JPH11101178A - 回流圧力機関の運動原理 - Google Patents

回流圧力機関の運動原理

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JPH11101178A
JPH11101178A JP30232797A JP30232797A JPH11101178A JP H11101178 A JPH11101178 A JP H11101178A JP 30232797 A JP30232797 A JP 30232797A JP 30232797 A JP30232797 A JP 30232797A JP H11101178 A JPH11101178 A JP H11101178A
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cylinder
thrust
propulsion
pressure
motion
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Shin Yoneda
伸 米田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、差動回流機関の運動の原理と構造
の提供を目的とする。 【構成】 推進用シリンダーと吐出用シリンダー推力を
対抗する如く配置し、更に、吐出用シリンダー推力に対
抗して対抗用シリンーダー配置する。対抗用シリンダー
の機構わ、矢型、Y字型等のつりあい配置とするか、吐
出用シリンダー等に並行配置機構等とし、等加圧におい
てのシリンダー相互の回流により、推進シリンダーのみ
の推力を発生させる如くして成る流体機関。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の理用分野】本発明は、流体機関に関するもの
である。圧力を主入力として運動する流体回流機関と運
動原理の提供を目的とする。
【0002】
【従来の技術】現在、圧力を入力とする差動機関の高度
の完成品わ提供されていません。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】差動回流機関の問題点
わ、流体シリンダーの等加圧において、吐出用シリンダ
ーの逆推力を如何に減少させるかが課題です。
【0004】
【課題を解決するための手段】吐出用シリンダーの逆推
力の減少方式としてわ、大別して2種類があります。始
めに、吐出用シリンダーに並行して複数の対抗シリンダ
ーを設置し、運動に連動して対抗シリンダーピストン相
互を、相対運動をさせつつ推力を対抗させる方式です。
対抗シリンダーの並列設置方式にわ、天秤型、差動歯車
型、シリンダー差動型、フレキシブルシャフト差動型、
ワイヤー等の滑車型等の相対方式があります。
【0005】次に、矢型、Y字型、V字型、L字型、複
合型等の対抗シリンダーのつりあい配置による対抗方式
です。つりあい配置方式にわ、対抗シリンダーの別設型
と、背圧加圧型の2種類があります、更に、背圧型にも
常時加圧回路か同時加圧回路の2方式があります。尚、
常時加圧回路においてわアキュムレーターの設置方式も
可能です。亦、対抗シリンダーと推進シリンダーの兼用
方式も可能です。亦、推進シリンダーを含むつりあい配
置と、増速歯車を介して対抗させた吐出用、及び推進用
シリンダー配置方式も有効です。
【0006】
【作用】上記の機構を使用した等加圧により、推力を対
抗するシリンダーの片側を、対抗シリンダーの推力によ
り対抗中和した場合、対抗中和されない側のシリンダー
わ推進力を発生し、シリンダーエンドまで推進運動を続
行します。運動中わ、対抗中和した吐出用シリンダーの
内部流体の回流により、推進シリンダーわ充填される故
に、ポンプよりの流体の流入を必要とせず、加圧圧力を
主入力として推進運動を連続します。
【0007】上記の現象が、列記した基本構造による、
等加圧、等容積回路の回流運動の発生原理であり、本発
明の特徴てす。図1と図2の第1実施例により構造と運
動について説明します。
【0008】
【実施例】図1、図2の実施例わ、対抗シリンダーの並
列方式の天秤型差動回流機関であり、図1わ、24の推
進軸が、30の左方向えの起動時の状態であり、図2
わ、前進方向、左方向端末に到達した状態を示していま
す。
【0009】始めに5の前進弁をONにし、7の回路を
等加圧すれば、11、12、13、14のシリンダーの
斜線部分の加圧となり、各々22の示す方向に推力を発
生します。11と12のシリンダーわ相互に牽引しあっ
ていまずが、同一容積故に動きません、
【0010】11と12のシリンダーの受圧面積を10
0平方センチとし、ストロークを100センチとしてあ
り。13、14のシリンダー受圧面積を50平方セン
チ、ストロークを100センチと設定しています。
【0011】従って、11の吐出用シリンダー推力わ1
3、14対抗シリンダーの合計の反対方向の推力により
