JPH0949504A - 等加圧差動運動発生機関 - Google Patents

等加圧差動運動発生機関

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JPH0949504A
JPH0949504A JP23064895A JP23064895A JPH0949504A JP H0949504 A JPH0949504 A JP H0949504A JP 23064895 A JP23064895 A JP 23064895A JP 23064895 A JP23064895 A JP 23064895A JP H0949504 A JPH0949504 A JP H0949504A
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cylinder
gear
pressure
propulsion
thrust
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JP23064895A
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Shin Yoneda
伸 米田
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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/02Mechanical layout characterised by the means for converting the movement of the fluid-actuated element into movement of the finally-operated member
    • F15B15/06Mechanical layout characterised by the means for converting the movement of the fluid-actuated element into movement of the finally-operated member for mechanically converting rectilinear movement into non- rectilinear movement
    • F15B15/065Mechanical layout characterised by the means for converting the movement of the fluid-actuated element into movement of the finally-operated member for mechanically converting rectilinear movement into non- rectilinear movement the motor being of the rack-and-pinion type

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、複数の流体シリンダーを使用し、
等加圧により運動を発生させ、省入力流体原動機の提供
を目的とします。 【構成】複数の流体シリンダーの着力点にラック歯車等
を介在させ、等加圧により推力を対抗させる如くし、歯
車の回転方向と移動方向の設定により、シリンダー推力
の不均衡状態を生起させ、更に、シリンダー相互間の回
流により運動を連続させる如くし、切替え弁により往復
運動とし、連続出力する構造としてなる等加圧差動運動
発生機関である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の理用分野】本発明は、流体原動機に関するも
のである。本発明は、流体の等加圧においてシリンダー
相互の内部容積回流による差動運動発生機関の提供を目
的とする。
【0002】
【従来の技術】現在、シリンダーの内部流体の全容積の
同時加圧による、等加圧差動運動機関わ出願されていま
すが、推進シリンダーの常時加圧、部分加圧起動方式わ
開発されていません。
【0003】推進シリレダーの常圧回路の設置効果わ従
来の等加圧差動運動機関の出力効率に比較して数倍の出
力効率となる特徴を持っています。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】等加圧差動運動機関の
