JPH0949637A - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
- Publication number
- JPH0949637A JPH0949637A JP20191595A JP20191595A JPH0949637A JP H0949637 A JPH0949637 A JP H0949637A JP 20191595 A JP20191595 A JP 20191595A JP 20191595 A JP20191595 A JP 20191595A JP H0949637 A JPH0949637 A JP H0949637A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot air
- heating chamber
- food
- rotation speed
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加熱室内に熱風を循環する加熱調理時に加熱
室内の角皿や食品の載置異常や空焼を検出する安全性の
高い加熱調理器を実現する。 【構成】 食品を収納する加熱室1と、食品を載置する
角皿2と、加熱室1内に角皿2を支持する複数の棚3
と、加熱室1に熱風を供給する熱風循環ファン4bを備
えた熱風発生ユニット4と、熱風循環ファン4bの回転
数を検知する回転数検知手段6と、熱風循環ファン4b
の回転速度を制御する速度制御手段9を備えた加熱調理
器において、前記回転数検知手段6が検知した熱風循環
ファン4bの回転数情報に基づいて異常状態を検知する
手段を有する制御部8を備えたので、所定の低い回転数
の場合は加熱室1内に載置された角皿2の異常や角皿2
に載せられた食品の載置位置の異常と検知し、所定の高
い回転数の場合は空焼であると検知できる。
室内の角皿や食品の載置異常や空焼を検出する安全性の
高い加熱調理器を実現する。 【構成】 食品を収納する加熱室1と、食品を載置する
角皿2と、加熱室1内に角皿2を支持する複数の棚3
と、加熱室1に熱風を供給する熱風循環ファン4bを備
えた熱風発生ユニット4と、熱風循環ファン4bの回転
数を検知する回転数検知手段6と、熱風循環ファン4b
の回転速度を制御する速度制御手段9を備えた加熱調理
器において、前記回転数検知手段6が検知した熱風循環
ファン4bの回転数情報に基づいて異常状態を検知する
手段を有する制御部8を備えたので、所定の低い回転数
の場合は加熱室1内に載置された角皿2の異常や角皿2
に載せられた食品の載置位置の異常と検知し、所定の高
い回転数の場合は空焼であると検知できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱風エネルギーを利用
して食品の調理を行う加熱調理器に関するものである。
して食品の調理を行う加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、発熱体を利用した食品加熱装置は
シーズヒータや平面ヒータ、石英管ヒータなどを加熱室
内の上面や底面に設置し上下からの熱エネルギーを自然
対流により、食品を加熱していた。しかし、近年は一度
に多量の食品を加熱することがのぞまれており、その一
般的な方法として加熱室内の食品載置皿を2段にしてい
ちどに多量の食品が調理できるように加熱方式を熱風循
環のものにして効率よく加熱調理することが多々みられ
る。2段調理の方法も丸皿2段で行う方法と角皿2段で
行う方法があるが、前者は丸皿を支持するシャフトを介
して重量センサーからの情報で重量に応じた加熱時間を
設定し加熱する。後者は重量を直接検知できないため加
熱室内の温度の立ち上がりを検知しファジィ推論等で食
品の量を推測し、加熱時間を決定する、といったような
方法が近年よくもちいられている。
シーズヒータや平面ヒータ、石英管ヒータなどを加熱室
内の上面や底面に設置し上下からの熱エネルギーを自然
対流により、食品を加熱していた。しかし、近年は一度
に多量の食品を加熱することがのぞまれており、その一
般的な方法として加熱室内の食品載置皿を2段にしてい
ちどに多量の食品が調理できるように加熱方式を熱風循
環のものにして効率よく加熱調理することが多々みられ