推進力を中和消失します。故に、12の推進用シリンダ
ーのみの推力の発生となり、24の推進軸わ30の方向
に前進します。
【0012】12の推進シリンダーの30の方向の前進
運動において、必要流体を対抗する、11の吐出用シリ
ンダーよりの回流による補充により運動を連続する故
に、ポンプよりの流体の流入を用せず、加圧圧力の入力
により運動を連続します。13の対抗シリンダーピスト
ンわ24と共に前進しますが、17を支点とする16の
天秤の後退運動により、14のピストンわ内部流体を押
しだし、13えの回流となり、ポンプよりの流体の流入
を必要としない相対運動となります。
【0013】14のピストン軸わ前進方向の推力を保持
しつつ滑らかな後退となる現象わ、9の回流回路の設置
効果であり、本発明の特徴です。前進端に到達し、図2
示す状態となればリミットスイッチ等で位置を検出し、
5の前進弁をOFとし、減圧放出が終われば6の後退弁
をONにすれば、前進運動と同一原理により後退運動を
開始します。28の後退位置に復帰すれば、6の弁をO
Fとし、再び先の手順を繰り返すことにより、往復の運
動サイクルを連続します。
【0014】出力わ26の一方向回転クラッチを通じ2
7の出力軸に伝達します。出力わ推進シリンダーの受圧
面積と圧力と回流の速度に比例します。回流回路の配管
断面積を20平方センチとした場合、50キログラムの
加圧の流体速度わ秒速10メーターわ可能です。従っ
て、回流回路の1秒間の流体の移動量わ20リッターで
す。
【0015】12の推進用シリンダーの容積わ10リツ
ター故に、0、5秒でピストンわ運動します。12の理
論推力わ、100×50×2=10000KGメーター
秒です。実効推力わ2分の1故に5000KGメーター
秒の出力となります。本機関の起動時の入力わ、機関停
止時の減圧流体の放出量に比例します。
【0016】通常油圧回路の減圧放出量わシリンダー全
加圧容積の10分の1であり、本機関の加圧容積わ15
リッターゆえに、多い目にみて2リッターです。起動時
わ瞬時の昇圧を必要とします、2リッター秒の吐出量の
ポンプの設置が要求されます、50KG、2リッター秒
の入力わ約30馬力です。
【0017】尚、本機関わ頻繁に起動、停止を繰り返す
故に、起動入力の更なる省力方式として、低圧、高圧の
2段ポンプの設置、可変圧力、可変流量ポンプ等の設
置、減圧時の流体吸収シリンダー等の2段階入力方式が
有効です。2段階加圧方式とした場合、入力消費量を更
に3分の1とすることが可能となります。
【0018】以上が構造と運動の説明ですが、入出力を
比較して如何に優れた効率を期待しうる流体機関である
かわあきらかです。次に、図3の第2実施例について説
明します。図3わ、シリンダーのつりあい配置方式であ
り、Y字型と、矢型の複合配置です、30の方向えの起
動時の状態を示しています。片面の11、13のみを見
ればV字かた配置です。
【0019】つりあい配置においての11、13のV字
型配置わ運動発生の最小単位です。11と13の斜線部
分の加圧すれば、同一直径の場合、合成推力のベクトル
図の力線の方向わ41の示す方向と考えますが、実験に
よれば21の軸着点わ30の左方向に運動します。理由
わ、13の対抗シリンダーの方わピストン軸の無い部分
の容積が大きい点にもありますが、11の吐出用シリン
ダーの13に対する45度付近の角度設定における軸着
点推力わ2分の1に減少する故にあります。
【0020】21の軸着点の30の方向の運動において
13のピストンストロークわ、扇動運動故に、概ね動か
ず、11の吐出用のピストンわ引き出され、内部流体わ
12の推進用シリンダーえ回流し、運動中わポンプより
の流体の流入を必要としない、圧力のみの入力により前
進運動を連続します。後退時わ、7の回路を減圧し、8
の回路の等加圧により31、32、14のシリンダーを
加圧し24の推進軸わ後退運動を連続します。出力効率
わ極めて優秀です。
【0021】図4の第3実施例わ、つりあい配置の複合
型であり、前進端末に到達した状態です、第2実施例の
2組の対抗シンダーの構成を1組とし、対抗シリンダー
を共用の常圧回路とした点が特徴です、運動わ第2実施
例と同一です。回流回路の流量の調整により速度制御が
可能です。以上の説明の各実施例の基本構造により回流
運動わ成立します。
【0022】亦、吐出用シリンダーに背圧を直接加圧す
る方式も可能です。亦、小型ポンプ、アキュムレータ
ー、ダイナモ、バッテリー等の付設により、独立とした
エンジンとしての使用が可能です。尚、各図面わ回流回
路の1部を省略しています。
【0023】
【発明の効果】効果について再度説明します。通常の油
圧回路により、内容積10リッター、ストローク100
センチの単体シリンダーを、秒速2メーターで、50キ
ログラムの加圧推力を保持した状態で運動するに要する
ポンプ入力わ、20リッター秒の吐出量故に、200馬
力を必要とします。本発明においてわ、シリンダーの使
用数わ多くなりますが、回流効果により起動時入力2リ