問題点わ停止時の減圧放出量、起動時の昇圧流入量が過
大となり出力効率の低下となる点が課題でした。
【0005】
【課題を解決するための手段】推進シリンダーを常時加
圧回路としておくことにより、起動時の入力容量が、従
来の等加圧差動機関の約3分の1以下となります。従来
の機関が、起動時において推進シリシダー、吐出シリン
ダー、対抗シリンダーの推進側の全容積同時加圧故に、
多量の起動入力を必要としましたが、本発明において
わ、対抗シリンダーのみの加圧において起動が可能とな
ります。
【0006】
【作用】本方式においてわ吐出専用シリシダーが無くな
り、2個の推進用シリンダーが相互に推進シリンダーと
吐出シリンダーをを交替する回路故に、常圧回路設定が
可能となり、対抗シリンダーの推力方向の切り替えによ
り、2個の推進シリンダーの内、対抗シリンダーの推力
により、推進方向を阻止されたものが吐出シリンダーと
なり、推進力向と同調するものが推進シリンダーとなる
構造です。
【0007】従って、2対1の推力の差が出力となる差
動運動の発生です。推進運動の持続わ、シリンダー相互
の回流によって連続する故に、出力効率は従来の流体機
関の比較をはるかに超えるものといえます。
【0008】
【実施例】図1の実施例は、10のピストンラック軸が
25の左行方向え運動中の動作説明図です、始めに27
の常圧回路が加圧され、7と8のシリシダーが等加圧と
なり、7のシリンダーが左行推進力を発揮し10、のラ
ック軸を介して、15の走行歯車に噛み合い反時計方向
に回転させようとしています。更に8の吐出用シリンダ
ーわ12のラック軸を介して14の歯車に噛み合い、1
4の歯車を時計方向に回転させようとしますが、推力が
均衡している故に動きません。
【0009】7と8のシリンダーわ等容積で推進力わ同
等ですが、直径の3倍の段差歯車を介しての対抗におい
て動かないのわ、15の歯車と噛み合う11の固定ラッ
クの位置が支点となり、10と12のラック軸の着力点
に至る距離が等しく、10センチであり、減速歯車とし
てでわ無く、挺子の作用の原理により作動しているから
です。
【0010】次に、3の左行弁をonにすれば5の加圧
回路を通り9、の対抗シリンダーを加圧します、9のシ
リンダーわ流体を充満させてある故瞬時に昇圧します。
この場合、13のラック軸わ17の対抗小歯車の上側に
噛み合い、結合している16の歯車を反時計方向に回転
する推進力となり、8のシリンダーの12のラック軸推
進力を阻止することになります。
【0011】16と17の対抗大歯車と小歯車の直径の
差わ3分の1としてあるので、9のシリンダーの受圧面
積を8のシリンダーの3倍に設定してあり、故に14と
16の噛み合い点の推力わ同一となり従って8のシリン
ダーの逆推力が消滅する故に7のシリンダーの全推力の
みが発現し、15の推進小歯車わ反時計方向に回転し1
1の固定ラックフレームに噛み合う故に25の示す左方
向に移動します。
【0013】左方向運動時わ10のラック軸わ15の歯
車の1回転において、左方向に60センチの移動とな
り、12のラック軸わ右方向に90センチの移動の予定
ですが、歯車軸の30センチの左方向移動により、差し
引き60センチとなります。故に8のシリンダーの内部
流体わ、同一ストロークの7のシリンダーえ全容積回流
となり推進流体の充填となる故にポンプよりの流入を要
せず7のピストンわ全推進力をもって左方向に運動しま
す。
【0014】13の対抗ラック軸わ、15の推進小歯車
と17の対抗小歯車を同一直径の10センチに設定して
あり、15の歯車が反時計方向に1回転すれば30セン
チ左方向に移動します、しかし17の歯車わ時計方向1
回転し、13のラック軸わ右方向に移動し、差し引き同
一となる故9の対抗シリンダーピストンわ動きません、
17の直径の変化に比例してピストンの移動わ可能で
す、いずれにしても9の対抗推力わ働く故に、8の吐出
シリンダーの推力の消滅効果わ変わりません。
【0015】従って7のシリンダーの左行運動わ継続し
出力を、22のクランクホイルに伝達し、左行端に到達
すればリミットスイッチ、カム等で検出し、3の左行弁
を、ofとし5の回路を減圧し4の右行弁をonにすれ
ば、6の回路を加圧し7のシリンダー推力を減少する方
向に9の対抗シリシダー推力が作動する故に、8のシリ
ンダーが推進力を発揮し右方向運動となります。上記の
往復運動を連続させることにより等加圧差動運動機関わ
成立します。
