JPH0948269A - シート回転係止機構 - Google Patents
シート回転係止機構Info
- Publication number
- JPH0948269A JPH0948269A JP22251895A JP22251895A JPH0948269A JP H0948269 A JPH0948269 A JP H0948269A JP 22251895 A JP22251895 A JP 22251895A JP 22251895 A JP22251895 A JP 22251895A JP H0948269 A JPH0948269 A JP H0948269A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- seat
- groove
- annular holder
- locking piece
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的はシートの回転機構の強度を向上
せしめることにある。 【構成】シート20の基台21上面と円環状ホルダー2
4との間に形成されるガイド溝26にシート20を支持
する回転枠27の内周フランジ28を摺動可能に嵌着
し、該円環状ホルダー24の外周から形成した斜面24
Aに設けた係止溝34に該回転枠27の外周に形成した
斜面27Aに設けた摺動溝35に常時摺動可能に嵌合し
ている係止片32を滑り込ませ該係止片32の両側の係
止面32Aを該係止溝34の両縁に当接させることによ
って回転枠27即ちシート20の回転を係止する。
せしめることにある。 【構成】シート20の基台21上面と円環状ホルダー2
4との間に形成されるガイド溝26にシート20を支持
する回転枠27の内周フランジ28を摺動可能に嵌着
し、該円環状ホルダー24の外周から形成した斜面24
Aに設けた係止溝34に該回転枠27の外周に形成した
斜面27Aに設けた摺動溝35に常時摺動可能に嵌合し
ている係止片32を滑り込ませ該係止片32の両側の係
止面32Aを該係止溝34の両縁に当接させることによ
って回転枠27即ちシート20の回転を係止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば自動車等に設
置される回転シートの回転係止機構に関するものであ
る。
置される回転シートの回転係止機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】回転シートにあっては図5に示すように
自動車の床上に設置される基台(1) の上面中央円孔(2)
の周縁フランジ(3) 上に円環状ホルダー(4) をビス(5)
等によって取付け、該周縁フランジ(3) と該円環状ホル
ダー(4) との間に円環状のガイド溝(6) を形成し、該ガ
イド溝(6) に回転枠(7) の内側円環状フランジ(8) を摺
動可能に嵌着し、該回転枠(7) にシートの座部を設置す
る。回転シートは例えば前向き状態と後向き状態とにお
いて回転を係止されるが、従来はシートの座部側に取付
けたブラケット(9) の軸受(10)に係止片(11)の軸(13)を
支持せしめ、該係止片(11)先端部の爪(12)を該円環状ホ
ルダー(4) の所定箇所に設けた係止溝(14)と該回転枠
(7) に設けた係止孔(15)とに上方から係合することによ
ってシート回転を係止する構成が提供されている(特開
昭59−14528号)。
自動車の床上に設置される基台(1) の上面中央円孔(2)
の周縁フランジ(3) 上に円環状ホルダー(4) をビス(5)
等によって取付け、該周縁フランジ(3) と該円環状ホル
ダー(4) との間に円環状のガイド溝(6) を形成し、該ガ
イド溝(6) に回転枠(7) の内側円環状フランジ(8) を摺
動可能に嵌着し、該回転枠(7) にシートの座部を設置す
る。回転シートは例えば前向き状態と後向き状態とにお
いて回転を係止されるが、従来はシートの座部側に取付
けたブラケット(9) の軸受(10)に係止片(11)の軸(13)を
支持せしめ、該係止片(11)先端部の爪(12)を該円環状ホ
ルダー(4) の所定箇所に設けた係止溝(14)と該回転枠
(7) に設けた係止孔(15)とに上方から係合することによ
ってシート回転を係止する構成が提供されている(特開
昭59−14528号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成ではシー
トの回転係止は係止片(11)の爪(12)のエッジが円環状ホ
ルダー(4) の係止溝(14)の両縁に当接することによって
行なわれるが、該爪(12)のエッジに回転力が集中するこ