ッター秒で可能となる故に、30馬力で可能です、更
に、2段階加圧とすれば更に入力わ減少します。
【0024】本発明の回流圧力機関の運動原理の提供
わ、以上の説明の如く、入力効率わ従来の油圧機関の数
倍を可能とし、故に、用途も多様でありプレス、リフ
ト、射出整形機、土木機械等の往復動機関を始め、車
両、船舶等の推進機関、発電機の駆動原動機として省エ
ネルギー問題と環境に貢献する重要な発明です。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の構造動作説明図です。
【図2】第1実施例の構造動作説明図です。
【図3】第2実施例の構造動作説明図です。
【図4】第3実施例の構造動作説明図です。
【符号の説明】
1 原動機 2 低圧ポンプ 3 高圧ポンプ 4 高圧弁 5 前進弁 6 後退弁 7 前進加圧回路 8 後退加圧回路 9 前進回流回路 10 後退回流回路 11 吐出用シリンダー 12 推進用シリンダー 13 対抗用シリンダー 14 対抗用シリンダー 15 対抗軸固定アーム 16 天秤軸 17 天秤支点 18 推進軸固定対抗軸 19 移動対抗軸 20 本体フレーム 21 集合軸着点 22 前進時加圧推力の方向 23 前進時の運動方向 24 推進軸 25 出力ラック軸 26 一方向回転クラッチ付き歯車 27 出力軸 28 後退端末 29 前進端末 30 前進運動方向 31 後退推進シリンダー 32 後退吐出用シリンダー 33 可変圧力ポンプ 34 常圧用モーター 35 常圧ポンプ 36 常圧回路 37 常圧用シリンダー対抗用 38 アキュムレーター 39 クランク 40 クランクホイル 41 通常理論の合成推力の方向
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 回流圧力機関の運動原理
【特許請求の範囲】
【請求項 1】推進用シリンダーと、吐出用シリンダー
の推力を対抗する如く配置し。更に、吐出用シリンダー
の推力に対抗する、対抗用シリンダーを設置する。対抗
シリンダーの機構を、推進用シリンダーか吐出用シリン
ダー等に概ね並行配置として、対抗用シリンダー相互の
相対運動機構として吐出用シリンダー推力に対抗させる
如くし。等加圧により、吐出用シリンダー内部流体を推
進シリンダーに回流させ、推進運動を発生させて成る省
入力回流圧力機関の運動原理。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の理用分野】本発明は、流体機関に関するもの
である。圧力を主入力として運動する流体回流機関と運
動原理の提供を目的とする。
【0002】
【従来の技術】現在、圧力を入力とする差動機関の高度
の完成品わ提供されていません。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】差動回流機関の問題点
わ、流体シリンダーの等加圧において、吐出用シリンダ
ーの逆推力を如何に減少させるかが課題です。
【0004】
【課題を解決するための手段】吐出用シリンダーの逆推
力の減少方式としてわ、吐出用シリンダーに並行して複
数の対抗シリンダーを設置し、推進運動連動して対抗シ
リンダーピストン相互を、相対運動をさせつつ推力を対
抗させる方式です。対抗シリンダーの並列設置相対運動
方式にわ、天秤型、差動歯車型、シリンダー差動型、フ
レキシブルシャフト差動型、ワイヤー、チエーン等の滑
車型等の相対方式があります。
【0005】次に、矢型、Y字型、V字型、L字型、複
合型等の対抗シリンダーのつりあい配置による対抗方式
です。つりあい配置方式にわ、対抗シリンダーの別設型
と、背圧加圧型の2種類があります、更に、背圧型にも
常時加圧回路か同時加圧回路の2方式があります。尚、
常時加圧回路においてわアキュムレーターの設置方式も
可能です。
【0006】
【作用】上記の機構を使用した等加圧により、推力を対
抗するシリンダーの片側を、対抗シリンダーの推力によ
り対抗中和した場合、対抗中和されない側のシリンダー
わ推進力を発生し、シリンダーエンドまで推進運動を続
行します。運動中わ、対抗中和した吐出用シリンダーの
内部流体の回流により、推進シリンダーわ充填される故
に、ポンプよりの流体の流入を必要とせず、加圧圧力を
主入力として推進運動を連続します。
【0007】上記の現象が、列記した基本構造による、
等加圧、等容積回路の回流運動の発生原理であり、本発
明の特徴てす。図1と図2の実施例により構造と運動に
ついて説明します。
【0008】
【実施例】図1、図2の実施例わ、対抗シリンダーの並
列方式の天秤型差動回流機関であり、図1わ、24の推
進軸が、30の左方向えの起動時の状態であり、図2
わ、前進方向、左方向端末に到達した状態を示していま
す。
【0009】始めに5の前進弁をONにし、7の回路を
等加圧すれば、11、12、13、14のシリンダーの
斜線部分の加圧となり、各々22の示す方向に推力を発