る。2段調理の方法も丸皿2段で行う方法と角皿2段で
行う方法があるが、前者は丸皿を支持するシャフトを介
して重量センサーからの情報で重量に応じた加熱時間を
設定し加熱する。後者は重量を直接検知できないため加
熱室内の温度の立ち上がりを検知しファジィ推論等で食
品の量を推測し、加熱時間を決定する、といったような
方法が近年よくもちいられている。
【0003】その中で、システムの安全性を確保するた
めに重量センサーを搭載している製品は重量を測定する
ことで、丸皿上に食品が載置されていないときは空焼を
防止するために、異常をブザーで報知したり、また温度
センサーで急激あるいは緩慢な温度上昇があった場合に
は同様に報知する制御方法を備えているものが多い。
めに重量センサーを搭載している製品は重量を測定する
ことで、丸皿上に食品が載置されていないときは空焼を
防止するために、異常をブザーで報知したり、また温度
センサーで急激あるいは緩慢な温度上昇があった場合に
は同様に報知する制御方法を備えているものが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】加熱中の加熱室内に熱
風を循環して食品の加熱をおこなうものは加熱室外に設
けられた熱風発生ユニット内の熱風循環ファンがモータ
の同期速度で回転しているが、モータ自身の速度制御を
していないと、加熱室内におかれた食品の量や電圧変
動、電源周波数の変化に伴い速度に変化が生じてしま
う。または、加熱室内に角皿を1枚、あるいは複数枚入
れる場所によって熱風発生ユニットの熱風循環の吸気と
排気のバランスが崩れ回転数に変化を及ぼすこともあ
る。そのために調理するときに極端に熱風の吸排気孔の
近傍に食品が置かれると熱風の循環が悪くなり、焼きム
ラが発生したり、モータがオーバーロードとなりモータ
の巻き線の温度が上昇する問題があった。
風を循環して食品の加熱をおこなうものは加熱室外に設
けられた熱風発生ユニット内の熱風循環ファンがモータ
の同期速度で回転しているが、モータ自身の速度制御を
していないと、加熱室内におかれた食品の量や電圧変
動、電源周波数の変化に伴い速度に変化が生じてしま
う。または、加熱室内に角皿を1枚、あるいは複数枚入
れる場所によって熱風発生ユニットの熱風循環の吸気と
排気のバランスが崩れ回転数に変化を及ぼすこともあ
る。そのために調理するときに極端に熱風の吸排気孔の
近傍に食品が置かれると熱風の循環が悪くなり、焼きム
ラが発生したり、モータがオーバーロードとなりモータ
の巻き線の温度が上昇する問題があった。
【0005】従来それらを防止するために光センサーを
設けて食品の位置を監視したり、丸皿調理ではターンテ
ーブルを回転させたりし、またモータ雰囲気の温度上昇
を防ぐために特別な排熱手段を設ける必要があり、丸皿
上の重量を重量センサーで測定し空焼を検知していた。
設けて食品の位置を監視したり、丸皿調理ではターンテ
ーブルを回転させたりし、またモータ雰囲気の温度上昇
を防ぐために特別な排熱手段を設ける必要があり、丸皿
上の重量を重量センサーで測定し空焼を検知していた。
【0006】しかし、特に角皿を用いる調理では角皿を
支持する棚部で直接重量センサー等で重量の検出を行う
例(実開昭60−86805号公報)もあるが構造が複
雑になり実現困難であったり、角皿の枚数を検出する目
的で光センサーなどを設け、構造的に複雑になったり
し、コストアップの要因となる等の問題点があった。
支持する棚部で直接重量センサー等で重量の検出を行う
例(実開昭60−86805号公報)もあるが構造が複
雑になり実現困難であったり、角皿の枚数を検出する目
的で光センサーなどを設け、構造的に複雑になったり
し、コストアップの要因となる等の問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、食品を収納する加熱室と、食品を載
置する角皿と、加熱室内に角皿を支持する複数の棚と、
加熱室に熱風を供給する熱風循環ファンを備えた熱風発
生ユニットと、熱風循環ファンの回転数を検知する回転
数検知手段と、熱風循環ファンの回転速度を制御する速
度制御手段を備えた加熱調理器において、回転数検知手
段が検知した熱風循環ファンの回転数情報に基づいて加
熱室内に載置された角皿の異常や、角皿に載せられた食