とになり、特に該係止片(11)の爪(12)が円環状ホルダー
(4) の係止溝(14)にのみ係合している場合には大きな回
転力が集中し、該爪(12)が変形するおそれがあった。ま
た該係止片(11)の爪(12)が該円環状ホルダー(4) の係止
溝(14)に上方から飛び込むために爪(12)と係止溝(14)の
精密な位置合わせが困難であり、爪(12)と係止溝(14)間
のがたつきを完全になくすことが出来ない。
トの回転係止は係止片(11)の爪(12)のエッジが円環状ホ
ルダー(4) の係止溝(14)の両縁に当接することによって
行なわれるが、該爪(12)のエッジに回転力が集中するこ
とになり、特に該係止片(11)の爪(12)が円環状ホルダー
(4) の係止溝(14)にのみ係合している場合には大きな回
転力が集中し、該爪(12)が変形するおそれがあった。ま
た該係止片(11)の爪(12)が該円環状ホルダー(4) の係止
溝(14)に上方から飛び込むために爪(12)と係止溝(14)の
精密な位置合わせが困難であり、爪(12)と係止溝(14)間
のがたつきを完全になくすことが出来ない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、基台(21)の上面に円環状
ホルダー(24)を取付け、該円環状ホルダー(24)と該基台
(21)上面との間に円環状のガイド溝(26)を形成し、該ガ
イド溝(26)にシート(20)を支持する回転枠(27)の内周フ
ランジ(28)を摺動可能に嵌着し、該回転枠(27)上にシー
ト(20)の座部を設置したシート回転機構において、該回
転枠(27)の外周に斜面(27B) を形成し、該円環状ホルダ
ー(24)の外周には該回転枠(27)の斜面(27B) に沿う形状
の斜面(24A) を形成し、該円環状ホルダー(24)の斜面(2
4A) の所定箇所には外周から係止溝(34)を形成し、該回
転枠(27)側に回転枠(27)の法線方向に回動可能に取付け
該回転枠(27)の斜面(27B) に形成した摺動溝(35)に常時
摺動可能に嵌合している係止片(32)を該円環状ホルダー
(24)の係止溝(34)に外側から係合することによって該回
転枠(27)の回転を係止するシート回転係止機構を提供す
るものであり、更に該円環状ホルダー(24)の係止溝(34)
は外周に向かって巾を増大するテーパー形状とされてお
り、該係止溝(34)の最大巾W1 は該係止片(32)の巾Wよ
りも大きく、該係止溝(34)の最小巾W2 は該係止片(32)
の巾Wよりも小さく設定されているシート回転係止機構
を提供するものである。
を解決するための手段として、基台(21)の上面に円環状
ホルダー(24)を取付け、該円環状ホルダー(24)と該基台
(21)上面との間に円環状のガイド溝(26)を形成し、該ガ
イド溝(26)にシート(20)を支持する回転枠(27)の内周フ
ランジ(28)を摺動可能に嵌着し、該回転枠(27)上にシー
ト(20)の座部を設置したシート回転機構において、該回
転枠(27)の外周に斜面(27B) を形成し、該円環状ホルダ
ー(24)の外周には該回転枠(27)の斜面(27B) に沿う形状
の斜面(24A) を形成し、該円環状ホルダー(24)の斜面(2
4A) の所定箇所には外周から係止溝(34)を形成し、該回
転枠(27)側に回転枠(27)の法線方向に回動可能に取付け
該回転枠(27)の斜面(27B) に形成した摺動溝(35)に常時
摺動可能に嵌合している係止片(32)を該円環状ホルダー
(24)の係止溝(34)に外側から係合することによって該回
転枠(27)の回転を係止するシート回転係止機構を提供す
るものであり、更に該円環状ホルダー(24)の係止溝(34)
は外周に向かって巾を増大するテーパー形状とされてお
り、該係止溝(34)の最大巾W1 は該係止片(32)の巾Wよ
りも大きく、該係止溝(34)の最小巾W2 は該係止片(32)
の巾Wよりも小さく設定されているシート回転係止機構
を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1〜図
4に示す。回転シート(20)の基台(21)は自動車の床F上
に設置され、該基台(21)の上面には中央円孔(22)が設け
られ、該中央円孔(22)の周囲には二つの段部(23A,23B)
を形成した周縁フランジ(23)が設けられている。該基台
(21)の周縁フランジ(23)上にはビス(25)等によって円環
状ホルダー(24)が取付けられており、該円環状ホルダー
(24)の外周からは上方に向かって斜面(24A) が延設され
ており、該円環状ホルダー(24)と該基台(21)の周縁フラ
ンジ(23)との間には段部(23B) による空隙であるガイド
溝(26)が形成されている。