生します。11と12のシリンダーわ相互に牽引しあっ
ていますが、同一容積故に動きません、
【0010】11と12のシリンダーの受圧面積を10
0平方センチとし、ストロークを100センチとしてあ
り。13、14のシリンダー受圧面積を50平方セン
チ、ストロークを100センチと設定しています。
【0011】従って、11の吐出用シリンダー推力わ1
3、14対抗シリンダーの合計の反対方向の推力により
推進力を中和消失します。故に、12の推進用シリンダ
ーのみの推力の発生となり、24の推進軸わ30の方向
に前進します。
【0012】12の推進シリンダーの30の方向の前進
運動において、必要流体を対抗する、11の吐出用シリ
ンダーよりの回流による補充により運動を連続する故
に、ポンプよりの流体の流入を用せず、加圧圧力の入力
により運動を連続します。13の対抗シリンダーピスト
ンわ24と共に前進しますが、17を支点とする16の
天秤の後退運動により、14のシリンダーピストンわ内
部流体を押しだし、13えの回流となり、ポンプよりの
流体の流入を必要としない相対運動となります。
【0013】14のピストン軸わ前進方向の推力を保持
しつつ滑らかな後退となる現象わ、9の回流回路の設置
効果であり、本発明の特徴です。前進端に到達し、図2
示す状態となればリミットスイッチ等で位置を検出し、
5の前進弁をOFとし、減圧放出が終われば6の後退弁
をONにすれば、前進運動と同一原理により後退運動を
開始します。28の後退位置に復帰すれば、6の弁をO
Fとし、再び先の手順を繰り返すことにより、往復の運
動サイクルを連続します。
【0014】出力わ26の一方向回転クラッチを通じ2
7の出力軸に伝達します。出力わ推進シリンダーの受圧
面積と圧力と回流の速度に比例します。回流回路の配管
断面積を20平方センチとした場合、50キログラムの
加圧の流体速度わ秒速10メーターわ可能です。従っ
て、回流回路の1秒間の流体の移動量わ20リッターで
す。
【0015】12の推進用シリンダーの容積わ10リツ
ター故に、0、5秒でピストンわ運動します。12の理
論推力わ、100×50×2=10000KGメーター
秒です。実効推力わ2分の1故に5000KGメーター
秒の出力となります。本機関の起動時の入力わ、機関停
止時の減圧流体の放出量に比例します。
【0016】通常油圧回路の減圧放出量わシリンダー全
加圧容積の10分の1であり、本機関の加圧容積わ15
リッターゆえに、多い目にみて2リッターです。起動時
わ瞬時の昇圧を必要とします、2リッター秒の吐出量の
ポンプの設置が要求されます、50KG、2リッター秒
の入力わ約30馬力です。
【0017】尚、本機関わ頻繁に起動、停止を繰り返す
故に、起動入力の更なる省力方式として、低圧、高圧の
2段ポンプの設置、可変圧力、可変流量ポンプ等の設
置、減圧時の流体吸収シリンダー等の2段階入力方式が
有効です。2段階加圧方式とした場合、入力消費量を更
に3分の1以下とすることが可能となります。
【0018】以上が構造と運動の説明ですが、入出力を
比較して如何に優れた効率の期待し得るものです。回流
回路の流量の調整により速度制御が可能です。以上の説
明の基本構造により回流運動わ成立します。
【0019】亦、小型ポンプ、アキュムレーター、ダイ
ナモ、バッテリー等の付設により、独立としたエンジン
としての使用が可能です。尚、図2において回路の1部
を省略しています。
【0020】
【発明の効果】効率について再度説明します。通常の油
圧回路により、内容積10リッター、ストローク100
センチの単体シリンダーを、秒速2メーターで、50キ
ログラムの加圧推力を保持した状態で運動するに要する
ポンプ入力わ、20リッター秒の吐出量故に、200馬
力を必要とします。本発明においてわ、シリンダーの使
用数わ多くなりますが、回流効果により起動時入力2リ
ッター秒で可能となる故に、30馬力で可能です、更
に、2段階加圧とすれば更に入力わ減少します。
【0021】本発明の回流圧力機関の運動原理の提供
わ、以上の説明の如く、入力効率わ従来の油圧機関の数
倍を可能とし、故に、用途も多様でありプレス、リフ
ト、射出整形機、土木機械等の往復動機関を始め、車
両、船舶等の推進機関、発電機の駆動原動機として省エ
ネルギー問題と環境に貢献する重要な発明です。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の構造動作説明図です。
【図2】第1実施例の構造動作説明図です。
【符号の説明】 1 原動機 2 低圧ポンプ 3 高圧ポンプ 4 高圧弁 5 前進弁 6 後退弁 7 前進加圧回路 8 後退加圧回路 9 前進回流回路 10 後退回流回路 11 吐出用シリンダー 12 推進用シリンダー 13 対抗用シリンダー 14 対抗用シリンダー 15 対抗軸固定アーム 16 天秤軸 17 天秤支点 18 推進軸固定対抗軸 19 移動対抗軸 20 本体フレーム 21 集合軸着点 22 前進時加圧推力の方向 23 前進時の運動方向 24 推進軸 25 出力ラック軸 26 一方向回転クラッチ付き歯車 27 出力軸 28 後退端末 29 前進端末 30 前進運動方向