【0016】歯車の直径、直径の差の選択わ任意に可能
です、シリンダーの容積比を概ね整合すれば容積、スト
ロークの変更可能です。また出力機構も一方向ラック、
クラッチなどの使用も有効です、またローラー変速機構
による製造も可能です。使用流体わ水、油等圧縮率の低
い液体が有効です。亦、対抗歯車と対抗シリンダーを複
数設置とする方式も可能です。亦、各シリンダーの保持
機構を扇動可能とすれば、固定ラックを替えて円形歯車
を使用する方式とする製造も可能です。
【発明の効果】本発明は、流体の圧力を主入力とする故
極めて省入力の流体機関の提供であり、未来の原動機と
して多くの使用分野が可能でり、今後のエネルギー問題
に貢献する重要な発明です。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の構造動作説明図です。
【符号の説明】
1 原動機 2 ポンプ− 3 左行弁 4 右行弁 5 左行加圧回路 6 右行加圧回路 7 左行推進シリンダー 受圧面積100平方センチ
行程60センチ 8 右行推進シリンダー 受圧面積100平方センチ
行程60センチ 9 対抗シリンダー 受圧面積300平方センチ 行程
10センチ 10 推進ラック軸 11 固定ラックフレーム 12 推進ラック軸 13 対抗ラック軸 14 推進大歯車 直径30センチ 15 推進小歯車 直径10センチ 16 対抗大歯車 直径30センチ 17 対抗小歯車 直径10センチ 18 歯車保持台 19 圧力調整弁 20 固定フレーム 21 クランク軸 22 クランクホイル 23 出力軸 24 左行時の推進力方向 25 左行時の運動方向 26 回転方向 27 常圧回路
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 等加圧差動運動発生機関
【特許請求の範囲】
【請求項 1】差動歯車か差動ローラー等を使用して、
固定平歯車か固定内歯車等に噛み合う如くして回転する
構造とする。運動する差動歯車軸台と共に回転する流体
シリンダーを設置する構造として成る、流体圧力を主入
力とする等加圧差動運動発生機関。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の理用分野】本発明は、原動機関に関するもの
である。本発明は、加圧された差動歯車の構造の作用に
より、加圧圧力を入力として回転運動を発生させる、省
入力原動機関の提供を目的とする。
【0002】
【従来の技術】現在、圧力を入力として運動する原動機
関わ開発されていません。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】圧力自体をエネルギー
として運動を発生させる機械構造の発明わ、長年の夢で
あり研究課題でありました。
【0004】
【課題を解決するための手段】差動歯車の相互に主シリ
ンダーの圧力を加圧する構造とし、主シリンダーの軸着
位置の選択か、片側の歯車に1方向クラッチを設ける
か、補助シリンダー等による1方向の回転を阻止するこ
とにより反対方向の歯車に回転運動を発生させる作用の
あることを発見したことにあります。
【0005】
【作用】差動歯車の運動わ片側の歯車の推力を規制すれ
ば、反対側の歯車の推力に引きずられて規制された側の
歯車わ順方向にわ動く特性があり、本機関成立の要点と
なっています、差動運動発生の原理と構造を実施例によ
り説明します。
【0006】
【実施例】図1の第1実施例わ、外周部にある固定内歯
車の内側を11、12、13の差動歯車が接触噛み合い
して回転する方式です。7の主シリンダーが加圧される
とピストン軸が11と13の歯車軸を相互に押し合う構
造としています、13の歯車軸に19の1方向クラッチ
が付設し反時計方向の回転阻止しています。
【0007】更に、21の補助シリンダーが14の固定
軸と主シリンダーの軸着部とを牽引する構造とし、11
の歯車の反時計方向の回転を阻止しています。故に、1
3の歯車に回転運動が発生します。
【0008】始めにポンプを駆動し、3の左回転弁をO
Nにすれば、5の加圧回路と回転弁を通過し、主シリン
ダーのピストンを押し出す方向に、補助シリンダーわ引
き付ける方向に働きます、11と13の歯車軸わ相互に
押し合いしてますが、11の歯車にわ反時計方向回転を
阻止する19の1方向クラッチが付設している故に動き
ません。
【0009】従って、13の歯車に推進力が移動し、1
8の方向の回転が発生し、12、11の歯車を連動して