品の載置位置の異常を検知し異常を知らせる手段を有す
る制御部を備えたものである。
を解決するために、食品を収納する加熱室と、食品を載
置する角皿と、加熱室内に角皿を支持する複数の棚と、
加熱室に熱風を供給する熱風循環ファンを備えた熱風発
生ユニットと、熱風循環ファンの回転数を検知する回転
数検知手段と、熱風循環ファンの回転速度を制御する速
度制御手段を備えた加熱調理器において、回転数検知手
段が検知した熱風循環ファンの回転数情報に基づいて加
熱室内に載置された角皿の異常や、角皿に載せられた食
品の載置位置の異常を検知し異常を知らせる手段を有す
る制御部を備えたものである。
【0008】
【作用】加熱室内に入れた角皿の位置や角皿に載せられ
た食品の載置位置が異常であると、加熱室内外への吸排
気のバランスが崩れ熱風循環ファンの回転数に影響が出
て回転数が低下する。この状態で制御部は熱風循環ファ
ンが所定の低回転数まで低下したことを回転数検出手段
が検出すると、加熱室に載置された角皿の異常や角皿に
載せられた食品が極端に吸排気孔の近傍にあるなど食品
の載置位置の異常であることを検知し、また逆に所定の
高回転数まで上昇したことを回転数検出手段が検出する
と、加熱室内が空であることを検知するよう制御する。
た食品の載置位置が異常であると、加熱室内外への吸排
気のバランスが崩れ熱風循環ファンの回転数に影響が出
て回転数が低下する。この状態で制御部は熱風循環ファ
ンが所定の低回転数まで低下したことを回転数検出手段
が検出すると、加熱室に載置された角皿の異常や角皿に
載せられた食品が極端に吸排気孔の近傍にあるなど食品
の載置位置の異常であることを検知し、また逆に所定の
高回転数まで上昇したことを回転数検出手段が検出する
と、加熱室内が空であることを検知するよう制御する。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1と図2を用いて
説明する。
説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例を示す加熱調理器
の側面断面図であり、図2は同じく加熱調理器の熱風循
環ファンのモータの回転数と加熱室の状態の変化との関
係を示す図である。
の側面断面図であり、図2は同じく加熱調理器の熱風循
環ファンのモータの回転数と加熱室の状態の変化との関
係を示す図である。
【0011】図1において、1は食品を調理する加熱
室、2は食品を載置する角皿、3は角皿2を載置する上
下二段の棚で加熱室1に設けてある。4は熱風発生ユニ
ットであり、ヒータ4a、熱風循環ファン4b及びケー
ス4c等で構成されている。5は熱風循環ファン4bを
駆動するモータ、6は熱風循環ファン4bの回転数を検
知するための回転数検知手段であるロータリーシャフト
エンコーダーであり、モータ5に装着した回転板7と回
転板7の回転数を光で検知するフォトカプラ8で構成し
てある。9は熱風循環ファン4bの回転速度を制御する
ためのトライアックからなる速度制御手段であり、直流
モータを用いて電流を制御する方法や交流モータで周波
数制御する方法あるいは根本的にモータ5のトルクを上
げ回転数を一定に保つ方法も一般的に知られているが近
年の家電製品の低価格競争にはこれらの複雑な制御系を
設けることは困難であるため、半導体電力制御素子のト
ライアックを用いてモータ5に印加する電圧を変化させ
ている。10はマイコンからなる制御部であり、回転数
検知手段6からの熱風循環ファン4bの回転数情報によ
り加熱室1に載置された角皿2の異常や角皿2に載置さ
れた食品の載置位置の異常を検知する手段(例えば、デ
ータテーブル、演算式)を有している。
室、2は食品を載置する角皿、3は角皿2を載置する上
下二段の棚で加熱室1に設けてある。4は熱風発生ユニ
ットであり、ヒータ4a、熱風循環ファン4b及びケー
ス4c等で構成されている。5は熱風循環ファン4bを
駆動するモータ、6は熱風循環ファン4bの回転数を検
知するための回転数検知手段であるロータリーシャフト
エンコーダーであり、モータ5に装着した回転板7と回
転板7の回転数を光で検知するフォトカプラ8で構成し
てある。9は熱風循環ファン4bの回転速度を制御する
ためのトライアックからなる速度制御手段であり、直流