4に示す。回転シート(20)の基台(21)は自動車の床F上
に設置され、該基台(21)の上面には中央円孔(22)が設け
られ、該中央円孔(22)の周囲には二つの段部(23A,23B)
を形成した周縁フランジ(23)が設けられている。該基台
(21)の周縁フランジ(23)上にはビス(25)等によって円環
状ホルダー(24)が取付けられており、該円環状ホルダー
(24)の外周からは上方に向かって斜面(24A) が延設され
ており、該円環状ホルダー(24)と該基台(21)の周縁フラ
ンジ(23)との間には段部(23B) による空隙であるガイド
溝(26)が形成されている。
【0006】(27)は回転シート(20)を支持している回転
枠であり、該回転枠(27)は円環状であって内周には内周
フランジ(28)が設けられており、該回転枠(27)は該フラ
ンジ(28)を該基台(21)のガイド溝(26)に摺動可能に嵌着
することによって、該基台(21)に回転可能に取付けられ
ており、該回転枠(27)の上面(27A) と該フランジ(28)と
の間には斜面(27B) が形成されており、該斜面(27B) と
該円環状ホルダー(24)の斜面(24A) とは相互に沿った形
状とされている。
枠であり、該回転枠(27)は円環状であって内周には内周
フランジ(28)が設けられており、該回転枠(27)は該フラ
ンジ(28)を該基台(21)のガイド溝(26)に摺動可能に嵌着
することによって、該基台(21)に回転可能に取付けられ
ており、該回転枠(27)の上面(27A) と該フランジ(28)と
の間には斜面(27B) が形成されており、該斜面(27B) と
該円環状ホルダー(24)の斜面(24A) とは相互に沿った形
状とされている。
【0007】該回転枠(27)の上面(27A) の所定箇所には
ブラケット(29)がボルト(30)等によって取付けられてお
り、該ブラケット(29)の軸受(31)には係止片(32)の軸(3
3)が回動可能に支持されており、該係止片(32)は該回転
枠(27)の斜面(27B) に形成されている摺動溝(35)に常時
嵌合し、そして図2に示すように回転枠(27)の法線方向
イに回動可能にされ、該円環状ホルダー(24)の斜面(24
A) 所定箇所に外周から形成されている係止溝(34)と係
合するようにされている。
ブラケット(29)がボルト(30)等によって取付けられてお
り、該ブラケット(29)の軸受(31)には係止片(32)の軸(3
3)が回動可能に支持されており、該係止片(32)は該回転
枠(27)の斜面(27B) に形成されている摺動溝(35)に常時
嵌合し、そして図2に示すように回転枠(27)の法線方向
イに回動可能にされ、該円環状ホルダー(24)の斜面(24
A) 所定箇所に外周から形成されている係止溝(34)と係
合するようにされている。
【0008】該係止片(32)は図3に示すように断面コの
字形であって両側に係止面(32A,32A) が設けられてお
り、軸(33)に被着されているスプリング(36)によって図
1矢印ロに示すように該円環状ホルダー(24)の係止溝(3
4)に外側から滑り込むように付勢されており、一方該円
環状ホルダー(24)の係止溝(34)は外周に向かって巾を拡
大するテーパー形状とされており、該係止溝(34)の最大
巾W1 は係止片(32)の巾Wよりも大きく、該係止溝(34)
の最小巾W2 は該係止片(32)の巾Wよりも小さく(W1
>W>W2 )設定されている。そして該係止片(32)の軸
(33)の先端には把手(33A) が設けられている。そして該
摺動溝(35)が該円環状ホルダー(24)の係止溝(34)と重な
る部分は該係止溝(34)の形状に適合するテーパー形状と
されている。そして該円環状ホルダー(24)の係止溝(34)
は図4に示すように左右一対設けられており、回転シー
ト(20)が前向き状態および後向き状態の時、該係止溝(3
4)のどちらかが該回転枠(27)の摺動溝(35)に重なるよう
に位置付けされている。
字形であって両側に係止面(32A,32A) が設けられてお
り、軸(33)に被着されているスプリング(36)によって図
1矢印ロに示すように該円環状ホルダー(24)の係止溝(3
4)に外側から滑り込むように付勢されており、一方該円
環状ホルダー(24)の係止溝(34)は外周に向かって巾を拡
大するテーパー形状とされており、該係止溝(34)の最大
巾W1 は係止片(32)の巾Wよりも大きく、該係止溝(34)
の最小巾W2 は該係止片(32)の巾Wよりも小さく(W1
>W>W2 )設定されている。そして該係止片(32)の軸
(33)の先端には把手(33A) が設けられている。そして該
摺動溝(35)が該円環状ホルダー(24)の係止溝(34)と重な