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】削除 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 回流圧力機関の運動原理
【特許請求の範囲】
【請求項 1】推進用シリンダーと、吐出用シリンダー
の推力を対抗する如く配置し。更に、吐出用シリンダー
の推力に対抗する、複数の対抗用シリンダーを、吐出用
シリンダー等に概ね並行に設置し。複数の対抗用シリン
ダーの推力を、空転軸とした歯車、クランクホイル、天
秤、滑車等を介して、吐出用シリンダー推力に対抗させ
る機構とする。更に、推進運動に連動して対抗シリンダ
ー相互の相対運動をする構造とする。等加圧により、吐
出用シリンダー内部流体を推進シリンダーえ回流させ、
推進運動を発生させて成る、流体圧力を主入力とする回
流圧力機関の運動原理。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の理用分野】本発明は、流体機関に関するもの
である。圧力を主入力として運動する流体回流機関と運
動原理の提供を目的とする。
【0002】
【従来の技術】現在、圧力を入力とする差動機関の高度
の完成品わ提供されていません。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】差動回流機関の問題点
わ、流体シリンダーの等加圧において、吐出用シリンダ
ーの逆推力を如何に減少させるかが課題です。
【0004】
【課題を解決するための手段】吐出用シリンダーの逆推
力の減少方式としてわ、吐出用シリンダーに並行して複
数の対抗シリンダーを設置し、合計推力を空転移動軸と
した歯車、クランク等を介して吐出用シリンダー推力に
対抗させ、更に、推進運動に連動して対抗シリンダー相
互の相対運動をさせることにより問題を解決しました。
【0005】空転ホイルの介在方式にわ、ラック歯車、
ローラー、天秤、滑車、等の着力点方式が可能です。対
抗シリンダーの相対運動の発生方式においても、歯車、
クランクホイル、ローラー、天秤、滑車、差動補肋シリ
ンダー等の使用が可能です。
【0006】
【作用】上記の機構を使用した等加圧回路により、推力
を対抗するシリンダーの片側を、対抗シリンダーの推力
により対抗中和した場合、対抗中和されない側のシリン
ダーわ推進力を発生し、シリンダーエンドまで推進運動
を続行します。運動中わ、推力を対抗中和した吐出用シ
リンダーの内部流体の回流により、推進シリンダーわ充
填される故に、ポンプよりの流体の流入を必要とせず、
加圧圧力を主入力として推進運動を連続します。
【0007】上記の、列記した基本構造による、等加圧
においての回流運動の発生現象わ本機関の運動原理であ
り、本発明の構造の特徴てす。図1と図2の実施例によ
り構造と運動について説明します。
【0008】
【実施例】図1、図2の実施例わ、対抗シリンダーの着
力点をクランクホイル方式とし、対抗シリンダーの相対
運動をラック歯車型とした往復動機関です。図1わ、2
4の推進軸が、30の左方向えの起動時の状態であり、
図2わ、前進方向、左方向端末に到達した状態を示して
います。
【0009】始めに5の前進弁をONにし、7の回路を
等加圧すれば、11、12、13、14のシリンダーの
斜線部分の等加圧となり、各々22の示す方向に推力を
発生します。11と12のシリンダーわ相互に牽引しあ
っていますが、13、14のシリンダーわ共に前進方向
に、15のクランクホイルを押つけています。
【0010】11と12のシリンダーの受圧面積を10
0平方センチとし、ストロークを100センチとしてあ
り。13、14のシリンダー受圧面積を50平方セン
チ、ストロークを100センチと設定しています。
【0011】従って、11の吐出用シリンダーの逆推力
わ13、14対抗シリンダーの合計の前進方向の推力に
より中和消失します。故に、12の推進用シリンダーの
みの推力の発生となり、24の推進軸わ30の方向に前
進します。推力の中和現象を言い替えれば、30の方向
の推力わ、推進用シリンダーと対抗用シリンダー推力を
合計して、吐出用シリンダーの逆推力2倍となる故に、
推力の差において推進運動わ発生するといえます。
【0012】12の推進シリンダーの30の方向の前進
運動において、必要流体を対抗する、11の吐出用シリ
ンダーよりの回流による補充により運動を連続する故
に、ポンプよりの流体の流入を用せず、加圧圧力の入力
により運動を連続します。24の推進軸と共に15のク
ランクホイルわ前進しますが、21の空転軸により回転
わしません、但し、16のラック歯車の作用により、1
9のクランク軸わ後退運動となり15わ、回転しつつ前
進します。
【0013】更に、13と14のピストン軸わ相対運動