モータを用いて電流を制御する方法や交流モータで周波
数制御する方法あるいは根本的にモータ5のトルクを上
げ回転数を一定に保つ方法も一般的に知られているが近
年の家電製品の低価格競争にはこれらの複雑な制御系を
設けることは困難であるため、半導体電力制御素子のト
ライアックを用いてモータ5に印加する電圧を変化させ
ている。10はマイコンからなる制御部であり、回転数
検知手段6からの熱風循環ファン4bの回転数情報によ
り加熱室1に載置された角皿2の異常や角皿2に載置さ
れた食品の載置位置の異常を検知する手段(例えば、デ
ータテーブル、演算式)を有している。
【0012】次に、このように構成された一実施例の動
作について説明する。
作について説明する。
【0013】今、角皿2にクッキーの生地をのせ、これ
を加熱室1内の上下二段の棚3、3にそれぞれ1段ずつ
合計2段いれる。ロールケーキは加熱後角皿2から取り
出して巻かなければならないため、容易に角皿2から取
り出せるように角皿2の上に予め硫酸紙等の合紙を敷
き、さらにその上に生地を流し込む。
を加熱室1内の上下二段の棚3、3にそれぞれ1段ずつ
合計2段いれる。ロールケーキは加熱後角皿2から取り
出して巻かなければならないため、容易に角皿2から取
り出せるように角皿2の上に予め硫酸紙等の合紙を敷
き、さらにその上に生地を流し込む。
【0014】図2に示すごとく、通常その状態で角皿2
を加熱室1の定められた棚位置に入れ、加熱開始ボタン
(図示せず)を押して加熱を開始すれば、同時に熱風循
環ファン4bは2000rpm程度で回転し、熱風発生
ユニット4から加熱室1内に熱風が行き渡る。ところ
が、その硫酸紙等合紙の大きさが大きすぎると、はみ出
した部分が加熱室1内の熱風の吸排気孔(図示せず)を
塞いでしまい、特に熱風の吸いこみ量が多い吸気孔を紙
等で塞ぐと、吸排気のバランスが極端に崩れ、熱風循環
ファン4bの回転速度が1000rpmと急激に遅くな
ってしまい、食品の加熱むらが生じるばかりだけでな
く、合紙等が熱源に極端に近くなってしまい、発火の原
因にもつながる。また、食品の載置位置が不適切で加熱
室1内の熱風の吸排気孔を塞いでしまっても、同様に風
循環ファン4bの回転速度が急激に遅くなってしまうこ
とがある。
を加熱室1の定められた棚位置に入れ、加熱開始ボタン
(図示せず)を押して加熱を開始すれば、同時に熱風循
環ファン4bは2000rpm程度で回転し、熱風発生
ユニット4から加熱室1内に熱風が行き渡る。ところ
が、その硫酸紙等合紙の大きさが大きすぎると、はみ出
した部分が加熱室1内の熱風の吸排気孔(図示せず)を
塞いでしまい、特に熱風の吸いこみ量が多い吸気孔を紙
等で塞ぐと、吸排気のバランスが極端に崩れ、熱風循環
ファン4bの回転速度が1000rpmと急激に遅くな
ってしまい、食品の加熱むらが生じるばかりだけでな
く、合紙等が熱源に極端に近くなってしまい、発火の原
因にもつながる。また、食品の載置位置が不適切で加熱
室1内の熱風の吸排気孔を塞いでしまっても、同様に風
循環ファン4bの回転速度が急激に遅くなってしまうこ
とがある。
【0015】モータ5のトルクを大きくしておけば回転
数の変動は解決できる可能性はあるが、低価格商品が望
まれる昨今、コストアップの一因になってしまうので好
ましくない。また発火などの事故防止は発火したときの
その温度を検知できるように加熱室1内の温度を管理す
る温度センサー(図示せず)で検出し、その温度に達し
たときには制御部10からの全ての出力を停止して延焼
を防ぐことはできるが、初期的な発煙や発火までは防止
できない。
数の変動は解決できる可能性はあるが、低価格商品が望
まれる昨今、コストアップの一因になってしまうので好
ましくない。また発火などの事故防止は発火したときの
その温度を検知できるように加熱室1内の温度を管理す
る温度センサー(図示せず)で検出し、その温度に達し
たときには制御部10からの全ての出力を停止して延焼
を防ぐことはできるが、初期的な発煙や発火までは防止
できない。
【0016】そこで、制御部10は回転数検知手段6か
らの情報により熱風循環ファン4bの回転数が加熱室1
内で吸排気孔が塞がれたときになりうる回転数以下に下
がった時には、角皿2の異常と検知し、加熱を中止、も
しくは中断し、ブザーや表示器等で使用者に報知し注意
