mm、対角線の長
さ3.48mmとなる。一方、溝付きスペーサ11の溝13は台形
溝であり、その断面寸法は例えば溝底幅3.2 mm、溝上端
幅5.2 mm、溝深さ4.5 mmとなっている。この寸法は溝底
幅(3.2 mm)が、積層体の対角線長(3.48mm)より小さ
いが、テープ状光ファイバ心線15の積層体の断面の外接
円Mが収まる大きさであるので、積層体は溝13内で自由
に向きを変えることができる。
理な応力がかからないことは図8、図10、図11等の
実施例と同様である。この寸法のケーブルでテープ状光
ファイバ心線の伝送ロスは、「押さえ巻きを巻いた段
階」で平均0.21dB/km、最小0.19dB/km、最大0.24dB/
km、「シースを施した段階」で平均0.21dB/km、最小0.
19dB/km、最大0.25dB/kmであった。
断面寸法がテープ状光ファイバ心線15の積層体の断面の
外接円Mが収まる大きさで、溝底幅をテープ状光ファイ
バ心線15の幅より大きくし且つ積層体の対角線の長さよ
り小さくすると、溝寸法を比較的小さくできるため、図
17のように溝付きスペーサ11の外周に多数の溝13を形
成することができ、高密度のケーブルを構成するのに有
効である。
周にらせん方向が周期的に反転するSZらせん型の溝を
有する溝付きスペーサの溝内にテープ状光ファイバ心線
を収納した光ファイバケーブルにおいて、テープ状光フ
ァイバ心線に加わる、捻じりと、主としてテープ側縁を
湾曲させる方向の曲げを小さくできるため、テープ状光
ファイバ心線の伝送ロスを十分小さく抑えることができ
る。このため本発明は、この種のケーブルの実用化に大
きく貢献するものである。
ための(A)は断面を、(B)は側面を示す模式図。
プ状光ファイバ心線の向きとの関係の一例を示す、図1
のa−a線〜k−k線における断面図。
側面図。
プ状光ファイバ心線の向きとの関係の他の例を示す、図
1のa−a線〜k−k線における断面図。
状光ファイバ心線の積層体が溝底から浮いている状態を
示す断面図。
ファイバ心線の積層状態が多少ずれた状態を示す断面
図。
状光ファイバ心線の寸法と溝付きスペーサの溝の寸法と
の関係を示す断面図。
の、(A)は溝の反転部間中央部における断面図、
(B)は溝の反転部における断面図。
バ心線の積層状態を示す断面図。
ブルの、(A)は溝の反転部間中央部における断面図、
(B)は溝の反転部における断面図。
バケーブルの、(A)(C)は溝の反転部における断面
図、(B)は溝の反転部間中央部における断面図。
バケーブルの、(A)(C)は溝の反転部における断面
図、(B)は溝の反転部間中央部における断面図。
バケーブルの、(A)は溝の反転部間中央部における要
部断面図、(B)は溝の反転部における要部断面図。
バケーブルの、溝の反転部間中央部における断面図。
バケーブルの、(A)(C)は溝の反転部における断面
図、(B)は溝の反転部間中央部における断面図。
バケーブルの、(A)(C)は溝の反転部における断面
図、(B)は溝の反転部間中央部における断面図。
バケーブルの、(A)は溝の反転部における断面図、
(B)は溝の反転部間中央部における断面図。
イバ心線の寸法と溝寸法との関係を示す拡大断面図。
Claims (5)
- 【請求項1】外周にらせん方向が周期的に反転するSZ
らせん型の溝を有する溝付きスペーサと、その溝付きス
ペーサの溝の中に収納されたテープ状光ファイバ心線と
を備えた光ファイバケーブルにおいて、 溝付きスペーサの溝の反転角(溝の1つの反転部から次
の反転部までの溝付きスペーサ周方向における回転角)
θが180°より大きく、 テープ状光ファイバ心線が、溝の反転部間中央部(溝の
1つの反転部から次の反転部までの間の中央部)ではテ
ープ面を溝底に向けた状態で、溝の反転部ではテープ面
を溝底に向けたまま溝に収納したと仮定したときに反転
部の溝の曲がりの内側に位置する方のテープ側縁を溝底
に向けた状態で、溝に収納されている、 ことを特徴とする光ファイバケーブル。 - 【請求項2】請求項1記載の光ファイバケーブルであっ
て、同じ溝に収納された複数枚のテープ状光ファイバ心
線が、溝の反転部間中央部では溝の深さ方向に積層さ
れ、溝の反転部では溝の幅方向に積層されていることを
特徴とするもの。 - 【請求項3】請求項1または2記載の光ファイバケーブ
ルであって、溝付きスペーサの溝の断面寸法がテープ状
光ファイバ心線の積層体の断面の外接円が溝内に収まる
大きさになっていることを特徴とするもの。 - 【請求項4】請求項1または2記載の光ファイバケーブ
ルであって、テープ状光ファイバ心線の幅をW、厚さを
T、積層枚数をNとしたとき、溝付きスペーサの溝の内
接円直径Eおよび溝の深さDがそれぞれ次式を満足する
ことを特徴とするもの。 【数1】D≧E≧{W2 +(NT)2 }1/2 - 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかに記載の光フ
ァイバケーブルであって、テープ状光ファイバ心線が4
心以上の光ファイバを有するものであることを特徴とす
るもの。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7170588A JP2835298B2 (ja) | 1994-07-06 | 1995-07-06 | 光ファイバケーブル |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17615394 | 1994-07-06 | ||
JP7-128666 | 1995-05-26 | ||
JP12866695 | 1995-05-26 | ||
JP6-176153 | 1995-05-26 | ||
JP7170588A JP2835298B2 (ja) | 1994-07-06 | 1995-07-06 | 光ファイバケーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0949949A true JPH0949949A (ja) | 1997-02-18 |
JP2835298B2 JP2835298B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=27315790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7170588A Expired - Lifetime JP2835298B2 (ja) | 1994-07-06 | 1995-07-06 | 光ファイバケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2835298B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6212321B1 (en) | 1999-03-25 | 2001-04-03 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical cable |
-
1995
- 1995-07-06 JP JP7170588A patent/JP2835298B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6212321B1 (en) | 1999-03-25 | 2001-04-03 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical cable |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2835298B2 (ja) | 1998-12-14 |
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