となります。14のピストン軸わ前進方向の推力を保持
しつつ滑らかな後退となる現象わ、9の回流回路の設置
効果と21の空転軸の作用によります。前進端に到達
し、図2示す状態となればリミットスイッチ等で位置を
検出し、5の前進弁をOFとし、減圧放出が終われば6
の後退弁をONにすれば、前進運動と同一原理により後
退運動を開始します。28の後退位置に復帰すれば、6
の弁をOFとし、再び先の手順を繰り返すことにより、
往復の運動サイクルを連続します。
【0014】出力わ26の一方向回転クラッチを通じ2
7の出力軸に伝達します。出力わ推進シリンダーの受圧
面積と圧力と回流の速度に比例します。回流回路の配管
断面積を20平方センチとした場合、50キログラムの
加圧の流体速度わ秒速10メーターわ可能です。従っ
て、回流回路の1秒間の流体の移動量わ20リッターで
す。
【0015】12の推進用シリンダーの容積わ10リッ
ター故に、0、5秒でピストンわ運動します。従ってピ
ストン速度わ2メーター秒となります。12の理論推力
わ、100×50×2=10000KGメーター秒で
す。実効推力わ2分の1故に5000KGメーター秒の
出力となります。
【0016】本機関の起動時の入力わ、機関停止時の減
圧流体の放出量に比例します。通常油圧回路の減圧放出
量わシリンダー全加圧容積の10分の1であり、本機関
の加圧容積わ15リッターゆえに、多い目にみて2リッ
ターです。起動時わ瞬時の昇圧を必要とします、2リッ
ター秒の吐出量のポンプの設置が要求されます、50K
G、2リッター秒の入力わ約30馬力です。
【0017】尚、本機関わ頻繁に起動、停止を繰り返す
故に、起動入力の更なる省力方式として、低圧、高圧の
2段ポンプの設置、可変圧力、可変流量ポンプ等の設
置、減圧時の流体吸収シリンダー等の2段階入力方式が
有効です。2段階加圧方式とした場合、起動時入力消費
量を更に3分の1以下とすることが可能となります。
【0018】以上が構造と運動の説明ですが、入出力を
比較して如何に優れた効率を期待し得るかわ明らかで
す。回流回路の流量の調整により速度制御が可能です。
亦、18、19のクランクの、対抗シリンダー着力点方
式をラック歯車方式、天秤方式、滑車方式等とすること
も可能です。亦、16のラック歯車による相対運動発生
機構においても、天秤、クランク、滑車による差動方式
が可能です。
【0019】亦、小型ポンプ、アキュムレーター、ダイ
ナモ、バッテリー等の付設により、独立としたエンジン
としての使用が可能です。尚、図2において回路の1部
を省略しています。
【0020】
【発明の効果】効率について再度説明します。通常の油
圧回路により、内容槓10リッター、ストローク100
センチの単体シリンダーを、秒速2メーターで、50キ
ログラムの加圧推力を保持した状態で高速運動をするに
要するポンプ入力わ、20リッター秒の吐出量故に、2
00馬力を必要とします。本発明においてわ、シリンダ
ーの使用数わ多くなりますが、回流効果により起動時入
力2リッター秒で可能となる故に、30馬力で可能で
す、更に、2段階加圧とすれば更に入力わ減少します。
【0021】本発明の回流圧力機関の運動原理の提供
わ、以上の説明の如く、入力効率わ従来の油圧機関の数
倍を可能とし、故に、用途も多様でありプレス、リフ
ト、射出整形機、土木機械等の往復動機関を始め、車
両、船舶等の推進機関、発電機の駆動原動機として省エ
ネルギー問題と環境に貢献する重要な発明です。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の構造動作説明図です。
【図2】第1実施例の構造動作説明図です。
【符号の説明】 1 原動機 2 低圧ポンプ 3 高圧ポンプ 4 高圧弁 5 前進弁 6 後退弁 7 前進加圧回路 8 後退加圧回路 9 前進回流回路 10 後退回流回路 11 吐出用シリンダー 12 推進用シリンダー 13 対抗用シリンダー 14 対抗用シリンダー 15 クランクホイル 16 ラック歯車 17 ラック歯車固定軸 18 対抗クランク軸 19 対抗クランク軸 20 本体フレーム 21 空転ホイル軸 22 前進時加圧推力の方向 23 前進時の運動方向 24 推進軸 25 出力ラック軸 26 一方向回転クラッチ付き歯車 27 出力軸 28 後退端末 29 前進端末 30 前進運動方向
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年3月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 回流圧力機関の運動原理
【特許請求の範囲】
【請求項 1】推進用シリンダーと吐出用シリンダーの
推力を対抗する如く配置する。更に、吐出用シリンダー
の推力に対抗して、支点軸を固定とした、天秤軸か固定
軸とした、減速歯車とラック軸か減速ローラーと平滑軸
か等を介在させ、Y字型、T字型、傘型、V字型、L字
型等のシリンダーのつりあい配置を設置する。各シリン