を促すように制御し安全性を向上させる。
らの情報により熱風循環ファン4bの回転数が加熱室1
内で吸排気孔が塞がれたときになりうる回転数以下に下
がった時には、角皿2の異常と検知し、加熱を中止、も
しくは中断し、ブザーや表示器等で使用者に報知し注意
を促すように制御し安全性を向上させる。
【0017】また、加熱室1内に角皿2が無い状態で加
熱を開始すると、熱風循環ファン4bはほとんど無負荷
状態で回転することになり、モータ5の同期速度に近い
2500RPM以上で回転するので、回転数検知手段6
がこの回転数を検知することにより、制御部10は空焼
と判断し、加熱を中止、もしくは中断し、加熱室1内の
異常温度上昇を防ぐことができる。即ち従来の丸皿上で
オーブン等の熱風循環による加熱を行うときはターンテ
ーブル、シャフトを介して重量センサーで重量の情報が
得られるので、食品や丸皿が無いことが検知できていた
が、角皿2でオーブン調理を行うときは直接重量が検知
できないけど、上述のように熱風循環ファン4bの回転
数を検知することで空焼を検知することができる。
熱を開始すると、熱風循環ファン4bはほとんど無負荷
状態で回転することになり、モータ5の同期速度に近い
2500RPM以上で回転するので、回転数検知手段6
がこの回転数を検知することにより、制御部10は空焼
と判断し、加熱を中止、もしくは中断し、加熱室1内の
異常温度上昇を防ぐことができる。即ち従来の丸皿上で
オーブン等の熱風循環による加熱を行うときはターンテ
ーブル、シャフトを介して重量センサーで重量の情報が
得られるので、食品や丸皿が無いことが検知できていた
が、角皿2でオーブン調理を行うときは直接重量が検知
できないけど、上述のように熱風循環ファン4bの回転
数を検知することで空焼を検知することができる。
【0018】また、熱風循環ファン4bの回転数が低下
すると食品に満足な熱量が伝わらず食品に焼きムラが生
じたり、加熱室1内の温度管理をするセンサーの雰囲気
温度も影響がでて応答も緩慢になってしまうので、速度
制御手段9は回転数を1800RPMまで上昇させトル
ク不足を補うようにする。
すると食品に満足な熱量が伝わらず食品に焼きムラが生
じたり、加熱室1内の温度管理をするセンサーの雰囲気
温度も影響がでて応答も緩慢になってしまうので、速度
制御手段9は回転数を1800RPMまで上昇させトル
ク不足を補うようにする。
【0019】このように開発段階で、使用する熱風循環
ファン4bを駆動するモータ5の様々な状態における回
転数の変動を把握しておき、その回転数から加熱室1内
の情報を得ることができ、更にその状態が異常であると
きは制御部10は調理の中止、中断などで、使用者に異
常を報知するように制御するものとし、調理の失敗や事
故を未然に防ぐことができ安全性が向上する。
ファン4bを駆動するモータ5の様々な状態における回
転数の変動を把握しておき、その回転数から加熱室1内
の情報を得ることができ、更にその状態が異常であると
きは制御部10は調理の中止、中断などで、使用者に異
常を報知するように制御するものとし、調理の失敗や事
故を未然に防ぐことができ安全性が向上する。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、加熱室内
に食品を載置する角皿と、角皿を支持する複数の棚と、
加熱室に熱風を供給する熱風発生ユニットと、熱風循環
ファンの回転数を検知する回転数検知手段と、回転速度
を制御する速度制御手段を備えた加熱調理器において、
回転数検知手段が検知した熱風循環ファンの回転数情報
に基づいて異常状態を検知する手段を有する制御部を備
えたから、重量センサーが無くても簡単な構成で、加熱
室内に載置された角皿の異常や角皿に載せられた食品の
載置位置の異常や、空焼を検知でき、調理の失敗や事故
を未然に防ぐことができ、安全性が向上する。また重量
センサー等の重量検出手段も取り除くことができコスト
ダウンが図れる。
に食品を載置する角皿と、角皿を支持する複数の棚と、
加熱室に熱風を供給する熱風発生ユニットと、熱風循環
ファンの回転数を検知する回転数検知手段と、回転速度
を制御する速度制御手段を備えた加熱調理器において、
回転数検知手段が検知した熱風循環ファンの回転数情報