回転させ、9の歯車軸台を17の方向に運動させます。
更に、21の補助シリンダーの片側が14の固定軸に軸
着されていて、主シリンダーの逆推力を阻止する作用故
に正方向運動を加速する方向に働きます。
【0010】各シリンダーピストンわ加圧されているが
動かない状態で出力を持続します、以上が圧力を入力と
する新たな運動の原理の提供であり構造の説明です。出
力わ加圧圧力とシリンダーの受圧面積に比例します、但
し.正推力と逆推力の比率が決定します、損失としてわ
歯車構造の摩擦抵抗のみであり、入力消費量の少ない点
において、極めて省入力の原動機関の提供であるかわ明
らかです。
【0011】速度の制御等において圧力調整、背圧加
圧、液体ポンプ等の付設による回流回路の流量調整等が
有効です、出力わ歯車軸台の回転を取りだします。亦、
歯車に替えて差動ローラーによる製造も可能です。亦、
1方向クラッチ、流体シリンダー等の複数使用も有効で
す。
【0012】図2の第2実施例わ中心部の固定平歯車方
式であり、外周を差動歯車が回転します、運動原理わ図
1と同一です、以上の2通りの実施例わ本機関の基本型
を示すものであり、該基本型の変形構造の製造法わ多様
に存在します。
【0013】以上の実施例わ1方向差動歯車配置です
が、2方向、3方向等の多方向差動歯車配置も可能で
す、逆回転させるにわ、逆方向の1方向クラッチ、補肋
シリンダー等の増設切り替えが必要です。各シリンダー
の加圧方向わ運動方向と軸着位置により変化します。
亦、補助シリンダーに替えてスプリングの使用も可能で
す。
【発明の効果】本発明の、圧力を主入力として回転出力
を取り出す、差動流体圧力機関の原理の確立わ、省入力
の原動機関の製造法の提供であり、構造わ簡明故に大出
力機関の制作も容易です、従って車両、船舶等の推進機
関、を始め、発電機の駆動原動機として省エネルギー問
題に貢献する重要な発明です。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の構造動作説明図です。
【図2】第2実施例の構造動作説明図です。
【符号の説明】 1 原動機 2 ポンプ 3 左回転弁 4 右回転弁 5 左回転加圧回路 6 右回転加圧回路 7 主シリンダー 8 左回転時推力の方向 9 歯車軸移動台 10 固定内歯車 11 方向指定差動歯車 12 伝達用差動歯車 13 移動用歯車 14 固定軸 15 出力軸 16 固定台 17 運動方向 18 左回転時歯車回転方向 19 1方向クラッチ 20 固定平歯車 21 補助シリンダー
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 等加圧差動運動発生機関
【特許請求の範】
【請求項 1】差動歯車かローラー等を使用して、固定
ラック、固定平歯車、固定内歯車、固定平滑面等に接触
して移動可能な構造とする。差動歯車、ローラー等の円
弧の傾斜面を、傾斜ラック軸、傾斜平滑軸、歯車等を介
して、概ね垂直方向より流体シリンダーにより加圧する
構造とする。推進シリンダーを設け、加圧シリンダーと
共に等加圧し、差動歯車等の加圧角度の設定による推力
の差により、シリンダー相互の内部流体の回流運動を発
生させ、流体圧力を主入力とする差動機関の起動回路に
おいて。ストローク端末にて自己の推力により作動さす
起動用シリンダーによるか、自己推力により作動さすア
キユムレーター等により次段階の加圧回路を加圧して起
動させ、運動を連続させる如くして成る等加圧差動運動
発生機関。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の理用分野】本発明は、原動機関に関するもの
である。本発明は、差動歯車の傾斜面の流体シリンダー
による加圧において、推力の差により発生する、差動運
動機関の起動回路において、自己推力により、運動を連
続さす省入力起動回路の提供を目的とする。
【0002】
【従来の技術】現在、圧力を入力として運動をする差動
機関わ出願されていますが、起動時の省入力回路わ完全
とわいえません。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】差動機関の構造におい
て、復動行程の起動、回転型機関の次段階機構の起動等
においてポンプよりの入力を要せずして可能とする回路
の開発です。
【0004】
【課題を解決するための手段】余剰出力をもって、スト
ローク端末において起動用シリンダーを圧縮する方式