る部分は該係止溝(34)の形状に適合するテーパー形状と
されている。そして該円環状ホルダー(24)の係止溝(34)
は図4に示すように左右一対設けられており、回転シー
ト(20)が前向き状態および後向き状態の時、該係止溝(3
4)のどちらかが該回転枠(27)の摺動溝(35)に重なるよう
に位置付けされている。
【0009】上記構成において、回転シート(20)が前向
き状態と後向き状態との中間状態にある時は係止片(32)
は円環状ホルダー(24)の斜面(24A) の上縁に当接して該
回転枠(27)は回転可能な状態となっている。該回転シー
ト(20)が前向き状態または後向き状態になると上記した
ように回転枠(27)の摺動溝(35)が円環状ホルダー(24)の
係止溝(34)と重なり、係止片(32)はスプリング(36)の付
勢力によって自動的に該円環状ホルダー(24)の係止溝(3
4)に外側から滑り込む。この状態で該係止片(32)の両側
の係止面(32A,32A) が該円環状ホルダー(24)の係止溝(3
4)の両縁に当接し、該回転枠(27)の回転即ちシート(20)
は回転を係止する。該円環状ホルダー(24)の係止溝(34)
は上記したように外周に向かって巾を拡大するテーパー
形状であり、最大巾W1 は係止片(32)の巾Wよりも大き
く、最小巾W2 は該係止片(32)の巾Wよりも小さくされ
ているので、該係止片(32)と該係止溝(34)との間にはが
たつきが発生しない。シートの回転を係止する場合には
係止片(32)を外側から内側に回動させて、円環状ホルダ
ー(24)の斜面(24A) の所定箇所に外周から設けられてい
る係止溝(34)に滑り込ませる。該円環状ホルダー(24)の
係止溝(34)の一方の縁部を介して該係止片(32)に回転力
が及ぼされると、該回転力は該係止片(32)を介して直接
該回転枠(27)の摺動溝(35)の一方の縁部に伝達される。
したがって該係止片(32)に応力が集中せず変形が防止さ
れる。該円環状ホルダー(24)の係止溝(34)を外周に向か
って巾を増大するテーパー形状とし、該係止溝(34)の最
大巾W1 を該係止片(32)の巾Wよりも大きく、該係止溝
(34)の最小巾W2 を該係止片(32)の巾Wよりも小さく設
定すれば、該係止片(32)と該係止溝(34)との精密な位置
合わせの必要なく、該係止片(32)と該係止溝(34)とのが
たつきを解消することが出来る。しかも本実施の形態で
は回転枠(27)の回転力は該円環状ホルダー(24)の係止溝
(34)の両縁から係止片(32)の係止面(32A,32A) に面的に
受止されるので、回転力の集中はなく係止片(32)は更に
変形しにくゝなる。把手(33A) によって軸(33)を回動さ
せ係止片(32)を該円環状ホルダー(24)の係止溝(34)から
離脱させると、該回転枠(27)即ちシート(20)は再び回転
可能となる。
き状態と後向き状態との中間状態にある時は係止片(32)
は円環状ホルダー(24)の斜面(24A) の上縁に当接して該
回転枠(27)は回転可能な状態となっている。該回転シー
ト(20)が前向き状態または後向き状態になると上記した
ように回転枠(27)の摺動溝(35)が円環状ホルダー(24)の
係止溝(34)と重なり、係止片(32)はスプリング(36)の付
勢力によって自動的に該円環状ホルダー(24)の係止溝(3
4)に外側から滑り込む。この状態で該係止片(32)の両側
の係止面(32A,32A) が該円環状ホルダー(24)の係止溝(3
4)の両縁に当接し、該回転枠(27)の回転即ちシート(20)
は回転を係止する。該円環状ホルダー(24)の係止溝(34)
は上記したように外周に向かって巾を拡大するテーパー
形状であり、最大巾W1 は係止片(32)の巾Wよりも大き
く、最小巾W2 は該係止片(32)の巾Wよりも小さくされ
ているので、該係止片(32)と該係止溝(34)との間にはが
たつきが発生しない。シートの回転を係止する場合には
係止片(32)を外側から内側に回動させて、円環状ホルダ
ー(24)の斜面(24A) の所定箇所に外周から設けられてい
る係止溝(34)に滑り込ませる。該円環状ホルダー(24)の
係止溝(34)の一方の縁部を介して該係止片(32)に回転力
が及ぼされると、該回転力は該係止片(32)を介して直接
該回転枠(27)の摺動溝(35)の一方の縁部に伝達される。
したがって該係止片(32)に応力が集中せず変形が防止さ
れる。該円環状ホルダー(24)の係止溝(34)を外周に向か
って巾を増大するテーパー形状とし、該係止溝(34)の最
大巾W1 を該係止片(32)の巾Wよりも大きく、該係止溝
(34)の最小巾W2 を該係止片(32)の巾Wよりも小さく設