に基づいて異常状態を検知する手段を有する制御部を備
えたから、重量センサーが無くても簡単な構成で、加熱
室内に載置された角皿の異常や角皿に載せられた食品の
載置位置の異常や、空焼を検知でき、調理の失敗や事故
を未然に防ぐことができ、安全性が向上する。また重量
センサー等の重量検出手段も取り除くことができコスト
ダウンが図れる。
【図1】本発明の一実施例を示す加熱調理器の側面断面
図である。
図である。
【図2】同じく加熱調理器の熱風循環ファンのモータの
回転数と加熱室の状態の変化との関係を示す図である。
回転数と加熱室の状態の変化との関係を示す図である。
1 加熱室 2 角皿 3 棚 4 熱風発生ユニット 4b 熱風循環ファン 6 回転数検出手段 7 速度制御手段 10 制御部(マイコン)
Claims (1)
- 【請求項1】 食品を収納する加熱室(1)と、食品を
載置する角皿(2)と、加熱室(1)内に角皿(2)を
支持する複数の棚(3)と、加熱室(1)に熱風を供給
する熱風循環ファン(4b)を備えた熱風発生ユニット
(4)と、熱風循環ファン(4b)の回転数を検知する
回転数検知手段(6)と、熱風循環ファン(4b)の回
転速度を制御する速度制御手段(9)を備えた加熱調理
器において、前記回転数検知手段(6)が検知した熱風
循環ファン(4b)の回転数情報に基づいて所定の低い
回転数の場合は加熱室(1)内に載置された角皿(2)
の異常や角皿(2)に載せられた食品の載置位置の異常
を検知し、所定の高い回転数の場合は空焼であると検知
する手段を有する制御部(8)を備えたことを特徴とす
る加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20191595A JPH0949637A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20191595A JPH0949637A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 加熱調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0949637A true JPH0949637A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16448919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20191595A Pending JPH0949637A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0949637A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011080110A1 (en) * | 2009-12-31 | 2011-07-07 | Arcelik Anonim Sirketi | An oven |
WO2011080087A1 (en) * | 2009-12-30 | 2011-07-07 | Arcelik Anonim Sirketi | An oven |
JP2014224658A (ja) * | 2013-05-17 | 2014-12-04 | 東芝ホームテクノ株式会社 | 加熱調理器 |
-
1995
- 1995-08-08 JP JP20191595A patent/JPH0949637A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011080087A1 (en) * | 2009-12-30 | 2011-07-07 | Arcelik Anonim Sirketi | An oven |
WO2011080110A1 (en) * | 2009-12-31 | 2011-07-07 | Arcelik Anonim Sirketi | An oven |
JP2014224658A (ja) * | 2013-05-17 | 2014-12-04 | 東芝ホームテクノ株式会社 | 加熱調理器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040427 |