と、推進シリンダーより加圧シリンダーの内容積を大き
くし、余剰容積をアキュムレーター等に蓄積し、次段階
機構の起動時の加圧に使用する等の方式があります。
【0005】
【作用】差動歯車の傾斜面加圧における水平方向の出力
効率わ、歯車の上面の垂直方向の加圧でわ出力わ0であ
り、90度変角した歯車側面の水平方向からでわ100
パーセントです、従って、45度でわ50パーセントで
あり、実施例の30度でわ約30パーセントの出力効率
です。
【0006】差動運動の原理わ、 図1の実施例に示す
如く、垂直方向の加圧シリンダーの30パーセントの推
力と、100パーセントの水平方向の推進シリンダー推
力を対抗させ、相互の推力の差により運動を発生させる
ことが基本原理です
【0007】図1の実施例の如く9、10、の加圧シリ
ンダーと13の推進シリンダーの容積わ同一に設定して
あり、従って推力を対抗させると、13わ前進し9、1
0わ後退します、9、10のシリンダー内部流体わ等加
圧回路故に、70パーセントの理論推力差をもって13
のシリンダーえ回流し、13のシリンダーわポンプより
の流入なくして運動します。 以上が運動の第2原理で
す。
【0008】
【実施例】図1の実施例について説明します。図1わ左
右の往復運動する構造であり27の示す右方向に運動中
の状態を表現しています。本機関わ、1、2、3、5、
7、8、9、10、24の右行加圧機構1、2、4、
6、8、11、12、14、25、左行加圧機構と、2
1、22、23、31、32の運動出力機構によって構
成されています。
【0009】上記の構造において通常わ3、4の電磁弁
の切り替えにより往復運動を連続します。本発明におい
てわ15、16のシリンダーを行程端末に設置した方式
が特徴です、右方向運動終端にて23の歯車軸保持台に
より、16のピストン軸が強く押し付けられ内部流体を
充満さしている故に瞬時に昇圧し、4の電磁弁をONに
しなくても、6の左行き回路を通り11、12、14の
シリンダーを加圧します。
【0010】加圧された25の傾斜ラック軸わ、左下り
の状態故に21の差動歯車の左上斜面の30度付近を加
圧し27の方向に運動しようとしますが、14推進シリ
ンダー推力に克服されて上方に押し上げられ、29の示
す左行運動となります。
【0011】6の加圧回路の圧力が上昇し20の圧力ス
イッチに確認すると、17の解放弁をONにして5と7
回路の圧力を下降させ抵抗を無くする故に、左行運動を
連続します。16のシリンダー容積わ9、10、14の
合計の10分の1で可能です。
【0012】左行端末に至ると15の起動シリンダーを
押し付け9、10、13のシリンダーを加圧し、右行運
動にうつります、外部のポンプよりの流入を要せず、加
圧圧力を主入力とする運動が成立します。
【0013】アッキュムレーターによる起動方式の場合
わ、加圧シリンダーの合計容積を推進シリンダー容積よ
り10パーセント大としておきます。運動中に余剰容量
をアキュムレーターに蓄積し運動端末において次段階の
加圧回路に充填します、図2の第2実施例わ、アキュム
レーター方式を回転型機関に付設した型式です。
【0014】120度の配置でローターの周囲に設置し
た加圧シリンダーを、起動弁の順次加圧により、直接回
転運動を発生させる型式です。亦、圧力源として、アキ
ュムレーター、圧力溜タンク等の使用可能です、但しダ
イナモ、バッテリー等の設備が必要です、亦、回流回路
わピストン軸内部を通過さす方式が有効です、本方式
わ、亦、差動ローラーによる製造も可能です。
【発明の効果】本発明の、起動回路の提供わ、静圧差動
運動機関の製造において、更なる省入力の伸展により、
大出力機関の制作も容易となり、従って車両、船舶等の
推進機関を始め、発電機の駆動原動機関の製造において
省エネルギー問題に貢献する重要な発明です。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の構造動作説明図です。
【図2】第2実施例の構造動作説明図です。
【符号の説明】 1 原動機 2 ポンプ 3 左行弁 4 右行弁 5 加圧回路 6 加圧回路 7 回流回路 8 回流回路 9 加圧シリンダー 10 加圧シリンダー 11 加圧シリンダー 12 加圧シリンダー 13 推進シリンダー 14 推進シリンダー 15 起動シリンダー 16 起動シリンダー 17 圧力解放弁 18 圧力解放弁 19 圧力スイッチ 20 圧力スイッチ 21 差動歯車 22 差動歯車 23 歯車軸保持台 24 傾斜軸 25 傾斜軸 26 固定フレーム 27 右方向 28 固定ラック 29 左方回 30 出力軸 31 順次加圧弁 32 推力の方向 33 固定軸 34 回転出力軸 35 傾斜平滑軸 36 固定平歯車 37 内歯車 38 加圧指令リミットスイッチ 39 アキユムレーター 40 ローター 41 一方向クラッチ