定すれば、該係止片(32)と該係止溝(34)との精密な位置
合わせの必要なく、該係止片(32)と該係止溝(34)とのが
たつきを解消することが出来る。しかも本実施の形態で
は回転枠(27)の回転力は該円環状ホルダー(24)の係止溝
(34)の両縁から係止片(32)の係止面(32A,32A) に面的に
受止されるので、回転力の集中はなく係止片(32)は更に
変形しにくゝなる。把手(33A) によって軸(33)を回動さ
せ係止片(32)を該円環状ホルダー(24)の係止溝(34)から
離脱させると、該回転枠(27)即ちシート(20)は再び回転
可能となる。
【0010】
【発明の効果】本発明ではシートの回転係止機構に回転
力集中箇所が存在しないので、変形や破損が防止され、
またがたつきも解消することが出来る。
力集中箇所が存在しないので、変形や破損が防止され、
またがたつきも解消することが出来る。
図1〜図4は本発明の一実施の形態を示すものである。
【図1】シート回転機構部分正断面図
【図2】回転係止機構部分斜視図
【図3】係止片部分斜視図
【図4】回転機構平面図
【図5】従来の回転係止機構部分斜視図
20 シート 21 基台 24 円環状ホルダー 24A 斜面 26 ガイド溝 27 回転枠 27B 斜面 28 内周フランジ 32 係止片 32A 係止面 34 係止溝 35 摺動溝
Claims (2)
- 【請求項1】基台の上面に円環状ホルダーを取付け、該
円環状ホルダーと該基台上面との間に円環状のガイド溝
を形成し、該ガイド溝にシートを支持する回転枠の内周
フランジを摺動可能に嵌着し、該回転枠上にシートの座
部を設置したシート回転機構において、該回転枠の外周
に斜面を形成し、該円環状ホルダーの外周には該回転枠
の斜面に沿う形状の斜面を形成し、該円環状ホルダーの
斜面の所定箇所には外周から係止溝を形成し、該回転枠
側に回転枠の法線方向に回動可能に取付け該回転枠の斜
面に形成した摺動溝に常時摺動可能に嵌合している係止
片を該円環状ホルダーの係止溝に外側から係合すること
によって該回転枠の回転を係止することを特徴とするシ
ート回転係止機構 - 【請求項2】該円環状ホルダーの係止溝は外周に向かっ
て巾を増大するテーパー形状とされており、該係止溝の
最大巾は該係止片の巾よりも大きく、該係止溝の最小巾
は該係止片の巾よりも小さく設定されている請求項1に
記載のシート回転係止機構
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22251895A JPH0948269A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | シート回転係止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22251895A JPH0948269A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | シート回転係止機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0948269A true JPH0948269A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16783690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22251895A Withdrawn JPH0948269A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | シート回転係止機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0948269A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1659021A3 (en) * | 2004-11-19 | 2010-02-24 | Jany A/S | Lockable turntable for a seat |
-
1995
- 1995-08-07 JP JP22251895A patent/JPH0948269A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1659021A3 (en) * | 2004-11-19 | 2010-02-24 | Jany A/S | Lockable turntable for a seat |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021105 |