ダーの等加圧において、シリンダー内部流体の相互の回
流により、加圧圧力を主入力とる運動として成る、回流
圧力機関の運動原理。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の理用分野】本発明は、流体機関に関するもの
である。本発明は、省入力回流圧力機関の構造と運動原
理の提供を目的とする。
【0002】
【従来の技術】現在、圧力を主入力として運動をする流
体機関においてわ、複雑な構造故に、機関の製造行程に
おいて、解決すべき課題となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】問題点とわ、簡潔な機
構と正確な回流運動発生構造の開発にあります。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においてわ、吐出
用シリンダーの推力に対抗して、支点軸を固定とした天
秤、回転軸を固定とした減速歯車、減速ローラー、減速
滑車等を介して、Y字型、L字型、T字型、傘型等のシ
リンダーのつりあい配置とすることにより、効率の高い
復元力による吐出用シリンダーの推力を減少させ、推進
シリンダーの推進力を発現させる方式とした点が特徴で
す。
【0005】
【作用】本機関の運動発生についてわ図1の実施例に示
す如く、11、12のシリンダーピストン軸わ14の天
秤軸を介して対抗していますが出力わ零です。次に、1
2の吐出用シリンダーの着力点と、13の固定支点との
中間の14の位置に、28、29、30のY字型シリン
ダーのつりあい位置復元推力を加圧しています。支点か
ら着力点に至る距離わ、2対1の差がありますが、受圧
面積を2倍としている故に12と28の推力わ同等の対
抗となります。
【0006】天秤における固定支点、減速歯車等の固定
軸の効果わ、つりあい配置シリンダーの着力点の減速位
置の選定により、運動ストロークを短縮し、ストローク
の推進に有効な部分を選択することが、従来の移動支点
に比較して確実に可能となる点にあります。従って、つ
りあい配置推力と12のシリンダーの推力わ同等故に、
零出力となります。故に、11の推進用シリンダーわ推
力わ全開となり、16の推進軸わ21の方向に前進運動
を発生します。前進中わ18のピストンわ後退方向に移
動する故に、12の内部流体わ9の回流回路を通じ11
え等容積移動となります。故に、ポンプよりの流体の流
入を必要としない加圧のみの入力による推進運動が成立
します。
【0007】つりあい配置シリンダーにおいても、2
9、30の内部流体わ9の回流回路を通じ28の主シリ
ンダーえ等容積回流となる故に、ポンプよりの流体の流
入を必要とせず、圧力のみ入力による省入力推進運動が
成立します。但し、つりあい配置の場合29、30のピ
ストン軸が垂直に近くなるにしたがいアキユムレーター
よりの流体の流入を必要とする点があります。故に、ス
トロークの運動角度、位置の選択が重要となります。本
機関の出力わ、11のシリンダーの全推力を理論出力と
して取出しが可能であり、受圧面積X加圧圧力Xピスト
ンの速度、により算出されます。ピストン速度わ、1秒
間の回流容積に比例します。更に、回流容積わ回流配管
の口径に比例します。
【0008】加圧圧力を入力とする運動の入力効率わ、
従来の流体機関の数十倍の省力効果が可能です。但し、
起動時において、シリンダー内部に流体を充満させてわ
いますが、昇圧用入力として、全シリンダー容積の10
パーセントの流体の流入が必要です。故に、低圧、高圧
の2段ポンプを設置するか、可変圧力ポンプ設置によ
り、2段階加圧とすれば起動時の省入力が可能となりま
す。以上が、天秤作用の回流運動発生の原理の説明で
す。
【0009】
【実施例】実施例わ、天秤軸を介在させた方式の往復動
型機関であり、図1わ16推進軸が、左方向、前進方向
えの起動時の状態であり、図2わ21の方向の前進端に
到達した状態を示しています。 始に、2のポンプを駆
動し、次に、5の前進弁をONにすると7の回路を加圧
し、11、12のシリンダーの斜線の前進部分が等加圧
となり、推力わ同一故に動かない状態です。更に、2
8、29、30のシリンダーの斜線部分が等加圧とな
り、19の軸着点わ右方向に復元運動を発生します。
【0010】つりあいシリンダーの復元推力により、1
2の吐出用シリンダー推力わ相殺される故に、11の推
進運動を発生し、16、の推進軸わ21の方向の前進運
動となります。運動時の、16、18のピストン軸わ相
対運動となり、12の内部流体わ11えの回流を発生す
る故にポンプよりの流体の流入を要しない、加圧圧力を
主入力とする運動となります。運動時の11のシリンダ
ーの出力わ、16の推進軸を通じ、26のクラッチ付き
歯車の一方向回転として27の出力軸に伝達されます。
【0011】前進端に到達すれば、図2に示す状態とな
り、リミットスイッチ等により位置を検出し、5の弁を
OFにし、7の回路を減圧します。減圧においてわ、シ
リンダー内部流体の10パーセントの放出により可能と