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 等加圧差動運動発生機関
【特許請求の範囲】
【請求項 1】差動歯車か差動ローラー等を使用して、
固定ラック、固定平歯車、固定内歯車、固定平滑面等に
接触して移動可能な構造とし。減速構造の差動歯車を着
力点とし加圧方向を対抗させ、複数の流体シリンダーに
より等加圧する方式とするか。流体シリンダーをT字
型、Y字型、矢型等のつりあい差動配置方式とし。また
わ差動歯車とつりあい配置の複合構造とし。差動歯車の
減速比による推力の差の生起と、つりあい配置のシリン
ダーの推力の対抗角度の変化による推力の差の生起にお
いて、推力の差によるシリンダー相互の内部流体の回流
運動を発生させる差動機関において、前段減圧弁か中立
位置導通の3位置切り替え弁等を設けて成る等加圧差動
運動発生機関。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の理用分野】本発明は、流体機関に関するもの
である。本発明は、省入力流体原動機の提供を目的とす
る。
【0002】
【従来の技術】現在、圧力を入力として運動をする流体
機関わ出願されていますが、出力効率において完全とわ
いえません。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】等加圧差動機関の問題
点わ起動加圧時のシリンダー合計容積の10パーセント
に達する入力にあります。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明において、相互の
加圧回路を短絡する前段減圧弁の設置より外部よりの入
力を5パーセントに減少させることにあります。
【0005】
【作用】図1の実施例に示す構造の概要わ、11の推進
用差動歯車の直径わ、20センチ、12の吐出用差動歯
車わ直径10センチとしています、20センチの歯車を
1回転させれば14のラック軸を介して噛み合う9のシ
リンダーストロークわ、円周プラス移動距離故に、約1
20センチとなります。
【0006】10センチの吐出用歯車に噛み合う8のシ
リンダーストロークわ、30プラス60イコール90セ
ンチとなります。従って9の受圧面積10平方センチと
すれば9と8の容積を整合させるにわ、8の受圧面積を
9の受圧面積の1,3倍である13平方センチにしま
す。
【0007】次に11と12の歯車の着力点においての
推力の差わ減速比に比例し、2対1故に、9のシリンダ
ー10平方センチわ、12の着力点の位置でわ20平方
センチと同一の推力となります。従って、8のシリンダ
ーを13平方センチに設定いるゆえに、20対13の推
力の差が、等加圧に於て運動発生のエネルギーとなりま
す。
【0008】推力の差をエネルギーとして9の推進シリ
ンダーわ25の方回に運動を開始し運動時の必要流体を
収縮する8の吐出シリンダーより回流充足するゆえに、
ポンプよりの流体の流入を要しない、圧力のみを入力と
する極めて省入力の流体機関が成立します。
【0009】起動時と切り替え時に10パーセントの昇
圧用入力わ必要です。上記の10パーセントとわ、運動
停止時の減圧に要する加圧流体の放出量が標準が10パ
ーセントなのです。故に、起動時にわ同等量の充填が必
要です。
【0010】
【実施例】図1の実施例について説明します。図1わ直
線往復差動機関であり、左右の往復運動する構造であり
25の示す左方向え運動中の状態を表現しています。3
の左行弁をONにすれば、5の加圧回路を通じ、8、9
のシリンダーが等加圧となり、11、12の差動歯車を
介して推力を対抗しますが、作用の項目で説明した運動
原理により差動歯車わ18の方向の回転となります。
【0011】14、15のラック軸わ共に25の左方向
の運動となり、8の吐出力シリンダーの内部流体わ圧縮
され、7の回流回路を通じて9の推進シリンダーえ移動
し、ポンプよりの加圧のみの入力により9わ推進運動を
連続します。
【0012】14の推進ラック軸わ、20マイナス13
イコール7の余剰推力てす。言い替えれば9の推進シリ
ンダーわ40パーセントの余剰推です。但し、実施例で
わ、22、23、24のT字型配置が設置されている故
に、矢型に変化する復元推力により、8の吐出シリンダ
ーの60パーセントの逆推力わゼロとなり、9の推進シ
リンダーわ100パーセントの出力が保証される構造と
なっています。
【0013】実施例の出力の構造わ一方向クラッチです
が、クランク構造も可能です。左行端に達するとリミッ
トスイッチ等で位置を検出し、3と4の電磁弁の切り替
えにより左右の往復運動を連続させることが可能です
が。切り替えの時点で必要とする10パーセントの入力
について検証します。
【0014】9の内容積12リッター8わ同一の12リ
ッター22、23、24も12リッターとすれば、合計
容積わ60リッターとなり、10分の1とわいえ6リッ
ターか起動時に要求されます。ポンプから入力するにし
ても推進シリンダーからとるにしても出力の50パーセ
ントが消費されることわ問題です。以上が従来の差動機
関の実態です。
【0015】本発明においてわ、先8の吐出シリンダー
容積を3リッター大きく設定し、運動中に27のアキュ
ムレーターにチャージします、チャージわつりあい配置
シリンダーからも可能です。、左行運動端に達した時点
でリミットスイッチ等で位置を検出し、3の弁をOFと
し、16の前段減圧弁をONにして8と9の回路を短絡
し、放出量の50パーセントの3リッターを移動させま
す、等圧となれば流体の移動わ停止します。
【0016】同時に16の弁をOFとし、4の右行弁を
ONにすればアキュムレーターよりの瞬時の残りの3リ
ッターを入力します、従ってポンプよりの入力を必要と
しない省入力等加圧差動運動となります。右行端に復帰
すれば同様の手順を繰り返すことによりサイクルを連続
します。運動方向切り替え時の一時短絡わ3位置4方口
弁の使用においても可能です。
【0017】現在のT字型配置にY字型となる2個の補
助シリンダーを追加すれば更に出力効率わ上昇します。
亦、固定ラックを固定平歯車等に替え、120度の位相
角度をもってシリンダーと差動歯車を直列の複数組の設
置により、順次加圧をし、直接の回転出力の取りだしが
可能です。
【発明の効果】本発明わ差動機関として簡明な構造であ
り、出力効率も極めて高く、差動機関の用途として、プ
レス、リフト、射出整形機、等の往復動機関を始め、車
両、船舶等の推進機関、発電機の駆動原動機としても省
エネルギー問題に貢献する重要な発明です。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構造動作説明図です。
【符号の説明】 1 原動機 2 ポンプ 3 左行弁 4 右行弁 5 左行加圧回路 6 右行加圧回路 7 回流回路 8 吐出用シリンダー 9 推進用シリンダー 10 固定フレーム 11 推進用差動歯車 12 吐出用差動歯車 13 固定ラック 14 推進ラック軸 15 吐出ラック軸 16 前段減圧弁 17 左行時の推力の方向 18 左行時の歯車回転方向 19 出力ラック軸 20 歯車着一方向クラッチ 21 出力軸 22 対抗つりあいシリンダー 23 補助つりあいシリンダー 24 補助つりあいシリンダー 25 左行方向 26 圧力調整弁 27 アッキュウムレーター 28 左行チャージ回路 29 右行チャー回路
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項 1】多段歯車とラックを使用するか、ローラ
    ー減速機等を使用し、正回転と逆回転する如く噛み合う
    多段歯車か、ローラーを回転させることにより固定ラッ
    クフレームに噛み合い移動する如くする。複数のシリン
    ダー推力を、ラック軸等を介して対抗する如く、回転歯
    車を着力点とさせる構造とする。推進シリシダー相互の
    推力を、常圧回路により等加圧し均衡させる如くし、更
    に減速歯車等を介して対抗シリンダーを推力を加圧し、
    推力の不均衡の生起による差動運動を発生させ、シリン
    ダー相互の内部容積回流により、流体圧力を主入力とし
    て成る等加圧差動運動発生機関。
JP23064895A 1995-08-04 1995-08-04 等加圧差動運動発生機関 Pending JPH0949504A (ja)

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