なります。従って、起動時の入力わ10パーセントの流
体の加圧流入が必要です。10パーセントとわいえ、頻
繁に起動、停止を繰り返す往復動機関においてわ出力効
率えの影響わ甚大です。
【0012】故に、起動時入力の省力方式として2段階
加圧方式が有効です。始めに、8パーセント程度を低圧
で流入し、残りの2パーセントを高圧加圧とすれば、起
動時の消費入力を、数分の1とすることが可能です。上
記の2段階加圧により6の後退弁を加圧し、8の後退側
回路により、11、12のシリンダーの後退側の等加圧
すれば、16の推進軸わ前進時と同一原理により、後退
運動に変化します。
【0013】後退位置に復帰すれば、6の弁をOFと
し、再び5の前進弁のONによる2段階の加圧により前
進運動に移行します、以上の手順の繰り返しにより、往
復運動サイクルを連続します。以上わ、実施例の構造と
運動の概要の説明です。
【0014】以上の説明の如く、本機関わ流体の加圧圧
力を主入力とする故に、起動時の消費とアキュムレータ
ー消費を差引きしても、従来の流体機関の出力効率に比
較して数倍となる、極めて高い出力効率が予測される原
動機関の提供といえます。亦、実施例の運動行程におい
て、切り替え時の放出休止タイムロスを無くする方式と
して実施例機構の2組以上による交互起動方式の並列設
置が有効です。亦、吐出用シリンダーえの対抗方式とし
て、ローラーと平滑移動面か、歯車とラック軸、滑車と
ワイヤー等を介在さす製造方式が可能です。つりあい配
置推力の、天秤、歯車等を介在しない、直接対抗方式も
可能です。
【0015】尚、回流回路の流量調整弁による速度制御
が可能です。尚、小型ポンプ、アキュムレーター、ダイ
ナモ、バッテリー等の付設により、独立としたエンジン
としての使用が可能となります。亦、本機関の片方向運
動を使用し、他の機械と併用する方式も可能です。亦、
つりあい配置に背圧加圧シリンダーを増設すればアキュ
ムレーター効率わ上昇します。
【発明の効果】本発明の回流圧力機関わ圧力を主入力と
する故に、従来の原動機関に比較して、入力効率わ極め
て優れている故に、多様な用途が可能となります。回流
圧力機関の用途として、プレス、リフト、射出成形機、
土木機械 等の往復運動機関を始め、車両、船舶等の推
進機関、発電機、冷凍機等の駆動原動機としても省エネ
ルギー問題に貢献する重要な発明です。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構造動作説明図です。
【図2】実施例の構造動作説明図です。
【符号の説明】 1 原動機 2 可変圧力ポンプ 3 チェック弁 4 高圧弁 5 前進弁 6 後退弁 7 前進加圧回路 8 後退加圧回路 9 前進回流回路 10 後退回流回路 11 推進シリンダー 12 吐出シリンダー 13 天秤支点 14 つりあい推力着力点 15 天秤軸 16 推進軸 17 つりあい推力軸 18 吐出軸 19 つりあい軸着点 20 本体フレーム 21 前進時の運動方向 22 前進時の推力の方向 23 回転方向 24 後退位置 25 前進位置 26 1方向クラッチ付歯車 27 出力軸 28 主つりあいシリンダー 29 補助つりあいシリンダー 30 補助つりあいシリンダー 31 アキュムレーター
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項 1】推進用シリンダーと、吐出用シリンダー
    の推力を対抗する如く配置し。更に、吐出用シリンダー
    の推力に対抗する、対抗用シリンダーを設置する。対抗
    シリンダーの機構を、推進及び吐出用シリンダー等に並
    行配置として、対抗用シリンダー相互の回流機構として
    対抗させるか。矢型、Y字型、T字型、V字型、L字型
    等のつりあい配置の対抗機構等として、吐出用シリンダ
    ー推力に対抗する構造とする。各シリンダーの等加圧に
    より、推進シリンダーに推進運動を発生させて成る省入
    力回流圧力機関の運動原理。
JP30232797A 1997-09-29 1997-09-29 回流圧力機関の運動原理 Pending JPH11101178A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012231619A (ja) * 2011-04-27 2012-11-22 Mitsubishi Electric Corp 絶縁ワニス含浸処理装置及び含浸処理方法並びに回転電気機械の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012231619A (ja) * 2011-04-27 2012-11-22 Mitsubishi Electric Corp 絶縁ワニス含浸処理装置及び含浸処理方法並びに回転電気機械の製造方法

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